JPH06259172A - バッテリ動作型の情報処理装置 - Google Patents

バッテリ動作型の情報処理装置

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JPH06259172A
JPH06259172A JP5049419A JP4941993A JPH06259172A JP H06259172 A JPH06259172 A JP H06259172A JP 5049419 A JP5049419 A JP 5049419A JP 4941993 A JP4941993 A JP 4941993A JP H06259172 A JPH06259172 A JP H06259172A
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battery
power supply
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JP5049419A
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Yoshitake Kurokawa
能毅 黒川
Kiyokazu Nishioka
清和 西岡
Hideki Kamimaki
秀樹 神牧
Yoshifumi Shin
善文 新
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バッテリ動作を行う情報処理装置において、
中断処理時間が短く、中断処理時消費電力も少なくでき
ると共に、中断時に電源バッテリが不足を起こしても、
中断状態時のデータの保存を確実に行えるようにするこ
と。 【構成】 装置の通常動作時に中断コマンドが到来する
と、現在のCPU101のレジスタ状態をRAM104
の所定領域に書き込んだ後、RAMを含む必要最小限の
回路要素には電力供給を維持させ他の回路要素には電力
供給を停止させた中断状態に移行する。また、この中断
状態においてバッテリ107の電力不足が検出される
と、情報処理装置を一時的に起動させて、RAM内のデ
ータを自動的に不揮発性記録媒体105に退避・格納さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯用のパーソナルコ
ンピュータ、ワードプロセッサ、ワークステーション端
末機、ペン入力コンピュータ等のバッテリ動作型の情報
処理装置に係り、特に、バッテリ動作を行う情報処理装
置の特徴となっている、リジューム(resume)機能を好
適化した情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンピュータを一時的に使用
しないときにCPU(中央演算処理装置)を止めるとい
う処理の中断、及び、この中断状態から再び使用する際
にCPUを止める以前の状態へ復元する復帰が、リジュ
ーム制御処理として行われている。この処理の中断、復
帰機能が無いコンピュータでは、一時的にコンピュータ
を使用しない場合、そのまま放置しておくと動作時の消
費電力がそのままかかり、消費電力が嵩む。また、全て
のソフトウェアを終了して電源を切り、再使用したいと
きに全てのソフトウェアを立ち上げ直すと、これらの処
理の為に消費電力が多くなる。このように、これら処理
の中断、復帰の機能を付加して使用することにより、消
費電力の削減効果がある。
【0003】従来より、このような処理の中断方法、復
帰方法としては、次のような手法が知られている。 CPUクロックのみを止める方法(特開昭58−20
5226号公報)。 CPUの状態をCPU外部に読み出してメモリに退避
させ、CPUの電源を切る方法(特開平3−27419
号公報)。 CPU、メモリの内容をハードディスクなどのような
不揮発性媒体に記録して、CPU、メモリの電源を切る
方法(特開昭56−108119号公報、特開昭57−
94821号公報)。
【0004】上記3つの手法において重要なファクター
は次の2点である。すなわち、CPUが止まっている中
断状態の時にかかる消費電力(以下、これを中断中消費
電力と称す)と、通常使用時の状態からCPUが止まっ
ている中断状態へ移行する処理に必要な時間と消費電力
(以下、これを中断処理時間および中断処理時消費電力
と称す)である。この2つの観点から上記3つの手法に
優劣をつけ、中断中消費電力が優れているものから並べ
ると,,の順となり、中断処理時間および中断処
理時消費電力が少ないものから並べると,,の順
となる。
【0005】このような処理の中断は、近年バッテリ動
作型の小型情報処理装置においては、消費電力削減のた
めの有効手段として多用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記の手
法は消費電力削減効果の面で優れていて、中断中消費電
力を0とする事も可能である。よって、バッテリの電力
不足によるデータの消滅、ファイルシステム破壊なども
起こらない。しかしながら、前記の手法は、退避する
メモリ量に比例した中断処理時間および中断処理時消費
電力がかかるため、情報処理装置におけるメモリの大容
量化が進行すると、中断処理時間が長くなり、また、中
断処理時消費電力も増加する。従って、第一に、中断処
理時間が長くなることによって、中断機能が使いにくく
