JPH06250653A - 電子楽器 - Google Patents
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- JPH06250653A JPH06250653A JP5059363A JP5936393A JPH06250653A JP H06250653 A JPH06250653 A JP H06250653A JP 5059363 A JP5059363 A JP 5059363A JP 5936393 A JP5936393 A JP 5936393A JP H06250653 A JPH06250653 A JP H06250653A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は電子楽器に関し、アフタタッチ検出装
置を持たない鍵盤装置でアフタタッチ検出装置付き鍵盤
装置と同様の音楽効果を発揮させることのできる電子楽
器を提供することを目的とする。 【構成】第1接点と第2接点とを各鍵毎に備えた鍵盤装
置16と、該鍵盤装置の各鍵の第1接点又は第2接点が
オン又はオフにされたことを検出する接点検出手段1
0,15と、該接点検出手段で所定の鍵の第1接点に続
いて第2接点がオンにされたことが検出された場合に、
該所定の鍵に対応した楽音情報に基づき楽音信号を生成
する楽音信号生成手段18と、該楽音信号生成手段で前
記所定の鍵に対応した楽音信号の生成中に第2接点が一
旦オフにされ、その後前記所定の鍵の第2接点がオン又
はオフにされたことが前記接点検出手段で検出された場
合に、前記楽音信号生成手段で生成中の楽音信号に所定
の加工を施す処理手段10、とを備えて構成される。
置を持たない鍵盤装置でアフタタッチ検出装置付き鍵盤
装置と同様の音楽効果を発揮させることのできる電子楽
器を提供することを目的とする。 【構成】第1接点と第2接点とを各鍵毎に備えた鍵盤装
置16と、該鍵盤装置の各鍵の第1接点又は第2接点が
オン又はオフにされたことを検出する接点検出手段1
0,15と、該接点検出手段で所定の鍵の第1接点に続
いて第2接点がオンにされたことが検出された場合に、
該所定の鍵に対応した楽音情報に基づき楽音信号を生成
する楽音信号生成手段18と、該楽音信号生成手段で前
記所定の鍵に対応した楽音信号の生成中に第2接点が一
旦オフにされ、その後前記所定の鍵の第2接点がオン又
はオフにされたことが前記接点検出手段で検出された場
合に、前記楽音信号生成手段で生成中の楽音信号に所定
の加工を施す処理手段10、とを備えて構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鍵の押下の程度に応じ
て楽音を変化させることのできる電子楽器に関する。
て楽音を変化させることのできる電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、多くの電子楽器の鍵盤装置は、押
鍵の速さ(強さ)を示すイニシャルタッチ情報を生成す
るイニシャルタッチ検出装置を備えている。このイニシ
ャルタッチ検出装置で生成されたイニシャルタッチ情報
は、ベロシティデータとして音源に与えられ、鍵タッチ
に応じた音量の楽音を発生するために使用される。
鍵の速さ(強さ)を示すイニシャルタッチ情報を生成す
るイニシャルタッチ検出装置を備えている。このイニシ
ャルタッチ検出装置で生成されたイニシャルタッチ情報
は、ベロシティデータとして音源に与えられ、鍵タッチ
に応じた音量の楽音を発生するために使用される。
【0003】かかるイニシャルタッチ検出装置を有する
鍵盤装置は、鍵盤装置の各鍵に設けられた2つのスイッ
チ(以下、「第1接点」及び「第2接点」という)の作
用によりイニシャルタッチ情報を生成するようになって
いる。
鍵盤装置は、鍵盤装置の各鍵に設けられた2つのスイッ
チ(以下、「第1接点」及び「第2接点」という)の作
用によりイニシャルタッチ情報を生成するようになって
いる。
【0004】即ち、イニシャルタッチ検出装置を有する
鍵盤装置の各鍵は、浅い押圧深さでオンになる第1接点
と深い押圧深さでオンになる第2接点とを有して構成さ
れている。イニシャルタッチ検出装置は、かかる鍵が押
