JPH0626186Y2 - 紙巻器 - Google Patents

紙巻器

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JPH0626186Y2
JPH0626186Y2 JP1985134550U JP13455085U JPH0626186Y2 JP H0626186 Y2 JPH0626186 Y2 JP H0626186Y2 JP 1985134550 U JP1985134550 U JP 1985134550U JP 13455085 U JP13455085 U JP 13455085U JP H0626186 Y2 JPH0626186 Y2 JP H0626186Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
paper
support shaft
main body
roll
roll paper
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1985134550U
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English (en)
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JPS6242499U (ja
Inventor
芳男 伊東
久治 岸田
Original Assignee
東陶機器株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、ロールペーパーを回転自在に支持する紙巻
器、詳しくはロールペーパーの中芯に嵌入する支軸の基
端を上方向へ揺動自在に軸受けして、ロールペーパーの
上方移動により支軸の先端を中芯に出入りさせるものに
関する。
〈従来の技術〉 従来、この種の紙巻器として例えば実開昭60−139
5号公報や実開昭60−54494号公報に開示される
ような第6図に示すものがある。
この第6図に示すものは、左右側面に中空部が形成され
た主ケース(101)と、該主ケース(101)の背面に嵌合する
背板(102)とで紙巻器本体を構成し、これら主ケース(10
1)と背板(102)に夫々支軸(103)(103)の軸受け部を一体
に形成して、主ケース(101)と背板(102)との間に支軸(1
03)(103)の基端を夫々回転自在に軸支し、ロールペーパ
ーを下方から所定高さ位置以上に押し上げることによ
り、支軸(103)(103)の先端が夫々ロールペーパーの中芯
に嵌入して支持するものがある。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし乍ら、このような従来の紙巻器では、紙巻器本体
を構成する主ケースと背板に支軸の軸受け部が夫々一体
に形成されるため、主ケースと背板の外形状が複雑にな
って、これらを合成樹脂などで成型する場合にはその型
などが高価になり、また紙巻器本体を複雑な加工に不向
きな陶器、ガラス、木材、石材などで製作できないとい
う問題がある。
本考案は斯かる従来事情に鑑み、紙巻器本体の形状や材
質に関係なく揺動自在な支軸を一体的に組込むことを目
的とする。
〈課題を解決するための手段〉 上記課題を解決するために本考案が講ずる技術的手段
は、支軸と該支軸の基端を回動自在に軸支する紙巻器本
体と別個な軸受け部とで支軸ユニットを紙巻器本体と別
個に構成し、この支軸ユニットを紙巻器本体の側面にロ
ールペーパーの中芯と対向して取り付けたことを特徴と
するものである。
〈作用〉 本考案は上記技術的手段によれば、紙巻器本体と別個な
支軸ユニットを紙巻器本体の側面に取り付けことによ
り、紙巻器本体の側面に支軸が回転自在に軸支されるも
のである。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例は第1図に示す如く、紙巻器本体(A)を収
納キャビネットに一体形成した場合を示すもので、この
収納キャビネットの前面に突設した3枚の平行な仕切壁
(A)(A)(A)のうち、右側の仕切壁
(A)上部と中央の仕切壁(A)上部を紙巻器本体
(A)の左右側壁とし、これら左右の側壁(A)(A
)に支軸ユニット(B)(B)を夫々ロールペーパー
の中芯(C)と対向して埋設したものである。
この支軸ユニット(B)は、支軸(1)と該支軸(1)
の基端を回動自在に軸支する軸受け部(2)とから構成
される。
支軸(1)は、合成樹脂などで一側面を開設した棒状の
中空体に成形され、その基端側面に一対の回転軸部(1
a)(1a)を支軸(1)の軸線方向と直交する方向へ突
設する。
回転軸部(1a)(1a)は、第3図に示す如く先端側をコ
イル状に形成し、支軸(1)と一体に形成して弾性を有
している。
軸受け部(2)は、上記支軸(1)と同様に合成樹脂な
どで成形され、その一側面に支軸(1)の平面形状と略
同形の支軸出入孔(2a)を縦長状に開設すると共に、該
支軸出入孔(2a)の下端部には、上記回転軸部(1a)
(1a)と対向して軸受け孔(2b)(2b)を夫々水平状に
開設する。
軸受け孔(2b)(2b)は、軸受け部(2)の裏面に凹設
した断面半円形の第1軸受け孔部(2b1)(2b1)と、軸
受け部(2)裏面に設けられる一対の軸受け片(2b2
(2b2)の一側面に凹設した断面半円形の第2軸受け孔
部(2b3)(2b3)とから構成される。
本実施例の場合には、軸受け部(2)の裏面に水平状に
突設した一対の案内ピン(2b4)(2b4)を夫々軸受け片
(2b2)(2b2)に開穿した案内孔(2b5)(2b5)に挿入
して三者を連結することにより、断面円形に形成して上
記回転軸部(1a)(1a)を回動自在に軸支すると共に、
該回転軸部(1a)(1a)の先端を第2軸受け孔部(2
b3)(2b3)の下面に凹設した溝部(2b6)(2b6)を挾
持固定している。
更に、紙巻器本体(A)の側壁(A)(A)には前
記軸受け部(2)(2)の外形状と嵌め合う形状に形成
した取付凹部(3)(3)を夫々凹設し、これら取付凹
部(3)(3)内に軸受け部(2)(2)夫々嵌着する
か、或いは必要に応じて接着剤やビス等を用いて固定す
ることにより支軸(1)(1)を左右に配備すると共
