JPH06264996A - 自動変速機のイナーシャ相検出装置 - Google Patents
自動変速機のイナーシャ相検出装置Info
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- JPH06264996A JPH06264996A JP8151493A JP8151493A JPH06264996A JP H06264996 A JPH06264996 A JP H06264996A JP 8151493 A JP8151493 A JP 8151493A JP 8151493 A JP8151493 A JP 8151493A JP H06264996 A JPH06264996 A JP H06264996A
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- speed
- automatic transmission
- valve
- brake
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Abstract
(57)【要約】
【目的】オフアップ時の適正なイナーシャ相開始点を検
出することのできる自動変速機のイナーシャ相検出装置
を提供することを目的とする。。 【構成】自動変速機のアップシフト信号が出力された時
に、スロットル開度が所定値以下の時、オフアップと判
断するオフアップ検出手段により自動変速機のオフアッ
プが検出され後、出力軸トルク検出手段からの出力軸ト
ルクの変化率が所定値以上になった時、イナーシャ相検
出手段によりイナーシャ相の開始を判断する。さらに、
自動変速機のアップシフト信号が出力された時に、スロ
ットル開度が所定値以下の時、オフアップと判断するオ
フアップ検出手段により自動変速機のオフアップが検出
された時に、自動変速機の入力部の回転数の変化率の変
化が所定値以上になった時、イナーシャ相検出手段によ
りイナーシャ相の開始を判断する。
出することのできる自動変速機のイナーシャ相検出装置
を提供することを目的とする。。 【構成】自動変速機のアップシフト信号が出力された時
に、スロットル開度が所定値以下の時、オフアップと判
断するオフアップ検出手段により自動変速機のオフアッ
プが検出され後、出力軸トルク検出手段からの出力軸ト
ルクの変化率が所定値以上になった時、イナーシャ相検
出手段によりイナーシャ相の開始を判断する。さらに、
自動変速機のアップシフト信号が出力された時に、スロ
ットル開度が所定値以下の時、オフアップと判断するオ
フアップ検出手段により自動変速機のオフアップが検出
された時に、自動変速機の入力部の回転数の変化率の変
化が所定値以上になった時、イナーシャ相検出手段によ
りイナーシャ相の開始を判断する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機のイナーシ
ャ相を検出する装置に関するものである。
ャ相を検出する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、入力回転数と出力回転数及びギヤ
比から決定される目標回転数との回転数の差が所定値以
上になった時、イナーシャ相の開始を検出していた。
比から決定される目標回転数との回転数の差が所定値以
上になった時、イナーシャ相の開始を検出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の制御
方法を自動変速機のオフアップ時に用いると、イナーシ
ャ相の開始点でないにもかかわらず、回転数の差が検出
されイナーシャ相の開始と判断してしまう。
方法を自動変速機のオフアップ時に用いると、イナーシ
ャ相の開始点でないにもかかわらず、回転数の差が検出
されイナーシャ相の開始と判断してしまう。
【0004】そのため、この誤検出を防止するために特
開平1−266025においてタイマーにより変速信号
が出力されてから所定時間後にイナーシャ相の開始を判
断する方法が開示されている。
開平1−266025においてタイマーにより変速信号
が出力されてから所定時間後にイナーシャ相の開始を判
断する方法が開示されている。
【0005】しかし、このタイマーによりイナーシャ相
の開始を検出するものについては不正確であるためイナ
ーシャ相の開始点が早過ぎたり、遅過ぎたりする場合が
生じてしまう。
の開始を検出するものについては不正確であるためイナ
ーシャ相の開始点が早過ぎたり、遅過ぎたりする場合が
生じてしまう。
【0006】そこで、本発明は、オフアップ時の適正な
イナーシャ相の開始点を検出することのできる自動変速
機のイナーシャ相検出装置を提供することを目的とす
る。
イナーシャ相の開始点を検出することのできる自動変速
機のイナーシャ相検出装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、自動変速機のアップシフト信号が出力さ
れた時に、スロットル開度が所定値以下の時、オフアッ
プと判断するオフアップ検出手段と、自動変速機の出力
軸のトルクを検出する出力軸トルク検出手段と、前記オ
フアップ検出手段により自動変速機のオフアップ変速が
検出された後、前記出力軸トルク検出手段からの出力軸
トルクの変化率が所定値以上になった時、イナーシャ相
の開始を判断するイナーシャ相検出手段とからなる構成
を有する。
に、本発明は、自動変速機のアップシフト信号が出力さ
れた時に、スロットル開度が所定値以下の時、オフアッ
プと判断するオフアップ検出手段と、自動変速機の出力
軸のトルクを検出する出力軸トルク検出手段と、前記オ
フアップ検出手段により自動変速機のオフアップ変速が
検出された後、前記出力軸トルク検出手段からの出力軸
トルクの変化率が所定値以上になった時、イナーシャ相
の開始を判断するイナーシャ相検出手段とからなる構成
を有する。
【0008】さらに、自動変速機のアップシフト信号が
出力された時に、スロットル開度が所定値以下の時、オ
フアップと判断するオフアップ検出手段と、自動変速機
の入力部の回転数を検出する回転数検出手段と、前記オ
フアップ検出手段により自動変速機のオフアップ変速が
検出された時、自動変速機の入力部の回転数の変化率の
変化が所定値以上になった時、イナーシャ相の開始を判
断するイナーシャ相検出手段とからなる構成を有する。
出力された時に、スロットル開度が所定値以下の時、オ
フアップと判断するオフアップ検出手段と、自動変速機
の入力部の回転数を検出する回転数検出手段と、前記オ
フアップ検出手段により自動変速機のオフアップ変速が
検出された時、自動変速機の入力部の回転数の変化率の
変化が所定値以上になった時、イナーシャ相の開始を判
断するイナーシャ相検出手段とからなる構成を有する。
【0009】
【作用及び発明の効果】上記構成により本発明は、自動
変速機のアップシフト信号が出力された時に、スロット
ル開度が所定値以下の時、オフアップと判断するオフア
ップ検出手段と、自動変速機の出力軸のトルクを検出す
る出力軸トルク検出手段と、前記オフアップ検出手段に
より自動変速機のオフアップ変速が検出された後、前記
出力軸トルク検出手段からの出力軸トルクの変化率が所
定値以上になった時、イナーシャ相の開始を判断するの
で、確実にイナーシャ相の開始を検出することができ
る。
変速機のアップシフト信号が出力された時に、スロット
ル開度が所定値以下の時、オフアップと判断するオフア
ップ検出手段と、自動変速機の出力軸のトルクを検出す
る出力軸トルク検出手段と、前記オフアップ検出手段に
より自動変速機のオフアップ変速が検出された後、前記
出力軸トルク検出手段からの出力軸トルクの変化率が所
定値以上になった時、イナーシャ相の開始を判断するの
で、確実にイナーシャ相の開始を検出することができ
る。
【0010】さらに、自動変速機のアップシフト信号が
出力された時に、スロットル開度が所定値以下の時、オ
フアップと判断するオフアップ検出手段と、自動変速機
の入力部の回転数を検出する回転数検出手段と、前記オ
フアップ検出手段により自動変速機のオフアップ変速が
検出された時、自動変速機の入力部の回転数の変化率の
変化が所定値以上になった時、イナーシャ相の開始を判
断するので、確実にイナーシャ相の開始を検出すること
ができる。
出力された時に、スロットル開度が所定値以下の時、オ
フアップと判断するオフアップ検出手段と、自動変速機
の入力部の回転数を検出する回転数検出手段と、前記オ
フアップ検出手段により自動変速機のオフアップ変速が
検出された時、自動変速機の入力部の回転数の変化率の
変化が所定値以上になった時、イナーシャ相の開始を判
断するので、確実にイナーシャ相の開始を検出すること
ができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら詳細に説明する。図1は本発明の基本構成を示
すブロック図、図2は本発明の自動変速機の概略図、図
3は本発明の自動変速機の作動図を示したものである。
図2において、自動変速機はトランスミッション(歯車
変速機構)10及びトルクコンバータ11から成り、エ
ンジン回転をトルクコンバータ11を介してトランスミ
ッション10に伝達し、該トランスミッション10によ
って変速を行ない駆動輪に伝達するようになっている。
しながら詳細に説明する。図1は本発明の基本構成を示
すブロック図、図2は本発明の自動変速機の概略図、図
3は本発明の自動変速機の作動図を示したものである。
図2において、自動変速機はトランスミッション(歯車
変速機構)10及びトルクコンバータ11から成り、エ
ンジン回転をトルクコンバータ11を介してトランスミ
ッション10に伝達し、該トランスミッション10によ
って変速を行ない駆動輪に伝達するようになっている。
【0012】上記トルクコンバータ11はポンプインペ
ラ12、タービンランナ13、ステータ14を有すると
ともに動力伝達効率を向上させるためのロックアップク
ラッチ15を有しており、入力部材16の回転を、トル
クコンバータ11内の油の流れによって間接的に、また
は上記ロックアップクラッチ15をロックすることによ
って直接的にトランスミッション10の入力軸17に伝
達する。
ラ12、タービンランナ13、ステータ14を有すると
ともに動力伝達効率を向上させるためのロックアップク
ラッチ15を有しており、入力部材16の回転を、トル
クコンバータ11内の油の流れによって間接的に、また
は上記ロックアップクラッチ15をロックすることによ
って直接的にトランスミッション10の入力軸17に伝
達する。
【0013】また、上記トランスミッション10は副変
速ユニット18及び主変速ユニット19から成り、副変
速ユニット18はオーバドライブプラネタリギヤユニッ
ト20を、主変速ユニット19はフロントプラネタリギ
ヤユニット21及びリヤプラネタリギヤユニット22を
有する。ここで、上記オーバドライブプラネタリギヤユ
ニット20は入力軸17に接続されていて、プラネタリ
ピニオンP1を支持するキャリヤCR1、入力軸17を包
囲するサンギヤS1、及び主変速ユニット19の入力軸
23に連結されるリングギヤR1から成っている。ま
た、キャリヤCR1とサンギヤS1間には、第3クラッチ
C0及び第3ワンウェイクラッチF0が介在されている
とともに、サンギヤS1とケース24間には第4ブレー
キB0が配設されている。
速ユニット18及び主変速ユニット19から成り、副変
速ユニット18はオーバドライブプラネタリギヤユニッ
ト20を、主変速ユニット19はフロントプラネタリギ
ヤユニット21及びリヤプラネタリギヤユニット22を
有する。ここで、上記オーバドライブプラネタリギヤユ
ニット20は入力軸17に接続されていて、プラネタリ
ピニオンP1を支持するキャリヤCR1、入力軸17を包
囲するサンギヤS1、及び主変速ユニット19の入力軸
23に連結されるリングギヤR1から成っている。ま
た、キャリヤCR1とサンギヤS1間には、第3クラッチ
C0及び第3ワンウェイクラッチF0が介在されている
とともに、サンギヤS1とケース24間には第4ブレー
キB0が配設されている。
【0014】次に、フロントプラネタリギヤユニット2
1は出力軸25に接続されていて、プラネタリピニオン
P2を支持するキャリヤCR2と、出力軸25を包囲する
とともにリヤプラネタリギヤユニット22のサンギヤS
3と一体に構成されているサンギヤS2と、入力軸23に
第1クラッチC1を介して連結しているリングギヤR2
とから成っている。また、入力軸23とサンギヤS2間
には第2クラッチC2が、サンギヤS2とケース24間
にはバンドブレーキからなる第1ワンウェイクラッチF
1を介して第2ブレーキB2が配設される。
1は出力軸25に接続されていて、プラネタリピニオン
P2を支持するキャリヤCR2と、出力軸25を包囲する
とともにリヤプラネタリギヤユニット22のサンギヤS
3と一体に構成されているサンギヤS2と、入力軸23に
第1クラッチC1を介して連結しているリングギヤR2
とから成っている。また、入力軸23とサンギヤS2間
には第2クラッチC2が、サンギヤS2とケース24間
にはバンドブレーキからなる第1ワンウェイクラッチF
1を介して第2ブレーキB2が配設される。
【0015】そして、リヤプラネタリギヤユニット22
はプラネタリピニオンP3を支持するキャリヤCR3、サ
ンギヤS3、及び出力軸25に連結されるリングギヤR3
からなっており、キャリヤCR3とケース24間には第
3ブレーキB3と第2ワンウェイクラッチF2が並列に
配置される。なお、43は入力回転数センサ、SP1、
SP2は車速センサである。
はプラネタリピニオンP3を支持するキャリヤCR3、サ
ンギヤS3、及び出力軸25に連結されるリングギヤR3
からなっており、キャリヤCR3とケース24間には第
3ブレーキB3と第2ワンウェイクラッチF2が並列に
配置される。なお、43は入力回転数センサ、SP1、
SP2は車速センサである。
【0016】上記自動変速機の各ソレノイドバルブS
1,S2,S3、クラッチC0,C1,C2、ブレーキ
B0,B1,B2,B3は、各レンジD,S,Lの各変
速段においてそれぞれ図3の作動表のように制御され
