JPH0625688U - 管体布設替え装置の管体破片回収装置 - Google Patents
管体布設替え装置の管体破片回収装置Info
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- JPH0625688U JPH0625688U JP6234392U JP6234392U JPH0625688U JP H0625688 U JPH0625688 U JP H0625688U JP 6234392 U JP6234392 U JP 6234392U JP 6234392 U JP6234392 U JP 6234392U JP H0625688 U JPH0625688 U JP H0625688U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】管体布設替え時に生じる管体の破片を粉砕して
回収するとき、粉塵を効果的に回収する管体破片回収装
置を提供することを目的とする。 【構成】既設管の破片粉砕部13よりバキュームホース18
により破片と粉塵を送り込む破片回収部19を備え、破片
回収部19は粉塵と空気を分離するサイクロン20と、破片
および前記分離された粉塵を収容する収容容器21によっ
て構成する。
回収するとき、粉塵を効果的に回収する管体破片回収装
置を提供することを目的とする。 【構成】既設管の破片粉砕部13よりバキュームホース18
により破片と粉塵を送り込む破片回収部19を備え、破片
回収部19は粉塵と空気を分離するサイクロン20と、破片
および前記分離された粉塵を収容する収容容器21によっ
て構成する。
Description
【0001】
本考案は、地中等に配管されているコンクリート製等の水道管、下水管等の管 体を破砕しながら布設替えする装置における前記破砕によって生じる破片の回収 装置に関する。
【0002】
地中等に配管されている既設のコンクリート製等の水道管、下水管等を堀起す ことなく新管を布設する装置として、本出願人は先に図3に示すものを開発して きた。このものは破砕部1、新管2、破片粉砕部3、推進ジャッキ4を縦列結合 して布設替え装置を構成し、地中に配設されたコンクリート製等の管体5を前記 破砕部1で破砕しながら推進ジャッキ4で新管2を押し込んで布設するようにな っている。
【0003】 また図4に示すように前記破砕された破片6は破片粉砕部3に案内され、この 破片粉砕部3で細かく粉砕され、バキュームホース7でドラム管等の収容容器8 に集められ、投棄するようにしている。なお、図4中の9は破片粉砕部3におけ るレデューサー、10は破片6の送りと粉砕機能をもつスクリューコンベア羽根で ある。
【0004】
ところで前記破片が粉砕されたものを収容容器8に収容するとき、比較的に大 きな粉砕片は収容容器8に集められるが、微粉化されたものは搬送空気に混じっ て大気中に舞い上がり、周囲に撒き散らしたようになる。またコンクリート粉塵 、特にアスベストを含むものにあっては人体に有害であり、作業者はもとより、 環境衛生上、好ましい処理とは云えないものであった。
【0005】 本考案は上記従来の問題に留意し、環境衛生上好ましい処理ができる管体布設 替え装置の管体破片回収装置を提供することを目的とする。
【0006】
前記目的を達成するため本考案の管体布設替え装置の管体破片回収装置は、破 砕部と、新管と、破片粉砕部を縦列して設け、前記破片粉砕部よりバキュームホ ースにより破片と粉塵を送り込む破片回収部を備え、破片回収部はサイクロンと 収容容器によって構成する。
【0007】
破砕部によって生じる既設管体の破片は破片粉砕部において細かく粉砕される 。前記粉砕された管体の破片、粉塵はバキュームホースで破片回収部に送られて 破片は収納容器に収容され、粉塵はサイクロンにおいて空気と分離されたのち収 容容器に収容されることとなる。
【0008】
以下本考案の一実施例を図1および図2を参照して説明する。 管体布設替え装置は破砕部11、新管12、破片粉砕部13、推進ジャッキ14を縦列 に結合し、前記破片粉砕部13はレデューサー15およびスクリューコンベア羽根16 より構成され、また粉砕片を収容するケース17を備えている。なお、これらの構 成は前述従来例の構成と同じであるので、その説明は省略する。
【0009】 本実施例の特徴的構成は次の通りである。すなわち図2に示すように収容ケー ス17より導出されたバキュームホース18を接続した破片回収部19を備えている。 この破片回収部19はサイクロン20を備え、このサイクロン20の下部にドラム缶等 の収容容器21を設けている。具体的には前記バキュームホース18は収容容器21に 気密に装着された上蓋22の一側に接続され、上蓋22の他側より導出したホース23 を上蓋27上に設置されたサイクロン20に接続している。前記サイクロン20は上部 に排気部24を有するとともに、下部にバルブ部25を有する構成となっている。な お、図中の26は上蓋22内においてバキュームホース18に対応して設けたストッパ ー、27は収容容器21の下部に設けた排水バルブ、28は収容容器21の保持体である 。
【0010】 上記構成において収容ケース17内の管体、すなわちコンクリート等の粉砕片は バキュームホース18によって収容容器21上の上蓋22に搬送され、比較的に大きい 粉砕片はストッパー26に当って収容容器21内に落下して収容される。一方、粉塵 はホース23によってサイクロン20内に送り込まれる。サイクロン20内においては 粉塵は旋回させられ、質量の大きい粉塵は遠心力によってサイクロン20の内壁に 当って落下し、粉塵を含まない空気のみが排気部24より大気中に放出される。前 記サイクロン20において分離された粉塵はバルブ部25を開くことによって収容容 器21内に落下して収容される。そしてこれら収容された粉砕片および粉塵は収容 容器ごとに投棄されることとなる。
