JPH06264589A - 壁面工法 - Google Patents
壁面工法Info
- Publication number
- JPH06264589A JPH06264589A JP3112682A JP11268291A JPH06264589A JP H06264589 A JPH06264589 A JP H06264589A JP 3112682 A JP3112682 A JP 3112682A JP 11268291 A JP11268291 A JP 11268291A JP H06264589 A JPH06264589 A JP H06264589A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall surface
- board
- bolt
- nut
- construction method
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04B—GENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
- E04B2/00—Walls, e.g. partitions, for buildings; Wall construction with regard to insulation; Connections specially adapted to walls
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ボードを仮止ピンとボルトの操作と硬質ウレ
タン液の注入により壁面に固着する。 【構成】 ボード（１）にナット孔部（２）と注入孔部
（３）を穿ち、ナット孔部（２）に仮止ピン（７）を装
着したピン打込具（６）を挿通する。ついで仮止ピン
（７）を壁面（８）に打ち込みボード（１）を仮止め
し、ボルト（５）を操作してボード（１）と壁面（８）
との角度を調整する。つぎに硬質ウレタン液（１０）を
注入孔部（３）よりボード（１）と壁面（８）との間隙
部（９）に注入してボード（１）を固着し、ピン打込具
（６）を取り外す。
タン液の注入により壁面に固着する。 【構成】 ボード（１）にナット孔部（２）と注入孔部
（３）を穿ち、ナット孔部（２）に仮止ピン（７）を装
着したピン打込具（６）を挿通する。ついで仮止ピン
（７）を壁面（８）に打ち込みボード（１）を仮止め
し、ボルト（５）を操作してボード（１）と壁面（８）
との角度を調整する。つぎに硬質ウレタン液（１０）を
注入孔部（３）よりボード（１）と壁面（８）との間隙
部（９）に注入してボード（１）を固着し、ピン打込具
（６）を取り外す。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、ボード類を硬質ウレ
タン液により接着する壁面工法に関する。
タン液により接着する壁面工法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、住宅および事務所ビル等の内壁面
工法としては湿式工法（ＧＬ工法・佐官仕上げ工法）と
乾式工法（スクリュウパッキン工法・軽量プラスターボ
ード）があるが、いずれにもそれぞれつぎの欠点があ
る。 Ａ．湿式工法 イ．水性ボンド使用のため、カビ発生率
が高い。 ロ．乾燥期間（約１週間）を要するために工期が長い。 Ｂ．乾式工法 壁面にエンビ製調整台および金物類を接
着固定し、乾燥後レベル出しをした後プラスターボード
を釘やビスで固定するために、大量施工に不向きで能率
的でない。
工法としては湿式工法（ＧＬ工法・佐官仕上げ工法）と
乾式工法（スクリュウパッキン工法・軽量プラスターボ
ード）があるが、いずれにもそれぞれつぎの欠点があ
る。 Ａ．湿式工法 イ．水性ボンド使用のため、カビ発生率
が高い。 ロ．乾燥期間（約１週間）を要するために工期が長い。 Ｂ．乾式工法 壁面にエンビ製調整台および金物類を接
着固定し、乾燥後レベル出しをした後プラスターボード
を釘やビスで固定するために、大量施工に不向きで能率
的でない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、湿式工法
の欠点であるカビ発生や工期伸長の欠点を除去し、かつ
施工精度を職人の伎倆に依存することなく、また乾式工
法の欠点である施工の遅延を防止する壁面工法を提供す
ることを目的としている。
の欠点であるカビ発生や工期伸長の欠点を除去し、かつ
施工精度を職人の伎倆に依存することなく、また乾式工
法の欠点である施工の遅延を防止する壁面工法を提供す
