JPH0625367Y2 - 車両用空気調和装置のア−ス機構 - Google Patents

車両用空気調和装置のア−ス機構

Info

Publication number
JPH0625367Y2
JPH0625367Y2 JP5467287U JP5467287U JPH0625367Y2 JP H0625367 Y2 JPH0625367 Y2 JP H0625367Y2 JP 5467287 U JP5467287 U JP 5467287U JP 5467287 U JP5467287 U JP 5467287U JP H0625367 Y2 JPH0625367 Y2 JP H0625367Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air conditioner
pipe
vehicle
conditioner unit
vehicle air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5467287U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63161013U (ja
Inventor
雅美 武政
二王 島田
Original Assignee
株式会社ゼクセル
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ゼクセル filed Critical 株式会社ゼクセル
Priority to JP5467287U priority Critical patent/JPH0625367Y2/ja
Publication of JPS63161013U publication Critical patent/JPS63161013U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0625367Y2 publication Critical patent/JPH0625367Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (考案の利用分野) 本考案は車両用空気調和装置のアース機構にかかわるも
のであり、とくに車両用空気調和装置のエアコンユニッ
トをアースに落すための車両用空気調和装置のアース機
構に関するものである。
(従来技術) 一般に車両用空気調和装置のエアコンユニット1は、取
り入れた空気を冷却かつ除湿するもので、第1図に示す
ような部材からなる冷凍システムを有している。
この冷凍システムは、冷媒を圧縮するコンプレッサ2
と、このコンプレッサ2にゴム製の高圧ホース3および
金属製パイプ4を介して連結したコンデンサ5と、この
コンデンサ5において液化された冷媒を一時的に貯蔵す
るリキッドタンク6と、このリキッドタンク6と金属製
の高圧パイプ7を介して連結しかつその内部にエクスパ
ンションバルブおよびエバポレータを有するクーリング
ユニット8とを有しているもので、このクーリングユニ
ット8と上記コンプレッサ2とは金属製パイプ9および
ゴム製の低圧ホース10により連結してある。
なお、上記高圧パイプ7は複数個のクリップ11により
車体12の内壁にこれを固定してあるものである。
しかしながら、上記コンプレッサ2はエンジン(図示
略)と連結されることによりアースされているが、上記
コンデンサ5はゴム製のインシュレータ13により車体
12からフローティングして固定してあるとともに、ク
ーリングユニット8は樹脂製であるため導電性を有さ
ず、同じく高圧ホース3および低圧ホース10もゴム製
であるため導電性を有していないので、エアコンユニッ
ト1のうち上記コンプレッサ2を除く他の部品が車両か
ら電気的に絶縁されていることとなって、アンテナの役
を行ない、車両の電子回路にノイズがのるという問題が
あり、その対策として上記エアコンユニット1をアース
に落している。
このような車両用空気調和装置のアース機構の従来例と
しては、たとえば第2図および第3図に拡大して示すよ
うに、上記パイプ7のクーリングユニット8側の一部に
ロー付けによりコネクタ14を固定し、このコネクタ1
4にターミナルスクリュー15によってターミナル16
を固定し、さらにこのターミナル16に接続可能なリー
ド線17の他端を、グロメット固定用ブラケット18を
車体12に固定するねじ19により共締めして固定する
ことによって、エアコンユニット1の必要なアースを行
なうものである。
しかしながら、このような従来からのアース機構におい
ては、新たにコネクタ14、ターミナルスクリュー1
5、ターミナル16が必要になって、コストアップにな
るとともに、コネクタ14を取り付けるための高圧パイ
プ7へのロー付け部分がふえるので、冷媒ガスの漏れの
危険性も大きくなるという問題もあった。
(考案の目的) 本考案は以上のような諸問題にかんがみなされたもので
あり、新たな部品の追加なくしてエアコンユニットをア
ースできるようにした車両用空気調和装置のアース機構
を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) すなわち本考案は、エアコンユニットの金属製パイプ等
の配管を車体に固定するパイプクリップを導電性ゴムか
ら構成することにより、新たな部品の追加なく、エアコ
ンユニットをアースに落すことできる車両用空気調和装
置のアース機構である。
(実施例) つぎに、本考案の一実施例を第4図にもとづき説明す
る。ただし、第1図ないし第3図と同一の部品には同一
の符号を付し、その詳述は省略する。
第4図は本考案による車両用空気調和装置のアース機構
の構造の要部を概略的に示すもので、前記クリップ11
を、その材料を導電性のゴムとしたパイプクリップ20
に置きかえ、前記高圧パイプ7を車体12の鉄板にタッ
ピングスクリュー21をもって固定するものとする。
このように構成すれば、エアコンユニット1のコンプレ
ッサ2以外の部品は、金属製の高圧パイプ7、さらには
この高圧パイプ7に接触しているパイプクリップ20を
介して車体12と電気的に導通可能となり、この車体1
2側にアースされることとなる。しかもこのようなアー
ス機構のための部品点数は増加していない。
なお、上記のような構成にあたって、パイプクリップ2
0は高圧パイプ7の一部あるいは他の金属製パイプ4、
9などエアコンユニット1の配管のいずれかに任意の数
だけ設ければよいものであって、その固定箇所も電気的
にアース可能であれば任意の部位を選択することができ
る。
(効果) 以上説明したごとく、本考案によれば、車両用空気調和
装置のエアコンユニットのアースを、導電性ゴム材から
なるパイプクリップの採用により新たな部品の追加なく
行なうことができ、コストダウンを実現できるととも
に、ロー付けを行なう必要がなく、冷媒ガスの漏れの危
険性も減少させることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来からの車両用空気調和装置のエアコンユニ
ット1の要部概略図、第2図は同、エアコンユニット1
のアース機構の拡大説明図、第3図は同、コネクタ1
4、ターミナル16部分の拡大説明図、第4図は本考案
の一実施例による車両用空気調和装置のアース機構の要
部断面図である。 1……エアコンユニット 2……コンプレッサ 3……高圧ホース 4……金属製パイプ 5……コンデンサ 6……リキッドタンク 7……高圧パイプ 8……クーリングユニット 9……金属製パイプ 10……低圧ホース 11……クリップ 12……車体 13……ゴム製のインシュレータ 14……コネクタ 15……ターミナルスクリュー 16……ターミナル 17……リード線 18……グロメット固定用ブラケット 19……ねじ 20……パイプクリップ 21……タッピングスクリュー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両用空気調和装置のエアコンユニットの
    配管を介して該エアコンユニットのアースを行なう車両
    用空気調和装置のアース機構であって、 前記エアコンユニットの配管を車体に固定するパイプク
    リップを導電性ゴム材から製作し、このパイプクリップ
    を介して前記エアコンユニットをアースすることを特徴
    とする車両用空気調和装置のアース機構。
JP5467287U 1987-04-13 1987-04-13 車両用空気調和装置のア−ス機構 Expired - Lifetime JPH0625367Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5467287U JPH0625367Y2 (ja) 1987-04-13 1987-04-13 車両用空気調和装置のア−ス機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5467287U JPH0625367Y2 (ja) 1987-04-13 1987-04-13 車両用空気調和装置のア−ス機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63161013U JPS63161013U (ja) 1988-10-20
JPH0625367Y2 true JPH0625367Y2 (ja) 1994-07-06