なり、第二に、短い間に中断と復帰を行うと、消費電力
削減効果が無いばかりか、逆に消費電力を増やすという
問題がある。
【0007】そこで、前記,の手法を使用して、中
断処理時間を短くし、中断処理時消費電力を少なくする
ことも考えられる。しかしながら、これら,の手法
では、中断中消費電力を0とする事はできない。このた
め、最悪事態としてバッテリ駆動での中断時にバッテリ
の電力が無くなる可能性があり、この場合には、データ
が消滅し、更にファイルシステム破壊の虞もあるという
問題がある。
【0008】このように従来の方法では、前記の手法
であっても、メモリの大容量化が進むと中断処理時間が
長くなり、また、短い時間の中断を行うと消費電力も増
えてしまうという問題があり、一方、前記,の手法
では、処理の中断時にバッテリが電力不足を起こしたと
きに対処できないという問題があった。
【0009】従って、本発明の解決すべき技術的課題は
上記した従来技術のもつ問題点を解消することにあり、
その目的とするところは、中断処理時間が短くかつ中断
処理時消費電力も少なくでき、また、中断時に電源バッ
テリが電力不足を起こしてもデータの保存を確実に行い
得る機能をもつバッテリ動作型の情報処理装置を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、中央演算処理装置(以下、CPUと称
す)と、メモリ制御手段と、RAMと、ROMと、電力
供給無しでデータを保持できる、例えば外部記憶装置,
内部ディスク記憶装置,不揮発性半導体メモリ等のデー
タ記憶手段と、各種コマンドの入力手段と、電力を供給
するバッテリと、該バッテリの電力を各部へ選択的に供
給可能とすると共に、前記バッテリの電力が不足したこ
とを検知可能なバッテリ制御手段と、を有するバッテリ
動作型の情報処理装置において、前記入力手段からの中
断指令が前記CPUに到来すると、CPUは現在処理中
のジョブを中断して自身の現在の内部レジスタ情報等の
データを前記RAMの所定領域に退避・格納させ、然る
後、前記CPUからの指令により前記バッテリ制御手段
が、前記RAMを含む必要最小限の回路要素には電力供
給を維持させ他の回路要素へは電力供給を停止させて、
情報処理装置を中断状態へ移行させ、また、上記した情
報処理装置の中断状態において前記バッテリ制御手段が
前記バッテリの電力が不足したことを検知すると、バッ
テリ制御手段は、前記した電力供給を停止させた各回路
要素への電力供給を再開させて、これによって起動され
た前記CPUが、前記RAM内のデータを、電力供給無
しでデータを保持できる前記データ記憶手段へ退避・格
納させるように、構成される。
【0011】
【作用】本発明によるバッテリ動作型の情報処理装置
は、例えば、前記入力手段から中断コマンドの入力を受
けとり、中断コマンド受信を前記CPUへ知らせるため
の中断処理開始割込信号と、現在情報処理装置が中断状
態であることを示す中断ステータス信号と、前記入力手
段から復帰コマンドを受け取ったときに、復帰処理のた
めの電源制御をスタートさせる復帰処理電源制御信号と
を発信する中断処理制御部と、前記バッテリ制御手段か
らのバッテリLow信号と前記中断処理制御部からの前
記中断ステータス信号とによって、退避動作を開始させ
るための退避制御トリガ信号を発信する退避条件判定部
と、上記の退避制御トリガ信号を受け取り、前記バッテ
リ制御手段へ退避処理電源制御信号と、前記CPUへ退
避処理開始割込信号とを発信する退避制御部と、を持
ち、前記入力手段から情報処理装置に中断処理を行わせ
る中断コマンドの入力を前記中断処理制御部が受けた際
には、中断処理制御部は前記中断処理開始割込信号を発
信して前記CPUに割込みをかけ、この割込みを受けた
CPUは自身の現在の内部レジスタ情報等のデータを前
記RAMに退避・格納させ、然る後、CPUからの指令
により前記バッテリ制御手段が、前記RAMを含む必要
最小限の回路要素には電力供給を維持させると共に、前
記CPU、前記メモリ制御手段、前記ROM、前記デー
タ記憶手段への電力供給を停止させて、情報処理装置を
中断状態へ移行させ、また、上記した情報処理装置の中
断状態において前記バッテリの電力が不足すると、前記
バッテリ制御手段からのバッテリLow信号を検出した
前記退避条件判定部が前記退避制御トリガ信号を前記退
避制御部へ発信して、退避制御部が前記退避処理電源制
御信号を前記バッテリ制御手段に発信し、この退避処理
電源制御信号を受けたバッテリ制御手段が、前記CP
U、メモリ制御手段、ROM、データ記憶手段への電力
供給を再開させて、これによって起動され且つ前記退避
処理開始割込信号を受けたCPUが、前記RAM内のデ
ータを、電力供給無しでデータを保持できる前記データ
記憶手段へ自動的に退避・格納させる。
【0012】斯様に本発明では、中断コマンドの到来に
よって、現在のCPUのレジスタ状態等をRAMの所定
領域に書き込んだ後、RAMを含む必要最小限の回路要
素には電力供給を維持させて他の回路要素へは電力供給
を停止させた中断状態に移行させるので、前記した中断
処理時間や中断処理時消費電力を少なくでき、また、中
断状態においてバッテリの電力不足が検出されると、R
AM内のデータを電力供給無しでデータを保持できるデ
ータ記憶手段へ自動的に退避・格納させるので、中断状
