JPH0625262Y2 - 食器乾燥器 - Google Patents

食器乾燥器

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Publication number
JPH0625262Y2
JPH0625262Y2 JP6203591U JP6203591U JPH0625262Y2 JP H0625262 Y2 JPH0625262 Y2 JP H0625262Y2 JP 6203591 U JP6203591 U JP 6203591U JP 6203591 U JP6203591 U JP 6203591U JP H0625262 Y2 JPH0625262 Y2 JP H0625262Y2
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JP
Japan
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lid
container body
wall
edge
axis
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Expired - Lifetime
Application number
JP6203591U
Other languages
English (en)
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JPH059460U (ja
Inventor
繁孝 三谷
Original Assignee
株式会社アイ・トワニー
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社アイ・トワニー filed Critical 株式会社アイ・トワニー
Priority to JP6203591U priority Critical patent/JPH0625262Y2/ja
Publication of JPH059460U publication Critical patent/JPH059460U/ja
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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、家庭用の食器乾燥器に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭用の食器乾燥器としては、図
6に略示するように、上方開口状の容器本体aと、該容
器本体aの上方開口部bの後部に固定された後蓋cと、
該容器本体aの上端縁の左右辺と直交状の水平軸心d廻
りに揺動開閉自在として枢着される前蓋eと、(図示仮
想線で示す)該容器本体aの底面側に内蔵されるヒータ
ーfと、(図示仮想線で示す)該容器本体aに上方から
出し入れ自在な食器かごgと、から構成されたものが知
られていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来の上述の
ような食器乾燥器では、(図示仮想線で示す)食器hを
食器かごgに立て掛けたまま食器かごgを出し入れしよ
うとしても、食器hの上端部が後蓋cの上壁に当接する
ため、食器かごgは容易に出し入れ出来なかった。
【0004】そこで、本考案は、上述の欠点を解消し、
食器を載せたまま容易に食器かごを出し入れ出来る食器
乾燥器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本考案に係る食器乾燥器は、上方開口状であると
共に平面視略矩形状の容器本体と;施蓋状態にて前傾約
45°となる傾斜壁を有すると共に、上記容器本体の上端
縁の後辺に沿った後方軸心廻りに、該傾斜壁が約45°の
前傾状態と略鉛直状態との間で揺動可能として、該後辺
に枢着された後蓋と;上記容器本体の上方端縁の左右辺
に直交状の前方軸心廻りに上下揺動自在として、該左右
辺に枢着されると共に、該後蓋の傾斜壁の外方にて該前
方軸心廻りに揺動する上壁を有する前蓋と;を備え;上
記前蓋が開く途中で該前蓋の上壁の後端縁が当たること
により上記後蓋を連れ廻りする当接受片を、上記後蓋の
傾斜壁の後方下端縁に突設したものである。
【0006】
【作用】前蓋と後蓋は共働して容器本体の上方開口部を
施蓋する。前蓋の前端部を人の手で上方に揺動させて開
く。すると、前蓋が開く途中で該前蓋の上面の後端縁が
後蓋の当接受片に当接する。さらに、前蓋を開くと後蓋
は当接部分にて押されつつ前蓋に連れ廻りして開き、前
蓋が全開状態となった時点で後蓋の上面は略鉛直状態と
なる。従って、食器を立て掛けた食器かごを容器本体に
出し入れ自在となる。
【0007】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づき本考案を詳
説する。
【0008】図1と図2は、本考案に係る食器乾燥器の
一実施例を示し、この食器乾燥器は、上方開口状である
と共に平面視略矩形状の容器本体1と、該容器本体1の
上方開口部の前部及び中央部を施蓋する前蓋2と、容器
本体1の上方開口部の後部を施蓋する後蓋3と、を備え
ている。
【0009】そして、図1の仮想線で略示するように、
容器本体1内の下部には、熱を発生するためのヒーター
4と、該ヒーター4を上方にて包囲するガードカバー5
が設けられている。さらに、該ガードカバー5の上方に
は、皿やコップ等の食器6を載置するための食器かご7
が、容器本体1に出し入れ自在として、容器本体1の内
部に保持される。
【0010】前蓋2は、前方壁と左右の側壁26,26と平
坦状の上壁11とからなり、その側壁の下端縁は倒立L字
