JPH06253567A - デジタルフィルタ - Google Patents

デジタルフィルタ

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Publication number
JPH06253567A
JPH06253567A JP5036997A JP3699793A JPH06253567A JP H06253567 A JPH06253567 A JP H06253567A JP 5036997 A JP5036997 A JP 5036997A JP 3699793 A JP3699793 A JP 3699793A JP H06253567 A JPH06253567 A JP H06253567A
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JP
Japan
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signal
polarity
rotation
addition
digital filter
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Application number
JP5036997A
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English (en)
Inventor
Toshiro Kamimura
敏郎 上村
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低域での補償利得特性を低下させることなく
応答時間を短縮することができるデジタルフィルタを提
供することにある。 【構成】 デジタルフィルタ20は加算器21を有し、
加算器21は周期計測器5からの差分信号と偏差信号と
を加算することによって加算信号を生成する。偏差信号
は、以下のように、生成される。加算器21からの加算
信号は減算器22に与えられ、減算器22は加算信号か
ら累積信号を減算することによって減算信号を生成す
る。減算器22で生成された減算信号はレジスタ23を
通過するとともに累積信号としてレジスタ23に格納さ
れる。累積信号は減算器22に戻されるとともに乗算器
24に与えられる。乗算器24はこれに入力される累積
信号に係数K(0<K<1)を掛けることによって偏差
信号を生成し、偏差信号は加算器21に戻される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
などのモータの速度制御装置の使用に適するデジタルフ
ィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、家庭用ビデオテープレコーダ
(以下、VTRという)には、ヘッドシリンダの回転を
制御するドラムサーボ系と、テープ走行を制御するキャ
プスタンサーボ系とが設けられている。
【0003】キャプスタンサーボ系では、キャプスタン
軸の回転速度および回転位相が制御され、この制御によ
ってテープの走行が制御される。キャプスタン軸の回転
駆動源としてはキャプスタンモータが用いられ、キャプ
スタンモータには、その回転速度に比例した周波数の信
号(以下、FG信号という)を発生する周波数発電機が
設けられている。
【0004】FG信号はキャプスタン軸の回転速度を制
御する速度制御に用いられ、この速度制御では、FG信
号に基づきキャプスタンモータの駆動電流を制御するこ
とによってキャプスタン軸の回転速度が制御される。す
なわち、速度制御では、FG信号の周期が予め設定され
ている目標値に一致するようにキャプスタンモータの回
転速度を制御する。これに対し、位相制御では、磁気テ
ープの下縁部に記録されているCTL(コントロール)
信号が用いられ、CTL信号が基準信号に対し所定の位
相関係になるようにキャプスタンモータの回転位相を制
御する。
【0005】しかし、周波数発電機の部品の一部がキャ
プスタンモータの回転軸に取り付けられているから、取
付基盤の取付状態、回転軸の偏心、キャプスタンモータ
の界磁の影響などによって発生するFG信号の振幅およ
び位相が一定にならないことがある。いわゆる、一つの
FGむらが生じる。
【0006】よって、実際にキャプスタンモータの回転
速度が一定であるにもかかわらず、このFGむらの発生
によってFG信号の周波数が一定となるようにサーボが
働き、キャプスタンモータの回転数を変動させる現象が
生じる。
【0007】また、上述の取付基盤の取付状態、回転軸
の偏心、キャプスタンモータの界磁の影響などによって
発生するFGむらと異なる他のFGむらがあり、このF
Gむらは周波数発電機の磁気抵抗素子(MR素子)の品
質のばらつき、FG信号の波形を整形するための波形整
