JPH06260458A - ウェーハポリシュ用プレートの位置決め方法 - Google Patents

ウェーハポリシュ用プレートの位置決め方法

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JPH06260458A
JPH06260458A JP5043693A JP4369393A JPH06260458A JP H06260458 A JPH06260458 A JP H06260458A JP 5043693 A JP5043693 A JP 5043693A JP 4369393 A JP4369393 A JP 4369393A JP H06260458 A JPH06260458 A JP H06260458A
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JP
Japan
Prior art keywords
plate
positioning
wafer polishing
wafer
polishing plate
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5043693A
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English (en)
Inventor
Hironobu Nakazawa
浩信 中澤
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Coorstek KK
Original Assignee
Toshiba Ceramics Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Ceramics Co Ltd filed Critical Toshiba Ceramics Co Ltd
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Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウェーハの汚染やプレート製造コストの上昇
を招くことなく、確実にプレートの位置決めを行うこと
のできるウェーハポリシュ用プレートの位置決め方法を
提供する。 【構成】 光源10から、プレート4の接線Aに対して
略30度の角度で外周部4aに平行光線Cを照射し、接線
Aに対して直角な半径方向から光センサー11によって
反射光Bを測定する。位置決め用溝4bが、光センサー
11の前方を横切ると、光源10からの平行光線Cが斜
めに照射されているため、位置決め用溝4b内に影が生
じ、光センサー11への入射光量が低下するので、位置
決め用溝4bの通過が検知される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、Siウェー
ハの片面研磨装置などに使用されるウェーハポリシュ用
プレートの位置決め方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、半導体デバイスの製造工程に
おけるSiウェーハの研磨には、ウェーハポリシュ用プ
レート(以下、「プレート」という。)に貼付けられた
Siウェーハを、研磨布が設けられた回転する研磨定盤
に押付けて研磨する片面研磨装置が用いられている。
【0003】図4は、このような、Siウェーハの片面
研磨装置の概略構成を示すもので、図において1は回転
自在に構成された研磨定盤であり、この研磨定盤上に
は、研磨布2が配設されている。また、この研磨定盤1
の上部には、図5に示すように複数枚(この例では4
枚)のSiウェーハ3が貼付けられたプレート4が、プ
レッシャリング5を介して加圧ヘッド6に係止されてい
る。そして、Siウェーハ3を研磨布2に押圧しつつ研
磨定盤1およびプレート4を回転させることにより、S
iウェーハ3の研磨を行うように構成されている。
【0004】上述したプレート4を、その円周方向(回
転方向)の定まった位置に位置決めする際、従来におい
ては、プレート4の側面に形成された溝を接触式センサ
ーにより検知する方法、および、プレート側面に印刷し
た黒色ラインあるいは加工溝に黒色セラミックスを埋め
込んで形成した黒色ラインを、光学式非接触センサーで
検知する方法が用いられている。
【0005】しかしながら、上述した接触式センサーに
よる方法の場合、発塵が起こりウェーハを汚染するとい
う問題がある。また、確実な位置決めを行うためには、
溝を大きくしなければならないが、溝を大きくするとゴ
ミ滞留が発生し、さらにウェーハの汚染を招くという問
題がある。
【0006】一方、非接触式センサー検知の場合は、プ
レートが、強アルカリ、希弗酸(ポリッシュ加工、洗浄
作業などの際)に晒されるため、プレート側面に印刷し
た黒線ラインが薄くなり位置決めが困難になるという問
題があり、また、このような問題を避けるために黒色セ
ラミックスを埋め込んで黒色ラインを形成すると、プレ
ート製造コストが上昇してしまうという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の方法では、確実に位置決めを行おうとすると、ウェー
ハの汚染やプレート製造コストの上昇を招く等の問題が
あった。
【0008】本発明は、かかる従来の事情に対処してな
されたもので、ウェーハの汚染やプレート製造コストの
上昇を招くことなく、確実にプレートの位置決めを行う
ことのできるSiウェーハポリシュ用プレートの位置決
め方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のプレートの位置
決め方法は、複数枚のウェーハが配置されるウェーハポ
リシュ用プレートの円周方向位置を位置決めするにあた
り、前記ウェーハポリシュ用プレートの外周部に予め位
置決め用溝を配設しておき、前記ウェーハポリシュ用プ
レートを円周方向に回転させつつ、該ウェーハポリシュ
用プレートの外周部に、斜めに光ビームを照射し、前記
外周部からの反射光を測定して前記位置決め用溝によっ