ることを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明はつぎのとおり施工する。 Ａ．石膏ボード（１）に所定のナット孔部（２）と注入
孔部（３）を穿つ。 Ｂ．ナット孔部（２）にナット（４）を固着し、ボルト
（５）を装着する。 Ｃ．石膏ボード（１）を壁面（６）に釘で仮止めしなが
らボルト（５）で石膏ボード（１）と底面（１０）との
角度を調整する。 Ｄ．硬質ウレタン液（８）を注入孔部（３）より石膏ボ
ード（１）と壁面（６）との間隙部（７）に注入して石
膏ボード（１）を壁面（６）に固定する。
めに、この発明はつぎのとおり施工する。 Ａ．石膏ボード（１）に所定のナット孔部（２）と注入
孔部（３）を穿つ。 Ｂ．ナット孔部（２）にナット（４）を固着し、ボルト
（５）を装着する。 Ｃ．石膏ボード（１）を壁面（６）に釘で仮止めしなが
らボルト（５）で石膏ボード（１）と底面（１０）との
角度を調整する。 Ｄ．硬質ウレタン液（８）を注入孔部（３）より石膏ボ
ード（１）と壁面（６）との間隙部（７）に注入して石
膏ボード（１）を壁面（６）に固定する。
【０００５】
【実施例】図面を参照しつつ一実施例について説明す
る。石膏ボード（１）の所定の箇所に直径１５ＣＭのナ
ット孔部（２）８か所と直径１０ＣＭの注入孔部（３）
を２０か所穿ち（図３）、ナット孔部（２）の裏面にナ
ツト（４）を粘着テープ（９）により固着し、ボルト
（５）をナット（４）に装着する（図２）。ついで石膏
ボード（１）を床面（１０）上の壁面（６）に立て掛け
ボルト（５）を操作して壁面（６）との角度を調整し、
さらに定規、水糸等で垂直を出しながらコンクリート釘
で仮止めをし、注入孔部（３）より硬質ウレタン液
（８）を石膏ボード（１）と壁面（６）との間隙部
（７）に注入して固定し、孔埋めキャップ（１１）でナ
ット孔部（２）を孔埋めする（図１）
る。石膏ボード（１）の所定の箇所に直径１５ＣＭのナ
ット孔部（２）８か所と直径１０ＣＭの注入孔部（３）
を２０か所穿ち（図３）、ナット孔部（２）の裏面にナ
ツト（４）を粘着テープ（９）により固着し、ボルト
（５）をナット（４）に装着する（図２）。ついで石膏
ボード（１）を床面（１０）上の壁面（６）に立て掛け
ボルト（５）を操作して壁面（６）との角度を調整し、
さらに定規、水糸等で垂直を出しながらコンクリート釘
で仮止めをし、注入孔部（３）より硬質ウレタン液
（８）を石膏ボード（１）と壁面（６）との間隙部
（７）に注入して固定し、孔埋めキャップ（１１）でナ
ット孔部（２）を孔埋めする（図１）
【０００６】
【発明の効果】この発明は、以上の工程により構成され
るので、つぎに述べる効果を有する。 Ａ．壁面のレベルをボルト、ナットの操作で石膏ボード
毎に出すので、職人の腕に頼る在来の佐官工法より容易
正確であり、かつ在来の乾式工法より早い。 Ｂ．水性ボンドを使用しないのでカビが発生しにくく、
かつ工期が早い（インターバル不要）。 Ｃ．使用材および使用工具の軽減、軽量化が図れる。 Ｄ．作業環境が綺麗である。
るので、つぎに述べる効果を有する。 Ａ．壁面のレベルをボルト、ナットの操作で石膏ボード
毎に出すので、職人の腕に頼る在来の佐官工法より容易
正確であり、かつ在来の乾式工法より早い。 Ｂ．水性ボンドを使用しないのでカビが発生しにくく、
かつ工期が早い（インターバル不要）。 Ｃ．使用材および使用工具の軽減、軽量化が図れる。 Ｄ．作業環境が綺麗である。
【図１】石膏ボードを壁面に固定した側面断面図であ
る。
る。
【図２】石膏ボードを壁面に固定した部分断面図であ
る。
る。
【図３】壁面に固定した石膏ボードの平面図である。
１ 石膏ボード ４ ナット ５ ボルト ６ 壁面 ８ 硬質ウレタン １０ 床面
【手続補正書】
【提出日】平成３年９月１２日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 壁面工法
【特許請求の範囲】
【請求項２】 硬質ウレタン液が、樹脂液である請求項
１記載の壁面工法
１記載の壁面工法
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、ボード類を硬質ウレ
タン液により壁面に接着する壁面工法に関する。
タン液により壁面に接着する壁面工法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、住宅および事務所ビル等の内壁面
工法としては湿式工法（ＧＬ工法・佐官仕上げ工法）と
乾式工法（スクリュウパッキン工法・軽量プラスターボ
