JPH06255677A - 包装固形充填材用澱粉系発泡性粒状物およびその製造法 - Google Patents

包装固形充填材用澱粉系発泡性粒状物およびその製造法

Info

Publication number
JPH06255677A
JPH06255677A JP4023893A JP4023893A JPH06255677A JP H06255677 A JPH06255677 A JP H06255677A JP 4023893 A JP4023893 A JP 4023893A JP 4023893 A JP4023893 A JP 4023893A JP H06255677 A JPH06255677 A JP H06255677A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
starch
weight
parts
expandable
solid filler
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4023893A
Other languages
English (en)
Inventor
Sachiko Furusawa
祥子 古澤
Masayuki Isshiki
正之 一色
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsutsunaka Plastic Industry Co Ltd
Sanwa Starch Co Ltd
Original Assignee
Tsutsunaka Plastic Industry Co Ltd
Sanwa Starch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsutsunaka Plastic Industry Co Ltd, Sanwa Starch Co Ltd filed Critical Tsutsunaka Plastic Industry Co Ltd
Priority to JP4023893A priority Critical patent/JPH06255677A/ja
Publication of JPH06255677A publication Critical patent/JPH06255677A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02W90/10Bio-packaging, e.g. packing containers made from renewable resources or bio-plastics

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被包装物品の型に応じたブロック形状の包装
固形充填材を製造するための中間製品としての澱粉系発
泡性粒状物を提供する。この発泡性粒状物を2次発泡さ
せて得られた発泡成形体よりなる包装固形充填材は、す
ぐれた緩衝特性を有し、かつ生分解性を有するため、使
用後に土中に埋没廃棄しても自然分解して消滅し、焼却
廃棄しても熱の発生が少なく、公害が生じ難い。 【構成】 澱粉系発泡性粒状物は、澱粉質物質100重
量部と、発泡剤0.01〜5.0重量部と、水5〜30
重量部とからなり、粒径0.1〜5.0mmおよび発泡倍
率1.2〜6.0を有している。澱粉系発泡性粒状物に
は、場合によってはポリビニルアルコール等の生分解性
を有する高分子化合物が1〜100重量部含まれる。澱
粉質物質としては、澱粉もしくは変性澱粉、または澱粉
を主成分とした小麦粉等の穀粉を使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばダンボール箱
等の包装容器に充填されて、被包装物品を、輸送中の振
動あるいは衝撃などから保護するブロック状の固形充填
材の製造に使用せられる中間製品としての発泡性粒状
物、とりわけ包装固形充填材用の澱粉系発泡性粒状物お
よびその製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えばダンボール箱等の包装容
器に収容される物品を、輸送中の振動あるいは衝撃など
から保護するために、収容物品の型に合わせて要求され
る形状のブロック状固形充填材が用いられているが、従
来の包装固形充填材は、主にポリスチレン発泡体あるい
はポリエチレン発泡体などの合成樹脂製発泡体よりなる
ものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
包装固形充填材は、その使用後、廃棄物を埋立処理した
場合、密度が小さいために嵩高く場所をとり、しかも土
