JPH06252609A - 2帯域受信用マイクロ波入力装置 - Google Patents

2帯域受信用マイクロ波入力装置

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JPH06252609A
JPH06252609A JP3323393A JP3323393A JPH06252609A JP H06252609 A JPH06252609 A JP H06252609A JP 3323393 A JP3323393 A JP 3323393A JP 3323393 A JP3323393 A JP 3323393A JP H06252609 A JPH06252609 A JP H06252609A
Authority
JP
Japan
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waveguide
probe
microwave
output
waveguide section
Prior art date
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Pending
Application number
JP3323393A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Shingu
康司 新宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3323393A priority Critical patent/JPH06252609A/ja
Publication of JPH06252609A publication Critical patent/JPH06252609A/ja
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  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】設計が容易であり、かつ入力損失も少なく、高
性能な2帯域受信用マイクロ波入力装置を得る。 【構成】円形導波管部201とそのの1直径方向をステ
ップ状に絞り込んだ形の絞り導波管部202とからなる
複合導波管22が用いられる。各導波管部のプローブ2
03、204らの高周波は、それぞれ低雑音増幅器22
a、22bに導入され、増幅された後、ミキサ23a、
23bに供給される。ミキサ23a、23bでは、それ
ぞれ増幅器22a、22bからの出力と局部発振器24
a、24bからの出力とを混合し中間周波を取り出しこ
れを合成器25に供給している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、衛星放送受信システ
ムに利用される2帯域受信用マイクロ波入力装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】放送衛星(BS)や通信衛星(CS)に
よる放送事業が計画されている。この中で、通信衛星
(CS)を利用した音楽放送も企画されている。さらに
ヨーロッパにおいては複数の衛星が打ち上げられてお
り、各種衛星を利用した放送、通信サービスが行われて
る。
【0003】しかし、放送衛星と通信衛星とでは、使用
周波数帯域が異なるために、受信側としてはそれぞれの
周波数帯域に合致した別々のコンバータが必要となって
くる。そこで、これらを一体化し、小スペース、小型
化、低価格化を図れるようにした2帯域受信用コンバー
タが開発されている。図2(A)及び図2(B)は、従
来の2帯域受信用コンバータの例である。
【0004】図2(A)において、1は円形または矩形
の導波管であり、この導波管1から取り出された高周波
信号は、プローブ2を介して取り出され、低雑音増幅器
(LNA)3に導入される。この低雑音増幅器3は、広
帯域増幅器として設計されている。この低雑音増幅器3
の出力は、分波回路4に供給され、2系統の分波され
る。分波回路4の一方の出力は、ミキサ5aにおいて局
部発振器6aからの局発と混合され、第1の中間周波と
なり合成器7に供給される。また分波回路4の他方の出
力は、ミキサ5bにおいて局部発振器6bからの局発と
混合され、第1の中間周波となり合成器7に供給され
る。合成器7から出力された中間周波は、中間周波増幅
器(IFA)8に導入され、所定のレベルに増幅され
る。
【0005】図2(B)において、図2(A)と異なる
部分を説明する。図2(A)のコンバータは、導波管1
の出力が、共通の広帯域増幅器で増幅されたが、図2
(B)のコンバータは、導波管1の出力が直接分波回路
4に導かれている。そして、各分波出力が、それぞれの
帯域に合致した低雑音増幅器10a、10bにより増幅
されるようになっている。他の部分は、先の図2(A)
のコンバータと同じであるから同一符号を付している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図2(A)に示したコ
ンバータの場合、広帯域の低雑音増幅器3が必要であり
設計上に技術的困難が伴う。よって、広帯域に渡っての
安定した低雑音化が困難であり、雑音性能に劣ると言う
問題がある。これに比べて、図2(B)のコンバータ
は、それぞれの受信帯域に応じて低雑音増幅器10a、
10bを設計すれば良いので、低雑音化が比較的容易で
ある。しかし、導波管1の出力が直接分波回路4に導入
される構成であるために、入力損失が大きくなり、入力
のインピーダンスの整合が取りにくくなる等の問題があ
る。そこでこの発明は、設計が容易であり、かつ入力損
失も少なく、高性能を得ることができる2帯域受信用マ
イクロ波入力装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、入力部の導
波管の構成を改善するもので、入力導波管の構成とし
て、円形導波管部と、その後方に円形導波管部の1直径