態においてバッテリの寿命が尽きても、必要データの保
存が確実に行えることとなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図示した各実施例によって説
明する。図1は、本発明の第1実施例に係るバッテリ動
作型の情報処理装置の構成を示すブロック図、図2は、
本実施例によるCPUの立ち上げ処理フローを示すフロ
ーチャート図である。
【0014】図1において、101はCPU(中央演算
処理装置)、102はメモリ制御ユニット、103はR
OM、104はRAM、105は、例えば磁気ディスク
記憶装置,光ディスク記憶装置,光磁気ディスク記憶装
置,ICカードメモリ装置等の不揮発性の記憶媒体を用
いる外部記憶装置、108はアドレス/データバス、1
06はキーボード等の入力装置、107はバッテリ(1
次電池または2次電池)、112はバッテリ制御装置、
113と120は電源線であり、また、109は中断処
理制御部、110は退避条件判定部、111は退避制御
部である。また図1において、114は中断処理開始命
令信号、115は中断処理開始割込信号、116は中断
処理電源制御信号、117は中断ステータス信号、11
8は復帰処理開始命令信号、119は復帰処理電源制御
信号、121はバッテリLow信号、122は退避制御
トリガ信号、123は退避処理電源制御信号、124は
退避処理開始割込信号、125は電源切断信号である。
【0015】上記構成による本実施例の情報処理装置の
動作を次に説明する。この情報処理装置の通常動作時
は、少なくともCPU101、メモリ制御ユニット10
2、ROM103、RAM104、外部記憶装置10
5、アドレス/データバス108、バッテリ制御装置1
12、入力装置106、中断処理制御部109等に、バ
ッテリ107からの電力がバッテリ制御装置112を介
して供給されている状態となっている(通常動作に必要
な情報処理装置の全ての回路構成要素に電源が供給され
た状態にある)。このとき、入力装置106において中
断コマンドがオペレータによって入力されると、入力装
置106から中断処理制御部109へ中断処理開始命令
信号114が発信され、この信号114を受けた中断処
理制御部109からCPU101へ中断処理開始割込信
号115が発信される。これにより、中断処理開始割込
信号115を受けたCPU101が現在処理中のジョブ
を中断し、現在のレジスタ状態をRAM104上のスタ
ック領域に退避させて、ROM103内の中断処理ルー
チンへと処理を移す。CPU101は、このルーチンで
前記の退避先スタックのアドレスをRAM104上の予
め決められた場所に書き込み、最後に、CPU101、
メモリ制御ユニット102、ROM103、外部記憶装
置105の電源を落すための中断処理電源制御信号11
6をバッテリ制御装置112へ発信する。そしてこの
後、上記中断処理電源制御信号116を受信したバッテ
リ制御装置112が、CPU101、メモリ制御ユニッ
ト102、ROM103、外部記憶装置105の電源を
落して、装置(情報処理装置)は中断状態へと移行す
る。なお、この中断状態においては、少なくとも入力装
置106のうち復帰コマンドを入力する部分、中断処理
制御部109、バッテリ制御装置112、RAM104
には電源が供給されている(RAM104を含む必要最
小限の回路要素には電源が供給されている)。
【0016】上記した装置の中断状態において、オペレ
ータにより入力装置106において復帰コマンドが入力
されると、入力装置106から中断処理制御部109へ
復帰処理開始命令信号118が発信され、この信号11
8を受けた中断処理制御部109からバッテリ制御装置
112へ復帰処理電源制御信号119が発信される。こ
れにより、復帰処理電源制御信号119を受けたバッテ
リ制御装置112が、CPU101、メモリ制御ユニッ
ト102、ROM103、外部記憶装置105の電源を
投入する。そして、この電源投入に伴いCPU101が
図2に示したROM103上の立ち上げ処理ルーチンを
実行する。すなわち、CPU101は、この立ち上げ処
理ルーチンで、前記中断するための処理時に退避先スタ
ックのアドレスの書き込みを行った場所を読み(図2の
ステップ206)、アドレスが書き込まれていれば、復
帰処理であると判定(ステップ207)してROM10
3内の復帰処理ルーチンへと処理を移す(ステップ20
8)。この復帰処理ルーチンでは、前記の中断・退避さ
せたCPU101のレジスタ状態を元に戻し(ステップ
209)、処理を再開する。
【0017】また、バッテリ107の電力が不足した状
態となった場合、これがバッテリ制御装置112内の電
圧検出手段によって検知されて、バッテリ制御装置11
2から、バッテリ残量が少なくなったことを示すバッテ
リLow信号121が発信される。このバッテリLow
信号121と前記中断状態時に中断処理制御部109よ
り発信されている中断ステータス信号117とが退避条
件判定部110に入り、両方の信号117,121が共
に真であるとき、退避条件判定部110から退避制御ト
リガ信号122が退避制御部111へと発信される。こ
の退避制御トリガ信号122を受けた退避制御部111
は、バッテリ制御装置112へ退避処理電源制御信号1
23を発信し、この信号123を受けたバッテリ制御装
置112が、CPU101、メモリ制御ユニット10