中に埋没廃棄しても、上記構成成分がいわゆる生分解性
を有するものでないため、自然の腐敗による分解を期待
できず、半永久的に残るという問題があるし、また焼却
処理を行なった場合、焼却カロリーが高いため、焼却炉
の損傷が激しく、さらに燃焼廃ガスによって公害を生じ
るおそれがあるという問題があり、使用後の廃棄処理が
大きな社会問題となっている。
【0004】このような従来の包装固形充填材の廃棄物
問題の解決法として、近年、澱粉を主原料として押出成
形により加熱発泡させて、生分解性発泡体を得、これを
包装用充填材として使用することが提案された。
【0005】しかしながら、先提案の澱粉を主原料とす
る生分解性発泡体よりなる包装充填材は、いわゆるバラ
状の発泡体の形でしか得られておらず、このようなバラ
状の発泡体よりなる包装充填材では、充填流動性は高い
反面、充填後の使用時に、荷動きが比較的大きく、荷動
き防止性が良くないという問題があるとともに、バラ状
の充填材が作業現場に無用に散乱するなどして、充填作
業が意外に手間どるという問題があった。
【0006】この発明の目的は、上記の従来技術の問題
を解決し、包装容器の被包装物品の型に合わせて要求さ
れるブロック形状の包装固形充填材を製造することがで
きる中間製品としての発泡性粒状物を提供するもので、
最終製品とした発泡成形体よりなる包装固形充填材の使
用時に、被包装物品を、輸送中の振動あるいは衝撃など
から確実に保護することができて、すぐれた緩衝特性を
有しており、しかも生分解性を有していて、使用後に土
中に埋没廃棄しても、自然の腐敗により分解して消滅
し、あるいはまた焼却廃棄しても、熱の発生が少なく、
かつ公害を生じにくい包装固形充填材の製造に用いられ
る澱粉系発泡性粒状物およびその製造法を提供しようと
するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、この発明のまず第1発明は、澱粉質
物質100重量部と、発泡剤0.01〜5.0重量部
と、水5〜30重量部とからなり、粒径0.1〜5.0
mmおよび発泡倍率1.2〜6.0を有することを特徴と
する、包装固形充填材用澱粉系発泡性粒状物を要旨とし
ている。
【0008】また、上記澱粉系発泡性粒状物には、さら
にポリビニルアルコール、ポリカプロラクトン等の脂肪
族ポリエステル、および微生物産生型ポリエステルより
なる群の中から選ばれた少なくとも1つの生分解性を有
する高分子化合物が1〜100重量部含まれていても良
い。これらの高分子化合物の添加により、土中に埋没廃
棄した場合の腐敗による分解速度は若干遅くなるが、澱
粉系発泡成形体の緩衝機能が大幅に増大する。
【0009】つぎに、第2発明は、上記包装固形充填材
用澱粉系発泡性粒状物の製造法であって、澱粉質物質1
00重量部と、水15〜60重量部と、発泡剤0.01
〜5.0重量部とからなる発泡体原料を、押出成形機
で、温度60〜150℃、および圧力5〜50kg/c
2 の条件下で加熱混練して押出成形し、押出物を切断
または粉砕して粒径0.1〜5.0mmおよび発泡倍率
1.2〜6.0を有する粒状物とすることを特徴とする
ものである。
【0010】ここで、上記発泡体原料に、さらにポリビ
ニルアルコール、脂肪族ポリエステル、および微生物産
生型ポリエステルよりなる群の中から選ばれた少なくと
も1つの生分解性を有する高分子化合物が1〜100重
量部含まれていても良く、この発泡体原料を、押出成形
機で、上記の温度および圧力の条件下で加熱混練して押
出成形し、同様の粒径および発泡倍率を有する粒状物を
製造することもできる。
【0011】上記において、澱粉質物質とは、澱粉また
は変性澱粉であるが、澱粉質物質は、澱粉を主成分とし
た小麦粉等の穀粉であっても良い。
【0012】上記澱粉としては、馬鈴薯、とうもろこし
(コーンスターチ、ワキシースターチ)、さつまいも、
タピオカ、サゴヤシ、米、小麦などから得れる澱粉を使
用する。
【0013】また変性澱粉としては、これらの澱粉を一
部エーテル化、エステル化、架橋、酸化、あるいは酵素
分解して得られた変性澱粉を使用する。
【0014】エーテル化またはエステル化澱粉の置換度
は、0.01〜0.5が好ましい。ここで、置換度と
は、澱粉誘導体のグルコース1個あたりの置換水酸基の
平均値である。
【0015】また、エステル化剤としては、ギ酸、無水
ギ酸、酢酸、無水酢酸、酢酸ビニル、飽和脂肪酸、不飽
和脂肪酸、塩化アセチル、ケテン、リン酸ナトリウム、
トリポリリン酸ナトリウムなどがあげられる。エーテル
化剤としては、塩化メチル、酸化エチレン、エチレンク
ロルヒドリン、モノクロル酢酸、ジエチルアミノエチル
クロリド、2,3−エポキシプロピルトリメチルアンモ
ニウムクロリドがあげられる。
【0016】架橋澱粉の架橋程度は、通常、置換度0.