下された場合に、第1接点がオンになってから第2接点
がオンになるまでの時間を計測し、この計測された時間
に応じた値をイニシャルタッチ情報として出力するよう
になっている。
鍵盤装置の各鍵は、浅い押圧深さでオンになる第1接点
と深い押圧深さでオンになる第2接点とを有して構成さ
れている。イニシャルタッチ検出装置は、かかる鍵が押
下された場合に、第1接点がオンになってから第2接点
がオンになるまでの時間を計測し、この計測された時間
に応じた値をイニシャルタッチ情報として出力するよう
になっている。
【0005】なお、かかるイニシャルタッチ検出装置を
有する鍵盤装置では、押鍵があった旨の判断は第2接点
がオンにされることにより行われ、離鍵があった旨の判
断は第1接点がオフにされることにより行われるように
なっている。
有する鍵盤装置では、押鍵があった旨の判断は第2接点
がオンにされることにより行われ、離鍵があった旨の判
断は第1接点がオフにされることにより行われるように
なっている。
【0006】かかるイニシャルタッチ検出装置を採用す
ることにより、押鍵の強さに応じた音量変化や発音ピッ
チ変化が可能となり、演奏における表現力を豊かにする
ことができるものとなっている。
ることにより、押鍵の強さに応じた音量変化や発音ピッ
チ変化が可能となり、演奏における表現力を豊かにする
ことができるものとなっている。
【0007】ところで、近年は、アフタータッチ検出装
置を備えた鍵盤装置が開発され実用に供されている。こ
のアフタータッチ検出装置を有する鍵盤装置は、例えば
通常の強さで押下した鍵を更に深く押し込むことによ
り、その押圧力に応じた音楽効果、例えば音量変化や発
音ピッチ変化を実現し、演奏に幅を持たせるものであ
る。
置を備えた鍵盤装置が開発され実用に供されている。こ
のアフタータッチ検出装置を有する鍵盤装置は、例えば
通常の強さで押下した鍵を更に深く押し込むことによ
り、その押圧力に応じた音楽効果、例えば音量変化や発
音ピッチ変化を実現し、演奏に幅を持たせるものであ
る。
【0008】かかるアフタータッチ検出装置を有する鍵
盤装置は、各鍵に対応して圧力センサを有している。こ
の圧力センサは、上記第2接点がオンにされた時点を初
期値(例えばゼロ)として鍵の押圧力に応じたプレッシ
ャー値を出力するものである。このプレッシャー値は、
例えば発音されている楽音の音量を変化させる場合の変
化量、或いは発音ピッチを変化させる場合の変化量とし
て使用される。
盤装置は、各鍵に対応して圧力センサを有している。こ
の圧力センサは、上記第2接点がオンにされた時点を初
期値(例えばゼロ)として鍵の押圧力に応じたプレッシ
ャー値を出力するものである。このプレッシャー値は、
例えば発音されている楽音の音量を変化させる場合の変
化量、或いは発音ピッチを変化させる場合の変化量とし
て使用される。
【0009】かかるアフタータッチ検出装置を備えるこ
とにより、発音されている楽音に所定の音楽効果、例え
ばビブラート、トレモロ、ピッチベンド等を加えて演奏
のバリエーションを増すことができるものとなってい
る。
とにより、発音されている楽音に所定の音楽効果、例え
ばビブラート、トレモロ、ピッチベンド等を加えて演奏
のバリエーションを増すことができるものとなってい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ア
フタータッチ検出装置を備えた鍵盤装置を用いれば演奏
効果は高くなるが、圧力センサを備えた分だけハードウ
エア量が増大して大規模になるとともに、ソフトウエア
による処理も複雑化して制御が難しくなるので、電子楽
器自体が高価になってしまうという問題があった。
フタータッチ検出装置を備えた鍵盤装置を用いれば演奏
効果は高くなるが、圧力センサを備えた分だけハードウ
エア量が増大して大規模になるとともに、ソフトウエア
による処理も複雑化して制御が難しくなるので、電子楽
器自体が高価になってしまうという問題があった。
【0011】本発明は、かかる事情に鑑みなされたもの
で、アフタータッチ検出装置を持たない鍵盤装置であっ
ても、押鍵後の鍵操作によってアフタータッチ検出装置
を有する鍵盤装置と同様の音楽効果を発揮することので