型断面の外鍔部9を有している。さらに、該外鍔部9の
前辺中央部には、前方へ突出状の手掛片10が形成され
る。また、上壁11には、複数個の通気孔12…が貫設され
ている。そして、前蓋2の左右側壁の下方後端部には枢
着孔13,13を有する円形肉厚部14,14が形成されてい
る。
【0011】また、図3と図4に示すように容器本体1
の上方端縁の左右辺8,8の中央部よりもやや後方の部
位には、上方へ突出状の枢着片16,16が形成され、さら
に、該枢着片16,16は、側面視円形として外方へ突出状
の凸部17,17を有している。そして、該凸部17,17の中
心を結ぶ軸が軸心Aとされ、この軸心Aは容器本体1の
上方端縁の左右辺8,8に直交状となる。
【0012】しかして、容器本体1の枢着片16,16の凸
部17,17を、前蓋2の上記円形肉厚部14,14の枢着孔1
3,13に嵌入することにより、前蓋2は軸心A廻りに上
下揺動自在に枢着される。
【0013】次に、(図1,図2にもどって)後蓋3
は、側面視略三角形状の左右の側壁27,27と、施蓋状態
にて前傾する傾斜壁15とからなり、該傾斜壁15の施蓋状
態における前傾角度θは約45°とされる。さらに、傾斜
壁15の後方下端縁には、該傾斜壁15に略直角状として該
後方辺部に沿って外方へ突出する複数個の当接受片20…
が設けられる。この複数個の当接受片20…は所定間隔を
もって並設されている。なお、この当接受片20…は、傾
斜壁15に対して90°よりも大又は小とするも自由であ
る。
【0014】さらに、後蓋3の上記当接受片20…の基端
部近傍には、該後蓋3の傾斜壁15の後方下端縁に沿って
貫通状に軸部19が固着され、該軸部19は当接受片20…の
間にて露出する。この軸部19の軸心を後方軸心Bと呼ぶ
こととする。
【0015】そして、図3に示すように、容器本体1の
上方端縁の後辺21には、後蓋3の上記軸部19の露出した
部分を枢着するための係着片22…が上方へ向かって突設
される。該係着片22…は、側面視に於いて孔部を貫設す
ると共にその孔部の周縁の一箇所を切欠いた形状であっ
て、上方へ向かって二股状となっている。
【0016】また、傾斜壁15の後方辺部の当接受片20…
の間には、容器本体1内に向かって下方へ伸びる遮蔽片
23…が形成され、容器本体1の後壁上端縁に近接する。
【0017】しかして、後蓋3の上記軸部19を、容器本
体1の上記係着片22…に上方から嵌入することにより、
該後蓋3は、その後方の軸部19───即ち軸心B───
廻りに、傾斜壁15が45°の前傾状態と略鉛直状態との間
で揺動可能として、容器本体1の上方端縁の後辺21に枢
着される。そして、後蓋3の左右の側壁27,27の間の外
幅寸法は、前蓋2の左右の側壁26,26の内幅寸法よりも
僅かに小とされ、前蓋2は後蓋3を包囲しつつ軸心A廻
りに揺動自在となる。
【0018】また、前蓋2の後方端縁には、該後方端縁
に沿って内方へ突出する帯状の鍔部24が形成され、さら
に、後蓋3の前方端縁には、該前方端縁に沿って外方へ
突出する帯状の鍔部25が形成される。そして、この前蓋
2の鍔部24の前面と後蓋3の鍔部25の後面とは、密着状
に当接可能とされる。
【0019】しかして、この実施例の食器乾燥器の蓋を
開ける過程を説明すると、先ず、図1のような施蓋状態
にある前蓋2の前方の手掛片に人の手を掛けて、上方へ
持ち上げる。
【0020】すると、前蓋2は、軸心A廻りに揺動し、
該前蓋2の上壁11は、後蓋3の傾斜壁15の外方にて揺動
する。
【0021】次に、前蓋2の上壁11の後端縁41が後蓋3
の当接受片20…に当接すると、該当接受片20…が前蓋2
の上壁11の後端縁41に押されつつ後蓋3が上方へ揺動す
る。
【0022】そして、図5に示すように後蓋3の当接受
片20…が容器本体1の上方端縁の後辺21に当接すると、
後蓋3及び前蓋2の揺動は止まり、二つの蓋は全開状態
となり、このとき前蓋2の上壁11と後蓋3の傾斜壁15は
夫々略鉛直状態となる。
【0023】次に、蓋を閉めるには、前蓋2の手掛部に
人の手を掛けて、下方前方へ揺動させる。
【0024】そして、前蓋2の後方端縁の鍔部24が後蓋
3の前方端部の鍔部25に当接すると、後蓋3は前方へ揺
動して前蓋2と共に閉まる。
【0025】従って、前蓋2の開閉とともに後蓋3が連
れ廻りすることとなる。
【0026】しかして、この実施例の食器乾燥器を使用
する際には、蓋の全開状態にて前蓋2の上壁11と後蓋3
の傾斜壁15が略鉛直状態となるため、食器かご7に食器
6…を載せたままでも、後蓋3が邪魔になることなく食
器かご7を容易に出し入れ出来る。
【0027】なお、この本考案は、上記以外にも要旨を
逸脱しない範囲内で設計変更自由であり、例えば、乾燥
時間をより短くするために、ヒーター4の近傍に送風用
のファンを取付けるも好ましい。
【0028】
【考案の効果】本考案は、上述の如く構成されるので、
次に記載する効果を奏する。
【0029】容器本体1に食器かご7を容易に出し入れ
出来る。特に、食器かご7に食器6…を立て掛けた状態
のままで出し入れする場合に、極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す側面図である。
【図2】本考案の一実施例を示す平面図である。
【図3】図2のY−Y矢視拡大断面図である。
【図4】図1のX−X矢視拡大断面図である。
【図5】蓋の全開状態を示す断面側面図である。
【図6】従来例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 容器本体 2 前蓋 3 後蓋 8 左右辺 11 上壁 15 傾斜壁 20 当接受片 21 後辺 41 後端縁 A 軸心 B 軸心

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方開口状であると共に平面視略矩形状
    の容器本体1と;施蓋状態にて前傾約45°となる傾斜壁
    15を有すると共に、上記容器本体1の上端縁の後辺21に
    沿った後方軸心B廻りに、該傾斜壁15が約45°の前傾状
    態と略鉛直状態との間で揺動可能として、該後辺21に枢
    着された後蓋3と;上記容器本体1の上方端縁の左右辺
    8,8に直交状の前方軸心A廻りに上下揺動自在とし
    て、該左右辺8,8に枢着されると共に、該後蓋3の傾
    斜壁15の外方にて該前方軸心A廻りに揺動する上壁11を
    有する前蓋2と;を備え;上記前蓋2が開く途中で該前
    蓋2の上壁11の後端縁41が当たることにより上記後蓋3
    を連れ廻りする当接受片20…を、上記後蓋3の傾斜壁15
    の後方下端縁に突設したことを特徴とする食器乾燥器。
JP6203591U 1991-07-10 1991-07-10 食器乾燥器 Expired - Lifetime JPH0625262Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6203591U JPH0625262Y2 (ja) 1991-07-10 1991-07-10 食器乾燥器

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JP6203591U JPH0625262Y2 (ja) 1991-07-10 1991-07-10 食器乾燥器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH059460U JPH059460U (ja) 1993-02-09
JPH0625262Y2 true JPH0625262Y2 (ja) 1994-07-06

Family

ID=13188511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6203591U Expired - Lifetime JPH0625262Y2 (ja) 1991-07-10 1991-07-10 食器乾燥器

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JPH059460U (ja) 1993-02-09

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