0003〜0.01である。ここで、架橋剤としては、
オキシ塩化リン、トリメタリン酸、アクロレイン、エピ
クロルヒドリンなどがあげられる。
【0017】酸化澱粉としては、カルボキシル基の置換
度が0.00001〜0.02程度生成したものが好ま
しい。
【0018】また、酵素分解して得られた変性澱粉と
は、澱粉を、α−アミラーゼ、β−アミラーゼ、グルコ
アミラーゼ、イソアミラーゼ、α−グルコシダーゼ、ブ
ルラナーゼなどの酵素により分解したものをいう。
【0019】澱粉質物質は、澱粉を主成分とし、かつ蛋
白質、脂質および灰分等の不純物質50重量%以下が含
まれた小麦粉、米粉、玄米粉等の穀粉であっても良い。
【0020】また、使用可能な発泡剤には、有機発泡剤
と無機発泡剤とがある。前者の有機発泡剤としては、ア
ゾ系発泡剤:アゾビスイソブチロニトリル、アゾジカル
ボンアミド、ジアゾアミノベンゼン、ヒドラジン系発泡
剤:ジフェニルスルホン−3,3′−ジスルホンヒドラ
ジン、トリヒドロジノトリアジン、セミカルバジド系発
泡剤:P−トルイレンスルホニルセミカルバジド、ベン
ゼンスルホニルセミカルバジド、トリアゾール系発泡
剤:5−モルホリル−1,2,3,4−チアゾール、N
−ニトロソ系発泡剤:N,N′−ジニトロソペンタンメ
チレンテトラミン、N,N′−ジメチル−N,N′−ジ
ニトロソテレフタルアミドなどを使用する。
【0021】また後者の無機発泡剤としては、重炭酸ソ
ーダ、重炭酸アンモニア、および重炭酸カリなどを使用
する。
【0022】なお、気泡調製剤として、タルク、ベント
ナイト、あるいは炭酸カルシウムなどを添加しても良
い。
【0023】この発明による包装固形充填材用澱粉系発
泡性粒状物を製造するさいの発泡体原料は、澱粉質物質
100重量部と、水15〜60重量部(澱粉質物質に当
初より吸湿されている水分を含む)と、発泡剤0.01
〜5.0重量部とからなるものである。
【0024】ここで、水は、澱粉系発泡性粒状物の製造
の最初の段階では多く使用し、水の含有量は、15〜6
0重量部、好ましくは20〜50重量部である。なお、
澱粉質物質には、通常当初より通常10重量%程度の水
が含まれており、発泡体原料中での水の存在は、不可欠
である。
【0025】発泡体原料中の水の含有量が15重量部未
満であれば、押出機内の材料温度が高くなり、発泡剤の
分解が過剰に生じるので、好ましくない。
【0026】また水の含有量が60重量部を越えると、
押出機内部での粘度が低すぎるため、原料が充分に混練
されず、澱粉質物質の糊化が進まないため好ましくな
い。
【0027】また、上記発泡剤の添加量が0.01重量
部未満であれば、中間製品としての発泡性粒状物、さら
には最終製品としての発泡成形体に充分な発泡倍率が得
られず、発泡成形体の体積が小さいものとなって、包装
固形充填材としての緩衝機能が低下する。また発泡剤の
添加量が5.0重量部を越えると、発泡剤が過剰とな
り、澱粉系発泡性粒状物の押出成形が不可能であるとと
もに、最終製品としての発泡成形体の製造のさいにも、
過剰発泡となり、成形体の密度が低下するとともに、圧
縮かたさが小さくなってやはり緩衝機能が低下するの
で、好ましくない。
【0028】なお、上記タルク等の気泡調製剤の添加量
は、澱粉質物質100重量部に対して5重量部以下であ
る。
【0029】この発明により包装固形充填材用澱粉系発
泡性粒状物を製造するさいには、まず澱粉質物質に発泡
剤と水を所定の割合で添加し、よく攪拌した後、この発
泡体原料を押出成形機に投入する。この場合、澱粉質物
質に発泡剤のみを添加し、攪拌した後、押出成形機に投
入し、押出混練中に水を添加しても良い。
【0030】押出成形機としては、例えば二軸同方向回
転スクリューを備えた二軸押出成形機が好適に使用され
るが、スクリューの回転数は、一般の合成樹脂の押出成
形の場合よりも大きく、100〜300rpm、好まし
くは200〜250rpmとする。
【0031】ここで、押出成形機のスクリューの回転数
が100rpm未満であれば、澱粉質物質の糊化が充分
でなく、粒子が残るため、好ましくない。またスクリュ
ーの回転数が300rpmを越えると、糊化度が増大
し、粘度の低下が生じるので、押出成形が不可能とな
る。
【0032】この押出成形機により発泡体原料を、ダイ
ス部分での温度60〜150℃、好ましくは80〜12
0℃、およびダイス部分での圧力5〜50kg/c
2 、好ましくは10〜20kg/cm2 の条件下で加
熱混練し、かつ直径3〜5mmの吐出孔を有するダイスか
ら押出成形し、押出物を切断または粉砕して、粒径0.