2、ROM103、外部記憶装置105の電源を投入す
る。そして、この電源投入に伴いCPU101が、図2
に示したROM103上の立ち上げ処理ルーチンを実行
する。すなわちこのとき、先ずCPU101は、退避制
御部111から出ている退避処理開始割込信号124を
チェックし、立ち上げであるのか、退避処理であるのか
の判定を行う(図2のステップ201)。そして、この
退避処理開始割込信号124が真であれば、ROM10
3内の退避処理ルーチンに処理を移し(ステップ20
2)、この退避処理ルーチンでは、外部記憶装置105
が立ち上がるのを確認し(ステップ203)、次に、R
AM104の内容を順次読み出し、RAM104から読
み出したデータを外部記憶装置105の所定の領域に書
き出していく(ステップ204)。この外部記憶装置1
05への書き出しが全て終了した後に、CPU101は
電源切断信号125をバッテリ制御装置112に発信し
(ステップ205)、これにより、バッテリ制御装置1
12が全ての電源を切断し、外部記憶装置105への退
避処理ルーチンが終了する。
【0018】上記した退避状態からの復帰処理は、次の
ように行われる。いま、バッテリ107の交換後(もし
くは、2次電池であればバッテリ107の充電後)に電
源を再投入する操作を行うと、CPU101は図2に示
したROM103上の立ち上げ処理ルーチンを実行す
る。この立ち上げ処理では、CPU101は、外部記憶
装置105中における前記RAM内データを退避・格納
した領域の一部(退避領域の先頭)を読み(図2のステ
ップ211)、退避処理が行われているか否かの判定を
する(ステップ212)。そして、退避処理が行われて
いた場合には、外部記憶装置105に退避・格納された
データを順次読み出して、これをRAM104の所定の
領域に書き出していき(ステップ214)、外部記憶装
置105に退避・格納されたデータを全てRAM104
に書き出した後に、外部記憶装置105の退避処理が行
われているかの判定をするために使用した領域(退避領
域の先頭部分)を消去し(ステップ215)、然る後、
復帰処理のルーチンへ処理を移して(前記したステップ
208)、処理の復帰を完了する。
【0019】図3は、図1の中断処理制御部109の1
具体例を示す論理回路図である。中断処理制御部109
に関連する5本の信号(前記した信号114,115,
117,118,119)をアクティブハイの信号とす
ると、中断処理制御部109は、2個のNOTゲートと
フリップフロップとによって実現される。このフリップ
フロップの真理値表は図4に示された如きものとなり、
この真理値表に準ずる論理であれば差し支えない。図3
に示した回路において、中断処理開始命令信号114が
「H(ハイ)」となった場合、フリップフロップのQ出
力は「H」、Q ̄(反転Q)出力は「L(ロー)」とな
る。よって、中断処理開始割込信号115、中断ステー
タス117信号が真となり、復帰処理電源制御信号11
9は偽となる。この後、中断処理開始命令信号114が
「L」となってもフリップフロップは状態の保持を行っ
ているため、前記3信号の状態は保持される。また、復
帰処理開始命令信号118が「H」となった場合、フリ
ップフロップのQ出力は「L」、Q ̄(反転Q)出力は
「H」となる。よって、中断処理開始割込信号115、
中断ステータス信号117が偽となり、復帰処理電源制
御信号119は真となる。この後、中断処理開始命令信
号118が「L」となっても前記3信号の状態はフリッ
プフロップによって保持される。
【0020】図5は、図1の退避条件判定部110の1
具体例を示す図である。退避条件判定部110に関連す
る3本の信号(前記した信号117,121,122)
をアクティブハイとすると、退避条件判定部110は1
個のANDゲートによって実現される。図5から明らか
なように、中断ステータス信号117とバッテリLow
信号121の両方が「H」となったとき、退避制御トリ
ガ信号122が「H」となる。
【0021】図6は、図1の退避制御部111の1具体
例を示す図である。退避制御部111に関連する3本の
信号(前記した信号122,123,124)をアクテ
ィブハイとすると、退避制御部111は、入力されたト
リガ信号をその後保持する1個のラッチ回路で実現され
る。図6に示すように、退避制御トリガ信号122がラ
ッチに入り、退避処理開始割込信号124となる。なお
本例では、退避処理電源制御信号123の信号線には、
退避制御トリガ信号122用の信号線が直接接続され
る。
【0022】図7は、図1のバッテリ制御装置112の
1具体例を示すブロック図である。本例のバッテリ制御
装置112は、2個のORゲートと、6個の後述する電
源ON/OFFスイッチと、電源の電圧を監視し、入力
電圧がある予め決定しておいたスレッショルド電圧より
低下した場合、出力信号の値を真とする電圧検出器とに
よって構成されている。また、この図7中で使用されて
いる電源ON/OFFスイッチは、図8に示す如き論理
回路によって構成されている。
【0023】このバッテリ制御装置112においては、
電源ON信号または復帰処理電源制御信号119または
退避処理電源制御信号123が真の場合は、バッテリ1
07から情報処理装置の全ての回路構成要素(前記した
外部記憶装置105を含む)に電力供給が行われる。ま
た、中断処理電源制御信号116が真の場合は、CPU
