JPH06259128A - 制御装置の制御ロジック保守装置 - Google Patents

制御装置の制御ロジック保守装置

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JPH06259128A
JPH06259128A JP5070724A JP7072493A JPH06259128A JP H06259128 A JPH06259128 A JP H06259128A JP 5070724 A JP5070724 A JP 5070724A JP 7072493 A JP7072493 A JP 7072493A JP H06259128 A JPH06259128 A JP H06259128A
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JP
Japan
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data
control logic
display
time
logic
Prior art date
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Pending
Application number
JP5070724A
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English (en)
Inventor
Katsuhiro Mizuno
勝浩 水野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH06259128A publication Critical patent/JPH06259128A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】制御装置9に内蔵する制御ロジックの内容を制
御ロジックデータとして受信してロジック記憶装置3に
保存すると共に、制御ロジックの入力信号および出力信
号を演算データとして受信して、制御ロジックの保守を
する制御装置の制御ロジック保守装置1に、演算データ
をデータ記憶装置14に循環更新して時系列データとし
て保存するデータ記憶手段13と、入力装置11からの
再現要求に応じてロジック記憶装置3から対応する制御
ロジックデータを制御ロジック表示データとして取り出
す処理手段4Aと、制御ロジック表示データに対応する
演算データを時系列に時刻毎に順次検索して時刻毎演算
データとして取り出す再現処理手段15と、制御ロジッ
クデータと時刻毎演算データとを表示装置10に表示す
る表示手段8とを備える。 【効果】プラント異常原因の究明が労力を要することな
く短時間にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、制御装置の制御ロジッ
クを保守する制御装置の制御ロジック保守装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】発電プラントの制御に用いられる制御装
置では、ANDやOR等からなる論理演算子によって制
御ロジックが形成されており、制御ロジックの演算に基
づいて発電プラントが制御されている。一般に、かかる
制御装置の制御ロジックの作成や制御ロジックの動作確
認等は制御装置の制御ロジック保守装置によって行われ
る。
【0003】図6に、従来の制御装置の制御ロジック保
守装置を示す。
【0004】制御ロジック保守装置1は、受信手段2と
ロジック記憶装置3と処理手段4と入力手段5とロジッ
ク作成手段6と送信手段7と表示手段8とから構成され
ている。そして、受信手段2と送信手段7とが制御装置
9に接続され、表示手段8が表示装置10に接続され、
入力手段5が入力装置11に接続されている。
【0005】制御ロジック保守装置1は、オペレータの
要求に応じて制御装置9の制御ロジックを受信手段2か
ら取り込み、処理手段4がロジック記憶装置3に保存す
る。
【0006】また、受信手段2は、制御装置9の制御ロ
ジックの入出力信号を常時取り込み処理手段4に出力す
る。処理手段4は入出力信号を表示データに変換し、表
示データを表示手段8へ出力する。処理手段4は、オペ
レータの制御ロジックの表示要求に応じてロジック記憶
装置3から制御ロジックを取り出すと共に、受信手段2
によって受信した入出力信号のデータを表示手段8によ
つて表示装置10に表示させる。
【0007】この結果、オペレータは表示要求した制御
ロジックと入出力信号を表示手段8の画面上で確認する
ことができる。
【0008】一方、オペレータが制御装置9の制御ロジ
ックを修正するとき、表示手段8に表示された制御ロジ
