JPH0626377Y2 - 接着剤塗布装置 - Google Patents

接着剤塗布装置

Info

Publication number
JPH0626377Y2
JPH0626377Y2 JP1987175746U JP17574687U JPH0626377Y2 JP H0626377 Y2 JPH0626377 Y2 JP H0626377Y2 JP 1987175746 U JP1987175746 U JP 1987175746U JP 17574687 U JP17574687 U JP 17574687U JP H0626377 Y2 JPH0626377 Y2 JP H0626377Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
nozzle
adhesive
coating nozzle
window glass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987175746U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0183469U (ja
Inventor
高明 福本
英樹 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP1987175746U priority Critical patent/JPH0626377Y2/ja
Publication of JPH0183469U publication Critical patent/JPH0183469U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0626377Y2 publication Critical patent/JPH0626377Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は板状の被塗布部材に接着剤を塗布する接着剤塗
布装置に関する。
〈従来の技術〉 自動車のフロント及びリヤウインドウガラスの取付けは
接着剤を用いて行なわれている。
第3図に従来のウインドウガラスへの接着剤塗布状態を
示す。
ウインドウガラス1はロボット2に保持されて接着剤塗
布装置3の位置に搬入される。接着剤塗布装置3には塗
布ノズル4が設けられ、配管5を介して接着剤が供給さ
れる。塗布ノズル4の位置は固定され、ロボット2によ
りウインドウガラス1を適宜移動させてウインドウガラ
ス1の外周縁に接着剤を塗布する。塗布ノズル4の先端
には一側部が開口する切欠が形成され、切欠によって塗
布後の接着剤に所定の山形が形成される。山形の向きを
一方向に備えるため、塗布ノズル4の切欠は進行方向後
側に開口するようにウインドウガラス1が移動される。
ウインドウガラス1をロボット2により直線移動させウ
インドウガラス1の一辺に接着剤を塗布する。一辺の塗
布が完了すると、接着剤の山形をくずさないために、一
度接着剤の供給を止めて塗布ノズル4を上昇させる。次
に塗布ノズル4の開口を進行方向後側にするため、ロボ
ット2によりウインドウガラス1を90度回動させて塗
布ノズル4を下降させ、再びウインドウガラス1を直線
移動させる。以上の動作を繰り返してウインドウガラス
1の外周縁全周に接着剤を塗布する。
〈考案が解決しようとする問題点〉 従来の接着剤塗布装置によると、ウインドウガラス1の
コーナー部で接着剤の供給を止め、ウインドウガラス1
を回動させた後接着剤の供給を再び行なうため、配管内
の内圧によって接着剤が急に塗布ノズル4から吐出して
接着剤が団子状になることがあった。この結果、ウイン
ドウガラス1を接着した時に接着剤がはみ出してしまう
不具合が生じていた。また逆に接着剤の吐出がおくれコ
ーナー部に接着剤の継ぎ目が発生して水漏れが生じる場
合もあった。
上述した不具合を解消するため、ウインドウガラス1の
コーナー部で塗布ノズル4を上昇させずにウインドウガ
ラス1を直線移動に連続して回動させ、全周の接着剤塗
布を一行程で行なうことが考えられる。ところが、接着
剤の塗布速度は、毎秒23cm〜30cmと比較的高速度が
要求されているため、ウインドウガラス1を直線移動に
連続して回動させると貫性が大きく働いて正確な移動精
度が得られなくなってしまう。
本考案は上記状況に鑑みてなされたもので、板状の被塗
布部材の外周縁全周の接着剤塗布が一行程で行なえる接
着剤塗布装置を提供し、もって接着剤の塗布量及び形状
の安定化を図ることを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するための本考案の構成は、一平面内を
移動可能に板状の被塗布部材を保持する被塗布部材保持
装置と、前記一平面に直交する軸方向に延び該軸回りで
回動可能に保持されて先端部から接着剤を吐出する塗布
ノズルと、前記被塗布部材保持装置の作動に連動して前
記塗布ノズルを回動する塗布ノズル回動手段とを有し、
前記被塗布部材保持装置は、前記一平面での直線移動の
みにより前記被塗布部材の外周縁を前記塗布ノズルの先
端部に順次対向させる状態に前記被塗布部材を移動させ
るよう構成され、前記塗布ノズル回動手段は、前記塗布
ノズルが前記被塗布部材のコーナー部に到達すると前記
塗布ノズルを回動させて前記塗布部材の直線移動方向に
対する前記塗布ノズルの回動角度位置を一定に保つよう
構成されていることを特徴とする。
〈作用〉 被塗布部材保持装置により板状の被塗布部材を保持し、
塗布ノズルから接着剤を吐出すると共に被塗布部材の外
周縁を塗布ノズルの先端部に順次対向させる状態に被塗
布部材を一方向に移動する。コーナー部では塗布ノズル
回動手段により塗布ノズルを回動させ、被塗布部材の直
線移動方向に対する塗布ノズルの回動角度位置を一定に
保ち被塗布部材保持装置による被塗布部材の移動は直線
移動だけを行なう。
〈実施例〉 第1図には本考案の一実施例に係る接着剤塗布装置の概
略斜視、第2図にはその塗布ノズル回動手段の断面を示
してある。
被塗布部材保持装置としてのロボット11は、板状の被
塗布部材としてのウインドウガラス12を、一平面内に
移動可能に保持するようになっている。塗布ノズル13
は、ウインドウガラス12の移動平面に直交する中心軸
を有し、この中心軸回りで回動可能となっている。塗布
ノズル13には配管14を介して接着剤が供給され、塗
布ノズル13の先端の一側部には切欠部13aが形成さ
れている。塗布ノズル13側には従動歯車15が設けら
れ、従動歯車15には駆動モータ16の駆動歯車17が
噛み合っている。駆動モータ16の駆動は制御装置18
を介してロボット11と連動して行なわれる。
第2図に基づいて塗布ノズル回動手段を詳細に説明す
る。
プレート21には駆動モータ16及び中空のノズルフラ
ンジ22が固定され、ノズルフランジ22にはノズル筒
23が軸受24、オイルシール25を介して中心軸回り
で回動可能に支持されている。ノズル筒23にはキー2
6を介して従動歯車15が設けられ、駆動モータ16の
