JPH06251807A - 積層体の締付け方法 - Google Patents
積層体の締付け方法Info
- Publication number
- JPH06251807A JPH06251807A JP5033848A JP3384893A JPH06251807A JP H06251807 A JPH06251807 A JP H06251807A JP 5033848 A JP5033848 A JP 5033848A JP 3384893 A JP3384893 A JP 3384893A JP H06251807 A JPH06251807 A JP H06251807A
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- JP
- Japan
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- pressure
- laminated body
- tightening
- color
- uniform
- Prior art date
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- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Abstract
(57)【要約】
【目的】 積層体の面圧を均一でかつ所定のものにする
ことができる積層体の締付け方法を得る。 【構成】 積層体の一方の側に感圧発色部材または複数
の圧電素子を設け、これらを締付け部材により一体的に
締付ける。この際、感圧発色部材の発色状態または各圧
電素子の出力を均一かつ所定のものとなるようにし、積
層体の面圧を均一で所定のものとなるようにする。
ことができる積層体の締付け方法を得る。 【構成】 積層体の一方の側に感圧発色部材または複数
の圧電素子を設け、これらを締付け部材により一体的に
締付ける。この際、感圧発色部材の発色状態または各圧
電素子の出力を均一かつ所定のものとなるようにし、積
層体の面圧を均一で所定のものとなるようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、亜鉛−臭素電池の積
層体、あるいは回転機や変圧器の鉄心などの積層体の締
付け方法に関するものである。
層体、あるいは回転機や変圧器の鉄心などの積層体の締
付け方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、亜鉛−臭素電池の積層体、あるい
は回転機や変圧機の鉄心などの積層体はボルトあるいは
バンドを用いて締付けられており、その締付け力は通
常、締付けトルクにより管理されている。
は回転機や変圧機の鉄心などの積層体はボルトあるいは
バンドを用いて締付けられており、その締付け力は通
常、締付けトルクにより管理されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、積層体をボルトにより締付けた場合、締付けトルク
を同一にしても、積層体のばね常数の相違や表面の摩擦
の相違により、締付け圧力を同一にすることができなか
った。従って、締付けトルクが均一であっても、積層体
の面圧を均一にするのは困難であった。又、積層体をベ
ルトの巻付けにより締付けた場合においても、ベルトの
張力の管理のみでは締付け圧力を一定にできなかった。
ば、積層体をボルトにより締付けた場合、締付けトルク
を同一にしても、積層体のばね常数の相違や表面の摩擦
の相違により、締付け圧力を同一にすることができなか
った。従って、締付けトルクが均一であっても、積層体
の面圧を均一にするのは困難であった。又、積層体をベ
ルトの巻付けにより締付けた場合においても、ベルトの
張力の管理のみでは締付け圧力を一定にできなかった。
【0004】この発明は上記のような課題を解決するた
めに成されたものであり、積層体の面圧を均一かつ所定
のものにすることができる積層体の締付け方法を得るこ
とを目的とする。
めに成されたものであり、積層体の面圧を均一かつ所定
のものにすることができる積層体の締付け方法を得るこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る積層体の締付け方法は、積層体の一方の側に、圧力を
受けて発色するとともに圧力に応じて発色濃度が変化す
る感圧発色部材を介して透明板を設け、これらを締付け
部材により感圧発色部材の発色状態が均一かつ所定濃度
になるように一体的に締付けるものである。
る積層体の締付け方法は、積層体の一方の側に、圧力を
受けて発色するとともに圧力に応じて発色濃度が変化す
る感圧発色部材を介して透明板を設け、これらを締付け
部材により感圧発色部材の発色状態が均一かつ所定濃度
になるように一体的に締付けるものである。
