JPH0626071B2 - デイスクプレ−ヤ - Google Patents
デイスクプレ−ヤInfo
- Publication number
- JPH0626071B2 JPH0626071B2 JP62136633A JP13663387A JPH0626071B2 JP H0626071 B2 JPH0626071 B2 JP H0626071B2 JP 62136633 A JP62136633 A JP 62136633A JP 13663387 A JP13663387 A JP 13663387A JP H0626071 B2 JPH0626071 B2 JP H0626071B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disc
- arm
- loading
- pin
- lock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
Description
この発明はディスクプレーヤに関し、さらに詳しくは、
車載用CDプレーヤに適したディスクプレーヤに関す
る。
車載用CDプレーヤに適したディスクプレーヤに関す
る。
CDプレーヤで代表されるディスクプレーヤ,とくに車
載用CDプレーヤは車両の走行振動を受けることなく所
期の再生を行い得るように光ピックアップなどはローデ
ィングメカニズム(以下、ローディングメカと略称す
る)に対してフローティング構造が採用され、ディスク
に追従してピックアップなども揺動できるようになって
いる。
載用CDプレーヤは車両の走行振動を受けることなく所
期の再生を行い得るように光ピックアップなどはローデ
ィングメカニズム(以下、ローディングメカと略称す
る)に対してフローティング構造が採用され、ディスク
に追従してピックアップなども揺動できるようになって
いる。
上述のように構成されたディスクプレーヤは、キャリッ
ジメカニズム(以下、キャリッジメカと略称する)ロー
ディングメカに対してフローティング状態になり得るこ
とから、とくに、再生時でもなく、エジェクト時を含む
非再生時には、キャリッジメカをロックするためのロッ
ク手段への伝達手段の構成部材が外部からの衝撃などに
よりガタ付き、構成部材であるギヤの歯を欠いたりする
ことや、不用意にクランパがディスクをクランプして、
エジェクト時のディスクに痕をつけるなどのなどの問題
があった。
ジメカニズム(以下、キャリッジメカと略称する)ロー
ディングメカに対してフローティング状態になり得るこ
とから、とくに、再生時でもなく、エジェクト時を含む
非再生時には、キャリッジメカをロックするためのロッ
ク手段への伝達手段の構成部材が外部からの衝撃などに
よりガタ付き、構成部材であるギヤの歯を欠いたりする
ことや、不用意にクランパがディスクをクランプして、
エジェクト時のディスクに痕をつけるなどのなどの問題
があった。
そこで、この発明はディスク再生時を除いて、キャリッ
ジメカのロック手段に作用力を伝達する伝達手段の構成
部材を拘束して、伝達手段の構成部材であるギヤの歯が
欠けることのないようにしようとするもので、そのため
に、ディスク再生に関わる部材からなるキャリッジメカ
ニズムを、ディスクを再生位置側まで搬送するローディ
ングメカニズムに防振部材を介しフローティング支持し
てなるディスクプレーヤであって、前記ディスクの非再
生時に前記キャリッジメカニズムをロックするロック手
段と、前記ディスクがローディング完了直前位置に達し
たことを検知する検知手段と、この検知手段による検知
動作に連動し、前記ロック手段によるキャリッジメカニ
ズムのロックを解除させるための作用力を与えるギヤを
有した伝達手段と、前記ディスクの非再生時に前記伝達
手段の作用力を与えるための連結を阻止するように拘束
する拘束手段とを具備することを特徴とするものであ
る。
ジメカのロック手段に作用力を伝達する伝達手段の構成
部材を拘束して、伝達手段の構成部材であるギヤの歯が
欠けることのないようにしようとするもので、そのため
に、ディスク再生に関わる部材からなるキャリッジメカ
ニズムを、ディスクを再生位置側まで搬送するローディ
ングメカニズムに防振部材を介しフローティング支持し
てなるディスクプレーヤであって、前記ディスクの非再
生時に前記キャリッジメカニズムをロックするロック手
段と、前記ディスクがローディング完了直前位置に達し
たことを検知する検知手段と、この検知手段による検知
