JPH06253441A - プレハブ接続部の絶縁成型体固定装置 - Google Patents

プレハブ接続部の絶縁成型体固定装置

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JPH06253441A
JPH06253441A JP6092093A JP6092093A JPH06253441A JP H06253441 A JPH06253441 A JP H06253441A JP 6092093 A JP6092093 A JP 6092093A JP 6092093 A JP6092093 A JP 6092093A JP H06253441 A JPH06253441 A JP H06253441A
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JP
Japan
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molded body
insulating molded
sleeve fixing
insulating
prefabricated
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Application number
JP6092093A
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English (en)
Inventor
Shinji Kato
真次 加藤
Noriaki Imai
則明 今井
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブルの接続部に対して、絶縁成型体とプ
レモールド絶縁体とを組み合わせて、プレハブ接続部を
構成する際に、前記絶縁成型体を導体接続管に対してス
リーブ固定金具を介して、装着と位置決めを行い得るよ
うにする。 【構成】 ケーブル導体2、2aを、導体接続管7を用
いて接続し、前記導体接続管7に対して、スリーブ固定
金具40を取り付ける。前記スリーブ固定金具40に
は、一方の端部に突出部材43を配置し、他方の端部に
ロック金具45を配置する。絶縁成型体11の中央部に
配置される内部電極12には、貫通孔の内部に向けて突
部12aを設け、前記絶縁成型体をスリーブ固定金具4
0に摺動させながら突起43に突き当て、導体接続管7
に対して固定するとともに、電気的な導通を得るように
し、プレハブ接続部を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高圧送電線路のケーブ
ルの接続部に配置する絶縁部材に関し、特に、超高圧C
Vケーブル用プレハブジョイントに配置する絶縁成型体
を、導体接続管に対して固定するプレハブ接続部の絶縁
成型体固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】275kV高圧送電線路に使用されるC
Vケーブル等においては、導体を導体接続管を用いて接
続し、その外周部にプラスチック等の絶縁材料を、押出
し成型等の手段を用いてコーン状に構成することが行わ
れていた。例えば、実開昭58−103530号公報等
に示される例においては、ケーブル導体を導体接続管を
用いて接続した部分と、前記導体接続管を介して接続し
たケーブルの周囲に所定の範囲に亘ってコーン状の絶縁
部を形成し、その外周部に保護部材を配置して構成して
いる。ところが、前述したように、プラスチック材料を
押出して絶縁部を形成することは、その絶縁部の形成作
業に多くの時間を必要とする等の問題があることの他
に、ケーブルの接続作業を行う場所が、洞道内部等の非
常に狭いところであり、作業性にも問題がある。
【0003】そこで、前述したような問題に対応させる
ために、前記導体接続部に配置する絶縁部材を、いわゆ
るプレハブ方式のジョイント絶縁部(以下プレハブ接続
部と呼ぶ)として構成することが提案されている。前記
プレハブ接続部においては、例えば、特開平2−246
723号公報等に示されるように、エポキシ樹脂材料に
より略円筒形に構成した絶縁成型体を、導体を接続する
導体接続管に対して位置決めし、その両側にEPゴムで
構成した略コーン状のプレモールド絶縁体を装着するこ
とにより構成している。前記従来例に示されるようなプ
レハブ接続部は、一般的には、図10に示されるように
構成されている。
【0004】前記図10に示されるプレハブ接続部の例