出力軸16aには駆動歯車17が取付けられ従動歯車1
5と駆動歯車17は噛み合っている。ノズル筒23の下
端には塗布ノズル13がナット27により固定され、ノ
ズル筒23の上端はノズルフランジ22に取付けられた
配管14と連通している。尚、図中28はオイルタン
ク、29はオイルパンである。
一方、プレート21にはシャフト30を介してプーリ3
1が回動自在に設けられると共に、ノズル筒23にもプ
ーリ32が設けられ、プーリ31,32にはベルト33
が巻き掛けられている。つまり、ノズル筒23が回動す
るとプーリ32、ベルト33を介してプーリ31が回動
する。プーリ31には回動位置検知用の第一ドグ34
と、回動範囲検知用の第二ドグ35が設けられている。
第一ドグ34は近接スイッチ36の作動を制御し、近接
スイッチ36の作動によってプーリ31の回動位置、即
ちノズル筒23の回動位置を制御する。第二ドグ35は
スイッチ37の作動を制御し、スイッチ37の作動によ
ってプーリ31の回動範囲、即ちノズル筒23の回動範
囲を制御する。
上記構成の接着剤塗布装置の作用を説明する。
ロボット11によってウインドウガラス12を保持し、
塗布ノズル13の位置にウインドウガラス12を搬入す
る。駆動モータ16の駆動により駆動歯車17及び従動
歯車15を介してノズル筒23を回転させ、塗布ノズル
13の切欠部13aを進行方向後側に向ける。配管1
4、ノズル筒23を介して塗布ノズル13に接着剤を供
給すると同時にロボット11によってウインドウガラス
12を一方向に直線移動させ、ウインドウガラス12の
外周縁を塗布ノズル13の先端部に順次対向させ、ウイ
ンドウガラス12の一辺に接着剤を所定の山形でもって
塗布する。塗布ノズル13がウインドウガラス12のコ
ーナー部に到達すると、駆動モータ16の駆動により駆
動歯車17及び従動歯車15を介してノズル筒23が回
動して塗布ノズル13の切欠13aの方向を変え、切欠
13aを進行方向後側に向けてウインドウガラス12を
移動させる。即ち、ウインドウガラス12の直線移動方
向に対する塗布ノズル13の回動角度位置を一定に保
つ。この間接着剤の供給は連続して行なう。ウインドウ
ガラス12のコーナー部毎に塗布ノズル13の回動を行
ない、ロボット11によるウインドウガラス12の移動
は直線方向だけとする。
ノズル筒23の回動によりプーリ32、ベルト33を介
してプーリ31が回動し、近接スイッチ36が第一ドグ
34を検知することによりプーリ31の回動位置、即ち
ノズル筒23(塗布ノズル13)の回転位置を検知して
塗布ノズル13の回動を正確に制御する。また、スイッ
チ37により第一ドグ35を検知してプーリ31の回動
範囲、即ちノズル筒23(塗布ノズル13)の回動範囲
を検知して塗布ノズル13の回動範囲を規制する。塗布
ノズル13の回動とロボット11の作動は制御装置18
によって連動して行なわれるようになっている。
上述した接着剤塗布装置は、塗布ノズル13が回動可能
に設けられているので、ウインドウガラス12のコーナ
ー部で塗布ノズル13を回動させることによりコーナー
部の接着剤塗布が連続して行なえる。このためウインド
ウガラス12の外周縁全周の接着剤塗布が一行程で行な
え、接着剤の山形をなめらかに形成することができる。
また、ロボット11によるウインドウガラス12の回動
が不要なため、制御が簡単で迅速にウインドウガラス1
2を移動させることができ、ウインドウガラス12の移
動速度を高速に維持できる。また、塗布ノズル回動手段
はウインドウガラス12より格段に小さい塗布ノズル1
3を回動させるに過ぎないので、設備の大型化を最少限
に抑えることができる。更に、ロボット11と塗布ノズ
ル回動手段により機能を分担させたので、装置の作業効
率を向上させることができる。
上記実施例では被塗布部材としてウインドウガラス12
を例に挙げて説明したが、他の部材の接着剤塗布にも適
用可能である。
〈考案の効果〉 本考案の接着剤塗布装置は、塗布ノズルを回動可能に設
け、塗布ノズル回動手段により被塗布部材のコーナー部
で塗布ノズルを回動させるようにしたので、被塗布部材
の外周縁全周に亘る接着剤の塗布が連続して一行程で行
なえ、接着剤の山形をなめらかに形成することができ
る。また、被塗布部材保持装置は直線移動のみを行なわ
せるので、回動運動などを必要とせず制御が簡単で迅速
に被塗布部材を移動させることができると共に、塗布ノ
ズル回動手段は被塗布部材より格段に小さい塗布ノズル
を回動させるに過ぎないので、設備の大型化を最少限に
抑えることができる。この結果、接着剤の塗布量及び形
状の安定化が図れると共に、機能の分担により作業効率
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る接着剤塗布装置の概略
構成を表わす斜視図、第2図はその塗布ノズル回動手段
の断面図、第3図は従来の接着剤塗布装置の概略構成を
表わす斜視図である。 図面中、 11はロボット、 12はウインドウガラス、 13は塗布ノズル、 13aは切欠部、 15は従動歯車、 16は駆動モータ、 17は駆動歯車、 18は制御装置である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一平面内を移動可能に板状の被塗布部材を
    保持する被塗布部材保持装置と、 前記一平面に直交する軸方向に延び該軸回りで回動可能
    に保持されて先端部から接着剤を吐出する塗布ノズル
    と、 前記被塗布部材保持装置の作動に連動して前記塗布ノズ
    ルを回動する塗布ノズル回動手段とを有し、 前記被塗布部材保持装置は、前記一平面での直線移動の
    みにより前記被塗布部材の外周縁を前記塗布ノズルの先
    端部に順次対向させる状態に前記被塗布部材を移動させ
    るよう構成され、 前記塗布ノズル回動手段は、前記塗布ノズルが前記塗布
    部材のコーナー部に到達すると前記塗布ノズルを回動さ
    せて前記塗布部材の直線移動方向に対する前記塗布ノズ
    ルの回動角度位置を一定に保つよう構成されている ことを特徴とする接着剤塗布装置。
JP1987175746U 1987-11-19 1987-11-19 接着剤塗布装置 Expired - Lifetime JPH0626377Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987175746U JPH0626377Y2 (ja) 1987-11-19 1987-11-19 接着剤塗布装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987175746U JPH0626377Y2 (ja) 1987-11-19 1987-11-19 接着剤塗布装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0183469U JPH0183469U (ja) 1989-06-02
JPH0626377Y2 true JPH0626377Y2 (ja) 1994-07-20