形器における入力電圧に対するオフセットによって発生
する。このFGむらが生じるとき、キャプスタンモータ
の回転数が一定であるにもかかわらず、FG信号は、
「H」(高レベル)区間が50%、「L」(低レベル)
区間が50%である関係を持たないことがある。その結
果、高い速度制御性能を得ることができない。
【0008】上述の問題を解決するために、ドラムモー
タの速度制御方式(テレビジョン学会技術報告、第12
巻、第17号を参照)として既に発表されている制御方
式がキャプスタンモータの速度制御に適用されている。
【0009】次に、上述の制御方式が適用されているキ
ャプスタンモータの速度制御系の例について図を参照し
ながら説明する。図7は従来のキャプスタンモータの速
度制御系を示すブロック図、図8は図7の速度制御系に
用いられている帰還型ノッチフィルタを示すブロック
図、図9は図7の帰還型ノッチフィルタの周波数特性を
示す図である。
【0010】キャプスタンモータ1には、図7に示すよ
うに、周波数発電機2が取り付けられている。周波数発
電機2はFG信号を発生し、このFG信号は波形整形器
3に与えられる。波形整形器3で矩形波に整形されたF
G信号は周波数逓倍器4に与えられ、周波数逓倍器4は
FG信号の立上がりと立ち下がりとを検出し、その検出
タイミングに応じてパルスを発生する。周波数逓倍器4
からのパルスは周期計測器5に与えられ、周期計測器5
は周波数逓倍器4からのパルス列の周期と目標周期との
差を示す差信号を生成する。
【0011】周期計測器5からの差信号は、帰還型ノッ
チフィルタ6に与えられる。帰還型ノッチフィルタ6
は、図8に示すように、減算器7を有し、減算器7は差
信号から偏差信号を減じる。
【0012】偏差信号は、以下のように、生成されてい
る。減算器7からの出力信号は加算器8で累積信号と加
算され、加算信号が生成される。加算信号は各レジスタ
9,10を順次に通過し、累積信号になる。累積信号は
加算器8に戻されるとともに乗算器11に与えられる。
乗算器11はこれに入力される累積信号に係数K(0<
K<1)を掛けることによって偏差信号を生成し、偏差
信号は減算器7に与えられる。
【0013】帰還型ノッチフィルタ6の伝達関数は、次
の式で表される。
【0014】
【数1】 帰還型ノッチフィルタ6の周波数特性では、図9に示す
ように、低域での利得特性の低下の度合が大きい。な
お、この周波数特性は、係数Kが1/32に設定されて
いるときに得られた特性である。
【0015】帰還型ノッチフィルタ6の減算器7からの
出力信号は合成器12に与えられる。合成器12は減算
器7からの出力信号と位相制御信号とを加算し、この加
算信号はドライバ13に与えられる。ドライバ13は合
成器12からの加算信号に基づきキャプスタンモータ1
の回転駆動を制御する。
【0016】次に、キャプスタンモータの速度制御系の
動作について図を参照しながら説明する。図10はキャ
プスタンモータの速度制御に用いられるFG信号および
逓倍処理されたFG信号を示す図である。
【0017】周波数発電機2の磁気抵抗素子(MR素
子)の品質のばらつき、FG信号の波形を整形するため
の波形整形器3における入力電圧に対するオフセットに
よるFGむらが発生するとき、図10に示すように、F
G信号は、「H」区間が50%、「L」区間が50%で
ある関係を持たずに、例えば「H」区間が60%、
「L」が40%である関係を有する。
【0018】最初の計測時、すなわち時間t1におい
て、FG信号の「H」区間を計測したものであるから、
周期計測器5の差分信号は目標値に対し+10%の値を
示し、時間t2における周期計測器5からの差分信号
は、FG信号の「L」区間を計測したものであるから、
目標値に対し−10%の値を示す。
【0019】よって、減算器7の減算処理によって減算
器7からの出力信号は常に「0」になる。すなわち、定
常的に生じているFGむらが除去された信号がキャプス
タンモータ1に与えられ、FGむらに起因する速度制御
性能の悪化を未然に防止することができる。また、取付
基盤の取付状態、回転軸の偏心、キャプスタンモータの
界磁などに起因するFGむらの発生が抑制され、このF
Gむらによるキャプスタンモータの回転変動を抑えるこ
とができる。
【0020】これに対し、外乱などによってキャプスタ
ンモータに回転むらが生じるとき、この回転むらは差分
信号として出力されるから、この差分信号に基づきキャ
プスタンモータ1の回転速度の制御が適正に行われる。
【0021】しかし、この速度制御系に用いられている
帰還型ノッチフィルタ6では、乗算器11の係数Kを十
分に小さくすることによって低域での利得特性の低下の
度合を小さくすることができるが、キャプスタンモータ
1の起動時などの初期時に、FGむらの検出から除去ま
での応答時間が長くなる。
【0022】応答時間を短くするために、乗算器11の