動作に連動し、前記ロック手段によるキャリッジメカニ
ズムのロックを解除させるための作用力を与えるギヤを
有した伝達手段と、前記ディスクの非再生時に前記伝達
手段の作用力を与えるための連結を阻止するように拘束
する拘束手段とを具備することを特徴とするものであ
る。
以下、この発明の実施例を添付した図面に沿って説明す
る。先ず、第1図及び第4図において符号100はディス
クプレーヤを構成するローディングメカを示し、このロ
ーディングメカ100に対しフローティング構造により取
付けられたキャリッジメカ200をもっている。そして、
ローディングメカ100はメカシャーシ101をもち、このメ
カシャーシ101の一側の奥行方向に沿って直線運動だけ
が許容されている解放レバー102が設けてある。この解
放レバー102の先端には、下端部をメカシャーシ101に枢
軸103Aで取付られた拘束手段である拘束レバー103が上
端部の長孔103Bにピン102Aを介して連結されている。こ
の拘束レバー103には突起103X、ならびに、後述するギ
ヤの運動を拘束するためのノッチ103Yが形成されてい
る。 さらに、メカシャーシ101に枢軸105Aで枢着されたアー
ム105が設けてあり、このアーム105には垂直面内でスイ
ング運動する揺動アーム104が取付けてあり、揺動アー
ム104には2つの窓孔104A,104Bが穿けてあって、後述す
るギヤの軸を通すことができる。この揺動アーム104の
先端部には、後述するクランプアームの動きを制御する
ストップピン104Xが内側に向って突設されており、この
ストップピン104Xとは逆の向きにさらに先端部に連結ピ
ン104Yが突設されている。そして、揺動アーム104の窓
孔104Bに先端部が位置する自由アーム106が軸受機能を
もち、ローディングローラ83の支軸83Aを支えている枢
軸106Aにより揺動アーム104に対して枢着されている。
アーム105には、ディスクDのローディングの動力源に
なるローディングモータ110が取付けてあって、このロ
ーディングモータ110の出力軸にピニオン111が取付けて
あり、このピニオン111は、後述するキャリッジメカ200
をロック状態にするためのロック手段への作用力を伝達
する伝達手段の構成部材の1つであるギヤ群の1つ,即
ち、揺動アーム104に軸支された減速ギヤ112に噛合って
いる。この減速ギヤ112は揺動アーム104に軸支された減
速ギヤ113に噛合い、この減速ギヤ113は自由アーム106
の枢軸106Aと同軸の減速ギヤ114に噛合っており、この
減速ギヤ114は自由アーム106の先端部に取付けた大ギヤ
115に噛合い、この大ギヤ115と同軸に設けたピニオン11
6がメカシャーシ101にビス121により取付けたギヤアー
ム120の部分的な内接ギヤ122に噛合い、この内接ギヤ12
2に隣合って凹陥部123が形成されている。 さらに、メカシャーシ101に枢軸131で枢着された揺動プ
レート130があり、この揺動プレート130の一端部にはU
溝132が形成され、他端部にはガイドピン133が突設され
ており、ばね134の一端部が枢軸131に、他端部が揺動ア
ーム104の先端に突設された連結ピン104Yに対して係止
されている。揺動プレート130には枢軸131を中心とした
弧のガイド溝135が穿けてあり、このガイド溝135の枢軸
131の真下部分にガイド溝135の弧の直径方向に逃げ溝13
5Aが形成されている。 揺動プレート130のガイド溝135には、メカシャーシ101
に枢軸141で枢着されたロックアーム140の端部に設けた
ガイドピン142が嵌っている。ロック手段を構成するロ
ックアーム140の他端部はフック型のロック部143になっ
ており、後述するキャリッジメカ200のロックピン210を
捉えることができるようになっている。 前記揺動プレート130のガイドピン133に接触するスライ
ドプレート150がメカシャーシ101に直線運動だけを許容
されて取付けられており、ガイドピン133が直接接触す
る部分には枢軸131を中心とする円周に沿ってガイドエ
ッジ151が形成され、このガイドエッジ151の端部には逃
げ溝151Aが形成されている。また、このガイドエッジ15
1と重なってメカシャーシ101にも同心の逃げ溝101Aが穿
けられ、ガイドピン133の先端部がガイドエッジ151に接
触すると共に、その逃げ溝101Aに嵌っている。 スライドプレート150にはロック孔152が穿けてあり、こ
のロック孔152の小孔152Aからキャリッジメカ200のロッ