101、メモリ制御ユニット102、ROM103、外
部記憶装置105の電源を切断すると共に、RAM10
4、入力装置106にはバッテリ107より電源を供給
する。さらにまた、電源切断信号125が真の場合は、
情報処理装置の全ての回路構成要素(前記した外部記憶
装置105を含む)の電源を切断する。
【0024】以上詳述したように本実施例によれば、中
断コマンドの到来によって、現在のCPUのレジスタ状
態等をRAM104の所定領域に書き込んだ後、RAM
104を含む必要最小限の回路要素には電力供給を維持
させ他の回路要素には電力供給を停止させた中断状態に
移行するので、前記した中断処理時間を短くでき、か
つ、前記した中断処理時消費電力も少なくなり、消費電
力の削減に大いに寄与する。また、中断状態においてバ
ッテリ107の電力不足が検出されると、RAM104
のデータを自動的に外部記憶装置(不揮発性記録媒体)
に退避・格納させるので、中断状態時のバッテリ電力不
足による事故が防止され、情報処理装置のデータの破壊
を回避できる。
【0025】次に、本発明の第2実施例を図9〜図11
によって説明する。図9は本実施例によるバッテリ駆動
型の情報処理装置の構成を示すブロック図であり、本実
施例と前記第1実施例との相違は、サブバッテリ701
を付加し、前記バッテリ107をメインバッテリとして
使用するようにした点にある。図9において、701は
バッテリ(メインバッテリ)107よりも小容量のサブ
バッテリ701、703はサブバッテリ用の電源線であ
る。また、702はバッテリ制御装置で、メインバッテ
リ107とサブバッテリ701とを切り替えて使用し、
各部に対し選択的に電源を供給可能であると共に、第1
実施例と同様に、メインバッテリ107の電圧低下を検
知して前記バッテリLow信号121を発信するように
なっている。
【0026】前記したように第1実施例では、装置の中
断状態時にバッテリLow信号121が発せられると、
RAM103内に格納されたデータを外部記憶装置10
5へ退避・格納させる処理を、バッテリ107の残存電
力を使用して行っていた。これに対し本実施例では、装
置の中断状態時にバッテリ(メインバッテリ)107の
消耗によってバッテリLow信号121が発せられる
と、サブバッテリ701からの電力供給で、外部記憶装
置105へのデータの退避・格納処理を行うようにして
いる。
【0027】図10は、本実施例によるバッテリ制御装
置702の1具体例を示すブロック図である。図10に
示すように本例では、前記図7と比較して、サブバッテ
リ電力供給線が増え、これに伴い、電源ON/OFFス
イッチ内の構成が図11のように変更される。図10の
バッテリ制御装置702においては、電源ON信号また
は復帰処理電源制御信号119が真の場合は、メインバ
ッテリ107から情報処理装置の全ての回路構成要素
(前記した外部記憶装置105を含む)に電力供給が行
われる。また、中断処理電源制御信号116が真の場合
は、CPU101、メモリ制御ユニット102、ROM
103、外部記憶装置105の電源を切断すると共に、
RAM104、入力装置106にはメインバッテリ10
7より電源を供給する。また、電源切断信号125が真
の場合は、情報処理装置の全ての回路構成要素(前記し
た外部記憶装置105を含む)の電源を切断する。そし
て、退避処理電源制御信号123が真となったら、サブ
バッテリ701によって、情報処理装置の全ての回路構
成要素(前記した外部記憶装置105を含む)に電力を
供給する。
【0028】前記第1実施例では、通常バッテリ107
は劣化し、バッテリ容量の減少が起こるため前記したス
レッショルド電圧の設定が難しい。しかし本実施例で
は、サブバッテリ701が退避処理専用となるため、メ
インバッテリ107に退避用電力を残す必要が無くな
り、スレッショルド電圧の設定が簡単になるという特徴
ががある。
【0029】次に、本発明の第3実施例を図12によっ
て説明する。図12は本実施例によるバッテリ駆動型の
情報処理装置の構成を示すブロック図であり、本実施例
と前記第1実施例との相違は、第1実施例における前記
外部記憶装置105を内蔵ハードディスク装置901に
代替したことにある。本実施例では、前記第1実施例に
おいて外部記憶装置105が行っていたRAM104か
らの退避データの保存を、内蔵ハードディスク装置90
1が行うようになっており、他の動作は第1実施例と同
様である。斯様に本実施例では、前記第1実施例の効果
が、外部記憶装置105を持たずに内蔵ハードディスク
装置901を持つ情報処理装置でも得られるという特徴
がある。
【0030】次に、本発明の第4実施例を図13によっ
て説明する。図13は本実施例によるバッテリ駆動型の
情報処理装置の構成を示すブロック図であり、本実施例
と前記第1実施例との相違は、第1実施例における前記
外部記憶装置105を、情報処理装置に内蔵されたフラ
ッシュメモリもしくはEEPROM等の不揮発性半導体
メモリ1001に代替したことにある。本実施例では、
前記第1実施例において外部記憶装置105が行ってい
たRAM104からの退避データの保存を、フラッシュ
メモリもしくはEEPROM等の不揮発性半導体メモリ
1001が行うようになっており、他の動作は第1実施
例と同様である。斯様に本実施例では、前記第1,第3
