JPH06257680A - 粉粒体の制御に適するボール弁 - Google Patents

粉粒体の制御に適するボール弁

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JPH06257680A
JPH06257680A JP6907093A JP6907093A JPH06257680A JP H06257680 A JPH06257680 A JP H06257680A JP 6907093 A JP6907093 A JP 6907093A JP 6907093 A JP6907093 A JP 6907093A JP H06257680 A JPH06257680 A JP H06257680A
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JP
Japan
Prior art keywords
valve
powder
hole
spherical
vent hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP6907093A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Yuki
隆 結城
Akihisa Baba
明久 馬場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kitamura Valve Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kitamura Valve Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kitamura Valve Manufacturing Co Ltd filed Critical Kitamura Valve Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 球状弁体を開閉する際に、その通孔の口縁と
環状弁座との間隙内に、粉粒体が噛み込む量を小とす
る。V形ノッチに噛み込んだものは切断される。 【構成】 弁筐1内に、垂直軸まわりに回動しうるよう
にして収容され、かつ中心に水平方向の通孔6を有する
とともに、通孔6の口縁8に環状弁座10を当接させた球
状弁体5の各側面における通孔6の口縁8の両側に、通
孔6の軸線方向を向き、かつ径方向に並ぶV形ノッチ9
を切る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂性チップその他の
粉粒体の流れを制御するのに適するボール弁に関する。
【0002】
【従来の技術】通常の構成のボール弁を、粉粒体が詰ま
っている流路内に設けて、粉粒体の制御を行なうこと
は、広く行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常の球状弁体を開閉
させて粉粒体を制御すると、弁体の開閉に伴い、弁体の
外面に接触している粉粒体が、流路における環状の弁座
の縁により、順次しごかれ、弁体と弁座の縁との間隙が
徐々に小さくなるに及んで、粉粒体は、この間隙内に、
加圧状態で噛み込むこととなる。
【0004】そのため、弁体駆動用トルクが増大すると
ともに、若干の漏洩が発生し、粉粒体の流れの完全な遮
断が行われ難くなるおそれがある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、きわめて簡単
な構成により、上記問題点を解決しようとするもので、
その具体的手段は、弁筐内に、垂直の弁軸まわりに回動
しうるようにして収容され、かつ中心に水平方向の通孔
を有するとともに、通孔の口縁部を環状弁座に当接させ
てなる球状弁体の両側面における通孔の口縁部の両側
に、前記弁軸と直交し、かつ球状弁体の中心を通る平面
上において、径方向に並ぶとともに、前記通孔の軸線方
向に深くなる上下方向のV形ノッチを切設したことを特
徴とするものである。
【0006】
【作用】球状弁体の開閉の終期における弁体の口縁と環
状弁座との間隙は、急激に減少し、この間隙内の粉粒体
は、V形ノッチによって切断され、噛み込みを小とす
る。
【0007】
【実施例】(1)は、外側端内周に摺動孔(2)を有する半
割筐体(3)(3)の内側端同士を結合してなる弁筐で、そ
の中央部内周は、やや大径球状の弁室(4)となってい
る。
【0008】弁室(4)内には、弁筐(1)の上面中心に貫
設した垂直の弁軸(図に現われず)の下端を係合した球状
弁体(5)が、弁軸とともに回転しうるようにして収容さ
れている。
【0009】球状弁体は、水平方向を向くとともに、中
