JPH06254804A - 丸太の曲がり検出装置と丸太の皮剥設備 - Google Patents

丸太の曲がり検出装置と丸太の皮剥設備

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Publication number
JPH06254804A
JPH06254804A JP4732893A JP4732893A JPH06254804A JP H06254804 A JPH06254804 A JP H06254804A JP 4732893 A JP4732893 A JP 4732893A JP 4732893 A JP4732893 A JP 4732893A JP H06254804 A JPH06254804 A JP H06254804A
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JP
Japan
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log
bend
peeling
detecting device
bending
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Pending
Application number
JP4732893A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Nakajima
準一 中島
Kiichi Mizuta
喜市 水田
Takeshi Takizawa
武 滝沢
Nobuo Suzuki
伸夫 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Industrial Co Ltd
Fuji Kogyo KK
Original Assignee
Fuji Industrial Co Ltd
Fuji Kogyo KK
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Publication date
Application filed by Fuji Industrial Co Ltd, Fuji Kogyo KK filed Critical Fuji Industrial Co Ltd
Priority to JP4732893A priority Critical patent/JPH06254804A/ja
Publication of JPH06254804A publication Critical patent/JPH06254804A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 丸太の曲がりを自動的に検出することを可能
にする丸太の曲がり検出装置を提供するとともに、その
ような丸太の曲がり検出装置を組み込んだ丸太の皮剥設
備を提供することにある。 【構成】 搬送途中に所定位置で停止された丸太の両端
を下方から支持する丸太支持手段と、上記丸太支持手段
に支持された丸太の最大湾曲部を検出する検出手段と、
を具備したものである。皮剥装置の前又は後に請求項1
又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5記
載の丸太の曲がり検出装置を組み込んだものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、丸太の曲がり検出装置
と丸太の皮剥設備に係り、特に、、従来、作業員の目視
による判断に委ねられていた丸太の曲がりの検出を自動
化するとともに、それを皮剥設備に組み込んで、設備と
しての省力化を促進させるように工夫したものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、丸太から角材等を切り出すため
の設備装置は次のように構成されている。まず、原木の
表面の皮を剥ぐための皮剥装置があり、この皮剥装置に
丸太供給装置によって丸太を1本ずつ供給する。供給さ
れた丸太は上記皮剥装置によりその表面の皮を剥がされ
て排出される。排出された丸太は搬送手段を経て、両面
鋸挽装置に供給され、そこで、一対の丸鋸により鋸挽き
される。この鋸挽きによって角材等が切り取られことに
なる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成による
と次のような問題があった。まず、丸太の曲がりの問題
がある。上記設備に供給される丸太は、予め等級別に選
別されたものが供給されるが、中には最終的に所望の角
材を得るのには適さない程度の曲がりをもった丸太もあ
り、そのようなものが皮剥装置さらに鋸挽装置に供給さ
れても、最終的には不良品が産出されることになってし
まう。ところが、このような丸太の曲がりを検出する装
置はなく、専ら、作業員が目視によって搬送途中の丸太
の曲がりを判別して不適なものを除外するようになって
おり、これを自動化して省力化を促進させることが要求
されていた。
【0004】本発明はこのような点に基づいてなされた
ものでその目的とするところは、丸太の曲がりを自動的
に検出することを可能にする丸太の曲がり検出装置を提
供するとともに、そのような丸太の曲がり検出装置を組
み込んだ皮剥設備を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本願発明による丸太の曲がり検出装置は、搬送途中に所
定位置で停止された丸太の両端を下方から支持する一対
の丸太支持手段と、上記丸太支持手段に支持された丸太
の最大湾曲部を検出する検出手段と、を具備したもので
ある。その際、丸太支持手段は丸太を下方から支持する
湾曲体を備えていて、該湾曲体を移動させることにより
丸太を回転させて丸太の湾曲部を下方に位置させるよう
にすることが考えられる。又、丸太支持手段は丸太の長
手方向に移動可能に構成されているようにすることが考
えられる。又、丸太支持手段は丸太を回転させる丸太回
転手段を備えているようにすることが考えられる。又、
丸太の長さを測定し、その測定値に基づいて一対の丸太
支持手段のスパンを調整するようにすることが考えられ
る。又、検出手段の検出結果に基づいてて丸太の曲がり
が予め設定された値を上回るものか否かを判別する判別
手段と、上記判別手段の判別により丸太の曲がりが予め
設定された値を上回るものであると判別したものについ
てマーキングするマーキング手段と、を具備したものと
することが考えられる。
【0006】又、本願発明による丸太の皮剥装置は、皮
剥装置の前又は後に請求項1又は請求項2又は請求項3
又は請求項4又は請求項5又は請求項6記載の丸太の曲
がり検出装置を組み込んだことを特徴とするものであ
る。その際、丸太の縦送り搬送途中に丸太の曲がり検出
装置を組み込むことが考えられる。又、皮剥装置の送込
装置に丸太の曲がり検出装置を組み込むことが考えられ
る。又、丸太の横送り搬送途中に丸太の曲がり検出装置
を組み込むことが考えられる。又、皮剥装置の送込装置
に丸太を1本ずつ供給する丸太供給装置に丸太の曲がり
検出装置を組み込むことが考えられる。又、曲がり検出
装置による検出部の手前で丸太を左右いずれか一方に設
けられた案内面に当接させてその左右方向の位置決めす
ることが考えられる。又、皮剥装置の径検出装置により
丸太の径を検出し、径信号と上記曲がり検出装置からの
曲がり信号に基づいて、丸太の曲がり度が許容範囲内に
あるか否かを判別するようにすることが考えられる。
【0007】
【作用】まず、本発明の丸太の曲がり検出装置の場合に
は、丸太を一対の丸太支持手段により支持して丸太の湾
曲部が下方に指向するようにする。その状態で検出手段
により丸太の最大湾曲部を検出する。又、本願発明によ
る丸太の皮剥装置は、上記曲がり検出装置を皮剥装置の
前又は後の適所に設置したものであり、それによって、
皮剥装置による皮剥処理が施される前又は後にその曲が
りを検出することができる。
【0008】
【実施例】以下図1乃至図3を参照して本発明の第1実
施例を説明する。図1は本実施例による丸太の皮剥設備
の構成を示す図であり、まず、皮剥装置(リングバーカ
ーと称されている)1がある。上記皮剥装置1の丸太供
給側には送込装置3が設置されていて、この送込装置3
は、丸太5を縦方向に送り込むものである。上記送込装
置3図中下方位置には、丸太5を送込装置3に1本ずつ
横方向から供給する丸太供給装置7が設置されている。
丸太供給装置7は、給送コンベア9と、分離コンベア1
1、13とから構成されている。上記給送コンベア9に
は、図示しないフォークリフト等によって複数本の丸太
5が供給される。その供給された丸太5は給送コンベア
9によって、分離コンベア11に搬送・供給される。そ
して、分離コンベア11、13の作用により、丸太5が
1本ずつ分離・供給され、上記送込装置3に投入される
ことになる。又、皮剥装置1の丸太排出側には送出装置
15が設置されている。又、皮剥装置1の図中上方には
バークシュレッダ17が設置されていて、皮剥装置1と
バークシュレッダ17との間にはバーク排出装置19設
置されている。上記皮剥装置1及びその近傍の詳細な構
成を図2に示す。又、上記各構成部材の構成は、特開平
2−235601号公報に詳細に記載されている。
【0009】本実施例の場合には、上記送込装置3に、
図3に示す丸太の曲がり検出装置21を設置している。
まず、丸太5の両端部を下方から支持する丸太支持手段
としての一対の支持部材23、25があり、図1及び図
2で説明した丸太供給装置7側から1本ずつ供給された
丸太5は、これら一対の支持部材23、25上に載置さ
れる。載置された丸太5は一対の支持部材23、25に
下方から支持された状態で一旦停止する。その際、丸太
5が図に示すような状態で湾曲している場合には、その
湾曲部5aが下方に位置するように自重によって自然に
回転することになる。又、丸太5の略中間位置であって
下方には検出手段としてのセンサ27が配置されてい
る。このセンサ27は、光学式、超音波式、ウェイト式
等の方式のものが考えられ、この実施例ではウェイト式
のセンサを使用している。
【0010】すなわち、支持部材23、25による丸太
5の支持点aに対して、予め設定された所定距離(L)
だけ下方に離間した位置にセンサ27を固定・配置して
おく。センサ27は上方より予め設定された重量が作用
した場合にこれを検出して信号を出力するものである。
よって、丸太5の曲がりが予め設定された曲がりを越え
るようなものである場合には、上記センサ27がこれを
検出して信号を出力し、丸太5の曲がりが許容範囲を越
えるものであることを検知するようになっている。そし
て、図1に示すように、曲がり検出装置21の皮剥装置
1側にはマーキング装置29が設置されていて、丸太5
の内その曲がりが許容範囲を越えるものについてはその
木口(元口又は末口)に所定のマーキング(例えば、ス
プレーにより色分けして印を付ける)を施す。
【0011】マーキング装置29を通過した丸太5は送
込装置3により皮剥装置1側に供給され、そこで皮剥処
理が施される。皮剥処理を施された丸太5は送出装置1
5によって排出されていき、その際、識別装置31によ
り丸太5の木口にマーキングん施されているか否かの識
別がなされる。そして、木口にマーキングが施されてい
る丸太、すなわち、その曲がりが許容範囲を越える丸太
5は、曲がり材排出装置33により排出される。これに
対して、木口にマーキングが施されていない丸太、すな
わち、その曲がりが許容範囲内のものについては、次の
工程に供給するべく横送り搬送装置35側に排出される
ことになる。尚、図3において、符号37は送込装置3
の駆動モータを示している。
【0012】以上本実施例によると次のような効果を奏
することができる。すなわち、皮剥装置1の手前に設置
されている送込装置3において、丸太5の曲がりを検出
する曲がり検出装置21を設置し、そこで丸太5の曲が
りを自動的に検出するようにしているので、従来のよう
に作業員の視覚に頼った検出作業は不要となり、皮剥設
備としての省力化を図ることができる。又、その曲がり
が許容範囲を越えるものについては、マーキング装置2
9によりマーキングを施し、これを識別装置31により
識別して自動的に排出するようにしており、これらによ
っても上記省力化をより進めることができる。又、この
実施例の場合には、皮剥装置1の送込装置3を利用し
て、そこに曲がり検出装置21を設置するようにしてい
るので、既存の設備に対しても新たに大きな設置スペー
スを必要とすることもない。又、曲がりを検出するため
のセンサ27はウェイト式であり、よって、丸太5から
その皮が下方に垂れているような場合でもそれを誤って
検出するようなことはなく、検出精度も高いものであ
る。
【0013】次に、図4乃至図6を参照して第2実施例
を説明する。この実施例は、皮剥設備における横送り搬
送途中に、丸太の曲がり検出装置を設置したものであ
り、具体的には、図4に示すように、図1に示した丸太
供給装置7の分離装置13と送込装置3との間に、曲が
り検出装置31を設置したものである。上記曲がり検出
装置31は図5及び図6に示すような構成になってい
る。まず、分離装置13より1本ずつ供給される丸太5
は、曲がり検出装置31の丸太支持手段としての一対の
支持手段33、35により支持される。尚、支持手段3
3、35は同じ構成をしており、図5及び図6ではその
内支持手段33のみを図示している。
【0014】上記支持手段33は次のような構成になっ
ている。まず、固定ベース37があり、この固定ベース
37上には一対のレール39a、39bが敷設されてい
る。一方、固定ベース37上には移動ベース41が設置
されていて、この移動ベース37の下面側にはガイド4
3a、43bがそれぞれ2個ずつ取付けられている。
又、図6に示すように、移動ベース41にはシリンダ機
構45が取付けられている。そして、移動ベース41
は、上記シリンダ機構45を適宜駆動させることによ
り、上記ガイド43a、43bを介して、レール39
a、39bに沿って移動可能な構成になっている。
【0015】上記移動ベース41上には枠体47が組立
られていて、この枠体47上には駆動モータ49が設置
されている。上記駆動モータ49の上には三日月形状の
支持部材51が配置されていて、支持部材51は駆動モ
ータ49を正転・逆転させることにより、図中矢印で示
す方向に移動するようになっている。すなわち、駆動モ
ータ49の出力軸には回転体53が固着されていて、こ
の回転体53とは別に回転体55が配置されている。上
記回転体53、55には無端状体57が巻回されてい
て、よって、駆動モータ49を回転させることにより回
転体55が回転するようになっている。
【0016】上記回転体55には図示しない2個の回転
体が同軸に固着されている。一方、支持部材51の図中
下方にはそれぞれ回転体59、61が設置されている。
上記図示しない2個の回転体とこれら回転体59、61
にはそれぞれ無端状体63、65が巻回されている。つ
まり、上記駆動モータ49が回転することにより回転体
55が回転すると、上記回転体59、61も同方向に回
転するようになっている。そして、これら2個の回転体
59、61が回転することにより支持部材51を図中矢
印で示す方向に適宜移動させるものである。尚、上記回
転体59、61と支持部材51との関係については、例
えば、双方にギヤ部を設けておき、回転体59、61が
回転することにより、双方の噛合関係によって支持部材
51が移動するように構成することが考えられる。
【0017】又、キック手段67が設けられていて、こ
のキック手段67は、シリンダ機構69を適宜駆動させ
ることにより、キック部材71を回動させて、曲がり検
出が終了した丸太5を、皮剥装置1側の送込装置3側に
移動させるものである。そして、図5及び図6に示した
支持手段33と同じ構成の支持手段35が反対側にも設
置されていて、それら支持手段33、35によって丸太
5を両端で支持することになる。
【0018】上記構成によると、分離装置13より供給
された1本の丸太5は、曲がり検出装置31の一対の支
持手段33、35の支持部材51、51上に載置され
る。次いで、それぞれの支持手段33、35の支持部材
51、51が移動することにより丸太5は支持部材5
1、51上で回転することになり、それによって、丸太
5の曲がり部5aが確実に下方に位置するようになる。
その状態で、前記第1実施例で示したようなセンサ27
を使用して、その曲がりが許容範囲内にあるか否かを検
知するものである。よって、前記第1実施例のように丸
太5を縦方向に送る場合だけでなく、横方向に送る搬送
途中においてもその曲がりを検出することができ、その
場合にも、前記第1実施例と同様の効果を奏することが
できる。又、この実施例の場合には、丸太5を強制的に
回転させて、その曲がり部5aが確実に下方に位置する
ようにしているので、検出精度もより高くなるものであ
る。さらに、支持手段33、35が丸太5の長手方向に
移動可能になっている。よって、丸太5の長さに応じて
その位置を調整することができる。又、丸太5には節や
偏平部がある場合があり、支持手段33、35の位置に
よっては、丁度そのような節や偏平部に当たってしまう
ことがある。その場合には丸太5の回転が損なわれる等
精度の高い検出ができなくなってしまう。しかしなが
ら、上記したように、支持手段33、35が丸太5の長
手方向に移動可能になっていれば、そのような節や偏平
部に当たらないように調整することができ、それによっ
て、検出精度を高めることができる。
【0019】次に、図7を参照して第3実施例を説明す
る。この実施例は前記第2実施例の変形例を示すもので
ある。まず、支持部材51は一対の回転体73、75に
より移動可能に支持されている。上記回転体73は図示
しない駆動モータにより正転・逆転するようになってい
て、それによって、支持部材51を図中矢印で示す方向
に移動させる。又、支持部材51にはストッパ77、7
9が突設されていて、これらストッパ77、79が回転
体73、75に衝突することによりその移動量が規制さ
れるようになっている。その他の構成は前記第2実施例
の場合と同じであり、よって、前記第2実施例の場合と
略同様の作用・効果を奏することができる。
【0020】次に、図8及び図9を参照して第4実施例
を説明する。この実施例も前記第2実施例の変形例を示
すものである。尚、図8及び図9も一方の支持手段33
のみを示している。移動ベース41上には駆動モータ8
1が設置されている。又、図9に示すように、移動ベー
ス41上には枠体83が設置されていて、この枠体83
上には一対の軸受部材85、87が設置されている。上
記軸受部材85、87にはシャフト89が回転可能に支
持されている。このシャフト89には回転体91が固着
されているとともに回転体93が固着されている。尚、
図9に示す構成は図8中の左側部分に相当するものであ
り、図8中の右側部分に相当する構成としても上記と同
様の構成のものが設けられている(但し、回転体93は
図8中左側部分にのみ取付けられている)。そして、対
向配置された一対の回転体91、91間には無端状体9
5が巻回されている。又、駆動モータ81の出力軸には
回転体96が固着されていて、この回転体96と回転体
93との間には無端状体97が巻回されている。よっ
て、駆動モータ81が回転することにより、回転体9
6、無端状体97、回転体93を介してシャフト89が
回転し、それによって、回転体91、無端状体95、回
転体91が回転する。このような作用が支持手段33、
35の両方で行われ、それによって、丸太5が回転する
ことになる。
【0021】又、移動ベース41上にはシリンダ機構9
7が設置されていて、このシリンダ機構97にはストッ
パ部材99が取付けられている。シリンダ機構97が適
宜駆動することにより、ストッパ部材99が昇降するよ
うになっている。そして、曲がりを検出している場合に
は、ストッパ部材99を上方に突出させておく。それに
よって、回転する無端状体95により移動しようとする
丸太5の移動を規制し、それによって、丸太が回転する
ことになる。そのような回転により丸太5の湾曲部5a
が下方に指向するような状態になり、曲がりの検出が可
能な状態になる。その状態で、前記第1実施例で示した
ような曲がりの検出が行われる。よって、この場合に
も、前記第1乃至第3実施例と略同様の効果を奏するこ
とができるものである。
【0022】次に、図10を参照して第5実施例を説明
する。これは、曲がり検出装置における曲がりの検出方
法を示すものである。すなわち、前記各実施例では、丸
太5の曲がりが予め設定された許容範囲内にあるか否か
をオン・オフ的に検出するものである。これに対して、
この実施例の場合には、丸太の曲がりを測定し、その測
定値と丸太5の径とから丸太5の曲がり度を算出し、そ
の値が予め設定された値を越えるか否かによって判別す
るように構成したものである。まず、丸太5の下方位置
であって長手方向中央部には検出板101が配置されて
いる。この検出板101は弾性支持部103によって常
時上方に付勢されているとともに、所定レベル(支持点
107のレベル)に位置保持されている。上記検出板1
01にはポテンショメータ105が隣接・配置されてい
て、検出板101が下方に押し下げられた場合には、そ
の押し下げ量(変移量)を検出するようになっている。
【0023】一方、丸太5の径は皮剥装置1に設けられ
ている径検出装置により検出されるようになっている。
尚、この径検出装置については実開平1−128882
号公報及び実開平2−120004号公報に詳細記載さ
れている。そして、上記変移量信号は、メータ102を
介してコンパレータ104に入力される。コンパレータ
104は変移量を予め複数段階に区分けして、例えば、
A、B、C、Dといった設定値を記憶しており(但し、
A<B<C<D)、上記測定値に基づいてそれに対応し
た設定値A又はB又はC又はDを出力する。一方、径信
号もメータ106を介してコンパレータ108に入力さ
れる。コンパレータ108は径を予め複数段階に区分け
して、例えば、A’、B’、C’、D’といった設定値
を記憶しており(但し、A’<B’<C’<D’)、上
記測定値に基づいてそれに対応した設定値A’又はB’
又はC’又はD’を出力する。そして、比較器110に
おいてそれぞれの信号を比較して、丸太の曲がり度が許
容範囲を越えるか否かを判別するものである。例えば、
変移量信号がAであって径信号がD’の場合には、径に
対して変移量が小さいので曲がり度は許容範囲内に入っ
ていると判断したり、逆に、変移量信号がDであって径
信号がA’の場合には、径のわりには変移量が大きくて
その曲がり度が許容範囲を越えていると判断するもので
ある。
【0024】次に、図11及び図12を参照して第6実
施例を説明する。この実施例は、皮剥設備における横送
り搬送途中に丸太の曲がり検出装置を設ける場合の別の
例を示すものであり、丸太供給装置7の分離装置11又
は13に、曲がり検出装置121を設けたものである。
例えば、分離装置11に搬入された丸太5は、無端状体
123に固定された受け部材125によって1本ずつ搬
送されていく。その際、抵抗体127(複数個設置され
ている)上を回転しながら移動することになる。そし
て、上記抵抗体127の頂点127aを基準点として、
該基準点127aより所定量だけ下方位置にセンサ12
9を設けておく。上記センサ129は、図12に示すよ
うに、いわゆるスイッチであり、弾性部材131により
常時上方に付勢されている可動片133と接点135と
から構成されている。そして、丸太5の曲がり部5aに
より可動片133が下方に付勢され、上記接点135に
接触した場合にスイッチがオンし、それによって、許容
範囲を越える曲がりを備えた丸太5を検出するものであ
る。よって、このような構成でも同様の効果を奏するこ
とができる。
【0025】次に、図13を参照して第7実施例を説明
する。この実施例は皮剥設備における横送り搬送途中に
丸太の曲がり検出装置を設ける場合において、丸太5を
左右何れか一方に設けられた案内板に強制的に当接・配
置させて、その位置を決めるように構成したものであ
る。まず、皮剥設備における横送り搬送途中には、丸太
の曲がり検出装置141が設けられている。尚、この曲
がり検出装置141としては、既に説明した各実施例に
示されているような構成をなすものである。一方、上記
曲がり検出装置141の手前(図中左側)には、丸太5
を左右何れか一方に設けられた案内板143側に丸太5
を移動させてそれに当接させる丸太移動装置145が設
けられている。この丸太移動装置145は、一対の回転
ローラ147、149とから構成されていて、図示しな
い駆動モータによりこれら回転ローラ147、149を
図中矢印で示す方向に回転させることにより、丸太5を
案内板143側に強制的に移動させて当接させ、その位
置を規制するものである。このように構成することによ
り、丸太5は必ず曲がり検出装置141の一対の支持手
段によってその両端を適切に支持されることになり、曲
がり検出の検出精度を高めることができる。
【0026】次に、図14及び図15を参照して第8実
施例を説明する。この実施例は、前記第1実施例で述べ
たマーキング装置29の具体的な構成を一例として示す
ものである。すなわち、皮剥設備1の送込装置3の所定
位置には、マーキング装置29が設けられていて、この
マーキング装置29はスプレー機構151が設けられて
いる。このスプレー機構151によって許容範囲を越え
る曲がりを持った丸太5の木口に塗料を吹き付けて、許
容範囲を越える曲がりを持った丸太5であることの印を
付けるものである。
【0027】次に、図16を参照して第9実施例を説明
する。既に説明した各実施例の場合には、丸太の縦送り
搬送途中又は横送り搬送途中に、曲がり検出装置を組み
込むものであるが、何れも、皮剥装置1の一次側(前)
に設置するものである。これに対して、図16に示す実
施例の場合には、皮剥装置1の二次側(後)に曲がり検
出装置を組み込むものである。すなわち、送出装置15
の横には曲がり検出装置161が設置されている。この
曲がり検出装置161は、既に説明したものと同等の構
成をなすものである。又、この曲がり検出装置161に
はキック手段163、163が設置されていて、これら
キック手段163、163によって、送出装置15上の
丸太5を、曲がり検出装置161側に搬送する。尚、送
出装置15の所定位置にはストッパ165が設置されて
いて、送出装置15により排出された丸太5がこのスト
ッパ165に当接する。送出装置15は継続して駆動し
ているので、丸太5がその位置でスリップするような状
態となる。
【0028】曲がり検出装置161において曲がりの検
出が終了した丸太は別の送出装置167上に搬送され
る。又、この送出装置167の近傍には、キック手段1
69、169が設置されており、その曲がりが許容範囲
を越えるものについては、排出装置171側に排出する
ようにしている。又、その曲がりが許容範囲内の丸太5
については、そのまま送出装置167によって送り出さ
れていく。このように、皮剥装置1の二次側で丸太5の
曲がりを検出する場合には、前記各実施例による効果以
外に次のような利点がある。すなわち、皮剥前の丸太5
からは皮の一部が垂れ下がっていたりすることがあり、
それが曲がりの検出に微妙に影響を与えることが懸念さ
れる。これに対して、皮剥装置1によって皮剥を施した
後の丸太5の場合にはそのようなことがなく、丸太5の
曲がりを高い精度で検出することができる。又、このよ
うに、皮剥装置1の二次側に曲がり検出装置161を設
置した場合には、皮剥装置1が備えている径検出装置と
の兼ね合いで、丸太5の曲がり度を基準にしてその良否
を判別することができる。すなち、径検出装置からの径
信号と、曲がり検出装置161からの曲がり信号に基づ
いて、丸太5の曲がり度が許容範囲内にあるか否かを判
別するものである。
【0029】次に、図17を参照して第10実施例を説
明する。この実施例の場合には、皮剥装置1の一次側の
送出装置3において、丸太5の長さを測定し、その長さ
に応じて、皮剥装置1の二次側に配置された曲がり検出
装置(例えば、前記第9実施例で示した曲がり検出装置
161)の一対の支持手段のスパンを調整しようとする
ものである。丸太5の長さは次のようにして測定され
る。まず、送込装置3の駆動モータ37に回転円板17
3を固定する。この回転円板173には図示しないスリ
ットが形成されていて、このスリットを光学式センサ
(図示せず)によって検出するようになっている。又、
送込装置3の所定位置にはセンサ175が配置されてい
て、丸太5の先端及び後端をそれぞれ検出するようにな
っている。
【0030】上記構成において、まず、センサ175に
よって丸太5の先端を検出する。この検出時点から回転
円板173のスリットの検出を開始する。そして、次に
センサ175が丸太5の後端を検出したら、スリットの
検出を停止する。そして、その間の検出値をカウントと
する。駆動モータ37の回転速度は予め設定されている
ので、上記カウント数より丸太5の長さを算出すること
ができる。後は、その測定値に基づいて、曲がり検出装
置の一対の支持手段のスパンを適宜調整すればよい。
【0031】次に、図1及び図18を参照して第11実
施例を説明する。この実施例においては、丸太5の方向
(元口が前か末口が前か)を一定にするべく(全て末口
を前に向ける)、図1に示すように、皮剥設備の二次側
の横送り搬送途中に反転装置181を設置したものであ
る。尚、ここで、皮剥装置1を出た丸太5がどのように
処理されていくかを図1に戻って説明する。まず、送出
装置15の終端位置には横送り搬送装置35があり、こ
の横送り搬送装置35の途中に上記反転装置181が組
み込まれている。上記横送り搬送装置35の終端には縦
送り搬送装置183が設置されている。この縦送り搬送
装置35の終端には横送り搬送装置185があり、この
横送り搬送装置185には給材装置187が組み込まれ
ている。上記横送り搬送装置185の終端には縦送り搬
送装置189があり、この縦送り搬送装置189には両
面鋸挽装置191が設置されている。すなわち、皮剥装
置1によってその表面の皮剥を施された丸太5は、上記
両面鋸挽装置191により製材・加工されて、例えば、
角材として排出されることになる。
【0032】ところで、丸太5を上記両面鋸挽装置19
1に供給する場合には、丸太5の末口を前にして供給す
ることが望ましい。一般に、丸太5の末口と元口を比べ
ると、末口の方が小径である。これは、樹木としてとら
えた場合元口が下部、末口が上部に相当するからであ
る。そして、より小径である末口を前にして供給すれ
ば、両面鋸挽装置191においては、その末口の径を基
準して一対の鋸のスパンを設定し鋸挽を行うことにな
り、角材として考えた場合品質の良好なものが得られる
ことになる。ところが、従来の場合には丸太5の末口と
元口を揃える、すなわち、全ての丸太5を末口を前に指
向させるための装置はなく、作業員が目視により判断し
て適宜反転させていた。
【0033】この実施例の場合には、これを反転装置1
81により自動的に行おうとするものである。上記反転
装置181は、例えば、図18に示すような構成になっ
ている。まず、支持部材183があり、この支持部材1
83はシャフト185の上端に連結されている。上記シ
ャフト185はガイド187内を昇降可能に配置されて
いて、アーム部材189を介して連結されたシリンダ機
構191によって適宜昇降されるようになっている。
又、上記各構成部品は回転ベース193上に固定されて
いて、この回転ベース193にはギヤ195が同軸に取
付けられている。上記ギヤ195には別のギヤ197が
噛合する関係にあり、このギヤ197は図示しないシリ
ンダ機構等により正転・逆転するようになっている。
【0034】上記構成において、まず、図1に示す皮剥
装置1において、丸太5の径の検出、それによる末口及
び元口の判別が行われる。尚、この点については、前述
したように、実開平1−128882号公報及び実開平
2−120004号公報に詳細に記載されている。そし
て、末口又は元口に図示しないマーキング装置により印
が付けられる。次に、反転装置181の手前において識
別装置により丸太5の先端が末口であるか元口であるか
の識別が行われる。これは、上記マーキングした印を目
安にして行われる。そして、先端が末口の丸太5につい
てはそのまま反転させることなく搬送する。これに対し
て、先端が元口になっている丸太の場合には、上記反転
装置181の支持部材183の上にきたところで停止さ
せる。そして、シリンダ機構191を駆動して支持部材
183を上昇させる。それによつて、丸太5が搬送路の
レベルより上昇された状態になる。次いで、駆動モータ
を駆動してギヤ197、193を介して、回転ベース1
93を180°だけ回転させる。それによって、丸太5