係数Kを大きくすることが考えられるが、係数Kの増大
によって低域すなわち直流に近い外乱に対する補償利得
特性が低下する。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のキャプスタンモータの速度制御系に用いられている帰
還型ノッチフィルタでは、各FGむらをなくすことがで
きるが、低域での補償利得特性を低下させることなく応
答時間を短縮することは難しい。
【0024】本発明は、低域での補償利得特性を低下さ
せることなく応答時間を短縮する事ができるデジタルフ
ィルタを提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本願第1発明は、入力パ
ルスの周期と予め設定されている目標周期との差を取る
ことによって差分信号を生成する周期計測手段を有する
装置に用いられ、前記差分信号に対し、所定のデジタル
処理を施すデジタルフィルタであって、前記差分信号と
偏差信号とを加算することによって加算信号を生成する
加算手段と、前記加算手段で生成された加算信号から累
積成分を減算することによって減算信号を生成する減算
手段と、前記減算手段で生成された減算信号を保持する
ことによって前記累積成分を得る累積手段と、前記累積
手段からの累積成分に係数K(0<K<1)を乗算する
ことによって前記偏差信号を生成する乗算手段とを備え
る。
【0026】本願第2発明は、定常回転と、停止を含み
前記定常回転と異なる非定常回転状態とで切換え制御さ
れる被制御回転体の回転を検出し、この検出の結果に基
づきパルスを生成する回転検出手段と、前記回転検出手
段から入力される入力パルスの周期と予め設定されてい
る目標周期との差を取ることによって差分信号を生成す
る周期計測手段とを有する装置に用いられ、前記差分信
号に対し所定のデジタル処理を施すことによって、前記
被制御回転体の回転を制御するための制御信号を導出す
るデジタルフィルタであって、前記差分信号と偏差信号
とを加算することによって加算信号を生成する加算手段
と、前記加算手段で生成された加算信号から累積成分を
減算することによって減算信号を生成する減算手段と、
前記減算手段で生成された減算信号を保持することによ
って前記累積成分を得、前記被制御回転体が定常回転か
ら非定常回転状態に切り換えられるときに定常回転終了
時の累積成分を保持し、この累積成分を次の定常回転の
開始時に出力する累積手段と、前記累積手段からの累積
成分に係数K(0<K<1)を乗算することによって前
記偏差信号を生成する乗算手段とを備える。
【0027】
【作 用】本願第1発明のデジタルフィルタでは、前記
差分信号と偏差信号とを加算することによって加算信号
を生成し、この加算信号から累積成分を減算することに
よって減算信号を生成し、この減算信号を保持すること
によって累積成分を得、この累積成分に係数K(0<K
<1)を乗算することによって前記偏差信号を生成す
る。
【0028】第1の時間において累積手段に格納されて
いる累積成分が「0」であれば、前記加算手段の加算信
号の値は減算手段を経て再び前記累積手段に与えられ、
この累積手段には前記加算信号の値に等しい値を示す累
積成分が格納される。
【0029】次に、第1の時間から所定の時間経過後の
第2の時間において、前記周期計測手段からの差分信号
は前記加算手段に入力され、前記累積手段からの累積成
分は前記乗算手段に与えられる。
【0030】前記乗算手段は前記累積成分に係数Kを掛
けることによって偏差信号を生成する。乗算手段からの
偏差信号は前記加算手段で前記周期計測手段の差分信号
に加えられるから、この加算信号が示す値は毎周期毎に
低減される。
【0031】よって、例えば、キャプスタンモータなど
の速度制御系に本発明のデジタルフィルタを用いること
によって、直流に近いFGむらに対する利得特性の低下
が抑制され、係数Kを大きくすることによって応答時間
を短縮することができる。
【0032】本願第2発明のデジタルフィルタでは、前
記差分信号と偏差信号とを加算することによって加算信
号を生成し、この加算信号から累積成分を減算すること
によって減算信号を生成し、この減算信号を保持するこ
とによって前記累積成分を得、前記被制御回転体が定常
回転から非定常回転状態に切り換えられるときに定常回
転終了時の累積成分を保持し、この累積成分を次の定常
回転の開始時に出力し、前記累積手段からの累積成分に
係数K(0<K<1)を乗算することによって前記偏差
信号を生成する。
【0033】前記被制御回転体が停止された後に次の定
常回転が開始されるとき、前記累積手段には前記非定常
回転状態時における累積成分が保持されているから、前
記加算信号が示す値は非常に短い周期で低減され、速度
制御の立ち上がり性能を高めることができる。