る。すなわち、Dレンジ又はSレンジにおける1速時
は、第1ソレノイドバルブS1がオン状態にあって、そ
の結果第3クラッチC0及び第1クラッチC1が係合
し、第3ワンウェイクラッチF0及び第2ワンウェイク
ラッチF2がロックし、他は解放状態になっている。し
たがって、オーバドライブプラネタリギヤユニット20
は、第3クラッチC0及び第3ワンウェイクラッチF0
を介して一体となって直結状態になり、入力軸17の回
転はそのまま主変速ユニット19の入力軸23に伝達さ
れる。また、主変速ユニット19では、入力軸23の回
転が第1クラッチC1を介してフロントプラネタリギヤ
ユニット21のリングギヤR2に伝達され、更にキャリ
ヤCR2及び該キャリヤCR2と一体の出力軸25に伝達
されるとともに、サンギヤS2,S 3を介してリヤプラネ
タリギヤユニット22のキャリヤCR3に左方向の回転
力を付与するが、第2ワンウェイクラッチF2のロック
によって回転が阻止されるため、プラネタリピニオンP
3は自転して出力軸25と一体のリングギヤR3に動力を
伝達する。
1,S2,S3、クラッチC0,C1,C2、ブレーキ
B0,B1,B2,B3は、各レンジD,S,Lの各変
速段においてそれぞれ図3の作動表のように制御され
る。すなわち、Dレンジ又はSレンジにおける1速時
は、第1ソレノイドバルブS1がオン状態にあって、そ
の結果第3クラッチC0及び第1クラッチC1が係合
し、第3ワンウェイクラッチF0及び第2ワンウェイク
ラッチF2がロックし、他は解放状態になっている。し
たがって、オーバドライブプラネタリギヤユニット20
は、第3クラッチC0及び第3ワンウェイクラッチF0
を介して一体となって直結状態になり、入力軸17の回
転はそのまま主変速ユニット19の入力軸23に伝達さ
れる。また、主変速ユニット19では、入力軸23の回
転が第1クラッチC1を介してフロントプラネタリギヤ
ユニット21のリングギヤR2に伝達され、更にキャリ
ヤCR2及び該キャリヤCR2と一体の出力軸25に伝達
されるとともに、サンギヤS2,S 3を介してリヤプラネ
タリギヤユニット22のキャリヤCR3に左方向の回転
力を付与するが、第2ワンウェイクラッチF2のロック
によって回転が阻止されるため、プラネタリピニオンP
3は自転して出力軸25と一体のリングギヤR3に動力を
伝達する。
【0017】また、Dレンジにおける2速時は、第1ソ
レノイドバルブS1のほかに第2ソレノイドバルブS2
がオン状態に切り換わる。これにより、第3クラッチC
0、第1クラッチC1及び第2ブレーキB2が係合し、
第3ワンウェイクラッチF0及び第1ワンウェイクラッ
チF1がロックし、他は解放状態になる。したがって、
オーバドライブプラネタリギヤユニット20は直結状態
が維持され、入力軸17の回転がそのまま主変速ユニッ
ト19の入力軸23に伝達される。また、上記主変速ユ
ニット19は、入力軸23の回転が第1クラッチC1を
介してフロントプラネタリギヤユニット21のリングギ
ヤR2に伝達され、プラネタリピニオンP2を介してサン
ギヤS2に左方向の回転力を付与するが、該サンギヤS2
は第2ブレーキB2の係合に伴う第1ワンウェイクラッ
チF1のロックによって回転が阻止される。したがっ
て、プラネタリピニオンP2を自転させながらキャリヤ
CR2が回転し、フロントプラネタリギヤユニット21
のみを経由して2速の回転が出力軸25に伝達される。
レノイドバルブS1のほかに第2ソレノイドバルブS2
がオン状態に切り換わる。これにより、第3クラッチC
0、第1クラッチC1及び第2ブレーキB2が係合し、
第3ワンウェイクラッチF0及び第1ワンウェイクラッ
チF1がロックし、他は解放状態になる。したがって、
オーバドライブプラネタリギヤユニット20は直結状態
が維持され、入力軸17の回転がそのまま主変速ユニッ
ト19の入力軸23に伝達される。また、上記主変速ユ
ニット19は、入力軸23の回転が第1クラッチC1を
介してフロントプラネタリギヤユニット21のリングギ
ヤR2に伝達され、プラネタリピニオンP2を介してサン
ギヤS2に左方向の回転力を付与するが、該サンギヤS2
は第2ブレーキB2の係合に伴う第1ワンウェイクラッ
チF1のロックによって回転が阻止される。したがっ
て、プラネタリピニオンP2を自転させながらキャリヤ
CR2が回転し、フロントプラネタリギヤユニット21
のみを経由して2速の回転が出力軸25に伝達される。
【0018】また、Dレンジ及びSレンジにおける3速
時では、第1ソレノイドバルブS1がオフ状態になり、
第3クラッチC0、第1クラッチC1、第2クラッチC
2及び第2ブレーキB2が係合し、第3ワンウェイクラ
ッチF0がロックし、他は解放状態にある。従って、オ
ーバドライブプラネタリギヤユニット20は直結状態に
あり、また、主変速ユニット19は、第1クラッチC1
と第2クラッチC2の係合によってフロントプラネタリ
ギヤユニット21が一体になるため、入力軸23の回転
はそのまま出力軸25に伝達される。
時では、第1ソレノイドバルブS1がオフ状態になり、
第3クラッチC0、第1クラッチC1、第2クラッチC
2及び第2ブレーキB2が係合し、第3ワンウェイクラ
ッチF0がロックし、他は解放状態にある。従って、オ
ーバドライブプラネタリギヤユニット20は直結状態に
あり、また、主変速ユニット19は、第1クラッチC1
と第2クラッチC2の係合によってフロントプラネタリ
ギヤユニット21が一体になるため、入力軸23の回転
はそのまま出力軸25に伝達される。
【0019】そして、Dレンジにおける4速すなわち最
高速段では、第2ソレノイドバルブS2もオフ状態にな
り、第1クラッチC1、第2クラッチC2、第2ブレー
キB2及び第4ブレーキB0が係合される。主変速ユニ
ット19は3速時と同様に直結状態にあるが、オーバド
ライブプラネタリギヤユニット20は、第3クラッチC
0が解放するとともに第4ブレーキB0が係合するよう
に切り換えられる。したがって、サンギヤS1が第4ブ
レーキB0の係合によってロックされ、キャリヤCR1
が回転しながらプラネタリピニオンP1が自転してリン
グギヤR1に動力を伝達し、直結状態にある主変速ユニ
ット19の入力軸23にオーバドライブの回転が伝達さ
れる。
高速段では、第2ソレノイドバルブS2もオフ状態にな
り、第1クラッチC1、第2クラッチC2、第2ブレー
キB2及び第4ブレーキB0が係合される。主変速ユニ
ット19は3速時と同様に直結状態にあるが、オーバド
ライブプラネタリギヤユニット20は、第3クラッチC
0が解放するとともに第4ブレーキB0が係合するよう
に切り換えられる。したがって、サンギヤS1が第4ブ
レーキB0の係合によってロックされ、キャリヤCR1
が回転しながらプラネタリピニオンP1が自転してリン
グギヤR1に動力を伝達し、直結状態にある主変速ユニ
ット19の入力軸23にオーバドライブの回転が伝達さ
れる。
【0020】一方、ダウンシフト時は、4−3変速の場
合に第3クラッチC0が係合するとともに第4ブレーキ
B0が解放され、また、3−2変速の場合に第2クラッ
チC2が解放され、2−1変速の場合に第2ブレーキB
2が解放される。
合に第3クラッチC0が係合するとともに第4ブレーキ
B0が解放され、また、3−2変速の場合に第2クラッ
チC2が解放され、2−1変速の場合に第2ブレーキB
2が解放される。
【0021】また、Sレンジにおける1速時及び3速時
は上記Dレンジの場合と同様である。そして、2速時に
第1クラッチC1、第3クラッチC0及び第2ブレーキ
B2に加えて第3ソレノイドバルブS3がオン状態とな
り、第1ブレーキB1が係合され、主変速ユニット19
のサンギヤS2をロックし、エンジンブレーキをきかせ
る。
は上記Dレンジの場合と同様である。そして、2速時に
第1クラッチC1、第3クラッチC0及び第2ブレーキ
B2に加えて第3ソレノイドバルブS3がオン状態とな
り、第1ブレーキB1が係合され、主変速ユニット19
のサンギヤS2をロックし、エンジンブレーキをきかせ
る。
【0022】そして、Lレンジにおける2速時は、上述
したSレンジにおける2速時と同様であるが、1速時に
は第1クラッチC1及び第3クラッチC0に加えて第3
ソレノイドバルブS3がオン状態となり、第3ブレーキ
B3が係合し、リヤプラネタリギヤユニット22のキャ
リヤCR3をロックし、エンジンブレーキをきかせる。
そして、手動変速モード時においては、3速及び4速は
自動変速モード時と、2速はSレンジの2速と、1速は
Lレンジの1速と同じ動作になる。
したSレンジにおける2速時と同様であるが、1速時に
は第1クラッチC1及び第3クラッチC0に加えて第3
ソレノイドバルブS3がオン状態となり、第3ブレーキ
B3が係合し、リヤプラネタリギヤユニット22のキャ
リヤCR3をロックし、エンジンブレーキをきかせる。
そして、手動変速モード時においては、3速及び4速は
自動変速モード時と、2速はSレンジの2速と、1速は
Lレンジの1速と同じ動作になる。
【0023】次に、図4,図5及び図6に基づいて、本
発明の一実施例を示す自動変速機における制御装置につ
いて説明する。図4において、31は自動変速機全体の
制御を行なう自動変速機の電子制御装置(ECU)、3
2はCPU、33はROM、34はRAM、35は入力
インタフェース回路、36は該入力インタフェース回路
35に接続され、各信号の入力処理を行なう入力処理回
路、37は該入力処理回路36に接続され、各信号を出
力するセンサ類である。また、38は出力インタフェー
ス回路、39は該出力インタフェース回路38に接続さ
れ、各信号の出力処理を行なう駆動回路類、40は該駆
動回路類39に接続され、出力された信号によって駆動
されるアクチュエータである。
発明の一実施例を示す自動変速機における制御装置につ
いて説明する。図4において、31は自動変速機全体の
制御を行なう自動変速機の電子制御装置(ECU)、3
2はCPU、33はROM、34はRAM、35は入力
インタフェース回路、36は該入力インタフェース回路
35に接続され、各信号の入力処理を行なう入力処理回
路、37は該入力処理回路36に接続され、各信号を出
力するセンサ類である。また、38は出力インタフェー
ス回路、39は該出力インタフェース回路38に接続さ
れ、各信号の出力処理を行なう駆動回路類、40は該駆
動回路類39に接続され、出力された信号によって駆動
されるアクチュエータである。
【0024】次に、図5に基づいて、自動変速制御装置
の入力側ブロック図について説明する。43はトランス
ミッション10の第3クラッチC0の回転数を検出する
入力回転数センサ、SP1,SP2は自動変速機の出力
軸25の回転数を検出する車速センサであり、車速セン
サSP1は車速センサSP2が故障した時のバックアッ
プ用としてまた、スピードメータ用として使用される。
の入力側ブロック図について説明する。43はトランス
ミッション10の第3クラッチC0の回転数を検出する
入力回転数センサ、SP1,SP2は自動変速機の出力
軸25の回転数を検出する車速センサであり、車速セン
サSP1は車速センサSP2が故障した時のバックアッ
プ用としてまた、スピードメータ用として使用される。
【0025】44はトランスミッション10に設置さ
れ、自動変速機モード(A/T)においてシフトレバー
がIパターン上のどのポジションを選択しているかを検
出するシフトポジションセンサ、45はシフトレバー部
に設置され、手動変速モード(M/T)においてシフト
レバーがHパターン上のどのポジションを選択している
かを検出するシフトポジションセンサである。
れ、自動変速機モード(A/T)においてシフトレバー
がIパターン上のどのポジションを選択しているかを検
出するシフトポジションセンサ、45はシフトレバー部
に設置され、手動変速モード(M/T)においてシフト
レバーがHパターン上のどのポジションを選択している
かを検出するシフトポジションセンサである。
【0026】また、46はエンジンに設置され、エンジ
ン負荷に対応するスロットル開度をポテンショメータに
よって検出するスロットル開度センサ、47はブレーキ
ペダル部に設置され、ブレーキ操作を検出するブレーキ
スイッチ、48はスロットル開度センサ46部に設置さ
れ、アクセルが全閉であることを検出するアイドリング
(IDL)スイッチ、49はアクセルペダル部(また
は、スロットル開度センサ46部)に設置され、アクセ
ルが全開にされてキックダウンが要求されていることを
検出するキックダウン(K/D)スイッチ、50はトラ
ンスミッション10に設置され、該トランスミッション
10の油温を検出する油温センサ、51はトランスミッ
ションの出力トルクを検出するものであり、具体的には
トランスミッションの出力軸に設置された出力軸トルク
検出センサである。上記各センサ類37は、それぞれ対
応する入力処理回路36に接続されている。
ン負荷に対応するスロットル開度をポテンショメータに
よって検出するスロットル開度センサ、47はブレーキ
ペダル部に設置され、ブレーキ操作を検出するブレーキ
スイッチ、48はスロットル開度センサ46部に設置さ
れ、アクセルが全閉であることを検出するアイドリング
(IDL)スイッチ、49はアクセルペダル部(また
は、スロットル開度センサ46部)に設置され、アクセ
ルが全開にされてキックダウンが要求されていることを
検出するキックダウン(K/D)スイッチ、50はトラ
ンスミッション10に設置され、該トランスミッション
10の油温を検出する油温センサ、51はトランスミッ
ションの出力トルクを検出するものであり、具体的には
トランスミッションの出力軸に設置された出力軸トルク
検出センサである。上記各センサ類37は、それぞれ対
応する入力処理回路36に接続されている。
【0027】次に、図6に基づいて自動変速制御装置の
出力ブロック図について説明する。S1は変速用の第1
ソレノイドバルブ、S2は変速用の第2ソレノイドバル
ブ、S3は変速用の第3ソレノイドバルブであり、それ
ぞれ各変速段に応じてオン・オフされ、各シフトバルブ
を切り換える。SLUはロックアップ(L−up)用の
リニアソレノイドバルブ、SLNはアキュムレータの背
圧を制御するためのリニアソレノイドバルブ、SLTは
