JPH0625753Y2 - T形スタツド - Google Patents
T形スタツドInfo
- Publication number
- JPH0625753Y2 JPH0625753Y2 JP1987065996U JP6599687U JPH0625753Y2 JP H0625753 Y2 JPH0625753 Y2 JP H0625753Y2 JP 1987065996 U JP1987065996 U JP 1987065996U JP 6599687 U JP6599687 U JP 6599687U JP H0625753 Y2 JPH0625753 Y2 JP H0625753Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaped stud
- base material
- shaft portion
- end surface
- holding member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はT形スタッドに関し、特に母材への溶着力を向
上させたT形スタッドに関する。
上させたT形スタッドに関する。
(従来の技術) 従来より例えば電線、ケーブル等の線状部材を保持した
保持部材を自動二輪車のパイプフレーム等の母材に取付
けるには第8図に示すようなT形スタッド101が使わ
れる。
保持部材を自動二輪車のパイプフレーム等の母材に取付
けるには第8図に示すようなT形スタッド101が使わ
れる。
該T形スタッド101は、頭部103及び軸部105と
から成り、第9図はこのT形スタッド101により前期
保持部材を母材に取付ける構造を示している。
から成り、第9図はこのT形スタッド101により前期
保持部材を母材に取付ける構造を示している。
図中、111は複数の電線、ケーブル等の線状部材12
0…を保持する保持部材で、該保持部材111はT形ス
タッド101の頭部103に支持されており、又、T形
スタッド軸部105の端面105aは母材である自動二
輪車のパイプフレーム124の側面124aに溶着さ
れ、以上のような構成により保持部材111はT形スタ
ッド101を介してパイプフレーム124に取付けられ
る。
0…を保持する保持部材で、該保持部材111はT形ス
タッド101の頭部103に支持されており、又、T形
スタッド軸部105の端面105aは母材である自動二
輪車のパイプフレーム124の側面124aに溶着さ
れ、以上のような構成により保持部材111はT形スタ
ッド101を介してパイプフレーム124に取付けられ
る。
(考案が解決しようとする問題点) ところが第8図に示すように従来よりT形スタッド10
1の軸部端面105aは水平面で構成されており、一
方、パイプフレーム124の側面124aは曲線で構成
されており、従ってT形スタッド軸部の端面105aと
パイプフレーム124の側面124aとは線接触とな
り、溶着しても溶着力が弱く、特にA、B方向の荷重に
は弱く、剥離しやすくなるという不具合があった。
1の軸部端面105aは水平面で構成されており、一
方、パイプフレーム124の側面124aは曲線で構成
されており、従ってT形スタッド軸部の端面105aと
パイプフレーム124の側面124aとは線接触とな
り、溶着しても溶着力が弱く、特にA、B方向の荷重に
は弱く、剥離しやすくなるという不具合があった。
本考案は斯る従来の事情に鑑み成されたものであり、そ
の目的とする処は母材への溶着力を向上させたT形スタ
ッドを提供するにある。
の目的とする処は母材への溶着力を向上させたT形スタ
ッドを提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するため本考案は、頭部と軸部とから成
り、電線等の線状部分を保持する保持部材を前記頭部で
支持するとともに、前記軸部の端面をパイプフレーム等
の母材に溶着して前記保持部材を母材に取付けるT形ス
タッドにおいて、前記該軸部の端面に、該軸部の長さ方
向に延出する切欠きを形成して該軸部の端面に脚部を形
成したことを特徴とする。
り、電線等の線状部分を保持する保持部材を前記頭部で
支持するとともに、前記軸部の端面をパイプフレーム等
の母材に溶着して前記保持部材を母材に取付けるT形ス
タッドにおいて、前記該軸部の端面に、該軸部の長さ方
向に延出する切欠きを形成して該軸部の端面に脚部を形
成したことを特徴とする。
(作用) T形スタッドの軸部の端面を切欠いて該端面に脚部を形
成したので、軸部端面の母材への溶着時に脚部が拡開し
て溶着面積が増加し、これによりT形スタッドの母材へ
の溶着力を増加させることができる。
成したので、軸部端面の母材への溶着時に脚部が拡開し
て溶着面積が増加し、これによりT形スタッドの母材へ
の溶着力を増加させることができる。
(実施例) 以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づいて説明
