JPH06259190A - 座標入力装置 - Google Patents

座標入力装置

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JPH06259190A
JPH06259190A JP4765693A JP4765693A JPH06259190A JP H06259190 A JPH06259190 A JP H06259190A JP 4765693 A JP4765693 A JP 4765693A JP 4765693 A JP4765693 A JP 4765693A JP H06259190 A JPH06259190 A JP H06259190A
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JP
Japan
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displacement
amount
conversion operation
operation amount
speed
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Pending
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JP4765693A
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English (en)
Inventor
Masahiko Kuroiwa
雅彦 黒岩
Hiroyuki Higashikubo
裕之 東久保
Akihisa Kamisaki
顕久 神先
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication of JPH06259190A publication Critical patent/JPH06259190A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作者のマウス等の操作状況に応じて自動的
にカーソルの移動距離を連続的に増減自在に調節できる
座標調節装置を提供することを目的とする。 【構成】 手動操作量を物理的な変位量に変換して検出
する変位量検出手段2と、前記変位量検出手段2により
検出された変位量に基づき変換操作量を導出する変換操
作量導出手段6とを備えた座標入力装置であって、前記
変位量検出手段2により検出された変位量から変位速度
を導出する変位速度導出手段7を設けて、前記変換操作
量導出手段6に、前記変位速度の大小に基づき前記変換
操作量を連続的に増減する変換操作量調節手段8を設け
て構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、マウスやトラ
ックボール等の座標入力装置に関し、手動操作量を物理
的な変位量に変換して検出する変位量検出手段と、前記
変位量検出手段により検出された変位量に基づき変換操
作量を導出する変換操作量導出手段とを備えた座標入力
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータに用いるマウスやトラック
ボール等を用いた座標入力装置は、CRT上のカーソル
位置をそれらの手動操作により所望の位置に移動させて
所定の操作を行うことで、設定された任意の処理を実行
する入力装置として用いられ、特に、アイコン等を用い
たウィンドウシステムにおいては重要な入力装置であ
る。これらの座標入力装置によりカーソル位置を移動操
作する際に、カーソル位置の移動距離(変換操作量に相
当する)が長いとそれだけマウスやトラックボール等の
手動操作量が多くなり、操作が煩わしくなる。そのため
に、従来、変換操作量導出手段に切り替えスイッチを設
けて、そのスイッチの切り替え操作により検出変位量に
基づく変換操作量を大小に切り替える変換操作量調節手
段を設けて構成したものがあった。例えば、マウスで
は、図4に示すように、変位量検出手段を、操作シート
との摩擦により回転する球体1と、その球体1と連動す
るX軸、Y軸方向の移動距離を検出するロータリエンコ
ーダ2X,2Yとで構成して、変換操作量調節手段を、
それらロータリエンコーダ2X,2Yの出力を直接に出
力するか、或いは分周回路を介して出力するかを切り替
えるハードウェア或いはソフトウェアで構成された切り
替えスイッチを設けて構成していた。つまり、変換操作
量導出手段から出力される1パルス当たりのカーソルの
移動量を一定とした場合に、手動操作量が多いときには
ロータリエンコーダ2X,2Yの出力を直接に出力する
ことで僅かの操作量でもカーソルを移動させて移動距離
が大なるときに対応させる一方、手動操作量が少ないと
きにはロータリエンコーダ2X,2Yの出力を分周回路
を介して出力することで所定量以上の操作量がなければ
カーソルを移動させず移動距離が小なるときに対応させ
るのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、変換操作量調