Family

ID=31467528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987175746U Expired - Lifetime JPH0626377Y2 (ja) 1987-11-19 1987-11-19 接着剤塗布装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0626377Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0183469U (ja) 1989-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003305576A5 (ja)
JP2016161033A (ja) グリース塗布方法及び塗布装置
JP2775355B2 (ja) 建築用床タイル材貼設装置
JPH0626377Y2 (ja) 接着剤塗布装置
JP2003048135A (ja) 操作ヘッド
WO2019044437A1 (ja) 粘性材料撹拌装置および粘性材料撹拌方法
JPS6220857B2 (ja)
CN115213046A (zh) 一种智能喷涂装置
JPS59193167A (ja) スプレ−ガンの制御方法
JPS6244776Y2 (ja)
JP2603324Y2 (ja) 塗布機
JPS59102472A (ja) 自動シ−ラ−塗布装置
JPH0231176Y2 (ja)
JP2004011212A (ja) 路面切削用アタッチメント装置及び作業機
JPS62148379U (ja)
JP3056908B2 (ja) 塗布装置
JPH0225395Y2 (ja)
JPS6220863B2 (ja)
JPS5841045Y2 (ja) 心押台
JPS5939484Y2 (ja) 接着剤の多点自動塗布装置
JP2574713Y2 (ja) マフラーの外筒面仕上げ装置
JPS624635Y2 (ja)
JP3302789B2 (ja) 密閉電池のシール剤塗布装置
JPH0420537Y2 (ja)
JPS629979Y2 (ja)