ライン圧を制御するためのリニアソレノイドバルブであ
る。ソレノイド駆動回路類39は、これら各ソレノイド
バルブS1〜S3、リニアソレノイドバルブSLU,S
LN,SLTを駆動するための電圧または電流を発生
し、上記モニタ回路は、各ソレノイドバルブS1〜S
3、リニアソレノイドバルブSLU,SLN,SLTの
作動をチェックし、フェールを判断して自己診断を行な
う。
出力ブロック図について説明する。S1は変速用の第1
ソレノイドバルブ、S2は変速用の第2ソレノイドバル
ブ、S3は変速用の第3ソレノイドバルブであり、それ
ぞれ各変速段に応じてオン・オフされ、各シフトバルブ
を切り換える。SLUはロックアップ(L−up)用の
リニアソレノイドバルブ、SLNはアキュムレータの背
圧を制御するためのリニアソレノイドバルブ、SLTは
ライン圧を制御するためのリニアソレノイドバルブであ
る。ソレノイド駆動回路類39は、これら各ソレノイド
バルブS1〜S3、リニアソレノイドバルブSLU,S
LN,SLTを駆動するための電圧または電流を発生
し、上記モニタ回路は、各ソレノイドバルブS1〜S
3、リニアソレノイドバルブSLU,SLN,SLTの
作動をチェックし、フェールを判断して自己診断を行な
う。
【0028】53はエンジンを制御するためのエンジン
制御装置(EFI)、54は変速時の変速ショックを緩
和するために、エンジンが発生するトルクを一時的に減
少させるための信号を出力するトルクリダクション入出
力処理回路であり、該トルクリダクション入出力処理回
路54からの信号を受け、エンジン制御装置53は点火
時期遅角、燃料カット等を行なう。また、55はエンジ
ン回転数を入力するためのエンジン回転数入力処理回路
である。
制御装置(EFI)、54は変速時の変速ショックを緩
和するために、エンジンが発生するトルクを一時的に減
少させるための信号を出力するトルクリダクション入出
力処理回路であり、該トルクリダクション入出力処理回
路54からの信号を受け、エンジン制御装置53は点火
時期遅角、燃料カット等を行なう。また、55はエンジ
ン回転数を入力するためのエンジン回転数入力処理回路
である。
【0029】56はトランスミッション10やエンジン
制御装置53のフェール時に自己診断結果をO/Dオフ
インジケータランプなどによって出力するDG CHE
CKER、57は該DG CHECKER56に自己診
断結果を出力するためのDG入出力処理回路、58はト
ランスミッション10の状態を表示するモード選択ラン
プ、O/Dオフインジケータランプ等の表示装置、59
は該表示装置58を作動させるための表示駆動回路であ
る。
制御装置53のフェール時に自己診断結果をO/Dオフ
インジケータランプなどによって出力するDG CHE
CKER、57は該DG CHECKER56に自己診
断結果を出力するためのDG入出力処理回路、58はト
ランスミッション10の状態を表示するモード選択ラン
プ、O/Dオフインジケータランプ等の表示装置、59
は該表示装置58を作動させるための表示駆動回路であ
る。
【0030】次に、自動変速機の油圧制御装置について
説明する。図7は本発明の自動変速機の第1の油圧回路
図、図8は本発明の自動変速機の第2の油圧回路図であ
る。Cー0は上記第3クラッチC0の油圧サーボ、C−
1は上記第1クラッチC1の油圧サーボ、C−2は上記
第2クラッチC2の油圧サーボであり、B−0は上記第
4ブレーキB0の油圧サーボ、B−1は上記第1ブレー
キB1の油圧サーボ、B−2は上記第2ブレーキB2の
油圧サーボ、B−3は上記第3ブレーキB3の油圧サー
ボである。11はトルクコンバータ、60は油圧ポン
プ、61はストレーナである。62は運転者が変速を行
なう際にシフトレバーを操作することによって切り換わ
るマニュアルバルブであり、運転席のシフトレバーにシ
フトリンケージを介して連結されていて、シフトレバー
の動きに応じて各ポジションP,R,N,D,S,Lに
切り換えられ、ライン圧ポートpが図11の表にそれぞ
れ○印で示すように各ポートa,b,c,dに連通す
る。
説明する。図7は本発明の自動変速機の第1の油圧回路
図、図8は本発明の自動変速機の第2の油圧回路図であ
る。Cー0は上記第3クラッチC0の油圧サーボ、C−
1は上記第1クラッチC1の油圧サーボ、C−2は上記
第2クラッチC2の油圧サーボであり、B−0は上記第
4ブレーキB0の油圧サーボ、B−1は上記第1ブレー
キB1の油圧サーボ、B−2は上記第2ブレーキB2の
油圧サーボ、B−3は上記第3ブレーキB3の油圧サー
ボである。11はトルクコンバータ、60は油圧ポン
プ、61はストレーナである。62は運転者が変速を行
なう際にシフトレバーを操作することによって切り換わ
るマニュアルバルブであり、運転席のシフトレバーにシ
フトリンケージを介して連結されていて、シフトレバー
の動きに応じて各ポジションP,R,N,D,S,Lに
切り換えられ、ライン圧ポートpが図11の表にそれぞ
れ○印で示すように各ポートa,b,c,dに連通す
る。
【0031】また、63はライン圧をスロットルモジュ
レータ圧とRレンジ時のライン圧によって調圧するプラ
イマリレギュレータバルブであり、ライン圧を調圧した
油を後述するロックアップリレーバルブ67とセカンダ
リレギュレータバルブ65に供給する。
レータ圧とRレンジ時のライン圧によって調圧するプラ
イマリレギュレータバルブであり、ライン圧を調圧した
油を後述するロックアップリレーバルブ67とセカンダ
リレギュレータバルブ65に供給する。
【0032】SLTはリニアソレノイドバルブであり、
アクセルペダルの踏み加減に対応して、エンジンの出力
に対応するライン圧を得るためのものである。
アクセルペダルの踏み加減に対応して、エンジンの出力
に対応するライン圧を得るためのものである。
【0033】65はセカンダリレギュレータバルブであ
り、上記プライマリレギュレータバルブ63からの油圧
を調圧して潤滑油圧とするとともに、ロックアップリレ
ーバルブ67に供給する。66はロックアップコントロ
ールバルブであり、ロックアップリレーバルブ67のバ
ルブ先端の制御油室に加えられる油圧を調節する。ま
た、該ロックアップリレーバルブ67は、第3ソレノイ
ドバルブS3及びソレノイドリレーバルブ68からの信
号油圧によって作動して、トルクコンバータ11のロッ
クアップクラッチ15を係脱するものである。69はカ
ットバックバルブであり、カットバック圧をプライマリ
レギュレータバルブ63に作用させて、ライン圧を調圧
するものである。該カットバックバルブ69は、Lレン
ジまたはRレンジ以外の時に、油圧サーボB−1及び油
圧サーボB−2に加えられる油圧によって作動する。
り、上記プライマリレギュレータバルブ63からの油圧
を調圧して潤滑油圧とするとともに、ロックアップリレ
ーバルブ67に供給する。66はロックアップコントロ
ールバルブであり、ロックアップリレーバルブ67のバ
ルブ先端の制御油室に加えられる油圧を調節する。ま
た、該ロックアップリレーバルブ67は、第3ソレノイ
ドバルブS3及びソレノイドリレーバルブ68からの信
号油圧によって作動して、トルクコンバータ11のロッ
クアップクラッチ15を係脱するものである。69はカ
ットバックバルブであり、カットバック圧をプライマリ
レギュレータバルブ63に作用させて、ライン圧を調圧
するものである。該カットバックバルブ69は、Lレン
ジまたはRレンジ以外の時に、油圧サーボB−1及び油
圧サーボB−2に加えられる油圧によって作動する。
【0034】70は1−2シフトバルブであり、その先
端の制御油室に第2ソレノイドバルブS2の油圧が加え
られるようになっていて、上記1−2シフトバルブ70
は1速時に右半位置を採り、2速時、3速時及び4速時
に左半位置を採る。すなわち、1速時においては右半位
置にあり、油圧サーボB−1及び油圧サーボB−2への
油の供給が停止され、Lレンジとマニュアルモード時に
油圧サーボである油圧サーボBー3へ油が供給されるよ
うになっている。そして、2速になると上記1−2シフ
トバルブ70が左半位置になり、上記マニュアルバルブ
62からの油圧が油圧サーボB−2に供給されるように
なる。また、Sレンジ及びLレンジとマニュアルモード
時においては、後述する2−3シフトバルブ71からの
油圧を受け、これをセカンドコーストモジュレータバル
ブ76を介して油圧サーボB−1に供給する。
端の制御油室に第2ソレノイドバルブS2の油圧が加え
られるようになっていて、上記1−2シフトバルブ70
は1速時に右半位置を採り、2速時、3速時及び4速時
に左半位置を採る。すなわち、1速時においては右半位
置にあり、油圧サーボB−1及び油圧サーボB−2への
油の供給が停止され、Lレンジとマニュアルモード時に
油圧サーボである油圧サーボBー3へ油が供給されるよ
うになっている。そして、2速になると上記1−2シフ
トバルブ70が左半位置になり、上記マニュアルバルブ
62からの油圧が油圧サーボB−2に供給されるように
なる。また、Sレンジ及びLレンジとマニュアルモード
時においては、後述する2−3シフトバルブ71からの
油圧を受け、これをセカンドコーストモジュレータバル
ブ76を介して油圧サーボB−1に供給する。
【0035】また、71は2速と3速を切り換える2−
3シフトバルブであり、その先端の制御油室に第1ソレ
ノイドバルブS1の油圧が加えられるようになってい
て、該2−3シフトバルブ71は1速時及び2速時には
停止されていた油圧サーボC−2への油の供給が、3速
になると開始されるようになる。そして、72は3速と
4速を切り換える3−4シフトバルブであり、先端の制
御室に第2ソレノイドバルブS2の油圧が加えられるよ
うになっていて、該3−4シフトバルブ72は1速時、
2速時及び3速時に右半位置を採り、4速時に左半位置
を採る。すなわち、1速時、2速時及び3速時に供給さ
れていた油圧サーボC−0への油が、4速になって3−
4シフトバルブ72が左半位置になると供給されなくな
り、一方、1速時、2速時及び3速時に停止されていた
油圧サーボB−0への油の供給が行なわれるようにな
る。
3シフトバルブであり、その先端の制御油室に第1ソレ
ノイドバルブS1の油圧が加えられるようになってい
て、該2−3シフトバルブ71は1速時及び2速時には
停止されていた油圧サーボC−2への油の供給が、3速
になると開始されるようになる。そして、72は3速と
4速を切り換える3−4シフトバルブであり、先端の制
御室に第2ソレノイドバルブS2の油圧が加えられるよ
うになっていて、該3−4シフトバルブ72は1速時、
2速時及び3速時に右半位置を採り、4速時に左半位置
を採る。すなわち、1速時、2速時及び3速時に供給さ
れていた油圧サーボC−0への油が、4速になって3−
4シフトバルブ72が左半位置になると供給されなくな
り、一方、1速時、2速時及び3速時に停止されていた
油圧サーボB−0への油の供給が行なわれるようにな
る。
【0036】73は車速が例えば9km/h以上の時
に、第2ソレノイドバルブS2が解放されることによっ
て作動し、油圧サーボC−2への油の供給を停止するた
めのリバースインヒビットバルブである。また、75は
ローコーストモジュレータバルブ、76はセカンドコー
ストモジュレータバルブであり、エンジンブレーキを効
かせる時に作動させられる。
に、第2ソレノイドバルブS2が解放されることによっ
て作動し、油圧サーボC−2への油の供給を停止するた
めのリバースインヒビットバルブである。また、75は
ローコーストモジュレータバルブ、76はセカンドコー
ストモジュレータバルブであり、エンジンブレーキを効
かせる時に作動させられる。
【0037】上記各クラッチC0,C1,C2及び各ブ
レーキB0,B2にはそれぞれアキュムレータが備えら
れる。すなわち、77は第3クラッチC0用アキュムレ
ータ、78は第1クラッチC1用アキュムレータ、79
は第4ブレーキB0用アキュムレータ、80は第2クラ
ッチC2用アキュムレータ、81は第2ブレーキB2用
アキュムレータである。上記第4ブレーキB0用アキュ
ムレータ79、第2クラッチC2用アキュムレータ80
及び第2ブレーキB2用アキュムレータ81の各背圧室
77a,78a,79a,80a,81aに連通する油
圧を調圧するとともに、ローコーストモジュレータバル
ブ75及びセカンドコーストモジュレータバルブ76を
調圧するため、アキュムレータコントロールバルブ82
が設けられている。そして、97はコーストブレーキカ
ットオフバルブである。
レーキB0,B2にはそれぞれアキュムレータが備えら
れる。すなわち、77は第3クラッチC0用アキュムレ
ータ、78は第1クラッチC1用アキュムレータ、79
は第4ブレーキB0用アキュムレータ、80は第2クラ
ッチC2用アキュムレータ、81は第2ブレーキB2用
アキュムレータである。上記第4ブレーキB0用アキュ
ムレータ79、第2クラッチC2用アキュムレータ80
及び第2ブレーキB2用アキュムレータ81の各背圧室
77a,78a,79a,80a,81aに連通する油
圧を調圧するとともに、ローコーストモジュレータバル
ブ75及びセカンドコーストモジュレータバルブ76を
調圧するため、アキュムレータコントロールバルブ82
が設けられている。そして、97はコーストブレーキカ
ットオフバルブである。
【0038】そして、第1ソレノイドバルブS1及び第
2ソレノイドバルブS2は上述したように1−2シフト
バルブ70、2−3シフトバルブ71、3−4シフトバ
ルブ72を切り換え制御するものであり、第3ソレノイ
ドバルブS3はコーストブレーキカットオフバルブ97
を切り換え制御するものであり、SLU, SLN,S
LTはリニアソレノイドバルブであって、ソレノイドモ
ジュレータバルブ83で調圧された油圧が供給される。
また、84はオリフィスコントロールバルブ、85はカ
ットオフバルブである。
2ソレノイドバルブS2は上述したように1−2シフト
バルブ70、2−3シフトバルブ71、3−4シフトバ
ルブ72を切り換え制御するものであり、第3ソレノイ
ドバルブS3はコーストブレーキカットオフバルブ97
を切り換え制御するものであり、SLU, SLN,S
LTはリニアソレノイドバルブであって、ソレノイドモ