【0034】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図を参照し
ながら説明する。
【0035】図1は本願第1発明のデジタルフィルタの
一実施例が用いられているキャプスタンモータの速度制
御系を示すブロック図である。
【0036】キャプスタンモータ1には、図1に示すよ
うに、周波数発電機2が取り付けられている。周波数発
電機2はFG信号を発生し、このFG信号は波形整形器
3に与えられる。波形整形器3で矩形波に整形されたF
G信号は周波数逓倍器4に与えられ、周波数逓倍器4は
FG信号の立上がりと立ち下がりとを検出し、その検出
タイミングに応じてパルスを発生する。周波数逓倍器4
からのパルスは周期計測器5に与えられ、周期計測器5
は周波数逓倍器4からのパルス列の周期と目標周期との
差を示す差分信号を生成する。
【0037】周期計測器5からの差分信号は、デジタル
フィルタ20に与えられる。デジタルフィルタ20は、
加算器21を有し、加算器21は周期計測器5からの差
分信号と偏差信号とを加算することによって加算信号を
生成する。
【0038】偏差信号は、以下のように、生成される。
加算器21からの加算信号は減算器22に与えられ、減
算器22は加算信号から累積信号を減算することによっ
て減算信号を生成する。
【0039】減算器22で生成された減算信号はレジス
タ23を通過するとともに累積信号としてレジスタ23
に格納される。累積信号は減算器22に戻されるととも
に乗算器24に与えられる。
【0040】乗算器24はこれに入力される累積信号に
係数K(0<K<1)を掛けることによって偏差信号を
生成し、偏差信号は加算器21に戻される。
【0041】デジタルフィルタ20の伝達関数は、次の
式で表される。
【0042】
【数2】 デジタルフィルタ20の加算器21からの加算信号は合
成器12に与えられる。合成器12は加算器21からの
加算信号と他の制御系からの位相制御信号とを加算し、
この加算信号はドライバ13に与えられる。ドライバ1
3は合成器12からの加算信号に基づきキャプスタンモ
ータ1の回転駆動を制御する。
【0043】次に、キャプスタンモータの速度制御系の
動作について図5を参照しながら説明する。
【0044】周波数発電機2から発生し、波形整形器3
で整形されたFG信号が「H」区間が60%、「L」が
40%である関係を有するとき、すなわち周波数発電機
2の磁気抵抗素子(MR素子)の品質のばらつき、FG
信号の波形を整形するための波形整形器3における入力
電圧に対するオフセットによるFGむらが発生すると
き、図5に示すように、最初の計測時の時間t1におい
て、FG信号は「H」区間を示すから、周期計測器5の
差分信号は目標値に対し+10%の値を示す。この時間
t1においてレジスタ23に格納されている累積信号が
「0」であれば、加算器21の加算信号は+10%の値
を示す。加算信号は減算器22を経てレジスタ23に与
えられ、レジスタ23には+10%の値を示す累積信号
が格納される。
【0045】次に、時間t2において、FG信号は
「L」区間を示すから、周期計測器5からの差分信号は
目標値に対し−10%の値になる。レジスタ23に格納
されている+10%の値を示す累積信号は乗算器24に
与えられる。
【0046】乗算器24は累積信号に係数Kを掛け、+
10%・Kの値を示す偏差信号が生成される。乗算器2
4からの偏差信号は加算器21で周期計測器5の差分信
号に加えられ、(−10%+10%・K)の値を示す加
算信号が生成される。
【0047】この加算信号が示す値は毎周期毎に低減さ
れ、最終的に0になる。レジスタ23には10%/K、
−10%/Kが交互に格納される。
【0048】よって、定常的に生じるFGむらが除去さ
れた加算信号が合成器12に出力され、FGむらに起因
するキャプスタンモータの回転変動の発生をなくすこと
ができる。すなわち、直流に近い低域の外乱に対し高い
抑圧特性を得ることができる。なお、係数Kは応答速度
に応じて決定することができる。
【0049】次に、デジタルフィルタ20のゲインおよ
び位相の周波数特性について図を参照しながら説明す
る。図2は図1のデジタルフィルタの周波数特性を示す
図である。
【0050】図2から明らかなように、従来の帰還型ノ
ッチフィルタの周波数特性に比して、直流ゲインを低下
させることなく一定に維持していることが分かる。よっ
て、直流ゲインの補償をする手段を設ける必要がない。
なお、この周波数特性は、係数Kが1/32に設定され
ているときに得られた特性である。
【0051】次に、本願第2発明のデジタルフィルタの
実施例について図を参照しながら説明する。図3は本願
第2発明のデジタルフィルタの一実施例が用いられてい
るキャプスタンモータの速度制御系を示すブロック図で
ある。
【0052】デジタルフィルタ30は、図3に示すよう
に、加算器21と、減算器22と、レジスタ23と、乗
算器24と、FG極性検出器31と、レジスタ32と、
比較器33と、選択器34とを有する。
【0053】加算器21は周期計測器5からの差分信号
と偏差信号とを加算することによって加算信号を生成す
る。
【0054】偏差信号は、以下のように、生成される。
加算器21からの加算信号は減算器22に与えられ、減
算器22は加算信号から累積信号を減算することによっ
て減算信号を生成する。
【0055】減算器22で生成された減算信号はレジス
タ23を通過するとともに累積信号としてレジスタ23
に格納される。累積信号は、減算器22に戻されるとと
もに乗算器24に与えられる。
【0056】乗算器24はこれに入力される累積信号に
係数K(0<K<1)を掛けることによって偏差信号を
生成し、偏差信号は加算器21に戻される。
【0057】FG極性検出器31は、周波数発電機2か
ら波形整形器3を経て周波数逓倍器4に入力されるFG
信号の極性を検出する。極性の検出はFG信号の立上
り、立下りを検出することによって行われ、FG信号の
立上りの検出時、FG信号の極性は正とし、FG信号の
立下りの検出時、FG信号の極性は負とする。
【0058】レジスタ32は、FG極性検出器31の検
出結果が示す極性を保持し、この極性の更新はレジスタ
23の更新と同時に行われる。
【0059】比較器33は、FG極性検出器31の検出
結果が示す極性とレジスタ23に保持された極性とを比
較し、その比較の結果を出力する。
【0060】選択器34は、比較器33からの比較の結
果に応じて加算器21からの加算信号および周期計測器
5からの差分信号の内のいずれか一方の信号を選択し、
選択された信号を合成器12に出力する。比較器33の
比較の結果が極性の一致を示すとき、周期計測器5から
の差分信号が選択され、比較器33の比較の結果が極性
の不一致を示すとき、加算器21からの加算信号が選択
される。
【0061】合成器12は選択器34からの信号と他の
制御系からの位相制御信号とを加算し、この加算信号は
ドライバ13に与えられる。ドライバ13は合成器12
からの加算信号に基づきキャプスタンモータ1の回転駆
動を制御する。
【0062】次に、このキャプスタンモータの速度制御
系の動作について図を参照しながら説明する。図4は図
3のキャプスタンモータの速度制御系の動作を説明する
ための流れ図、図5は図3のキャプスタンモータの速度
制御系の動作を説明するための図である。
【0063】まず、キャプスタンモータ1の回転が開始
され、周波数発電機2からFG信号が発生される。FG
信号は、波形整形器3を経てFG極性検出器31に与え
られる。FG極性検出器31は、図4に示すように、周
波数発電機2から波形整形器3を経て周波数逓倍器4に
入力されるFG信号の極性を検出する(ステップ10
1)。
【0064】FG信号の極性の検出後、FG信号は周波
数逓倍器4に与えられ、周波数逓倍器4はFG信号の立
上がりと立ち下がりとを検出し、その検出タイミングに
応じてパルスを発生する(ステップ102)。
【0065】周波数逓倍器4からのパルスは周期計測器
5に与えられ、周期計測器5は周波数逓倍器4からのパ
ルス列の周期と目標周期との差を示す差分信号を生成す
る(ステップ103)。
【0066】次いで、比較器33は、FG極性検出器3
1の検出結果が示す極性とレジスタ23に保持された極
性とを比較し、その比較の結果を出力する(ステップ1
04)。
【0067】この比較の結果が極性の不一致を示すと
き、レジスタ23に保持されている累積信号は乗算器2
4に与えられ、乗算器24はこれに入力される累積信号
に係数Kを掛けることによって偏差信号を生成する(ス
テップ105)。
【0068】偏差信号は加算器21に戻され、加算器2
1は偏差信号と周期計測器5からの差分信号とを加算す
ることによって加算信号を生成する(ステップ10
6)。
【0069】この加算信号は減算器22に与えられ、減
算器22は加算信号から累積信号を減算することによっ
て減算信号を生成する(ステップ107)。
【0070】減算器22で生成された減算信号はレジス
タ23に累積信号として格納される(ステップ10
8)。この累積信号の格納と同時に、レジスタ32に
は、FG極性検出器31の極性の検出結果が格納される
(ステップ109)。
【0071】次いで、選択器34は比較器33の比較に
結果に基づき加算器器21からの加算信号を選択し(ス
テップ110)、この加算信号は合成器12に出力され
る。
【0072】比較器32の比較の結果が極性の一致を示
すとき、選択器34は周期計測器5からの差分信号を選
択し(ステップ111)、この差分信号は合成器12に
出力される。
【0073】次に、キャプスタンモータ1が回転、停
止、回転の動作を順次に行うときについて説明する。キ
ャプスタンモータ1が最初に回転を開始するとき、図5