クピン210が覗き得るようになっていて、ロックアーム1
40のロック部143と共にこれを捉える。 そして、上下一対のローディングローラ82,83のうち、
下側のローディングローラ83の支軸83Aの端部は前記自
由アーム106の枢軸106Aと同一軸心上に配置されてお
り、揺動アーム104と共に部分的な円弧運動を行い得る
ようになっている。 上述のようなローディングメカ100に対して、スピンド
ルモータや、ディスクDを載せるテーブル,さらには、
クランパをもつクランパアームなどのキャリッジメカ20
0が、フローティング機構(浮動構造)により取付けら
れ、ディスクの再生状態ではキャリッジメカ200全体が
ローディングメカ100に対して上下左右奥行方向(3次
元方向)に適当な範囲で融通性をもっている。 そして、クランパ201を先端部に取付けたクランプアー
ム202はキャリッジメカ200のシャーシ203に枢軸204によ
り枢着されており、クランプアーム202は、キャリッジ
メカシャーシ203に端部が掛けられたコイルばね205によ
り下方向に付勢されている。前記クランパ201はスピン
ドル軸(図示省略)をもつテーブル206と共にディスク
Dを挟持している。 クランプアーム202の枢着側の端縁には、2本のディス
クストッパとしてのストップピン208が下向きに突設さ
れており、これら2本のストップピン208はクランパ201
の中心とした円の円周線上に位置し、各ピンはテーパが
施され、クランパ201がディスクDの非クランプ状態で
はローディングされるディスクDを含む平面と直交状態
になっている。 さらに、ローディングメカ100のメカシャーシ101にはデ
ィスクDの検知アーム160がその略々中央を枢軸161で枢
着されている。この検知アーム160の一端部には、前記
ストップピン208と同心円上に位置できる検知ピン162が
ディスクのローディング領域に向って突設されている。
検知アーム160の他端部には枢軸163を介して前記解放レ
バー102が枢着され、解放レバー102を常時非解放方向に
付勢する引張ばね102Bにより検知ピン162がディスクの
ローディング領域に存在するように習性が与えられてい
る。 さらに、キャリッジメカ200の側面から外側に向って突
設されたロックピン210は、メカシャーシ101,スライド
プレート150のロック孔152を貫いて外部に突出してい
る。 次に、この発明のディスクプレーヤの動作状態について
説明する。先ず、第2図及び第5図はディスクのアンロ
ーディング状態の側面図であって、ローディングメカ10
0に対してキャリッジメカ200はロック状態におかれてい
る。言換えると、キャリッジメカ200から突出している
ロックピン210はスライドプレート150のロック孔152の
小孔152A中にあり、このロックピン210をロックアーム1
40のロック部143が捉えて上下前後方向に自由に動かな
いように拘束している。 このロック状態では、揺動プレート130はばね134の弾性
により図示右回り最も端に位置し、スライドプレート15
0のガイドエッジ151の下端部にガイドピン133が位置す
ると共に、メカシャーシ101に穿けてある逃げ溝101Aの
下端部に位置している。 このとき、ピニオン116はギヤアーム120の内接ギヤ122
から外れた凹陥部123に位置している。 ピニオン116と同軸である自由アーム106の支軸106Bは、
拘束レバー103のノッチ103Yに嵌って自由に動かないよ
うになっている。拘束レバー103に対する解放レバー102
は引張ばね102Bの弾力により最も奥に移動した位置を保
っており、また、揺動アーム104はアーム105の揺動支点
である枢軸105Aを中心として最も上方に回転した位置を
保ち、ローディングローラ83はローディングローラ82に
対して接触している。 次に、ディスクDをローディングスロート11に施した蓋
20を押込むことでローディングを行うのであって、蓋20
の回動運動でスイッチ(図示せず)が「オン」となり、
ローディングモータ110が始動する。ローディングロー
ラモータ110の始動による回転はピニオン111,112、ギヤ
113,114、大ギヤ115へと伝達され、大ギヤ115と一体の
ピニオン116が回転を始めるが、ピニオン116は回転力に
より内接ギヤ122と噛合おうとするが、ギヤアーム120の
凹陥部123中に位置していて拘束レバー103のノッチ103Y
でその支軸106Bが捉えられており、ピニオン116は内接