ジュレータバルブ83で調圧された油圧が供給される。
また、84はオリフィスコントロールバルブ、85はカ
ットオフバルブである。
【0039】ところで、前記構成の自動変速機において
は、マニュアルバルブ62がどのポジションにあって
も、1速及び2速においてエンジンブレーキを効かせる
ことができるように、マニュアルバルブ62と2−3シ
フトバルブ71間に、エンジンブレーキを選択的に効か
せるためのコーストブレーキカットオフバルブ97を配
設し、該コーストブレーキカットオフバルブ97を第3
ソレノイドバルブS3によって切り換えるようにしてい
る。
は、マニュアルバルブ62がどのポジションにあって
も、1速及び2速においてエンジンブレーキを効かせる
ことができるように、マニュアルバルブ62と2−3シ
フトバルブ71間に、エンジンブレーキを選択的に効か
せるためのコーストブレーキカットオフバルブ97を配
設し、該コーストブレーキカットオフバルブ97を第3
ソレノイドバルブS3によって切り換えるようにしてい
る。
【0040】次に、図9において本発明の自動変速機の
要部油圧回路図を説明する。PLはライン圧の供給源で
あり、前述したようにリニアソレノイドバルブSLTを
制御することによってライン圧が変更される。また、S
1〜S3は第1,第2,第3ソレノイドバルブ、62は
マニュアルバルブ、70は1−2シフトバルブ、71は
2−3シフトバルブ、72は3−4シフトバルブ、75
はローコーストモジュレータバルブ、76はセカンドモ
ジュレータバルブである.また、97は第1制御油室9
7aと第2制御油室97bを有するコーストブレーキカ
ットオフバルブであり、前記第3ソレノイドバルブS3
がオン状態になると第1制御油室97a内の油がドレー
ンされて左半位置を採り、オフ状態になると第1制御油
室97a内に油が供給されて右半位置を採る。
要部油圧回路図を説明する。PLはライン圧の供給源で
あり、前述したようにリニアソレノイドバルブSLTを
制御することによってライン圧が変更される。また、S
1〜S3は第1,第2,第3ソレノイドバルブ、62は
マニュアルバルブ、70は1−2シフトバルブ、71は
2−3シフトバルブ、72は3−4シフトバルブ、75
はローコーストモジュレータバルブ、76はセカンドモ
ジュレータバルブである.また、97は第1制御油室9
7aと第2制御油室97bを有するコーストブレーキカ
ットオフバルブであり、前記第3ソレノイドバルブS3
がオン状態になると第1制御油室97a内の油がドレー
ンされて左半位置を採り、オフ状態になると第1制御油
室97a内に油が供給されて右半位置を採る。
【0041】前記第3ソレノイドバルブS3は、図2の
作動表に示すように自動変速モードにおけるDレンジの
1〜4速でオフ状態に、エンジンブレーキを効かせる場
合においては、Sレンジの1速及び3速でオフ状態に、
2速でオン状態に、Lレンジの1速及び2速でオン状態
される。また、手動変速モードにおいては、1速及び2
速でオン状態に、3速及び4速でオフ状態にされるが、
1速及び2速でエンジンブレーキを効かせる必要がない
場合には、1速及び2速でオフ状態にすることもでき
る。すなわち、手動変速モードの1速でエンジンブレー
キを効かせる場合には、前記コーストブレーキカットオ
フバルブ97が左半位置を採り、マニュアルバルブ62
からの油が2−3シフトバルブ71及び1−2シフトバ
ルブ70を介して油圧サーボB−3に供給され、第3ブ
レーキB3が係合される。また、手動変速モードの2速
でエンジンブレーキを効かせる場合には、前記コースト
ブレーキカットオフバルブ97が左半位置を採り、マニ
ュアルバルブ62からの油が2−3シフトバルブ71及
び1−2シフトバルブ70を介して油圧サーボB−1に
供給され、第1ブレーキが係合される。
作動表に示すように自動変速モードにおけるDレンジの
1〜4速でオフ状態に、エンジンブレーキを効かせる場
合においては、Sレンジの1速及び3速でオフ状態に、
2速でオン状態に、Lレンジの1速及び2速でオン状態
される。また、手動変速モードにおいては、1速及び2
速でオン状態に、3速及び4速でオフ状態にされるが、
1速及び2速でエンジンブレーキを効かせる必要がない
場合には、1速及び2速でオフ状態にすることもでき
る。すなわち、手動変速モードの1速でエンジンブレー
キを効かせる場合には、前記コーストブレーキカットオ
フバルブ97が左半位置を採り、マニュアルバルブ62
からの油が2−3シフトバルブ71及び1−2シフトバ
ルブ70を介して油圧サーボB−3に供給され、第3ブ
レーキB3が係合される。また、手動変速モードの2速
でエンジンブレーキを効かせる場合には、前記コースト
ブレーキカットオフバルブ97が左半位置を採り、マニ
ュアルバルブ62からの油が2−3シフトバルブ71及
び1−2シフトバルブ70を介して油圧サーボB−1に
供給され、第1ブレーキが係合される。
【0042】また、自動変速モードのSレンジの1速に
おいては、第3ソレノイドバルブS3はオフ状態にな
り、エンジンブレーキが効かないようになっているた
め、変速フィーリングが向上する。そして、自動変速モ
ードのSレンジの2速及びLレンジの1速及び2速にお
いては、第3ソレノイドバルブS3はオン状態になり、
エンジンブレーキが効くようになっている。
おいては、第3ソレノイドバルブS3はオフ状態にな
り、エンジンブレーキが効かないようになっているた
め、変速フィーリングが向上する。そして、自動変速モ
ードのSレンジの2速及びLレンジの1速及び2速にお
いては、第3ソレノイドバルブS3はオン状態になり、
エンジンブレーキが効くようになっている。
【0043】ところで、本発明の自動変速機において
は、第1ソレノイドバルブS1及び第2ソレノイドバル
ブS2をオン、オフすることによって、1−2シフトバ
ルブ70、2−3シフトバルブ71及び3−4シフトバ
ルブ72を切り換えるようにしているが、前記第1ソレ
ノイドバルブS1及び第2ソレノイドバルブS2が電気
的に故障していずれもオフ状態になった場合でも、所定
の変速段でフェールセーフによる走行を行なうことがで
きるようになっている。すなわち、Dレンジでは4速
を、Sレンジでは3速を、Lレンジでは1速を達成する
ことができる。そして、前記フェールセーフによる走行
を行う場合で、同時に第3ソレノイドバルブS3が電気
的に故障してオフ状態になると、コーストブレーキカッ
トオフバルブ97の制御油室97aに信号油圧が加わっ
てしまう。そこで、前記コーストブレーキカットオフバ
ルブ97とマニュアルバルブ62間にオーバドライブロ
ックアウトバルブ98を設け、該オーバドライブロック
アウトバルブ98によって前記コーストブレーキカット
オフバルブ97が右半位置を採らないようにしている。
は、第1ソレノイドバルブS1及び第2ソレノイドバル
ブS2をオン、オフすることによって、1−2シフトバ
ルブ70、2−3シフトバルブ71及び3−4シフトバ
ルブ72を切り換えるようにしているが、前記第1ソレ
ノイドバルブS1及び第2ソレノイドバルブS2が電気
的に故障していずれもオフ状態になった場合でも、所定
の変速段でフェールセーフによる走行を行なうことがで
きるようになっている。すなわち、Dレンジでは4速
を、Sレンジでは3速を、Lレンジでは1速を達成する
ことができる。そして、前記フェールセーフによる走行
を行う場合で、同時に第3ソレノイドバルブS3が電気
的に故障してオフ状態になると、コーストブレーキカッ
トオフバルブ97の制御油室97aに信号油圧が加わっ
てしまう。そこで、前記コーストブレーキカットオフバ
ルブ97とマニュアルバルブ62間にオーバドライブロ
ックアウトバルブ98を設け、該オーバドライブロック
アウトバルブ98によって前記コーストブレーキカット
オフバルブ97が右半位置を採らないようにしている。
【0044】そのため、該オーバードライブロックアウ
トバルブ98の端部の制御油室98aを第1ソレノイド
バルブS1に接続し、第1ソレノイドバルブS1がオン
状態になると左半位置を採り、オフ状態になると右半位
置を採るようにしている。また、オーバドライブロック
アウトバルブ98にはポート98b,98cが設けられ
ていて、前記マニュアルバルブ62のSレンジ圧を発生
するポート62aとポート98b間に、及び前記コース
トブレーキカットオフバルブ97の第2制御油室97b
とポート98b間に接続されている。したがって、前記
第3ソレノイドバルブS3が電気的に故障してオフ状態
になると、前記コーストブレーキカットオフバルブ97
の第1制御油室97aに信号油圧が加わっても、同時に
第1ソレノイドバルブS1がオフ状態になって前記オー
バドライブロックアウトバルブ98の制御油室98aに
油が供給され、ポート98b,98c間に連通するた
め、Sレンジ圧が第2制御油室97bに供給され、コー
ストブレーキカットオフバルブ97は左半位置を採る。
トバルブ98の端部の制御油室98aを第1ソレノイド
バルブS1に接続し、第1ソレノイドバルブS1がオン
状態になると左半位置を採り、オフ状態になると右半位
置を採るようにしている。また、オーバドライブロック
アウトバルブ98にはポート98b,98cが設けられ
ていて、前記マニュアルバルブ62のSレンジ圧を発生
するポート62aとポート98b間に、及び前記コース
トブレーキカットオフバルブ97の第2制御油室97b
とポート98b間に接続されている。したがって、前記
第3ソレノイドバルブS3が電気的に故障してオフ状態
になると、前記コーストブレーキカットオフバルブ97
の第1制御油室97aに信号油圧が加わっても、同時に
第1ソレノイドバルブS1がオフ状態になって前記オー
バドライブロックアウトバルブ98の制御油室98aに
油が供給され、ポート98b,98c間に連通するた
め、Sレンジ圧が第2制御油室97bに供給され、コー
ストブレーキカットオフバルブ97は左半位置を採る。
【0045】このようにして、油圧サーボB−1と油圧
サーボB−3に油を供給してエンジンブレーキを効かせ
ることができる。なお、前記第1ソレノイドバルブS1
は1速及び2速でオン状態になり、3速及び4速でオフ
状態となる。したがって、正常に作動している場合には
1速及び2速で前記ポート98b,98c間を遮断する
ため、コーストブレーキカットオフバルブ97は第3ソ
レノイドバルブS3のオン、オフによって切り換えられ
る。
サーボB−3に油を供給してエンジンブレーキを効かせ
ることができる。なお、前記第1ソレノイドバルブS1
は1速及び2速でオン状態になり、3速及び4速でオフ
状態となる。したがって、正常に作動している場合には
1速及び2速で前記ポート98b,98c間を遮断する
ため、コーストブレーキカットオフバルブ97は第3ソ
レノイドバルブS3のオン、オフによって切り換えられ
る。
【0046】次に、上記構成の自動変速機における一実
施例を示す制御装置の作動について説明する。図10及
び図11に基づいて本発明の一実施例を示す自動変速制
御装置のジェネラルフローを説明する。 ステップ1 プログラム開始にあたり、全ての条件
を初期設定を行なう。 ステップ2 トランスミッションの入力回転数セン
サ(C0センサ)43及び車速センサSP1,SP2か
らの信号より、現在のトランスミッションの入力軸17
及び出力軸25の回転数を算出する。 ステップ3 自動変速のシフトポジションセンサ
(NSSW)44の信号より、現在Iパターンにて選択
されているポジションを検出する。また、同時にNSS
Wのフェール判定を行なう。 ステップ4 スロットル開度センサ46からの信号
より、現在のスロットル開度を算出する。 ステップ5 トランスミッションの油温センサ46
の信号より、現在のトランスミッションの油温(ATF
温度)を算出する。 ステップ6 手動変速のシフトポジションセンサ4
5の信号により、手動変速のシフトポジションを判定す
る。 ステップ7 手動変速のシフトポジションフラグ1
〜4のいずれかがオンされているかどうかを判定する。
オンされている場合はステップ13に、オフされている
場合はステップ8へ進む。 ステップ8 手動変速モードフラグがオンされてい
るかどうか(手動変速モード選択状態かどうか)を判定
する。オンされている場合はステップ16に、オフされ
ている場合はステップ9へ進む。 ステップ9 変速線図の自動変速用変速点データM
SLに自動変速用データDを読み込む。 ステップ10 自動変速用ロックアップ点データMS
LPに自動変速用データDを読み込む。 ステップ11 ステップ9,10で読み込んだ自動変
速用データD及び先に算出した各種走行条件に基づき、
変速判断及びロックアップ判断を行なう。 ステップ12 ステップ11において判断した変速判
断及びロックアップ判断のタイミング判断を行なう。 ステップ13 ステップ7においてシフトポジション
が確定しシフトポジションフラグSW1〜SW4がオン
になっていれば、手動変速モードフラグをオンにし、手
動変速モード選択状態にする。 ステップ14 自動変速モード復帰用タイマの値をリ
セットする。 ステップ15 手動変速モード用のマップを選択し、
各種データを読み込んで手動変速マップ選択処理を行な
うサブルーチンに入る。 ステップ16 ステップ8において手動変速モードフ
ラグがオンになっていれば、自動変速復帰用タイマの値
を設定値t1と比較する。設定値t1より小さい場合は
ステップ18に進み、設定値t1より大きくなるとステ
ップ17に進む。 ステップ17 手動変速モードフラグをオフにし、ス
テップ9に進み自動変速モードに復帰する。 ステップ18 手動変速マップ選択サブルーチンにお
いて読み込んだ変速データ及び先に算出した各種走行条
件に基づいて変速判断及びロックアップ判断を行なう。 ステップ19 ステップ18においた行なった変速判
断及びロックアップ判断のタイミング判断を行なう。 ステップ20 マニュアルシフトポジション,出力要
求ギヤ段等によりエンジンブレーキソレノイドS3の制
御,判断を行なう。 ステップ21 ステップ11,12もしくはステップ
18,19,20での判断に従い、信号を各ソレノイド
(S1〜S3)へ出力し変速を開始する。 ステップ22 手動変速モード時にタイムラグを短縮
するため、一時的にライン圧昇圧を判断するサブルーチ