Family

ID=30881876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5467287U Expired - Lifetime JPH0625367Y2 (ja) 1987-04-13 1987-04-13 車両用空気調和装置のア−ス機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0625367Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63161013U (ja) 1988-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06147127A (ja) タンデム式密閉型圧縮機
JPH06194032A (ja) 断熱箱体
JPH0625367Y2 (ja) 車両用空気調和装置のア−ス機構
JP3432108B2 (ja) 電気自動車用空調装置
CN211738380U (zh) 一种汽车空调管路压板结构
CN220566681U (zh) 一种电子膨胀阀
CN215446976U (zh) 低压管
JPH0418920Y2 (ja)
JPH05326774A (ja) 沸騰冷却装置
JP2002115936A (ja) 冷却ユニット
CN209621611U (zh) 一种压缩机及汽车
JP3081435B2 (ja) 圧縮機の配管取付装置
EP1069366A1 (en) Pipe connection device for a thermostatic expansion valve
JPH1172085A (ja) アキュムレータ固定装置
KR19980023026U (ko) 차량용 냉방장치
JP4026301B2 (ja) 蒸気圧縮式冷凍サイクル用の減圧器
CN209621617U (zh) 一种立式旋转压缩机及空调系统
JPS5822062Y2 (ja) カ−・ク−ラ
JP3019721B2 (ja) 空気調和機
JPH11325643A (ja) 冷凍装置
JPS58142658U (ja) 冷凍装置
JPS6315697Y2 (ja)
JP2000307284A (ja) 電子装置用冷却装置
JPS58126668U (ja) 冷凍装置
JPS5980665U (ja) 空気調和機の分配器