実施例の効果が、外部記憶装置105や内蔵ハードディ
スク装置901を持たない情報処理装置でも得られると
いう特徴がある。
【0031】次に、本発明の第5実施例を図14によっ
て説明する。図14は、本実施例による情報処理装置1
100を他の情報処理装置1200とネットワーク接続
した様子を示す概略構成図である。本実施例の情報処理
装置1100は、図示していないが、前記した各実施例
においてRAM104からの退避データの保存するため
に用意された外部記憶装置105、内蔵ハードディスク
装置901、不揮発性半導体メモリ1001を持たない
こと以外は、前記した各実施例の情報処理装置と同等の
機能をもつものとなっている。本実施例では、前記した
各実施例においては情報処理装置自身が管理していたデ
ータ記憶手段(外部記憶装置105、内蔵ハードディス
ク装置901、または不揮発性半導体メモリ1001)
にRAM104上のデータを退避・格納させるのではな
く(退避データの保存を本発明による情報処理装置上で
は行わず)、ネットワーク1300によって接続された
他の情報処理装置1200上で行うようにしている。す
なわち、本実施例の情報処理装置1100が中断状態に
あるときバッテリ不足が生じると、これによって情報処
理装置1100が一時起動してRAM104上のデータ
を読み出し、読み出したデータをネットワーク1300
へ発信し、このデータをネットワーク接続された他の情
報処理装置1200が受けて、該情報処理装置1200
が管理する記憶装置1201に保存するようになってい
る。斯様に構成をとる本実施例では、前記各実施例の効
果が、RAM、ROM以外の記憶手段を持たない情報処
理装置でも得られるという特徴がある。
【0032】
【発明の効果】以上の如く本発明のバッテリ動作型の情
報処理装置によれば、中断コマンドの到来によって、現
在のCPUのレジスタ状態等をRAMの所定領域に書き
込んだ後、RAMを含む必要最小限の回路要素には電力
供給を維持させ他の回路要素には電力供給を停止させた
中断状態に移行するので、前記した中断処理時間を短く
でき、かつ、前記した中断処理時消費電力も少なくな
り、消費電力の削減に大いに寄与できる。また、中断状
態においてバッテリの電力不足が検出されると、RAM
のデータを自動的に不揮発性記録媒体に退避・格納させ
るので(中断された状態が保持されるので)、処理の中
断状態時にバッテリが電力不足を起こした際にも、バッ
テリの電力不足による主記憶上などのデータの消滅、処
理中であるファイルの破壊などを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るバッテリ動作型の情
報処理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例によるCPUの立ち上げ処
理フローを示すフローチャート図である。
【図3】図1の中断処理制御部の1具体例を示す論理回
路図である。
【図4】図3中のフリップフロップの真理値表を示す説
明図である。
【図5】図1の退避条件判定部の1具体例を示す論理回
路図である。
【図6】図1の退避制御部の1具体例を示す論理回路図
である。
【図7】図1のバッテリ制御部の1具体例を示すブロッ
ク図である。
【図8】図7の電源ON/OFFスイッチの構成を示す
論理回路図である。
【図9】本発明の第2実施例に係るバッテリ動作型の情
報処理装置の構成を示すブロック図である。
【図10】図9のバッテリ制御部の1具体例を示すブロ
ック図である。
【図11】図10の電源ON/OFFスイッチの構成を
示す論理回路図である。
【図12】本発明の第3実施例に係るバッテリ動作型の
情報処理装置の構成を示すブロック図である。
【図13】本発明の第4実施例に係るバッテリ動作型の
情報処理装置の構成を示すブロック図である。
【図14】本発明の第5実施例による情報処理装置を他
の情報処理装置とネットワーク接続した様子を示す概略
構成図である。
【符号の説明】
101 中央演算処理装置(CPU) 102 メモリ制御ユニット 103 ROM 104 RAM 105 外部記憶装置 106 入力装置 107 バッテリ 108 アドレス/データバス 109 中断処理制御部 110 退避条件判定部 111 退避制御部 112 バッテリ制御装置 113 電源線 114 中断処理開始命令信号 115 中断処理開始割込信号 116 中断処理電源制御信号 117 中断ステータス信号 118 復帰処理開始命令信号 119 復帰処理電源制御信号 120 バッテリ電源線 121 バッテリLow信号 122 退避制御トリガ信号 123 退避処理電源制御信号 124 退避処理開始割込信号 125 電源切断信号 701 サブバッテリ 702 バッテリ制御装置 901 内蔵ハードディスク装置 1001 不揮発性半導体メモリ 1100 情報処理装置 1200 他の情報処理装置 1300 ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 1/00 370 D 7165−5B 7165−5B G06F 1/00 335 E (72)発明者 神牧 秀樹 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内 (72)発明者 新 善文 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央演算処理装置と、メモリ制御手段
