JPH06261379A - 繊維機械における監視装置 - Google Patents

繊維機械における監視装置

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JPH06261379A
JPH06261379A JP5302613A JP30261393A JPH06261379A JP H06261379 A JPH06261379 A JP H06261379A JP 5302613 A JP5302613 A JP 5302613A JP 30261393 A JP30261393 A JP 30261393A JP H06261379 A JPH06261379 A JP H06261379A
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JP
Japan
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monitoring device
station
coil
stations
coils
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Application number
JP5302613A
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English (en)
Inventor
Gerhard Hamma
ハンマ ゲルハード
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Sipra Patententwicklungs und Beteiligungs GmbH
Original Assignee
Sipra Patententwicklungs und Beteiligungs GmbH
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 あらかじめ選択された状態が発生したとき電
気的状況信号を生成する少なくとも2つのステーション
(1a、1b、…1n)をもつ繊維機械における監視装
置を提供することを目的としている。 【構成】 ステーションに個別的に関連づけられた集積
回路(IC1 …ICn )は識別コードでエンコードされ
た状況信号を生成し、問合わせおよび評価ユニット
(8)における状況信号の評価によって、状況信号を生
成したステーションを判別できるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、あらかじめ選択された
状態が発生したとき、電気的状況信号を生成する少なく
とも2つのステーションをもつ繊維機械用の監視装置
(モニタリング・デバイス−monitoring device )に関
する。
【0002】
【従来の技術】繊維機械技術で使用されている監視装置
の大部分は機械的または電気的スイッチを備え、複数の
ステーションの各々に設置されており、このスイッチは
常時閉状態か開状態になっている。あらかじめ選択され
た状態が発生すると(通常は、エラーが発生すると)、
このスイッチは閉じるか、開くようになっている(DE-A
S 22 15 582 、DE-AS 25 44 530 、DE 31 38 472 C2
)。この結果、インジケータ(表示)ライトを含む回
路が閉じるので、インジケータ・ライトが少なくとも点
灯することになる。ほとんどの場合、繊維機械では、ス
イッチ・オフ信号も同時に発生するようになっている。
あらかじめ選択された状態の例としては、糸切断、編み
針の破損などがある。各所のステーションは直列または
並列に接続されている。
【0003】上述した種類の監視装置は製造コストが安
価であり、機械をスイッチ・オフするという目的を達成
する上では問題がない。しかし、インジケータ・ライト
の電球が点灯しなくなると、インジケータに問題が発生
することになる。この場合、特に、監視装置が種々のエ
ラー発生源を監視する能力があり、各所のステーション
が非常に多数であるときは、機械を停止させたエラー原
因を見つけるために、オペレータが介入する必要があ
り、この作業は非常に時間がかかるものである。さら
に、この種の監視装置は、エラーが原因で機械が停止し
たことだけを報知するので、監視されている機械の動作
に関するデータを自動的に検出する能力がない。監視装
置によって監視されている機械状態に関係なく、ステー
ションはすべてが同じ伝送ライン(transmission line
)に接続されているので、実際のエラー原因を検出す
ることも、記録することもできない。そのために、エラ
ーの種類に関係なく、機械は停止することになる。複数
の伝送ラインを設け、各伝送ラインをステーションの一
部にだけ割り振るようにすれば、もちろん、エラー検出
を単純化することが可能であるが、このようにすると、
製造コストが増加することになる。
【0004】動作に関するデータは、別の公知監視装置
を使用すると、同時に検出することが可能である(DE 3
3 45 168 A1 )。この監視装置はマルチプレクサを備
え、このマルチプレクサは既存のステーションに接続さ
れると共に、マイクロプロセッサに接続され、既存ステ
ーションを定期的に走査する能力をもっている。しか
し、この場合も、各ステーションに特殊な伝送ラインが
必要になるので、製造コストが比較的大になっている。
例えば、非常に多数の糸ガイドを備え、各々が2ステー
ション(例えば、糸切断用と糸張力用)からなる、ハイ
・システム(high-system −これはドイツ語の"hochsys
temig"と同義である)丸編み機では、機械フレーム内に
最大300伝送ラインを設置する必要がある。これは、
製造コストを考えると、問題外である。監視の対象とな
るステーションが自動コンピュータ支援品質管理で応用
されるときや(例えば、DE 39 06 508 A1 )、すべての
ステーションにそれぞれアドレスを付けて、バス・シス
テムを介して定期的に走査するようにすると(DE 41 05
450 A1 )、同じように高価な電気的ラインを設ける必
要がある。
【0005】上述した広義の種類に属する公知監視装置
(DE 41 05 450 A1 )では、伝送ラインのコストを大幅
に削減するために、各所のステーションがシフト・レジ
スタのように直列に接続され、データ信号がクロック・
パルスによってすべてのステーションを次から次へとシ
フトされるようになっている。エラーがないときは、反
応しない。しかし、あらかじめ選択された状態、例え
ば、エラーがいずれかのステーションで発生すると、デ
ータ信号はAND演算によってエラー・メッセージを発
生する。クロック・パルスはカウンタによって同時にカ
ウントがとられ、エラー・メッセージが現れたとき、到
達していたカウンタ状態は、そのときデータ信号が見つ