において、接続する2本のケーブル1、1aの導体2、
2aを導体接続管7を用いて接続し、前記導体接続管7
の中央部に対応させて絶縁成型体11の内部電極12を
配置し、前記内部電極12の内面を導体接続管の外周部
に固定させるようにしている。また、前記絶縁成型体1
1の両側のテーパ部には、ケーブルとの間に形成される
隙間に対して、プレモールド絶縁体15、15aを挿入
して、これらの3つの絶縁体を組み合わせて、プレハブ
接続部10を形成している。さらに、前記プレハブ接続
部10の外周部には、本体ケース23を配置するが、プ
レハブ接続部の両側の部分には、絶縁体圧着装置18、
および、絶縁筒22等を配置している。前記プレハブ接
続部10を覆う本体ケース23の両側には、ケーブル保
護金具20と、防水処理部21とを配置して、ケーブル
接続部に対する保護を行い得るように構成している。
【0005】前記図10に示されるようなプレハブ接続
部において、導体接続管に対して絶縁成型体の内部電極
を取り付ける際には、図11に示されるように、導体接
続管のスリーブに対して、スリーブ固定金具25を固定
ボルト26等を用いて固定する。前記スリーブ固定金具
25には、外周方向に突出する部材を配置して、内部電
極に対する係止部29を形成し、絶縁成型体の内部電極
12を導体接続管に設けたスリーブ固定金具25の外周
を覆うように挿入する。そして、前記内部電極12の内
周部にリング状に突出した突部12aの肩部12bを、
スリーブ固定金具25の係止部29に押圧する状態で位
置決めした後で、スリーブ固定金具25と内部電極12
との隙間に、前記スリーブ固定金具25に設けたねじ部
27を介してロックナット28を挿入して、両部材の位
置決めと固定の作用を行うようにしている。したがっ
て、前述したように、スリーブ固定金具25に対してロ
ックナット28をねじ込むことにより、両部材を固定す
る作用を容易に行うことができるものとされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記図11
に示されるように、導体接続管に対してスリーブ固定金
具を装着し、前記スリーブ固定金具に対して絶縁成型体
の内部電極を装着して、ロックナットにより固定する手
段を用いる場合には、絶縁成型体の内面とケーブル本体
との間の隙間の部分にロックナットを挿入して締込む作
業を行うことが必要である。したがって、前記絶縁成型
体を固定する際には、ロックナットを締込むための専用
の工具を用いることが必要であり、前記ロックナットを
装着する作業が面倒であるという問題がある。また、絶
縁成型体の内面は、絶縁体における絶縁特性を維持させ
るために、凹凸等が形成されないように面の加工が施さ
れており、そのような絶縁成型体の内面に対して、工具
を挿入してロックナットの締込み作業を行う際に、絶縁
成型体の内面を傷付けたりすることがある。
【0007】そこで、前述したように、ロックナットの
締込み作業を行う際には、絶縁成型体の内面に傷を付け
たりすることがないように、十分に注意して作業を行う
ために、プレハブ接続部を形成する作業の能率が良くな
いという問題がある。そして、何等かの理由により、絶
縁成型体のテーパ状の内面に対して傷を付けたりしたよ
うな場合には、その補修作業が面倒であり、プレハブ接
続部の形成作業の能率がさらに低下するという問題が残
り、プレハブ方式のジョイントを構成するメリットを十
分に生かすことができないことになる。したがって、前
記図11のような導体接続管に対する絶縁成型体の装着
手段に代えて、安全性の高い装置を開発することが要望
されているのが現状である。
【0008】
【発明の目的】本発明は、前述したような従来のプレハ
ブジョイントの形成作業の問題を解消するもので、ロッ
クナットを使用せずに、導体接続管に対して絶縁成型体
を容易に装着できるとともに、構成が簡単な固定部材を
用いることができるようなプレハブ接続部の絶縁成型体
固定装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用】本発明は、ケ
ーブル導体を導体接続管を用いて接続し、前記接続部に
プラスチック製の絶縁成型体を配置し、前記絶縁成型体
の側部から弾性体で成型したプレモールド絶縁体を挿入
して形成するプレハブ接続部に関する。本発明において
は、前記導体接続管に対してスリーブ固定金具を固定し
て取り付け、前記スリーブ固定金具の周囲に外方に出没
可能な部材を複数配置するとともに、前記出没可能な部
材と所定の間隔を介して固定手段を配置し、絶縁成型体