ンに入る。 ステップ23 スロットル開度に応じたライン圧を制
御し、かつステップ22の判断によりライン圧が昇圧す
る。 ステップ24 変速過渡状態おけるショック対策とし
て、アキュムレータ背圧に所定の制御を加えるためのサ
ブルーチンに入る。 ステップ25 ステップ11,12もしくはステップ
18,19,23,24の判断,制御により各リニアソ
レノイドSLU,SLT,SLNに出力し制御を行な
う。
施例を示す制御装置の作動について説明する。図10及
び図11に基づいて本発明の一実施例を示す自動変速制
御装置のジェネラルフローを説明する。 ステップ1 プログラム開始にあたり、全ての条件
を初期設定を行なう。 ステップ2 トランスミッションの入力回転数セン
サ(C0センサ)43及び車速センサSP1,SP2か
らの信号より、現在のトランスミッションの入力軸17
及び出力軸25の回転数を算出する。 ステップ3 自動変速のシフトポジションセンサ
(NSSW)44の信号より、現在Iパターンにて選択
されているポジションを検出する。また、同時にNSS
Wのフェール判定を行なう。 ステップ4 スロットル開度センサ46からの信号
より、現在のスロットル開度を算出する。 ステップ5 トランスミッションの油温センサ46
の信号より、現在のトランスミッションの油温(ATF
温度)を算出する。 ステップ6 手動変速のシフトポジションセンサ4
5の信号により、手動変速のシフトポジションを判定す
る。 ステップ7 手動変速のシフトポジションフラグ1
〜4のいずれかがオンされているかどうかを判定する。
オンされている場合はステップ13に、オフされている
場合はステップ8へ進む。 ステップ8 手動変速モードフラグがオンされてい
るかどうか(手動変速モード選択状態かどうか)を判定
する。オンされている場合はステップ16に、オフされ
ている場合はステップ9へ進む。 ステップ9 変速線図の自動変速用変速点データM
SLに自動変速用データDを読み込む。 ステップ10 自動変速用ロックアップ点データMS
LPに自動変速用データDを読み込む。 ステップ11 ステップ9,10で読み込んだ自動変
速用データD及び先に算出した各種走行条件に基づき、
変速判断及びロックアップ判断を行なう。 ステップ12 ステップ11において判断した変速判
断及びロックアップ判断のタイミング判断を行なう。 ステップ13 ステップ7においてシフトポジション
が確定しシフトポジションフラグSW1〜SW4がオン
になっていれば、手動変速モードフラグをオンにし、手
動変速モード選択状態にする。 ステップ14 自動変速モード復帰用タイマの値をリ
セットする。 ステップ15 手動変速モード用のマップを選択し、
各種データを読み込んで手動変速マップ選択処理を行な
うサブルーチンに入る。 ステップ16 ステップ8において手動変速モードフ
ラグがオンになっていれば、自動変速復帰用タイマの値
を設定値t1と比較する。設定値t1より小さい場合は
ステップ18に進み、設定値t1より大きくなるとステ
ップ17に進む。 ステップ17 手動変速モードフラグをオフにし、ス
テップ9に進み自動変速モードに復帰する。 ステップ18 手動変速マップ選択サブルーチンにお
いて読み込んだ変速データ及び先に算出した各種走行条
件に基づいて変速判断及びロックアップ判断を行なう。 ステップ19 ステップ18においた行なった変速判
断及びロックアップ判断のタイミング判断を行なう。 ステップ20 マニュアルシフトポジション,出力要
求ギヤ段等によりエンジンブレーキソレノイドS3の制
御,判断を行なう。 ステップ21 ステップ11,12もしくはステップ
18,19,20での判断に従い、信号を各ソレノイド
(S1〜S3)へ出力し変速を開始する。 ステップ22 手動変速モード時にタイムラグを短縮
するため、一時的にライン圧昇圧を判断するサブルーチ
ンに入る。 ステップ23 スロットル開度に応じたライン圧を制
御し、かつステップ22の判断によりライン圧が昇圧す
る。 ステップ24 変速過渡状態おけるショック対策とし
て、アキュムレータ背圧に所定の制御を加えるためのサ
ブルーチンに入る。 ステップ25 ステップ11,12もしくはステップ
18,19,23,24の判断,制御により各リニアソ
レノイドSLU,SLT,SLNに出力し制御を行な
う。
【0047】次に、図12において本発明の一実施例を
示す自動変速機におけるシフトパターンを説明する。8
9はシフトパターン、89aはIパターン、89bはH
パターンの一部を構成するとともに、上記Iパターン8
9aの左側に配設される低速側シフト列、89cはHパ
ターンの一部を構成するとともに、上記Iパターン89
aの右側に配設される高速側シフト列である。また、F
R、RR、LH、RHはシフトポジションセンサ45の
1速〜4速の各変速段に対応するシフト位置に配設され
たスイッチである。該スイッチはFR、RR、LH、R
Hはシフトレバーが各シフト位置に移動するとオンにな
り、シフト位置から離れるとオフになるように配設して
ある。
示す自動変速機におけるシフトパターンを説明する。8
9はシフトパターン、89aはIパターン、89bはH
パターンの一部を構成するとともに、上記Iパターン8
9aの左側に配設される低速側シフト列、89cはHパ
ターンの一部を構成するとともに、上記Iパターン89
aの右側に配設される高速側シフト列である。また、F
R、RR、LH、RHはシフトポジションセンサ45の
1速〜4速の各変速段に対応するシフト位置に配設され
たスイッチである。該スイッチはFR、RR、LH、R
Hはシフトレバーが各シフト位置に移動するとオンにな
り、シフト位置から離れるとオフになるように配設して
ある。
【0048】次に、図13においてステップ6の手動変
速スイッチ入力処理のサブルーチンについて図14(マ
ニュアルスイッチ信号図)を併用して説明する。 ステップ6−1 手動変速シフトポジションセンサの
RHとRRがオン(マニュアルモードの4速段を選択)
されているかの判断を行なう。 ステップ6−2 ステップ6−1においてオンとなっ
ていれば、手動変速シフトポジションフラグの手動変速
スイッチMT SW4をオンにする。 ステップ6−3 手動変速シフトポジションセンサの
FRとRHがオン(マニュアルモードの3速段を選択)
されているかの判断を行なう。 ステップ6−4 ステップ6−3においてオンとなっ
ていれば、手動変速シフトポジションフラグの手動変速
スイッチMT SW3をオンにする。 ステップ6−5 手動変速シフトポジションセンサの
RRとLHがオン(マニュアルモードの2速段を選択)
されているかの判断を行なう。 ステップ6−6 ステップ6−5においてオンとなって
いれば、手動変速シフトポジションフラグの手動変速ス
イッチMT SW2をオンにする。 ステップ6−7 手動変速シフトポジションセンサの
FRとLHがオン(マニュアルモードの1速段を選択)
されているかの判断を行なう。 ステップ6−8 ステップ6−7においてオンとなっ
ていれば、手動変速シフトポジションフラグの手動変速
スイッチMT SW1をオンにする。 ステップ6−9 ステップ6−1, 6−3, 6−
5, 6−7がいずれもオフと判断された場合、手動変
速シフトポジションフラグの手動変速スイッチMT S
W1〜4のすべてをオフにする。
速スイッチ入力処理のサブルーチンについて図14(マ
ニュアルスイッチ信号図)を併用して説明する。 ステップ6−1 手動変速シフトポジションセンサの
RHとRRがオン(マニュアルモードの4速段を選択)
されているかの判断を行なう。 ステップ6−2 ステップ6−1においてオンとなっ
ていれば、手動変速シフトポジションフラグの手動変速
スイッチMT SW4をオンにする。 ステップ6−3 手動変速シフトポジションセンサの
FRとRHがオン(マニュアルモードの3速段を選択)
されているかの判断を行なう。 ステップ6−4 ステップ6−3においてオンとなっ
ていれば、手動変速シフトポジションフラグの手動変速
スイッチMT SW3をオンにする。 ステップ6−5 手動変速シフトポジションセンサの
RRとLHがオン(マニュアルモードの2速段を選択)
されているかの判断を行なう。 ステップ6−6 ステップ6−5においてオンとなって
いれば、手動変速シフトポジションフラグの手動変速ス
イッチMT SW2をオンにする。 ステップ6−7 手動変速シフトポジションセンサの
FRとLHがオン(マニュアルモードの1速段を選択)
されているかの判断を行なう。 ステップ6−8 ステップ6−7においてオンとなっ
ていれば、手動変速シフトポジションフラグの手動変速
スイッチMT SW1をオンにする。 ステップ6−9 ステップ6−1, 6−3, 6−
5, 6−7がいずれもオフと判断された場合、手動変
速シフトポジションフラグの手動変速スイッチMT S
W1〜4のすべてをオフにする。
【0049】次に、図15においてステップ15の手動
変速マップ選択処理のサブルーチンを説明する。 ステップ15−1 シフトポジションセンサ45にお
いて、4速位置のスイッチSW4がオンになったか否か
を判断する。 ステップ15−2 ステップ15−1において4速位
置のスイッチSW4がオンであれば、手動変速用変速点
データMSLに4速ギヤ段用データを読み込む。 ステップ15−3 手動変速用ロックアップ点データ
MSLPに4速ギヤ段用データを読み込む。 0ステップ15−4〜15−6 ステップ15−1〜
15−3と同様に制御して3速ギヤ段用データを読み込
む。 ステップ15−7〜15−9 ステップ15−1〜1
5−3と同様に制御して2速ギヤ段用データを読み込
む。 ステップ15−10,15−11 手動変速用変速点
データMSL及び手動変速用ロックアップ点データMS
LPに1速ギヤ段用データを読み込む。
変速マップ選択処理のサブルーチンを説明する。 ステップ15−1 シフトポジションセンサ45にお
いて、4速位置のスイッチSW4がオンになったか否か
を判断する。 ステップ15−2 ステップ15−1において4速位
置のスイッチSW4がオンであれば、手動変速用変速点
データMSLに4速ギヤ段用データを読み込む。 ステップ15−3 手動変速用ロックアップ点データ
MSLPに4速ギヤ段用データを読み込む。 0ステップ15−4〜15−6 ステップ15−1〜
15−3と同様に制御して3速ギヤ段用データを読み込
む。 ステップ15−7〜15−9 ステップ15−1〜1
5−3と同様に制御して2速ギヤ段用データを読み込
む。 ステップ15−10,15−11 手動変速用変速点
データMSL及び手動変速用ロックアップ点データMS
LPに1速ギヤ段用データを読み込む。
【0050】次に、図16において、ステップ20のエ
ンジンブレーキ用ソレノイド制御のサブルーチンについ
て説明する。 ステップ20−1 出力要求されたギヤ段が1速又は
2速かを判定する。 ステップ20−2 シフトポジションの1または2が
選択されているかどうかを判定する。 ステップ20−5 ステップ20−1及び20−2が
成立すれば、ソレノイドS3をオンと判断する。 ステップ20−6 ステップ20−5が成立しなけれ
ば、ソレノイドS3をオフに判断する。
ンジンブレーキ用ソレノイド制御のサブルーチンについ
て説明する。 ステップ20−1 出力要求されたギヤ段が1速又は
2速かを判定する。 ステップ20−2 シフトポジションの1または2が
選択されているかどうかを判定する。 ステップ20−5 ステップ20−1及び20−2が
成立すれば、ソレノイドS3をオンと判断する。 ステップ20−6 ステップ20−5が成立しなけれ
ば、ソレノイドS3をオフに判断する。
【0051】次に、図17において上記ステップ20の
エンジンブレーキ用ソレノイド制御のサブルーチンにつ
いて他の実施例を説明する。 ステップ20’−1 出力要求されたギヤ段が1速又
は2速かを判断する。 ステップ20’−2 シフトポジションの1または2が
選択されているかどうかを判定する。 ステップ20’−3 現在入力されているスロットル
開度が3%以下の時に、スロットルがオフと判定する。 ステップ20’−4 自動変速機の入力軸回転数と出
力軸回転数を比較し、変速過渡状態におけるイナーシャ
相の開始を判断する。 ステップ20’−5 ステップ20’−1,20’−
2,20’−3がすべてあるいは20’−1,20’−
2,20’−4がすべて成立した場合には、ソレノイド
S3をオンと判断する。 ステップ20’−6 ステップ20’−5の条件が成
立しない場合は、ソレノイドS3をオフと判断する。
エンジンブレーキ用ソレノイド制御のサブルーチンにつ
いて他の実施例を説明する。 ステップ20’−1 出力要求されたギヤ段が1速又
は2速かを判断する。 ステップ20’−2 シフトポジションの1または2が
選択されているかどうかを判定する。 ステップ20’−3 現在入力されているスロットル
開度が3%以下の時に、スロットルがオフと判定する。 ステップ20’−4 自動変速機の入力軸回転数と出
力軸回転数を比較し、変速過渡状態におけるイナーシャ
相の開始を判断する。 ステップ20’−5 ステップ20’−1,20’−
2,20’−3がすべてあるいは20’−1,20’−
2,20’−4がすべて成立した場合には、ソレノイド
S3をオンと判断する。 ステップ20’−6 ステップ20’−5の条件が成
立しない場合は、ソレノイドS3をオフと判断する。
【0052】次に、図18において、ステップ22のラ
イン圧昇圧判断のサブルーチンについて説明する。 ステップ22−1 現在のギヤ段と新規要求されるギ
ヤ段を監視して、変速出力されているか否かの判断を行
なう。 ステップ22−2 ステップ22−1において変速出
力されている場合、マニュアルモードフラグがオンされ
ているか否か(手動変速モードが選択されているか否
か)の判断を行なう。 ステップ22−3 ステップ22−1において変速出
力され、 ステップ22−2においてマニュアルモード
がオンされている場合、ライン圧昇圧マップ選択サブル
ーチンに入り、昇圧に関する各種データを読み込む。 ステップ22−4 ステップ22−3で読み込んだデ
ータ及び各種条件に基づき、昇圧タイミングを決定し、
制御を行なう。 ステップ22−5 ステップ22−1で変速出力され
