JPH0626521U

JPH0626521U - 装身具に付着具備させる開閉自在の蓋付きボックス

Info

Publication number: JPH0626521U
Application number: JP7242892U
Authority: JP
Inventors: 久美峯村
Original assignee: 久美峯村; 松本健次
Priority date: 1992-09-07
Filing date: 1992-09-07
Publication date: 1994-04-12

Abstract

(57)【要約】【目的】装身具に開閉自在の蓋付きボックスをつける
事により、ボックスからの天然石、合成石の着脱が出来
る。よって、一つの装身具で色々な石のつけ替えが可能
になりファッション性、経済性にも優れたものである。【構成】本考案の蓋付きボックスを各種装身具に付着
具備させる。蓋付きボックスは、装身具の種類により固
定又は、着脱可能にし、形状は自在である。又、蓋は片
開きにするため、ボックスの底面と蓋の一部分を係止具
で係着させ対面部分に蓋の開きを封じる為の係止部を設
ける。更に、蓋の縁の一部に凸状部を数箇所設け、ボッ
クス内に挿入した天然石、合成石を押圧し固定させる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、装身具に付着具備する開閉自在の蓋付きボックスに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の装身具に具備している天然石、合成石等は、装身具の金属部と固着されたものである。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、従来の装身具に具備している天然石、合成石を金属部に固着せず、蓋付きボックス内に天然石、合成石を挿入する事で天然石、合成石のみ着脱でき又は、装身具の金属部と蓋付きボックスとの着脱もできる。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、従来の装身具の一部分に開閉自在の蓋つきボックスを付着又は、吊着させ、このボックス内に天然石、合成石を挿入しボックスの蓋でこれらの石を押圧する。

【０００５】装身具の種類によっては、本考案の蓋付きボックスの着脱を必要とする場合は、このボックスと天然石、合成石を挿入した状態で着脱でき又、蓋付きボックスの固定を必要とした場合は、ボックスの蓋を開けて天然石、合成石だけを着脱するものである。

【０００６】

【作用】

蓋付きボックス内に挿入した天然石、合成石は、ボックス内に固定させるにはボックスの蓋の縁と縁の凸状部で押圧するものである。

【０００７】開閉自在の蓋は片開きとする事で天然石、合成石のボックス内からの着脱に際しての蓋の紛失を防ぐ事が出来るものである。

【０００８】

【実施例】

実施例について図面を参照して説明する。図１及び図２は、装身具の指輪でありこの指輪の場合は、装身具の金属部に蓋付きボックスを付着具備したものである。金属部のリング（２）と蓋付きボックス（１）を固定付着するための形状自在の接合金具（３）をリング及び蓋付きボックス間に係合させ、固定付着させる。

【０００９】蓋付きボックス内に挿入した天然石、合成石（４）をボックスに固定させるためボックスと係着した蓋（ａ）と蓋の縁の凸状部（ｂ）で天然石、合成石を押圧固定させる。

【００１０】ボックス（１）と蓋（ａ）の係着はボックス及び蓋の一部に接合付着させるための従来の既成の係止具（イ）を用い、この係止部分の対向部に蓋を閉めた時この蓋が開かないための凹凸状の係止部（ロ・ハ）を設ける。

【００１１】図３は、装身具のネックレスであり、このネックレスの場合はネックレスの鎖（５）と蓋付きボックス（１）を吊着するための形状自在の接合金具（６）を鎖及び蓋付きボックス間に係合させ、吊着させるものである。

【００１２】図４は、蓋付きボックスの展開図であり、蓋部分に係止部の凸部（ハ）を設けこの凸部と接合するボックス側に係止部の凹部（ロ）を設ける。

【００１３】

【考案の効果】

本考案の蓋付きボックスを用いる事によって天然石、合成石がボックスから着脱可能になるため、個人の趣味にあった石を着脱できるのでファッション性に優れており又、高価な装身具を幾つも購入しなくても一つの装身具で何通りもの違った石が着脱出来るので、経済性にも優れている。

【図面の簡単な説明】

【図１】指輪の横断面図である。

【図２】指輪の立面図である。

【図３】ネックレスの横断面図である。

【図４】蓋付きボックスの展開図である。

【符号の説明】

１蓋付きボックス２リング３接合金具４天然石及び合成石５鎖６接合金具ａ蓋付きボックスの蓋ｂ蓋の縁部分の凸状部イ係止具ロ係止部の凹状部ハ係止部の凸状部分

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】指輪、ネックレス、イヤリング、カフス
ボタン、タイピン、ブレスレット、ペンダント等の装身
具に、中央をくりぬき縁を残した開閉自在の蓋付きボッ
クス（１）を付着具備させる。
【請求項２】中央をくりぬき縁を残した開閉自在の蓋
（ａ）でボックス内に挿入した天然石、合成石等を蓋の
縁で押圧し、固定させる。
【請求項３】蓋付きボックスは、装身具の種類によっ
て各装身具に固定又は、着脱可能にする。
【請求項４】蓋付きボックスの蓋の縁部分に、凸状部
（ｂ）を数箇所設ける事で、ボックス内の天然石、合成
石がこの凸状部により押圧固定出来る。
【請求項５】蓋付きボックスの形状は自在で、蓋の縁
の凸状部も形状自在である。
【請求項６】蓋は片開きにするため、ボックスの底面
とボックスの蓋の一部分とを係止具で係着させ対面部分
には蓋の開きを封じる為の係止部を設ける。