1〜5.0mmを有する包装固形充填材用の澱粉系発泡性
粒状物を得る。
【0033】ここで、澱粉質物質は、まず水と、上記押
出成形機のスクリューによる混練およびせん断とによっ
て膨潤し、ついで糊化する。糊化した原料は押出成形機
の出口における圧力の急激な減少によって水分の気化が
起こり、その結果、1.2〜6.0倍の発泡を生じる。
【0034】上記において、押出成形の温度が60℃未
満であれば、澱粉質物質の糊化が充分でなく、粒子が残
るとともに、押出成形機内での粘度が高く、押出が不可
能となるため、好ましくない。また押出成形の温度が1
50℃を越えると、押出時の発泡が大きく発泡剤がほと
んど分解してしまい、次の段階での発泡に必要な量の発
泡剤が残らないため、好ましくない。
【0035】また、押出成形時の圧力が5kg/cm2
未満であれば、発泡が不充分で、気泡の形成が足りない
ので、好ましくなく、また圧力が50kg/cm2 を越
えると、気泡が破壊され、また発熱により、澱粉質物質
の熱分解を助長するので、好ましくない。
【0036】押出成形後の粒状物の粒径0.1〜5.0
mm、好ましくは1.0〜3.0mmである。ここで、粒状
物の粒径が0.1mm未満であれば、1つの粒子の持つ細
孔が少ないために、最終製品としての発泡成形体の製造
のさいに2次発泡が起こらず、また粒状物の粒径が5.
0mmを越えると、大きすぎて、発泡成形体の製造用の型
に充填するさい、型の細かい部分まで充填され難く、作
業性に劣るため、好ましくない。この場合、押出物を粒
状とする方法としては、例えば押出機出口での切断、あ
るいは押出物を室温まで冷却したのち、粉砕を行なうと
良い。
【0037】また、押出成形後の粒状物の発泡倍率1.
2未満であれば、1つの粒子の持つ気泡の量が少なす
ぎ、または全く持たないため、次の段階での発泡が起こ
らず、好ましくない。また発泡倍率6.0を越えると、
発泡剤がほとんど分解してしまっており、次の段階で必
要な量の発泡剤が残らないため、好ましくない。
【0038】押出成形後の澱粉系発泡性粒状物の水分含
有量は、上記のように、5〜30重量部、好ましくは1
5〜25重量部となるように調整することにより、要求
される発泡成形体よりなる包装固形充填材の製造に適し
た粒状原料が得られる。
【0039】このとき、水分調整を行なうことにより、
柔軟な緩衝特性を有する発泡成形体が得られ、逆に、水
分量を減らすことにより、粒状原料としての長期保存が
可能となる。
【0040】このときの水分量の調整方法としては、適
温適湿に調整した恒温恒湿槽等の環境下に放置すること
により、平衡水分量をもたせる他、攪拌しながら水をス
プレーする方法などがあげられる。
【0041】ところで、最終製品としての発泡成形体の
製造のさいの2次発泡においては、水も発泡剤として作
用するため、上記澱粉系発泡性粒状物の水分含有量が5
重量部未満であれば、発泡が起こらず、好ましくない。
また、粒状物の水分含有量が30重量部を越えると、発
泡成形のさいの原料の溶融粘度が低すぎるため、発泡壁
が形成されず、その結果、発泡が起こらないので、好ま
しくない。
【0042】最終製品としての包装固形充填材を製造す
るには、上記澱粉系発泡性粒状物を、包装容器の被包装
物品の形状に対応する空間部を有する所定の成形機のダ
イス内に充填し、例えば温度180〜220℃、および
圧力5〜50kg/cm2 の条件下で加熱加圧して発泡
成形し、最終発泡倍率10〜50、および圧縮かたさ
0.7〜2.0kg/cm2 の澱粉系発泡成形体よりな
る包装固形充填材を製造する。
【0043】なお、上記成形後の澱粉系発泡成形体の密
度は、0.02〜0.13g/cm3 、好ましくは0.
