JPH062527Y2 - 竪割刃付きシリンダ型カッター - Google Patents

竪割刃付きシリンダ型カッター

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JPH062527Y2
JPH062527Y2 JP12920988U JP12920988U JPH062527Y2 JP H062527 Y2 JPH062527 Y2 JP H062527Y2 JP 12920988 U JP12920988 U JP 12920988U JP 12920988 U JP12920988 U JP 12920988U JP H062527 Y2 JPH062527 Y2 JP H062527Y2
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JP
Japan
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blade
arm
cutting
cylinder type
type cutter
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Application number
JP12920988U
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JPH0249837U (ja
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惣一 山本
栄一郎 国井
昭夫 斉藤
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Yamamoto Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Yamamoto Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、供給される被切截資料を、それの長手方向
(供給方向)と直交する方向に切断する切断刃と、長手
方向と平行する方向に切り裂く竪割刃とを具備する形態
のシリンダ型カッターについての改良に関する。
上述の形態のシリンダ型カッターは、従前のものにあっ
ては、通常、第1図および第2図に示している如く、切
截室1を左右に貫通する回転軸2の、切截室1内に位置
する部位の両端部位に、左右に対向させて刃物取付金3
・3を一対に取付け、それら刃物取付金3・3の放射方
向の一方の端部に、被切截資料をそれの長手方向(供給
方向)と直交する方向に切断する切断刃4をセットボル
トにより組付け、他方の端部に、被切截資料をそれの長
手方向に沿う方向に切り裂く竪割刃5をセットボルトに
より組み付け、切截室1の供給口10から供給されて、
送込ロール11・12により切截室1内に送り込まれる
デントコーン等の被切截資料Mを、竪割刃5で切り裂
き、次いで切断刃4で所定の長さに切断し、それを、切
截室1の排出口13から機外に放出するように構成して
ある。
しかし、この形態のシリンダ型カッターAは、竪割刃5
と切断刃4とが、回転方向に180度の位相差をもって
固定して設けられることから、所望に設定される切断刃
4の回転速度と被切截資料Mの送込速度とによって所定
の長さに切断されていく被切截資料Mの長手方向の中間
部位に、竪割刃5が作用していくことになって、その竪
割刃5により被切截資料Mを引き裂く効果が充分に上ら
ない問題がある。
本考案は、従来手段に生じているこの問題を解消せしめ
るためになされたものであって、切断刃と竪割刃との回
転方向における相対位置が所望に変更調整し得るように
して、切断刃により所定の切断長さに切断されていく被
切截資料にに対する竪割刃の作用位置の調整により、竪
割刃による被切截資料の引き裂きが効果的に行なわれる
ようにする新たな手段を提供することを目的とする。
そして、本考案においては、この目的を達成するための
手段として、切截室を左右に貫通するよう設けた回転軸
の切截室内における左右の軸端部に、それぞれ刃物取付
金を装着して、それらに切断刃を渡架装着し、回転軸の
中間部位には、別体に形成したアームの取付ボス部を回
転自在に嵌装して、止めねじにより所望の回転位置に固
定し、そのアームの先端部に竪割刃を組付け装着したこ
とを特徴とする竪割刃付きシリンダ型カッターを提起す
るものである。
次に実施例を図面に従い詳述する。なお、図面符号は同
効の構成部材については従前手段のものと同一の符号を
用いるものとする。
第3図は本考案を実施せるシリンダ型カッターAの一部
破断した側面図で、同図において、aは機体、1はそれ
の機体aに装設せる切截室、2は切截室1を左右に貫通
するように機体aに軸架せる回転軸、3はその回転軸2
の切截室1内における左右の軸端部に取付けた刃物取付
金(一方は図面上省略してある)、4はその刃物取付金
3に組付けた切断刃、5は竪割刃、6は竪割刃5装着用
のアームを示している。
機体aは、通常の定置式のシリンダ型カッターの機体と
同様に形成してあるが、移動用の車輪を設けて移動式と
し、また、自走する車体に装架して自走型とする場合が
ある。
機体aに装架せる切截室1は、機体aの前面側(第3図
にて右面側)に供給口10が開放し、後面側には排出口
13が開設している。そして、供給口10には供給樋1
4が接続し、排出口13には排出樋15が接続してい
る。また、供給口10の内側位置には、送込ロール11
・12が上下に対向するよう軸支してあり、その送込ロ
ール11・12の対向間隙の送出側の下縁には固定刃1
6が装設してある。
回転軸2は、切截室1の中心部位を左右に貫通するよう
に設けてあり、それの左右の軸端部は機体aに設けた軸
受支持部材20・20(第6図)に軸受を介して軸支し
てある。
刃物取付金3・3は、それぞれ第4図に示している如
く、短冊状に形成するか、第5図および第6図に示して