きる電子楽器を提供することを目的とする。
で、アフタータッチ検出装置を持たない鍵盤装置であっ
ても、押鍵後の鍵操作によってアフタータッチ検出装置
を有する鍵盤装置と同様の音楽効果を発揮することので
きる電子楽器を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、所定の押圧深さでオン又はオフになる第
1接点と該所定の押圧深さより深い押圧深さでオン又は
オフになる第2接点とを各鍵毎に備えた鍵盤装置と、該
鍵盤装置の各鍵の第1接点又は第2接点がオン又はオフ
にされたことを検出する接点検出手段と、該接点検出手
段で所定の鍵の第1接点に引き続き第2接点がオンにさ
れたことが検出された場合に該所定の鍵に対応した楽音
情報を生成し、第2接点に引き続き第1接点がオフにさ
れたことが検出された場合に該所定の鍵に対応した楽音
情報の生成を停止する楽音情報生成手段と、該楽音情報
生成手段で生成された楽音情報に基づき楽音信号を生成
する楽音信号生成手段と、該楽音信号生成手段で前記所
定の鍵に対応した楽音信号を生成中に前記所定の鍵の第
2の接点のみがオフにされた状態に移行された後に、該
第2接点がオン又はオフにされたことが前記接点検出手
段で検出された場合に、前記楽音信号生成手段で生成中
の楽音信号に所定の加工を施す処理手段、を具備したこ
とを特徴とする。
成するために、所定の押圧深さでオン又はオフになる第
1接点と該所定の押圧深さより深い押圧深さでオン又は
オフになる第2接点とを各鍵毎に備えた鍵盤装置と、該
鍵盤装置の各鍵の第1接点又は第2接点がオン又はオフ
にされたことを検出する接点検出手段と、該接点検出手
段で所定の鍵の第1接点に引き続き第2接点がオンにさ
れたことが検出された場合に該所定の鍵に対応した楽音
情報を生成し、第2接点に引き続き第1接点がオフにさ
れたことが検出された場合に該所定の鍵に対応した楽音
情報の生成を停止する楽音情報生成手段と、該楽音情報
生成手段で生成された楽音情報に基づき楽音信号を生成
する楽音信号生成手段と、該楽音信号生成手段で前記所
定の鍵に対応した楽音信号を生成中に前記所定の鍵の第
2の接点のみがオフにされた状態に移行された後に、該
第2接点がオン又はオフにされたことが前記接点検出手
段で検出された場合に、前記楽音信号生成手段で生成中
の楽音信号に所定の加工を施す処理手段、を具備したこ
とを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明は、押圧の深さに応じてオン又はオフに
される第1接点及び第2接点を有する鍵盤装置を有する
電子楽器は、押鍵の際は第1接点に引き続き第2接点が
オンにされることにより発音が開始されるが、離鍵の際
は第2接点がオフになっても第1接点がオフにならなけ
れば発音は持続されるという特性に着目してなされたも
のである。
される第1接点及び第2接点を有する鍵盤装置を有する
電子楽器は、押鍵の際は第1接点に引き続き第2接点が
オンにされることにより発音が開始されるが、離鍵の際
は第2接点がオフになっても第1接点がオフにならなけ
れば発音は持続されるという特性に着目してなされたも
のである。
【0014】即ち、鍵盤装置の所定の鍵が押鍵されるこ
とにより、接点検出手段で第1接点に引き続き第2接点
がオンにされたことを検出して楽音信号の生成を開始す
るが、この楽音信号の生成中に上記所定の鍵の第2接点
がオフにされ、その後第1接点がオフにされることな
く、即ち完全に離鍵されることなく第2接点がオン又は
オフにされたことを検出した場合に、その時点で生成中
の楽音信号に所定の加工を施すようにしている。
とにより、接点検出手段で第1接点に引き続き第2接点
がオンにされたことを検出して楽音信号の生成を開始す
るが、この楽音信号の生成中に上記所定の鍵の第2接点
がオフにされ、その後第1接点がオフにされることな
く、即ち完全に離鍵されることなく第2接点がオン又は
オフにされたことを検出した場合に、その時点で生成中
の楽音信号に所定の加工を施すようにしている。
【0015】これにより、アフタータッチ検出装置を有
しない鍵盤装置であっても、押鍵により所定の楽音を発
生させた後に、当該鍵の押圧を若干弱くして第2接点の