03〜0.08g/cm3 である。
【0044】ここで、澱粉系発泡成形体の密度が0.0
1g/cm3 未満であれば、強度が小さく、壊れやすく
なるので、緩衝機能が不充分となり、好ましくない。ま
た、澱粉系発泡成形体の密度が0.1g/cm3 を越え
ると、充填後の重量が全体として重くなるばかりか、材
料が無駄になり、コストがアップして経済的でない。
【0045】
【作用】上記において、包装固形充填材用の澱粉系発泡
性粒状物は、その粒径を調節することにより、所定のブ
ロック形状の包装固形充填材を製造するために、要求さ
れる型への充填効率があがり、作業効率が向上する。
【0046】また、この発明による澱粉系発泡性粒状物
より成形した所定形状のブロック状包装固形充填材をダ
ンボール箱等の包装容器に充填するさい、充填作業が非
常に簡単であり、充填作業に時間がかゝらず、かつ従来
のようなバラ状の充填材のように粒状充填材が作業現場
に無用に散乱するといったことがなく、充填作業を迅速
に行ない得る。勿論、ブロック状包装固形充填材として
包装容器に充填後の使用時には、荷動きがほとんど無
く、荷動き防止性が優れており、緩衝特性がすぐれてい
る。
【0047】しかも、包装固形充填材用の発泡性粒状物
は、それ自体生分解性を有する澱粉質物質を主成分と
し、場合によってはこれに、ポリビニルアルコール、あ
るいはポリカプロラクトン等の脂肪族ポリエステル、あ
るいはまた微生物産生型ポリエステルのような生分解性
を有する高分子化合物が含まれているだけであるから、
これをブロック形状の包装固形充填材に成形し、その使
用後に土中に埋没廃棄しても、自然の腐敗により分解し
て消滅し、あるいはまた焼却廃棄しても、熱の発生が少
なく、かつ公害を生じにくいものである。
【0048】また、上記澱粉系発泡性粒状物の製造法に
よれば、包装固形充填材を発泡成形するための澱粉系発
泡性粒状物を、押出成形機により非常に能率良く、量産
することができ、ひいては包装固形充填材の製造コスト
が安くつく。
【0049】なお、澱粉系発泡性粒状物の素材に、さら
に上記生分解性を有する高分子化合物が含まれることに
より、最終製品としての澱粉系発泡成形体よりなる包装
固形充填材の緩衝機能が大幅に増大する。
【0050】
【実施例】つぎに、この発明の実施例を比較例と共に説
明する。
【0051】実施例1 馬鈴薯澱粉100重量部と、化学発泡剤としてアゾジカ
ルボンアミド(ADCA)3重量部とを混合し、得られ
た混合物を、口径3mmの単穴ストランドダイを備えたL
(長さ)/D(直径)=15、同方向回転スクリューを
備えた二軸押出成形機(幸和工業株式会社製)に投入
し、ついで中間投入口より水20重量部を加え、加熱混
練押出を行ない、紐状の成形物を得た。
【0052】混練時の温度条件は、シリンダ投入口側部
(C1 ):80℃、シリンダ中間部(C2 ):110
℃、ダイス側部(C3 ):120℃、ダイ:90℃とし
た。また、スクリューの回転数:200rpm、押出時
のダイ先端圧力:12kg/cm2 とした。
【0053】さらに、上記紐状の押出成形物を、室温ま
で冷却し、通常の粉砕機で粉砕した後、温度20℃、相
対湿度80%のオーブン内で24時間放置し、平均粒径
3mm、発泡倍率2.0倍、水分含有量15重量部の発泡
性粒状物を製造した。得られた結果を表1に示した。
【0054】ついで、この発泡性粒状物20gを、直径
8cm、高さ6cmの円筒型の耐熱ガラス製蓋付容器に
入れ、高周波加熱装置で90秒間加熱し、2次的に発泡
させた。得られた発泡成形体は、密度0.035g/c
3 、発泡倍率37.1、平均気泡径0.1mm、圧縮か
たさ0.81kg/cm2 、独立気泡率2.8%、およ
び復元率68.3%の緩衝特性にすぐれた白色の発泡体
であり、包装固形充填材として充分使用可能なものであ
った。得られた結果を表2に示した。
【0055】実施例2〜9 澱粉質物質として馬鈴薯(実施例2、6)、とうもろこ
し(コーンスターチ)(実施例3、4)、とうもろこし
(ワキシースターチ)(実施例5、7)、酸化澱粉(実
施例8)、小麦粉(実施例9)を使用するとともに、発
泡剤としてアゾジカルボンアミド(ADCA)(実施例
2、3、6〜9)またはアゾビスイソブチロニトリル
(AIBN)(実施例4、5)を使用した。これら澱粉
質物質、発泡剤、および水の各成分の配合量を表1に示
すように選択し、加熱混練押出の条件を設定するととも
に、押出機として、口径1mmの3穴ストランドダイを備
えた異方向回転スクリューの二軸押出成形機(株式会社
東洋精機製作所製)を使用する点を除いては、上記実施
例1の場合と同様にして、各種発泡性粒状物を製造し
た。得られた各発泡性粒状物のオーブン内放置後の平均
粒径、発泡倍率、および水分含有量の結果を表1にまと
めて示した。
【0056】なお、実施例9においては小麦粉として強
力粉を使用した。これは澱粉価71.0重量%、水分1
2.8重量%、蛋白質12.7重量%、脂質1.2重量
%、灰分0.8重量%、およびその他繊維素等1.5重
量%を有するものであった。
【0057】ついで、各発泡性粒状物110gを、ステ
ンレス鋼板上に載置した1辺100cm、高さ8mmの内
寸からなる方形の鉄枠内に充填し、さらにステンレス鋼
板で覆ったのち、ホットプレスにより熱板温度200
℃、面圧力180kg/cm2で10分間加熱し、経時
後、面圧力を減圧し、粒状物を2次的に発泡させた。得
られた発泡成形体の密度、発泡倍率、平均気泡径、圧縮
かたさ、独立気泡率および復元率は、表2に示すとおり
のものであり、各発泡成形体は白色で、かつ緩衝特性に
すぐれていて、包装固形充填材として充分使用可能なも
のであった。
【0058】実施例10〜12 澱粉としてワキシースターチ、発泡剤としてアゾジカル
ボンアミド(ADCA)を使用するとともに、さらに生
分解性を有する高分子化合物としてポリビニルアルコー
ル(商品名ポバール#117、株式会社クラレ製)を使
用する点を除いては、上記実施例7の場合と同様に、各
成分の配合量および押出成形の各条件を、表1に示すよ
うに選択して、各種発泡性粒状物を製造した。得られた
各発泡性粒状物のオーブン内放置後の平均粒径、発泡倍
率、および水分含有量の結果を表1にまとめて示した。
【0059】つぎに、各発泡性粒状物を、上記実施例7
の場合と同様に2次的に発泡させて、各種発泡成形体を
製造した。得られた発泡成形体の密度、発泡倍率、平均
気泡径、圧縮かたさ、独立気泡率および復元率は、表2
に示すとおりのものであり、各発泡成形体は、同様に白
色で、かつ緩衝特性にすぐれていて、包装固形充填材と
して充分使用可能なものであった。
【0060】なお、実施例10〜12で得られた発泡成
形体は、実施例1〜9のものに比較して、特に独立気泡
率および復元率が高く、緩衝特性において、よりすぐれ
た発泡成形体であり、これは包装固形充填材として有利
に使用し得るものであった。
【0061】
【表1】
【表2】 比較例1〜9 また、比較のために、澱粉質物質に対する発泡剤および
水、場合によっては生分解性を有する高分子化合物の配
合量を変え、あるいはダイ温度を変化させ、または粒径
を変え、その他の点は、同様にして、上記実施例1の場
合と同様にして、各種澱粉系発泡性粒状物を製造した。
【0062】また、得られた各発泡性粒状物について、
上記実施例1の場合と同様に2次的に発泡させて、各種
発泡成形体を製造し、得られた結果を表4にまとめて示
した。
【0063】
【表3】
【表4】 上記表1と2に示すように、実施例1〜12では、押出
成形の結果、いずれの場合も速やかに発泡が生じて、本
発明の包装固形充填材用の澱粉系発泡性粒状物を製造す
ることができ、またこれら実施例1〜12の澱粉系発泡
性粒状物を2次発泡させることにより、包装固形充填材
として使用可能な緩衝特性にすぐれた発泡成形体を製造
することができた。
【0064】これに対し、上記表3と4に示すように、
比較例1と2では、原料中の水の配合量が少なすぎる
か、もしくは多すぎるため、粒状物の押出成形が不可能
であった。
【0065】比較例3では、原料中の発泡剤の配合量が
少なく、押出成形の結果、一応、発泡性粒状物を製造す
ることができたが、発泡倍率は1.1と、非常に小さい
ものであった。
【0066】またこの澱粉系発泡性粒状物を2次発泡さ
せて、発泡成形体を製造したところ、発泡成形体は、発
泡倍率、圧縮かたさ、および復元率に劣り、従って緩衝
特性が悪く、包装固形充填材として使用不可能なもので
あった。
