JPH06262565A - ブレーキ装置及びマニピュレータ装置 - Google Patents

ブレーキ装置及びマニピュレータ装置

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JPH06262565A
JPH06262565A JP5051038A JP5103893A JPH06262565A JP H06262565 A JPH06262565 A JP H06262565A JP 5051038 A JP5051038 A JP 5051038A JP 5103893 A JP5103893 A JP 5103893A JP H06262565 A JPH06262565 A JP H06262565A
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brake
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torque
braking
brake mechanism
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Kenichi Otani
健一 大谷
Naoya Ezawa
直也 江沢
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 適切なブレーキトルクを得て、制動対象を正
確な位置に静止させる。 【構成】 駆動量を変えることによりブレーキトルクを
変えることが可能なブレーキ機構213と、ブレーキ機
構213が制動状態であるか保持状態であるかを把握す
る状態把握部12と、ブレーキ状態ごとに予め定められ
ている目的のブレーキトルクを得られる駆動量を、ブレ
ーキ状態ごとに記憶しておく記憶部13と、状態把握部
12により把握されたブレーキ状態に応じて、記憶部1
3に記憶されているこのブレーキ状態に対する駆動量を
ブレーキ機構213に対して指示する関節制御演算部1
1とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、宇宙環境等、厳しい環
境での使用に適するブレーキ装置、及びこれを備えてい
るマニピュレータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、産業用ロボットは、地上運用
のため、熱真空のような宇宙環境の厳しい制約がなく、
ロボットを構成する機器の性能の劣化は問題にない。ま
た、人員によるメンテナンスも容易である。このため、
地上用産業ロボットでは、温度変化が激しい場合の対
応、部品が経時変化した対応、部品等の破損防止が十分
に配慮されていない。これらの点は、ロボットの一部を
構成する従来のブレーキ装置にも言えることである。
【0003】一方、宇宙環境で用いるロボットは、地上
用のものと比較して、構成機器の性能、特に真空用部品
の性能劣化を無視できないものが多く、且つ性能劣化し
ても容易に交換できない部品が多い。このため、対象物
を目的の位置に静止させることができずに、機器が破損
してしまうようなことは絶対に避けなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ブレーキ装置では、トルク管理が不十分であるために、
対象物を正確な位置に静止させることができないことが
多い。さらに、ブレーキディスク等が摩耗する等、ブレ
ーキ装置が経時変化した場合や、まわりの温度が激しく
変わり、例えば、ブレーキディスクの摩擦係数が変わっ
た場合にも、何ら対応することがでず、対象物を正確な
位置に静止させることができない。すなわち、従来のブ
レーキ装置では、常に適切な制動能力を得るることがで
きず、対象物を正確な位置に静止させることができなく
なる場合があるという問題点がある。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、常に適切な制動能力を確保でき、
対象物を正確な位置に静止させることができるブレーキ