ード）があるが、いずれにもそれぞれつぎの欠点があ
る。 Ａ．湿式工法 イ・水性ボンド使用のため、カビ発生率
が高い。 ロ・乾燥期間（約１週間）を要するために工期が長い。 Ｂ．乾式工法 壁面に塩化ビニール製調整台および金物
類を接着固定し、乾燥後レベル出しをした後プラスター
ボードを釘やビスで固定するために、大量施工に不向き
で能率的でない。
工法としては湿式工法（ＧＬ工法・佐官仕上げ工法）と
乾式工法（スクリュウパッキン工法・軽量プラスターボ
ード）があるが、いずれにもそれぞれつぎの欠点があ
る。 Ａ．湿式工法 イ・水性ボンド使用のため、カビ発生率
が高い。 ロ・乾燥期間（約１週間）を要するために工期が長い。 Ｂ．乾式工法 壁面に塩化ビニール製調整台および金物
類を接着固定し、乾燥後レベル出しをした後プラスター
ボードを釘やビスで固定するために、大量施工に不向き
で能率的でない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、湿式工法
の欠点であるカビ発生や工期伸長の欠点を除去し、かつ
施工精度を職人の伎倆に依存することなく、また乾式工
法の欠点である施工の遅延を防止することを目的として
いる。
の欠点であるカビ発生や工期伸長の欠点を除去し、かつ
施工精度を職人の伎倆に依存することなく、また乾式工
法の欠点である施工の遅延を防止することを目的として
いる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明はつぎのとおり施工する。 Ａ ボード（１）に所定のナット孔部（２）と注入孔部
（３）を穿つ。Ｂ．ピン打込具（６）に仮止ピン（７）を装着しナット
孔部（２）に挿通する。 Ｃ．仮止ピン（７）を壁面（８）に打ち込み、ボード
（１）を仮止めし、ボルト（５）を操作して壁面（８）
とボード（１）との角度を調整する。 Ｄ．注入孔部（３）より硬質ウレタン液（１０）をボー
ド（１）と壁面（８）との間隙部（９）に注入してボー
ド（１）を壁面（８）に固定する Ｅ．ピン打込具（６）を取り外す。
めに、この発明はつぎのとおり施工する。 Ａ ボード（１）に所定のナット孔部（２）と注入孔部
（３）を穿つ。Ｂ．ピン打込具（６）に仮止ピン（７）を装着しナット
孔部（２）に挿通する。 Ｃ．仮止ピン（７）を壁面（８）に打ち込み、ボード
（１）を仮止めし、ボルト（５）を操作して壁面（８）
とボード（１）との角度を調整する。 Ｄ．注入孔部（３）より硬質ウレタン液（１０）をボー
ド（１）と壁面（８）との間隙部（９）に注入してボー
ド（１）を壁面（８）に固定する Ｅ．ピン打込具（６）を取り外す。
【０００５】
【実 施 例】図面を参照しつつ一実施例について説明
する。ボード（１）の所定の箇所に、いずれも直径１
４．５ＭＭのナット孔部（２）６ケ所と注入孔部（３）
を２２ケ所穿ち（図３）、ナット孔部（２）にナット
（４）と中空のボルト（５）よりなるピン打込具（６）
に仮止ピン（７）を装着して挿通し、ついでボード
（１）を床面（１１）上の壁面（８）に立て掛けピン打
込具（６）のボルト（５）の頭部中空部より空気を圧入
して仮止ピン（７）を壁面（８）に打ち込み、ボード
（１）を仮止めしボルト（５）を操作して壁面（８）と
の角度を調整し、さらに定規、水糸等で垂直を出し、注
入孔部（３）より硬質ウレタン液（１０）をボード
（１）と壁面（８）との間隙部（９）に注入して固定し
（図２）た後、打込具（６）を取り外す。
する。ボード（１）の所定の箇所に、いずれも直径１
４．５ＭＭのナット孔部（２）６ケ所と注入孔部（３）
を２２ケ所穿ち（図３）、ナット孔部（２）にナット
（４）と中空のボルト（５）よりなるピン打込具（６）
に仮止ピン（７）を装着して挿通し、ついでボード
（１）を床面（１１）上の壁面（８）に立て掛けピン打
込具（６）のボルト（５）の頭部中空部より空気を圧入
して仮止ピン（７）を壁面（８）に打ち込み、ボード
（１）を仮止めしボルト（５）を操作して壁面（８）と
の角度を調整し、さらに定規、水糸等で垂直を出し、注
入孔部（３）より硬質ウレタン液（１０）をボード
（１）と壁面（８）との間隙部（９）に注入して固定し
（図２）た後、打込具（６）を取り外す。
【０００６】
【発明の効果】この発明は、以上の工程により構成され
るので、つぎに述べる効果を有する。 Ａ．壁面のレベルを仮止ピンとボルトの操作でボード毎
に出すので、職人の腕に頼る在来の佐官工法より容易正
確であり、かつ在来の乾式工法より早い。 Ｂ．水性ボンドを使用しないのでカビが発生しにくく、
かつ工期が早い（インターバル不要）。 Ｃ．使用材および使用工具の軽減、軽量化が図れる。 Ｄ．作業環境が綺麗である。
