JPH06253419A - 閉鎖配電盤 - Google Patents

閉鎖配電盤

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JPH06253419A
JPH06253419A JP5037232A JP3723293A JPH06253419A JP H06253419 A JPH06253419 A JP H06253419A JP 5037232 A JP5037232 A JP 5037232A JP 3723293 A JP3723293 A JP 3723293A JP H06253419 A JPH06253419 A JP H06253419A
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Masahiko Oishi
正彦 大石
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐震性能を向上させた閉鎖配電盤を得る。 【構成】 フレーム6内を仕切って形成される母線室に
母線等が組み込まれた母線ユニット13を挿入する。この
母線ユニット13は、母線室フレーム6b、固定ベース12
に接続固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐震性能を向上させる
閉鎖配電盤に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、点検や保守の容易化を図り、前面
保守形の開閉配電盤が出てくるようになってきた。これ
は、遮断器等の電気機器を前面に配置したものである。
【0003】ここで、図7に代表的な閉鎖配電盤(以
下、盤と記す)の構成図を示し、概要を説明する。同図
において、盤の枠体6(以下、フレームと記す)内は仕
切られており、前面側から背面側に向かってそれぞれ遮
断器室7、母線室8、ケーブル室9が形成されている。
これらの室に収納される一般的なものとして、同図にお
いては、遮断器室7には遮断器1、母線室8には母線
2、ケーブル室9には導体3、変流器4、ケーブル5が
収納されているところを示している。
【0004】一方、このような盤の耐震性能を向上させ
るために、フレーム6の構成部材を強固なものにし部材
自身の剛性を上げたり、図8、図9に示すようにフレー
ム6に補強11を追加してフレーム6の剛性を上げたり
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな盤は、それぞれ次のような点で不利であった。 (1)フレームの部材を強固なものにした場合、フレー
ムが非常に重くなる。さらに加工性及び組立作業性が悪
くなり、高価なものとなる。
【0006】(2)フレームに補強を追加した場合、補
強を避けて母線や導体などの主回路機器を盤に組み込む
ので作業性が悪くなるし、作業スペースが確保できずに
もぐり込んで組み立てる作業が必要である。特に、盤の
主回路を列盤方向に接続する母線においては、盤の中央
部に配置されるのでさらに作業はやりにくくなる。本発
明の目的は、耐震性能を向上させた閉鎖配電盤を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために本発明は、箱体内を仕切って電気機器室、
母線室、ケーブル室を形成させた閉鎖配電盤において、
少なくとも母線と母線支持物を枠体内に組み込んで母線
ユニットとし、母線ユニットを母線室に挿入して盤フレ
ームに固定するようにしたので、母線ユニットと盤フレ
ームが二重に接続固定されることになって、盤フレーム
全体の剛性を向上させることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0009】図1は、本発明の閉鎖配電盤の構成図であ
る。同図において、盤フレーム6は遮断器室フレーム6
a、母線室フレーム6b、ケーブル室フレーム6cより
構成され、母線室フレーム6cには固定ベース12が取り
付けてある。この固定ベース12は、取り付け、取り外し
が自由にできる。母線ユニット13は、母線室フレーム6
bの側面より挿入され、固定ベース12、母線室フレーム
6bと接続固定される。
【0010】ここで、図2に母線ユニット13の側断面
図、図3に図2の矢視X−X図、図4に図2の矢視Y−
Y図を示す。母線ユニット13は、盤幅方向の剛性を上げ
る枠体14aと盤奥行き方向の剛性を上げる枠体14bを組
み合わせユニットフレームとし、水平母線15、分岐導体
16、支持絶縁物17、支持絶縁物固定ベース18、及び盤間
サポート19を組み込んで構成される。
【0011】一方、枠体14a、14bには、組み立て作
業、絶縁距離確保、及び母線電流による誘導加熱を防止
する目的で角穴を設けてある。角穴エッジ部分には、応
力集中防止、電界緩和の為R加工を実施している。