節手段として上述した切り替えスイッチを設けたもので
は、座標入力装置を操作する際に切り替えスイッチ手段
の状態を認識しておく必要があり、そうでないと期待す
る操作が一度で行えないという欠点があった。例えば、
切り替えスイッチを変換操作量が大となるように設定し
てあるときに、カーソルの移動距離を短くしかも正確に
操作しようとしてマウスを操作すると、必要以上にカー
ソルを移動させてしまったり、逆に切り替えスイッチを
変換操作量が小となるように設定してあるときに、カー
ソルの移動距離を長くしかも迅速に操作しようとしてマ
ウスを操作しても、わずかしか移動しない場合がある。
このような場合には、前記スイッチをいずれかのモード
に切り替えてから再度マウスを操作する必要があり、操
作者にこのような注意力を要求するのは好ましくない。
【0004】そこで、例えばマウスでは、上述したロー
タリエンコーダ2X,2Yの出力から操作速度を検出し
て、その検出速度に基づいて段階的に変換操作量を増減
することが考えられるが、この場合には、操作中に急激
に変換操作量が変化する場合も考えられ、却って操作性
が低下するおそれもある。本発明の目的は上述した従来
欠点を解消する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明による座標入力装置の特徴構成は、変位量検出手
段により検出された変位量から変位速度を導出する変位
速度導出手段を設けて、前記変換操作量導出手段に、前
記変位速度の大小に基づき前記変換操作量を連続的に増
減する変換操作量調節手段を設けてあるところにある。
【0006】
【作用】操作者が、カーソル位置を大きく移動させたい
と考えるときにはマウス等をその移動速度が大になるよ
うに操作し、カーソル位置を正確に調整したいと考える
ときにはマウス等をその移動速度が小になるように操作
する傾向にある点に着目して、変位速度検出手段により
導出された変位速度(例えばマウス等の移動速度)が大
である場合には、その変位速度に応じて変換操作量調節
手段により変換操作量(例えばCRT上でのカーソルの
移動量)を連続的に大となるように調節して、カーソル
位置を大きく移動させるモードとする一方、変位速度が
小である場合には、その変位速度に応じて変換操作量調
節手段により変換操作量(例えばCRT上でのカーソル
の移動量)を連続的に小に調節して、カーソル位置を小
さく移動させるのである。この時の調節量は、そのとき
の導出速度から得られる加速度に応じて可変に設定して
もよいし、その加速度の大小に応じて一定に調節しても
よい。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、操作者のマウス等の操
作状況に応じて自動的にカーソルの移動距離を増減自在
に調節できるので、従来のように切り替えスイッチを操
作したり、その切り替え状態を認識しておくといった煩
わしい操作手順が不要で、しかも急激に変換操作量が変
化することもなく、より使い勝手のよいマン・マシン・
インターフェースを実現できる座標入力装置を提供でき
るようになった。
【0008】
【実施例】以下に実施例を説明する。図3に示すよう
に、パーソナルコンピュータPC或いはワークステーシ
ョンWSに出力装置としてディスプレイCRTやプリン
タPRTを接続するとともに、入力装置としてキーボー
ドKやマウスM等を接続してある。
【0009】前記マウスMは、図1及び図3に示すよう
に、手動操作により操作シートS上で縦横自在に接触移
動させて前記ディスプレイCRT上に表示されるカーソ
ルの移動等の操作を行う座標入力装置であり、操作シー
トSとの摩擦により転動自在の球体1にその回動方向を
X,Y軸の直交成分に分解して検出する変位量検出手段
2としてのロータリエンコーダ2X,2Yを駆動するロ
ーラRX,RYを接触配置するとともに、それらロータ
リエンコーダ2X,2Yからの出力パルスを計数するカ
ウンター3X,3Yと、それらカウンター3X,3Yに
よるカウント数からカーソルの移動方向及び移動距離情
報を前記パーソナルコンピュータPC或いはワークステ
ーションWSに出力する信号処理部4とから構成してあ
る。
【0010】前記信号処理部4は、カウンター3X,3
Yによるカウント数からカーソルの移動距離を変換操作
量として導出する変換操作量演算回路5と、単位時間当
たりのカウント数からマウスの移動速度を数m秒毎に演
算導出する変位速度導出手段7としての演算回路と、導
出された変位速度の大小に基づき前記変換操作量を増減
する変換操作量調節手段8と、調節された変換操作量を
前記パーソナルコンピュータPC或いはワークステーシ
ョンWSに出力するインターフェース回路9とで構成し
てある。即ち、前記カウンター3X,3Y及び変換操作
量演算回路5が、変位量検出手段2により検出された変
位量に基づき変換操作量を導出する変換操作量導出手段
6となる。
【0011】前記変換操作量調節手段8は、図2に示す
ように、X軸、Y軸方向にそれぞれ1パルスが所定のカ
ーソル移動量に対応する方形波であって、その周波数が