かったステーション、つまり、エラー・メッセージ発生
の原因となったステーションを示すようになっている。
この種の監視装置では、電源用の2ラインのほかに、必
要とする追加制御ラインが2つだけで済むが、その場合
でも、各ステーションに非常に多数の電子部品が必要に
なるので、製造コストは全体的に比較的高くなってい
る。さらに、この監視装置は、干渉パルスがカウンタの
カウント誤差の原因となり、これが、エラー・メッセー
ジの原因となったステーションの検出を妨げ、動作に関
するデータが自動的に検出されるとき全く不正確な結果
が得られることになるので、完全無欠ではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】公知の監視装置を使用
すると、発生する可能性のある上述した問題は、現在の
機械状況全体をディスプレイや類似手段から表示するた
めに、つまり、例えば、糸ガイド、プルオフ・メカニズ
ム(pull-off mechanism)、照明などのある種の部品の
状況に関する情報を、問題の機械や作業シフトを担当す
るオペレータに知らせる目的で、監視装置が代替的に、
あるいは付加的に使用されるときも、同じような結果に
なる。以上の理由から、上述した広義の種類に属する監
視装置は、現在では、エラーを監視する目的だけに使用
されている。
【0007】
【課題を解決するための手段】これに対して、本発明
は、上述した広義の種類に属する監視装置において、必
要とする伝送ラインが2つだけでよく、動作の信頼性が
向上し、状況信号を発生したステーションの識別を明確
化し、エラー監視以外に、いくつかの監視作業にも適す
るように開発された監視装置を提供することを目的とし
ている。
【0008】上記目的を達成する本発明の監視装置は、
あらかじめ選択された状態が発生したとき電気的状況信
号を生成する少なくとも2つのステーションをもつ繊維
機械用の監視装置であって、状況信号を受信して、該状
況信号を生成したステーションを判別する評価ユニット
を備えたものにおいて、各ステーション1a…1nは一
定の方法でステーションに割り当てられた識別コードを
ストアしておくためのストーレッジを備え、ステーショ
ンから生成された状況信号がそのステーションに関連づ
けられた識別コードでエンコードされるようになってお
り、さらに、評価ユニットは識別コードを検出するため
の手段9、10、15を備えたことを特徴とする監視装
置である。本発明のその他の特徴は、請求項2およびそ
れ以降の請求項に明確化されている。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好適実施例について、添付図
面を参照して詳しく説明する。
【0010】図1の右側部分は、上述した種類の監視装
置の公知部分を示したものである。この監視装置は少な
くとも2つのステーションを含んでいるが、一般的に
は、3つ以上のステーション1a、1b、…1nを含ん
でいる。これらのステーションは、例えば、編み機また
は織機に供給される糸が切れたときや、糸の張力が不十
分であったり、過剰であるときに編み機や織機を停止さ
せる糸モニタである場合がある(例えば、DE-AS 15 85
415 )。代替的に、あるいは付加的に、これらのステー
ションは、編み針の破損などを検出するニードル・モニ
タを備えることが可能である(DE-AS 22 15 582 )。こ
れらのモニタとは別に、繊維機械技術では、連続的に監
視できるので、問題のステーションの1つに割り当てる
ことができる状態が他にも多数ある。この種の監視は一
般的に公知であるので、詳細に説明することは省略す
る。また、このことは、監視の目的に使用されるセンサ
についても同様である。
【0011】原理的には、繊維機械は、糸が切れたとき
や糸の張力が過剰であるときなどに閉じるスイッチ2
a、2b…2nと同じような作用をする電気的接点によ
ってスイッチ・オフされる。一方では、電源に接続さ
れ、他方では、アースされているライン4に、各スイッ
チ2a、2b…2nが表示エレメントであるインジケー
タ・ライト3a、3b…3nを経由して接続されている
とき、スイッチ2a、2b…2nの1つが閉じると、そ
れに対応するインジケータ・ライト3a…3nが点灯す
る。インジケータ・ライト3a…3nの1つに欠陥があ
るときでも、装置が機能を続けるようにするには、イン
ジケータ・ライトは抵抗Ra…Rnと並列に接続されて
いることが望ましい。ライン4に接続され、スイッチ2
a…2nの1つが閉じると、これを受けて動作するリレ
ーなどは、機械の電源を切るためのものである。従っ
て、この種の監視装置は、どのステーション1a…1n
のスイッチ2a…2nが閉じたかを判別するための機能
を備えていない。
【0012】この範囲においては、本発明による監視装
置は同じ構造になっている。しかし、本発明によれば、
これに加えて、集積回路IC1 、IC2 …ICn が各ス
イッチ2a…2nと直列に接続され、それぞれのステー
ション1a…1nに関連する識別コードがストアされる
メモリを備えている。さらに、ライン4は伝送ラインを
形成している。この目的のために、ライン4は結合コイ
ル5の一方の接続点に接続され、他方の接続点はアース
されているか、あるいはスイッチ2a…2nと集積回路
IC1 …ICn とで形成された直列接続の接続点と接続
された第2アース・ライン6に接続されており、この場
合、前記直列接続の接続点はライン4に接続されていな
い。従って、これらの直列接続は相互におよび結合コイ
ル5と並列接続されている。
【0013】結合コイル5は、問合わせおよび評価ユニ
ット(interrogating and evaluating unit )8の受信
コイル7と誘導結合されている(図1)。ユニット8
は、受信コイル7に接続された受信デバイス9と、受信
デバイス9の出力信号をピックアップする処理回路10
とを備えている。エラーなどがその出力端11に現れる
と、処理回路10はエラーが発生した監視ステーション
1a…1nの特性を示す信号を出力する。本発明によれ
ば、いずれかのステーション1a…1nから出された状
況信号が、問題の集積回路IC1 …ICn にストアされ
ている識別コードに従って、常にエンコードされるよう
な構成になっているが、この状況信号はAC電圧信号で
あることが好ましい。受信デバイス9は、受信コイル7
から供給された信号を処理する働きをする。この目的の
ために、受信コイル7は必要なフィルタ、方形波電圧ジ
ェネレータ、デモジュレータその他を備えており、他
方、処理回路10は、識別コードに対応する、あるいは
識別コードと関連づけられた直列エンコード信号を最終
的に出力し、状況信号を送信したステーション1a…1
nを明確に判別できるようになっている。なお、直列エ
ンコード信号は、例えば、連続する2進数の「0」と
「1」の情報からなっている。
【0014】2つの出力端15aと15bをもつ認識ロ