ックに基づいて入力装置11から入力手段5を介して修
正データを入力する。修正データは、処理手段4に取り
込まれ、ロジック作成手段6に修正データが出力され
る。ロジック作成手段6では、修正された制御ロジック
データに変換する。この修正された制御ロジックデータ
は、ロジック記憶装置3に保存されると共に、送信手段
7を介して制御装置9へ出力され制御装置9の制御ロジ
ックが修正される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た制御装置の制御ロジック保守装置では、制御ロジック
の妥当性の確認を含めてプラントの異常原因の解明に大
変手間を要するという問題がある。
【0010】すなわち、上記した制御ロジック保守装置
1では、表示要求された制御ロジックと入出力信号の表
示要求時点のデータが画面上で確認できるのみであり、
プラントの異常が発生したとき、制御ロジックの入出力
信号がどのような経緯をたどったか入出力信号のデータ
を解析するために役立つ過去のデータが得られなっか
た。このため、制御ロジックが妥当に作成されているの
か、それともプラント自体が異常なのかプラントの異常
原因の究明に必要なデータが不足し、原因究明に多大な
労力と時間を要するという問題があった。
【0011】そこで、本発明は、プラントの異常原因の
究明時間の短縮を図るために必要な過去のデータが得ら
れる制御装置の制御ロジック保守装置を提供することを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、プラントを制
御する制御装置に内蔵する制御ロジックの内容を制御ロ
ジックデータとして受信してロジック記憶装置に保存す
ると共に、前記制御ロジックの入力信号および出力信号
を演算データとして受信して、外部からの表示要求によ
って前記制御ロジックデータと前記演算データとを表示
し、さらに、外部からの修正要求によって前記制御ロジ
ックデータを修正して前記制御装置へ送信して制御ロジ
ックの保守をする制御装置の制御ロジック保守装置にお
いて、前記演算データをデータ記憶装置に循環更新して
時系列のデータとして保存するデータ記憶手段と、外部
からの再現要求に応じて前記ロジック記憶装置から対応
する制御ロジックデータを制御ロジック表示データとし
て取り出す処理手段と、前記制御ロジック表示データに
対応する前記データ記憶装置に保存されている演算デー
タを時刻毎に順次検索して過去から最新までの演算デー
タを時刻毎演算データとして取り出す再現処理手段と、
前記制御ロジック表示データと前記時刻毎演算データと
を表示装置に表示する表示手段とを設けるようにしたも
のである。
【0013】
【作用】上記構成で、演算データがデータ記憶装置に循
環更新して時系列データとして保存される。外部から再
現要求があると、ロジック記憶装置から対応する制御ロ
ジックデータが制御ロジック表示データとして取出さ
れ、さらに、制御ロジック表示データに対応する演算デ
ータが時刻毎に順次検索され時刻毎演算データとして取
出される。この制御ロジック表示データと時刻毎演算デ
ータとは表示手段によって表示装置に表示される。これ
により、制御ロジックが妥当に作成されているのか、そ
れともプラント自体が異常なのかプラントの異常原因の
究明が労力を要することなく短時間にできる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施例を示す制御装置
の制御ロジック保守装置の構成図である。従来例を示す
図6と同一符号は、同一部分または相当部分を示し、両
者が異なる点は、データ記憶手段13とデータ記憶装置
14と再現処理手段15とを追設し、さらに、処理手段
4の機能を追加して処理手段4Aとしたことである。
【0016】ここで、データ記憶手段13は、制御ロジ
ックの入力信号および出力信号を演算データとしてデー
タ記憶装置14に循環更新して時系列データとして保存
するものである。データ記憶装置14は、演算データを
時刻毎に保存するものである。再現処理手段15は、オ
ペレータからの再現要求に応じて制御ロジックを制御ロ
ジック表示データとして取り出し、さらに、対応する演
算データを時刻毎に取り出すものである。
【0017】以上の構成で、まず、制御装置9の制御ロ
ジックの入出力信号が演算データとして受信手段2によ
って取り込まれ、処理手段4Aで処理されてデータ記憶
手段13によってデータ記憶装置14に保存される。デ
ータ記憶装置14は、図2に示すように最新入出力信号
エリア、1秒前の入出力信号エリア・・・・n秒前の入
出力信号エリアとn秒間の各入出力信号のデータを格納
するエリアを有し、最古の入出力信号のデータを捨て、
サイクリックに常に最新の入出力信号のデータを保存し
ている。
【0018】オペレータが入力装置11から「再現要