心を通る通孔(6)を有し、かつ上面中央には、弁軸の下
端が嵌入する嵌合孔(7)が切設されている。
【0010】球状弁体(5)の両側面における通孔(6)の
口縁部(8)には、弁軸と直交し、かつ球状弁体(5)の中
心(O)を通る平面上において径方向に対向し、かつ前記
通孔(6)の軸線方向に深くなる縦方向のV形ノッチ(9)
が切設されている。
【0011】なお、V形ノッチ(9)が径方向に対向する
との意は、必ずしも、直径上に位置して、中心まわりの
角度間隔が180゜の場合のみに限らず、角度間隔が180゜
よりも若干大または小の場合をも含む。
【0012】弁筐(1)の摺動孔(2)内には、内側端に環
状弁座(10)を有し、かつ適宜のばね(11)により内側方へ
付勢されている一般的な形式の筒状シートリテーナ(12)
が、摺動自在として嵌合されている。弁座(10)は、球状
弁体(5)の外周を、適正な圧力で弾圧している。弁筐
(1)の外側端は、それぞれ粉粒体用導管(13)に接続され
ている。
【0013】上記ボール弁において、導管(13)内に粉粒
体を充たして圧送している状態で、球状弁体(5)を、垂
直の弁軸まわりに90度ずつ正逆回動させることにより、
弁体(5)の通孔(6)とシートリテーナ(12)、ひいては導
管(13)内とを、連通したり遮断したりする。
【0014】弁体(5)を開く際には、その口縁部(8)の
V形ノッチ(9)の奥部から、弁座(10)より離れて行っ
て、弁座(10)との通流部の形状は、急激に広幅となる。
そのため、従来のもののように、球状弁体(5)の口縁
(8)と弁座(10)との間の間隙が、きわめて徐々に広くな
って行くものに比して、粉粒体がこの間隙内に溜ったり
噛み合ったりするおそれはない。全開する時点でも、噛
み込んだ粉粒体をしごき、V形ノッチ部にからんだ物は
切断される。
【0015】また、弁体(5)を閉じて行く際には、前記
間隙がきわめて徐々に狭くなって行く従来のものに比し
て、広い通過面積を有するV形ノッチ(9)が、最後まで
通流部として残るので、粉粒体は円滑に流れ、この部分
に粉粒体が噛み込むおそれは小さい。最終的にV形ノッ
チ(9)に残った粉粒体は切断される。
【0016】
【発明の効果】球状弁体の開閉の終期において、弁体の
口縁と弁座との間の間隙が広くまたは狭くなって行く度
合が、従来のものに比して急激であるから、この間隙内
に粉粒体が挾まれたり噛み込んだりして、弁体の回動ト
ルクを増大させたり、この部分で漏洩を発生させたりす
るおそれは小さい。V形ノッチに噛み込んだ物は切断さ
れる。
【0017】本発明は、繊維等の固形物を含む流体の制
御にも適する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を略示する横断平面図であ
る。
【図2】本発明の一実施例における球状弁体を示す縦断
正面図である。
【図3】同じく側面図である。
【図4】同じく横断平面図である。
【符号の説明】 (1)弁筐 (2)摺動孔 (3)半割筐体 (4)弁室 (5)球状弁体 (6)通孔 (7)嵌合孔 (8)口縁部 (9)V形ノッチ (10)環状弁座 (11)ばね (12)シートリ
テーナ (13)導管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁筐内に、垂直の弁軸まわりに回動しう
    るようにして収容され、かつ中心に水平方向の通孔を有
    するとともに、通孔の口縁部を環状弁座に当接させてな
    る球状弁体の両側面における通孔の口縁部の両側に、前
    記弁軸と直交し、かつ球状弁体の中心を通る平面上にお
    いて、径方向に並ぶとともに、前記通孔の軸線方向に深
    くなる上下方向のV形ノッチを切設したことを特徴とす
    る粉粒体の制御に適するボール弁。
JP6907093A 1993-03-05 1993-03-05 粉粒体の制御に適するボール弁 Pending JPH06257680A (ja)

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JP6907093A JPH06257680A (ja) 1993-03-05 1993-03-05 粉粒体の制御に適するボール弁
CN 94102673 CN1097052A (zh) 1993-03-05 1994-03-03 球阀

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JP4096693B2 (ja) * 2002-10-17 2008-06-04 松下電器産業株式会社 再生装置

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