ジック回路15は出力端11に接続されている。直列エ
ンコード信号は、出力端11に現れると、出力端15a
に現れ、他方、論理「0」情報または論理「1」情報の
どちらかが出力端15bに現れる。「0」情報は、認識
ロジック回路がなにも認識しなかったことを意味し、こ
れは、すべてのスイッチ2a…2nが開いているものと
解釈される。他方、認識ロジック回路が、スイッチ2a
…2nの1つが閉じたとき発生する信号に対応する信号
を認識すると、「1」情報が出力端15bに現れ、これ
は、「正しい読み」または「識別コード認識」を意味す
る。この「1」信号は、スイッチ処理に利用でき、例え
ば、機械をスイッチ・オフするオープナ(opener)とし
て構成されたリレーを動作させるために使用できる。
【0015】他方、出力端15aに現れた信号は、従来
と同じように、状況信号を発生したステーション1a…
1nを、例えば、英数字でオペレータに知らせるディス
プレイに入力することができるので、インジケータ・ラ
イトが動作可能であるかどうかに関係なく、例えば、エ
ラーを即時に除去することが可能である。さらに、出力
端11または出力端15a に現れた信号は、動作に関するデ
ータの認識デバイスに入力され、そこでは、例えば、オ
ペレータが監視する繊維機械の動作に関するプロトコル
が処理される。従来技術とは対照的に、このプロトコル
はエラーの数や機械の停止回数を簡単な方法で示すこと
ができるだけでなく、エラー発生源も示すことができ
る。丸編み機の場合には、このことは、エラーが発生し
た編成システムとエラー発生時間が正確に示されること
を意味する。
【0016】集積回路IC1 …ICn を動作させるため
に必要な電源は、各ステーション1a…1nがそれぞれ
の識別コードにエンコードされた状況信号を送信できる
ように、すべてのステーション1a…1nに保証されて
いなければならない。例えば、すべてのステーションに
通じた電源ラインを、この目的のために設けることが可
能である。さらに、この場合も、従来の監視装置と同じ
ように、結合コイル5を省き、その代わりに、必要とす
る識別を直接に行う機能を備え、可能ならば、機械をス
イッチ・オフし、ディスプレイを点灯する機能も備えた
評価回路を設けることも可能である。
【0017】しかし、図1に示す監視装置は、機械の構
成を若干変更するだけで済み、既存の機械に設置するこ
とが容易であり、他の目的にすでに使用されている部品
で構成することができ、そのために、低コストで製造す
ることができるという点で、現時点では、最良の解決手
段となることは確かである。従って、本発明による監視
装置は、本装置から得られる顕著な利点にもかかわら
ず、例えば、織物や編物などの繊維機械の動作コストに
著しい影響を与えることがない程度に、低価格で提供す
ることができる。
【0018】従来技術とは対照的に、図1に示す好適監
視装置におけるステーション1a…1nは受動回路を含
んでいるが、これらの受動回路はどのバッテリまたは類
似手段とも接続されていないので、回路自体は状況信号
を送信するのには適していない。その代わりに、これら
の回路は、問合わせ信号を送信するための手段12、例
えば、その入力端13を電源に接続でき、その出力が送
信コイル14を介してアースされているオシレータによ
ってアクチベートされる。例えば、周波数が100〜1
50KHz の正弦波電圧である、問合わせ信号は結合コイ
ル5に交流電流を誘起し、この交流電流は受動回路であ
る集積回路IC1 …ICn に実装された整流器によって
DC電圧に変換され、このDC電圧は集積回路IC1
ICn を動作させるために使用され、また、スイッチ2
a…2nが閉じたとき、識別コードでエンコードされた
状況信号を生成するために使用される。同時に、生成さ
れたDC電圧は、スイッチ2a…2nが閉じたとき、問
題のインジケータ・ライト3a…3nに所要電流を供給
するために使用される。
【0019】個々のステーション1a…1nおよびその
集積回路IC1 …ICn は、所謂トランスポンダまたは
応答デバイスとして構成することが好ましい。このトラ
ンスポンダは他の用途では一般に公知であり、例えば、
動物の識別を容易にするために動物の体内に埋め込まれ
ている(米国特許第5,012,236 号、第5,084,699 号、第
5、095、309 号、およびWO 87/04900 を参照)。この種の
トランスポンダの構造と動作の仕方は一般に公知である
ので、本発明の主題に関して説明の重複を避け、これ以
上の説明を省略するために、上記文献を引用するだけに
留める。従って、以下での詳しい説明は、本発明による
監視装置の理解を容易にすることだけを目的としてい
る。
【0020】従来のトランスポンダは、一般に極小チッ
プに収容され、これらのチップは物品に設置されている
か、移動する、あるいは少なくとも移動可能な生物に埋
め込まれており、当然に、独自の電源をもっていない。
従って、識別コードを検出するためには、結合コイル5
を可能な限り受信コイル7と送信コイル14に近づける
必要があるが、これらの受信コイルと送信コイルは、送
受信コイル・ユニットに一体になっているのが普通であ
るが、単一コイルにすることも可能である(WO87/0490
0)。しかし、本発明の主題では、送受信コイルと結合
コイルとを相対的に動かす必要がないので、これらを固
定的に配置し、相互に対して固定した空間に配置でき、
その結果、集積回路IC1 …ICn をアクチベートした
ときと、エンコードエラー信号を受信したとき、所望の
誘導結合を得ることができる。特に、コストを節減する
ために、問合わせおよび評価ユニット8を、例えば、バ
ー・コードを走査するための、従来公知のハンド・ヘル
ド・リーダに収めることも可能である。この場合は、各
個別繊維機械の結合コイル5は、ハンド・ヘルド・リー
ダで容易に点検できる場所に配置する必要があり、ま
た、状況報告を容易に認識できる光信号および/または
音響信号と結合して、状態を認識または検出するために
ハンド・ヘルド・リーダが応用される機械にオペレータ
が注意を向けるようにする必要がある。
【0021】本発明の目的を達成するために現在最良と
考えられているトランスポンダは、トロバン リミッテ
ッド社(Trovan Limited社 英国マン島)が開発し、ド
イツ国内でエーイーエー社(AEA 社 フランクフルト/
マイン)で製造され、例えば、モデル番号ID 100、ID 2
00/300またはLID 500 で販売されているものである(特
に、米国特許第5,095,309 号と対応)。これらのトラン
スポンダにおける問合わせ信号の周波数は、例えば、1
34KHz である。この問合わせ信号はトランスポンダで
整流されて所要動作電圧が得られ、記憶マトリックスを
読み取るためのクロック信号を生成するために使用され
る。この記憶マトリックスにストアされている2進識別
コードは、例えば、40桁からなっているので、非常に