ていない場合、ステップ22−2でマニュアルモードフ
ラグがオフされている場合、ライン圧昇圧値をクリアー
し、通常の制御へ戻す。
イン圧昇圧判断のサブルーチンについて説明する。 ステップ22−1 現在のギヤ段と新規要求されるギ
ヤ段を監視して、変速出力されているか否かの判断を行
なう。 ステップ22−2 ステップ22−1において変速出
力されている場合、マニュアルモードフラグがオンされ
ているか否か(手動変速モードが選択されているか否
か)の判断を行なう。 ステップ22−3 ステップ22−1において変速出
力され、 ステップ22−2においてマニュアルモード
がオンされている場合、ライン圧昇圧マップ選択サブル
ーチンに入り、昇圧に関する各種データを読み込む。 ステップ22−4 ステップ22−3で読み込んだデ
ータ及び各種条件に基づき、昇圧タイミングを決定し、
制御を行なう。 ステップ22−5 ステップ22−1で変速出力され
ていない場合、ステップ22−2でマニュアルモードフ
ラグがオフされている場合、ライン圧昇圧値をクリアー
し、通常の制御へ戻す。
【0053】次に、図19において上記ステップ22に
おけるライン圧昇圧マップの選択を示すサブルーチンを
説明する。 ステップ22ー3−1 選択された変速がアップシフ
トか否かを判断する。アップシフトの変速の場合はステ
ップ22−3−2に進み、ダウンシフトの変速の場合は
22−3−19に進む。 ステップ22−3−2 選択された変速の種別が1−
2アップシフトか否かを判断する。 ステップ22−3−3 ステップ22−3−2におい
て1−2アップシフトであると判断された場合、あらか
じめセットされた昇圧値1→2をデータとして読み込
む。 ステップ22−3−4 ステップ22−3−2におい
て1−2アップシフトであると判断された場合、あらか
じめセットされたタイマ値1→2をデータとしてt2に
読み込む。 ステップ22−3−5〜7 ステップ22−3−2〜
4と同様の制御を1−3アップシフトについて行なう。 ステップ22−3−8〜10 ステップ22−3−2
〜4と同様の制御を1−4アップシフトについて行な
う。 ステップ22−3−11〜13 ステップ22−3−
2〜4と同様の制御を2−3アップシフトについて行な
う。 ステップ22−3−14〜16 ステップ22−3−
2〜4と同様の制御を2−4アップシフトについて行な
う。 ステップ22−3−17,18 アップシフトにおい
てステップ22−3−2,5,8,11,14のいずれ
も不成立の場合、3−4アップシフトと判断して、ステ
ップ22−3−3,4と同様の制御を3−4アップシフ
トについて行なう。 ステップ22−3−19〜21 ステップ22−3−
1においてダウンシフトと判断された場合、22−3−
2〜4と同様の制御を2−1ダウンシフトについて行な
う。 ステップ22−3−22〜24 ステップ22−3−
2〜4と同様の制御を3−1ダウンシフトについて行な
う。 ステップ22−3−25〜27 ステップ22−3−
2〜4と同様の制御を4−1ダウンシフトについて行な
う。 ステップ22−3−28〜30 ステップ22−3−
2〜4と同様の制御を3−2ダウンシフトについて行な
う。 ステップ22−3−31〜33 ステップ22−3
−2〜4と同様の制御を4−2ダウンシフトについて行
なう。 ステップ22−3−34,35 ダウンシフトにお
いてステップ22−3−19,22,25,28,31
のいずれも不成立の場合、4−3ダウンシフトと判断し
て、ステップ22−3−3,4と同様の制御を4−3ア
ップシフトについて行なう。
おけるライン圧昇圧マップの選択を示すサブルーチンを
説明する。 ステップ22ー3−1 選択された変速がアップシフ
トか否かを判断する。アップシフトの変速の場合はステ
ップ22−3−2に進み、ダウンシフトの変速の場合は
22−3−19に進む。 ステップ22−3−2 選択された変速の種別が1−
2アップシフトか否かを判断する。 ステップ22−3−3 ステップ22−3−2におい
て1−2アップシフトであると判断された場合、あらか
じめセットされた昇圧値1→2をデータとして読み込
む。 ステップ22−3−4 ステップ22−3−2におい
て1−2アップシフトであると判断された場合、あらか
じめセットされたタイマ値1→2をデータとしてt2に
読み込む。 ステップ22−3−5〜7 ステップ22−3−2〜
4と同様の制御を1−3アップシフトについて行なう。 ステップ22−3−8〜10 ステップ22−3−2
〜4と同様の制御を1−4アップシフトについて行な
う。 ステップ22−3−11〜13 ステップ22−3−
2〜4と同様の制御を2−3アップシフトについて行な
う。 ステップ22−3−14〜16 ステップ22−3−
2〜4と同様の制御を2−4アップシフトについて行な
う。 ステップ22−3−17,18 アップシフトにおい
てステップ22−3−2,5,8,11,14のいずれ
も不成立の場合、3−4アップシフトと判断して、ステ
ップ22−3−3,4と同様の制御を3−4アップシフ
トについて行なう。 ステップ22−3−19〜21 ステップ22−3−
1においてダウンシフトと判断された場合、22−3−
2〜4と同様の制御を2−1ダウンシフトについて行な
う。 ステップ22−3−22〜24 ステップ22−3−
2〜4と同様の制御を3−1ダウンシフトについて行な
う。 ステップ22−3−25〜27 ステップ22−3−
2〜4と同様の制御を4−1ダウンシフトについて行な
う。 ステップ22−3−28〜30 ステップ22−3−
2〜4と同様の制御を3−2ダウンシフトについて行な
う。 ステップ22−3−31〜33 ステップ22−3
−2〜4と同様の制御を4−2ダウンシフトについて行
なう。 ステップ22−3−34,35 ダウンシフトにお
いてステップ22−3−19,22,25,28,31
のいずれも不成立の場合、4−3ダウンシフトと判断し
て、ステップ22−3−3,4と同様の制御を4−3ア
ップシフトについて行なう。
【0054】次に、図20においてアキューム背圧制御
のサブルーチンを説明する。 ステップ24−1 マニュアルモードフラグがオン
されているか否か(手動変速変速モードが選択されてい
るか否か)の判断を行なう。 ステップ24−2 ステップ24−1においてマニ
ュアルモードフラグがオフされている時手動変速モード
用制御に従ってアキューム背圧制御を行なう。 ステップ24−3 ステップ24−1においてマニ
ュアルモードフラグがオンされている時手動変速モード
に従ってアキュムレータ背圧制御を行なう。
のサブルーチンを説明する。 ステップ24−1 マニュアルモードフラグがオン
されているか否か(手動変速変速モードが選択されてい
るか否か)の判断を行なう。 ステップ24−2 ステップ24−1においてマニ
ュアルモードフラグがオフされている時手動変速モード
用制御に従ってアキューム背圧制御を行なう。 ステップ24−3 ステップ24−1においてマニ
ュアルモードフラグがオンされている時手動変速モード
に従ってアキュムレータ背圧制御を行なう。
【0055】次に、図21において1−2パワーオンア
ップ(1−2アップシフトが出力された時に、スロット
ル開度が所定値以上の時)タイミングチャートを説明す
る。 シフトレバーがポジション1を離れる。同時にエン
ジンブレーキ制御用ソレノイドS3がオフされ、1速用
エンジンブレーキ係合要素B3が解放される。(通常の
自動変速機ではLレンジからSレンジへはマニュアルア
ップ操作が行われ、マニュアルバルブが切り換わる。そ
れによりLレンジ用油路が閉鎖されB3への油圧供給が
断たれる。) 〜 シフトレバーがシフトポジション2へ向かって
移動している操作途中。(通常の自動変速機では、Lレ
ンジからSレンジへのマニュアルバルブ操作は終了し、
マニュアルバルブは切り替わっているものの、同時係合
防止タイマ:TLDLYが作動し、1−2アップシフト指令
を遅らせている。) シフトレバーがポジション2へ入り、1−2アップ
指令が出力される。(通常の自動変速機では、同時係合
防止タイマ:TLDLYがカウントアップし、1−2アップ
指令が出力される。) 2速用係合要素B1,B2が係合を開始し、イナー
シャ相に入っていく。それに伴いC0回転数が落ち始め
る。C0回転判定実行時は、この後回転数差が所定の値
になった場合をイナーシャ相開始と判断する。 C0判定フェール時ガードタイマがカウントアップ
する。本タイマは、変速指令後該当ギヤ比において、N
0回転より算出されるC0回転と実測C0回転が不一致
の場合(例えばC0センサ断線やワンウェイクラッチ空
転時)に作動し、タイマによりイナーシャ相開始判定を
下す。 変速終了
ップ(1−2アップシフトが出力された時に、スロット
ル開度が所定値以上の時)タイミングチャートを説明す
る。 シフトレバーがポジション1を離れる。同時にエン
ジンブレーキ制御用ソレノイドS3がオフされ、1速用
エンジンブレーキ係合要素B3が解放される。(通常の
自動変速機ではLレンジからSレンジへはマニュアルア
ップ操作が行われ、マニュアルバルブが切り換わる。そ
れによりLレンジ用油路が閉鎖されB3への油圧供給が
断たれる。) 〜 シフトレバーがシフトポジション2へ向かって
移動している操作途中。(通常の自動変速機では、Lレ
ンジからSレンジへのマニュアルバルブ操作は終了し、
マニュアルバルブは切り替わっているものの、同時係合
防止タイマ:TLDLYが作動し、1−2アップシフト指令
を遅らせている。) シフトレバーがポジション2へ入り、1−2アップ
指令が出力される。(通常の自動変速機では、同時係合
防止タイマ:TLDLYがカウントアップし、1−2アップ
指令が出力される。) 2速用係合要素B1,B2が係合を開始し、イナー
シャ相に入っていく。それに伴いC0回転数が落ち始め
る。C0回転判定実行時は、この後回転数差が所定の値
になった場合をイナーシャ相開始と判断する。 C0判定フェール時ガードタイマがカウントアップ
する。本タイマは、変速指令後該当ギヤ比において、N
0回転より算出されるC0回転と実測C0回転が不一致
の場合(例えばC0センサ断線やワンウェイクラッチ空
転時)に作動し、タイマによりイナーシャ相開始判定を
下す。 変速終了
【0056】次に、図22は現行制御のガードタイマに
より変速信号が出力されてから所定時間後にイナ−シャ
相開始を判定する1−2パワーオフアップ(1−2アッ
プシフト信号が出力された時に、スロットル開度が所定
値以下の時)のタイミングチャートについて説明する。 シフトレバーがポジション1を離れる。同時にエン
ジンブレーキ制御用ソレノイドS3がオフされ、1速用
エンジンブレーキ係合要素B3が解放される。 油圧サーボB3がリリーフされるためトランスミッ
ションはエンジンブレーキ非駆動状態となり、ワンウェ
イクラッチF2空転のためニュートラルになる。 シフトレバーがシフトポジション2へ入り1−2ア
ップが出力され、2速位置へ移動が完了する。スイッチ
SW2がオンとなり、第3ソレノイドバルブS3がオン
され油圧回路が2速状態へ切り換わる。この時点よりガ
ードタイマを作動させる。 ガードタイマがカウントアップする。この時点をイ
ナーシャ相開始点と判断する。 変速終了
より変速信号が出力されてから所定時間後にイナ−シャ
相開始を判定する1−2パワーオフアップ(1−2アッ
プシフト信号が出力された時に、スロットル開度が所定
値以下の時)のタイミングチャートについて説明する。 シフトレバーがポジション1を離れる。同時にエン
ジンブレーキ制御用ソレノイドS3がオフされ、1速用
エンジンブレーキ係合要素B3が解放される。 油圧サーボB3がリリーフされるためトランスミッ
ションはエンジンブレーキ非駆動状態となり、ワンウェ
イクラッチF2空転のためニュートラルになる。 シフトレバーがシフトポジション2へ入り1−2ア
ップが出力され、2速位置へ移動が完了する。スイッチ
SW2がオンとなり、第3ソレノイドバルブS3がオン
され油圧回路が2速状態へ切り換わる。この時点よりガ
ードタイマを作動させる。 ガードタイマがカウントアップする。この時点をイ
ナーシャ相開始点と判断する。 変速終了
【0057】従来、C0回転センサを用いて変速過渡状
態におけるイナーシャ相開始時点を検出してライン圧昇
圧停止を制御していたが、この制御方法で行なうと、車
速が一定でパワーオフの状態、例えばアクセル開度が解
放状態の1速走行中においてシフトレバーを1−2シフ
トアップした場合について、本発明の実施例において説
明すると、リヤプラネタリギヤユニット22の出力軸2
5に連結されるリングギヤR3の回転は一定(車速一定
のため)であると仮定する。その場合1−2シフトアッ
プされることにより1速達成用の摩擦係合要素である第
3ブレーキB3が解放される。そのために第2ワンウェ
イクラッチF2が0からプラス方向に回転可能な状態と
なり、アクセル開度が解放状態となることによりエンジ
ン回転が低下する。この入力回転の低下に伴ってフロン
トプラネタリギヤユニット21のリングギヤR2の低下
が可能な状態とされるので、自動変速機の入力部材はリ
ングギヤR2に連結されているためにリングギヤR2の
回転数の低下が可能となると共に、自動変速機の入力回
転(C0回転)が低下しパワーオフアップにおけるワン
ウェイクラッチ空転におけるC0回転変化αが検出され
ることとなる。
態におけるイナーシャ相開始時点を検出してライン圧昇
圧停止を制御していたが、この制御方法で行なうと、車
速が一定でパワーオフの状態、例えばアクセル開度が解
放状態の1速走行中においてシフトレバーを1−2シフ
トアップした場合について、本発明の実施例において説
明すると、リヤプラネタリギヤユニット22の出力軸2
5に連結されるリングギヤR3の回転は一定(車速一定
のため)であると仮定する。その場合1−2シフトアッ
プされることにより1速達成用の摩擦係合要素である第
3ブレーキB3が解放される。そのために第2ワンウェ
イクラッチF2が0からプラス方向に回転可能な状態と
なり、アクセル開度が解放状態となることによりエンジ
ン回転が低下する。この入力回転の低下に伴ってフロン
トプラネタリギヤユニット21のリングギヤR2の低下