装置、及びこれを備えているマニピュレータ装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
のブレーキ装置は、各種状態を把握する状態把握手段
と、駆動量を変えることによりブレーキトルクを変える
ことが可能なブレーキ機構と、前記状態把握手段により
把握された状態に応じて、予め定められている目的のブ
レーキトルクを得られるよう、前記ブレーキ機構に対し
て前記駆動量を指示するブレーキ機構制御手段と、を備
えていることを特徴とするものである。
【0007】ここで、前記各種状態としては、動いてい
る対象物を静止させようとしている制動状態であるか、
静止した対象物をその状態に維持しておく保持状態であ
るかを示すブレーキ状態、まわりの温度状態、前記ブレ
ーキ機構の経時的変化状態等がある。なお、ブレーキ状
態、まわりの温度状態、ブレーキ経時変化状態に関して
は、これらのうち、いずれか1つを把握して、ブレーキ
機構を制御してもよいが、これらのうち、2又は3つを
把握して、ブレーキ機構を制御するようにしてもよい。
【0008】
【作用】なんらかの状態が変化すると、この変化した状
態は状態把握手段により把握される。ブレーキ機構制御
手段は、この把握された状態に応じて、予め定められて
いる目的のブレーキトルクを得るようブレーキ機構の駆
動量をブレーキ機構に指示する。ブレーキ機構は、この
駆動量に応じて駆動し、ブレーキトルクは変化する。
【0009】しがたって、宇宙のように、環境変化が大
きく、且つ部品交換を行いづらい所でも、常に目的のブ
レーキトルクを得ることができ、対象物を正確な位置に
静止させることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係る各種実施例について図面
を用いて説明する。本発明に係る第1の実施例につい
て、図1〜図6を用いて説明する。本実施例のマニピュ
レータ装置2は、図3に示すように、衛星1の一部とし
て用いられるものである。なお、同図において、3は衛
星構造体、4a,4bは太陽電池パドル、5はアンテナ
である。
【0011】マニピュレータ装置2は、図2に示すよう
に、マニピュレータ本体200と、その制御装置9とを
有している。マニピュレータ本体200は、図1及び図
2に示すように、第1関節210、第2関節220、第
3関節230、第4関節240、第5関節250及び第
6関節260を有しており、各関節210,…,260
には、角度検出装置211,…,261、モータ21
2,…,262及び2段階にトルクを調節できるブレー
キ機構213,…263が配置されている。
【0012】本実施例のブレーキ機構213,…263
は、図4及び図5に示すように、負作動型電磁ブレーキ
である。ブレーキディスク303は、サイドプレート3
01とアーマチュア304との間に配置され、回転軸3
20にスプライン結合されており、軸方向はフリーに、
回転方向は回転力が伝達される構成となっている。フィ
ールド305は、ボルト310によってサイドプレート
301に固定されている。フィールド305には、アー
マチュア304を電磁力で吸引するためのコイル306
と、アーマチュア304をサイドプレート301方向に
付勢するバネ308とをが設けられている。フィールド
305をサイドプレート301に固定するためのボルト
310には、円筒状のガイド部材307が挿着されてお
り、アーマチュア304は、このガイド部材307に沿
って、軸方向に移動可能になっている。
【0013】このブレーキ機構213,…263では、
通常、図4に示すように、コイル306を励磁して、ア
ーマチュア304を電磁力で吸引することによりブレー
キ解放状態になっている。また、ブレーキを動作させる
ときには、コイル306の励磁を解除することによっ
て、図5に示すように、バネ308の復元力によりアー
マチュア304をブレーキディスク303に押し付け、
さらにブレーキディスク303をサイドプレート301
に押し付けて、ブレーキディスク303に取り付けられ
ている摩擦板302とアーマチュア304及びサイドプ