ギヤ122と噛合うことができない。 さらに、ローディングモータ110の回転によりローディ
ングローラ83を駆動して、ディスクDのローディングを
行う。ディスクDのローディングによりディスクDが検
知ピン162を押込むと、検知アーム160が枢軸161を中心
として回転運動を起こし、端部に枢軸163で枢支した解
放レバー102を引張ばね102Bに抗してプレーヤの前面側
に押出し、解放レバー102のストローク運動で拘束レバ
ー103を枢軸103Aを中心として左回転させる。この拘束
レバー103の左回転運動でノッチ103Yに捉えられていた
支軸106Bは自由となり、伝達トルクにより自由アーム10
6が押されて自由アーム106に軸支されたピニオン116が
凹陥部123から脱出して内接ギヤ122に噛合い、揺動アー
ム104が第1図において時計方向に左回転させられる。
揺動アーム104の回転運動によりストップピン104Xが下
方に降り、このストップピン104Xで受止められていたク
ランプアーム202が下降し、その先端に取付けられたク
ランパ201がディスクDを間にしてスピンドル軸を中心
にもつテーブル206を捉える。 揺動アーム104の右回転に伴い揺動プレート130が、枢軸
131を中心として第1図における反時計方向に左回転さ
せられる。この揺動プレート130の回転に伴いガイド溝1
35にガイドピン142を介して係合されているロックアー
ム140は、ガイドピン142が逃げ溝135Aに至ったとき、こ
の逃げ溝135A中にガイドピン142が逃げ込み、ロックア
ーム140が大きく時計方向に回転してロック部143はキャ
リッジメカ200のロックピン210を解放する。同時に揺動
プレート130のガイドピン133は逃げ溝101Aと、スライド
プレート150のガイドエッジ151に沿って左回転移動し、
ガイドエッジ151の端部に位置する逃げ溝151Aにガイド
ピン133が移動し、ガイドピン133の左回動により前方に
向って移動し、スライドプレート150の小孔152Aのロッ
クピン210がロック孔152に位置することになって、第3
図及び第6図のようにキャリッジメカ200はフローティ
ング状態になる。 キャリッジメカ200が自由なフローティング状態におか
れた時には、揺動アーム104と共に回転したローディン
グローラ83はローディングローラ82との間にディスクD
の回転を妨げないククリアランスを保持し、拘束レバー
103の突起103Xが枢軸106Aにより押下げられて、解放レ
バー102を引張ばね102Bに抗して手前に移動させ、検知
アーム160の検知ピン162をディスクの回転領域から脱出
せしめて、ディスクを再生状態においている。 また、エジェクト時には、先ず、ディスクDが排出方向
に移動を開始する前に、第3図の状態からピニオン116
が内接ギヤ122に沿って回転移動し、前述の再生状態に
至る行程と逆の行程をたどり、クランプアーム202が完
全に上昇を完了する前に、キッリッジメカ200のロック
ピン210はスライドプレート150の小孔152A中に入れら
れ、同時にロックアーム140のロック部143により捉えら
れる。このとき、検知アーム160の検知ピン162はディス
クDの回転領域内に戻っている。 なお、車載用ディスクプレヤについて説明したが、この
発明は車載用に限られるものではない。
る。先ず、第1図及び第4図において符号100はディス
クプレーヤを構成するローディングメカを示し、このロ
ーディングメカ100に対しフローティング構造により取
付けられたキャリッジメカ200をもっている。そして、
ローディングメカ100はメカシャーシ101をもち、このメ
カシャーシ101の一側の奥行方向に沿って直線運動だけ
が許容されている解放レバー102が設けてある。この解
放レバー102の先端には、下端部をメカシャーシ101に枢
軸103Aで取付られた拘束手段である拘束レバー103が上
端部の長孔103Bにピン102Aを介して連結されている。こ
の拘束レバー103には突起103X、ならびに、後述するギ
ヤの運動を拘束するためのノッチ103Yが形成されてい
る。 さらに、メカシャーシ101に枢軸105Aで枢着されたアー
ム105が設けてあり、このアーム105には垂直面内でスイ
ング運動する揺動アーム104が取付けてあり、揺動アー
ム104には2つの窓孔104A,104Bが穿けてあって、後述す
るギヤの軸を通すことができる。この揺動アーム104の
先端部には、後述するクランプアームの動きを制御する
ストップピン104Xが内側に向って突設されており、この