るので、つぎに述べる効果を有する。 Ａ．壁面のレベルを仮止ピンとボルトの操作でボード毎
に出すので、職人の腕に頼る在来の佐官工法より容易正
確であり、かつ在来の乾式工法より早い。 Ｂ．水性ボンドを使用しないのでカビが発生しにくく、
かつ工期が早い（インターバル不要）。 Ｃ．使用材および使用工具の軽減、軽量化が図れる。 Ｄ．作業環境が綺麗である。
【図面の簡単な説明】
【図１】ボードを壁面に固定した側面断面図である。
【図２】ピン打込具によりボードを壁面に仮止めした部
分断面図である。
分断面図である。
【図３】壁面に固定したボードの平面図である。
【符号の説明】 １ ボード ２ ナッ卜孔部 ３ 注入孔部 ４ ナッ卜 ５ ボルト ６ ピン打込具 ７ 仮止ピン ８ 壁面 ９ 間隙部 １０ 硬質ウレタン液 １１ 床面
【手続補正２】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
【図２】
【図３】
Claims (1)
- 【請求項１】 ボード（１）に多数のナット孔部（２）
と注入孔部（３）を穿ち、ナット孔部（２）の裏面にナ
ット（４）を固着してボルト（５）を装着し該ボード
（１）が底面（１０）に対して所定の角度を有するよう
ボルト（５）で調整し、注入孔部（３）より間隙部
（７）に硬質ウレタン液（８）を注入してボード（１）
を固定することを特徴とする壁面工法
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3112682A JPH089904B2 (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 壁面工法 |
| KR1019920002603A KR920016670A (ko) | 1991-02-22 | 1992-02-21 | 벽면 구성 방법 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3112682A JPH089904B2 (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 壁面工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06264589A true JPH06264589A (ja) | 1994-09-20 |
| JPH089904B2 JPH089904B2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=14592839
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3112682A Expired - Fee Related JPH089904B2 (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 壁面工法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH089904B2 (ja) |
| KR (1) | KR920016670A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100729851B1 (ko) * | 2005-06-07 | 2007-06-18 | (주)길드코리아 | 건축물 단열 소재의 시공 방법 |
-
1991
- 1991-02-22 JP JP3112682A patent/JPH089904B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-02-21 KR KR1019920002603A patent/KR920016670A/ko not_active Application Discontinuation
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100729851B1 (ko) * | 2005-06-07 | 2007-06-18 | (주)길드코리아 | 건축물 단열 소재의 시공 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR920016670A (ko) | 1992-09-25 |
| JPH089904B2 (ja) | 1996-01-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |