JPH06255630A - 回転する加熱体の温度測定方法及び温度制御方法 - Google Patents

回転する加熱体の温度測定方法及び温度制御方法

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JPH06255630A
JPH06255630A JP5061073A JP6107393A JPH06255630A JP H06255630 A JPH06255630 A JP H06255630A JP 5061073 A JP5061073 A JP 5061073A JP 6107393 A JP6107393 A JP 6107393A JP H06255630 A JPH06255630 A JP H06255630A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
heating body
rotating
heat pipe
temperature control
Prior art date
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Pending
Application number
JP5061073A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Watabe
潔 渡部
Katsuichi Kishi
勝一 岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
M TEX MATSUMURA KK
Suzuki Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
M TEX MATSUMURA KK
Suzuki Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by M TEX MATSUMURA KK, Suzuki Manufacturing Co Ltd filed Critical M TEX MATSUMURA KK
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Publication of JPH06255630A publication Critical patent/JPH06255630A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】プラスチックフィルム三方シール包装機械に於
ける、プラスチックフィルムのエンドシーラーの温度測
定方法及び温度制御方法に関する。 【構成】ヒーター等の発熱体を有し、回転する加熱体と
被加熱物との作用部分の温度が加熱体支軸外部にまで導
出されるヒートパイプを作用部分近傍に設け、そのヒー
トパイプの加熱体支軸外部に突出させた部分の温度を測
定することによって加熱体と被加熱物との作用部分の温
度を測定する方法、更には測定した温度によりヒーター
の温度制御を行う加熱体の温度制御方法を用いることに
より、回転する加熱体の正確な温度測定、微妙な温度制
御が可能となった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転する加熱体の作用
部分の温度測定方法及び回転する加熱体の加熱温度制御
方法、具体的には、プラスチックフィルム三方シール包
装機械に於いて、プラスチックフィルムのエンドシール
を行うエンドシーラーの温度測定方法及び温度制御方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術による、回転する加熱体の温
度測定方法、及び温度制御方法の例として、プラスチッ
クフィルム三方シール包装機械に於いて、プラスチック
フィルムのエンドシールを行うエンドシーラーを挙げて
説明する。
【0003】従来技術によるプラスチックフィルム三方
シール包装機械の概略図を図1,に示す。リール1,よ
り供給される包装用プラスチックフィルム2,は、ガイ
ドローラー3,にガイドされ、シーリング機構部4,へ
導入される。尚、図中に於いてはリール1,ガイドロー
ダー3,の支持要素等は省略する。
【0004】シーリング機構部4,は、コンベア5,に
より、搬送供給される被包装物6,を包装用プラスチッ
クフィルム2,で覆い、センターシーラー7,にて熱溶
着センターシールを、上部エンドシーラー8,下部エン
ドシーラー9,カッター10,にて熱溶着エンドシール
及び個別分離を行い、搬出コンベア11,により搬出さ
れる。プラスチックフィルムの熱溶着は、作用面の温度
制御が難しく、所定温度よりも高すぎるとプラスチック
フィルムが過剰溶融から溶断され、又、所定温度よりも
低すぎると不完全溶着となってしまう為に微妙な温度制
御が要求される。次に従来の技術による上下のエンドシ
ーラーの温度制御方法を図によって具体的に説明する。
【0005】図2,は上部エンドシーラー8,外観図、
図3,は上部エンドシーラー8,の断面図である。上部
エンドシーラー8,は、回転軸12,ヒートブロック1
3,カッター10,ヒーター14,給電リング15,集
電リング16,熱電対17,から構成され、軸受18,
を介して支持体19,に回転自在に支架される。ヒータ
ー14,は、給電リング15,給電ブラシ20,を介し
装置本体側のヒーター電源と結線される。熱電対17,
は集電リング16,集電ブラシ21,を介し装置本体側
の温度制御機構と結線される。下部エンドシーラー9,
は上部エンドシーラー8,と逆回転同期し、上部エンド
シーラー8,に設けたカッター10,に系合する溝部を
持つが他の構成は上部エンドシーラーと同様のものであ
る。
【0006】ところが、回転する各リングと装置本体側
に固定されたブラシの間は、摺動であるため、熱電対1
7,からの微弱な熱起電力に摺動による電気ノイズが入
り込み、正確な温度を測定できないという問題点を有
す。更には、集電リング16,とブラシ21,間にホコ
リ等異物が入り込み、導通が遮断されてしまうといった
問題点をも有す。よって、加熱体である上下のヒートブ
ロックと被加熱物である包装用プラスチックフィルム
2,との作用温度が正確に測定出来ない上に、測定した
作用温度によってフィードバック制御を行うはずのヒー
ター14,の温度制御も正確に行うことが出来なくなる
わけである。
【0007】プラスチックフィルム三方シール包装機械
のエンドシーラーの様な回転中心軸に対して均一な断面
を持たない回転する加熱体に限らず、図4,図5,のよ
うな通常の回転中心軸に対して均一な断面を持つローラ
ー状の回転する加熱体に於いても同様の問題点を有す。
【発明が解決しようとする課題】
【0008】解決しようとする問題点は、従来の技術に
よる回転する加熱体の温度測定方法では加熱体と被加熱
物との正確な作用温度の測定が出来ない上に、測定した
作用温度によってフィードバック制御を行うはずの回転
する加熱体のヒーターの温度制御も安定に行うことが出
来ないという点である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為に
本発明に於いては、ヒーター等の発熱体を有し、回転す
る加熱体と被加熱物との作用部分の温度が加熱体支軸外
部まで導出されるヒートパイプを作用部分近傍に設け、
そのヒートパイプの加熱体支軸外部に突出させた部分の
温度を測定することによって、加熱体と被加熱物との作
用部分の温度を測定する方法、更には測定した作用温度
によりヒーターのフィードバック制御を行う加熱体の温
度制御方法を用いる。
【0010】
【実施例1】本実施例では、加熱体の例として、プラス
チックフィルム三方シール包装機械に於いて、プラスチ
ックフィルムのエンドシールを行うエンドシーラーを挙
げて説明を行う。プラスチックフィルム三方シール包装
機械の基本構成は前述の従来技術のものと同様である
為、機械の構成に関する説明は省略し本発明によって改
良されたエンドシーラーの部分のみの説明とする。
【0011】図6,は本発明による上下のエンドシーラ
ー部の外観図、図7,は本発明による上部エンドシーラ
ー22,の断面図である。下部エンドシーラー29,は
上部エンドシーラー22,と逆回転同期し、上部エンド
シーラー22,に設けたカッターに系合する溝部を持つ
が他の構成は上部エンドシーラーと同様のものである。
【0012】上部エンドシーラー22,は包装用プラス
チックフィルム2,を溶着可能な所定温度に加熱される
が、その温度制御は、本発明の方法によって成される。
エンドシーラー22,は、回転軸23,ヒートブロック
24,カッター25,ヒーター26,ヒートパイプ2
7,給電リング15,から構成され、軸受18,を介し
て装置本体側の支持体19,に回転自在に支架される。
【0013】ヒーター26,の給電線は、給電リング1
5,と結線され、装置本体側電源より装置本体側に固定
されたブラシ20,により給電リングへ供給される。ヒ
ートブロック24,の包装用プラスチックフィルム2,
との作用面近傍にはヒートパイプ27,の一端が嵌装さ
れ、その他端、矢視28,部は回転軸23,の外部に突
出するよう配される。ヒートパイプ27,は加熱体であ
るヒートブロック24,とプラスチックフィルム2,と
の作用面近傍の温度を回転軸23,の外部28,部に伝
導する。
【0014】ヒートパイプ27,の外部突出部28,部
の温度を回転接触式の熱電対や、放射温度計等によって
測定し、装置本体側に設けられた温度制御機構によっ