多数のコードの組合せが得られるようになっている。こ
れらのコードにより、位相シフト・キーイング(PSK )
によって変調され、問合わせ信号と容易に判別できる信
号が生成され、受信デバイス9で2進信号に変換され
る。この2進信号は位相検出器で処理されてから、処理
回路10へ送られて別の処理が行われる。別の方法とし
て、エンコードは周波数シフトキーイング(FSK 、WO 8
7/04900 参照)、振幅変調または任意的に他の方法で実
現することも可能である。
【0022】上述したトランスポンダでは、図1に示す
スイッチ2a…2nは、問題の集積回路IC1 …ICn
と結合コイル5の間に配置し、スイッチが開いていると
き結合コイルから送信された問合わせ信号がそれぞれの
集積回路IC1 …ICn から完全に遮断(decoupling)
されて、動作電圧もクロック信号も生成しないようにす
ることが好ましい。その代わりに、動作電圧とクロック
信号は、スイッチ2a…2nの1つがエラーなどが発生
したために閉状態に変わったときだけ生成され、その結
果、直列接続のスイッチと関連する集積回路IC1 …I
n だけが状況信号の再送信を引き起こすようになって
いる。これとは別に、集積回路IC1 …ICn の動作電
圧が永続的に生成されて、集積回路がレディ状態を保つ
ようにし、しかし、ストーレッジの1つの問合わせはそ
れぞれのスイッチ2a…2nが閉じたときだけ行われる
ように、スイッチ2a…2nを配置することも可能であ
る。
【0023】図2に示す実施例において、同一部品は同
一符号を付けて示されている。図1と異なり、スイッチ
2a、2b…2nは各々が第1コイル16a…16nを
もち、それぞれにおいて直列回路を形成し、一方ではラ
イン4に接続され、他方ではアース・ライン6に接続さ
れている。しかるに、集積回路IC1 …ICn は、関連
の第1コイル16a…16nと誘導結合される第2コイ
ル17a…17nと並列接続されている。従って、集積
回路IC1 …ICn と他の回路部分との遮断(decoupli
ng)がさらに改善されている。図1と同様に、スイッチ
2a…2nが開いたとき、状況信号を受信コイル7へ再
送することが不可能である。スイッチ2a…2nの1つ
が閉じると、送信コイル14と結合コイル5経由で送信
された問合わせ信号も、関連第1コイル16a…16n
を流れ、第1コイルから誘起して、それと結合された第
2コイル17a…17nへ送られるので、識別コードを
収めているストーレッジが第2コイル17a…17nに
接続された集積回路で調べられ、生成された状況信号は
コイル17a…17n、16a…16nのそれぞれと、
伝送ライン4、および結合コイル5を経由して受信コイ
ル7へ送られる。
【0024】図3において、図1に示す部品と同一の部
品は、同一参照符号を付けて示されている。しかるに、
図2と異なり、スイッチ2a…2nは第1コイル16a
…16nと直列に接続されていないで、第2コイル17
a…17nと集積回路IC1…ICn をもつ回路に付加
的に接続されている。図2と同様に、状況信号の受信コ
イル7への送信は、スイッチ2a…2nが閉じたとき行
われる。
【0025】図4において、図1の部品と同一の部品は
同一参照符号を付けて示されているが、結合コイル5は
伝送ラインの働きをするライン18に接続され、その他
に、複数の第1コイル19a…19nが接続されてい
る。図4には概略図だけで示されているが、これらの第
1コイル19a…19nの各々は特定の繊維機械TM1
…TMn と関連づけられ、第2コイル20a…20nと
誘導結合されている。この第2コイル20a…20n
は、例えば、図1の結合コイル5に対応しており、伝送
ラインとして作用するライン21とアース・ライン22
に接続され、任意数の直列接続は集積回路IC11…IC
1m、IC21、IC31…ICn1およびこれらの集積回路間
に接続されたスイッチ2a1…2am、2b1、2c1…2n1
含んでいる。従って、図1とは対照的に、結合コイルと
して作用する第2コイル20a…20nは、繊維機械T
1 …TMn ごとのステーション数と同数のスイッチ2
a1…2n1と並列接続されている。しかし、すべての集積
回路IC11…ICn1には、単純な方法で異なる識別コー
ドを付けることができるので、図4の場合には、これら
の集積回路にコイル20a…20nの1つだけを割り振
ることが可能であり、また、問合わせおよび評価ユニッ
ト8を、通常の状況信号のほかに、エラー信号を出した
繊維機械TM1 …TMn の表示も行われるようにプログ
ラムすることも可能である。
【0026】最後に、図5は、複数の結合コイル5a、
5b…5nからなり、そのすべてが個別的送受信回路
7、14と誘導結合されている実施例を示したものであ
る。これらの結合コイル5a…5nは、図1(結合コイ
ル5と対応)または図3(結合コイル5bと対応)と同
じように、あるいは上述した実施例の別実施例と同じよ
うに、少なくとも1つのスイッチ2a…2nおよび関連
集積回路IC1 …ICnと接続することが可能である。
このようにすると、完全な遮断が達成され、相互に遮断
された複数の結合コイル5a…5nを個別的送信コイル
14で制御することができる。同様に、複数の受信コイ
ル7を別に設けることも可能である。
【0027】また、図1と図5に示すように、キャパシ
タ23とツェーナ・ダイオード24を、集積回路IC1
…ICn 各々と並列に接続することも可能である。ツェ
ーナ・ダイオード24は、集積回路が許容動作電圧より
高い電圧で動作するのを保護する働きをする。キャパシ
タ23も同じように、過電圧から保護し、必要時に充電
を反転する働きをする。
【0028】図6は本発明の別実施例を示したもので、
図1の部品と同一部品は同一参照符号を付けて示されて
いる。図1とは対照的に、ライン4と直列接続されたス
イッチ2a…2nは、常時、開状態ではなく、閉状態に
なっている。集積回路IC1…ICn 、およびこれらの
集積回路と直列に接続され、抵抗Ra…Rn(図1、な
お、図6には示されていない)と並列に接続可能である
インジケータ・ライト3a…3nからなる回路は、各ス
イッチ2a…2nと並列に接続されている。さらに、結
合コイル5の短絡を防止する抵抗25は、アースされて
いないライン6に接続されている。この実施例では、例
えば、スイッチ2aが開くと、回路4、5、6の電流は
それぞれの集積回路IC1 を流れるので、インジケータ
・ライトがスイッチ・オンされ、状況信号が結合コイル
5を経由して送信される。状況信号は、集積回路IC1
の記憶内容に従ってエンコードされ、スイッチ2aが開
状態にあることを示している。この同じ動作は、他のス
イッチ2a…2nの1つが開いたときにも行われる。ス
イッチ2a…2nが閉じている間、それぞれの集積回路
IC1 …ICn には電流が流れないので、状況信号は送
信されない。この種のスイッチは、例えば、ニードル・
モニタで使用されている。これらのスイッチには、ステ