(a)に示すように、レジスタ23には初期値として
「0」が格納されている。キャプスタンモータ1の回転
開始に伴い周波数発電機2は回転を開始し、FG信号の
出力を開始する。最初のFG信号(立上り41)の出力
時、前回のFG信号がないから、周期計測器5による差
分信号の生成は行われない。FG信号の立下り42以
降、上述の処理が行われ、FG信号51の発生時点で加
算器21の加算信号は「0」に収束する。この収束に要
した時間はt0である。
【0074】加算信号が「0」になることに伴いキャプ
スタンモータ1の回転速度は目標速度に制御され、FG
むらに起因する回転変動は抑制されている。
【0075】この加算信号の収束時以降、レジスタ23
には累積成分として+xと−xとがFG信号の1周期毎
に交互に格納される。なお、絶対値xは10%/Kであ
る。次いで、キャプスタンモータ1が停止後再び回転を
開始するとき、FG信号の立下り56とFG信号の立上
り57との間には連続性がないから、周期計測はできな
い。周期計測はFG信号の立下り58から開始され、F
G極性検出器31の検出結果は「0」を示す。これに対
し、レジスタ32にはFG信号の立下り56に対応する
極性として「0」が格納されているから、比較器33に
よる比較の結果が極性の一致を示し、選択器34は周期
計測器5からの差分信号を選択する。この差分信号は合
成器12に出力される。
【0076】FG信号の次の立上り59では、FG極性
検出器31の検出結果は「1」を示す。これに対し、レ
ジスタ32にはFG信号の立下り56に対応する極性と
して「0」が格納されているから、比較器33による比
較の結果が極性の不一致を示し、デジタルフィルタ30
による処理が行われる。レジスタ23にはFG信号の立
上りの値xが格納されているから、偏差信号の値はKx
−10%となる。周期計測器5の差分信号の値は−10
%であるから、加算信号の値は0となり、レジスタ23
には−xが格納される。
【0077】よって、FG信号の立上り59ですでに収
束が完了している、すなわち周期計測2回目で収束が完
了していることになる。
【0078】キャプスタンモータ1の回転停止がFG信
号の立上り55の直後であるとき、図5(b)に示すよ
うに、回転が開始されて最初のFG信号の立上り57の
次の立下り58では、FG極性検出器31の検出結果は
「0」を示す。これに対し、レジスタ32にはFG信号
の立上り55に対応する極性として「1」が格納されて
いるから、比較器33による比較の結果が極性の不一致
を示し、デジタルフィルタ30による処理が行われる。
この処理によって、FG信号の立下り58ですでに収束
が完了している、すなわち周期計測1回目で収束が完了
していることになる。
【0079】以上により、キャプスタンモータの速度制
御の収束性能を高めることができる。また、デジタル処
理後に次のデジタル処理が行われるとき、次のデジタル
処理における収束時間を非常に短い時間にすることがで
きる。
【0080】なお、本実施例では、キャプスタンモータ
1が回転、停止、回転の動作を順次に行うときについて
説明しているが、キャプスタンモータ1が通常の回転、
高速回転、通常の回転の動作を順次に行うとき、上述の
動作と同じである。高速回転時、FG信号を逓倍する必
要がなく、デジタルフィルタ30は使用されない。すな
わち、高速回転の状態は停止時の状態と同じである。
【0081】次に、他のデジタルフィルタについて図を
参照しながら説明する。図6は本願第2発明のデジタル
フィルタの他の実施例が用いられているキャプスタンモ
ータの速度制御を説明するための流れ図である。
【0082】図6を参照するに、FG極性検出器で周波
数発電機から波形整形器を経て周波数逓倍器に入力され
るFG信号の極性を検出する(ステップ101)。
【0083】FG信号の極性の検出後、周波数逓倍器は
FG信号の立上りと立下りとを検出し、その検出タイミ
ングに応じてパルスを発生する(ステップ102)。
【0084】次いで、周期計測器は周波数逓倍器からの
パルス列の周期と目標周期との差を示す差分信号を生成
する(ステップ103)。
【0085】次いで、FG極性検出器の検出結果が示す
極性とレジスタに保持された累積信号の極性とが比較さ
れ、その比較の結果が出力される(ステップ104)。
【0086】この比較の結果が極性の不一致を示すと
き、レジスタに保持されている累積信号は乗算器に与え
られ、乗算器はこれに入力される累積信号に係数Kを掛
けることによって偏差信号を生成する(ステップ10
5)。
【0087】偏差信号は加算器に戻され、加算器は偏差
信号と周期計測器からの差分信号とを加算することによ
って加算信号を生成する(ステップ106)。
【0088】この加算信号は減算器に与えられ、減算器
は加算信号から累積信号を減算することによって減算信
号を生成する(ステップ107)。
【0089】減算器で生成された減算信号はレジスタに
累積信号として格納される(ステップ108)。この累
積信号の格納と同時に、レジスタ(図3のレジスタ32
に相当する)には、FG極性検出器の極性の検出結果が
格納される(ステップ109)。
【0090】次いで、選択器は比較器の比較に結果に基
づき加算器からの加算信号を選択し(ステップ11
0)、この加算信号は合成器に出力される。
【0091】比較器32の比較の結果が極性の一致を示
すとき、レジスタの累積信号の極性が反転された(ステ
ップ112)後、ステップ105〜ステップ110の処
理が施される。
【0092】以上により、デジタル処理開始時に、FG
信号の極性とレジスタの累積信号の極性とを一致させる
ことができ、速度制御に要する収束時間を短くすること
ができる。
【0093】また、キャプスタンモータの停止後に次の
回転が開始されるときに、一旦収束した収束値を固定値
としてデジタル処理を開始し、レジスタの累積信号の更
新を行わないことによって収束時間をさらに短くするこ
とも可能である。
【0094】
【発明の効果】以上に説明したように、本願第1発明の
デジタルフィルタによれば、低域での補償利得特性を低
下させることなく応答時間を短縮することができる。
【0095】本願第2発明のデジタルフィルタによれ
ば、速度制御の収束性能を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願第1発明のデジタルフィルタの一実施例が
用いられているキャプスタンモータの速度制御系を示す
ブロック図である。
【図2】図1のデジタルフィルタの周波数特性を示す図
である。
【図3】本願第2発明のデジタルフィルタの一実施例が
用いられているキャプスタンモータの速度制御系を示す
ブロック図である。
【図4】図3のキャプスタンモータの速度制御系の動作
を説明するための流れ図である。
【図5】図3のキャプスタンモータの速度制御系の動作
を説明するための図である。
【図6】本願第2発明のデジタルフィルタの他の実施例
が用いられているキャプスタンモータの速度制御系の動
作を説明するための流れ図である。
【図7】従来のキャプスタンモータの速度制御系を示す
ブロック図である。
【図8】図7の速度制御系に用いられている帰還型ノッ
チフィルタを示すブロック図である。
【図9】図8の帰還型ノッチフィルタの周波数特性を示
す図である。
【図10】キャプスタンモータの速度制御に用いられる
FG信号および逓倍処理されたFG信号を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 キャプスタンモータ 2 周波数発電機(回転検出手段) 5 周期計測器(周期計測手段) 20 デジタルフィルタ 21 加算器(加算手段) 22 減算器(減算手段) 23 レジスタ(累積手段) 24 乗算器(乗算手段) 31 FG極性検出器(極性検出手段) 32 レジスタ(保持手段) 33 比較器(比較手段) 34 選択器(選択手段)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】キャプスタンモータ1には、図7に示すよ
うに、周波数発電機2が取り付けられている。周波数発
電機2はFG信号を発生し、このFG信号は波形整形器
3に与えられる。波形整形器3で矩形波に整形されたF
G信号は周波数逓倍器4に与えられ、周波数逓倍器4は
FG信号の立上り立下りとを検出し、その検出タイミ
ングに応じてパルスを発生する。周波数逓倍器4からの
パルスは周期計測器5に与えられ、周期計測器5は周波
数逓倍器4からのパルス列の周期と目標周期との差を示
す差信号を生成する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】前記被制御回転体が停止された後に次の定
常回転が開始されるとき、前記累積手段には前記非定常
回転状態時における累積成分が保持されているから、前
記加算信号が示す値は非常に短い周期で低減され、速度
制御の立上り性能を高めることができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】キャプスタンモータ1には、図1に示すよ
うに、周波数発電機2が取り付けられている。周波数発
電機2はFG信号を発生し、このFG信号は波形整形器
3に与えられる。波形整形器3で矩形波に整形されたF
G信号は周波数逓倍器4に与えられ、周波数逓倍器4は
FG信号の立上り立下りとを検出し、その検出タイミ
ングに応じてパルスを発生する。周波数逓倍器4からの
パルスは周期計測器5に与えられ、周期計測器5は周波
数逓倍器4からのパルス列の周期と目標周期との差を示
す差分信号を生成する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0078