の内周部には突出部材を設け、前記絶縁成型体の突出部
材の両側を、前記導体接続管に設けた固定手段と出没部
材の間で位置決めして固定する機構を構成している。
【0010】前述したように導体接続管に対してスリー
ブ固定金具を配置し、前記スリーブ固定金具に対して絶
縁成型体を固定する手段を構成することにより、絶縁成
型体をケーブルに沿わせて移動させるのみで、絶縁成型
体の位置決めと固定の動作を行うことができ、プレハブ
接続部の組立作業を容易に行うことができる。また、本
発明のプレハブ接続部では、絶縁成型体を装着する際
に、固定リング等を用いることがないので、絶縁成型体
の内面を傷付けたりすることがなく、プレハブ接続部で
の電気的な安定性を容易に確保することができる。そし
て、プレハブ方式のジョイントを構成する際に、プレハ
ブ接続部を構成する各部材を容易に組み合わせることが
でき、狭い環境で作業を行う際にも、その作業性を向上
させることが可能になる。
【0011】
【実施例 1】前記図10に示されるように、あらかじ
め成型された絶縁成型体とプレモールド絶縁体等を用い
て、プレハブ接続部を構成する場合には、従来より公知
の方法を用いてケーブルの接続を行うとともに、そのケ
ーブルの接続部に対して、絶縁部材を構成する部材を取
り付ける作業を行うようにしている。本発明は、前述し
たようにして、ケーブル導体の接続部に対して、絶縁成
型体とプレモールド絶縁体とを組み合わせてプレハブ接
続部を構成するために、図1および図2に示されるよう
に、導体接続管7のスリーブ8に対してスリーブ固定金
具40を取り付け、前記スリーブ固定金具40に対して
絶縁成型体の内部電極12を固定保持させる機構を構成
している。前記図1の例に示される固定手段は、図2に
拡大して示されているもので、前記2つの図にしたがっ
て本発明を説明すると、スリーブ8に対してスリーブ固
定金具40を固定ボルト48を用いて固定保持させる。
前記スリーブ固定金具40の本体41には、一方の端部
の円周上に突出部材43を配置し、他方の端部の円周上
にロック金具45を配置している。前記ロック金具45
は、本体に設けた凹部44に配置され、コイルスプリン
グ46を用いて上方に付勢する状態に設けており、前記
ロック金具に対して突出量を規制するために、押さえ部
材47を配置している。
【0012】また、前記スリーブ固定金具40に位置決
めされる絶縁成型体の内部電極12には、前記従来例の
場合と同様に、貫通孔の内部のリング状に突出する突部
12aを配置しており、前記突部12aをスリーブ固定
金具40の突出部材43と、出没可能な部材としてのロ
ック金具45の間に装着し、両部材の間での位置決めを
行うようにする。前記内部電極をスリーブ固定金具に対
して装着する際は、内部電極の突部12aの内面にスラ
イド部材49を設けておき、スリーブ固定金具に対して
内部電極を摺動させる際に、摩擦抵抗を小さくするよう
な手段が設けられる。そして、ケーブル導体2、2aを
導体接続管7を用いて接続し、前記導体接続管のスリー
ブ8に対してスリーブ固定金具40を取り付けた後で、
ケーブルに沿って絶縁成型体を移動させると、前記スリ
ーブ固定金具のロック金具45をスライド部材49が押
圧する状態で、図示される位置にまで挿入される。
【0013】前記図1に示されるような固定保持手段を
構成するために用いられるスリーブ固定金具40は、図
3ないし図5に示されるように構成することができるも
ので、略円筒状に構成される本体41の長さ方向の中央
部には、スリーブに対して固定ボルトを装着するための
孔42が所定の間隔で形成される。また、本体の長さ方
向の一方の側部に配置される突出部材43を、図4のよ
うにして、所定の角度θの間隔をもって複数配置してい
る。さらに、スリーブ固定金具の他方の側部に配置され
るロック金具45は、図5に示されるように、突出部材
と長さ方向で重なるような状態で、角度θを介して複数
配置している。なお、前記ロック金具45に対して突出
量の規制を行うための押さえ部材47は、図3に示され
るように、リング状の部材として構成し、スリーブ固定
金具本体の外周部に装着することにより、複数のロック
金具に対する押さえ機構を構成することができる。そし
て、前記スリーブ固定金具の周囲に配置する突出部材4
3……とロック金具45……との間に、内部電極の突部
が装着されるようにして、両部材を固定できるようにす
る。
【0014】前記図3〜5に示されるようなスリーブ固
定金具40を用いて、導体接続管と内部電極との間の固
定保持手段を構成し、図1、2に示されるようにして、