    と、RAMと、ROMと、電力供給無しでデータを保持
    できるデータ記憶手段と、各種コマンドの入力手段と、
    電力を供給するバッテリと、該バッテリの電力を各部へ
    選択的に供給可能とすると共に前記バッテリの電力が不
    足したことを検知可能なバッテリ制御手段とを有するバ
    ッテリ動作型の情報処理装置であって、 前記入力手段からの中断指令が前記中央演算処理装置に
    到来すると、中央演算処理装置は現在処理中のジョブを
    中断して自身の現在の内部レジスタ情報等のデータを前
    記RAMの所定領域に退避・格納させ、然る後、前記中
    央演算処理装置からの指令により前記バッテリ制御手段
    が、前記RAMを含む必要最小限の回路要素には電力供
    給を維持させ他の回路要素へは電力供給を停止させて、
    情報処理装置を中断状態へ移行させ、 また、上記した情報処理装置の中断状態において前記バ
    ッテリ制御手段が前記バッテリの電力が不足したことを
    検知すると、バッテリ制御手段は、前記した電力供給を
    停止させた各回路要素への電力供給を再開させて、これ
    によって起動された前記中央演算処理装置が、前記RA
    M内のデータを、電力供給無しでデータを保持できる前
    記データ記憶手段へ退避・格納させるようにしたことを
    特徴とするバッテリ動作型の情報処理装置。
  2. 【請求項2】 中央演算処理装置と、メモリ制御手段
    と、RAMと、ROMと、電力供給無しでデータを保持
    できるデータ記憶手段と、各種コマンドの入力手段と、
    電力を供給するバッテリと、該バッテリの電力を各部へ
    選択的に供給可能とすると共に前記バッテリの電力が不
    足するとバッテリLow信号を発信するバッテリ制御手
    段とを有するバッテリ動作型の情報処理装置であって、 前記入力手段から中断コマンドの入力を受けとり、中断
    コマンド受信を前記中央演算処理装置へ知らせるための
    中断処理開始割込信号と、現在情報処理装置が中断状態
    であることを示す中断ステータス信号と、前記入力手段
    から復帰コマンドを受け取ったときに、復帰処理のため
    の電源制御をスタートさせる復帰処理電源制御信号とを
    発信する中断処理制御部と、 前記バッテリ制御手段からの前記バッテリLow信号と
    前記中断処理制御部からの前記中断ステータス信号とに
    よって、退避動作を開始させるための退避制御トリガ信
    号を発信する退避条件判定部と、 上記の退避制御トリガ信号を受け取り、前記バッテリ制
    御手段へ退避処理電源制御信号と、前記中央演算処理装
    置へ退避処理開始割込信号とを発信する退避制御部と、
    を設け、 前記入力手段から情報処理装置に中断処理を行わせる中
    断コマンドの入力を前記中断処理制御部が受けた際に
    は、中断処理制御部は前記中断処理開始割込信号を発信
    して前記中央演算処理装置に割込みをかけ、この割込み
    を受けた前記中央演算処理装置は自身の現在の内部レジ
    スタ情報等のデータを前記RAMに退避・格納させ、然
    る後、前記中央演算処理装置からの指令により前記バッ
    テリ制御手段が、前記RAMを含む必要最小限の回路要
    素には電力供給を維持させると共に、前記中央演算処理
    装置、前記メモリ制御手段、前記ROM、前記データ記
    憶手段への電力供給を停止させて、情報処理装置を中断
    状態へ移行させ、 また、上記した情報処理装置の中断状態において前記バ
    ッテリの電力が不足すると、前記バッテリLow信号を
    検出した前記退避条件判定部が前記退避制御トリガ信号
    を前記退避制御部へ発信して、退避制御部が前記退避処
    理電源制御信号を前記バッテリ制御手段に発信し、この
    退避処理電源制御信号を受けたバッテリ制御手段が、前
    記中央演算処理装置、前記メモリ制御手段、前記RO
    M、前記データ記憶手段への電力供給を再開させて、こ
    れによって起動され且つ前記退避処理開始割込信号を受
    けた前記中央演算処理装置が、前記RAM内のデータ
    を、電力供給無しでデータを保持できる前記データ記憶
    手段へ退避・格納させるようにしたことを特徴とするバ
    ッテリ動作型の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載において、 前記電力供給無しでデータを保持できる前記データ記憶
    手段は、情報処理装置に接続された外部記憶装置である
    ことを特徴とするバッテリ動作型の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載において、 前記電力供給無しでデータを保持できる前記データ記憶
    手段は、情報処理装置に内蔵された内蔵ディスク記憶装
    置であることを特徴とするバッテリ動作型の情報処理装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載において、 前記電力供給無しでデータを保持できる前記データ記憶
