JPH0625180Y2 - 遠赤外線を放射するリクライニングチェア - Google Patents

遠赤外線を放射するリクライニングチェア

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JPH0625180Y2
JPH0625180Y2 JP1988044815U JP4481588U JPH0625180Y2 JP H0625180 Y2 JPH0625180 Y2 JP H0625180Y2 JP 1988044815 U JP1988044815 U JP 1988044815U JP 4481588 U JP4481588 U JP 4481588U JP H0625180 Y2 JPH0625180 Y2 JP H0625180Y2
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JP
Japan
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far
chair
infrared rays
reclining
infrared radiation
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JP1988044815U
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JPH01150034U (ja
Inventor
耕民 須藤
俊雄 杉原
Original Assignee
株式会社ミネルヴア
ビーム工業株式会社
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  • Radiation-Therapy Devices (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Chairs Characterized By Structure (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、膝や肘などの間接部や、脛など、機械的な
動きや振動を充分にあてることが困難な部分の疲労を回
復するのに好適な遠赤外線を放射するリクライニングチ
ェアに関するものである。
(従来の技術) 従来、椅子に座った状態で疲労を回復せしめる機具とし
て、椅子型マッサージ機が知られている。このマッサー
ジ機は、椅子に座った状態の背部や腰部、或いは脚部等
を機械的な動きや振動でマッサージすることで、疲労を
回復せしめるものである。
また、座椅子に遠赤外線放射材を備えた考案が実開昭61
-124994号に記載され、座椅子に面状ヒーターを備えた
考案が実開昭63-5854号公報に記載されている。これら
の座椅子は、共に、座椅子に座る使用者の背中や尻部に
かけて暖めるように工夫されたものである。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、前者のマッサージ機は、機械的な動きや振動
を、患部に直接あててマッサージをする必要がある。と
ころが、膝や肘などの間接部や、脛などの部分は、この
機械的な動きや振動を充分にあてることが困難で、この
部分の疲労回復効果は得られ難かった。
また、この機具を使用して患部を効率良くマッサージす
るには、浴衣のような薄く柔らかな衣服を着用すること
が望ましい。したがって、背広服の如き衣服では、マッ
サージ効果が半減する上に、この機械的なマッサージに
よって背広服に皺が生じる虞もある。また、このマッサ
ージを行なう際には、機械的な動きや振動にともなう音
や周囲への振動が少なくない。このようなことから、従
来のマッサージ機はマッサージルームや家庭内等での使
用が可能でも、オフィス内に持ち込んでの使用には種々
不都合が生じるものであった。
一方、後者の座椅子では、使用者の背中や尻部を暖める
ことは可能でも、膝や肘などの間接部や、脛などの部分
を暖めることは困難であった。
そこでこの考案は、上述の不都合を解消すべく案出され
たもので、 膝や肘などの間接部や、脛など、従来のマッサージ機で
は充分なマッサージが困難な部位でも充分な疲労回復効
果が得られる赤外線を放射するリクライニングチェアの
提供を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上述の目的を達成すべくこの考案は、リクライニングす
る背もたれ2を設けた椅子1に、長さ調整自在な足のせ
3とを設け、遠赤外線を照射する遠赤外線放射ヒーター
を表面適位置に分散して設けたリクライニングチェアー
であって、各遠赤外線放射ヒーターは、背もたれ2の腰
部分と、シート5の腿部分と、足のせ3のふくらはぎ部
分と、足のせ3先端の足の裏部分とに夫々配設し、膝部
に照射する遠赤外線放射ヒーター6を下面に配し、高さ
及び角度調整自在なテーブル8をこの椅子に着脱自在に
設けたことを問題解決のための手段とする。
(作用) この考案によれば、リクライニングチェアーの表面各部
に配設した遠赤外線放射ヒーター6が遠赤外線を放射す
る。特に、遠赤外線放射ヒーター6を下面に配したテー
ブル8は、膝や肘などの間接部や、脛などを暖める。
リクライニングチェアーの遠赤外線放射ヒーター6から
放射された遠赤外線は、身体細胞内の原子団の極性分子
との共鳴による特性吸収を起し、これに伴って熱エネル
ギーが発生する。この熱エネルギーは、新陳代謝を盛ん
にして、血行を良くし、老廃物の排除を促進させ、疲労
を回復せしめるものである。
(実施例) 以下、図面を参照してこの考案の実施例を詳細に説明す
る。
図に示される符号1は、肘かけ4を備えた回転自在な椅
子1であり、リクライニング機構を有する背もたれ2と
足のせ3とを形成してある。そして、椅子1の適位置に
遠赤外線放射ヒーター6を設け、肘かけ4に組み込んだ
コントロールスイッチ7で各部の遠赤外線放射ヒーター
6のON・OFFや照射強度の強弱等をコントロールするよう
にしてある。このとき、コントロールスイッチ7にタイ
マーや温度センサー等を設けておくことで、例え使用時
に寝込んだ場合でも、所謂、低温火傷や、異状な温度上
昇による事故等を未然に防ぐことができる。
遠赤外線放射ヒーター6を設ける位置は、背もたれ2の
腰部分と、シート5の腿部分、それに、足のせ3のふく
