JPH06263168A - 景品付き包装体 - Google Patents
景品付き包装体Info
- Publication number
- JPH06263168A JPH06263168A JP7400592A JP7400592A JPH06263168A JP H06263168 A JPH06263168 A JP H06263168A JP 7400592 A JP7400592 A JP 7400592A JP 7400592 A JP7400592 A JP 7400592A JP H06263168 A JPH06263168 A JP H06263168A
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- Japan
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- gift
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 透明なポリプロピレンフィルムからなる基材
の片面に、両端縁に各3mmの非粘着部31を残して再剥離
性粘着剤層を設けて、再剥離性粘着テープ30を作成す
る。再剥離性粘着剤層は、アクリル系再剥離性粘着剤
(リキダインAR-2105:三協化学社製)100 重量部とイ
ソシアネート系架橋剤(コロネートL-55:日本ポリウレ
タン社製)3重量部とからなる。菓子の包装体10の表面
にキャラクターワッペンの景品20を添付し、この景品20
の上から包装体10の下面にかけて上記の非粘着部31を有
する再剥離性粘着テープ30を貼り付けて、景品20を包装
体10の表面に固定し、景品付き包装体を得る。 【効果】 景品の取付け作業は極めて簡単で、また景品
は包装体の表面に良好に固定されている。再剥離性粘着
テープは非粘着部を手掛かりとして包装体及び景品から
円滑に引き剥がすことができ、破れや粘着剤の残りも全
く発生しない。
の片面に、両端縁に各3mmの非粘着部31を残して再剥離
性粘着剤層を設けて、再剥離性粘着テープ30を作成す
る。再剥離性粘着剤層は、アクリル系再剥離性粘着剤
(リキダインAR-2105:三協化学社製)100 重量部とイ
ソシアネート系架橋剤(コロネートL-55:日本ポリウレ
タン社製)3重量部とからなる。菓子の包装体10の表面
にキャラクターワッペンの景品20を添付し、この景品20
の上から包装体10の下面にかけて上記の非粘着部31を有
する再剥離性粘着テープ30を貼り付けて、景品20を包装
体10の表面に固定し、景品付き包装体を得る。 【効果】 景品の取付け作業は極めて簡単で、また景品
は包装体の表面に良好に固定されている。再剥離性粘着
テープは非粘着部を手掛かりとして包装体及び景品から
円滑に引き剥がすことができ、破れや粘着剤の残りも全
く発生しない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、景品を包装体の表面
に固定してなる景品付き包装体に関する。
に固定してなる景品付き包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】菓子や煙草などの製品は、一般に、紙箱
などに入れた包装体として販売されている。また、販売
を促進するために、景品(キャラクターワッペンや健康
カレンダーなどのおまけ)を付けて販売されることも多
い。
などに入れた包装体として販売されている。また、販売
を促進するために、景品(キャラクターワッペンや健康
カレンダーなどのおまけ)を付けて販売されることも多
い。
【0003】従来、このような景品は、例えば、菓子の
場合は、菓子と一緒に紙箱に入れて包装している。ま
た、煙草の場合は、煙草の包装体の表面に景品を添付
し、これをケースに入れることにより固定している。
場合は、菓子と一緒に紙箱に入れて包装している。ま
た、煙草の場合は、煙草の包装体の表面に景品を添付
し、これをケースに入れることにより固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の景品付き包装体にあって、前者の場合は、景品を
紙箱に入れる作業に手間がかかり、また後者の場合は、
ケースを用いるのでコスト高になるという問題がある。
従来の景品付き包装体にあって、前者の場合は、景品を
紙箱に入れる作業に手間がかかり、また後者の場合は、
ケースを用いるのでコスト高になるという問題がある。
【0005】この発明は、上記の問題を解決するもので