    手段は、情報処理装置内の不揮発性半導体メモリである
    ことを特徴とするバッテリ動作型の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 中央演算処理装置と、メモリ制御手段
    と、RAMと、ROMと、各種コマンドの入力手段と、
    電力を供給するバッテリと、該バッテリの電力を各部へ
    選択的に供給可能とすると共に前記バッテリの電力が不
    足したことを検知可能なバッテリ制御手段とを有するバ
    ッテリ動作型の情報処理装置であって、 前記入力手段からの中断指令が前記中央演算処理装置に
    到来すると、中央演算処理装置は現在処理中のジョブを
    中断して自身の現在の内部レジスタ情報等のデータを前
    記RAMの所定領域に退避・格納させ、然る後、前記中
    央演算処理装置からの指令により前記バッテリ制御手段
    が、前記RAMを含む必要最小限の回路要素には電力供
    給を維持させ他の回路要素へは電力供給を停止させて、
    情報処理装置を中断状態へ移行させ、 また、上記した情報処理装置の中断状態において前記バ
    ッテリ制御手段が前記バッテリの電力が不足したことを
    検知すると、バッテリ制御手段は、前記した電力供給を
    停止させた各回路要素への電力供給を再開させて、これ
    によって起動された前記中央演算処理装置が、前記RA
    M内のデータを、この情報処理装置にネットワークを介
    し接続された他の情報処理装置へ退避・格納させるよう
    にしたことを特徴とするバッテリ動作型の情報処理装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6の何れか一つに記載にお
    いて、 前記したRAMからのデータの退避処理動作時に使用す
    るサブバッテリを付加して、前記した情報処理装置の中
    断状態においてメインバッテリの電力の不足を検知する
    と、前記バッテリ制御手段が電源をメインバッテリから
    サブバッテリへ切り替え、このサブバッテリの電力を、
    前記中断状態時に電源供給を停止された各回路要素へ供
    給するようにしたことを特徴とするバッテリ動作型の情
    報処理装置。
JP5049419A 1993-03-10 1993-03-10 バッテリ動作型の情報処理装置 Pending JPH06259172A (ja)

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JP5049419A JPH06259172A (ja) 1993-03-10 1993-03-10 バッテリ動作型の情報処理装置
US08/205,708 US5485623A (en) 1993-03-10 1994-03-03 Information processor having high speed and safety resume system

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JP (1) JPH06259172A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001188689A (ja) * 2000-01-04 2001-07-10 Mitsubishi Electric Corp データ処理装置
US6693840B2 (en) 2001-10-17 2004-02-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Non-volatile semiconductor memory device with enhanced erase/write cycle endurance
JP2009259210A (ja) * 2007-12-27 2009-11-05 Huawei Technologies Co Ltd 停電保護のための方法、装置、論理デバイスおよび記憶システム
JP2014142805A (ja) * 2013-01-24 2014-08-07 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置、及びその駆動方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001188689A (ja) * 2000-01-04 2001-07-10 Mitsubishi Electric Corp データ処理装置
US6693840B2 (en) 2001-10-17 2004-02-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Non-volatile semiconductor memory device with enhanced erase/write cycle endurance
JP2009259210A (ja) * 2007-12-27 2009-11-05 Huawei Technologies Co Ltd 停電保護のための方法、装置、論理デバイスおよび記憶システム
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