マウスの移動速度と比例するように設定された方形波に
対して、その周波数を数m秒毎の速度演算の度に以下の
ように調整出力する。つまり、マウスの移動速度が上昇
傾向にある時には、前記周波数よりも大なる周波数で非
線型に所定の上限周波数まで増加させるとともに、マウ
スの移動速度が下降傾向にある時には、前記周波数より
も小なる周波数で非線型に所定の下限周波数まで減少さ
せるのである。そしてこのような変換操作量調節手段8
は、図2に示すようなデータを格納するメモリ回路と、
移動速度とその変化率から前記メモリの読出アドレスを
特定してデータを読み出す論理回路等により構成でき
る。
【0012】前記インターフェース回路9は、X軸、Y
軸方向にそれぞれの周波数データを伝送する。
【0013】以下に別実施例を説明する。先の実施例で
は、信号処理部の全てをマウスMの内部に設けて構成し
たものを説明したが、これに限定するものではなく、エ
ンコーダ出力を直接にコンピュータに入力して、コンピ
ュータ側で同様の処理を行ってもよい。この場合の処理
はソフトウェアであってもよい。先の実施例では、イン
ターフェース回路9から周波数データを伝送するものを
説明したが、これに限定するものではなく該当周波数の
パルスを伝送するように構成するように構成してもよ
い。又、伝送方式はシリアル伝送、パラレル伝送いずれ
に限定するものではなく、任意のインターフェースを構
成することができる。
【0014】先の実施例では、変換操作量調節手段8に
よる調節量が、図2に示すような特性をもつように調整
するものを説明したが、調整すべき特性はこれに限定す
るものではなく、エンコーダの出力パルスで検出される
マウスMの移動速度が設定値よりも大であるときにエン
コーダの出力1パルス当たりのカーソル位置の移動量を
大に自動設定し、逆に、マウスMの移動速度が設定値よ
りも小であるときにエンコーダの出力1パルス当たりの
カーソル位置の移動量を小に自動設定するように構成す
るものであれば任意である。また、所定の速度以上で操
作された場合には、エンコーダの出力1パルス当たりの
カーソル位置の移動量を一定に維持してもよいし、マウ
スMの移動速度から導出される加速度が所定値以下であ
るときをマウス操作の始期、終期と判別してその間は特
にカーソル位置の移動量を小に設定してもよい。操作者
は画面上のカーソルを目視追跡するのであるが、画面の
上方から下方への移動及び左方から右方への移動の方
が、画面の下方から上方への移動及び右方から左方への
移動よりも追跡が容易である点に鑑み、マウスの操作速
度が同じであっても、カーソルを画面の上方から下方へ
移動したり左方から右方へ移動する場合の方が、画面の
下方から上方へ移動したり右方から左方へ移動する場合
よりも移動量を大に設定してもよい。
【0015】先の実施例では、座標入力装置としてマウ
スを用いたものを説明したが、これに限定するものでは
なく、他にトラックボールやノブボックス等手動操作す
るポインティングデバイス全般に用いることができる。
【0016】尚、特許請求の範囲の項に図面との対象を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】座標入力装置のブロック構成図
【図2】特性図
【図3】全体構成図
【図4】従来例を示す座標入力装置のブロック構成図
【符号の説明】
2 変位量検出手段 6 変換操作量導出手段 7 変位速度導出手段 8 変換操作量調節手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東久保 裕之 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 かながわサイエンスパーク(KSP)B 棟11F1113 株式会社クボタ電子技術セン ター内 (72)発明者 神先 顕久 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 かながわサイエンスパーク(KSP)B 棟11F1113 株式会社クボタ電子技術セン ター内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手動操作量を物理的な変位量に変換して
    検出する変位量検出手段(2)と、前記変位量検出手段
    (2)により検出された変位量に基づき変換操作量を導
    出する変換操作量導出手段(6)とを備えた座標入力装
    置であって、 前記変位量検出手段(2)により検出された変位量から
    変位速度を導出する変位速度導出手段(7)を設けて、
    前記変換操作量導出手段(6)に、前記変位速度の大小
    に基づき前記変換操作量を連続的に増減する変換操作量
    調節手段(8)を設けてある座標入力装置。
JP4765693A 1993-03-09 1993-03-09 座標入力装置 Pending JPH06259190A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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