あり、景品の取り付けが簡単で、また景品の取り外しが
容易で、しかも安価な景品付き包装体を提供することを
目的とする。
あり、景品の取り付けが簡単で、また景品の取り外しが
容易で、しかも安価な景品付き包装体を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明の景品付き包装体は、包装体の表面に景品
を添付し、この景品の上から包装体にかけて、少なくと
も片端縁に非粘着部を有する再剥離性粘着テープを貼り
付けることにより、景品を包装体の表面に固定するもの
である。
め、この発明の景品付き包装体は、包装体の表面に景品
を添付し、この景品の上から包装体にかけて、少なくと
も片端縁に非粘着部を有する再剥離性粘着テープを貼り
付けることにより、景品を包装体の表面に固定するもの
である。
【0007】以下、図面を参照しながら、この発明を詳
細に説明する。図1において、10は包装体であって、
菓子や煙草などの製品を公知の方法で紙箱に入れて包装
したものである。この包装体10の表面に、キャラクタ
ーワッペンや健康カレンダーなどの景品20が添付され
ている。
細に説明する。図1において、10は包装体であって、
菓子や煙草などの製品を公知の方法で紙箱に入れて包装
したものである。この包装体10の表面に、キャラクタ
ーワッペンや健康カレンダーなどの景品20が添付され
ている。
【0008】そして、この景品20の上から包装体10
にかけて、少なくとも片端縁に非粘着部31を有し、景
品20の幅よりも大きい幅を有する再剥離性粘着テープ
30が貼り付けられ、この粘着テープ30の両端部は互
いに重ならないように包装体10の下面に貼り付けら
れ、それにより、景品20が包装体10の表面に外れな
いように固定されている。
にかけて、少なくとも片端縁に非粘着部31を有し、景
品20の幅よりも大きい幅を有する再剥離性粘着テープ
30が貼り付けられ、この粘着テープ30の両端部は互
いに重ならないように包装体10の下面に貼り付けら
れ、それにより、景品20が包装体10の表面に外れな
いように固定されている。
【0009】再剥離性粘着テープ30は、通常、景品2
0の上から包装体10の下面にかけて貼り付けられてい
るが、包装体10の側面まで貼り付けられていてもよ
い。また、粘着テープ30の両端部が包装体10の下面
で互いに重なるように貼り付け、この重なり部を手掛か
りとして引き剥がすようにしてももよい。
0の上から包装体10の下面にかけて貼り付けられてい
るが、包装体10の側面まで貼り付けられていてもよ
い。また、粘着テープ30の両端部が包装体10の下面
で互いに重なるように貼り付け、この重なり部を手掛か
りとして引き剥がすようにしてももよい。
【0010】この再剥離性粘着テープ30としては、図
2に示すように、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポ
リエステル等の基材32の片面に、非粘着部(ドライエ
ッジ部)31を残して、再剥離性粘着剤層33を設けた
ものが用いられる。特に、透明な基材及び粘着剤を用い
ると、景品が透視できるので好ましい。
2に示すように、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポ
リエステル等の基材32の片面に、非粘着部(ドライエ
ッジ部)31を残して、再剥離性粘着剤層33を設けた
ものが用いられる。特に、透明な基材及び粘着剤を用い
ると、景品が透視できるので好ましい。
【0011】再剥離性粘着テープとは、被着体に貼り付
けられた粘着テープを剥がすとき、基材を破損せずに且
つ粘着剤を被着体に残さないで剥がすことのできるもの
で、当業界では広く知られている。また、このような再
剥離性粘着テープに用いる再剥離性粘着剤としては、ア
クリル系の再剥離性粘着剤が市販されている。
けられた粘着テープを剥がすとき、基材を破損せずに且
つ粘着剤を被着体に残さないで剥がすことのできるもの
で、当業界では広く知られている。また、このような再
剥離性粘着テープに用いる再剥離性粘着剤としては、ア
クリル系の再剥離性粘着剤が市販されている。
【0012】基材32の厚みは一般に10〜50μm 、
再剥離性粘着剤層33の厚みは一般に3〜30μm が好
ましい。また、非粘着部31は、基材32の片端縁又は
両端縁に、幅1〜3mmで線状に連続的に設けるのが好ま
しい。
再剥離性粘着剤層33の厚みは一般に3〜30μm が好
ましい。また、非粘着部31は、基材32の片端縁又は
両端縁に、幅1〜3mmで線状に連続的に設けるのが好ま