て、ヒーター26,の電力をフィードバック制御を行
う。以上の構成により温度測定に於ける電装部分を全て
装置本体側に設けることが可能となり電気伝導系の途中
に摺動部を持つ必要が無くなった。
【0015】よって従来技術の温度測定方法に於いて問
題となった集電ブラシと集電リングとの摺動による電気
ノイズやホコリ等の異物による電気導通遮断はその要因
が取り除かれることになる。
【0016】
【発明の効果】本発明の温度測定方法及び温度制御方法
を用いることにより、回転する加熱体の正確な温度測
定、微妙な温度制御が可能となった。更には本発明の実
施例で説明を行ったプラスチックフィルム三方シール包
装機械のエンドシーラーの様な、回転中心軸に対して均
一な断面を持たない回転する加熱体に於いても作用部分
の温度を正確に測定、安定した制御を行うことが可能に
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の技術による温度測定方法、温度制御方法
による包装機械概略図
【図2】従来の技術によるエンドシーラー8,部の外観
【図3】従来の技術によるエンドシーラー8,部の断面
【図4】従来の温度測定方法による回転する加熱体の外
観図
【図5】従来の温度測定方法による回転する加熱体の断
面図
【図6】本発明の方法によるエンドシーラー部の概略図
【図7】本発明の方法による上部エンドシーラーの断面
【符合の説明】
1,リール 2,包装用プラスチックフィルム 3,ガイドローラー 4,シーリング機構部 5,コンベア 6,被包装物 7,センターシーラー 8,上部エンドシーラー 9,下部エンドシーラー 10,カッター 11,搬出コンベア 12,回転軸 13,ヒートブロック 14,ヒーター 15,給電リング 16,集電リング 17,熱電対 18,軸受 19,支持体 20,給電ブラシ 21,集電ブラシ 22,上部エンドシーラー 23,回転軸 24,ヒートブロック 25,カッター 26,ヒーター 27,ヒートパイプ 28,ヒートパイプの外部突出部 29,下部エンドシーラー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒーター等の発熱体を有し、回転する加
    熱体と被加熱物との作用部分の温度が加熱体支軸外部に
    まで導出されるヒートパイプを作用部分近傍に設け、そ
    のヒートパイプの加熱体支軸外部に突出させた部分の温
    度を測定することによって加熱体と被加熱物との作用部
    分の温度を測定する方法。
  2. 【請求項2】 ヒーター等の発熱体を有し、回転する加
    熱体と被加熱物との作用部分の温度が加熱体支軸外部に
    まで導出されるヒートパイプを作用部分近傍に設け、そ
    のヒートパイプの加熱体支軸外部に突出させた部分の温
    度を測定し、その温度をもって加熱体のヒーターの温度
    制御を行うことを特徴とした、回転する加熱体の温度制
    御方法。
  3. 【請求項3】 回転する発熱体は、プラスチックフィル
    ム三方シール包装機械に於いて、プラスチックフィルム
    のエンドシールを行うエンドシーラーであることを特徴
    とする請求項1の温度測定方法。
  4. 【請求項4】 回転する発熱体は、プラスチックフィル
    ム三方シール包装機械に於いて、プラスチックフィルム
    のエンドシールを行うエンドシーラーであることを特徴
    とする請求項2の温度制御方法。
JP5061073A 1993-02-24 1993-02-24 回転する加熱体の温度測定方法及び温度制御方法 Pending JPH06255630A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014133587A (ja) * 2013-01-11 2014-07-24 Tokiwa Kogyo Kk シール装置および包装機
JP2015091726A (ja) * 2015-01-15 2015-05-14 トキワ工業株式会社 シール装置および包装機
JP2016204018A (ja) * 2015-04-21 2016-12-08 富士インパルス株式会社 シール装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014133587A (ja) * 2013-01-11 2014-07-24 Tokiwa Kogyo Kk シール装置および包装機
JP2015091726A (ja) * 2015-01-15 2015-05-14 トキワ工業株式会社 シール装置および包装機
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