JPH06257756A - 電子レンジ - Google Patents

電子レンジ

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JPH06257756A
JPH06257756A JP4287393A JP4287393A JPH06257756A JP H06257756 A JPH06257756 A JP H06257756A JP 4287393 A JP4287393 A JP 4287393A JP 4287393 A JP4287393 A JP 4287393A JP H06257756 A JPH06257756 A JP H06257756A
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JP
Japan
Prior art keywords
cooking
cooked
article
shape
electromagnetic wave
Prior art date
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Pending
Application number
JP4287393A
Other languages
English (en)
Inventor
Junko Oya
純子 大矢
Yasuo Takagi
康夫 高木
Minoru Iino
穣 飯野
Shinji Hayashi
真司 林
Kazutaro Shinohara
和太郎 篠原
Yuichi Senda
有一 千田
Masahiko Murai
雅彦 村井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4287393A priority Critical patent/JPH06257756A/ja
Publication of JPH06257756A publication Critical patent/JPH06257756A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】被調理体の形状や事前の調理状態、あるいは調
理途中での扉の開閉などがあっても被調理体を確実に調
理することのできる電子レンジの提供を目的とする。 【構成】本発明の電子レンジ1は、被調理体100 の形状
および調理状態を検出するモニタカメラ2を備え、この
モニタカメラ2からの画像情報を用いて画像データ処理
部4内で被調理体100 の形状や大きさ、表面温度分布や
色,こげ具合などを検出する。そして被調理体100 の分
析データに応じて電磁波照射口7,反射板8,支持台9
を駆動することにより、被調理体の各部の加熱状態がほ
ぼ均一となるように、電磁波分布を制御することができ
る。なお、画像データ処理部4内にはニューラルネット
ワーク制御部およびファジィ制御部が用意されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子レンジに係り、特に
調理機能に改善を施された電子レンジに関する。
【0002】
【従来の技術】電子レンジは、その庫内に入れられた被
調理体に電磁波を照射することにより被調理体を加熱調
理するものであり、現在、調理器具として日常食生活の
必需品となっている。
【0003】このような構造を有する電子レンジは、電
磁波を庫内の内壁で乱反射させて庫内に均一に分布さ
せ、これによって被調理体をむらなく加熱することが期
待される。しかしながら、実際には加熱むらの発生を避
けることができなかった。これは、同じ表面積でも厚み
が異なると単位体積あたりの電磁波の吸収量が異なると
言ったように、被調理体の形状などにより加熱の具合に
バラつきがあることに起因していた。このような不具合
を解消するために、例えば被調理体を載せる支持体を回
転させたり、上下させたりして、加熱むらをできるだけ
軽減しようという努力がなされているが、十分な効果が
あがっているとは言えないのが現状である。
【0004】また、調理の終了を判断する基準として、
庫内の空気の成分分布の様子などを利用しているが、例
えば調理の途中で電子レンジの扉を開けてしまうと、庫
内の空気が入れ替わり、それ以降の調理では適切な判断
ができなくなってしまう。
【0005】また、被調理体があらかじめある程度調理
されていた場合、庫内空気の成分分布のみに頼った調理
を行うと、未調理の状態から加熱するときより成分分布
変化の大きさが少なくなるため、被調理体を加熱し過ぎ
てしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来は、
被調理体の形状や事前の調理状態、あるいは調理途中で
の扉の開閉などによって被調理体の加熱むらが発生しや
すくなってしまっていた。そこで本発明は、上記のよう
な条件の場合であっても被調理体を確実に調理すること
のできる電子レンジの提供を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明においては、庫内に配置される被調理体を電
磁波を利用して加熱調理する電子レンジにおいて、前記
被調理体の形状および調理状態を検出する画像センサ
と、前記画像センサからの検出信号を処理する信号処理
部と、前記信号処理部からの出力に応じて庫内での電磁
波の分布状態を変化させる手段とを有する電子レンジと
した。
【0008】
【作用】被調理体の形状や調理状態を画像情報として捉
え、この画像データを利用して加熱すべき場所や加熱す
べき時間を判断することが可能になるので、庫内での電
磁波の分布の制御などにより被調理体を確実に調理する
ことができるようになる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明の電子レンジを用いて被調理体を加
熱するための制御ブロック図であり、図2は電子レンジ
の庫内の概略図である。
【0010】電子レンジ1には、その庫内に配置された
被調理体100 を監視するためのモニタカメラ2が設置さ
れている。このモニタカメラ2は、被調理体100 の画像
情報等を入力するものであり、その画像情報のデータ信
号を制御部3に送る。
【0011】制御部3は、画像データ処理部4,電磁波
分布決定部5,位置・向き決定部6を有するものであ
る。モニタカメラ2および制御部3は、調理者が図示し
ない調理スイッチをONとすることにより動作するように
設定されている。
【0012】制御部3に送られたデータ信号は、まず画
像データ処理部4に送られる。画像データ処理部4では
被調理体100 の形状や大きさなどから被調理体が何であ
るかを特定するとともに、同時に表面温度分布や色,こ
げ具合などの調理状態を検出するなど、前記データ信号