【補正方法】変更
【補正内容】
【0078】キャプスタンモータ1の回転停止がFG信
号の立上り55のであるとき、図5(b)に示すよう
に、回転が開始されて最初のFG信号の立上り57の次
の立下り58では、FG極性検出器31の検出結果は
「0」を示す。これに対し、レジスタ32にはFG信号
の立上り55に対応する極性として「1」が格納されて
いるから、比較器33による比較の結果が極性の不一致
を示し、デジタルフィルタ30による処理が行われる。
この処理によって、FG信号の立下り58ですでに収束
が完了している、すなわち周期計測1回目で収束が完了
していることになる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0090
【補正方法】変更
【補正内容】
【0090】次いで、選択器は比較器の比較結果に基づ
き加算器からの加算信号を選択し(ステップ110)、
この加算信号は合成器に出力される。
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力パルスの周期と予め設定されている目
    標周期との差を取ることによって差分信号を生成する周
    期計測手段を有する装置に用いられ、前記差分信号に対
    し、所定のデジタル処理を施すデジタルフィルタであっ
    て、 前記差分信号と偏差信号とを加算することによって加算
    信号を生成する加算手段と、 前記加算手段で生成された加算信号から累積成分を減算
    することによって減算信号を生成する減算手段と、 前記減算手段で生成された減算信号を保持することによ
    って前記累積成分を得る累積手段と、 前記累積手段からの累積成分に係数K(0<K<1)を
    乗算することによって前記偏差信号を生成する乗算手段
    とを備えることを特徴とするデジタルフィルタ。
  2. 【請求項2】定常回転と、停止を含み前記定常回転と異
    なる非定常回転状態とで切換え制御される被制御回転体
    の回転を検出し、この検出の結果に基づきパルスを生成
    する回転検出手段と、前記回転検出手段から入力される
    入力パルスの周期と予め設定されている目標周期との差
    を取ることによって差分信号を生成する周期計測手段と
    を有する装置に用いられ、前記差分信号に対し所定のデ
    ジタル処理を施すことによって、前記被制御回転体の回
    転を制御するための制御信号を導出するデジタルフィル
    タであって、 前記差分信号と偏差信号とを加算することによって加算
    信号を生成する加算手段と、 前記加算手段で生成された加算信号から累積成分を減算
    することによって減算信号を生成する減算手段と、 前記減算手段で生成された減算信号を保持することによ
    って前記累積成分を得、前記被制御回転体が定常回転か
    ら非定常回転状態に切り換えられるときに定常回転終了
    時の累積成分を保持し、この累積成分を次の定常回転の
    開始時に出力する累積手段と、 前記累積手段からの累積成分に係数K(0<K<1)を
    乗算することによって前記偏差信号を生成する乗算手段
    とを備えることを特徴とするデジタルフィルタ。
  3. 【請求項3】さらに、前記入力パルスの極性を検出する
    極性検出手段と、 前記極性検出手段で検出された前記入力パルスの極性を
    保持し、前記デジタル処理終了直前に得られた前記入力
    パルスの極性を次のデジタル処理開始時に出力する保持
    手段とを備えることを特徴とする請求項2に記載のデジ
    タルフィルタ。
  4. 【請求項4】さらに、前記入力パルスの極性を検出する
    極性検出手段と、 前記累積手段が前記累積成分を得るときに前記極性検出
    手段で検出された前記入力パルスの極性を保持し、前記
    被制御回転体が定常回転から非定常回転状態に切り換え
    られるときに定常回転終了時における前記入力パルスの
    極性を保持する保持手段と、 前記保持手段に保持された前記入力パルスの極性と前記
    極性検出手段で検出された前記入力パルスの極性とを比
    較し、その比較の結果を出力する比較手段と、 前記比較手段からの比較の結果に基づき前記加算手段か
    らの加算信号および前記差分信号の内のいずれか一方の
    信号を選択する選択手段とを備えることを特徴とする請
    求項2に記載のデジタルフィルタ。
  5. 【請求項5】前記累積手段は、前記比較手段からの比較
    の結果に応じて前記累積成分の極性を反転し、この極性
    が反転された累積成分を出力することを特徴とする請求
    項4に記載のデジタルフィルタ。
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