ストップピン104Xとは逆の向きにさらに先端部に連結ピ
ン104Yが突設されている。そして、揺動アーム104の窓
孔104Bに先端部が位置する自由アーム106が軸受機能を
もち、ローディングローラ83の支軸83Aを支えている枢
軸106Aにより揺動アーム104に対して枢着されている。
アーム105には、ディスクDのローディングの動力源に
なるローディングモータ110が取付けてあって、このロ
ーディングモータ110の出力軸にピニオン111が取付けて
あり、このピニオン111は、後述するキャリッジメカ200
をロック状態にするためのロック手段への作用力を伝達
する伝達手段の構成部材の1つであるギヤ群の1つ,即
ち、揺動アーム104に軸支された減速ギヤ112に噛合って
いる。この減速ギヤ112は揺動アーム104に軸支された減
速ギヤ113に噛合い、この減速ギヤ113は自由アーム106
の枢軸106Aと同軸の減速ギヤ114に噛合っており、この
減速ギヤ114は自由アーム106の先端部に取付けた大ギヤ
115に噛合い、この大ギヤ115と同軸に設けたピニオン11
6がメカシャーシ101にビス121により取付けたギヤアー
ム120の部分的な内接ギヤ122に噛合い、この内接ギヤ12
2に隣合って凹陥部123が形成されている。 さらに、メカシャーシ101に枢軸131で枢着された揺動プ
レート130があり、この揺動プレート130の一端部にはU
溝132が形成され、他端部にはガイドピン133が突設され
ており、ばね134の一端部が枢軸131に、他端部が揺動ア
ーム104の先端に突設された連結ピン104Yに対して係止
されている。揺動プレート130には枢軸131を中心とした
弧のガイド溝135が穿けてあり、このガイド溝135の枢軸
131の真下部分にガイド溝135の弧の直径方向に逃げ溝13
5Aが形成されている。 揺動プレート130のガイド溝135には、メカシャーシ101
に枢軸141で枢着されたロックアーム140の端部に設けた
ガイドピン142が嵌っている。ロック手段を構成するロ
ックアーム140の他端部はフック型のロック部143になっ
ており、後述するキャリッジメカ200のロックピン210を
捉えることができるようになっている。 前記揺動プレート130のガイドピン133に接触するスライ
ドプレート150がメカシャーシ101に直線運動だけを許容
されて取付けられており、ガイドピン133が直接接触す
る部分には枢軸131を中心とする円周に沿ってガイドエ
ッジ151が形成され、このガイドエッジ151の端部には逃
げ溝151Aが形成されている。また、このガイドエッジ15
1と重なってメカシャーシ101にも同心の逃げ溝101Aが穿
けられ、ガイドピン133の先端部がガイドエッジ151に接
触すると共に、その逃げ溝101Aに嵌っている。 スライドプレート150にはロック孔152が穿けてあり、こ
のロック孔152の小孔152Aからキャリッジメカ200のロッ
クピン210が覗き得るようになっていて、ロックアーム1
40のロック部143と共にこれを捉える。 そして、上下一対のローディングローラ82,83のうち、
下側のローディングローラ83の支軸83Aの端部は前記自
由アーム106の枢軸106Aと同一軸心上に配置されてお
り、揺動アーム104と共に部分的な円弧運動を行い得る
ようになっている。 上述のようなローディングメカ100に対して、スピンド
ルモータや、ディスクDを載せるテーブル,さらには、
クランパをもつクランパアームなどのキャリッジメカ20
0が、フローティング機構(浮動構造)により取付けら
れ、ディスクの再生状態ではキャリッジメカ200全体が
ローディングメカ100に対して上下左右奥行方向(3次
元方向)に適当な範囲で融通性をもっている。 そして、クランパ201を先端部に取付けたクランプアー
ム202はキャリッジメカ200のシャーシ203に枢軸204によ
り枢着されており、クランプアーム202は、キャリッジ
メカシャーシ203に端部が掛けられたコイルばね205によ
り下方向に付勢されている。前記クランパ201はスピン
ドル軸(図示省略)をもつテーブル206と共にディスク
Dを挟持している。 クランプアーム202の枢着側の端縁には、2本のディス
クストッパとしてのストップピン208が下向きに突設さ
れており、これら2本のストップピン208はクランパ201
の中心とした円の円周線上に位置し、各ピンはテーパが
施され、クランパ201がディスクDの非クランプ状態で
はローディングされるディスクDを含む平面と直交状態