【0011】 上記本実施例の管体布設替え装置の管体破片回収装置はドラム缶等の収容容器 21に管体の粉砕片が直接に収容されるとともに、粉塵はサイクロン20によって空 気と分離されて収容されるため、管体破片回収装置のまわりに粉塵を撒き散らす ことなく、また作業者にも害を与えず、環境衛生の上からも好ましいものとする ことができる。
【0012】 なお、前記実施例では上蓋22を用いているが、これを省略して、バキュームホ ース18を直接に接続してもよい。また収容容器21はドラム缶としているがそれ以 外の容器であってもよい。さらに、粉砕装置はレデューサー15とスクリューコン ベヤ羽根16によって構成しているが、これらの部材以外のものによって粉砕する ものであってもよい。
【0013】
前記実施例の説明より明らかなように、本考案の管体布設替え装置の管体破片 回収装置は、管体布設替え時に生じるコンクリート等の管体破片を粉砕回収する に際し、粉砕片とともに生じる粉塵をサイクロンを利用して空気と分離し、これ を収容容器に回収するようにしたものであるため、作業場の周囲にコンクリート あるいはアスベスト等を含む粉塵を撒き散らすことがないので、安全に作業がで きることはもちろん、環境衛生上好ましいものである。またサイクロンはエアフ ィルタのように目詰りすることもなく、そのメンテナンスが容易であり、実用的 価値の大きいものである。
【図1】本考案の一実施例の管体布設替え装置の管体破
片回収装置の構成図
片回収装置の構成図
【図2】同管体布設替え装置の管体破片回収装置の要部
側面図
側面図
【図3】従来の管体布設替え装置の構成図
【図4】同管体布設替え装置の要部断面図
11 破砕部 12 新管 13 破片粉砕部 14 推進ジャッキ 17 収容ケース 18 バキュームホース 19 破片回収部 20 サイクロン 21 収容容器 24 排気部
Claims (1)
- 【請求項1】 破砕部と、新管と、破片粉砕部を縦列し
て設けるとともに、前記破片粉砕部よりバキュームホー
スにより破片と粉塵を送り込む破片回収部を備え、前記
破片回収部は粉塵と空気を分離するサイクロンと、破片
および前記分離された粉塵を収容する収容容器によって
構成した管体布設替え装置の管体破片回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992062343U JP2605306Y2 (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 管体布設替え装置の管体破片回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992062343U JP2605306Y2 (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 管体布設替え装置の管体破片回収装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0625688U true JPH0625688U (ja) | 1994-04-08 |
JP2605306Y2 JP2605306Y2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=13197385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992062343U Expired - Fee Related JP2605306Y2 (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 管体布設替え装置の管体破片回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2605306Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102183945B1 (ko) * | 2013-12-26 | 2020-11-27 | 대우조선해양 주식회사 | 벌크 서지 탱크 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5573355A (en) * | 1978-11-24 | 1980-06-03 | Kurimoto Ltd | Preparation of crushed sand |
JP3046594U (ja) * | 1997-08-27 | 1998-03-10 | 山佐株式会社 | スロットマシン用のメダル回収機構 |
-
1992
- 1992-09-04 JP JP1992062343U patent/JP2605306Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5573355A (en) * | 1978-11-24 | 1980-06-03 | Kurimoto Ltd | Preparation of crushed sand |
JP3046594U (ja) * | 1997-08-27 | 1998-03-10 | 山佐株式会社 | スロットマシン用のメダル回収機構 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2605306Y2 (ja) | 2000-07-10 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |