JPH06256683A - 耐久性のある塗料、面を塗装する方法、塗料を作成する方法、及び宇宙船 - Google Patents

耐久性のある塗料、面を塗装する方法、塗料を作成する方法、及び宇宙船

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JPH06256683A
JPH06256683A JP5293742A JP29374293A JPH06256683A JP H06256683 A JPH06256683 A JP H06256683A JP 5293742 A JP5293742 A JP 5293742A JP 29374293 A JP29374293 A JP 29374293A JP H06256683 A JPH06256683 A JP H06256683A
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barium titanate
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A Ismail Abdel-Latif
エー・イスマイル・アブデル−ラティフ
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General Electric Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 厳しい環境に適した、特に宇宙船の熱制御被
覆として適した塗料を提供する。 【構成】 本発明に係る無機塗料12は、50又は更に
多くの乾燥重量%のチタン酸バリウム顔料粉末と、アル
カリ金属珪酸塩の結合剤との混合物を含んでいる。アル
カリ金属珪酸塩結合剤の代わりに硝子フリットを用いて
もよい。硝子フリットは溶融したときに、顔料を基板1
0に結合する。顔料の熱膨張係数は約12×10-6/℃
である。マグネシアの充填材を添加して塗料の膨張係数
を増加、又はアルミナ及び/若しくはシリカの充填材を
添加して塗料の膨張係数を低下させることにより、塗料
12の熱膨張係数を基板10の膨張係数に向かって変え
る。塗料は低い太陽光吸収率及び高い熱放射率を保ちな
がら、紫外線放射及び荷電粒子の影響下で残存する。塗
料に酸化セリウムを添加してカラー・センタの形成を低
減可能である。塗料を蒸発し得る転写媒質上に押出成形
してテープを形成可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、全般的には保護塗料に
関し、更に一般的に言えば、太陽放射及び荷電粒子束の
存在の下で耐久力があり、極端な温度にも劣化せずに耐
えると共に、高い太陽光反射率及び熱放射力を有する塗
料に関する。このような塗料は、厳しい環境及び宇宙船
の用途に特に役に立つ。
【0002】
【従来の技術】宇宙船の温度を制御する助けとして熱制
御面が用いられている。一般的に、このような面は、可
視太陽放射を反射する(低い太陽光吸収率を有する)と
共に、面の温度の関数として熱エネルギを放射又は放出
する(高い放射率を有する)ことが要求される。更に、
面は、紫外線放射、並びに真空の環境内にある電子及び
陽子のような荷電粒子の影響に耐えることが要求され
る。面は、低い地球軌道にあるときに、原子状態の酸素
に露出することがある。更に、この熱制御面は、熱帯の
発射地点の高い湿度により、又は宇宙船の発射に伴う振
動により劣化してはならない。
【0003】光学式太陽光反射器(OSR)が通常、宇
宙船の熱制御面を作成するために用いられている。OS
Rは小さな、一般的には矩形の硝子タイルであって、約
1インチ×2インチであり、接着剤で基板に固定されて
いる。このような多数のタイルが、大きな面を覆う配列
として用いられている。熱膨張の相違によるひび割れを
防止するために、隣り合ったOSRの間に空間が設けら
れている。各々のOSRは、外側の面を導電性にするた
めに、インジウム−酸化錫(ITO)のような物質の透
明な導電性の外側被覆(コーティング)を有しているこ
とがあり、これにより、硝子OSRを介してアークを生
ずるかもしれない電荷が局所的に溜るのを防止する。導
電性エポキシのような導電通路が、電荷があればそれを
逃がすように、各々のOSRの縁を基板又は隣接するO
SRに接続している。従って、OSRの間の空間は、適
当な反射性及び放射性がないことがあり、このことはO
SRタイル面の全体的な効果を低下させる。OSRタイ
ルは高価であって、OSRタイルを適用するには相当な
労力を要する。OSRを適用した後は、宇宙船の変更を
容易に行うことはできず、このような変更を行うにも、
又は偶発的な損傷を修理するにも費用がかかる。
【0004】図1は従来のある熱被覆に対する太陽光吸
収率(300ナノメータから2200ナノメータにわた
る波長帯にわたって積分したもの)と、等価太陽光時間
(ESH)との関係を示すグラフである。等価太陽光時
間は、太陽の紫外線に1時間の間連続的に露出したこと
に相当する試験状態を表している。図1において、グラ
フ1、2及び3は、宇宙船型の用途における温度制御の
ために用いるように現在商業的に利用し得る3種類の異
なる塗料被覆の性能を表している。図示のように、初期
の太陽光吸収率は0.2から0.25までの範囲内にあ
って、最初は急速に劣化する。
【0005】ムンロ(Munro )等の名義で1990年1
2月5日に出願された係属中の米国特許出願番号第07
/623144号には、アラミド・シート上に白色シリ
コン塗料を用いた熱(サーマル)ブランケットが記載さ
れている。塗料は外側のアラミド・シートによって、紫
外線及び荷電粒子から保護されている。この白色塗料
は、可視放射の効果的な反射材である。この構成は、O
SRよりもコストが安いが、アラミド材料の複数のシー
トを宇宙船に結合することを必要とする。有料荷重(ペ
イロード)の電気装置のような宇宙船の熱を発生する装
置のヒートシンクとして宇宙船の外側パネルを用いるよ
うな場合には、上に引用した米国特許出願の構成は、O
SR面ほど望ましくないことがある。これは、塗料で被
覆されたアラミド・シートがパネルと良好な熱的な接触
をしないことがあるからであると共に、パネルから熱を
逃がすことができないために、パネル温度が望ましくな
いほど上昇することがあるからである。パネルがシート
と良好な熱的な接触をしたとしても、白色シリコン塗料
は所望するほどの放射率がないことがある。
【0006】改良された熱制御面が望まれている。
【0007】
【発明の要約】宇宙船の熱被覆のために用いるような厳
しい環境に用いる無機塗料が、乾燥重量で50%又は更
に多くのチタン酸バリウム顔料と、5%又は更に多くの
結合剤とを含んでいる。結合剤は、アルカリ金属珪酸塩
又は硝子フリットであってもよい。アルカリ金属珪酸塩
結合剤は、珪酸カリウム、珪酸ナトリウム又は珪酸リチ
ウムのうちの1つであってもよい。本発明の特定の実施
例では、マグネシア、アルミナ及びシリカのうちの1つ
であってもよい充填材料が、塗料の熱膨張係数(CT
E)と、基板材料の熱膨張係数との釣合いを改善するよ
うに選択された量だけ添加されている。宇宙船が本発明
による塗料で被覆されており、このとき塗料の熱膨張係
数は、約0℃から1000℃までの温度範囲にわたる基
板の平均膨張係数と釣合うように選択されている。
【0008】
【実施例】図2において、宇宙船のパネルの一部10の
宇宙の方を向いた側が、本発明による塗料の層12で被
覆されている。公知のように、パネル又は基板10はア
ルミニウム・シート、若しくはアルミニウムのハネカム
によって支持されているアルミニウム面シートであって
もよいし、又は黒鉛−繊維強化樹脂であってもよい。基
板としては、チタン75A、チタン−15−3−3−3
合金、ステンレス鋼(300シリーズ)、カーボン・カ
ーボン複合体、モリブデン又はニオブのようなこの他の
材料を用いることができる。チタン75Aは超純粋(>
99%)のTiであり、チタン15−3−3−3はチタ
ン(Ti)と、バナジウム(V)、クロム(Cr)、錫
(Sn)及びアルミニウム(Al)との合金である。図
2における塗料の層12の厚さは、1ミルから12ミル
(0.05mmから0.6mm)までの範囲内であるこ
とが好ましいが、その他の厚さにしてもよい。
【0009】本発明の一面によれば、塗料の層12は乾
燥しているとき、乾燥重量(wt.)で50%又は更に
多くの反射性顔料としてのチタン酸バリウム(BaTi
3)と、乾燥重量で5%又は更に多くのアルカリ金属
珪酸塩の結合剤とを含んでいる混合物であり、アルカリ
金属はリチウム、カリウム又はナトリウムであってもよ
い。従って、珪酸塩結合剤はLi2 SiO3 、Na2
iO3 及びK2 SiO 3 のうちの1つである。粉末状の
乾燥した材料が水(H2 O)のような担体材料と混合さ
れて、ブラシを用いて図2の基板10に適用し得るよう
な、又はその上に吹き付けることのできるような粘度を
有する溶液又は懸濁質を作成する。水を蒸発させること
により塗料を乾かし、この乾燥過程を早めるために熱を
加えることができる。
【0010】アルミニウムをチタン酸バリウムで塗装す
るのに有効であることが判った他の結合剤は、品質の高
い低融点の硝子フリット又は粉末である。適当な硝子フ
リットは、オハイオ州44105、クリーブランド、イ
ースト56番ストリート、4150番地のフェロ・コー
ポレイションから入手し得るEG3607VEG又は3
608VEG型である。アルミニウムに適した他の硝子
フリットは、コネチカット州、トランブルのイノテック
・コーポレイションの製品であるCon−2である。硝
子フリットを乾燥したチタン酸バリウム顔料と混合し、
塗装しようとする面に適用する。その後、塗料及び基板
の温度を、硝子フリットを溶融させるのに十分なレベル
まで上昇させると、硝子フリットがアルミニウム及びフ
リットの他の粒子に接着し、こうして顔料を結合する。
オハイオ州、トレドのセムコム・コーポレイションによ
って製造された硝子フリットTM−5、EE−2及びE
E−10は、チタン、モリブデンの熱膨張係数とそれぞ
れ合い、これから述べる理由で有用である。
【0011】チタン酸バリウム/硝子フリット塗料を塗
装しようとする面に適用するのに特に有利な方法は、乾
燥したチタン酸バリウム粉末を硝子フリットと混合し、
施工可能な粘稠度(ワーカブル・コンシステンシ)にす
るのに十分な水及び/又はパイン油(ペンシルバニア州
19406、キング・オブ・プルシアのエレクトロサイ
エンス・ラブスによって製造されたESL #414型
及びそれと両立性を有する希釈剤ESL #401型)
を添加することである。その後、混合物を薄いアセテー
ト(「セロファン(CELLOPHANE)」)シートのような可
撓性の支持面の上に薄い一様な層として押出成形する。
湿った塗料はこのシートに接着して、塗料のテープを形
成する。この塗料は、途中まで又は完全に乾燥させるこ
とができる。塗料が面と隣接するように、この支持シー
トを塗装しようとする面の上に裏返し、その後塗料を、
塗装しようとする領域で、この面に適用する。フリット
を溶融させるのに十分な温度まで、温度を上げる。支持
シートを溶融した塗料の外面から剥がすことができる
し、又は支持シートを蒸発させるのに十分な時間の間、
この温度を保ってもよい。フェロ・コーポレイションの
硝子フリットの熱膨張係数は、約19×10-6/℃であ
る。
【0012】上に述べたチタン酸バリウム/結合剤塗
料、及びその適用方法は、比較的低廉である。塗料の特
性は紫外線及び荷電粒子の影響がある状態でも維持され
ると共に、反射率及び放射率は温度制御に満足し得るも
のである。図5のグラフ40は、チタン酸バリウム顔料
塗料の反射率を波長の関数として表す。
【0013】硬化したチタン酸バリウム/アルカリ金属
結合剤塗料の真性導電度は約106又は107 Ω/スク
エアであり、これは電荷が移動できるようにするのに十
分であることが判った。このため、導電被覆を外面に適
用する塗装の工程の後に別個の工程を設ける必要がな
い。導電度は塗料の表面特性ではなく、バルク特性であ
るから、電荷は外面から塗料内を通って、その下方にあ
る基板へ分流することができる。このため、基板と導電
面との間に大地接続を設けるというもう1つの工程の必
要もなくなる。
【0014】基板10がアルミニウム・シート又はアル
ミニウムのハネカム支持体を有しているアルミニウム・
シートであるとき、塗料は乾燥重量の百分率で、70%
から90%のチタン酸バリウムと、5%から20%の珪
酸カリウムと、その残余の添加したマグネシア、アルミ
ナ又はシリカから成る充填材とを有することができる
が、その理由は後で説明する。これらの材料は、望まし
くない汚染物に対する紫外線放射及び荷電粒子の作用に
帰因するカラー・センタの形成による表面の暗化を防止
するために、できるだけ純粋であることが望ましい。適
当なチタン酸バリウム材料は、ニューヨーク州1430
5、ナイアガラ・フォールズ、ブリッジ・ステイショ
ン、ボックスCを住所とするタム(TAM)・セラミク
ス社によって製造されたTICON HPB高純度材料
であり、この材料は、累算質量の約40%が1マイクロ
メータ(μm)未満の等価球形直径を有している粒子で
構成されていると共に、5μm未満の等価球形直径を有
している粒子が100%であるという粒度分布を有して
いる。適当な珪酸カリウム結合剤は、ペンシルバニア州
19482、バレイ・フォージ、私書箱840を住所と
するフィラデルフィア・クォーツ・カンパニイによって
製造されたカジル(Kasil )2130又は2135であ
る。供給されたままのカジル結合剤は、水に溶解してい
る。カジル2130は、乾燥重量含有量が35%であ
る。十分な量の脱イオン水を複合塗料混合物に添加し
て、適用するための適切な粘度を達成する。面に適用し
た後、室温で7日間塗料を乾かすと、数時間以内に粘着
性がなくなり、最大2日間以内に取扱いが可能になる。
【0015】本発明の他の一面によれば、塗料は、乾燥
した塗料の熱膨張係数が、それを適用した基板の熱膨張
係数と大体合う(又は少なくともその釣合いを改善す
る)ように選択された熱膨張係数(CTE)を有する充
填材を含んでいる。充填材には、マグネシア(Mg
O)、アルミナ(Al2 3 )及び二酸化シリコン(S
iO 2 )又はそれらの混合物のうちの1つを選択する。
【0016】本発明の他の一面によれば、塗料の膨張係
数は、20℃(293°K)から少なくとも600℃
(873°K)まで、好ましくは1000℃(1273
°K)までの温度範囲にわたる基板材料の平均膨張係数
と合わせられている。場合によっては、基板材料はより
低い温度限界を有することがあり、例えば、アルミニウ
ムは約660℃(933°K)で溶融する。図3は、0
°Kから900°Kまでの温度範囲にわたるアルミニウ
ム−6061の熱膨張係数のグラフである。図3のグラ
フ210で示すように、膨張係数(グラフ210の接線
の勾配)は温度範囲にわたって変化する。これは、種々
の温度における相変化及び/又は結晶構造の変化による
ものと考えられる。グラフ212は完全な温度範囲(0
°Kから933°K)にわたる平均膨張係数を表してい
る。塗料を図3に断続線214で表すアルミニウム基板
の室温(周囲温度)膨張係数に合わせるとすれば、その
結果得られる塗料の膨張係数は、温度範囲全体にわたる
平均よりもずっと小さくなる。このような塗料は膨張の
違いのため、極端な温度で欠けたり、又はひび割れを生
ずる傾向がある。0℃から1000℃までの温度範囲に
わたる基板の平均熱膨張係数に合わせた(又は少なくと
もその釣合いを改善した)本発明によるある塗料組成物
を、液体窒素の温度から約1000℃までに及ぶ温度範
囲の条件下においたが、ひび割れを生じなかった。室温
におけるアルミニウム金属の熱膨張係数は、マグネシア
を充填したチタン酸バリウム/珪酸カリウム塗料の最大
熱膨張係数に近いことに注意されたい。
【0017】特定の塗料は、80重量%のチタン酸バリ
ウムと、10重量%の珪酸カリウムと、10重量%のア
ルミナとを有していた。この塗料をチタン及びステンレ
ス鋼の基板に試してみたところ成功した。即ち、真空温
度サイクル(−100℃から+200℃まで)、湿度試
験(約48時間、48℃で98%r.h.)及び熱衝撃
試験(液体窒素に浸漬すると共に30秒以内に1000
℃までの急速な温度上昇をさせる試験)をした後、光学
的な性質及び/又は接着力のような機械的な性質に劣化
が生じなかった。
【0018】A.メラー・オプティクス・カンパニイ
(ロードアイランド州02940、プロビデンス、私書
箱6007)から得られた1ミクロンの99.98%の
純度のアルミナを用いて適当な性能が達成されたが、こ
のようなアルミナは、ミネソタ州01606、ワーチェ
スタのノートン・カンパニイからも入手し得る。純度9
9.999%のマグネシア及び純度99.99%のシリ
カは、AESAR、ニューハンプシャ州03874、シ
ーブルックのジョンソン・マセイ・カンパニイから入手
し得る。粒子の99.5%が20マイクロメータ未満の
寸法であるようなマグネシアは、ニュージャージ州07
410、フェア・ローンのフィッシャ・カンパニイから
入手し得る。
【0019】MgOの熱膨張係数は、20℃から100
0℃までの温度範囲にわたって15.6×10-6/℃で
あり、その融点(MP)は2800℃であると共に、そ
の比重は3.58である。Al2 3 の膨張係数は、同
じ温度範囲にわたって9.8×10-6/℃であり、MP
は2046℃であると共に、比重は3.97である。S
iO2 では、膨張係数は0.5×10-6/℃であり、M
Pは1720℃であると共に、比重は2.2である。一
般的に、複合塗料の膨張係数を大きくするためにマグネ
シア充填材料が用いられていると共に、膨張係数を小さ
くするためにアルミナ、及び特にシリカ充填材が用いら
れている。
【0020】チタン酸バリウムの膨張係数は12×10
-6/℃である。基本的な顔料+結合剤の(顔料に結合剤
を加えた)塗料の結合剤含有量が少なければ、その熱膨
張係数は、後でターナの式に関連して述べるように、チ
タン酸バリウムの熱膨張係数によって左右される。従っ
て、基本的な塗料に充填材を加えたものの熱膨張係数
を、例えば28×10-6/℃の膨張係数を有するアルミ
ニウム−6061の熱膨張係数に合わせるためには、充
填材としてのアルミナ、マグネシア及びシリカのうち、
熱膨張係数が最大である1つ、即ちマグネシアが選択さ
れる。勿論、マグネシアの添加によって塗料の膨張係数
は、15.6×10-6/℃に向かって移すことができる
だけであって、実際には28×10-6/℃に到達し、こ
のため、0℃から600℃までのアルミニウムの膨張と
精密に釣合わせることはできない。しかしながら、他の
基板材料は実際に釣合わせることができる。例えば、チ
タン(Tn)基板は11.8×10-6/℃の膨張係数を
有しており、これは、約80乾燥重量%のチタン酸バリ
ウムと、10乾燥重量%のアルミナと、10%の珪酸カ
リウムとを含んでいる塗料によって釣合わせることがで
きる。この組成物は、例えば、80グラムのTICON
HPBを10グラムのAl2 3 、34グラムのカジ
ル2130溶液、及び26グラムのH2 Oと混合して得
られるが、その全体は、約150グラムの液体及び10
0グラムの固体を表す。
【0021】図4は℃で表した温度に対する熱膨張係数
の百分率を表す。グラフ50は純粋なチタン酸バリウム
を表しており、グラフ52はTi−15V−3Al−3
Cn−3Sn基板を表しており、グラフ54は上に述べ
た80/10/10の硬化塗料を表しており、グラフ5
6は純粋な酸化アルミニウムを表している。0°Kから
740°Kまでの温度範囲にわたって、硬化塗料がチタ
ン合金基板とよく合っている。
【0022】6.95×10-6/℃の膨張係数を有する
モリブデン(Mo)及び9.00×10-6/℃の膨張係
数を有するニオブ(Nb)のようなこの他の基板材料
も、同様に合わせることかできる。ターナの式を用い
て、以下に示すように、各々の成分の適当な量を計算す
ることができる。ターナの式は、多相系の熱膨張係数α
c を評価するものである。
【0023】 αc ={(α1 1 1 )/P1 +(α2 2 2 )/P2 +…… +(αi i i )/Pi } /{K1 1 /P1 +K2 2 /P2 +……+Ki i /Pi } (1) ここで、αc は決定しようとするCTE(熱膨張係
数)、αi は各相又は成分に対する容積膨張係数、Ki
は各相の体積弾性係数(その材料を破壊するために必要
な単位面積当たりの力)、Fi は各相の重量の割合、及
びPi は各相の密度(単位容積当たりの重量又は質量)
である。
【0024】ターナの式に対する体積弾性係数の効果は
小さいことが判った。この体積弾性係数を無視すると、
ターナの式は次のようになる。 αc ={(α1 1 )/P1 +(α2 2 )/P2 +…… +(αi i )/Pi } /{F1 /P1 +F2 /P2 +……+Fi /Pi } (2) 式(2)は簡単で用い易い。図4のグラフ54で示す塗
料の組成は、ターナの式を用いて最初に決定したが、特
定の基板の熱膨張係数に合うように構成又は組成するた
めにターナの式を用いると、どのくらいうまくいくかの
例である。
【0025】基板は、100グリット又はそれよりも細
かい粒子の炭化珪素研摩材を用いて面をサンドブラスト
作用にかけ、次いで、アセトン又はイソプロピル・アル
コール内で5分間超音波洗浄することにより、塗料を受
けるように調製することができる。その後、面を蒸留脱
イオン水で洗滌して乾かす。チタン又はステンレス鋼の
ような金属箔の基板は、サンドブラスト作用によって損
傷を受けることがあり、そのため、エッチング工程に置
き換えることができる。エッチングは、85容積%の水
(H2 O)、10容積%の弗化水素酸(HF)、及び5
容積%の硝酸(HNO3 )の溶液内で数秒間行い、その
後、上に述べた洗浄工程を行う。
【0026】環境試験を行う前と後とに、劣化があるか
どうかを検出するために、本発明による幾つかのサンプ
ルに対して標準ASTM接着力試験(D−3359)を
実施した。塗料サンプルを数秒以内に約1000℃まで
加熱する集束IRランプを用いて、高い方の試験温度の
最大値を設定し、試験を2分間続けた。普通の顕微鏡及
び走査形電子顕微鏡で検査したとき、目に見える劣化は
何等認められなかった。
【0027】80重量%の顔料と、10重量%のアルミ
ナと、10重量%のカジル結合剤とから成る塗料を、ア
ルミニウム、陽極酸化したアルミニウム、純粋なチタン
75A、チタン15−3−3−3、ステンレス鋼30
2、黒鉛エポキシ、及びカーボン−カーボン複合体の基
板に適用したが、室温でよく接着することが判った。図
5は、このような被覆を非常に薄い基板(厚さ2ミルの
Ti箔)に非常に薄い層として適用した場合に、積分太
陽光吸収率の値(1−反射率)が0.137に過ぎない
ことを示している。この値は、図5に示すスペクトルの
波長範囲全体にわたる反射率の積分値を表している。こ
の塗料組成物は、すべての基板のCTEと完全には合わ
ないが、液体窒素に対応する温度から+300℃までの
温度では、チタン、チタン合金又はステンレス鋼の基板
からフレイク状に剥離しなかった。充填材を用いていな
い塗料(90%のBaTiO3 、10%のKSiO3
をチタン及びステンレス鋼の両方の基板に適用したが、
室温でよく接着した。
【0028】70乾燥重量%のチタン酸バリウムと、1
0重量%の珪酸カリウムと、それぞれ10重量%のアル
ミナ及びシリカとを有している塗料は、モリブデン又は
ニオブの基板に適用するのに有効であることが判った。
塗料を調製する他の方法は、混合過程の間に塗料を加熱
することを含んでいる。乾燥したチタン酸バリウムと、
アルカリ金属珪酸塩(好ましくは乾燥したもの)と、用
いる場合には充填材とを混合して、るつぼに入れ、成分
を溶融させるのに十分な程度に温度を上げる。溶融材料
をるつぼから型に注ぎ込み、その型内で凍結させる。こ
の過程で若干のチタン酸珪酸バリウムが形成されること
がある。固まった塗料を粉砕して、粒子寸法が1ミクロ
ンから10ミクロンの粉砕粉末を形成すれば、この粉末
は後で用いるために保管することができる。その後、粉
砕粉末を水又はその他の材料と混合して、塗装すべき面
に適用することができる練り得る塗料を形成する。
【0029】本発明による塗料が、紫外線放射の作用を
受けることのあるような環境で用いられるとき、粒子寸
法が1ミクロンから10ミクロンまでの約1%から7%
までの酸化セリウム(CeO2 及び/又はその他の低級
酸化物)を添加することにより、カラー・センタの形成
を抑制することができる。本発明のこの他の実施例は当
業者に容易に考えられよう。例えば、所望によっては、
ITOのような別個の透明な導電層を塗料に適用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の被覆の等価太陽光時間の関数としての太
陽光吸収率を示すグラフであって、時間と共に初期の望
ましくない急速な劣化があって、太陽光吸収率が増加す
ることを示すグラフである。
【図2】本発明による塗料の層で被覆された宇宙船パネ
ルの一部の断面図である。
【図3】ある温度範囲にわたるアルミニウムの熱膨張係
数のグラフである。
【図4】本発明による純粋なチタン酸バリウム硬化塗
料、チタン合金基板及び酸化アルミニウムの測定された
熱膨張係数を示すグラフである。
【図5】本発明によるチタン酸バリウム塗料の非常に薄
い被覆の反射率を波長の関数として示すグラフである。
【符号の説明】
10 基板 12 塗料の層

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チタン酸バリウム顔料と、 アルカリ金属珪酸塩結合剤と、 前記顔料及び結合剤を適用することができるようにする
    のに十分な水とから成る混合物を備えた、温度抵抗力を
    有する耐久性のある塗料。
  2. 【請求項2】 前記アルカリ金属珪酸塩は、珪酸カリウ
    ムである請求項1に記載の塗料。
  3. 【請求項3】 アルミナ、マグネシア及びシリカのうち
    の1つから成っている充填材を更に含んでいる請求項1
    に記載の塗料。
  4. 【請求項4】 特定の熱膨張係数を有している基板に用
    いるために、当該塗料の熱膨張係数と前記特定の熱膨張
    係数との釣合いを改善すべく、 前記特定の熱膨張係数が約12×10-6/℃を超えると
    きに当該塗料と混合されるマグネシアの充填材と、 前記特定の熱膨張係数が約12×10-6/℃よりも小さ
    いときにアルミナ及びシリカのうちの少なくとも一方と
    を更に含んでいる請求項1に記載の塗料。
  5. 【請求項5】 約28×10-6/℃の前記特定の熱膨張
    係数を有しているアルミニウム金属基板に用いるため
    に、 乾燥時重量百分率範囲が70%から90%までの前記チ
    タン酸バリウムと、 乾燥時重量百分率範囲が5%から20%までの前記アル
    カリ金属珪酸塩と、 乾燥時重量百分率が7%から20%までのマグネシアか
    ら成っている充填材とを有している請求項4に記載の塗
    料。
  6. 【請求項6】 黒鉛含有複合基板に用いるために、 乾燥時重量百分率範囲が50%よりも大きい前記チタン
    酸バリウムと、 乾燥時重量百分率範囲が5%から20%までの前記アル
    カリ金属珪酸塩と、 乾燥時重量百分率が約5%から20%までのアルミナ
    と、乾燥時重量百分率が約5%から15%までのシリカ
    とから成っている充填材とを有している請求項4に記載
    の塗料。
  7. 【請求項7】 ステンレス鋼基板に用いるために、 乾燥時重量百分率範囲が50%よりも大きい前記チタン
    酸バリウムと、 乾燥時重量百分率範囲が5%から20%までの前記アル
    カリ金属珪酸塩と、 乾燥時重量百分率が約5%から25%までのアルミナか
    ら成っている充填材とを有している請求項4に記載の塗
    料。
  8. 【請求項8】 チタンをベースにした基板に用いるため
    に、 乾燥時重量百分率範囲が60%よりも大きい前記チタン
    酸バリウムと、 乾燥時重量百分率範囲が5%から20%までの前記アル
    カリ金属珪酸塩と、 乾燥時重量百分率が約0%から20%までのアルミナ充
    填材とを有している請求項4に記載の塗料。
  9. 【請求項9】 モリブデン及び/又はニオブ上に用いる
    ために、 乾燥時重量百分率範囲が60%よりも大きいチタン酸バ
    リウムと、 乾燥時重量百分率範囲が5%から20%までの前記アル
    カリ金属珪酸塩と、 乾燥時重量百分率が約5%から20%までのアルミナ充
    填材及び5%から20%までのシリカとを有している請
    求項4に記載の塗料。
  10. 【請求項10】 前記アルカリ金属珪酸塩は、珪酸リチ
    ウムである請求項1に記載の塗料。
  11. 【請求項11】 前記アルカリ金属珪酸塩は、珪酸ナト
    リウムである請求項1に記載の塗料。
  12. 【請求項12】 紫外線からの塗料の保護を改善するた
    めに、7%までの酸化セリウム粉末を更に含んでいる請
    求項1に記載の塗料。
  13. 【請求項13】 乾いた塗料混合物を作成するために、
    少なくとも50重量%のチタン酸バリウム粉末を少なく
    とも5重量%の硝子フリットと混合する工程と、 前記乾いた塗料混合物を施工可能な塗料混合物にするた
    めに十分な液体担体材料を添加する工程と、 前記施工可能な塗料混合物を塗装すべき面に適用する工
    程と、 前記フリットを前記基板に融着するために十分な温度ま
    で前記塗料混合物を加熱する工程とを備えた面を塗装す
    る方法。
  14. 【請求項14】 前記適用する工程は、 塗料テープを形成するように、前記施工可能な塗料混合
    物を転写媒質上に押出成形する工程と、 前記塗料テープを前記転写媒質により前記面に適用する
    工程とを含んでいる請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記担体を駆除するために前記塗料テ
    ープを加熱する工程を更に含んでいる請求項14に記載
    の方法。
  16. 【請求項16】 前記塗料混合物を加熱する工程は、前
    記転写媒質を蒸発させるために十分な時間の間加熱する
    工程を含んでいる請求項14に記載の方法。
  17. 【請求項17】 7乾燥重量%までの酸化セリウムを前
    記チタン酸バリウム及び担体と混合する工程を更に含ん
    でいる請求項13に記載の方法。
  18. 【請求項18】 混合乾燥塗料粉末を形成するために、
    少なくとも50乾燥重量%のチタン酸バリウムを少なく
    とも5乾燥重量%のアルカリ金属珪酸塩と混合する工程
    と、 液体塗料を形成するために、前記混合乾燥塗料粉末を溶
    融する工程と、 該溶融する工程の後に、固体塗料を形成するように、前
    記液体塗料を凍結する工程と、 後で用いるために保管することができるように、前記固
    体塗料を粉砕粉末に粉砕する工程とを備えた塗料を作成
    する方法。
  19. 【請求項19】 施工可能な塗料を形成するように、前
    記粉砕粉末に水を添加する工程と、 前記施工可能な塗料を塗装すべき面に適用する工程とを
    更に含んでいる請求項17に記載の方法。
  20. 【請求項20】 宇宙環境に露出された部分を含んでい
    る少なくとも1つのパネルと、 該パネルの少なくとも前記部分上にある塗料面とを備え
    ており、 前記塗料は、 50乾燥重量%よりも多くのチタン酸バリウム顔料と、 5乾燥重量%よりも多くのアルカリ金属珪酸塩結合剤と
    を含んでいる混合物である宇宙船。
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