しい。
【0013】なお、この再剥離性粘着テープ30は、一
般に巻重体として供給され、使用の際に展開し易いよう
に、基材32の反対側面には、通常、シリコーン系やポ
リエチレンイミン系などの離型剤層34が設けられてい
る。この発明の景品付き包装体は、以上のように構成さ
れている。
般に巻重体として供給され、使用の際に展開し易いよう
に、基材32の反対側面には、通常、シリコーン系やポ
リエチレンイミン系などの離型剤層34が設けられてい
る。この発明の景品付き包装体は、以上のように構成さ
れている。
【0014】
【作用】このように、包装体の表面に景品を添付し、こ
の景品の上から包装体にかけて、再剥離性粘着テープを
貼り付ける場合は、その作業に手間がかからず、しかも
この再剥離性粘着テープにより、景品は包装体の表面に
良好に固定される。
の景品の上から包装体にかけて、再剥離性粘着テープを
貼り付ける場合は、その作業に手間がかからず、しかも
この再剥離性粘着テープにより、景品は包装体の表面に
良好に固定される。
【0015】また、上記の粘着テープは再剥離性である
ので、景品付き包装体から景品を取り外す際に、包装体
や景品が破れることなく、また包装体や景品に粘着剤が
残ることなく、円滑に粘着テープを引き剥がすことがで
きる。
ので、景品付き包装体から景品を取り外す際に、包装体
や景品が破れることなく、また包装体や景品に粘着剤が
残ることなく、円滑に粘着テープを引き剥がすことがで
きる。
【0016】さらに、再剥離性粘着テープの少なくとも
片端縁には、非粘着部が形成されているので、景品付き
包装体から景品を取り外す際には、この非粘着部を手掛
かりとして引き剥がすことができるので、その引き剥が
しが容易となる。
片端縁には、非粘着部が形成されているので、景品付き
包装体から景品を取り外す際には、この非粘着部を手掛
かりとして引き剥がすことができるので、その引き剥が
しが容易となる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の実施例を示す。実施例 図2に示すように、厚さ20μm の透明な延伸ポリプロ
ピレンフィルムからなる基材32を用い、この基材32
の片面に、両端縁に各3mmの非粘着部(ドライエッジ
部)31を残して、厚さ25μm のアクリル系の再剥離
性粘着剤層33を設けた。また、基材32の反対側面に
は、ポリエチレンイミン・オクタデシルイソシアネート
付加物からなる厚さ1μm の離型剤層34を設け、これ
をロール状に巻重して広幅の再剥離性粘着テープ30を
作成した。
ピレンフィルムからなる基材32を用い、この基材32
の片面に、両端縁に各3mmの非粘着部(ドライエッジ
部)31を残して、厚さ25μm のアクリル系の再剥離
性粘着剤層33を設けた。また、基材32の反対側面に
は、ポリエチレンイミン・オクタデシルイソシアネート
付加物からなる厚さ1μm の離型剤層34を設け、これ
をロール状に巻重して広幅の再剥離性粘着テープ30を
作成した。
【0018】上記アクリル系の再剥離性粘着剤は、三協
化学工業(株)製のリキダインAR−2105(商品
名)100重量部に、イソシアネート系架橋剤として日
本ポリウレタン工業(株)製のコロネートL−55(商
品名)3重量部を混合したものである。
化学工業(株)製のリキダインAR−2105(商品
名)100重量部に、イソシアネート系架橋剤として日
本ポリウレタン工業(株)製のコロネートL−55(商
品名)3重量部を混合したものである。
【0019】図1に示すように、菓子の包装体10の表
面の中央に粘着テープ30の幅よりも小さいキャラクタ
ーワッペンの景品20を添付し、この景品20の上から
包装体30の下面にかけて、上記の非粘着部31を有す
る広幅の再剥離性粘着テープ30を、粘着テープ30の
両端部は互いに重ならないように包装体10の下面に貼
り付けて、景品20を包装体10の表面に固定し、景品
付き包装体を得た。
面の中央に粘着テープ30の幅よりも小さいキャラクタ
ーワッペンの景品20を添付し、この景品20の上から
包装体30の下面にかけて、上記の非粘着部31を有す
る広幅の再剥離性粘着テープ30を、粘着テープ30の
両端部は互いに重ならないように包装体10の下面に貼
り付けて、景品20を包装体10の表面に固定し、景品
付き包装体を得た。
【0020】この場合、景品20の取付け作業は極めて
簡単であった。また、景品20は包装体10の表面に良
好に固定されている。また、再剥離性粘着テープ30
は、非粘着部31を手掛かりとして、包装体10及び景