【0067】比較例4では、原料中に、生分解性を有す
る高分子化合物として添加したポリビニルアルコールが
多すぎるため、押出成形の結果、一応、発泡性粒状物を
製造することはできたが、2次発泡は生じなかった。
【0068】比較例5では、押出成形のさいのダイ温度
が高すぎるため、発泡性粒状物の段階で発泡が起こりす
ぎて、発泡剤が分解してしまい、2次発泡は生じなかっ
た。
【0069】比較例6では、押出成形のさいのダイ温度
が低すぎるため、粒状物の押出成形が不可能であった。
【0070】比較例7では、押出成形後の発泡性粒状物
の平均粒径が小さすぎるため、2次発泡は生じなかっ
た。
【0071】比較例8では、押出成形後の発泡性粒状物
の水分含有量が少なすぎるため、やはり2次発泡は生じ
なかった。
【0072】比較例9では、押出成形後の発泡性粒状物
の水分含有量が多すぎるため、この発泡性粒状物を2次
発泡させて、発泡成形体を製造したところ、発泡成形体
は、圧縮かたさ、および復元率に劣り、従って緩衝特性
が悪く、包装固形充填材として使用不可能なものであっ
た。
【0073】
【発明の効果】この発明による包装固形充填材用澱粉系
発泡性粒状物は、上述のように、澱粉質物質100重量
部と、発泡剤0.01〜5.0重量部と、水5〜30重
量部と、場合によってはポリビニルアルコール、脂肪族
ポリエステル、および微生物産生型ポリエステルよりな
る群の中から選ばれた少なくとも1つの生分解性を有す
る高分子化合物が1〜100重量部とからなり、粒径
0.1〜5.0mmおよび発泡倍率1.2〜6.0を有す
るもので、澱粉系発泡性粒状物の粒径を調節することに
より、所定のブロック形状の包装固形充填材を製造する
ために、要求される型への充填効率があがり、作業効率
が向上する。
【0074】また、この発明による澱粉系発泡性粒状物
より成形した所定形状のブロック状包装固形充填材をダ
ンボール箱等の包装容器に充填するさい、充填作業が非
常に簡単であり、充填作業に時間がかゝらず、かつ従来
のようなバラ状の充填材のように粒状充填材が作業現場
に無用に散乱するといったことがなく、充填作業を迅速
に行ない得る。勿論、ブロック状包装固形充填材として
包装容器に充填後の使用時には、荷動きがほとんど無
く、荷動き防止性が優れており、緩衝特性がすぐれてい
るという効果を奏する。
【0075】そのうえ、包装固形充填材用の発泡性粒状
物は、それ自体生分解性を有する澱粉質物質を主成分と
し、場合によってはこれに、ポリビニルアルコール、脂
肪族ポリエステル、および微生物産生型ポリエステルの
ような生分解性を有する高分子化合物が含まれているだ
けであるから、これをブロック形状の包装固形充填材に
成形し、その使用後に土中に埋没廃棄しても、自然の腐
敗により分解して消滅し、あるいはまた焼却廃棄して
も、熱の発生が少なく、かつ公害を生じにくい。
【0076】また、澱粉系発泡性粒状物の素材に、上記
生分解性を有する高分子化合物を添加することにより、
土中に埋没廃棄した場合の腐敗による分解速度は若干遅
くなるが、最終製品としての澱粉系発泡成形体よりなる
包装固形充填材の緩衝機能が大幅に増大するという利点
がある。
【0077】また、この発明による包装固形充填材用澱
粉系発泡性粒状物の製造法は、上述のように、澱粉質物
質100重量部と、水15〜60重量部と、発泡剤0.
01〜5.0重量部と、場合によってはポリビニルアル
コール、脂肪族ポリエステル、および微生物産生型ポリ
エステルよりなる群の中から選ばれた少なくとも1つの
生分解性を有する高分子化合物が1〜100重量部とか
らなる発泡体原料を、押出成形機で、温度60〜150
℃、および圧力5〜50kg/cm2 の条件下で加熱混
練して押出成形し、押出物を切断または粉砕して粒径
0.1〜5.0mmおよび発泡倍率1.2〜6.0を有す
る粒状物とするもので、この発明の方法によれば、包装
固形充填材を発泡成形するための澱粉系発泡性粒状物
を、押出成形機により非常に能率良く、量産することが
でき、ひいては包装固形充填材の製造コストが安くつく
という効果を奏する。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 澱粉質物質100重量部と、発泡剤0.