求」を行うと、「再現要求」が入力手段5から処理手段
4Aに入力される。ここで、オペレータが入力する情報
として再現する制御ロジック番号(L)と現時点から何
秒前の入出力信号のデータから再現するのか再現開始時
点(T)がある。
【0019】処理手段4Aは、「再現要求」が入力した
とき、データ記憶手段13によってデータ記憶装置14
への保存を中断する。そして、オペレータが「再現要
求」した情報を再現処理手段15に送り、再現の指示を
行う。また、データ記憶装置14に保存することを再開
するときは「再開」の指示を行う。
【0020】再現処理手段15は、再現する制御ロジッ
ク番号(L)に対応するAND,OR等の制御ロジック
のデータをロジック記憶装置3から取り出し、表示手段
8を介して表示装置10に制御ロジック図として表示す
る。同時に、再現処理手段15は、データ記憶装置14
の演算データから再現開始時点(T)に相当する入出力
信号のデータを取り出し、表示手段8を介して表示装置
10に表示させる。これにより、表示装置10には、オ
ペレータが要求した制御ロジック図と再現開始時点
(T)のそのロジックの入出力信号のデータが表示され
る。
【0021】さらに、再現処理手段15は、再現開始時
点(T)以降の過去から最新までの演算データを順次時
刻毎にデータ記憶装置14から取り出し、表示手段8を
介して表示装置10に表示させる。このため、実際に制
御装置9で処理された入出力信号のデータが時系列的に
再現される。
【0022】再現処理手段15は、入力装置11を介し
て「再現中止」要求が入力されるか、または(T)時点
から最新までの演算データの再現が完了するまで続けら
れる。従って、オペレータが過去の制御装置9の処理結
果を確認できる。
【0023】次に、本発明の制御装置の制御ロジック保
守装置をポンプを停止する図3に示す制御ロジックに適
用し、異常原因を究明する例を参照して説明する。
【0024】この制御ロジックは、入出力信号のデータ
として(1)タンクレベル>500cm(O003)、
(2)手動停止PBON(O004)、(3)タンクレ
ベル<50cm(O005)のいずれかのOR条件によ
って出力信号のデータとして「ポンプA停止」指令がさ
れるようになっており、プラント運転中に「ポンプA停
止」指令が出力されると異常状態と判定されるものとす
る。
【0025】ここで、「ポンプA停止」指令が出力され
たため、オペレータがプラント異常なのか、プラントの
特性に対して制御ロジックが妥当か否かの異常原因を究
明する。まず、オペレータは、制御ロジック番号(L0
01)と再現開始の時刻(4秒)を入力装置11から入
力する。これにより、入力手段5を介して処理手段4に
取り込まれた制御ロジック番号(L001)に対応する
制御ロジックデータがロジック記憶装置3から取り出さ
れ、表示手段8によって表示装置10に制御ロジック図
の形式で表示される。
【0026】一方、処理手段4Aでは、データ記憶手段
13に対してデータ記憶装置14に保存されている図2
に示す時系列データから制御ロジック番号(L001)
に対応する4秒前の入出力信号データを検索して表示手
段8へ出力する。これによって、表示手段8では、制御
ロジック番号(L001)の4秒前の入出力信号データ
を制御ロジック図に加えて表示装置10に表示する。
【0027】例えば、図4に示すように、4秒前の入出
力信号がO003=0、O004=0、O005=0、
O100=0とすると、この信号状態が表示装置10に
表示される。この表示装置10の表示によって、「ポン
プA停止」指令が4秒前の時点では出力されていないこ
と、かつ、入出力信号も全て「0」であることがオペレ
ータによって確認される。
【0028】次に、再現処理手段15は、3秒前、2秒
前、1秒前、0秒前と順次入出力信号をデータ記憶装置
14から取り出し、制御ロジック図と共に表示装置10
に表示する。このとき、図4に示すように、3秒前の入
出力信号がO003=0、O004=0、O005=
1、O100=1となっており、この状態が図5に示す
ロジック図再現表示のように表示装置10に表示され
る。この表示から「ポンプA停止」指令が3秒前の時点
に出力され、O005=1となったことが把握される。
【0029】このように、「ポンプA停止」指令が出力
された時点の制御ロジックの入出力信号を含めた状態が
表示でき、異常が発生した経緯を表示することができ
る。また、制御ロジックの条件の状態より「ポンプA停
止」指令が出力された直接の原因は、O005(タンク
レベル<50cm)信号が「0→1」になったためと判
断できる。
【0030】以上本実施例によれば、制御装置内の制御
ロジックで使用している入出力信号を一定時間制御ロジ
ック保守装置に保存し、それをオペレータの要求によっ
て表示装置上に再現することができる。従って、プラン
