JPH06255524A - パワーステアリングの反力装置 - Google Patents
パワーステアリングの反力装置Info
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- JPH06255524A JPH06255524A JP5072996A JP7299693A JPH06255524A JP H06255524 A JPH06255524 A JP H06255524A JP 5072996 A JP5072996 A JP 5072996A JP 7299693 A JP7299693 A JP 7299693A JP H06255524 A JPH06255524 A JP H06255524A
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- Japan
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- yoke
- electromagnet
- output shaft
- input shaft
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- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車速などの走行条件に応じて、その反力を自
由に設定できるようにする。 【構成】 出力軸2側に固定したサイドブッシュ9と、
入力軸3に対して相対移動可能にしたヨーク10とを設
け、それらの対向面に傾斜溝11、12を形成する。そ
して、高速時には、電磁石を励磁させて、ヨーク10を
サイドブッシュ9側に強く押しつける。
由に設定できるようにする。 【構成】 出力軸2側に固定したサイドブッシュ9と、
入力軸3に対して相対移動可能にしたヨーク10とを設
け、それらの対向面に傾斜溝11、12を形成する。そ
して、高速時には、電磁石を励磁させて、ヨーク10を
サイドブッシュ9側に強く押しつける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、入力軸と出力軸とを
相対回転させながらパワーアシスト用のアクチュエータ
を動作させるパワーステアリングの反力装置に関する。
相対回転させながらパワーアシスト用のアクチュエータ
を動作させるパワーステアリングの反力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の装置は、入力軸と出力軸とをトー
ションバーを介して連結するとともに、これら両軸を相
対回転させたときのトーションバーのねじれ力を擬似反
力とするものである。
ションバーを介して連結するとともに、これら両軸を相
対回転させたときのトーションバーのねじれ力を擬似反
力とするものである。
【発明が解決しようとする課題】上記のようにした従来
の反力装置では、トーションバーの剛性によって反力が
一義的に決まってしまうので、例えば、据え切り時の反
力を小さくすると、高速走行時にはハンドルが軽過ぎて
しまい、その走行安定性が損なわれてしまう。反対に、
高速時の走行安定性を維持しようとすると、据え切り時
の反力が大きくなり過ぎるという、相反する問題を抱え
ていた。この発明の目的は、操舵反力を自由に調整でき
るようにして、車両の操舵特性を向上させた装置の提供
を目的にする。
の反力装置では、トーションバーの剛性によって反力が
一義的に決まってしまうので、例えば、据え切り時の反
力を小さくすると、高速走行時にはハンドルが軽過ぎて
しまい、その走行安定性が損なわれてしまう。反対に、
高速時の走行安定性を維持しようとすると、据え切り時
の反力が大きくなり過ぎるという、相反する問題を抱え
ていた。この発明の目的は、操舵反力を自由に調整でき
るようにして、車両の操舵特性を向上させた装置の提供
を目的にする。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、ケーシング
内に入力軸と出力軸とを備えるとともに、これら入力軸
と出力軸とを相対回転させてパワーアシスト用のアクチ
ュエータを動作させるパワーステアリング装置を前提に
するものである。上記の装置を前提にしつつ、この発明
は、入力軸に対して相対移動可能にしたヨークと、出力
軸側に固定したサイドブッシュと、を対向させるととも
に、これら両者の対向面に、周方向に向かって徐々に浅
くなる傾斜溝を形成し、これら傾斜溝間にボールを介在
させる一方、上記ケーシングには電磁石を固定し、上記
ヨークには永久磁石を固定するとともに、これら両磁石
を対向させ、しかも、永久磁石は、電磁石との対向面側
に一方の極性を現し、その対向面とは反対側に他方の極
性を現してなり、さらに、上記電磁石の励磁電流を制御
するコントローラを備え、電磁石を励磁することによっ
て、ヨークがサイドブッシュ側に引きつけられる構成に
した点に特徴を有する。
内に入力軸と出力軸とを備えるとともに、これら入力軸
と出力軸とを相対回転させてパワーアシスト用のアクチ
ュエータを動作させるパワーステアリング装置を前提に
するものである。上記の装置を前提にしつつ、この発明
は、入力軸に対して相対移動可能にしたヨークと、出力
軸側に固定したサイドブッシュと、を対向させるととも
に、これら両者の対向面に、周方向に向かって徐々に浅
くなる傾斜溝を形成し、これら傾斜溝間にボールを介在
させる一方、上記ケーシングには電磁石を固定し、上記
ヨークには永久磁石を固定するとともに、これら両磁石
を対向させ、しかも、永久磁石は、電磁石との対向面側
に一方の極性を現し、その対向面とは反対側に他方の極
性を現してなり、さらに、上記電磁石の励磁電流を制御
するコントローラを備え、電磁石を励磁することによっ
て、ヨークがサイドブッシュ側に引きつけられる構成に
した点に特徴を有する。
【0004】
【作用】この発明は、上記のように構成しているので、
電磁石に対する励磁電流を制御すれば、ヨークをサイド
ブッシュ側に移動させることができる。このようにヨー
クがサイドブッシュ側に移動すれば、このサイドブッシ
ュとヨークとの間に介在させたボールに対する押圧力が
強くなるので、その分、入力軸と出力軸とを相対回転さ
せるときに大きな力を必要とし、結局操舵反力を大きく
することができる。
電磁石に対する励磁電流を制御すれば、ヨークをサイド
ブッシュ側に移動させることができる。このようにヨー
クがサイドブッシュ側に移動すれば、このサイドブッシ
ュとヨークとの間に介在させたボールに対する押圧力が
強くなるので、その分、入力軸と出力軸とを相対回転さ
せるときに大きな力を必要とし、結局操舵反力を大きく
することができる。
【発明の効果】この発明の反力装置によれば、走行条件
に応じて操舵反力を自由に調整できるので、いつも安定
した走行を実現でき、操安性を向上させることができ
る。
に応じて操舵反力を自由に調整できるので、いつも安定
した走行を実現でき、操安性を向上させることができ
る。
【0005】
【実施例】図1〜図4に示した第1実施例は、ケーシン
グCに、ピニオン1を形成した出力軸2と、図示してい
ない操舵ハンドルに連係した入力軸3とを回転自在に支
持している。そして、これら両軸2、3をトーションバ
ー4を介して連結している。そして、上記出力軸2には
ロータリスリーブ5をピン6で固定し、入力軸3にはロ
ータリスプール7を一体に形成しているが、これらロー
タリスリーブ5とロータリスプール7とで、ロータリバ
ルブVを構成する。また、出力軸2にはピニオン1を一
体に形成するとともに、このピニオン1をラック軸8に
形成したラックにかみ合わせている。このラック軸8
は、図示していないパワーシリンダによって推力を発揮
するとともに、その両端には車輪を連係している。
グCに、ピニオン1を形成した出力軸2と、図示してい
ない操舵ハンドルに連係した入力軸3とを回転自在に支
持している。そして、これら両軸2、3をトーションバ
ー4を介して連結している。そして、上記出力軸2には
ロータリスリーブ5をピン6で固定し、入力軸3にはロ
ータリスプール7を一体に形成しているが、これらロー
タリスリーブ5とロータリスプール7とで、ロータリバ
ルブVを構成する。また、出力軸2にはピニオン1を一
体に形成するとともに、このピニオン1をラック軸8に
形成したラックにかみ合わせている。このラック軸8
は、図示していないパワーシリンダによって推力を発揮
するとともに、その両端には車輪を連係している。
【0006】いま、操舵ハンドルを回して入力軸3を回
転すると、その回転力はトーションバー4を介して出力
軸2に伝達される。しかし、出力軸2側には、ラック軸
8を介して車輪の接地抵抗が作用しているので、この時
点では出力軸2が回転せず、両軸2、3はトーションバ
ー4をねじりながら相対回転する。このように出力軸2
と入力軸3とが相対回転すると、ロータリバルブVのロ
ータリスリーブ5とロータリースプール7とが切換わ
り、上記パワーシリンダの一方に圧油を供給し、他方を
タンクに連通させる。これによってパワーシリンダが動
作するとともにラック軸に圧油を供給する。
転すると、その回転力はトーションバー4を介して出力
軸2に伝達される。しかし、出力軸2側には、ラック軸
8を介して車輪の接地抵抗が作用しているので、この時
点では出力軸2が回転せず、両軸2、3はトーションバ
ー4をねじりながら相対回転する。このように出力軸2
と入力軸3とが相対回転すると、ロータリバルブVのロ
ータリスリーブ5とロータリースプール7とが切換わ
り、上記パワーシリンダの一方に圧油を供給し、他方を
タンクに連通させる。これによってパワーシリンダが動
作するとともにラック軸に圧油を供給する。
【0007】パワーシリンダが動作すれば、それによっ
てラック軸8も移動するので、このラック軸8に連係し
た車輪も転舵される。そして、ハンドルをある操作位置
で停止すると入力軸3も止まるが、出力軸2は入力軸3
に追いついた時点で停止する。つまり、出力軸2が入力
軸3に追いつくと、ロータリバルブVのロータリスリー
ブ5とロータリスプール7との相対位置が、中立状態と
同様になるので、パワーシリンダの動作が停止し、それ
にともなってラック軸8及び出力軸2も停止することに
なる。上記のようにしたロータリスリーブ5の一端に
は、図2に示したサイドブッシュ9を固定している。ま
た、入力軸3にはヨーク10を摺動自在にはめるととも
に、このヨーク10の一側を上記サイドブッシュ9に対
向させている。
てラック軸8も移動するので、このラック軸8に連係し
た車輪も転舵される。そして、ハンドルをある操作位置
で停止すると入力軸3も止まるが、出力軸2は入力軸3
に追いついた時点で停止する。つまり、出力軸2が入力
軸3に追いつくと、ロータリバルブVのロータリスリー
ブ5とロータリスプール7との相対位置が、中立状態と
同様になるので、パワーシリンダの動作が停止し、それ
にともなってラック軸8及び出力軸2も停止することに
なる。上記のようにしたロータリスリーブ5の一端に
は、図2に示したサイドブッシュ9を固定している。ま
た、入力軸3にはヨーク10を摺動自在にはめるととも
に、このヨーク10の一側を上記サイドブッシュ9に対
向させている。
【0008】上記サイドブッシュ9とヨーク10とのそ
れぞれの対向面に、図2、図3に示すように3つの傾斜
溝11、12を、周方向に所定の間隔を保って形成して
いる。この傾斜溝11、12は、その両側に壁面11
a、12aを形成するとともに、その中央部分の溝の深
さを最も深くし、円周方向に向かうにしたがってその深
さを徐々に浅くしている。そして、サイドブッシュ9と
ヨーク10との傾斜溝11、12を互いに対向させると
ともに、それら対向した傾斜溝間にボール13を介在さ
せている。上記のようにしたヨーク10は、入力軸3と
の間にベアリング14を介して摺動自在にするととも
に、上記傾斜溝12を形成した側とは反対側に金属製の
ベロー15の一端を固定している。このベロー15の他
端はリング16に固定しているが、このリング16は止
めネジ17で入力軸3に固定している。したがって、上
記ヨーク10は、ベロー15の弾性力の作用で、サイド
ブッシュ9との間でボール13を保持できる。
れぞれの対向面に、図2、図3に示すように3つの傾斜
溝11、12を、周方向に所定の間隔を保って形成して
いる。この傾斜溝11、12は、その両側に壁面11
a、12aを形成するとともに、その中央部分の溝の深
さを最も深くし、円周方向に向かうにしたがってその深
さを徐々に浅くしている。そして、サイドブッシュ9と
ヨーク10との傾斜溝11、12を互いに対向させると
ともに、それら対向した傾斜溝間にボール13を介在さ
せている。上記のようにしたヨーク10は、入力軸3と
の間にベアリング14を介して摺動自在にするととも
に、上記傾斜溝12を形成した側とは反対側に金属製の
ベロー15の一端を固定している。このベロー15の他
端はリング16に固定しているが、このリング16は止
めネジ17で入力軸3に固定している。したがって、上
記ヨーク10は、ベロー15の弾性力の作用で、サイド
ブッシュ9との間でボール13を保持できる。
【0009】さらに、このヨーク10の周囲には筒部1
0aを形成し、この筒部10aの内側に永久磁石19を
設けている。この永久磁石19は、その外側である筒部
10aとの接着面側にN極が現れ、それとは反対の内側
にS極が現れるようにしている。前記ケーシングCには
電磁石20を固定しているが、この電磁石20を上記永
久磁石の内側であるS極側に対向させている。この電磁
石20はコネクター21を介してコントローラ22に接
続している。そして、このコントローラ22には、車速
センサー23、パワシリンダの負荷圧を検出する圧力セ
ンサー24、車両の横加速度を検出する横加速度センサ
ー25、及び操舵力ゲインを調整する調整ボリューム2
6を接続している。
0aを形成し、この筒部10aの内側に永久磁石19を
設けている。この永久磁石19は、その外側である筒部
10aとの接着面側にN極が現れ、それとは反対の内側
にS極が現れるようにしている。前記ケーシングCには
電磁石20を固定しているが、この電磁石20を上記永
久磁石の内側であるS極側に対向させている。この電磁
石20はコネクター21を介してコントローラ22に接
続している。そして、このコントローラ22には、車速
センサー23、パワシリンダの負荷圧を検出する圧力セ
ンサー24、車両の横加速度を検出する横加速度センサ
ー25、及び操舵力ゲインを調整する調整ボリューム2
6を接続している。
【0010】次に、この第1実施例の作用を説明する。
電磁石20を励磁しないときには、ヨーク10によるボ
ール13の押圧力がベロー15の弾性力だけになるの
で、その押圧力がほとんど発生しないと同じになる。こ
のときの操舵反力は、トーションバー4のねじれ反力だ
けとなり、相対的には、ハンドル操作感が軽くなる。し
たがって、車速センサー23からの信号が、一定速度以
下である低速走行時には電磁石20に対する励磁電流は
印加されない。そして、徐々に車速が上がっていくと、
コントローラ22が動作して、電磁石20に対する励磁
電流を大きくしていく。このときには、アンペアの右ネ
ジの法則によって、ヨーク10がサイドブッシュ9側に
移動するような磁界を発生するように、その電流の方向
を制御しておく。したがって、車速が上昇して、その励
磁電流が大きくなればなるほど、ヨーク10による押圧
力が強くなる。
電磁石20を励磁しないときには、ヨーク10によるボ
ール13の押圧力がベロー15の弾性力だけになるの
で、その押圧力がほとんど発生しないと同じになる。こ
のときの操舵反力は、トーションバー4のねじれ反力だ
けとなり、相対的には、ハンドル操作感が軽くなる。し
たがって、車速センサー23からの信号が、一定速度以
下である低速走行時には電磁石20に対する励磁電流は
印加されない。そして、徐々に車速が上がっていくと、
コントローラ22が動作して、電磁石20に対する励磁
電流を大きくしていく。このときには、アンペアの右ネ
ジの法則によって、ヨーク10がサイドブッシュ9側に
移動するような磁界を発生するように、その電流の方向
を制御しておく。したがって、車速が上昇して、その励
磁電流が大きくなればなるほど、ヨーク10による押圧
力が強くなる。
【0011】ヨーク10による押圧力が強くなればなる
ほど、傾斜溝11、12内のボール13の移動が規制さ
れるので、それだけ入力軸3と出力軸2とを相対回転さ
せるためには、より強い力が必要となる。いい換えれ
ば、ハンドル操作感が重くなるとともに、その中立剛性
が高まることになる。したがって、高速走行時の走行安
定性が向上することになる。図5〜図8に示した第2実
施例は、サイドブッシュ9及びヨーク10に形成した傾
斜溝11、12に、第1実施例のような壁面11a、1
2aを形成しないタイプのものである。ただし、このよ
うに傾斜溝11、12の側面を開放しておくと、ボール
13の安定性が損なわれるので、それを安定させるため
の板状のリテーナ27を設けたものである。その他の構
成は、第1実施例と同様である。
ほど、傾斜溝11、12内のボール13の移動が規制さ
れるので、それだけ入力軸3と出力軸2とを相対回転さ
せるためには、より強い力が必要となる。いい換えれ
ば、ハンドル操作感が重くなるとともに、その中立剛性
が高まることになる。したがって、高速走行時の走行安
定性が向上することになる。図5〜図8に示した第2実
施例は、サイドブッシュ9及びヨーク10に形成した傾
斜溝11、12に、第1実施例のような壁面11a、1
2aを形成しないタイプのものである。ただし、このよ
うに傾斜溝11、12の側面を開放しておくと、ボール
13の安定性が損なわれるので、それを安定させるため
の板状のリテーナ27を設けたものである。その他の構
成は、第1実施例と同様である。
【0012】図9、図10に示した第3実施例は、ヨー
ク10に円板状の板バネ28を固定するとともに、この
板バネ28の内側を、入力軸3に固定したベアリング2
9に固定している。そして、この板バネ28は、図10
に示すように、複数の円弧状孔30を形成し、その弾性
力を調整している。なお、この第2実施例においても、
ヨーク10に電磁石20を設けるとともに、この電磁石
20に対する励磁電流を、コントローラ22からの信号
に基づいて制御していること、第1実施例と同様であ
る。そして、この第3実施例の最大の特徴は、ヨーク1
0に摺動部分がないので、それだけ摩擦抵抗が少なく、
応答性が向上すること、及び、板バネを用いたので、ベ
ローを用いた第1実施例よりも省スペースを実現できる
ことである。
ク10に円板状の板バネ28を固定するとともに、この
板バネ28の内側を、入力軸3に固定したベアリング2
9に固定している。そして、この板バネ28は、図10
に示すように、複数の円弧状孔30を形成し、その弾性
力を調整している。なお、この第2実施例においても、
ヨーク10に電磁石20を設けるとともに、この電磁石
20に対する励磁電流を、コントローラ22からの信号
に基づいて制御していること、第1実施例と同様であ
る。そして、この第3実施例の最大の特徴は、ヨーク1
0に摺動部分がないので、それだけ摩擦抵抗が少なく、
応答性が向上すること、及び、板バネを用いたので、ベ
ローを用いた第1実施例よりも省スペースを実現できる
ことである。
【図1】第1実施例の断面図である。
【図2】第1実施例のサイドブッシュの斜視図である。
【図3】第1実施例のヨークの斜視図である。
【図4】第1実施例のサイドブッシュとヨークとの間に
ボールを入れた状態の側面図である。
ボールを入れた状態の側面図である。
【図5】第2実施例のサイドブッシュの斜視図である。
【図6】第2実施例のリテーナの斜視図である。
【図7】第2実施例のヨークの斜視図である。
【図8】第2実施例のサイドブッシュとヨークとの間に
ボールを入れた状態の側面図である。
ボールを入れた状態の側面図である。
【図9】第3実施例の要部の断面図である。
【図10】第3実施例のリテーナの正面図である。
C ケーシング 2 出力軸 3 入力軸 4 トーションバー 9 サイドブッシュ 10 ヨーク 11 傾斜溝 12 傾斜溝 13 ボール 19 永久磁石 20 電磁石 22 コントローラ
Claims (1)
- 【請求項1】 ケーシング内に入力軸と出力軸とを備え
るとともに、これら入力軸と出力軸とを相対回転させて
パワーアシスト用のアクチュエータを動作させるパワー
ステアリング装置において、入力軸に対して相対移動可
能にしたヨークと、出力軸側に固定したサイドブッシュ
とを対向させるとともに、これら両者の対向面に、周方
向に向かって徐々に浅くなる傾斜溝を形成し、これら傾
斜溝間にボールを介在させる一方、上記ケーシングには
電磁石を固定し、上記ヨークには永久磁石を固定すると
ともに、これら両磁石を対向させ、しかも、永久磁石
は、電磁石との対向面側に一方の極性を現し、その対向
面とは反対側に他方の極性を現してなり、さらに、上記
電磁石の励磁電流を制御するコントローラを備え、電磁
石を励磁することによって、ヨークがサイドブッシュ側
に引きつけられる構成にしたパワーステアリングの反力
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07299693A JP3299588B2 (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | パワーステアリングの反力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07299693A JP3299588B2 (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | パワーステアリングの反力装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06255524A true JPH06255524A (ja) | 1994-09-13 |
JP3299588B2 JP3299588B2 (ja) | 2002-07-08 |
Family
ID=13505545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07299693A Expired - Fee Related JP3299588B2 (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | パワーステアリングの反力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3299588B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2033876A1 (de) | 2007-09-10 | 2009-03-11 | Delphi Technologies, Inc. | Servolenksystem |
JP2009264433A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Chuo Spring Co Ltd | 板ばね |
-
1993
- 1993-03-08 JP JP07299693A patent/JP3299588B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2033876A1 (de) | 2007-09-10 | 2009-03-11 | Delphi Technologies, Inc. | Servolenksystem |
JP2009264433A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Chuo Spring Co Ltd | 板ばね |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3299588B2 (ja) | 2002-07-08 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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