に、これら支軸(1)(1)の上方には、紙切板(4)
を回動自在に横架する。
また、紙巻器本体(A)を一体形成した収納キャビネッ
トは、中央の仕切壁(A)上部と左側の仕切壁
(A)上部に亙って本や新聞か或いはタオルなどを支
持するラックバー(5)を横架し、下半部には、仕切壁
(A)(A)(A)の間に夫々扉(6)(6)を
開閉自在に設けて、その内部にロールペーパー(C′)
などが収納される収納室(7)(7)を区画形成する。
而して斯かる紙巻器は、ロールペーパーを装着する前の
時点で左右に位置する支軸(1)(1)の基端下面が軸
受け部(2)(2)の支軸出入孔(2a)(2a)下端面に
当接して夫々水平状に突出しており、ロールペーパーを
押し上げると、これら支軸(1)(1)は、ロールペー
パーの端面により押されて上方向へ回動するが、支軸
(1)(1)の回転軸部(1a)…先端が夫々挾持固定さ
れているため、回転軸部(1a)…にはねじり力が作用し
て元に戻そうとする弾性力が付与され、ロールペーパー
の中芯(C)が所定高さ位置以上に達すると支軸(1)
(1)が弾性力で下方向へ回動してロールペーパーの中
芯(C)内に嵌入され、ロールペーパーを回動自在に支
持架装する。
尚、軸受け部(2)の外形状は、図示せるものに限定さ
れず、どのような形状でも良く、取付凹部(3)の内形
状も軸受け部(2)の外形状に応じて変化し、又図示例
の場合、軸受け部(2)の外周面にフランジ部(2c)を
突設したが、フランジ部(2c)を設けなくても良い。
更に、紙巻器本体(A)や収納キャビネットの形状も図
示せるものに限定されず、どのような形状のものでも良
く、例えば第4図に示すようにラックバー(5)に換え
て出没自在なタオル掛け(8)を配備しても良い。
このタオル掛け(8)は、第5図に示す如く上記支軸
(1)と同様、掛け棒(8a)の基部にコイル状の回転軸
部(8b)を突設し、該回転軸部(8b)の先端を挾持固定
することによて掛け棒(8a)が前後方向へ回動するよう
になっている。
〈考案の効果〉 本考案は上記の構成であるから、以下の利点を有する。
紙巻器本体と別個な支軸ユニットを紙巻器本体の側面
に取り付けことにより、紙巻器本体の側面に支軸が回転
自在に軸支されるので、紙巻器本体の形状や材質に関係
なく揺動自在な支軸を一体的に組込める。
従って、紙巻器本体を構成する主ケースと背板に支軸の
軸受け部が夫々一体に形成される従来のものに比べ、紙
巻器本体の外形状を簡素化でき、これを合成樹脂などで
成型する場合にはその型などが安価になり、また紙巻器
本体を複雑な加工に不向きな陶器、ガラス、木材、石材
などでも製作できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す紙巻器の正面図で一部
切欠して示し、第2図は第1図の(II)−(II)線に沿
える拡大断面図、第3図は支軸ユニットの分解斜視図、
第4図は他の実施例を示す紙巻器の一部切欠正面図、第
5図は第4図の(V)−(V)線に沿える拡大断面図、
第6図は従来の紙巻器の一例を示す分解斜視図である。 A……紙巻器、A,A……側壁 B……支軸ユニット、C……中芯 1……支軸、2……軸受け部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロールペーパーの中芯に嵌入する支軸の基
    端を上方向へ揺動自在に軸受けして、ロールペーパーの
    上方移動により支軸の先端を中芯に出入りさせる紙巻器
    において、前記支軸と該支軸の基端を回動自在に軸支す
    る紙巻器本体と別個な軸受け部とで支軸ユニットを紙巻
    器本体と別個に構成し、この支軸ユニットを紙巻器本体
    の側面にロールペーパーの中芯と対向して取り付けたこ
    とを特徴とする紙巻器。
JP1985134550U 1985-09-02 1985-09-02 紙巻器 Expired - Lifetime JPH0626186Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985134550U JPH0626186Y2 (ja) 1985-09-02 1985-09-02 紙巻器

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JP1985134550U JPH0626186Y2 (ja) 1985-09-02 1985-09-02 紙巻器

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Publication Number Publication Date
JPS6242499U JPS6242499U (ja) 1987-03-13
JPH0626186Y2 true JPH0626186Y2 (ja) 1994-07-20

Family

ID=31035893

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JP1985134550U Expired - Lifetime JPH0626186Y2 (ja) 1985-09-02 1985-09-02 紙巻器

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JPH042632Y2 (ja) * 1987-12-29 1992-01-29

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS434222Y1 (ja) * 1965-01-18 1968-02-22
JPS4888851U (ja) * 1972-01-29 1973-10-26
JPS6054494U (ja) * 1983-09-20 1985-04-17 松下電器産業株式会社 紙巻器
JPH0223198U (ja) * 1988-07-21 1990-02-15

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JPS6242499U (ja) 1987-03-13

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