て形成された影を検出し、この影の位置によって前記ウ
ェーハポリシュ用プレートの円周方向の位置決めを行う
ことを特徴とする。
【0010】
【作用】上記構成の本発明のウェーハポリシュ用プレー
トの位置決め方法では、プレート外周に予め位置決め用
溝を配設しておき、プレート外周に、斜めに光ビームを
照射する。これによって、位置決め用溝内に影が形成さ
れ反射光を測定することによって、位置決め用溝を検知
することができる。
【0011】なお、本発明においては、光ビームの照射
角は、プレートの接線方向に対して25〜35度の角度が好
ましい。この照射角を、25度未満あるいは、35度を超え
る角度とすると、位置決め用溝内に影が発生し難くなっ
たり、コントラストを大きくとれなくなってしまうため
である。
【0012】また、位置決め用溝は、プレート外周に縦
にスリット状の切り込みを設けること等によって形成す
る。また、その寸法は深さは0.3 mm〜0.5 mm、幅は約 1
mm程度とすることが好ましい。この位置決め用溝が大き
過ぎるとゴミ滞留が発生しやすく、溝が小さ過ぎると位
置検出の確実性が低下する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施例方法を説明する
ための図であり、図2はこの方法に用いるプレートの構
成を示す斜視図、図3はプレートの位置決め用溝部Xを
拡大して示す図である。
【0015】図2および図3に示すように、プレート4
は円板状に形成されており、その外周部4aには、縦方
向にスリット状の切り込みを入れるようにして形成され
た位置決め用溝4bが設けられている。本実施例では、
プレート4は8インチのSiウェーハを4 枚保持可能と
されており、その大きさはφ576mm ×20mmである。この
場合、各Siウェーハは、プレート4の外周から5mm 程
度内側に配置される。また、位置決め用溝4bは、深さ
0.4 mm、幅 1mmとされており、エッヂがR状に形成され
ている。
【0016】このように構成されたプレート4は、図5
に示したように、8インチウェーハが4 枚均等に貼付け
られ、図4に示した片面研磨装置等に配置される。な
お、この場合、加圧ヘッドによる加工圧は、400 g/c
2 程度であり、プレッシャリングは外径φ466 、内径
φ266 、幅100 mm程度とされる。
【0017】上記構成のプレート4を用いて、本実施例
では、次のようにして位置決めを行う。
【0018】すなわち、図1に示すように、前工程より
搬送されてくるプレート4は、モーターにより駆動され
るタンテーブル(図示せず)上に配置され、中心Oを回
転軸として図中矢印θで示すように回転される。
【0019】また、光源10から、プレート4の接線A
に対して略30度の角度で外周部4aに平行光線Cを照射
し、接線Aに対して直角な半径方向から光センサー11
によって反射光Bを測定する。
【0020】この時、通常時は、プレート4の外周部4
aからの反射光Bが光センサー11に入射し、位置決め
用溝4bが、光センサー11の前方を横切ると、光源1
0からの平行光線Cが斜めに照射されているため、位置
決め用溝4b内に影が生じ、光センサー11への入射光
量が低下する。したがって、光センサー11の出力信号
の変化から位置決め用溝4bの通過を検知することがで
きる。
【0021】この時、プレート4の回転を停止させるこ
とにより、位置決め用溝4bが光センサー11の前方に
位置する方向にプレート4の回転方向位置を位置決めす
ることができる。
【0022】以上のように、本実施例では、非接触でプ
レート4の位置決めを行うことができるので、発塵がな
く、ウェーハが汚染されることを防止することができ
る。また、コントラストが大きくとれるため、比較的小
さな位置決め用溝4bを設けるだけで長期間に亘り確実
に位置決めを行うことができ、プレート製造コストの上
昇を招くこともない。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ウ
ェーハの汚染やプレート製造コストの上昇を招くことな
く、確実にプレートの位置決めを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のウェーハポリシュ用プレー
トの位置決め方法を説明するための図。
【図2】本発明の一実施例に用いるウェーハポリシュ用
プレートの構成を示す図。
【図3】図2のウェーハポリシュ用プレートの位置決め
用溝部を拡大して示す図。
【図4】Siウェーハの片面研磨装置の構成を示す図。
【図5】Siウェーハが貼付けられたプレートを示す
図。
【符号の説明】
4……プレート、4a……プレートの外周部、4b……
位置決め用溝、10……光源、11……光センサー、A
……プレートの接線、B……反射光、C……平行光線。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚のウェーハが配置されるウェーハ
    ポリシュ用プレートの円周方向位置を位置決めするにあ
    たり、 前記ウェーハポリシュ用プレートの外周部に予め位置決
    め用溝を配設しておき、前記ウェーハポリシュ用プレー
    トを円周方向に回転させつつ、該ウェーハポリシュ用プ
    レートの外周部に、斜めに光ビームを照射し、前記外周
    部からの反射光を測定して前記位置決め用溝によって形
    成された影を検出し、この影の位置によって前記ウェー
    ハポリシュ用プレートの円周方向の位置決めを行うこと
    を特徴とするウェーハポリシュ用プレートの位置決め方
    法。
  2. 【請求項2】 ウェーハポリシュ用プレートの外周部
    に、接線に対して25〜35度の角度で光ビームを照射する
    ことを特徴とする請求項1記載のウェーハポリシュ用プ
    レートの位置決め方法。
JP5043693A 1993-03-04 1993-03-04 ウェーハポリシュ用プレートの位置決め方法 Withdrawn JPH06260458A (ja)

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