になっている。 さらに、ローディングメカ100のメカシャーシ101にはデ
ィスクDの検知アーム160がその略々中央を枢軸161で枢
着されている。この検知アーム160の一端部には、前記
ストップピン208と同心円上に位置できる検知ピン162が
ディスクのローディング領域に向って突設されている。
検知アーム160の他端部には枢軸163を介して前記解放レ
バー102が枢着され、解放レバー102を常時非解放方向に
付勢する引張ばね102Bにより検知ピン162がディスクの
ローディング領域に存在するように習性が与えられてい
る。 さらに、キャリッジメカ200の側面から外側に向って突
設されたロックピン210は、メカシャーシ101,スライド
プレート150のロック孔152を貫いて外部に突出してい
る。 次に、この発明のディスクプレーヤの動作状態について
説明する。先ず、第2図及び第5図はディスクのアンロ
ーディング状態の側面図であって、ローディングメカ10
0に対してキャリッジメカ200はロック状態におかれてい
る。言換えると、キャリッジメカ200から突出している
ロックピン210はスライドプレート150のロック孔152の
小孔152A中にあり、このロックピン210をロックアーム1
40のロック部143が捉えて上下前後方向に自由に動かな
いように拘束している。 このロック状態では、揺動プレート130はばね134の弾性
により図示右回り最も端に位置し、スライドプレート15
0のガイドエッジ151の下端部にガイドピン133が位置す
ると共に、メカシャーシ101に穿けてある逃げ溝101Aの
下端部に位置している。 このとき、ピニオン116はギヤアーム120の内接ギヤ122
から外れた凹陥部123に位置している。 ピニオン116と同軸である自由アーム106の支軸106Bは、
拘束レバー103のノッチ103Yに嵌って自由に動かないよ
うになっている。拘束レバー103に対する解放レバー102
は引張ばね102Bの弾力により最も奥に移動した位置を保
っており、また、揺動アーム104はアーム105の揺動支点
である枢軸105Aを中心として最も上方に回転した位置を
保ち、ローディングローラ83はローディングローラ82に
対して接触している。 次に、ディスクDをローディングスロート11に施した蓋
20を押込むことでローディングを行うのであって、蓋20
の回動運動でスイッチ(図示せず)が「オン」となり、
ローディングモータ110が始動する。ローディングロー
ラモータ110の始動による回転はピニオン111,112、ギヤ
113,114、大ギヤ115へと伝達され、大ギヤ115と一体の
ピニオン116が回転を始めるが、ピニオン116は回転力に
より内接ギヤ122と噛合おうとするが、ギヤアーム120の
凹陥部123中に位置していて拘束レバー103のノッチ103Y
でその支軸106Bが捉えられており、ピニオン116は内接
ギヤ122と噛合うことができない。 さらに、ローディングモータ110の回転によりローディ
ングローラ83を駆動して、ディスクDのローディングを
行う。ディスクDのローディングによりディスクDが検
知ピン162を押込むと、検知アーム160が枢軸161を中心
として回転運動を起こし、端部に枢軸163で枢支した解
放レバー102を引張ばね102Bに抗してプレーヤの前面側
に押出し、解放レバー102のストローク運動で拘束レバ
ー103を枢軸103Aを中心として左回転させる。この拘束
レバー103の左回転運動でノッチ103Yに捉えられていた
支軸106Bは自由となり、伝達トルクにより自由アーム10
6が押されて自由アーム106に軸支されたピニオン116が
凹陥部123から脱出して内接ギヤ122に噛合い、揺動アー
ム104が第1図において時計方向に左回転させられる。
揺動アーム104の回転運動によりストップピン104Xが下
方に降り、このストップピン104Xで受止められていたク
ランプアーム202が下降し、その先端に取付けられたク
ランパ201がディスクDを間にしてスピンドル軸を中心
にもつテーブル206を捉える。 揺動アーム104の右回転に伴い揺動プレート130が、枢軸
131を中心として第1図における反時計方向に左回転さ
せられる。この揺動プレート130の回転に伴いガイド溝1
35にガイドピン142を介して係合されているロックアー
ム140は、ガイドピン142が逃げ溝135Aに至ったとき、こ
の逃げ溝135A中にガイドピン142が逃げ込み、ロックア
ーム140が大きく時計方向に回転してロック部143はキャ