ト異常の発生した要因を確認でき、不具合発生時の原因
追求の時間短縮およびオペレータの負担の軽減を図るこ
とができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、外
部からの再現要求により制御ロジックと過去の時刻毎の
演算データとが順次表示されるため制御ロジックの妥当
性とプラント異常状態の原因の究明が労力を要すること
なく短時間にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す制御装置の制御ロジッ
ク保守装置の構成図である。
【図2】図1のデータ記憶装置の一例を示す構成図であ
る。
【図3】図1の制御装置の制御ロジックの一例を示す構
成図である。
【図4】図1のデータ記憶装置に保存されている入出力
信号データを時系列に示した説明図である。
【図5】図1の表示装置に制御ロジック図と入出力信号
データを再現表示した説明図である。
【図6】従来例を示す制御装置の制御ロジック保守装置
の構成図である。
【符号の説明】
1 制御ロジック保守装置 2 受信手段 3 ロジック記憶装置 4A 処理手段 5 入力手段 6 ロジック作成手段 7 送信手段 8 表示手段 9 制御装置 10 表示装置 11 入力装置 13 データ記憶手段 14 データ記憶装置 15 再現処理手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントを制御する制御装置に内蔵する
    制御ロジックの内容を制御ロジックデータとして受信し
    てロジック記憶装置に保存すると共に、前記制御ロジッ
    クの入力信号および出力信号を演算データとして受信し
    て、外部からの表示要求によって前記制御ロジックデー
    タと前記演算データとを表示し、さらに、外部からの修
    正要求によって前記制御ロジックデータを修正して前記
    制御装置へ送信して制御ロジックの保守をする制御装置
    の制御ロジック保守装置において、 前記演算データをデータ記憶装置に循環更新して時系列
    のデータとして保存するデータ記憶手段と、 外部からの再現要求に応じて前記ロジック記憶装置から
    対応する制御ロジックデータを制御ロジック表示データ
    として取り出す処理手段と、 前記制御ロジック表示データに対応する前記データ記憶
    装置に保存されている演算データを時刻毎に順次検索し
    て過去から最新までの演算データを時刻毎演算データと
    して取り出す再現処理手段と、 前記制御ロジック表示データと前記時刻毎演算データと
    を表示装置に表示する表示手段とを備えたことを特徴と
    する制御装置の制御ロジック保守装置。
JP5070724A 1993-03-08 1993-03-08 制御装置の制御ロジック保守装置 Pending JPH06259128A (ja)

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JP5070724A JPH06259128A (ja) 1993-03-08 1993-03-08 制御装置の制御ロジック保守装置

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JP5070724A JPH06259128A (ja) 1993-03-08 1993-03-08 制御装置の制御ロジック保守装置

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JPH06259128A true JPH06259128A (ja) 1994-09-16

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JP5070724A Pending JPH06259128A (ja) 1993-03-08 1993-03-08 制御装置の制御ロジック保守装置

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JP (1) JPH06259128A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08152913A (ja) * 1994-11-30 1996-06-11 Toshiba Corp プラント監視装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08152913A (ja) * 1994-11-30 1996-06-11 Toshiba Corp プラント監視装置

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