レート301との間に摩擦力を発生させ、回転軸320
の回転を停止させる。
【0014】アーマチュア304は、図6に示すよう
に、回転軸320を中心として、放射状に8つの部分3
04a,…,304hに分かれている。また、フィール
ド305も、8つのアーマチュア304a,…,304
hに対応して、8つのコイル306a,…,306h、
及び8つのバネ308a,…,〜308hが配置されて
いる。アーマチュア304a,…,304hは、それぞ
れ、ボルト310a,…,310hに挿着されたガイド
部材307a,…,307hにて、回転軸320に並行
にガイドされている。
【0015】制御装置9は、図1に示すように、各関節
ごとに設けられている駆動回路部110,…,160
と、これら駆動回路部110,…,160に対して制御
信号を出力するマニピュレータ制御演算部10とを有し
て構成されている。
【0016】駆動回路部110,…,160は、マニピ
ュレータ本体200内のモータ212,…,262を駆
動させるモータ駆動回路111,…,161と、マニピ
ュレータ本体200内のブレーキ機構213,…,26
3を駆動させるブレーキ駆動回路112,…,162と
を有している。また、マニピュレータ制御演算部10
は、マニピュレータ本体200の動作指示をする上位演
算部16と、上位演算部16からの動作指示に従ってど
の関節をどの程度動かせば良いか、又はどの位置で停止
させれば良いかを演算して、各駆動回路部110,…,
160に駆動量等を指示する関節制御演算部11と、ブ
レーキ機構213,…263が保持状態(Holdin
g)であるか制動状態(Breaking)であるかを
把握する状態把握部12と、ブレーキ状態に応じてどの
コイルを励磁させるというブレーキ入切データ15が記
憶されているブレーキ入切データ記憶部13とを有して
いる。
【0017】状態把握部12は、上位演算部16からの
指示内容又は角度検出装置211,…,261からの信
号により、ブレーキ状態を把握する。また、ブレーキ入
切データ記憶部13には、ブレーキ機構の複数のコイル
のうち、いずれのコイルを励磁させれば、保持状態時に
おける適正トルクを得られるか、及び制動状態時におけ
る適正トルクを得られるかというブレーキ入切データ1
5が予め記憶されている。ここで、具体的には、図6に
示す複数のコイル306a,…,306hのうち、制動
時には、コイル306b,306d,306f,306
h(以下、このコイル群をBHとする。)は励磁せず、
コイル306a,306c,306e,306g(以
下、このコイル群をBBとする。)のみを励磁するよう
記憶され、保持時には、コイル群BH及びコイル群BB
すなわち全てのコイル306a,…,306hを励磁す
るよう記憶されている。
【0018】上位演算部16から、複数の関節210,
…,260のうち、例えば、第1関節260を制動させ
ろという指示が出力されると、状態把握部12は制動状
態であると把握する。関節制御演算部11は、上位演算
部16からの指示を受けると、状態把握部12が把握し
たブレーキ状態に基づき、ブレーキ入切データ記憶部1
3に記憶されているブレーキ入切データ15を参照し
て、ブレーキ駆動回路112に制御信号を出力する。ブ
レーキ駆動回路112は、この制御信号を受けて、コイ
ル群BB213bにON信号を送り、コイル群BH213
aにOFF信号を送る。すると、コイル群BB213b
のみが励磁し、これに対応するアーマチュア304a,
304c,304e,304gのみが移動し、ブレーキ
ディスク303を押える。
【0019】ブレーキディスク303及び回転軸320
が静止する、つまり角度検出装置211における検出角
度が変化しなくなると、状態把握部12は静止状態であ
ると把握する。関節制御演算部11は、状態把握部12
が把握したブレーキ状態に基づき、前述同様に、ブレー
キ入切データ15を参照して、ブレーキ駆動回路112
に制御信号を出力する。ブレーキ駆動回路112は、こ
の制御信号を受けて、コイル群BB213b及びコイル
群BH213aにON信号を送る。すると、コイル群BB