スリーブ固定金具40を導体接続管に対して固定し、そ
の後で、絶縁成型体の内部電極を装着する。その内部電
極の装着の際に、内部電極12の突部12aとスリーブ
固定金具の本体との間には、スライド部材49を介在さ
せるために、両部材の間の導通状態が正確に設定されな
い場合が懸念される。そこで、本発明においては、前記
ロック金具45とスプリング46とを導電性を有する材
料を用いて構成すること、およびロック金具を導電性を
有する押さえ部材47と、スリーブ固定金具本体41の
それぞれに摺動させる状態で、内部電極に向けて押圧す
るようにし、導体接続管と内部電極との間での電気的な
導通を設定できるようにする。
【0015】そして、前述したようにして、ケーブルの
接続部の外周部に絶縁成型体を配置して固定した後で、
前記絶縁成型体11の両側の部分にプレモールド絶縁体
15を挿入する。前記プレモールド絶縁体15を挿入す
る際には、プレモールド絶縁体の先端部に、FRP等の
材料を用いて構成したリング状のストッパ19を配置し
て、プレモールド絶縁体の先端部と絶縁成型体11の内
部電極12との隙間の間隔を設定する。したがって、前
記図1に示されるように、導体接続管に対してスリーブ
固定金具40を固定した後で、絶縁成型体を取り付ける
際には、従来の絶縁成型体の固定方式に比較して、各構
成部材に無理な摺動作用等を付与することがなく、絶縁
成型体の装着作業を容易に行うことができる。
【0016】なお、前記本発明の実施例において、内部
電極の内周部に突出させる突部12aを、前記スリーブ
固定金具の外周部に突出するロック金具と同様に、所定
の角度θの間隔を持って配置する突起として構成するこ
とも可能である。そして、その場合には、内部電極の突
起をロック金具の間に位置させる状態で、スリーブ固定
金具に対して絶縁成型体を装着し、その後で、絶縁成型
体を円周方向に角度θの半分だけ回転させることによ
り、両部材の固定の作業を行うことができる。
【0017】
【実施例 2】前記実施例の場合とは別に、本発明にお
いては、図6に示されるような接続構造を用いることも
できる。前記図6に示されるスリーブ固定金具50は、
図7に示されるように、本体51の外周部に複数のロッ
ク金具55を出没可能に設けているもので、前記図1の
スリーブ固定金具の場合とは異なり、ロック金具55を
くさび状の部材で構成して、内部電極の装着の作業を容
易に行い得るように設けている。本発明のスリーブ固定
金具50では、前記図6に示されるように、ケーブル導
体2、2aを接続する導体接続管7のスリーブ8に対し
て、その外周部にねじ部8aを配置し、前記ねじ部8a
にスリーブ固定金具50の内周部に設けたねじ部52を
用いて固定する手段を用いている。また、前記スリーブ
固定金具50の本体の長さ方向の一方の側部には、突出
部材53を設けて、内部電極12に対する位置決め手段
として用いるようにする。
【0018】前記スリーブ固定金具50の他方の端部に
は、前記図7に示されたように、ロック金具55を所定
の角度を介して配置するが、前記ロック金具55は、ス
リーブ固定金具の本体に設けた凹部に対して板バネ56
により、上方に突出させる方向に付勢するように設けて
いる。また、前記スリーブ固定金具の本体の中央部に
は、図6に示すように板バネにより構成した接触子57
を設けており、導体接続管に対して内部電極を固定する
と、前記接触子57を介して、両部材の間での導通状態
を設定できるようにしている。前記スリーブ固定金具5
0をスリーブに対してねじ込みにより取り付け、その後
で、内部電極12を装着する際には、図8および図9に
示される順序で、内部電極の装着の動作が行われる。
【0019】つまり、図8に示されるように、スリーブ
固定金具50に対して内部電極12を装着する最初の段
階では、突部の肩部12bが、ロック金具55の斜面5
5aに係合し、前記ロック金具55をバネの力に対向し
て押し下げるようにする。さらに、前記内部電極12を
矢印方向にさらに移動させると、図9のように、内部電
極の突部がロック金具55を押し下げながら、移動する
状態となる。そして、内部電極がスリーブ固定金具に対
してさらに摺動すると、図6のように、突出部材53の
側面に内部電極の突部12aの肩部12bが係合する状
態で位置決めがなされる。前記図6の状態では、ロック
金具55に対して内部電極が押圧する状態が解除され、
前記ロック金具55は板バネ56の力により本体の表面
に向けて突出する状態となり、内部電極の段部12cに
対してロック金具55の先端部が係合する状態で、両部