ーション1a…1nが取り除かれた後、回路4、5、6
は開いているので、ステーションを再取り付けする前
に、繊維機械が誤って始動されることがないという利点
がある。
【0029】上述した各種実施例では、問合わせおよび
状況信号だけでなく、インジケータ・ライトと、場合に
よっては、カットオフ・リレーに必要な供給電力も、コ
イル5、7および14を経由して送られている。図7に
示す実施例は、これを必要としないものである。なお、
図7において、同一部品は同一参照符号を付けて示され
ている。図7に示すように、直列接続のスイッチ2a…
2nと集積回路IC1…ICn で構成された回路は、ラ
イン4と6に接続されており、この範囲では、図1の条
件と同じである。他方、インジケータ・ライト3a…3
nは同じようにスイッチ2a…2nと直列に接続されて
いるが、これらのライトは、リレー27または類似手段
を経由して電源28の正極に通じた別のライン26に接
続されている。このことから理解されるように、スイッ
チ2a…2nの1つが閉じると、それぞれのインジケー
タ・ライトに電源28から電力を供給され、これと同時
に、リレー27が働いて機械を停止させ、その間に、そ
れぞれの集積回路IC1 …ICn はその状況信号を結合
コイル5を経由して受信コイル7に送ることになる。従
って、問合わせ回路は完全にカットオフ回路から切り離
される。2つのライン4、6ではなく、3つのライン
4、6および26が必要になるが、その場合でも、経済
的である。
【0030】電源28から供給されるDC電流が集積回
路IC1 …ICn の正常動作を妨げたり、集積回路を破
損したりするのを防止するために、図7に示す監視装置
に、公知であるが、自動的に動作するデバイス(図7に
は示されていない)を設けることが好ましい。また、ラ
イン4と26の各々に、それぞれスイッチ29と30を
設けることも可能である。ライン4のスイッチ29は常
時開状態にあり、他方、ライン26のスイッチ30は常
時閉状態にある。上述した回路は、スイッチ2a…2n
の1つが閉じると、繊維機械をリレー27を介して停止
させる。そのあと、オペレータが瞬時にスイッチ30を
開き、スイッチ29を閉じると、電源28からのDC電
流によって妨害されることなく、エラー・メッセージが
結合コイル5を経由して受信コイル7へ送られる。エラ
ーが訂正されると、図7の状態が復元される。誤ったス
イッチングを防止するために、スイッチ29と30は、
スプリングによって図7の位置に圧縮応力が与えられた
押しボタンで構成することが可能である。別の方法とし
て、スイッチ29、30を自動的に作動させることも可
能である。例えば、スイッチ2a…2nによって機械が
停止された後、数秒間スイッチ29、30を逆にし、そ
のあとでスイッチを図7に示す位置に復帰させることが
可能である。
【0031】図8に示すように、本発明による監視装置
は、単にエラーを監視するのではなく、他の作業に使用
することも可能である。四角、丸および三角のブロック
は、それぞれ、異なる機能を持たせることができるステ
ーション32、33および34を示している。
【0032】例えば、ステーション32は、図1のステ
ーション1a…1nに対応するステーションであり、こ
れらのステーションはエラーを監視するものであり、例
えば、事前に選択された状態、例えば、糸やニードルの
破損が発生したとき状態を変えるスイッチを備えてい
る。このステーション32は、図1と図6に対応するラ
イン4と6に接続することが可能である。ライン6は機
械のアースにすることができる。
【0033】ステーション33は、例えば、一般的には
状況を表示するために、あるいはある処置をとらなけれ
ばならないことをオペレータに報知するために使用され
る。例えば、これらのステーションは、機械の照明など
をスイッチ・オンすると作動するスイッチを備えている
か、あるいはエラーなどが起こったときセットされ、繊
維機械を再始動する前にリセットする必要のあるデバイ
スをリセットする働きをするスイッチを備えている。こ
れは、機械が始動したときゼロにリセットするカウンタ
などにすることも可能である。さらに、ある作業シフト
が開始されたとき閉じたり、開いたりする必要のあるス
イッチを設けることが可能である。最後に、機械上の点
検が容易な場所に配置されたコイル16aで図3に示す
ものと同じようなステーションを設けることが可能であ
る。コイル17aと集積回路IC1 で構成されたユニッ
トは、オペレータが持ち運びできるコード・カードに収
容できるので、オペレータは、作業シフトの開始前に、
コード・カードをコイル16aの近くに瞬時に挿入する
ことによって、自分のIDを繊維機械にインプットする
ことができる。従って、ある時期に機械を操作している
オペレータのIDを自動的に判別することが可能であ
る。また、各回転ごとにスイッチが瞬時に閉じて、カウ
ンタの係数処理をトリガする、対応する状況信号が生成
されるので、丸編み機の回転数をカウントすることも可
能である。
【0034】最後に、ステーション34に制御機能また
は調整機能をもたせ、例えば、繊維機械のオン/オフ・
スイッチ、傾動(tip operation )時に、あるいは繊維
機械が超低速に切り替えられたとき作動するスイッチ、
またはプルオフ・メカニズムのプルオフ力を調整または
糸の張力などを調整するためのデバイスを装備させるこ
とができる。
【0035】上述したステーションは、すべての重要な
動作データを包括的に、しかも多かれ少なかれ自動的に
判断することを可能にするだけでなく、瞬時の機械状況
に関する重要データをすべて、図1に示す問合わせおよ
び評価回路8に接続されたディスプレイ画面35などに
英数字で即時に表示することを可能にするので、オペレ
ータは、オペレータが監視または操作している機械の状
況やその機械に装備されている機能要素の状況を、画面
を見ることによっていつでも知ることができる。これ
は、一人のオペレータが自分の視野に入らない複数の機
械を監視しなければならないとき、特に有用であり、そ
のために、図8に示すように、画面35および動作デー
タ検出デバイス37が接続されている、従来のパーソナ
ル・コンピュータといったコンピュータ36が問合わせ
および評価ユニットの出力15aに接続されている。
【0036】最後に、従来の制御作業も、本発明による
監視装置を利用すると行うことができる。これは、コン
ピュータ36の追加出力に接続されたスイッチング・エ
レメントであるブロック38〜40で図8に示されてい
る。これらのブロック38〜40の各々は、例えば、あ
らかじめ選択された制御プロセスのリレー、保護回路ま
たは類似回路を示している。実施例では、ブロック38
は丸編み機の駆動モータと関連づけられ、ステーション
34内の1つの始動スイッチが始動目的のために作動し
たとき、丸編み機を始動するようになっている。ステー
ション34内の1つの関連停止スイッチが作動したとき