213b及びコイル群BH213aが励磁し、これに対
応するアーマチュア304a,…,304hが移動し、
ブレーキディスク303を押える。
【0020】このように、本実施例では、ブレーキ状態
に応じた適切なブレーキトルクになるよう、ブレーキ機
構を制御しているので、対象物である回転軸320を的
確な位置(角度)で静止させること及び静止させておく
ことができる。
【0021】結局、本実施例によれば、強度上の要求と
安全性の要求から設定されるブレーキ装置の保持トルク
の許容範囲と制動トルクの許容範囲が、1つのブレーキ
装置の静摩擦と動摩擦の差より決まる保持トルクと制動
トルクにて実現できない場合でも、保持時と制動時でブ
レーキトルクを調節することによって要求仕様を実現で
きる。
【0022】次に、本発明に係る第2の実施例につい
て、図7〜図10を用いて説明する。本実施例のマニピ
ュレータ装置は、ブレーキ機構の経時変化に対応するも
のである。
【0023】マニピュレータ装置の関節210Aには、
図7に示すように、アームの角度を検出する角度検出装
置211と、駆動用のモータ212と、ブレーキトルク
を無段階で変えることができるブレーキ機構213Aと
が設けられている。なお、同図においては、第1関節2
10Aしか描いていないが、現実には、本実施例も第1
の実施例と同様に複数の関節を有している。
【0024】ブレーキ機構213Aは、図8に示すよう
に、正作動型電磁ブレーキである。摩擦板302Aはフ
ィールド314に固定されており、フィールド314の
中にはコイル306Aが配置されている。アーマチュア
ハブ315は回転軸320に固定されており、これにア
ーマチュア304Aが軸方向に移動可能に挿着されてい
る。アーマチュア304Aにはガイドピン311が設け
られており、これよってアーマチュア304Aが回転軸
320と並行にガイドされる。アーマチュア304A
は、ネジ313を介して、板バネ312でアーマチュア
ハブ315と連結されており、この板バネ312により
アーマチュア304Aは、アーマチュアハブ315側へ
付勢されている。
【0025】このブレーキ機構213Aは、通常、コイ
ル306Aが励磁されておらず、アーマチュア304A
は、板バネ312により付勢されアーマチュアハブ31
5側に位置しており、摩擦板302Aと接触していな
い。また、ブレーキを動作させる場合は、コイル306
Aを励磁すると、アーマチュア304Aが吸引されて摩
擦板302Aと接触する。本実施例のコイル306A
は、これに流す電流を変えることによりアーマチュア3
04Aの吸引力を変えることができる。
【0026】マニピュレータ制御演算部10Aは、マニ
ピュレータ本体の動作を指示する上位演算部16Aと、
上位演算部16Aからの動作指示に従ってどの関節をど
の程度動かせば良いか、又はどの位置で停止させれば良
いかを演算して、各駆動回路部110Aに駆動量等を指
示する関節制御演算部11Aと、角度検出装置211か
らの出力に応じて現在のブレーキトルクを求めるブレー
キトルク算出部17と、求められた現在のブレーキトル
クと初期状態のブレーキトルクとの変化量を求めるトル
ク変化量算出部18と、関節制御演算部11Aから出力
されるコイル制御信号をトルク変化量分補償する制御信
号補償部19とを有している。なお、上位演算部11A
は、単なる動作指示の他に、トルク補償動作の指示も行
う。また、トルク変化量算出部18には、ブレーキ機構
210Aの初期状態における現実のブレーキトルクを記
憶する記憶部分が設けられている。
【0027】まず、ブレーキ機構213Aの初期状態の
際のブレーキトルクを調べるために、初期状態におい
て、関節がブレーキトルク測定動作するよう、上位演算
部16Aが関節制御演算部11Aに指示する。ここで、
第1関節210Aについてブレーキトルクを測定する場
合を例にして、ブレーキトルク測定について説明する。
【0028】まず、図9(1)に示すように、第1関節
210A以外の関節のブレーキ機構を作動させ、第1関
節210Aのブレーキ機構213Aを開放し、モータ2
12によって第1関節210Aを一定角速度ω1で回転