方向をステップ状に絞り込んだ形の絞り導波管部とを有
した複合導波管としている。そして、各導波管部のスト
ローブから取り出した高周波を、それぞれ異なる受信帯
域をもつマイクロ波基板装置に導入するように構成する
ものである。
【0008】
【作用】上記の手段により、複合導波管からそれぞれの
受信帯域の高周波を取り出すことができ、損失が生じる
分波回路が不要である。そして各マイクロ波基板装置の
初段には低雑音増幅器を配置でき、しかも低雑音増幅器
は、それぞれ受け持ちの受信帯域に設定すれば良い。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。
【0010】図1(A)はこの発明の一実施例を回路的
に示し、図1(B)は、複合導波管21の構造を示して
いる。この複合導波管21は、図1(B)に示すよう
に、円形導波管部201と、その後方に円形導波管部2
01の1直径方向をステップ状に絞り込んだ形の絞り導
波管部202とを有した複合導波管である。絞り導波管
部202は、後端部が短絡されている。そして円形導波
管部201、絞り導波管部202には、それぞれ高周波
を取り出すためのプローブ203、204が設けられて
いる。ブローブ203からの高周波は、第1のマイクロ
波回路を構成する第1の低雑音増幅器22aに導入さ
れ、増幅された後、ミキサ23aに供給される。ミキサ
23aでは、増幅器22aからの出力と局部発振器24
aからの出力とを混合し、中間周波を取り出し、これを
合成器25に供給している。一方、プローブ204から
の高周波は、第2のマイクロ波回路を構成する第2の低
雑音増幅器22bに導入され、増幅された後、ミキサ2
3bに供給される。ミキサ23bでは、増幅器22bか
らの出力と局部発振器24bからの出力とを混合し、中
間周波を取り出し、これを合成器25に供給している。
合成器25の出力である中間周波は、中間周波増幅器2
6にて増幅される。
【0011】上記の第1の低雑音増幅器22a、ミキサ
23a、局部発振器24a等は、第1のマイクロ波基板
205に実装されており、第1の低雑音増幅器22b、
ミキサ23b、局部発振器24ba等は、第1のマイク
ロ波基板206に実装されている。
【0012】なお上記したへ偏分波器構造の複合導波管
21のそれぞれのプローブは、良好なVSWRを持ち、
互いに高いアイソレーションを持つ。またそれぞれの導
波管部及びプローブの寸法は、使用する帯域内でVSW
Rを最良とし、また低雑音増幅器のインピーダンスに最
も整合がとれるように設計される。
【0013】上記したマイクロ波入力装置によると、各
受信帯域毎に低雑音増幅器22a、22bを設計すれば
良いために、最良の特性を得ることができる。さらに、
導波管からの出力が直接低雑音増幅器に導入される構成
であり、前段に分波回路が不要であるために入力損失が
増大することはない。このために装置の設計も容易にな
ることは当然である。
【0014】入力からの局部発振出力の漏れは周波数が
高い程大きくなるが、局発振周波数の高い系統に対する
入力を、絞り導波管部202から得るようにし、かつ絞
り寸法を選定してカットオフ周波数を高くすることによ
り、ミキサに対する入力側からの局発の漏れも抑えるこ
とができる。即ち、円形導波管部201は、絞り導波管
部202の絞り方向とは直交する方向にプローブ203
を延在しており、このプローブ出力を低い受信帯域を受
け持つ第1のマイクロ波回路に供給するようにし、ま
た、絞り導波管部202は、プローブ203とは直交す
る方向にプローブ204を延在しており、このプローブ
出力を高い受信帯域を受け持つ第2のマイクロh回路に
供給するものである。さらに、円形導波管部201は、
第2のマイクロ波回路の局部発振器24bの周波数に対
してカットオフ特性を持ち、絞り導波管部202は、第
1のマイクロ波回路の局部発振器24aの局発周波数に
対してカットオフ特性を持つように設定され、互いの混
信が抑圧されている。
【0015】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によると、
設計が容易であり、かつ入力損失も少なく、高性能を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す構成説明図。
【図2】従来のコンバータを示す構成説明図。
【符号の説明】
21…複合導波管、201…円形導波管部、202…絞
り導波管部、203、204…プローブ、22a、22
b…低雑音増幅器、23a、23b…ミキサ、24a、
24b…局部発振器、25…合成器、26…中間周波増
幅器。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円形導波管部とその後方に円形導波管部の
    1直径方向をステップ状に絞り込んだ形の絞り導波管部
    とを有した複合導波管と、 前記円形導波管部と絞り導波管部の出力高周波がそれぞ
    れ導入され、互いに異なる受信帯域特性をもつ第1、第
    2のマイクロ波回路とを具備したことを特徴とする2帯
    域受信用マイクロ波入力装置。
  2. 【請求項2】前記複合導波管における円形導波管部は、
    前記絞り導波管部の絞り方向とは直交する方向に第1の
    プローブが延在し、この第1のプローブ出力が供給され
    る第1のマイクロ波回路が低い受信帯域を受け持ち、前
    記絞り導波管部は、前記第1のプローブと歯直交する方
    向に第2のプローブが延在し、この第2のプローブ出力
    が供給される第2のマイクロ波回路が高い受信帯域を受
    け持つことを特徴とする請求項1記載の2帯域受信用マ
    イクロ波入力装置。
JP3323393A 1993-02-23 1993-02-23 2帯域受信用マイクロ波入力装置 Pending JPH06252609A (ja)

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