いる例の如くそれぞれ円板状に形成して、中心ボス部3
0・30を、切截室1内における回転軸2の左右の軸端
部に嵌着することで、左右に一対に対向するよう回転軸
2に装着してある。そして、切断刃4は、この刃物取付
金3・3の周縁部に設けた刃物取付座31・31に、左
右の両端部をセットボルト40で止着することで、該刃
物取付金3・3に組付けてある。
竪割刃5は、前記左右に一対の刃物取付金3・3の対向
間隔に略対応する長さの刃物取付台50に、第6図およ
び第7図に示している如く、左右方向に並列させて多数
個装設してあり、それの刃物取付台50の下面側に設け
た鞘筒状の取付部51を、基端側が回転軸2に組付け支
持されているアーム6の先端側に装脱自在に嵌挿して、
締付ボルト53で締着することで、そのアーム6を介し
て回転軸2に装架してある。
そして、このアーム6の先端部に対する取付部51の装
着は、その取付部51をアーム6に対しそれの長手方向
に摺動自在に嵌挿し、かつ、取付部51の周壁には、摺
動する方向に長い長孔52を設け(第7図)、その長孔
52に挿通した締付ボルト53をアーム6に設けた螺子
穴に螺合して締付けることで行ない、これにより、締付
ボルト53の締付けを緩めて、長孔52の規制範囲にお
いて取付部51をアーム6に対し抜き差して、竪割刃5
…の各刃先の回転軌跡を固定刃16に対し進退させる調
節を行ない、所望の関係位置とした状態で、締付ボルト
53の締付けでその状態に固定し得るようにしてある。
アーム6は、それの基端部に形成した取付ボス部60
を、回転軸2に嵌装して、それに螺合した止めねじ61
を螺じ込むことで、回転軸2に止着してあり、その止め
ねじ61の螺込みを緩めることで、回転軸2に対し自在
に回転し、これにより、第4図に示している如く、切断
刃4と竪割刃5との回転方向における距離lが所望に変
更し得るようにしてある。
また、アーム6の取付ボス部60は、回転軸2に対し抜
き差し自在で、かつ、回転自在に嵌合する軸筒状に形成
しておいて良いものであるが、この例においては、第7
図にあるよう軸方向に沿う分割面で2つの半円筒状の分
割片60a・60bに分かれるよう2つ割りに形成して
あり、それらを、回転軸2を抱き込むように閉じ合わせ
てセットボルト60c…で連結することにより、回転軸
2に組付け装着するようにしてあって、これにより、既
に組立てられているシリンダ型カッターに対して、それ
の回転軸2に組付け装着し得るようになっている。
また、2つ割りにした取付ボス部60のそれぞれの分割
片60a・60bに、それぞれアーム6の基端が連結し
てあり、これにより、一対のアーム6が取付ボス部60
から放射方向に沿い回転方向に180度の位相差をもっ
て突出する状態としてある。なお、図示する実施例にお
いて、70…は、刃物取付金3・3に開設した透孔、7
1は、これら透孔70…から選択した透孔70に嵌挿し
て、アーム6の回転軸2に対する回転を阻止するステー
である。
このように構成せる実施例装置は次のように作用する。
竪割刃5は、切断刃4をセットする刃物取付金3と別体
に形成して、回転軸2に基端の取付ボス部60を組付け
たアーム6の先端部に装着してあって、そのアーム6の
取付ボス部60が、止めねじ61…を緩めることで、回
転軸2に対し自在に回転することから、第4図にあるよ
う、切断刃4と竪割刃5との回転方向における距離lが
自在に調節でき、これにより、切断刃4で切断していく
被切截資料に対し、所望の位置を竪割していくようにな
る。
また、竪割刃5は、それを支持する刃物取付台50の下
面側に設けた鞘筒状の取付51が、締付ボルト53の締
付けを緩めることで、アーム6の先端部に対して、その
アーム6の長手方向に摺動することから、これにより、
竪割刃5の刃先の回転軌跡と固定刃16の相対距離の調
節が自在に行なえるようになる。
そして、竪割刃5は、締付ボルト53の締付けを緩めた
状態で、アーム6の先端部から引出すことにより、アー
ム6から外れるようになるから、これによって、該竪割
刃5の数の増減が行なえ、また、第8図に示している如
き、翼板8等の交換部品と互換装着が行なえるようにな
る。
以上説明したように、本考案による竪割刃付きシリンダ
型カッターは、切截室1を左右に貫通するよう設けた回
転軸2の切截室1内における左右の軸端部に、それぞれ
刃物取付金3・3を装着して、それらに切断刃4を渡架
装着し、回転軸2の中間部位には、別体に形成したアー
ム6の取付ボス部60を回転自在に嵌装して、止めねじ
61により所望の回転位置に固定し、そのアーム6の先
端部に竪割刃5を組付け装着して構成してあるのだか
ら、アーム6を回転軸2に対して回転させることで、竪
割刃5と切断刃4との回転方向における相対距離lが所
望に変更調節し得るので、これにより、切断刃4で所定
の長さに切断していく被切截資料に対する竪割刃5の作
用位置の調整が出来るようになって、竪割刃5による被
切截資料の引き裂きが効果的に行なえるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従前手段の縦断側面図、第2図は同上の要部の
斜視図、第3図は本考案の実施例装置の一部破断した側
面図、第4図は同上の要部の縦断側面図、第5図は別の
実施例の要部の縦断側面図、第6図は同上の要部の一部
破断した正面図、第7図は同上の要部の斜視図、第8図
は互換部品の斜視図である。 図面符号の説明 A…シリンダ型カッター、a…機体 M…被切截資料、l…距離 1…切截室、10…供給口 11・12…送込ロール、13…排出口 14…供給樋、15…排出樋 16…固定刃、2…回転軸 20…軸受支持部材、3…刃物取付金 30…中心ボス部、31…刃物取付座 4…切断刃、40…セットボルト 5…竪割刃、50…刃物取付台 51…取付部、52…長孔 53…締付ボルト、6…アーム 60…取付ボス部、60a・60b…分割片 60c…セットボルト、61…止めねじ 70…透孔、71…ステー 8…翼板

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】切截室1を左右に貫通するよう設けた回転
    軸2の切截室1内における左右の軸端部に、それぞれ刃
    物取付金3・3を装着して、それらに切断刃4を渡架装
    着し、回転軸2の中間部位には、別体に形成したアーム
    6の取付ボス部60を回転自在に嵌装して、止めねじ6
    1により所望の回転位置に固定し、そのアーム6の先端
    部に竪割刃5を組付け装着したことを特徴とする竪割刃
    付きシリンダ型カッター。
  2. 【請求項2】竪割刃5をアーム6の先端部に対し装脱自
    在に装着した請求項記載の竪割刃付きシリンダ型カッ
    ター。
  3. 【請求項3】竪割刃5をアーム6の先端部に、アームの
    長手方向の変位調節自在に装着した請求項記載の竪割
    刃付きシリンダ型カッター。
JP12920988U 1988-10-01 1988-10-01 竪割刃付きシリンダ型カッター Expired - Lifetime JPH062527Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12920988U JPH062527Y2 (ja) 1988-10-01 1988-10-01 竪割刃付きシリンダ型カッター

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JP12920988U JPH062527Y2 (ja) 1988-10-01 1988-10-01 竪割刃付きシリンダ型カッター

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Publication Number Publication Date
JPH0249837U JPH0249837U (ja) 1990-04-06
JPH062527Y2 true JPH062527Y2 (ja) 1994-01-26

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12920988U Expired - Lifetime JPH062527Y2 (ja) 1988-10-01 1988-10-01 竪割刃付きシリンダ型カッター

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JPH0249837U (ja) 1990-04-06

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