させる。この動作は、上位演算部16Aからの指示を受
けた関節制御演算部11Aが各関節に対して制御信号を
出力することで実行される。そして、同図(2)に示す
ように、第1関節210Aの関節角度θ1がθ1bとなっ
た瞬間にブレーキ機構213Aを作動させる。これと同
時に、ブレーキ駆動回路112Aからブレーキトルク算
出部17に対して制動開始信号Sb1が出力される。次
に、同図(3)に示すように、第一関節210が停止し
たときの関節角度θ1b'が角度検出装置211により測
定される。ブレーキトルク算出部17は、関節制動中の
関節回転角度Δθ1(=θ1b'−θ1b)を求め、予め解析
あるいは実験で作成しておいたブレーキトルクT1−Δ
θ1特性データ(同図(4))を参照し、ブレーキ機構
213AのブレーキトルクT1を求める。このトルクT1
は、ブレーキトルク変化量算出部18に送られ、ここ
で、記憶される。
【0029】一定期間経過した後、すなわち、ブレーキ
機構213Aが経時変化してくるころ、再び、ブレーキ
トルクを調べるべく、上位演算部16Aが関節制御演算
部11Aに指示する。そして、前述と同様に、ブレーキ
トルクが求められる。このブレーキトルクも、初期状態
の際のブレーキトルクと同様に、ブレーキトルク変化量
算出部18に送られ、そこで、初期状態のブレーキトル
クと一定期間経過後のブレーキトルクとの差であるブレ
ーキトルク変化量Td1が求められる。制御信号補償部
19は、ブレーキトルク変化量Td1に基づきブレーキ
制御信号の補償量を求める。上位演算部16Aからの指
示で、ブレーキ機構213Aを作動させるべく、関節制
御演算部11Aからブレーキ制御信号が出力されると、
このブレーキ制御信号が制御信号補償部19により補償
され、この補償されたブレーキ制御信号がブレーキ駆動
回路112Aに出力される。ブレーキ駆動回路112A
からは、補償されたブレーキ制御信号に応じた電流がコ
イル306Aに対して出力され、ブレーキ機構213A
が作動する。
【0030】ブレーキ機構213Aが経時変化、例え
ば、摩擦板302Aが劣化してくると、目的のブレーキ
トルクを得ることができなくなる。そこで、本実施例で
は、このような経時変化に対応すべく、ブレーキトルク
の変化量を求め、この変化量を補償できる電流をコイル
306Aに供給し、常に目的のブレーキトルクを得るこ
とができるようにしている。
【0031】なお、本実施例では、関節回転角度Δθ1
を用いてT1を求めたが、代替方式として、関節の制動
にかかった時間Δt1を用いて同様にT1を求めてもよ
い。この場合のΔt1は、ブレーキトルク算出部17
が、制動開始信号Sb1を受け取った時から角度検出装
置211より送られる関節角度θ1が一定値を取るよう
になった時までをカウントすることによって、得ること
ができる。また、本実施例では、ブレーキトルクを実際
に算出しているが、ブレーキトルクを実際に求めなくと
も、ブレーキトルクを間接的に表しているΔθ1やΔt1
を用いて、これらの初期状態時の値と一定期間経過後の
値との差で、制御信号を補償するようにしてもよい。
【0032】また、以上では、各関節ごとにブレーキト
ルクの測定する方法について述べたが、マニピュレータ
の全関節のブレーキトルクを一度に測定することも可能
である。以下、この方法について、図10を用いて説明
する。
【0033】マニピュレータの先端を、例えば、図10
(1)に示すように、先端速度vで予め決めた経路で等
速直線運動させる。先端がある位置(関節角度θ1b、θ
2b、θ3b、先端位置P、先端姿勢R)となった時、同図
(2)に示すように、全関節のブレーキ機構を作動させ
る。そして、同図(3)に示すように、マニピュレータ
の全関節が停止した時の関節角度θ1b’、θ2b’及びθ
3b’を測定する。次に、得られたデータを基に、以下の
何れかの方法により全関節のブレーキトルクを算出す
る。
【0034】θ1b、θ2b、θ3bとθ1b’、θ2b’、θ
3b’より、制動中のマニピュレータ先端の位置変位Δ
P、姿勢変位ΔRを求める。そして、予め解析あるいは