が可能な状態とされるので、自動変速機の入力部材はリ
ングギヤR2に連結されているためにリングギヤR2の
回転数の低下が可能となると共に、自動変速機の入力回
転(C0回転)が低下しパワーオフアップにおけるワン
ウェイクラッチ空転におけるC0回転変化αが検出され
ることとなる。
【0058】従って、自動変速機の入力回転数(C0回
転数)に基づいてライン圧の昇圧を停止した場合にはC
0回転が一時期正常な値よりも低下(C0回転変化α)
するためライン圧昇圧の停止のタイミングのずれが生じ
ることとなる。
転数)に基づいてライン圧の昇圧を停止した場合にはC
0回転が一時期正常な値よりも低下(C0回転変化α)
するためライン圧昇圧の停止のタイミングのずれが生じ
ることとなる。
【0059】そのため、あらかじめ設定されているガー
ドタイマによりライン圧昇圧停止を行なっていた。しか
し、ガードタイマによりイナーシャ相開始時点を設定す
ると、不正確であるため適正なイナーシャ相の開始時点
を検出することができずライン圧昇圧停止の時点が早す
ぎたり、遅すぎたりする場合が生じる。
ドタイマによりライン圧昇圧停止を行なっていた。しか
し、ガードタイマによりイナーシャ相開始時点を設定す
ると、不正確であるため適正なイナーシャ相の開始時点
を検出することができずライン圧昇圧停止の時点が早す
ぎたり、遅すぎたりする場合が生じる。
【0060】従って、本発明は、第3ブレーキB3解放
に伴っていわゆるアイドル状態となり、出力軸25が車
輪の慣性により出力トルクがマイナス状態となった後、
第1ブレーキB1係合によりフロントプラネタリギヤユ
ニット21側のサンギヤS2が係止されることによりリ
ヤプラネタリギヤユニット22側のリングギヤR3に連
結される出力軸トルクに変化が生じる、この出力トルク
がマイナスからプラスに変化され急激に立ち上がる点に
着目し出力トルクの変化率によりイナーシャ相開始を判
断する方法について図23において説明する。
に伴っていわゆるアイドル状態となり、出力軸25が車
輪の慣性により出力トルクがマイナス状態となった後、
第1ブレーキB1係合によりフロントプラネタリギヤユ
ニット21側のサンギヤS2が係止されることによりリ
ヤプラネタリギヤユニット22側のリングギヤR3に連
結される出力軸トルクに変化が生じる、この出力トルク
がマイナスからプラスに変化され急激に立ち上がる点に
着目し出力トルクの変化率によりイナーシャ相開始を判
断する方法について図23において説明する。
【0061】また、さらに自動変速機のトランスミッシ
ョンの入力回転数に着目し1速達成用の摩擦係合要素が
解放されることにより、自動変速機はエンジンブレーキ
非作動状態となりワンウェイクラッチ空転のためニュー
トラル状態となる。そのためエンジン回転数はアイドル
状態へ向かってある変化率K1で下がって行き、この状
態から2速達成用の摩擦係合要素が係合される際に今ま
でK1で下がっていたエンジン回転数は変化率K2で急速
に2速状態のエンジン回転数へと変化して行く。この変
化率K1とK2の変化を算出し変化率の変化がある所定の
値を超えた時にイナーシャ相開始と判断する方法につい
て図26において説明する。
ョンの入力回転数に着目し1速達成用の摩擦係合要素が
解放されることにより、自動変速機はエンジンブレーキ
非作動状態となりワンウェイクラッチ空転のためニュー
トラル状態となる。そのためエンジン回転数はアイドル
状態へ向かってある変化率K1で下がって行き、この状
態から2速達成用の摩擦係合要素が係合される際に今ま
でK1で下がっていたエンジン回転数は変化率K2で急速
に2速状態のエンジン回転数へと変化して行く。この変
化率K1とK2の変化を算出し変化率の変化がある所定の
値を超えた時にイナーシャ相開始と判断する方法につい
て図26において説明する。
【0062】ステップ22−4における昇圧タイミング
制御のサブルーチンについて上記内容の2つの実施例を
説明する。まず、初めに出力トルクによりイナーシャ相
開始を判断して、ライン圧昇圧のタイミングの制御を行
なう手段について説明する。
制御のサブルーチンについて上記内容の2つの実施例を
説明する。まず、初めに出力トルクによりイナーシャ相
開始を判断して、ライン圧昇圧のタイミングの制御を行
なう手段について説明する。
【0063】図23は出力軸トルクによりイナーシャ相
開始を判定する1−2パワーオフアップのタイミングチ
ャートであり、図24は出力軸トルクによりイナーシャ
相開始を判定するライン圧昇圧タイミングのフローチャ
ートである。図23において、出力軸トルクによりイナ
ーシャ相開始を判定する1−2パワーオフアップのタイ
ミングチャートを説明する。 シフトレバーを1速位置から2速位置へと動かし始め
る。スイッチS/W1がオフとなり第3ソレノイドバル
ブS3がオフされ第1の段達成用油圧サーボB3がリリ
ーフされ始める。 第1の段達成用油圧サーボB3がリリーフされたため
トランスミッションはエンジンブレーキ非作動状態とな
りワンウェイクラッチF2空転のためニュートラルにな
る。そのため出力トルクがニュートラルとなっていく。 シフトレバーが2速位置へ移動が完了する。スイッチ
SW2がオンとなり、第1ソレノイドバルブS1がOF
F、第3ソレノイドバルブS3がONされ油圧回路が2
速状態へ切り換わる。油圧サーボB−1、B−2がアプ
ライを開始される。 B−1が係合を開始するため、出力トルクがプラスと
なり変化が生じる。 変速終了
開始を判定する1−2パワーオフアップのタイミングチ
ャートであり、図24は出力軸トルクによりイナーシャ
相開始を判定するライン圧昇圧タイミングのフローチャ
ートである。図23において、出力軸トルクによりイナ
ーシャ相開始を判定する1−2パワーオフアップのタイ
ミングチャートを説明する。 シフトレバーを1速位置から2速位置へと動かし始め
る。スイッチS/W1がオフとなり第3ソレノイドバル
ブS3がオフされ第1の段達成用油圧サーボB3がリリ
ーフされ始める。 第1の段達成用油圧サーボB3がリリーフされたため
トランスミッションはエンジンブレーキ非作動状態とな
りワンウェイクラッチF2空転のためニュートラルにな
る。そのため出力トルクがニュートラルとなっていく。 シフトレバーが2速位置へ移動が完了する。スイッチ
SW2がオンとなり、第1ソレノイドバルブS1がOF
F、第3ソレノイドバルブS3がONされ油圧回路が2
速状態へ切り換わる。油圧サーボB−1、B−2がアプ
ライを開始される。 B−1が係合を開始するため、出力トルクがプラスと
なり変化が生じる。 変速終了
【0064】図24において、出力トルクによりイナー
シャ相開始を判定するライン圧昇圧タイミングのフロー
チャートについて説明する。 ステップ22−4−1 C0回転センサ及びトルク
センサを診断し、フェールしているか否かの判定を行な
う。 ステップ22−4−2 ステップ20−4−1にお
いてフェールでないと判定された場合、アップシフトか
どうかの判定を行なう。 ステップ22−4−3 ステップ20−4−2にお
いてアップシフトと判定された場合、アップシフト時の
スロットル開度を判断し、パワーオフかどうかの判定を
行なう。 ステップ22−4−4 出力軸トルク検出センサ5
1の信号より出力トルクを検出する。 ステップ22−4−4’ ステップ22−4−2,
22−4−3においてパワーオフアップと判定された場
合、現状の出力トルク変化率K3を算出する。 ステップ22−4−5 算出された出力トルク変化
率K3と所定の値Yを比較し、K3がYを上回った場
合、昇圧を中止する。 ステップ22−4−6 ライン圧昇圧値を先に読み込
んだデータマップに従いセットする。 ステップ22−4−7 ステップ22−4−2,
22−4−3においてパワーオンアップの場合、出力軸
回転数Noと変速前ギヤ比ibから求められる目標C0
回転数f(No)を算出する。 ステップ22−4−8 目標C0回転数f(No)
と現状C0回転数を比較し、その差が所定の値αに対し
大であるか否かを判断し、不成立の場合昇圧を実行す
る。 ステップ22−4−9 ステップ22−4−1ある
いは22−4−2においてセンサーフェール時及びダウ
ンシフト時は先に読み込んだデータ中のt2タイマ値に
従って昇圧を制御し、タイマ値が所定の値t2を越えな
い範囲で昇圧を実施する。
シャ相開始を判定するライン圧昇圧タイミングのフロー
チャートについて説明する。 ステップ22−4−1 C0回転センサ及びトルク
センサを診断し、フェールしているか否かの判定を行な
う。 ステップ22−4−2 ステップ20−4−1にお
いてフェールでないと判定された場合、アップシフトか
どうかの判定を行なう。 ステップ22−4−3 ステップ20−4−2にお
いてアップシフトと判定された場合、アップシフト時の
スロットル開度を判断し、パワーオフかどうかの判定を
行なう。 ステップ22−4−4 出力軸トルク検出センサ5
1の信号より出力トルクを検出する。 ステップ22−4−4’ ステップ22−4−2,
22−4−3においてパワーオフアップと判定された場
合、現状の出力トルク変化率K3を算出する。 ステップ22−4−5 算出された出力トルク変化
率K3と所定の値Yを比較し、K3がYを上回った場
合、昇圧を中止する。 ステップ22−4−6 ライン圧昇圧値を先に読み込
んだデータマップに従いセットする。 ステップ22−4−7 ステップ22−4−2,
22−4−3においてパワーオンアップの場合、出力軸
回転数Noと変速前ギヤ比ibから求められる目標C0
回転数f(No)を算出する。 ステップ22−4−8 目標C0回転数f(No)
と現状C0回転数を比較し、その差が所定の値αに対し
大であるか否かを判断し、不成立の場合昇圧を実行す
る。 ステップ22−4−9 ステップ22−4−1ある
いは22−4−2においてセンサーフェール時及びダウ
ンシフト時は先に読み込んだデータ中のt2タイマ値に
従って昇圧を制御し、タイマ値が所定の値t2を越えな
い範囲で昇圧を実施する。
【0065】次に、図25において、トランスミッショ
ンの入力回転数によりイナーシャ相開始を判定する1−
2パワーオフアップのタイミングチャートを説明する。 シフトレバーを1速位置から2速位置へと動かし始
める。スイッチS/W1がオフとなり、第3ソレノイド
バルブS3がオフされ油圧サーボB3がリリーフされ始
める。 油圧サーボB3がリリーフされたためトランスミッ
ションはエンジンブレーキ非作動状態となり、ワンウェ
イクラッチF2空転のため、ニュートラルになる。その
ためエンジン回転数≒Nc оはアイドルへ向かってある
降下率:K1で下がり始める。 シフトレバーが2速位置へ移動を完了する。スイッ
チS/W2がオンとなり、第1ソレノイドバルブS1が
オフ、第3ソレノイドバルブS3がオンされ、油圧回路
が2速状態へ切り変わる。油圧サーボB−1、B−2が
アプライを開始される。 第1のソレノイドS1が係合を開始するため、いま
までK1の降下率で下がっていたE/G回転数=トラン
スミッションの入力回転数Nc оは降下率:K2で急速
に2速状態のE/G回転数=Nc оへと変化してゆく。 変速終了
ンの入力回転数によりイナーシャ相開始を判定する1−
2パワーオフアップのタイミングチャートを説明する。 シフトレバーを1速位置から2速位置へと動かし始
める。スイッチS/W1がオフとなり、第3ソレノイド
バルブS3がオフされ油圧サーボB3がリリーフされ始
める。 油圧サーボB3がリリーフされたためトランスミッ
ションはエンジンブレーキ非作動状態となり、ワンウェ
イクラッチF2空転のため、ニュートラルになる。その
ためエンジン回転数≒Nc оはアイドルへ向かってある
降下率:K1で下がり始める。 シフトレバーが2速位置へ移動を完了する。スイッ
チS/W2がオンとなり、第1ソレノイドバルブS1が
オフ、第3ソレノイドバルブS3がオンされ、油圧回路
が2速状態へ切り変わる。油圧サーボB−1、B−2が
アプライを開始される。 第1のソレノイドS1が係合を開始するため、いま
までK1の降下率で下がっていたE/G回転数=トラン
スミッションの入力回転数Nc оは降下率:K2で急速
に2速状態のE/G回転数=Nc оへと変化してゆく。 変速終了
【0066】図26において、トランスミッションの入
力回転数Ncoによりイナーシャ相開始を判断して、ラ
イン圧昇圧のタイミング制御を行なうサブルーチンを説
明する。 ステップ22−4’−1 C0回転センサの状態をエ
ンジン(E/G)回転数とC0パルスの関係から診断
し、フェールしているか否かの判定を行なう。 ステップ22−4’−2 ステップ20−4’−1に
おいてフェールでないと判定された場合、アップシフト
かどうかの判定を行なう。 ステップ22−4’−3 ステップ20−4’−2に
おいてアップシフトと判定された場合、アップシフト時
のスロットル開度を判断し、パワーオフかどうかの判定
を行なう。 ステップ22−4’−4 ステップ22−4’−2,
22−4’−3においてパワーオフアップと判定され
た場合、現状のC0回転数勾配を算出しK2とする。 ステップ22−4’−5 現状のC0回転数勾配K2
と、直前の回転数勾配K1の比率が所定の値Xより大か
否かを判断する。ステップ22−4’−6 ステップ
22−4’−5において不成立の場合現状のC0回転数
勾配K2をK1に入力し次回演算に備える。 ステップ22−4’−7 ライン圧昇圧値を先に読み
込んだデータマップに従いセットする。 ステップ22−4’−8 ステップ22−4’−5に
おいて成立した場合、判定用基準勾配K1をデフォルト
値にセットし、昇圧値をクリアーするコマンドを出力す
る。 ステップ22−4’−9 ステップ22−4’−2,
22−4’−3においてパワーオンアップの場合、出
力軸回転数Noと変速前ギヤ比ibから求められる目標
C0回転数f(No)を算出する。 ステップ22−4’−10 目標C0回転数f(N
o)と現状C0回転数を比較し、その差が所定の値αに
対し大であるか否かを判断し、不成立の場合昇圧を実行
する。 ステップ22−4’−11 ステップ22−4’−1
あるいは22−4’−2においてセンサーフェール時及
びダウンシフト時は先に読み込んだデータ中のt2タイ
マ値に従って昇圧を制御し、タイマ値が所定の値t2を