する。
する。
第1図は本考案に係るT形スタッドの正面図、第2図は
第1図II矢視図であり、この図からも明らかなようにT
形スタッド1は頭部3と軸部5とから構成され、軸部5
の端面5aには径方向に伸長する切欠部7を形成して、
端面5aに2つの脚部9,9を形成している。
第1図II矢視図であり、この図からも明らかなようにT
形スタッド1は頭部3と軸部5とから構成され、軸部5
の端面5aには径方向に伸長する切欠部7を形成して、
端面5aに2つの脚部9,9を形成している。
第3図は本考案によるT形スタッド1を用いて線状部材
を保持する保持部材を母材へ取付ける構造を示してい
る。
を保持する保持部材を母材へ取付ける構造を示してい
る。
図中、11は保持部材であり、該保持部材11は略半円
弧状の基部13と、該基部13の一端13a側に薄肉ヒ
ンジ部15を介して一体的に形成され、基部13に対し
開閉自在な略半円弧状のカバー部17とから成り、カバ
ー部17と基部13とは、カバー部17の先端17aに
設けた係止爪17bを基部13の他端側13b内部に形
成した係止部13dに係止することにより閉状態が保持
できるようになっている。
弧状の基部13と、該基部13の一端13a側に薄肉ヒ
ンジ部15を介して一体的に形成され、基部13に対し
開閉自在な略半円弧状のカバー部17とから成り、カバ
ー部17と基部13とは、カバー部17の先端17aに
設けた係止爪17bを基部13の他端側13b内部に形
成した係止部13dに係止することにより閉状態が保持
できるようになっている。
20…は複数束ねられた電熱、ケーブル等の線状部材で
あり、該線状部材20は、カバー部17を開いた状態で
基部13とカバー部17の間に挿入してカバー部17を
閉めることにより基部13とカバー部17間に保持され
る。
あり、該線状部材20は、カバー部17を開いた状態で
基部13とカバー部17の間に挿入してカバー部17を
閉めることにより基部13とカバー部17間に保持され
る。
斯る保持部材11はT形スタッド1により母材たる自動
二輪車のパイプフレーム24に取付けられる。即ちT形
スタッド1の頭部3を基部13の係合部13cに係合し
てこのT形スタッド1の頭部3で保持部材11を支持
し、又T形スタッド軸部5の端面5aをパイプフレーム
24の側面24aに溶着する。
二輪車のパイプフレーム24に取付けられる。即ちT形
スタッド1の頭部3を基部13の係合部13cに係合し
てこのT形スタッド1の頭部3で保持部材11を支持
し、又T形スタッド軸部5の端面5aをパイプフレーム
24の側面24aに溶着する。
ところでT形スタッド軸部5の端面5aには脚部9,9
を形成してあるので、端面5aの溶着時に熱とC方向へ
の押圧により脚部9,9は第4図に示すように拡開し、
これにより溶着面積が増加し、溶着力が増加する。この
構造は、例えばA,B方向への荷重にも剥離しにくく、
T形スタッド軸部5を堅固にパイプフレーム24に溶着
することができる。
を形成してあるので、端面5aの溶着時に熱とC方向へ
の押圧により脚部9,9は第4図に示すように拡開し、
これにより溶着面積が増加し、溶着力が増加する。この
構造は、例えばA,B方向への荷重にも剥離しにくく、
T形スタッド軸部5を堅固にパイプフレーム24に溶着
することができる。
第5図、第6図は本考案の別実施例で、いずれの図もT
形スタッド軸部55の端面55aを示しており、第5図
の実施例では軸部端面55aに径方向に沿った2つの切
欠部57,57を十文字状に形成して4つの脚部59,
59,59,59を形成している。又第6図の実施例で
は端面55aの中心から放射状に伸長する3つの切欠部
57,57,57を形成して3つの脚部59,59,5
9を形成している。
形スタッド軸部55の端面55aを示しており、第5図
の実施例では軸部端面55aに径方向に沿った2つの切
欠部57,57を十文字状に形成して4つの脚部59,
59,59,59を形成している。又第6図の実施例で
は端面55aの中心から放射状に伸長する3つの切欠部
57,57,57を形成して3つの脚部59,59,5
9を形成している。
第7図は更なる別実施例の一部断面正面図を示し、この
実施例ではT形スタッド51の軸部55の端面55aに
断面円形の切欠部57を形成して脚部59を円筒状に形
成している。
実施例ではT形スタッド51の軸部55の端面55aに
断面円形の切欠部57を形成して脚部59を円筒状に形
成している。
以上の第5図乃至第7図に示した別実施例に於いても第
1実施例同様の効果を得ることができる。
1実施例同様の効果を得ることができる。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、T形スタッドの軸部の端
面を切欠いて該端面に脚部を形成したので、軸部端面の
母材への溶着時に脚部が拡開して溶着面積が増加し、こ