作動するブレーキは、同じようにブロック39と関連づ
けられている。最後に、ブロック40はステーション3
3のスイッチと関連づけられ、例えば、丸編み機の自動
給油または潤滑油装置あるいは綿毛ブロワ装置をスイッ
チ・オンするために使用される。他にも、多数の制御、
調整または監視作業を同じような方法で行うことが可能
である。例えば、機械の回転数などをカウントするカウ
ンタにコンピュータ36の出力を接続したり、コンピュ
ータ36の追加出力を通して、あらかじめ選択した調整
を行ったりすることが可能である。この場合、例えば、
ステーション34の1つに押しボタンを設けて、押しボ
タンが押されたとき、関連集積回路に対応してエンコー
ドされた信号を発生し、コンピュータ36の出力から、
例えば、丸編み機のプルオフ・メカニズムのプルオフ力
を調整する働きをする作用部材に送ることが可能であ
る。例えば、プルオフ力を、例えば、押しボタンを作動
させて5ポンド段階で増減させることができ、また数学
符号の選択をコンピュータのボタンで調整することがで
きる。
【0037】上述した調整、監視および制御作業を行う
には、これに応じて非常に多数のプログラマブル出力を
もつカードをコンピュータ36に実装することが好まし
い。この場合、好ましくは、メイン・スイッチを作動し
たとき、ある状態(例えば、「照明オン」)が維持さ
れ、機械の再始動時にやり直さなくてもすむように、構
成することができる。どの場合も、特に注目すべき利点
は、問合わせおよび評価ユニット8を、一方では、各所
のステーション32、33および34と接続するため
に、他方では、コンピュータ36と接続するために必要
な、個別的ラインが1つだけですむことである。これ
は、ステーション32〜34から発生した信号がすべ
て、直列AC信号からなり、多数桁の英数字情報として
問合わせおよび評価ユニット8からコンピュータ36へ
送信することができるためであり、この情報はコンピュ
ータによって意図した目的のために使用される。従っ
て、コンピュータ36は、例えば、RS 232標準に準拠す
るアクチブ・シリアル・インタフェースを1つ備えてい
るだけでよい。
【0038】図に示すスイッチ2a…2bの代わりに、
誘導または容量スイッチ、オプトエレクトロニック・カ
プラ、光バリヤなどの形体をした他のスイッチやセンサ
を設けることも可能である。誘導スイッチを使用した場
合の実施例は図9に示されている。図9は、蓄積シリン
ダ43を備えた公知の糸蓄積フィーダ42を示してい
る。例えば、編み機に供給され、プルオフ・ボビン(図
示せず)から引き出される糸44は、蓄積シリンダ43
に数回巻き付けられる。フィーダ42の出力側から、糸
44は2つの糸口45と46を通り抜ける。この2つの
糸口の間には、常時糸44と接触しているクリップ状接
触子47が配置されている。糸が切れたり、糸張力が著
しく弛緩すると、接触子47は、自重によって破線で示
す位置47aに落ち込むので、前述したようにスイッチ
ング処理がトリガされ(DE-PS 35 01 994 )、編み機の
電源がオフにされる。本発明によれば、スイッチング処
理は、接触子47が糸44に接触すると行われ、そのた
めに、接触子47はメタル・ラグ48を備えており、こ
のラグは2つのコイル、例えば、図3に示すコイル16
aと17aの間の間隙に設けられている。これらのコイ
ルは、例えば、糸蓄積フィーダ42の監視ステーション
と関連づけられている。図3に示す監視ステーションの
場合には、スイッチ2aは省くことが可能である。糸張
力が大きいために、メタル・ラグ48がコイル16a、
17a間に位置している場合は、図3の開スイッチ位置
に対応するコイルは状況信号を発信することができな
い。他方、糸張力が不十分のために、接触子47が位置
47aに落ち込んだときは、メタル・ラグ48は自動的
に2コイル16a、17a間の間隙から出るので、集積
回路IC1 から出力されたコードと共に、図3のスイッ
チ2aの閉位置に対応する状況信号が送信される。
【0039】本発明は、これまでに説明してきた実施例
に限定されるものではなく、種々の態様に変更すること
が可能である。従って、集積回路IC1 …ICn は、個
々のスイッチング部品で構成された回路で置き換えるこ
とも可能である。どちらの場合も、プログラマブル・リ
ード・オンリ・メモリ(PROM、EPROM など)を記憶デバ
イスに使用することが好ましい。送受信コイル・ユニッ
トは個別的コイルを装備することが可能であるが(WO 8
7/04900 )、現在最良と考えられている方法によれば
(例えば米国特許第5,012,236 号)、2つの受信コイル
が別の回路に接続され、送信コイル内部に配置されて、
送信コイルから生成された問合わせ信号が受信回路に現
れないように構成されている。勿論、結合コイルと誘導
結合されたコイルを含む送受信コイル・ユニット5、7
および14は、他の種類の送受信ユニット、特に、一方
では、問合わせ信号を送信し、状況信号を受信するため
のアンテナなどと、他方では問合わせ信号を受信し、状
況信号を送信するためのアンテナなどを備えた送受信ユ
ニットで置き換えることも可能である。さらに、上述し
た監視装置は、各々が1つだけのステーション1a…1
nをもつ複数の繊維機械を監視するために使用すること
も可能である。さらに、本発明を使用すると、特に、連
続する動作データを定期的に検出するという枠内におい
て、単純にエラーを認識して、表示することのほかに、
制御機能を実行することもできるが、受信され、評価さ
れた状況信号をさらに別の目的に処理することも可能で
ある。もう1つ重要な監視機能は、例えば、糸変更メカ
ニズムの各種糸ガイドを監視することである。これまで
は、1つの糸ガイドだけが任意の時点でスイッチ・オン
され、その間、他の糸ガイドはすべてスイッチ・オフさ
れているので、上述したように、各個別糸ガイドに独自
の識別コードをもたせるようにすると、ある糸ガイドが
エラーのために、あるいはあらかじめ決めたパターンの
ために、現在作用していないかどうかが判別しやすくな
り、後者の場合には、機械が不要に停止するのを防止す
ることができる。監視装置の評価部分に関しては、問合
わせ信号をパルス列の形で生成し、状況信号をこれらの
パルス列間のインターバルに受信し、および/または異
なる情報を処理するようにすれば、最初に検出される状
態を高信頼に判別できるだけでなく、多かれ少なかれ同
時に起こる、あるいは近接して次から次へと起こる、複
数のエラーや状況の変化を区別することができる。勿
論、上述した誘導結合以外の結合方法を採用することも
可能である。特に、誘導結合と容量結合とを組み合わせ
て、状況信号および/または動作電力を送ることが可能
であるが、集積回路IC1 …ICn 用の動作電力を、例
えば、図7のライン26を介して他の手段で送ることも
可能である。最後に、例えば、丸編み機においては、フ
ロッグとニードル・シリンダ間やフレームとプルオフ・