は反転し末口が先端に指向するような状態となる。以
下、同様の作業を繰り返すことにより、丸太5の末口と
元口とを一定に揃えることができる。
【0035】尚、本発明は前記各実施例に限定されるも
のではない。例えば、曲がり検出装置を皮剥装置の前後
の何処に配置するかは任意に決定すればよく、又、皮剥
装置とは関係なく、任意の製材システム中の適当箇所に
組み込むようにしてもよい。又、センサとしては、前述
したように、光学式、超音波式、ウェイト式等、公知の
あらゆる構成のものが適用できる。その他、図示した各
部の構成はあくまで一例であってそれに限定されるもの
ではない。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように本発明による丸太の
曲がり検出装置と丸太の皮剥設備によると、丸太の曲が
りを自動的に検出することができるので、設備の省力化
を促進させることができるとともに、生産性を向上させ
ることができる、等、その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図で皮剥設備及びそ
れに付随した設備の概略を示す図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す図で皮剥設備及びそ
れに付随した設備の構成を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例を示す図で曲がり検出装置
を皮剥設備の送込装置に組み込んだ構成を示す図であ
る。
【図4】本発明の第2実施例を示す図で曲がり検出装置
を皮剥設備の分離装置と送込装置の間に組み込んだ構成
を示す図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す図で曲がり検出装置
の一方の支持手段の構成を示す側面図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す図で曲がり検出装置
の一方の支持手段の構成を示す正面図である。
【図7】本発明の第3実施例を示す図で曲がり検出装置
の一方の支持手段の構成を示す側面図である。
【図8】本発明の第4実施例を示す図で曲がり検出装置
の一方の支持手段の構成を示す側面図である。
【図9】本発明の第4実施例を示す図で曲がり検出装置
の一方の支持手段の構成を示す正面図である。
【図10】本発明の第5実施例を示す図で曲がり検出装
置の構成を示す図である。
【図11】本発明の第6実施例を示す図で曲がり検出装
置を皮剥設備の分離装置に組み込んだ構成を示す図であ
る。
【図12】本発明の第6実施例を示す図でセンサの構成
を示す図である。
【図13】本発明の第7実施例を示す図で丸太を左右何
れかの案内板に当接させてその位置を矯正する構成を示
す図である。
【図14】本発明の第8実施例を示す図で丸太にマーキ
ングする様子を示す正面図である。
【図15】本発明の第8実施例を示す図で丸太にマーキ
ングする様子を示す平面図である。
【図16】本発明の第9実施例を示す図で曲がり検出装
置を皮剥装置の二次側に配置した構成を示す図である。
【図17】本発明の第10実施例を示す図で丸太の長さ
を測定するための構成を示す図である。
【図18】本発明の第11実施例を示す図で反転装置の
構成を示す図である。
【符号の説明】
5 丸太 5a 丸太の湾曲部 23 支持部材(支持手段) 25 支持部材(支持手段) 27 センサ(検出手段)
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図で皮剥設備及びそ
れに付随した設備の概略を示す図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す図で皮剥設備及びそ
れに付随した設備の構成を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例を示す図で曲がり検出装置
を皮剥設備の送込装置に組み込んだ構成を示す図であ
る。
【図4】本発明の第2実施例を示す図で曲がり検出装置
を皮剥設備の分離装置と送込装置の間に組み込んだ構成
を示す図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す図で曲がり検出装置
の一方の支持手段の構成を示す側面図である。
【図6】本発明の第2実施例を示す図で曲がり検出装置
の一方の支持手段の構成を示す正面図である。
【図7】本発明の第3実施例を示す図で曲がり検出装置
の一方の支持手段の構成を示す側面図である。
【図8】本発明の第4実施例を示す図で曲がり検出装置
の一方の支持手段の構成を示す側面図である。
【図9】本発明の第4実施例を示す図で曲がり検出装置
の一方の支持手段の構成を示す正面図である。
【図10】本発明の第5実施例を示す図で曲がり検出装
置の構成を示す図である。
【図11】本発明の第6実施例を示す図で曲がり検出装
置を皮剥設備の分離装置に組み込んだ構成を示す図であ
る。
【図12】本発明の第6実施例を示す図でセンサの構成
を示す図である。
【図13】本発明の第7実施例を示す図で丸太を左右何
れかの案内板に当接させてその位置を矯正する構成を示
す図である。
【図14】本発明の第8実施例を示す図で丸太にマーキ
ングする様子を示す正面図である。
【図15】本発明の第8実施例を示す図で丸太にマーキ
ングする様子を示す平面図である。
【図16】本発明の第9実施例を示す図で曲がり検出装