れによりT形スタッドの母材への溶着力を増加させるこ
とができる。又、脚部は拡開したまま母材に固定される
ので、該スタッドに横方向から力が加わっても母材から
剥離しにくいという効果がある。
面を切欠いて該端面に脚部を形成したので、軸部端面の
母材への溶着時に脚部が拡開して溶着面積が増加し、こ
れによりT形スタッドの母材への溶着力を増加させるこ
とができる。又、脚部は拡開したまま母材に固定される
ので、該スタッドに横方向から力が加わっても母材から
剥離しにくいという効果がある。
第1図は本考案にT形スタッドの正面図、第2図は第1
図II矢視図、第3図は本考案によるT形スタッド1を用
いて線状部材を保持する保持部材を母材へ取付ける構
造、第4図はT形スタッドの母材への溶着を示す図、第
5図乃至第7図は別実施例、第8図は従来のT形スタッ
ド、第9図は従来のT形スタッドを用いて線状部材を保
持する保持部材を母材へ取付ける構造を示す図である。 尚、図面中、3はT形スタッドの頭部、5は同軸部、5
aはその端面、9は脚部、11は保持部材、20は線状
部材、24は母材である。
図II矢視図、第3図は本考案によるT形スタッド1を用
いて線状部材を保持する保持部材を母材へ取付ける構
造、第4図はT形スタッドの母材への溶着を示す図、第
5図乃至第7図は別実施例、第8図は従来のT形スタッ
ド、第9図は従来のT形スタッドを用いて線状部材を保
持する保持部材を母材へ取付ける構造を示す図である。 尚、図面中、3はT形スタッドの頭部、5は同軸部、5
aはその端面、9は脚部、11は保持部材、20は線状
部材、24は母材である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−269986(JP,A) 実開 昭61−133109(JP,U) 特公 昭47−43427(JP,B1) 実公 昭30−16420(JP,Y1) 実公 昭59−8006(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】頭部と軸部とから成り、電線等の線状部分
を保持する保持部材を前記頭部で支持するとともに、前
記軸部の端面をパイプフレーム等の母材に溶着して前記
保持部材を母材に取付けるT形スタッドにおいて、 前記該軸部の端面に、該軸部の長さ方向に延出する切欠
きを形成して該軸部の端面に脚部を形成したことを特徴
とするT形スタッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987065996U JPH0625753Y2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | T形スタツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987065996U JPH0625753Y2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | T形スタツド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63173582U JPS63173582U (ja) | 1988-11-10 |
JPH0625753Y2 true JPH0625753Y2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=30903587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987065996U Expired - Lifetime JPH0625753Y2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | T形スタツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0625753Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS598006U (ja) * | 1982-07-08 | 1984-01-19 | 株式会社東芝 | ボイラ給水装置 |
JPH0225926Y2 (ja) * | 1985-02-07 | 1990-07-16 | ||
JPS61269986A (ja) * | 1985-05-23 | 1986-11-29 | Sekisui Chem Co Ltd | 硬質部材の連結方法 |
-
1987
- 1987-04-30 JP JP1987065996U patent/JPH0625753Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63173582U (ja) | 1988-11-10 |
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