リッジメカ200のロックピン210を解放する。同時に揺動
プレート130のガイドピン133は逃げ溝101Aと、スライド
プレート150のガイドエッジ151に沿って左回転移動し、
ガイドエッジ151の端部に位置する逃げ溝151Aにガイド
ピン133が移動し、ガイドピン133の左回動により前方に
向って移動し、スライドプレート150の小孔152Aのロッ
クピン210がロック孔152に位置することになって、第3
図及び第6図のようにキャリッジメカ200はフローティ
ング状態になる。 キャリッジメカ200が自由なフローティング状態におか
れた時には、揺動アーム104と共に回転したローディン
グローラ83はローディングローラ82との間にディスクD
の回転を妨げないククリアランスを保持し、拘束レバー
103の突起103Xが枢軸106Aにより押下げられて、解放レ
バー102を引張ばね102Bに抗して手前に移動させ、検知
アーム160の検知ピン162をディスクの回転領域から脱出
せしめて、ディスクを再生状態においている。 また、エジェクト時には、先ず、ディスクDが排出方向
に移動を開始する前に、第3図の状態からピニオン116
が内接ギヤ122に沿って回転移動し、前述の再生状態に
至る行程と逆の行程をたどり、クランプアーム202が完
全に上昇を完了する前に、キッリッジメカ200のロック
ピン210はスライドプレート150の小孔152A中に入れら
れ、同時にロックアーム140のロック部143により捉えら
れる。このとき、検知アーム160の検知ピン162はディス
クDの回転領域内に戻っている。 なお、車載用ディスクプレヤについて説明したが、この
発明は車載用に限られるものではない。
以上の説明から明らかなように、この発明の光ディスク
プレーヤは、ローディングメカを構成するメカシャーシ
に取付けた拘束レバーにより、キャリッジメカをロック
するためのロック駆動系の構成部材を拘束するように構
成したから、 (a)キャリッジメカをロックしているエジェクト時にお
けるロック手段の伝達手段の構成部材を拘束し、外部衝
撃の発生が原因する歯当りや、歯の折損を防止すること
ができる。 (b)また、エジェクト時のディスクに対して不用意なク
ランプ動作をしてディスクに痕をつけたりすることがな
い。
プレーヤは、ローディングメカを構成するメカシャーシ
に取付けた拘束レバーにより、キャリッジメカをロック
するためのロック駆動系の構成部材を拘束するように構
成したから、 (a)キャリッジメカをロックしているエジェクト時にお
けるロック手段の伝達手段の構成部材を拘束し、外部衝
撃の発生が原因する歯当りや、歯の折損を防止すること
ができる。 (b)また、エジェクト時のディスクに対して不用意なク
ランプ動作をしてディスクに痕をつけたりすることがな
い。
第1図はこの発明によるディスクプレーヤの分解斜面
図、第2図はキャリッジメカのロック状態の説明側面
図、第3図はキャリッジメカのアンロック状態にしたと
きの側面図、第4図は第1図の部品構成を示す図、第5
図は第2図の部品構成を示す図、第6図は第3図の部品
構成を示す図である。 100……ローディングメカ 101……メカシャーシ、101A……逃げ溝、102……解放レ
バー、102A……ピン、102B……引張ばね、103……拘束
レバー、103A……枢軸、103B……長孔、103X……突起、
103Y……ノッチ、104……揺動アーム、104A,104B……窓
孔、104X……ストップピン、105……アーム、105A……
枢軸、106……自由アーム、106A……枢軸、106B……支
軸 120……ギヤアーム、121……ビス、122……内接ギヤ、1
23……凹陥部 130……揺動プレート、31……枢軸、132……U溝、133
……ガイドピン、134……ばね、135……ガイド溝、135A
……逃げ溝 140……ロックアーム、141……枢軸、142……ガイドピ
ン、143……ロック部 150……スライドプレート、151……ガイドエッジ、151A
……逃げ溝、152……ロック孔、152A……小孔 160……検知アーム、161……枢軸、162……検知ピン 200……キャリッジメカ 201……クランパ、202……クランプアーム、203……シ
ャーシ、204……枢軸、205……コイルばね、206……テ
ーブル、208……ストップピン、 210……ロックピン
図、第2図はキャリッジメカのロック状態の説明側面
図、第3図はキャリッジメカのアンロック状態にしたと