【0006】又、請求項2に係る積層体の締付け方法
は、積層体の一方の側に、圧力に応じて電気的出力が変
化する圧電素子を複数個配設し、積層体及び各圧電素子
を締付け部材により各圧電素子の電気的出力が均一かつ
所定値になるように一体的に締付けるものである。
は、積層体の一方の側に、圧力に応じて電気的出力が変
化する圧電素子を複数個配設し、積層体及び各圧電素子
を締付け部材により各圧電素子の電気的出力が均一かつ
所定値になるように一体的に締付けるものである。
【0007】
【作用】請求項1においては、積層体と感圧発色部材と
透明板が一体的に締付けられ、感圧発色部材の発色状態
が均一かつ所定濃度になることにより積層体の面圧も均
一かつ所定のものになる。
透明板が一体的に締付けられ、感圧発色部材の発色状態
が均一かつ所定濃度になることにより積層体の面圧も均
一かつ所定のものになる。
【0008】請求項2においては、積層体と各圧電素子
が一体的に締付けられ、各圧電素子の電気的出力が均一
かつ所定値となることにより積層体の面圧も均一かつ所
定のものとなる。
が一体的に締付けられ、各圧電素子の電気的出力が均一
かつ所定値となることにより積層体の面圧も均一かつ所
定のものとなる。
【0009】
実施例1 以下、この発明の実施例を図面とともに説明する。この
実施例による積層体の締付け方法においては、積層体の
一方の側にフィルム状の感圧発色部材(例えば、富士写
真フィルム社製「プレスケール」)を介してアクリル板
などの透明板を設け、これらのものをボルトあるいはバ
ンドにより締付ける。感圧発色部材は圧力に応じて発色
し、圧力が大きくなるほど発色濃度が大きくなる。この
発色の度合が均一であれば積層体の面圧も均一になり、
所定の発色濃度にすれば、面圧も所定の面圧になる。
又、感圧発色部材はフィルム状であるので、これによっ
て圧力の分布が変わることはない。ボルトによる締付け
トルクあるいはバンドによる締付け張力の強さは、透明
板を介して感圧発色部材の発色状態を計測しながら、色
分布が均一に、かつ発色濃度が所定のものになるように
調節する。
実施例による積層体の締付け方法においては、積層体の
一方の側にフィルム状の感圧発色部材(例えば、富士写
真フィルム社製「プレスケール」)を介してアクリル板
などの透明板を設け、これらのものをボルトあるいはバ
ンドにより締付ける。感圧発色部材は圧力に応じて発色
し、圧力が大きくなるほど発色濃度が大きくなる。この
発色の度合が均一であれば積層体の面圧も均一になり、
所定の発色濃度にすれば、面圧も所定の面圧になる。
又、感圧発色部材はフィルム状であるので、これによっ
て圧力の分布が変わることはない。ボルトによる締付け
トルクあるいはバンドによる締付け張力の強さは、透明
板を介して感圧発色部材の発色状態を計測しながら、色
分布が均一に、かつ発色濃度が所定のものになるように
調節する。
【0010】このときの発色の分布を測定するために
は、目視によってもよいが、さらに正確を期するには専
用の読み取り装置を用いればよく、またリアルタイムに
色分布を測定するためには、CCDカラーカメラなどを
用いて感圧発色部材の発色している色(例えば赤)の濃
度を測定すればよい。さらに、空気圧を利用した多軸の
インパクトトルクレンチなどの締付け装置を締付けに用
い、この締付け装置とカラーカメラを接続することによ
り連動させ、締付けトルクを測定することができる。こ
のようにして発色分布が均一でかつ所定の発色濃度とな
る締付けトルクの値を測定し、この測定値を用いて実際
の締付けを行えば、積層体の面圧は均一で所定のものと
なり、シール効果が大きくなる。又、荷重の集中がなく
なり、積層体の破損を防止することができる。
は、目視によってもよいが、さらに正確を期するには専
用の読み取り装置を用いればよく、またリアルタイムに
色分布を測定するためには、CCDカラーカメラなどを
用いて感圧発色部材の発色している色(例えば赤)の濃
度を測定すればよい。さらに、空気圧を利用した多軸の
インパクトトルクレンチなどの締付け装置を締付けに用
い、この締付け装置とカラーカメラを接続することによ
り連動させ、締付けトルクを測定することができる。こ
のようにして発色分布が均一でかつ所定の発色濃度とな
る締付けトルクの値を測定し、この測定値を用いて実際
の締付けを行えば、積層体の面圧は均一で所定のものと
なり、シール効果が大きくなる。又、荷重の集中がなく
なり、積層体の破損を防止することができる。
【0011】実施例2 実施例1では感圧発色部材を用いて面圧を測定したが、
実施例2では圧力に応じた電気的出力を発生する圧電素
子を用いて面圧を測定する。この場合、積層体の一方の
面上に複数個の圧電素子を設け、積層体と各圧電素子を
ボルトまたはバンドにより締付け、各圧電素子の電気的
出力が均一でかつ所定のものになるようにする。これに
より、積層体の面圧は均一で所定のもになる。なお、各