越えない範囲で昇圧を実施する。
力回転数Ncoによりイナーシャ相開始を判断して、ラ
イン圧昇圧のタイミング制御を行なうサブルーチンを説
明する。 ステップ22−4’−1 C0回転センサの状態をエ
ンジン(E/G)回転数とC0パルスの関係から診断
し、フェールしているか否かの判定を行なう。 ステップ22−4’−2 ステップ20−4’−1に
おいてフェールでないと判定された場合、アップシフト
かどうかの判定を行なう。 ステップ22−4’−3 ステップ20−4’−2に
おいてアップシフトと判定された場合、アップシフト時
のスロットル開度を判断し、パワーオフかどうかの判定
を行なう。 ステップ22−4’−4 ステップ22−4’−2,
22−4’−3においてパワーオフアップと判定され
た場合、現状のC0回転数勾配を算出しK2とする。 ステップ22−4’−5 現状のC0回転数勾配K2
と、直前の回転数勾配K1の比率が所定の値Xより大か
否かを判断する。ステップ22−4’−6 ステップ
22−4’−5において不成立の場合現状のC0回転数
勾配K2をK1に入力し次回演算に備える。 ステップ22−4’−7 ライン圧昇圧値を先に読み
込んだデータマップに従いセットする。 ステップ22−4’−8 ステップ22−4’−5に
おいて成立した場合、判定用基準勾配K1をデフォルト
値にセットし、昇圧値をクリアーするコマンドを出力す
る。 ステップ22−4’−9 ステップ22−4’−2,
22−4’−3においてパワーオンアップの場合、出
力軸回転数Noと変速前ギヤ比ibから求められる目標
C0回転数f(No)を算出する。 ステップ22−4’−10 目標C0回転数f(N
o)と現状C0回転数を比較し、その差が所定の値αに
対し大であるか否かを判断し、不成立の場合昇圧を実行
する。 ステップ22−4’−11 ステップ22−4’−1
あるいは22−4’−2においてセンサーフェール時及
びダウンシフト時は先に読み込んだデータ中のt2タイ
マ値に従って昇圧を制御し、タイマ値が所定の値t2を
越えない範囲で昇圧を実施する。
【0067】以上により本発明は、自動変速機のアップ
シフト信号が出力された時に、スロットル開度が所定値
以下の時、オフアップと判断するオフアップ検出手段
と、自動変速機の出力軸のトルクを検出する出力軸トル
ク検出手段と、前記オフアップ検出手段により自動変速
機のオフアップ変速が検出された後、前記出力軸トルク
検出手段からの出力軸トルクの変化率が所定値以上にな
った時、イナーシャ相の開始を判断するイナーシャ相検
出手段とからなる構成を有しているので、適正にイナー
シャ相開始を検出することができライン圧昇圧の停止を
適正に制御することができる。
シフト信号が出力された時に、スロットル開度が所定値
以下の時、オフアップと判断するオフアップ検出手段
と、自動変速機の出力軸のトルクを検出する出力軸トル
ク検出手段と、前記オフアップ検出手段により自動変速
機のオフアップ変速が検出された後、前記出力軸トルク
検出手段からの出力軸トルクの変化率が所定値以上にな
った時、イナーシャ相の開始を判断するイナーシャ相検
出手段とからなる構成を有しているので、適正にイナー
シャ相開始を検出することができライン圧昇圧の停止を
適正に制御することができる。
【0068】さらに、自動変速機のアップシフト信号が
出力された時に、スロットル開度が所定値以下の時、オ
フアップと判断するオフアップ検出手段と、自動変速機
の入力部の回転数を検出する回転数検出手段と、前記オ
フアップ検出手段により自動変速機のオフアップ変速が
検出された時、自動変速機の入力部の回転数の変化率の
変化が所定値以上になった時、イナーシャ相の開始を判
断するイナーシャ相検出手段とからなる構成を有してい
るので、適正なイナーシャ相開始を検出することができ
ライン圧昇圧の停止を適正に制御することができる。
出力された時に、スロットル開度が所定値以下の時、オ
フアップと判断するオフアップ検出手段と、自動変速機
の入力部の回転数を検出する回転数検出手段と、前記オ
フアップ検出手段により自動変速機のオフアップ変速が
検出された時、自動変速機の入力部の回転数の変化率の
変化が所定値以上になった時、イナーシャ相の開始を判
断するイナーシャ相検出手段とからなる構成を有してい
るので、適正なイナーシャ相開始を検出することができ
ライン圧昇圧の停止を適正に制御することができる。
【0069】以上により、本発明は一実施例としてイナ
ーシャ相を出力トルク及びトランスミッションの入力回
転数より検出してライン圧の昇圧停止のタイミングを設
定しているが、図27及び図28に図示したようにライ
ン圧の昇圧停止のタイミングをよりよく設定する他にト
ルクダウン指令の実行及びロックアップ(L−up)の
停止のタイミングをも適正に制御することが可能であ
る。
ーシャ相を出力トルク及びトランスミッションの入力回
転数より検出してライン圧の昇圧停止のタイミングを設
定しているが、図27及び図28に図示したようにライ
ン圧の昇圧停止のタイミングをよりよく設定する他にト
ルクダウン指令の実行及びロックアップ(L−up)の
停止のタイミングをも適正に制御することが可能であ
る。
【図1】本発明の基本構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の自動変速機の概略図である。
【図3】本発明の自動変速機の作動を示す図である。
【図4】自動変速制御装置の概略図である。
【図5】自動変速制御装置の入力側ブロック図である。
【図6】自動変速制御装置の出力側ブロック図である。
【図7】本発明の自動変速機の第1の油圧回路図であ
る。
る。
【図8】本発明の自動変速機の第2の油圧回路図であ
る。
る。
【図9】本発明の自動変速機の要部の油圧回路図であ
る。
る。
【図10】本発明の自動変速制御装置の第1のジェネラ
ルフローである。
ルフローである。
【図11】本発明の自動変速制御装置の第2のジェネラ
ルフローである。
ルフローである。
【図12】本発明の自動変速機におけるシフトパターン
を示す図である。
を示す図である。
【図13】本発明の手動変速スイッチ入力処理サブルー
チンのフローチャートである。
チンのフローチャートである。
【図14】本発明の手動変速スイッチ信号図である。
【図15】本発明の手動変速マップ選択サブルーチンの
フローチャートである。
フローチャートである。
【図16】本発明のエンジンブレーキ用ソレノイド制御
のサブルーチンの第1フローチャートである。
のサブルーチンの第1フローチャートである。
【図17】本発明のエンジンブレーキ用ソレノイド制御
のサブルーチンの第1フローチャートである。
のサブルーチンの第1フローチャートである。
【図18】本発明のライン圧昇圧制御サブルーチンのフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図19】本発明のライン圧昇圧マップの選択を示すサ
ブルーチンのフローチャートである。
ブルーチンのフローチャートである。
【図20】本発明のアキューム背圧制御サブルーチンの
フローチャートである。
フローチャートである。
【図21】C0回転によりイナーシャ相開始を判定する
現行制御の1−2パワーオンシフトタイミングチャート
である。
現行制御の1−2パワーオンシフトタイミングチャート
である。
【図22】ガードタイマによりイナ−シャ相開始を判定
する1−2パワーオフアップのタイミングチャートであ
る。
する1−2パワーオフアップのタイミングチャートであ
る。
【図23】出力トルクによりイナーシャ相開始を判定す
る1−2パワーオフアップのタイミングチャートであ
る。
る1−2パワーオフアップのタイミングチャートであ
る。
【図24】出力トルクによりイナーシャ相開始を判定す
るライン圧昇圧タイミングのフローチャートである。
るライン圧昇圧タイミングのフローチャートである。
【図25】トランスミッションの入力回転数によりイナ
ーシャ相開始を判定する1−2パワーオフアップのタイ
ミングチャートである。
ーシャ相開始を判定する1−2パワーオフアップのタイ
ミングチャートである。
【図26】トランスミッションの入力回転数によりイナ
ーシャ相開始を判定するライン圧昇圧タイミングのフロ
ーチャートである。
ーシャ相開始を判定するライン圧昇圧タイミングのフロ
ーチャートである。
【図27】出力トルクによりイナーシャ相開始を判定し
トルクダウン指令及びロックアップ(L−up)のタイ
ミングを設定する1−2パワーオフアップのタイミング
チャートである。
トルクダウン指令及びロックアップ(L−up)のタイ
ミングを設定する1−2パワーオフアップのタイミング
チャートである。
【図28】トランスミッションの入力回転数によりイナ
ーシャ相開始を判定しトルクダウン指令及びロックアッ
プ(L−up)のタイミングを設定する1−2パワーオ
フアップのタイミングチャートである。
ーシャ相開始を判定しトルクダウン指令及びロックアッ
プ(L−up)のタイミングを設定する1−2パワーオ
フアップのタイミングチャートである。
10 トランスミッション 31 ECU 43 入力回転数センサ 44,45 シフトポジションセンサ 46 スロットル開度センサ 51 出力トルクセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北條 康夫 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 田端 淳 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 甲斐川 正人 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】自動変速機のアップシフト信号が出力され
た時に、スロットル開度が所定値以下の時、オフアップ
と判断するオフアップ検出手段と、 自動変速機の出力軸のトルクを検出する出力軸トルク検
出手段と、 前記オフアップ検出手段により自動変速機のオフアップ
変速が検出された後、前記出力軸トルク検出手段からの
出力軸トルクの変化率が所定値以上になった時、イナー
シャ相の開始を判断するイナーシャ相検出手段とからな
ることを特徴とする自動変速機のイナーシャ相検出装
置。 - 【請求項2】自動変速機のアップシフト信号が出力され
た時に、スロットル開度が所定値以下の時、オフアップ
と判断するオフアップ検出手段と、 自動変速機の入力部の回転数を検出する回転数検出手段
と、 前記オフアップ検出手段により自動変速機のオフアップ
変速が検出された時、自動変速機の入力部の回転数の変
化率の変化が所定値以上になった時、イナーシャ相の開
始を判断するイナーシャ相検出手段とからなることを特
徴とする自動変速機のイナーシャ相検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8151493A JPH06264996A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 自動変速機のイナーシャ相検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8151493A JPH06264996A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 自動変速機のイナーシャ相検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06264996A true JPH06264996A (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=13748460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8151493A Pending JPH06264996A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 自動変速機のイナーシャ相検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06264996A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6470763B2 (en) | 2000-05-01 | 2002-10-29 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Shift control device for automatic transmission |
JP2006336817A (ja) * | 2005-06-06 | 2006-12-14 | Honda Motor Co Ltd | 自動変速機の変速制御装置 |
JP2009236261A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-15 | Aisin Aw Co Ltd | 自動変速機の変速制御装置 |
-
1993
- 1993-03-15 JP JP8151493A patent/JPH06264996A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6470763B2 (en) | 2000-05-01 | 2002-10-29 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Shift control device for automatic transmission |
JP2006336817A (ja) * | 2005-06-06 | 2006-12-14 | Honda Motor Co Ltd | 自動変速機の変速制御装置 |
JP2009236261A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-15 | Aisin Aw Co Ltd | 自動変速機の変速制御装置 |
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