    01〜5.0重量部と、水5〜30重量部とからなり、
    粒径0.1〜5.0mmおよび発泡倍率1.2〜6.0を
    有することを特徴とする、包装固形充填材用澱粉系発泡
    性粒状物。
  2. 【請求項2】 澱粉質物質が、澱粉または変性澱粉であ
    る、請求項1記載の包装固形充填材用澱粉系発泡性粒状
    物。
  3. 【請求項3】 澱粉質物質が、澱粉を主成分とし、かつ
    蛋白質、脂質および灰分等の不純物質50重量%以下が
    含まれた穀粉である、請求項1記載の包装固形充填材用
    澱粉系発泡性粒状物。
  4. 【請求項4】 さらにポリビニルアルコール、脂肪族ポ
    リエステル、および微生物産生型ポリエステルよりなる
    群の中から選ばれた少なくとも1つの生分解性を有する
    高分子化合物が1〜100重量部含まれている、請求項
    1、2、または3記載の包装固形充填材用澱粉系発泡性
    粒状物。
  5. 【請求項5】 澱粉質物質100重量部と、水15〜6
    0重量部と、発泡剤0.01〜5.0重量部とからなる
    発泡体原料を、押出成形機で、温度60〜150℃、お
    よび圧力5〜50kg/cm2 の条件下で加熱混練して
    押出成形し、押出物を切断または粉砕して粒径0.1〜
    5.0mmおよび発泡倍率1.2〜6.0を有する粒状物
    とすることを特徴とする、包装固形充填材用澱粉系発泡
    性粒状物の製造法。
  6. 【請求項6】 発泡体原料に、さらにポリビニルアルコ
    ール、脂肪族ポリエステル、および微生物産生型ポリエ
    ステルよりなる群の中から選ばれた少なくとも1つの生
    分解性を有する高分子化合物が1〜100重量部含まれ
    ており、この発泡体原料を、押出成形機で、温度60〜
    150℃、および圧力5〜50kg/cm2 の条件下で
    加熱混練して押出成形し、押出物を切断または粉砕して
    粒径0.1〜5.0mmおよび発泡倍率1.2〜6.0を
    有する粒状物とする、請求項5記載の包装固形充填材用
    澱粉系発泡性粒状物の製造法。
JP4023893A 1993-03-01 1993-03-01 包装固形充填材用澱粉系発泡性粒状物およびその製造法 Pending JPH06255677A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4023893A JPH06255677A (ja) 1993-03-01 1993-03-01 包装固形充填材用澱粉系発泡性粒状物およびその製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4023893A JPH06255677A (ja) 1993-03-01 1993-03-01 包装固形充填材用澱粉系発泡性粒状物およびその製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06255677A true JPH06255677A (ja) 1994-09-13

Family

ID=12575145

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4023893A Pending JPH06255677A (ja) 1993-03-01 1993-03-01 包装固形充填材用澱粉系発泡性粒状物およびその製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06255677A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002302567A (ja) * 2001-04-05 2002-10-18 Achilles Corp 生分解性を有するポリエステル系樹脂予備発泡粒子の連続製造方法
CN105885103A (zh) * 2015-01-16 2016-08-24 宁波高新区金杉新能源科技有限公司 一种淀粉基发泡材料及其制备方法
WO2021029718A1 (ko) * 2019-08-14 2021-02-18 다윈그룹(주) 쌀 가공 플라스틱 조성물 및 이의 제조방법

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002302567A (ja) * 2001-04-05 2002-10-18 Achilles Corp 生分解性を有するポリエステル系樹脂予備発泡粒子の連続製造方法
CN105885103A (zh) * 2015-01-16 2016-08-24 宁波高新区金杉新能源科技有限公司 一种淀粉基发泡材料及其制备方法
WO2021029718A1 (ko) * 2019-08-14 2021-02-18 다윈그룹(주) 쌀 가공 플라스틱 조성물 및 이의 제조방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5922379A (en) Biodegradable protein/starch-based thermoplastic composition
US5360830A (en) Expanded articles of biodegradable plastic materials
US5272181A (en) Biodegradable expanded foam material
JP2749918B2 (ja) 生分解性生成物およびその製造方法
JP3276541B2 (ja) 生分解性発泡プラスチック材料とその製造方法
US5710190A (en) Soy protein-based thermoplastic composition for foamed articles
US5854345A (en) Biodegradable polyester and natural polymer compositions and expanded articles therefrom
HU208985B (en) Polymere-based mixture composition containing destructurated starch
EP2610286B1 (en) Foam and methods of making the same
JP4263337B2 (ja) 生分解性発泡体及びその製造方法
WO1992008759A1 (en) Expandable and expanded (foamed) solid products
US5853848A (en) Biodegradable foamed product from a starch graft copolymer
JP3253135B2 (ja) 生分解性樹脂発泡体
JPH06255677A (ja) 包装固形充填材用澱粉系発泡性粒状物およびその製造法
JPH08109278A (ja) 発泡成形体、発泡成形体用原料、および発泡成形体の製造方法
KR100578113B1 (ko) 생분해성 포장용 완충재 조성물, 2차원료 및 완충재의제조방법
AU690304B2 (en) Starch graft copolymer from prime starch
WO1992018325A1 (en) Biodegradable packaging material
JPH0649276A (ja) 糊化澱粉を含む生分解性プラスチック組成物及びその製造方法
JPH0717571A (ja) 生分解性緩衝材およびその製造法
JP3113706B2 (ja) 生分解性発泡体の製造法
JP2002371153A (ja) 生分解性発泡成形体及びその製造法
US5880184A (en) Low-density packing compositions
JPH05338672A (ja) 充填用緩衝材およびその製造法
JPH07278351A (ja) 澱粉を含む組成物と発泡成形物およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20001219