圧電素子とボルトまたはバンドとの間に平板状部材を設
けてもよい。
実施例2では圧力に応じた電気的出力を発生する圧電素
子を用いて面圧を測定する。この場合、積層体の一方の
面上に複数個の圧電素子を設け、積層体と各圧電素子を
ボルトまたはバンドにより締付け、各圧電素子の電気的
出力が均一でかつ所定のものになるようにする。これに
より、積層体の面圧は均一で所定のもになる。なお、各
圧電素子とボルトまたはバンドとの間に平板状部材を設
けてもよい。
【0012】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、積層体
の一方の面に感圧発色部材あるいは複数の圧電素子を設
けて締付け部材により締付けており、感圧発色部材の発
色状態を均一かつ所定濃度にし、あるいは各圧電素子の
出力を均一かつ所定値とすることにより亜鉛−臭素電池
などの積層体の面圧を均一で所定のものにすることがで
きる。又、均一にしたことにより積層体のシール効果が
向上し、また荷重の集中がなくなって積層体の破損を防
止することができる。
の一方の面に感圧発色部材あるいは複数の圧電素子を設
けて締付け部材により締付けており、感圧発色部材の発
色状態を均一かつ所定濃度にし、あるいは各圧電素子の
出力を均一かつ所定値とすることにより亜鉛−臭素電池
などの積層体の面圧を均一で所定のものにすることがで
きる。又、均一にしたことにより積層体のシール効果が
向上し、また荷重の集中がなくなって積層体の破損を防
止することができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 積層体の一方の側に、圧力を受けて発色
するとともに圧力に応じて発色濃度が変化する感圧発色
部材を介して透明板を設け、積層体、感圧発色部材及び
透明板を締付け部材により感圧発色部材の発色状態が均
一かつ所定濃度になるように一体的に締付けることを特
徴とする積層体の締付け方法。 - 【請求項2】 積層体の一方の側に、圧力に応じて電気
的出力が変化する圧電素子を複数個配設し、積層体及び
各圧電素子を締付け部材により各圧電素子の電気的出力
が均一かつ所定値になるように一体的に締付けることを
特徴とする積層体の締付け方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5033848A JPH06251807A (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | 積層体の締付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5033848A JPH06251807A (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | 積層体の締付け方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06251807A true JPH06251807A (ja) | 1994-09-09 |
Family
ID=12397926
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5033848A Pending JPH06251807A (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | 積層体の締付け方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06251807A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2022059342A1 (ja) * | 2020-09-17 | 2022-03-24 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04269249A (ja) * | 1991-02-22 | 1992-09-25 | Toshiro Suzuki | ハイブリッド形鋼 |
-
1993
- 1993-02-24 JP JP5033848A patent/JPH06251807A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04269249A (ja) * | 1991-02-22 | 1992-09-25 | Toshiro Suzuki | ハイブリッド形鋼 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2022059342A1 (ja) * | 2020-09-17 | 2022-03-24 |
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