らはぎ部分と、足のせ3先端の足の裏部分とに夫々設け
てある。このとき、足のせ3の先端を長さ調整自在にす
るスライド機構3Aを設けている。
また、椅子1に着脱自在にテーブル8を設け、このテー
ブル8の下面に、膝部に照射する遠赤外線放射ヒーター
6を配している。このとき、テーブル8の高さ及び角度
調整を自在に設けてある。
遠赤外線放射ヒーター6は、所定のヒーター6A表面に
セラミック6Bを設けるもので、例えば、0.2mmの金属
箔からなるヒーター6の表面に、セラミック6Bを塗布
し、ヒーター6の裏面には補強材を兼ねた断熱材6C
や、セラミック6Bからヒーター6の裏面に放射される
遠赤外線をヒーター6の表面に反射せしめる反射板6D
を設けてある(第3図参照)。
セラミックは、特に4μ乃至30μの波長域の遠赤外線
を放射するものを用いることを予定している(第5図参
照)。これは、赤外吸収スペクトルの特性波長表に示さ
れる如く、水や蛋白質・脂肪・糖分等の原子団は4μ乃
至30μの波長域で振動していることが観測されている
ことによる(第4図I及びII参照)。すなわち、これ等
の原子団に特定波長域の遠赤外線が照射されると、同一
振動数の電磁波エネルギーは、(原子または原子団が電
化を持っている場合、つまり極性を持つ分子内結合であ
るとき)電磁波の振動と共鳴して激しい振動を生じ、こ
の機械的なエネルギーは、熱エネルギーとして放出され
て分子は安定な状態になろうとする(特性吸収)。
そこで、この特定波長域の遠赤外線を、この考案リクラ
イニングチェアー上に座った身体に常時放射させること
で、この遠赤外線の波長内に特性吸収帯を持っている身
体の有機物や水分、及び蛋白質が、遠赤外線と共鳴し、
より効果的な整理促進作用を期待できると考えられるこ
とによる。
(考案の効果) この考案は上述の如く構成したことにより、当初の目的
を達成する。
すなわち、リクライニングする背もたれ2を設けた椅子
1に、長さ調整自在な足のせ3とを設け、遠赤外線を照
射する遠赤外線放射ヒーターを表面適位置に分散して設
けたリクライニングチェアーであって、各遠赤外線放射
ヒーターは、背もたれ2の腰部分と、シート5の腿部分
と、足のせ3のふくらはぎ部分と、足のせ3先端の足の
裏部分とに夫々配設し、膝部に照射する遠赤外線放射ヒ
ーター6を下面に配し、高さ及び角度調整自在なテーブ
ル8をこの椅子に着脱自在に設けたことで、従来のマッ
サージ機では充分なマッサージが困難な膝や肘などの間
接部や、脛などを効果的に暖めることが可能になった。
この結果、従来のマッサージ機や、遠赤外線ヒーター及
び、面状ヒーターを備えた座椅子などでは、回復し得な
かった身体各部の疲労を容易に回復せしめることができ
る。
また、足のせ3を長さ調整自在にしたことで、異なる利
用者の体格に適応した位置での使用を可能にしている。
更に、膝部に照射する遠赤外線放射ヒーター6を下面に
配し、高さ及び角度調整自在なテーブル8を設けている
から、脛や足首方向まで遠赤外線を照射することが可能
になる。
このように、この考案によると、膝や肘などの間接部
や、脛など、従来のマッサージ機では充分なマッサージ
が困難な部位でも充分な疲労回復効果が得られるなどと
いった実用上有益な種々の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図は使用状
態を示す側面図、第2図は正面図、第3図は遠赤外線放
射ヒーターを示す要部断面図、第4図I及びIIは各原子
団の赤外吸収スペクトルの特性波長データーを示す参考
図であり、第5図は、この考案に係るリクライニングチ
ェアーの表面に付したセラミック微粒子から放射された
遠赤外線の波長データーを示す参考図である。 1……椅子、2……背もたれ、3……足のせ、3A……
スライド機構、4……肘かけ、5……シート、6……遠
赤外線放射ヒーター、6A……ヒーター、6B……セラ
ミク、6C……断熱材、6D……反射板、7……コント
ロールスイッチ、8……テーブル、9……脚部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−308(JP,A) 実開 昭61−139655(JP,U) 実開 昭62−90558(JP,U) 実開 昭61−124994(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リクライニングする背もたれを設けた椅子
    に、長さ調整自在な足のせを設けると共に、遠赤外線を
    照射する遠赤外線放射ヒーターを表面適位置に分散して
    設けたリクライニングチェアーであって、各遠赤外線放
    射ヒーターは、背もたれの腰部分と、シートの腿部分
    と、足のせのふくらはぎ部分と、足のせ先端の足の裏部
    分とに夫々配設し、膝部に照射する遠赤外線放射ヒータ
    ーを下面に配し、高さ及び角度調整自在なテーブルをこ
    の椅子に着脱自在に設けたことを特徴とする遠赤外線を
    放射するリクライニングチェア。
JP1988044815U 1988-03-30 1988-03-30 遠赤外線を放射するリクライニングチェア Expired - Lifetime JPH0625180Y2 (ja)

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JPH01150034U JPH01150034U (ja) 1989-10-17
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JP2006110371A (ja) * 2006-01-13 2006-04-27 Family Co Ltd 椅子型マッサージ機
JP6863075B2 (ja) * 2017-05-24 2021-04-21 トヨタ紡織株式会社 乗物用テーブル装置

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JPS61124994U (ja) * 1985-01-24 1986-08-06
JPH0649234Y2 (ja) * 1986-06-28 1994-12-14 東レ株式会社 暖房座席シート

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