品20から円滑に引き剥がすことができ、破れや粘着剤
の残りも全く発生しなかった。
簡単であった。また、景品20は包装体10の表面に良
好に固定されている。また、再剥離性粘着テープ30
は、非粘着部31を手掛かりとして、包装体10及び景
品20から円滑に引き剥がすことができ、破れや粘着剤
の残りも全く発生しなかった。
【0021】
【発明の効果】上述の通り、この発明の景品付き包装体
は、包装体の表面に景品を添付し、この景品の上から包
装体にかけて、少なくとも片端縁に非粘着部を有する再
剥離性粘着テープを貼り付けることにより、景品を包装
体の表面に固定してなるので、景品を紙箱に一緒に入れ
て包装する従来品に較べ、景品の取り付けが簡単で、景
品は包装体の表面に良好に固定され、また景品の取り外
しが容易である。しかも、景品を包装体にケースで固定
する従来品に較べて、安価である。
は、包装体の表面に景品を添付し、この景品の上から包
装体にかけて、少なくとも片端縁に非粘着部を有する再
剥離性粘着テープを貼り付けることにより、景品を包装
体の表面に固定してなるので、景品を紙箱に一緒に入れ
て包装する従来品に較べ、景品の取り付けが簡単で、景
品は包装体の表面に良好に固定され、また景品の取り外
しが容易である。しかも、景品を包装体にケースで固定
する従来品に較べて、安価である。
【図1】この発明の景品付き包装体の一例を示す斜視図
である。
である。
【図2】この発明に用いる再剥離性粘着テープの一例を
示す一部切欠斜視図である。
示す一部切欠斜視図である。
10 包装体 20 景品 30 再剥離性粘着テープ 31 非粘着部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 晃一 大阪府交野市郡津1−53−16 (72)発明者 坂原 学 兵庫県西宮市花の峰2−13 (72)発明者 手塚 隆一 東京都練馬区東大泉2−39−1
Claims (1)
- 【請求項1】 包装体の表面に景品を添付し、この景品
の上から包装体にかけて、少なくとも片端縁に非粘着部
を有する再剥離性粘着テープを貼り付けることにより、
景品を包装体の表面に固定してなる景品付き包装体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7400592A JPH06263168A (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 景品付き包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7400592A JPH06263168A (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 景品付き包装体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06263168A true JPH06263168A (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=13534531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7400592A Pending JPH06263168A (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 景品付き包装体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06263168A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7981491B2 (en) | 2006-12-26 | 2011-07-19 | Fujifilm Corporation | Package for ink jet recording medium |
-
1992
- 1992-03-30 JP JP7400592A patent/JPH06263168A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7981491B2 (en) | 2006-12-26 | 2011-07-19 | Fujifilm Corporation | Package for ink jet recording medium |
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