きの側面図、第4図は第1図の部品構成を示す図、第5
図は第2図の部品構成を示す図、第6図は第3図の部品
構成を示す図である。 100……ローディングメカ 101……メカシャーシ、101A……逃げ溝、102……解放レ
バー、102A……ピン、102B……引張ばね、103……拘束
レバー、103A……枢軸、103B……長孔、103X……突起、
103Y……ノッチ、104……揺動アーム、104A,104B……窓
孔、104X……ストップピン、105……アーム、105A……
枢軸、106……自由アーム、106A……枢軸、106B……支
軸 120……ギヤアーム、121……ビス、122……内接ギヤ、1
23……凹陥部 130……揺動プレート、31……枢軸、132……U溝、133
……ガイドピン、134……ばね、135……ガイド溝、135A
……逃げ溝 140……ロックアーム、141……枢軸、142……ガイドピ
ン、143……ロック部 150……スライドプレート、151……ガイドエッジ、151A
……逃げ溝、152……ロック孔、152A……小孔 160……検知アーム、161……枢軸、162……検知ピン 200……キャリッジメカ 201……クランパ、202……クランプアーム、203……シ
ャーシ、204……枢軸、205……コイルばね、206……テ
ーブル、208……ストップピン、 210……ロックピン
Claims (1)
- 【請求項1】ディスク再生に関わる部材からなるキャリ
ッジメカニズムを、ディスクを再生位置側まで搬送する
ローディングメカニズムに防振部材を介しフローティン
グ支持してなるディスクプレーヤであって、 前記ディスクの非再生時に前記キャリッジメカニズムを
ロックするロック手段と、 前記ディスクがローディング完了直前位置に達したこと
を検知する検知手段と、 この検知手段による検知動作に連動し、前記ロック手段
によるキャリッジメカニズムのロックを解除させるため
の作用力を与えるギヤを有した伝達手段と、 前記ディスクの非再生時に前記伝達手段の作用力を与え
るための連結を阻止するように拘束する拘束手段と を具備することを特徴とするディスクプレーヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62136633A JPH0626071B2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | デイスクプレ−ヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62136633A JPH0626071B2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | デイスクプレ−ヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63300458A JPS63300458A (ja) | 1988-12-07 |
JPH0626071B2 true JPH0626071B2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=15179871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62136633A Expired - Lifetime JPH0626071B2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | デイスクプレ−ヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0626071B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60231966A (ja) * | 1984-04-30 | 1985-11-18 | Sony Corp | ディスクロ−ディング装置 |
JPS627661U (ja) * | 1985-06-26 | 1987-01-17 |
-
1987
- 1987-05-29 JP JP62136633A patent/JPH0626071B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63300458A (ja) | 1988-12-07 |
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