材の位置決めと固定の動作が行われる。
【0020】前記図6ないし図9にそれぞれ示されるよ
うにして、ロック金具55を用いて内部電極に対する固
定の動作を行う場合には、絶縁成型体をケーブルに沿っ
て移動させるのみで、絶縁成型体の固定を行うことがで
き、プレハブ接続部の構成作業を容易に行うことを可能
にする。また、前述したようにして、導体接続管に対し
てスリーブ固定金具を固定する場合には、導体接続管に
対するスリーブ固定金具50の位置決めの調整を容易に
行うことができるものとなる。そして、前述したように
して、絶縁成型体を導体接続管に対して固定した後で、
前記図1の場合と同様にして、プレモールド絶縁体の装
着の作業を行い、プレハブ接続部を完成させることがで
きる。なお、前記本発明の実施例にそれぞれ示されるよ
うに、導体接続管に対してスリーブ固定金具を装着する
作業工程は、前記図10に示されるような組立を行う途
中の工程を示しているものである。
【0021】
【発明の効果】本発明のプレハブ接続部の絶縁成型体固
定装置は、前述したように導体接続管に対してスリーブ
固定金具を配置し、前記スリーブ固定金具に対して絶縁
成型体を固定する手段を構成することにより、絶縁成型
体をケーブルに沿わせて移動させるのみで、絶縁成型体
の位置決めと固定の動作を行うことができ、プレハブ接
続部の組み立て作業を容易に行うことができる。また、
本発明のプレハブ接続部では、絶縁成型体を装着する際
に、固定リング等を用いることがないので、絶縁成型体
の内面を傷付けたりすることがなく、プレハブ接続部で
の電気的な安定性を容易に確保することができる。そし
て、プレハブ方式のジョイントを構成する際に、プレハ
ブ接続部を構成する各部材を容易に組み合わせることが
でき、狭い環境で作業を行う際にも、その作業性を向上
させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の導体接続管に対してスリーブ固定金
具を組み込んだものに、絶縁成型体を組み込んだ状態を
示す説明図である。
【図2】 図1の要部の拡大説明図である。
【図3】 本発明のスリーブ固定金具の側面図である。
【図4】 図3の金具を一方から見た正面図である。
【図5】 図3の金具を他方から見た正面図である。
【図6】 図1とは別の構成を有するスリーブ固定金具
を、導体接続管に対して組み込んだ状態を示す説明図で
ある。
【図7】 図6に用いるスリーブ固定金具の正面図であ
る。
【図8】 スリーブ固定金具に対して、絶縁成型体の内
部電極を摺動させる状態の説明である。
【図9】 図8よりもさらに絶縁成型体を摺動させた状
態の説明図である。
【図10】 一般的なプレハブ接続部の構成を示す説明
図である。
【図11】 従来の絶縁成型体の固定方式の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 ケーブル、 2 導体、 7 導体接続管、
10 プレハブ接続部、 11 絶縁成型体、12
内部電極、 15 プレモールド絶縁体、 17
アダプタ、16a 補強部材、 25 スリー
ブ固定金具、 30 保護ケース、33 挿入ガイ
ド、 35 クリーンケース、 37 絶縁体挿入
機、40・50 スリーブ固定金具、 43・53
突出部材、45・55 ロック金具、 46 コ
イルスプリング、56 板バネ、 57 接触子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブル導体を導体接続管を用いて接続
    し、前記接続部にプラスチック製の絶縁成型体を配置
    し、前記絶縁成型体の側部から、弾性体で成型したプレ
    モールド絶縁体を挿入して形成するプレハブ接続部にお
    いて、 前記導体接続管に対してスリーブ固定金具を固定して取
    り付け、前記スリーブ固定金具の周囲に外方に出没可能
    な部材を複数配置するとともに、前記出没可能な部材と
    所定の間隔を介して固定手段を配置し、 絶縁成型体の内周部にはリング状の突出部材を設け、前
    記絶縁成型体の突出部材の両側を、前記導体接続管に設
    けた固定手段と出没部材の間で位置決めして固定するこ
    とを特徴とするプレハブ接続部の絶縁成型体固定装置。
JP6092093A 1993-02-25 1993-02-25 プレハブ接続部の絶縁成型体固定装置 Pending JPH06253441A (ja)

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