メカニズム間といったように、平編み機においては、ス
ライドとニードル・ベッド間といったように、相互に対
して相対的に移動する部品間で、判断されたエンコード
機能や情報を送信しなければならない場合に、本発明を
利用すると利点が得られる。高価な従来のスリップ部材
の配置や引きケーブルの配置を避けるために、問合わせ
および評価ユニット8を固定部品に配置し、選択したス
テーション1a…1nを可動部品に配置することが可能
である。このようなデバイスは数ミリの距離を容易にブ
リッジすることができるので、必要なことは、送受信コ
イル7、14などおよびそのコイルに関連する結合コイ
ル5または5a…5nを、相対的に移動する部品が回転
するたびに、あるいはリフトするたびに、相互に対して
十分に近接して通過するように配置するだけでよい。こ
のようにすると、識別可能な状況信号の完全な無接触送
信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による監視装置の第1実施例の概略ブロ
ック図である。
【図2】本発明による監視装置の他の実施例の概略ブロ
ック図である。
【図3】本発明による監視装置の他の実施例の概略ブロ
ック図である。
【図4】本発明による監視装置の他の実施例の概略ブロ
ック図である。
【図5】本発明による監視装置の他の実施例の概略ブロ
ック図である。
【図6】本発明による監視装置の他の実施例の概略ブロ
ック図である。
【図7】本発明による監視装置の他の実施例の概略ブロ
ック図である。
【図8】本発明による監視装置の他の実施例の概略ブロ
ック図である。
【図9】図2〜図4に示す監視装置のステーションの特
殊な構造を示す図である。
【符号の説明】
1a…1n ステーション 2a…2n スイッチ 2a1…2n1 スイッチ 3a…3n 表示エレメント 4 伝送ライン 5a…5n 結合コイル 5 結合コイル 7 受信コイル 8 評価ユニット 9 受信デバイス 10 処理回路 12 問合わせ信号を送信するための手段 14 送信コイル 15 認識ロジック回路 15a 出力端 16a…16n 第1コイル 17a…17n 第2コイル 18 伝送ライン 19a…19n 第1コイル 20a…20m 第2コイル 26 電力供給ライン 27 リレー 28 電源 29 スイッチ 30 スイッチ 32 ステーション 33 ステーション 34 ステーション 35 ディスプレイ画面 36 コンピュータ 38 スイッチング・エレメント 39 スイッチング・エレメント 40 スイッチング・エレメント IC1 …ICn 集積回路 TM1 …TMn 繊維機械
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D03D 51/00 G 7152−3B D04B 35/10 7152−3B 35/14 7152−3B 35/18 7152−3B G05B 23/02 7618−3H G07C 3/00 9146−3E G08B 21/00 A 7319−5G (72)発明者 ゲルハード ハンマ ドイツ連邦共和国 78549 スパイヒンゲ ン ホフビーズ 7

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あらかじめ選択された状態が発生したと
    き電気的状況信号を生成する少なくとも2つのステーシ
    ョンをもつ繊維機械用の監視装置であって、状況信号を
    受信して、該状況信号を生成したステーションを判別す
    る評価ユニットを備えたものにおいて、各ステーション
    (1a…1n)は一定の方法でステーションに割り当て
    られた識別コードをストアしておくためのストーレッジ
    を備え、ステーションから生成された状況信号がそのス
    テーションに関連づけられた識別コードでエンコードさ
    れるようになっており、さらに、評価ユニットは識別コ
    ードを検出するための手段(9、10、15)を備えた
    ことを特徴とする監視装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の監視装置において、ス
    テーション(1a…1n) は受動回路(IC1 …I
    n )を含んでおり、評価ユニット(8)は問合わせお
    よび評価ユニットとして構成され、受動回路(IC1
    ICn )をアクチベートできる問合わせ信号を生成する
    ための手段(12)を備えたことを特徴とする監視装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の監視装置にお
    いて、ステーション(1a…1n)は評価ユニット
    (8)に誘導結合されていることを特徴とする監視装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の監視装置にお
    いて、受動回路(IC1 …ICn )は、トランスポンダ
    として構成された回路を含むことを特徴とする監視装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項2ないし4のいずれかに記載の監
    視装置において、受動回路(IC1 …ICn )は識別コ
    ードを常駐させておくストーレッジを備えたことを特徴
    とする監視装置。
  6. 【請求項6】 請求項2ないし5のいずれかに記載の監
    視装置において、評価ユニット(8)は送受信コイル・
    ユニット(7、14)を備え、ステーション(1a…1
    n)は送受信コイル・ユニット(7、14)と誘導結合
    される少なくとも1つの結合コイル(5)に接続されて
    いることを特徴とする監視装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の監
    視装置において、少なくとも1つのステーション(1a
    …1n)は、常時開(閉)状態にあり、状況に変化が起
    こるとその閉(開)状態に変わり、それに応じて状況信
    号が生成されることを可能にするスイッチ(2a…2
    n)を備えたことを特徴とする監視装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし6のいずれかに記載の監
    視装置において、少なくとも1つのステーションは、常
    時は、評価ユニットとの誘導結合を禁止していて、ある
    割り当てられた状態が発生したとき誘導結合を生起し、
    それに応じて状況信号が生成されることを可能にする手
    段(48)を備えたことを特徴とする監視装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の監視装置において、手
    段(48)は、2つのコイル間の間隙に滑り込む構造的
