JPH06253115A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH06253115A
JPH06253115A JP3512293A JP3512293A JPH06253115A JP H06253115 A JPH06253115 A JP H06253115A JP 3512293 A JP3512293 A JP 3512293A JP 3512293 A JP3512293 A JP 3512293A JP H06253115 A JPH06253115 A JP H06253115A
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JP
Japan
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JP3512293A
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English (en)
Inventor
Masahiro Iida
雅浩 飯田
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Priority to JP3512293A priority Critical patent/JPH06253115A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画データの転送処理に際してCPU等の制御
手段から割り込み信号を頻繁に出力させる必要を無く
し、かかる制御手段による他の処理能力を向上させるこ
とができる画像処理装置を提供する。 【構成】 原稿Gの読取走査により得られた画データの
複数ライン分の記憶容量を備えた画データ転送用の記憶
手段5と、この記憶手段5への画データの格納とその読
み出しを制御する制御手段13とを備えた画像処理装置
であって、前記記憶手段5への画データの格納並びにそ
の画データの読み出しがなされるときには、複数ライン
分の画データが連続して格納され又は読み出されるよう
に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置等に
適用される画像処理装置、更に詳しくは、原稿画像を読
取走査して得られた画データを処理するタイプの画像処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の画像処理装置としては、例えば
図3に示すように、読取センサー2から出力される画信
号の白・黒2値化処理等を行う画像処理部4の後段に、
1ライン分の画データの記憶容量を備えた画データ転送
用の2つのラインメモリMa、Mbを並列状態に設けた
ものがある。かかる構成によれば、画像処理部4から出
力される画データをラインメモリMa、Mbに一旦格納
させてから所定のタイミングで読み出すことにより、後
段のコーディックやプリンター等の所望の回路・機器に
対して画データの転送を良好に行うことができる。即
ち、従来では、画像処理部4で処理された画データを、
2つのラインメモリMa、Mbのうち何れか一方側に書
き込んでいるときには、他方側から画データの読み出し
を行うことができる。従って、画データの1ライン分の
処理が終了する毎に各ラインメモリMa、Mbへの書き
込みと読み出しを交互に切り換えれば、ラインメモリM
a、Mbの後段に設けられたコーディック等の所望の回
路・機器への画データ転送を一定の時間間隔で能率よく
行わせることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、ラインメモリMa、Mbへの画データの
格納及びその読み出しは、1ライン分の画データごとに
行う構成であるため、かかる画データの格納や読み出し
を例えばCPUで制御する場合には、このCPUによる
割り込み信号を頻繁に生じさせる必要がある。即ち、図
4は、従来における読取センサー駆動信号の出力時期
(原稿画像の読取走査時期に相当)、CPUによるデー
タ転送割り込み時期、及びラインメモリMa、Mbの何
れか一方からの後段回路・機器への画データ転送時期の
相互関係を示すタイムチャートである。同図に示すよう
に、従来では、1ライン分の画データの出力があれば、
その都度CPUが割り込みを実行し、その割り込みの都
度、1ライン分の画データの転送がなされ、CPUの割
り込み頻度が非常に高い状態になっている。
【0004】一方、この種の画像処理装置では、CPU
の有効利用を図るために、1つのCPUを画データの転
送以外の様々な回路・機器の制御に使用しているのが通
例である。従って、上記図4(b)に示すように、CP
Uの割り込み信号を頻繁に出力させたのでは、このCP
Uを画データ転送以外の信号処理制御に有効に利用する
ことができないこととなる。その結果、従来では、CP
Uの処理能力、ひいては画像処理装置全体の処理能力の
低下を招来するという難点があった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みて提案されたもの
で、画データの転送処理に際してCPU等の制御手段か
ら割り込み信号を頻繁に出力させる必要を無くし、かか
る制御手段による他の処理能力を向上させることができ
る画像処理装置を提供することを、その目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案された本発明に係る画像処理装置は、原稿の読取
走査により得られた画データの複数ライン分の記憶容量
を備えた画データ転送用の記憶手段と、この記憶手段へ
の画データの格納とその読み出しを制御する制御手段と
を備えた画像処理装置であって、前記記憶手段への画デ
ータの格納並びにその画データの読み出しがなされると
きには、複数ライン分の画データが連続して格納され又
は読み出されるように構成されている。
【0007】
【作用】上記構成を特徴とする本発明に係る画像処理装
置においては、記憶手段への画データの格納は複数ライ
ン分の画データが連続してなされ、また記憶手段からの
画データの読み出しは複数ライン分の画データが連続し
てなされる。従って、かかる記憶手段への画データの格
納や読み出しの実行を指令する制御手段の割り込みは、
1ライン分の画データの格納毎又は読み出し毎に行う必
要はなくなり、その割り込み回数を減少させることがで
きる。その結果、かかる制御手段の割り込み回数が減少
した分だけ、この制御手段を他の回路機器等の制御に有
効に利用することができることとなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は本発明に係る画像処理装置をファ
クシミリ装置Fに適用した場合の一例を示すブロック図
である。この画像処理装置は、光源1から投光がなされ
る原稿Gの画像を読取走査するためのCCDセンサー等
の読取センサー2、この読取センサー2から出力されて
センサードライバー3を介して受信される画信号の白黒
2値化処理やその他必要な中間調処理等の画像処理を実
行する画像処理部4を具備している。この画像処理部4
の後段には、画像処理部4で処理された画データ転送用
の記憶部5が接続されているが、この記憶部5は、画デ
ータを複数ライン分格納可能なメモリ容量(メモリ領域
M1〜M4)を有するもので、その一例としてはRAM
を用いることが可能である。
【0009】記憶部5の後段には、切換スイッチ6が接
続され、その接点をa〜cの何れかに切り換えることに
より、記憶部5に格納されていた画データを所望の回路
位置へ転送できるように構成されている。本実施例で
は、切換スイッチ6の接点aが閉のときには、記憶部5
から読み出された画データを印字ヘッド駆動制御部7A
へ転送することができ、原稿画像を印字ヘッド7で記録
紙に印字出力させることができる。これに対し、接点b
が閉のときにはシリアル/パラレル変換器(S/P)1
7及びデータバス16を介して接続されたDMAコント
ローラ8(DMAはDirectMemory Accessの略)による
DMA方式で画データをハードコーディック9へ転送
し、その符号化処理を実行することができる。また、接
点cが閉のときには、符号変換回路10aで画データを
ソフト処理により符号化することができる。尚、他方の
符号変換回路10bは、ランレングスの画データを
「0」「1」の白黒画データに変換する復号化処理を行
うための回路である。ハードコーディック9等で符号化
処理された画データは、画像メモリ11に一旦格納され
たり、或いは画像メモリ11に格納されることなくモデ
ム12aや回線制御部12b等で構成された通信制御部
12に転送され、回線Lを介して外部の通信端末機へフ
ァクシミリ送信されるべく処理される。
【0010】上記した各回路機器は、本発明に係る制御
手段の一例としてのCPU13によって制御されるよう
に構成されており、例えば記憶部5への画データの書き
込みや、記憶部5からの画データの読み出し等もCPU
13が制御するように構成されている。具体的には、画
像処理部4から出力される白黒2値化処理された画デー
タは、記憶部5にアドレス指定されて1ラインずつ書き
込まれていくが、この場合においてCPU13は、例え
ば4ライン分の画データを順次1ライン分ずつメモリ領
域M1〜M4の各々に振り分け、4ライン分の画データ
を記憶部5に連続して格納させるべく制御するように構
成されている。一方、記憶部5から画データを読み出す
ときには、CPU13は、例えばDMAコントローラ8
に起動信号を送信するが、この場合DMAコントローラ
8は、記憶部5に例えば4ライン分の画データが格納さ
れているときにはそれら4ライン分の画データを連続し
て全て読み出すように設定されている。尚、図1におい
て、ROM14やRAM15はファクシミリ装置Fのシ
ステムメモリとして機能するものである。
【0011】次に、上記構成の画像処理装置の作用につ
いて説明する。先ず、原稿Gの画像の読取走査時におい
ては、読取センサー2からは1ライン毎の画信号が出力
され、画像処理部4ではやはり1ライン単位で2値化処
理等がなされる。そして、この2値化処理された画デー
タは、1ライン毎の単位でアドレス指定されて記憶部5
に書き込まれるが、この記憶部5には例えば合計4ライ
ン分の画データ(第1〜第4ライン目の画データ)が連
続して書き込まれ、記憶される。次いで、記憶部5への
4ライン分の画データの書き込みが終了すると、その段
階でCPU13はDMAコントローラ8に起動信号を送
信する。すると、記憶部5に格納されていた合計4ライ
ン分の画データはDMA方式で連続して読み出され、ハ
ードコーディック9に連続して転送される。
【0012】また、上記のようにして記憶部5からの4
ライン分の画データの読み出しが終了すると、その時点
で画像処理部4で処理された次の4ライン分の画データ
(第5〜第8ライン目の画データ)が記憶部5に連続し
て書き込まれる。そして、以後は、上記同様に、4ライ
ン分ずつの画データの読み出しと記憶部5への格納が交
互になされることとなる。図2は、このような処理動作
を示すタイムチャートである。同図から理解されるよう
に、本実施例では、同図(a)の読取走査が4ライン分
終了すると、その時点で同図(b)に示すようにデータ
転送をする旨の割り込み信号が出力される。そして、そ
の割り込み信号が出力されると、同図(c)に示すよう
に4ライン分の画データの転送がなされる。従来例とし
て示した図4では、データ転送のための割り込みが1ラ
イン分の画データの転送毎に頻繁に出力されているが、
本発明に係る図2の場合には、それに比較して割り込み
信号の出力回数を1/4の回数に減少させることができ
る。従って、CPU13がDMAコントローラ8への起
動信号を送信する回数を少なくできる分だけ、このCP
U13を他の回路機器の制御に有効利用することが可能
となる。
【0013】上記実施例では、DMAコントローラ8に
よって記憶部5内の画データをハードコーディック9に
転送した場合について説明したが、本発明ではこれに限
定されず、例えば符号変換回路10aを用いたソフト処
理による符号化処理の場合についても上記実施例と同様
な作用が得られる。ソフト処理による符号化では、例え
ば図2で示した区間Aの時期にCPU13が4ライン分
の画データを連続して効率よく符号化処理を実行するこ
ととなるため、区間A、Aの相互間の長時間の区間Bに
おいてCPU13はそれ以外の必要な処理を実行するこ
とができる。従って、短い時期間隔で画データを1ライ
ンずつ頻繁に符号化処理させる場合よりも、やはりCP
U13を効率的に使用することが可能である。
【0014】尚、上記実施例では、4ライン分の記憶容
量を有する記憶部5を一例として説明したが、本発明に
係る記憶手段はこれに限定されない。少なくとも2ライ
ン分以上のメモリ容量を有するものであればよい。ま
た、上記実施例ではファクシミリ装置を一例として説明
したが、本発明に係る画像処理装置はその具体的な用途
等も限定されず、例えばスキャナー装置等にも適用でき
ることは言うまでもない。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明に係る画像処理装置によれば、記憶手段への画データ
の格納やその読み出しを行うときには、複数ライン分の
画データを連続して格納し又は読み出すために、これを
制御するための制御手段の割り込み頻度を少なくするこ
とができて、画データを1ラインずつ格納又は読み出し
ていた従来に比較すると、CPU等の制御手段を他の処
理に有効に利用することが可能となり、画像処理装置全
体の処理能力の向上に寄与するという格別な効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像処理装置をファクシミリ装置
に組み込んだ場合のハード構成の一例を示すブロック
図。
【図2】本発明における画データの処理状態の一例を示
すタイムチャート。
【図3】従来の画像処理装置の一例を示す要部ブロック
図。
【図4】従来における画データの処理状態の一例を示す
タイムチャート。
【符号の説明】
2 読取センサー 4 画像処理部 5 記憶部 6 切換スイッチ 7 印字ヘッド 8 DMAコントローラ 9 ハードコーディック 10a 符号変換回路 12 通信制御部 13 CPU(制御手段) F ファクシミリ装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿の読取走査により得られた画データの
    複数ライン分の記憶容量を備えた画データ転送用の記憶
    手段と、この記憶手段への画データの格納とその読み出
    しを制御する制御手段とを備えた画像処理装置であっ
    て、前記記憶手段への画データの格納並びにその画デー
    タの読み出しがなされるときには、複数ライン分の画デ
    ータが連続して格納され又は読み出されるように構成さ
    れている画像処理装置。
JP3512293A 1993-02-24 1993-02-24 画像処理装置 Pending JPH06253115A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3512293A JPH06253115A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3512293A JPH06253115A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 画像処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06253115A true JPH06253115A (ja) 1994-09-09

Family

ID=12433133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3512293A Pending JPH06253115A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 画像処理装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06253115A (ja)

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000627