試験等により導いた以下の関係式を用いて、各関節のブ
レーキトルクT1,T2,T3を求める。
【0035】T(T1,T2,T3)=f1(ΔP,ΔR) 制動中の各関節の回転角度Δθ1(=θ1b'−θ1b)、Δ
θ2(=θ2b'−θ2b)及びΔθ3(=θ3b'−θ3b)を求
める。そして、予め解析あるいは試験等により導いた以
下の関係式を用いて、各関節のブレーキトルクT1
2,T3を求める。
【0036】 T(T1,T2,T3)=f3(Δθ1,Δθ2,Δθ3) 次に、本発明に係る第3の実施例について、図11を用
いて説明する。マニピュレータ本体200Bは、第1関
節210B、第2関節220B、第3関節230B、第
4関節240B、第5関節250B及び第6関節260
Bを有している。第1関節210Bには、温度センサ2
19、角度検出装置211、モータ212及び4段階に
トルクを調節できるブレーキ機構213が配置してい
る。ブレーキ機構213は、第1の実施例で説明したも
のと同様のもので、4段階のトルク調節は、回転軸32
0に関して対称に位置しているコイルをペアとして、こ
れらのペア相互を適宜組み合わせて励磁させることによ
り実行する。具体的には、図5に示すコイル306a、
306eをコイル群B11とし、同様に306b、306
fをコイル群B12、306c、306gをコイル群
13、306d、306hをコイル群B14として、4つ
のコイル群に分け、これらのコイル群を必要なトルクレ
ベルに応じて組み合わせて励磁し、4種類のトルクを得
る。なお、他の第2関節220Bから第6関節260B
も第1関節210Bと同様の構成である。
【0037】通常、宇宙用のマニピュレータにおけるブ
レーキ機構には強度上、安全性等からブレーキトルクの
要求範囲が決まる。また、宇宙環境では、温度変化が非
常に大きく、温度変化によるブレーキトルクの変動を無
視できない。そのため、ブレーキの使用温度を監視して
温度に応じてブレーキトルクを調節するとよい。本実施
例は、このような温度変化に対応するものである。
【0038】予め地上あるいは軌道上にてマニピュレー
タの関節に用いるブレーキ機構の温度−トルク特性デー
タ21を取得しておく。この特性データ21を基に、動
作させる温度範囲中ではブレーキトルクが要求範囲に収
まるように、実際の温度に対するブレーキの入切データ
15Bをブレーキ入切データ記憶部13に記憶させてお
く。例えば、ブレーキ特性は、温度(Temp)が高く
なるほどブレーキトルク(Torque)が低下するた
め、低温時(Te1≦Temp≦Te2)にはB11のみ
使用し、高温時(Te4≦Temp≦Te5)にはB11
からB14までの全てのブレーキを作動させるというよう
にして、温度がTe1からTe5までの範囲で変化して
も、ブレーキトルクが目的のブレーキトルクの許容範囲
に収まるようなブレーキの入切情報15Bを作成し、ブ
レーキ入切データ記憶部13Bに記憶させておく。
【0039】本マニピュレータを宇宙環境にて運用する
場合、温度センサ219にて測定した温度データは関節
制御演算部11Bに送られ、マニピュレータ本体200
Bのブレーキ機構を作動させる時、関節制御演算部11
Bはブレーキ入切データ記憶部13Bに記憶されている
ブレーキ入切情報15を参照して、ブレーキ駆動回路1
12にB11(213c)からB14(213f)の入切信
号を送る。他の関節についても同様にしてブレーキの制
御を行う。
【0040】なお、本実施例では、温度センサ219,
…,269を関節毎に配置したが、1つの温度センサに
より代表させても良い。本実施例によれば、温度の変化
によるブレーキトルクの変動の応じてブレーキトルクを
調節し、要求仕様範囲内に収めることができる。
【0041】なお、本実施例において、特性データ21
のように、保持時(Holding)と制動時(Bre
aking)のデータを両方取得しておいて、第1の実
施例と組合せて用いれば、環境温度とブレーキ状態によ
りブレーキトルクを調節することができる。この場合、
環境温度が変化した場合でも、ブレーキ状態が変化した