【0012】図5は、本発明の閉鎖配電盤の母線ユニッ
トを組み込んだ側断面図を示す。母線ユニットの単位回
路の仕切板20は、母線ユニット13の枠体を利用して取り
付けられる。また、母線ユニットの枠体14a、14bは、
盤フレームの部材である鋼板と同じものを使用している
が、盤フレームの部材より剛性を強くしたものを使用す
ることにより、耐震性能はさらに向上する。ここで、図
6に盤フレームの振動モード図、表1に振動方向別の盤
フレームの固有振動数を示して、作用について説明す
る。
【0013】図6は盤幅方向に振動を加えてあるが、盤
幅方向のみでなくねじりの振動も示している。また表1
は、振動方向別の固有振動数を測定した試験結果である
が、ねじりのモードが一番固有振動数が低くなる。固有
振動数を上げるには、剛性を上げるのが効果がある。
【0014】そこで、母線ユニット13は、盤幅方向に取
り付けた枠体14aと盤奥行き方向に取り付けた枠体14b
を組み合わせて構成し、ユニット単体で剛性を有して、
ねじり成分を低減した。また、盤フレームと母線ユニッ
トの枠体を固定したので、接続固定部は枠体が二重にな
って盤フレーム全体の剛性を向上させ、耐震性能は向上
する。
【0015】
【表1】
【0016】また、前面保守形閉鎖配電盤では、前面に
遮断器等の電気機器が配置されているので、本実施例の
ような母線ユニット13を盤フレームの側部や上部から母
線室8に挿入できるようにすれば、母線ユニット13の出
入れや盤外での組立が容易になり、加工性及び作業性が
著しく改善される。特に、母線室が中央になる場合は、
その効果は一層顕著になる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような効果を得ることができる。 (1)母線ユニットを枠体で構成し、盤幅方向と盤奥行
き方向の振動に対して剛性を持たせたので、盤の耐震性
能が向上する。 (2)母線ユニットを盤フレームに組み込むように構成
したので接続部分が2重化され、接続部分の剛性が上が
って盤の耐震性能が向上する。 (3)母線ユニットに剛性を持たせたので、母線へ通電
した場合の通電電流による電磁力に対して強度が向上
し、大容量の盤へ適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す閉鎖配電盤の構成図。
【図2】[図1]の母線ユニット13の側断面図。
【図3】[図2]のX−X矢視図。
【図4】[図2]のY−Y矢視図。
【図5】[図1]の閉鎖配電盤の側断面図。
【図6】[図1]の盤フレーム6の振動モード図。
【図7】代表的な閉停配電盤の構成図。
【図8】[図7]のフレーム6の補強を説明するための
図。
【図9】[図7]のフレーム6の補強を説明するための
図。
【符号の説明】
6…盤フレーム、6b…母線室フレーム、13…母線ユニ
ット。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱体内を仕切って電気機器室、母線室、
    ケーブル室を形成させた閉鎖配電盤において、少なくと
    も母線と母線支持物を枠体内に組み込んで母線ユニット
    とし、この母線ユニットを前記母線室に挿入して盤フレ
    ームに固定したことを特徴とする閉鎖配電盤。
  2. 【請求項2】 前記母線ユニットは、前記母線室に側部
    または上部から挿入できるようにしたことを特徴とする
    請求項1記載の閉鎖配電盤。
  3. 【請求項3】 前記母線ユニットの枠体は盤幅方向の枠
    体と盤奥行方向の枠体とを組合せて構成し、前記箱体の
    剛性よりも強くしたことを特徴とする請求項1または請
    求項2のいずれかに記載の閉鎖配電盤。
JP05037232A 1993-02-26 1993-02-26 閉鎖配電盤 Expired - Fee Related JP3104894B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999053582A1 (de) * 1998-04-08 1999-10-21 Siemens Aktiengesellschaft Mehrfeldrige schaltanlage mit einer sammelschienenanordnung
JP2008043181A (ja) * 2006-07-10 2008-02-21 Hitachi Ltd 配電用開閉装置
KR101518822B1 (ko) * 2014-10-21 2015-05-11 대한기전 주식회사 덕트형 부재가 적용된 내진 배전반
JP2020010458A (ja) * 2018-07-05 2020-01-16 三菱電機株式会社 スイッチギヤおよびスイッチギヤの組立方法

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