    構成部品からなることを特徴とする監視装置。
  10. 【請求項10】 請求項6ないし9のいずれかに記載の
    監視装置において、個別的結合コイル(5)が設けら
    れ、該個別的結合コイルはすべてのステーション(1a
    …1n)と接続された伝送ライン(4)に接続されてい
    ることを特徴とする監視装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の監視装置におい
    て、少なくとも1つのステーションは、伝送ライン
    (4)に接続されていて、スイッチ(2a…2n)およ
    びそのスイッチ(2a…2n)と接続された受動回路
    (IC1 …ICn )で構成された直列接続回路をもつこ
    とを特徴とする監視装置。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載の監視装置におい
    て、少なくとも1つのステーションは、第2コイル(1
    7a…17n)を備えた受動回路(IC1 …ICn
    と、該第2コイルと誘導結合されていて、スイッチ(2
    a…2n)と一緒に伝送ライン(4)に接続された直列
    接続回路を構成している第1コイル(16a…16n)
    を備えたことを特徴とする監視装置。
  13. 【請求項13】 請求項10に記載の監視装置におい
    て、一方のコイルは送受信コイル・ユニット(7、1
    4)と誘導結合され、他方のコイルは結合コイルと誘導
    結合された2つの追加コイルをもつ回路が、送受信コイ
    ル・ユニット(7、14)と結合コイル(5)間に接続
    されていることを特徴とする監視装置。
  14. 【請求項14】 請求項10に記載の監視装置におい
    て、少なくとも1つのステーション(1a…1n)は、
    スイッチ(2a1 …21m)と、伝送ライン(18)に接
    続された第1コイル(19a…19n)と誘導結合され
    た第2コイル(20a…20)とをもつ受動回路(IC
    1 …ICn )を備えたことを特徴とする監視回路。
  15. 【請求項15】 請求項10に記載の監視装置におい
    て、各々が繊維機械(TM1 …TMn )と関連づけられ
    ている複数のコイル(19a…19n)が伝送ライン
    (18)に接続され、すべてのコイル(19a…19
    n)が少なくとも1つのステーションと誘導結合されて
    いることを特徴とする監視装置。
  16. 【請求項16】 請求項6ないし9のいずれかに記載の
    監視装置において、複数の結合コイル(5a…5n)が
    送受信コイル・ユニット(7、14)と結合され、すべ
    てのコイル(5a…5n)が、受動回路(IC1 …IC
    n )およびスイッチ(2a…2n)をもつ少なくとも1
    つのステーションに接続されていることを特徴とする監
    視装置。
  17. 【請求項17】 請求項7ないし16に記載の監視装置
    において、少なくとも1つのステーション(1a…1
    n)のスイッチ(2a…2n)は伝送ライン(4)と並
    列に接続されている(図1)ことを特徴とする監視装
    置。
  18. 【請求項18】 請求項7ないし17に記載の監視装置
    において、少なくとも1つのステーション(1a…1
    n)のスイッチ(2a…2n)は、伝送ラインに直列に
    接続されている(図6)ことを特徴とする監視装置。
  19. 【請求項19】 請求項1ないし18に記載の監視装置
    において、エラーを監視することを目的としたステーシ
    ョン(32)が設けられていることを特徴とする監視装
    置。
  20. 【請求項20】 請求項1ないし18に記載の監視装置
    において、制御機能をもつステーション(34)が設け
    られていることを特徴とする監視装置。
  21. 【請求項21】 請求項1ないし20に記載の監視装置
    において、状況を表示することを目的としたステーショ
    ン(33)が設けられていることを特徴とする監視装
    置。
  22. 【請求項22】 請求項1ないし21に記載の監視装置
    において、表示エレメント(3a…3n)がステーショ
    ン(1a…1n)と関連づけられ、伝送ライン(4)は
    該表示エレメントの動作に必要な電力も供給することを
    特徴とする監視装置。
  23. 【請求項23】 請求項1ないし22に記載の監視装置
    において、表示エレメント(3a…3n)がステーショ
    ン(1a…1n)と関連づけられ、該表示エレメントに
    電力を供給することを目的とした別のライン(26)に
    接続されていることを特徴とする監視装置。
  24. 【請求項24】 請求項23に記載の監視装置におい
    て、表示エレメント(3a…3n)は、受動回路(IC
    1 …ICn )と並列に接続され、電力供給を目的とした
    ライン(26)は常時閉じているスイッチ(30)をも
    ち、伝送ライン(4)は常時開いているスイッチ(2
    9)をもっていることを特徴とする監視装置。
  25. 【請求項25】 請求項1ないし24に記載の監視装置
    において、コンピュータ(36)が評価ユニット(8)
    の出力(15a)に接続されて、監視および制御装置を
    構成したことを特徴とする監視装置。
  26. 【請求項26】 請求項25に記載の監視装置におい
    て、コンピュータ(36)は、スイッチング・エレメン
    ト(38〜40)に接続可能な所定数のプログラマブル
    出力を備えたことを特徴とする監視装置。
  27. 【請求項27】 請求項25または26に記載の監視装
    置において、コンピュータ(36)は単一のシリアル・
    インタフェースを介して評価ユニット(8)に接続され
    ていることを特徴とする監視装置。
  28. 【請求項28】 請求項1ないし27のいずれかに記載
    の監視装置において、複数の前記ステーション(1a…
    1n)の共通伝送ライン(4)が、状況信号を評価ユニ
    ット(8)へ伝送するために設けられていることを特徴
    とする監視装置。
  29. 【請求項29】 請求項1ないし27のいずれかに記載
    の監視装置において、前記ステーション(1a…1n)
    のすべての共通伝送ライン(4)が、状況信号を評価ユ
    ニット(8)へ伝送するために設けられていることを特
    徴とする監視装置。
JP5302613A 1992-12-03 1993-12-02 繊維機械における監視装置 Pending JPH06261379A (ja)

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