場合でも、段階的なトルク調節になるが、図12に示す
ようなブレーキ機構を用いることにより、ブレーキ状態
が変化した場合には段階的なトルク調節、環境温度が変
化した場合には無段階のトルク調節を行うことができ
る。
【0042】図12に示すブレーキ機構は、第1の実施
例におけるブレーキ機構のバネ308の力を調節するバ
ネ力調節ボルト309をアクチュエータ330により駆
動できるようにしたものである。このブレーキ機構の摩
擦力は、コイル306に発生する電磁力とバネ308の
弾性力との差である。そこで、バネ308の弾性力をバ
ネ力調節ボルト309で調整することにより、ブレーキ
トルクを無段階で調節することができる。バネ力調節ボ
ルト309は、ギア331,332を介して、アクチュ
エータ330に接続されている。このアクチュエータ3
30に対しては、温度変化に伴うブレーキトルク変化を
補償する電流を供給できるようにする。一方、ブレーキ
状態が変化した場合は、第1の実施例と同様に対応す
る。従って、このようすることにより、ブレーキ状態が
変化した場合には段階的なトルク調節、環境温度が変化
した場合には無段階のトルク調節を行うことができる。
【0043】また、アクチュエータ330に対して、温
度変化に伴うブレーキトルク変化の他に、経時変化に伴
うブレーキトルク変化を補償する電流を供給するように
してもよい。以上、本発明に係る各種実施例について説
明したが、本発明は、ブレーキ機構の形式に関係無く、
具体的には、負作動型のものであっても正作動型のもの
であっても、又、電磁式であっても油圧式であってもよ
く、ブレーキトルクを無段階変化又は段階的変化できる
ようにすれば、本発明を適用できることは言うまでもな
い。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、状態を把握して、この
状態に応じてブレーキ機構の駆動量を変えているので、
常に目的のブレーキトルクを得ることができ、対象物を
正確な位置に静止させることができる。
【0045】従って、本発明に係るブレーキ装置は、宇
宙のような環境の厳しいところでの使用に適していると
言える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施例のマニピュレータ装
置の回路ブロック図である。
【図2】本発明に係る第1の実施例のマニピュレータ装
置の全体斜視図である。
【図3】本発明に係る第1の実施例のマニピュレータ装
置を備えている衛星の全体斜視図である。
【図4】本発明に係る第1の実施例のブレーキ機構(ブ
レーキ開放状態)の要部切欠き側面図である。
【図5】本発明に係る第1の実施例のブレーキ機構(ブ
レーキ作動状態)の要部切欠き側面図である。
【図6】図4におけるVI−VI線断面図である。
【図7】本発明に係る第2の実施例のマニピュレータ装
置の回路ブロック図である。
【図8】本発明に係る第2の実施例のブレーキ機構の要
部切欠き側面図である。
【図9】本発明に係る第2実施例のトルク測定方法を説
明するための説明図である。
【図10】本発明に係る第2の実施例の他のトルク測定
方法を説明するための説明図である。
【図11】本発明に係る第3の実施例のマニピュレータ
装置の回路ブロック図である。
【図12】本発明に係る第4の実施例のブレーキ機構の
要部切欠き側面図である。
【符号の説明】
1…衛星、2…マニピュレータ装置、9…制御装置、1
0,10A,10B…マニピュレータ制御演算部、1
1,11A,11B…関節制御演算部、12…状態把握
部、13,13B…ブレーキ入切データ記憶部、16…
上位演算部、17…ブレーキトルク算出部、18…ブレ
ーキトルク変化量算出部、19…制御信号補償部、11
0…駆動回路部、111…モータ駆動回路、112,1
12A…ブレーキ駆動回路、200,200B…マニピ
ュレータ本体、211,261…角度検出装置、21
2,262…モータ、213,213A,263…ブレ
ーキ機構、302,302A…摩擦板、303…ブレー
キディスク、304A…アーマチュア、305,314
…フィールド、306,306A…コイル、308…バ