を各種処理データとして分析する。
【0013】なお、ここで画像データ処理部4内には、
例えば、あらかじめ教示がなされたニューラルネットワ
ーク制御部と、このニューラルネットワーク制御部から
の出力を取り込み適宜判断を行うファジィ制御部とを備
えている。例えば被調理体を特定する場合には、あらか
じめニューラルネットワーク制御部に各種料理素材を教
示させておき、モニタカメラ2が捉えた庫内の被調理体
100 の画像情報をニューラルネットワーク制御部に入力
する。これによってその料理素材を自動的かつ高精度に
特定することができるようになる。また、被調理体が特
定された後は、ファジィ制御部によって適切な加熱時間
や加熱方法を自動的に選択実行できるようになる。な
お、ファジィ制御部では、必要に応じて、図示しない重
量センサからの被調理体100 の重量に関する情報も利用
することができる。画像データ処理部4により調理素材
や加熱方法などが選択されれば、その情報は電磁波分布
決定部5および位置・向き決定部6に送られる。
【0014】電磁波分布決定部5では、電磁波照射口7
により電磁波の照射方向を変化させるほか、庫内の電磁
波反射板8の傾き量を変化させる。電磁波の照射方向お
よび反射板8の傾き量はいずれも閉ループにより制御さ
れており、図1に示すように、電磁波照射装置(マグネ
トロン)7aや反射板駆動装置8a(ステッピングモータ)
に目標値を与え、これに応じて電磁波照射口7および反
射板8を駆動する。電磁波照射口7および反射板8の状
態量は電磁波分布決定部5にフィードバックされる。
【0015】位置・向き決定部6では、被調理体100 が
載置された支持台9の移動量,移動速度などを制御す
る。この場合も上記電磁波分布決定部5からの信号処理
と同様に、閉ループ制御がなされている。つまり、支持
台駆動装置9a(ステッピングモータ)に目標値を与え、
これに応じて支持台9を駆動する。なお、支持台駆動装
置9aは支持台9を上下駆動および回転駆動できるように
構成されていることが好ましい。
【0016】また、これら電磁波照射口7,反射板8,
支持台9を駆動することによって調理される被調理体10
0 は、モニタカメラ2により逐次監視されている。した
がって、必要なデータをファジィ制御部にあらかじめ格
納しておくことにより、被調理体100 の状態(温度分布
や色,こげ具合など)が経時変化しても瞬時に最適な加
熱調理が選択実行される。
【0017】なお、画像データ処理部4内のニューラル
ネットワーク制御部およびファジィ制御部は、その信号
処理を早くかつ確実とするために、ROM カードなどによ
って制御性を向上させることも可能である。例えば、調
理素材に関するデータや調理方法に関するデータなどを
各種ROM カードに記憶させておき、必要に応じてこの情
報を電子レンジ側に読み込ませて調理を行うこともでき
る。
【0018】このように構成された本発明によれば、モ
ニタカメラが捉えた被調理体の画像情報を利用し、電磁
波照射口や反射板,支持台を駆動することができるの
で、電磁波の不均一による加熱むらを大幅に低減するこ
とができる。
【0019】また、画像情報を利用して加熱調理を行っ
ているため、電子レンジ庫内の空気の成分分布に影響を
受けず、調理の途中で電子レンジの扉を開けても確実な
調理が行える。さらに、画像情報を利用して加熱調理を
行っているため、被調理体があらかじめある程度調理さ
れていた場合でも、安心して調理を行うことができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、被
調理体の形状や調理状態を画像情報として捉え、この画
像データを利用して加熱すべき場所や加熱すべき時間を
判断することが可能になるので、電子レンジ内での電磁
波の分布の制御などにより被調理体を確実に調理するこ
とができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子レンジを用いて被調理体を加熱す
るための制御ブロック図。
【図2】本発明の電子レンジの庫内の概略図。
【符号の説明】
1…電子レンジ 2…モニタカメラ 3…制御部 4…画像データ処理部 5…電磁波分布決定部 6…位置・向き決定部 7…電磁波照射口 8…電磁波反射板 9…支持台 100…被調理体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 真司 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 篠原 和太郎 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 千田 有一 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 村井 雅彦 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】庫内に配置される被調理体を電磁波を利用
    して加熱調理する電子レンジにおいて、 前記被調理体の形状および調理状態を検出する画像セン
    サと、 前記画像センサからの検出信号を処理する信号処理部
    と、 前記信号処理部からの出力に応じて庫内での電磁波の分
    布状態を変化させる手段と、 を有することを特徴とする電子レンジ。
JP4287393A 1993-03-03 1993-03-03 電子レンジ Pending JPH06257756A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4287393A JPH06257756A (ja) 1993-03-03 1993-03-03 電子レンジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4287393A JPH06257756A (ja) 1993-03-03 1993-03-03 電子レンジ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06257756A true JPH06257756A (ja) 1994-09-16

Family

ID=12648163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4287393A Pending JPH06257756A (ja) 1993-03-03 1993-03-03 電子レンジ

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JP (1) JPH06257756A (ja)

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