JPH0420870Y2 - - Google Patents

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JPH0420870Y2
JPH0420870Y2 JP2001486U JP2001486U JPH0420870Y2 JP H0420870 Y2 JPH0420870 Y2 JP H0420870Y2 JP 2001486 U JP2001486 U JP 2001486U JP 2001486 U JP2001486 U JP 2001486U JP H0420870 Y2 JPH0420870 Y2 JP H0420870Y2
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arm
support member
gap
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rotation
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JP2001486U
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  • Control And Safety Of Cranes (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はワーク吊下げ装置を備えたアームを、
支柱に突設された支持部材に回転自在に軸支した
構成を有するジブクレーンの安全装置に関する。
(従来技術) 従来、例えば実開昭53−90378号公報に開示さ
れているように、ワーク吊下げ装置を備え、かつ
水平面内の所定の角度範囲内で回動自在のアーム
を有し、このアームを作業者が作動により回動さ
せて作業を行なうようになされた小型のジブクレ
ーンが知られている。ところでこのようなジブク
レーンのアームが、支柱に突設された支持部材に
吊下げ式に取付けられている場合、作業者がアー
ムを回動してアームと支持部材とが近接した場
合、アームと支持部材との間に、上方から見てほ
ぼ三角形状の間隙が形成され、この間隙に作業者
の手が挟まれるという問題があつた。
(考案の目的) そこで本考案は、基端を支柱に固定された支持
部材が水平方向に突出して設けられ、該支持部材
の先端に、ワーク吊下げ装置を備えたアームがほ
ぼ水平面内の所定の角度範囲内で回動自在に軸支
され、前記アームの回動により、該アームが前記
支持部材に近接した場合、前記アームと前記支持
部材との間に、上方から見てほぼ三角形状の間隙
が形成されるように構成されたクレーンにおい
て、前記間隙に作業者の手が挾まれるのを防止し
うる安全装置を提供することを目的とする。
(考案の構成) 本考案は、前記アームの前記所定の回動角度範
囲内において、上方から見て前記間隙のアーム回
動中心に近い側を閉鎖する板部材が前記アームと
前記支持部材との間に配設されてなることを特徴
とするものである。
(考案の効果) 本考案によれば、アームの回動によりアームが
支持部材に近接した場合でも、支持部材とアーム
との間に形成される上方から見てほぼ三角形状の
間隙のアーム回動中心に近い側を閉鎖する板部材
がアームと支持部材との間に配設されているので
この板部材によつて作業者の手が間隙の狭い部分
に入りこむのが阻止され、したがつて作業者の手
がアームと支持部材との間に挟まれるおそれが回
避される。
(実施例) 以下本考案の実施例について図面を参照して詳
細に説明する。
第1図は本考案の一実施例を概略的に示す側面
図、第2図はその平面図である。1はプレス成形
機で、その支柱2にクレーン取付用の支持部材3
が水平方向に突出して取付けられている。ジブク
レーン4は支持部材3の先端に吊下げ式に取付け
られており、そのアーム5は、水平面内の所定の
角度範囲θ内で回動自在に支持部材3に軸支され
た本体部6と、この本体部6に対して放射方向に
引出し可能なアーム部7とよりなる。アーム部7
の先端には滑車8が設けられ、この滑車8にかけ
られたワイヤ9に吊掛治具10が取付けられてい
る。11はワイヤ9を駆動するモータ、12はギ
ヤボツクス、13はこのジブクレーン4で吊下げ
られる金型である。
以上の構成は従来のものと同様であるが、本考
案においては上記構成に加えて、アーム5の本体
部6の上面と支持部材3の下面との間の位置にお
いて本体部6とともに回動しうる円板状の板部材
14が介装されている。この板部材14はアーム
5の回転中心と同心的に本体部6に取付けられて
おり、アーム5の回動によりその本体部6が支持
部材3に近接した場合に、支持部材3とアーム5
の本体部6との間に形成される上方から見てほぼ
三角形状の間隙15のアーム回動中心に近い側を
閉鎖して、間隙15のアーム回転方向の幅が所定
の幅d以下にまで狭められないように規制してい
る。このため、万一作業者の手が間隙15内に入
つて、従来の構成ではその手が支持部材3とアー
ム5の本体部6との間に挟まれるようになる場合
でも、作業者の手は板部材14に阻止されて間隙
15の狭い部分に入ることはできず、したがつて
作業者の手が支持部材3とアーム5の本体部6と
の間に挟まれるのを防止することができるのであ
る。
なお、上記実施例においては、板部材14とし
て、アーム5とともに回動する円板が用いられて
いるが、この板部材は円板に限定されるものでは
なく、支持部材3とアーム5の本体部6との間に
形成される上方から見てほぼ三角形状の間隙15
のアーム回動中心に近い側を閉鎖しうるようにな
された板部材を支持部材3側に固定しても本考案
の目的を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を概略的に示す側面
図、第2図はその平面図である。 1……プレス成形機、2……支柱、3……支持
部材、4……ジブクレーン、5……アーム、6…
…アームの本体部、7……アーム部、10……吊
掛治具、14……板部材、15……間隙。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 基端を支柱に固定された支持部材が水平方向に
    突出して設けられ、該支持部材の先端に、ワーク
    吊下げ装置を備えたアームがほぼ水平面内の所定
    の角度範囲内で回動自在に軸支され、前記アーム
    の回動により、該アームが前記支持部材に近接し
    た場合、前記アームと前記支持部材との間に、上
    方から見てほぼ三角形状の間隙が形成されるよう
    に構成されたクレーンにおいて、 前記アームの前記所定の回動角度範囲内におい
    て、上方から見て前記間隙のアーム回動中心に近
    い側を閉鎖する板部材が前記アームと前記支持部
    材との間に配設されてなることを特徴とするクレ
    ーンの安全装置。
JP2001486U 1986-02-17 1986-02-17 Expired JPH0420870Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001486U JPH0420870Y2 (ja) 1986-02-17 1986-02-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001486U JPH0420870Y2 (ja) 1986-02-17 1986-02-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62133592U JPS62133592U (ja) 1987-08-22
JPH0420870Y2 true JPH0420870Y2 (ja) 1992-05-13

Family

ID=30815130

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001486U Expired JPH0420870Y2 (ja) 1986-02-17 1986-02-17

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JP (1) JPH0420870Y2 (ja)

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JPS62133592U (ja) 1987-08-22

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