ネ、309…バネ力調節ボルト、330…アクチュエー
タ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種状態を把握する状態把握手段と、 駆動量を変えることによりブレーキトルクを変えること
    が可能なブレーキ機構と、 前記状態把握手段により把握された状態に応じて、予め
    定められている目的のブレーキトルクを得られるよう、
    前記ブレーキ機構に対して前記駆動量を指示するブレー
    キ機構制御手段と、 を備えていることを特徴とするブレーキ装置。
  2. 【請求項2】前記各種状態は、動いている対象物を静止
    させようとしている制動状態であるか、静止した対象物
    をその状態に維持しておく保持状態であるかを示すブレ
    ーキ状態であることを特徴とする請求項1記載のブレー
    キ装置。
  3. 【請求項3】前記各種状態は、まわりの温度状態である
    ことを特徴とする請求項1記載のブレーキ装置。
  4. 【請求項4】前記各種状態は、前記ブレーキ機構の経時
    的変化状態であることを特徴とする請求項1記載のブレ
    ーキ装置。
  5. 【請求項5】前記各種状態は、動いている対象物を静止
    させようとしている制動状態であるか、静止した対象物
    をその状態に維持しておく保持状態であるかを示すブレ
    ーキ状態、まわりの温度状態、前記ブレーキ機構の経時
    的変化状態のうち、少なくとも1の状態であることを特
    徴とする請求項1記載のブレーキ装置。
  6. 【請求項6】駆動量を変えることによりブレーキトルク
    を変えることが可能なブレーキ機構と、 前記ブレーキ機構が動いている対象物を静止させようと
    している制動状態であるか、静止した対象物をその状態
    に維持しておく保持状態であるかを示すブレーキ状態を
    把握するブレーキ状態把握手段と、 前記ブレーキ状態ごとに予め定められている目的のブレ
    ーキトルクを得られる前記駆動量を、該ブレーキ状態ご
    とに記憶しておく記憶手段と、 前記ブレーキ状態把握手段により把握されたブレーキ状
    態に応じて、前記記憶手段に記憶されている該ブレーキ
    状態に対する前記駆動量を前記ブレーキ機構に対して指
    示するブレーキ機構制御手段と、 を備えていることを特徴とするブレーキ装置。
  7. 【請求項7】駆動量を変えることによりブレーキトルク
    を変えることが可能なブレーキ機構と、 前記ブレーキ機構まわりの温度を把握する温度把握手段
    と、 前記ブレーキ機構まわりの温度ごとに、目的のブレーキ
    トルクが得られる前記駆動量を記憶しておく記憶手段
    と、 前記温度把握手段により把握された温度に応じて、前記
    記憶手段に記憶されている該温度に対する前記駆動量を
    前記ブレーキ機構に対して指示するブレーキ機構制御手
    段と、 を備えていることを特徴とするブレーキ装置。
  8. 【請求項8】ブレーキトルクを変えることが可能なブレ
    ーキ機構と、 前記ブレーキ機構に対して、所望のブレーキトルクに対
    応する制御信号を出力して該ブレーキ機構を動作させる
    ブレーキ機構制御手段と、 前記ブレーキ機構の現実のブレーキトルクを把握するブ
    レーキトルク把握手段と、 前記ブレーキトルク把握手段により把握された現実のブ
    レーキトルクと初期状態のブレーキトルクとの変化量を
    求めるトルク変化量算出手段と、 ブレーキトルクの前記変化量を補うべく、前記制御信号
    を補償する制御信号補償手段と、 を備えていることを特徴とするブレーキ装置。
  9. 【請求項9】請求項1、2、3、4、5、6、7又は8
    記載のブレーキ装置と、 前記ブレーキ装置の制動対象となるアームと、 前記アームを駆動させる駆動機構と、 を備えていることを特徴とするマニピュレータ装置。
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