置を皮剥装置の二次側に配置した構成を示す図である。
【図17】本発明の第10実施例を示す図で丸太の長さ
を測定するための構成を示す図である。
【図18】本発明の第11実施例を示す図で反転装置の
構成を示す図である。
【符号の説明】 5 丸太 5a 丸太の湾曲部 23 支持部材(支持手段) 25 支持部材(支持手段) 27 センサ(検出手段)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送途中に所定位置で停止された丸太の
    両端を下方から支持する一対の丸太支持手段と、上記丸
    太支持手段に支持された丸太の最大湾曲部を検出する検
    出手段と、を具備したことを特徴とする丸太の曲がり検
    出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の丸太の曲がり検出装置に
    おいて、丸太支持手段は丸太を下方から支持する湾曲体
    を備えていて、該湾曲体を移動させることにより丸太を
    回転させて丸太の湾曲部を下方に位置させるものである
    ことを特徴とする丸太の曲がり検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の丸太の曲が
    り検出装置において、丸太支持手段は丸太の長手方向に
    移動可能に構成されていることを特徴とする丸太の曲が
    り検出装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2又は請求項3記載
    の丸太の曲がり検出装置において、丸太支持手段は丸太
    を回転させる丸太回転手段を備えていることを特徴とす
    る丸太の曲がり検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は請求項2又は請求項3又は
    請求項4記載の丸太の曲がり検出装置において、丸太の
    長さを測定し、その測定値に基づいて一対の丸太支持手
    段のスパンを調整するようにしたことを特徴とする丸太
    の曲がり検出装置。
  6. 【請求項6】 請求項1又は請求項2又は請求項3又は
    請求項4又は請求項5記載の丸太の曲がり検出装置にお
    いて、検出手段の検出結果に基づいてて丸太の曲がりが
    予め設定された値を上回るものか否かを判別する判別手
    段と、上記判別手段の判別により丸太の曲がりが予め設
    定された値を上回るものであると判別したものについて
    マーキングするマーキング手段と、を具備したことを特
    徴とする丸太の曲がり検出装置。
  7. 【請求項7】 皮剥装置の前又は後に請求項1又は請求
    項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5又は請求項
    6記載の丸太の曲がり検出装置を組み込んだことを特徴
    とする丸太の皮剥設備。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の丸太の皮剥設備におい
    て、丸太の縦送り搬送途中に丸太の曲がり検出装置を組
    み込んだことを特徴とする丸太の皮剥設備。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の丸太の皮剥設備におい
    て、皮剥装置の送込装置に丸太の曲がり検出装置を組み
    込んだことを特徴とする丸太の皮剥設備。
  10. 【請求項10】 請求項7記載の丸太の皮剥設備におい
    て、丸太の横送り搬送途中に丸太の曲がり検出装置を組
    み込んだことを特徴とする丸太の皮剥設備。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の丸太の皮剥設備にお
    いて、皮剥装置の送込装置に丸太を1本ずつ供給する丸
    太供給装置に丸太の曲がり検出装置を組み込んだことを
    特徴とする丸太の皮剥ぎ設備。
  12. 【請求項12】 請求項10記載の丸太の皮剥設備にお
    いて、曲がり検出装置による検出部の手前で丸太を左右
    いずれか一方に設けられた案内面に当接させてその左右
    方向の位置決めをするようにしたことを特徴とする丸太
    の皮剥設備。
  13. 【請求項13】 皮剥装置の後に請求項1又は請求項2
    又は請求項3又は請求項4又は請求項5又は請求項6記
    載の丸太の曲がり検出装置を組み込み、皮剥装置の径検
    出装置により丸太の径を検出し、径信号と上記曲がり検
    出装置からの曲がり信号に基づいて、丸太の曲がり度が
    許容範囲内にあるか否かを判別するようにしたことを特
    徴とする丸太の皮剥設備。
JP4732893A 1993-02-12 1993-02-12 丸太の曲がり検出装置と丸太の皮剥設備 Pending JPH06254804A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114523539A (zh) * 2022-02-12 2022-05-24 韩子菲 仿古建筑的木雕检测并分层式去皮设备

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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