みをオフにし、その後再度押圧して第2接点をオンにし
たり、さらに押圧を弱めて第2接点をオフにしたりする
ことにより、その時点で生成中の楽音信号に所定の加工
を施して所定の音楽効果、例えばキープレッシャー的効
果、ビブラート効果等を発生させることができるので、
簡単な構成であるにも拘らずアフタータッチ検出装置を
有する鍵盤装置と同様の音楽効果を発揮させることがで
きるものとなっている。
しない鍵盤装置であっても、押鍵により所定の楽音を発
生させた後に、当該鍵の押圧を若干弱くして第2接点の
みをオフにし、その後再度押圧して第2接点をオンにし
たり、さらに押圧を弱めて第2接点をオフにしたりする
ことにより、その時点で生成中の楽音信号に所定の加工
を施して所定の音楽効果、例えばキープレッシャー的効
果、ビブラート効果等を発生させることができるので、
簡単な構成であるにも拘らずアフタータッチ検出装置を
有する鍵盤装置と同様の音楽効果を発揮させることがで
きるものとなっている。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例につき図面を参照しな
がら詳細に説明する。図1は、本発明に係る電子楽器の
実施例の概略的な構成を示すブロック図である。
がら詳細に説明する。図1は、本発明に係る電子楽器の
実施例の概略的な構成を示すブロック図である。
【0017】本電子楽器は、その主要部である中央処理
装置(以下、「CPU」という)10、リードオンリメ
モリ(以下、「ROM」という)11、ランダムアクセ
スメモリ(以下、「RAM」という)12、パネルスキ
ャン回路13、鍵盤スキャン回路15及び楽音発生回路
18が、システムバス30によって相互に接続されて構
成されている。システムバス30は、例えばアドレスバ
ス、データバス及び制御信号線等で成る。
装置(以下、「CPU」という)10、リードオンリメ
モリ(以下、「ROM」という)11、ランダムアクセ
スメモリ(以下、「RAM」という)12、パネルスキ
ャン回路13、鍵盤スキャン回路15及び楽音発生回路
18が、システムバス30によって相互に接続されて構
成されている。システムバス30は、例えばアドレスバ
ス、データバス及び制御信号線等で成る。
【0018】CPU10は接点検出手段の一部、楽音情
報生成手段及び処理手段に対応するものであり、ROM
11に記憶されている制御プログラムに従って当該電子
楽器の各部を制御する。
報生成手段及び処理手段に対応するものであり、ROM
11に記憶されている制御プログラムに従って当該電子
楽器の各部を制御する。
【0019】例えば、CPU10は、操作パネル14か
らパネルスキャン回路13を介して音色ナンバを取り込
み、また、鍵盤装置16から鍵盤スキャン回路15を介
してキーナンバ、イニシャルタッチデータ等を取り込
み、これらに基づいてROM11から音色パラメータを
読み出して楽音発生回路18に送ることにより、所定の
楽音を発生させる処理等を行う。また、CPU10は、
この発明の特徴に関係する処理、即ち上記楽音発生回路
18で発生されている楽音信号に所定の変更を加える処
理等を行う。
らパネルスキャン回路13を介して音色ナンバを取り込
み、また、鍵盤装置16から鍵盤スキャン回路15を介
してキーナンバ、イニシャルタッチデータ等を取り込
み、これらに基づいてROM11から音色パラメータを
読み出して楽音発生回路18に送ることにより、所定の
楽音を発生させる処理等を行う。また、CPU10は、
この発明の特徴に関係する処理、即ち上記楽音発生回路
18で発生されている楽音信号に所定の変更を加える処
理等を行う。
【0020】このCPU10はタイマを内蔵している。
このタイマは、一定周期でCPU10に対する割り込み
を発生させるものであり、後述するベロシティの検出に
使用される。
このタイマは、一定周期でCPU10に対する割り込み
を発生させるものであり、後述するベロシティの検出に
使用される。
【0021】このCPU10には、MIDIインタフェ
ース回路17が接続されている。MIDIインタフェー
ス回路17は、本電子楽器と外部装置との間のMIDI
データの受け渡しを制御するものである。外部装置とし
ては、例えばMIDIデータを処理するパーソナルコン
ピュータや他の電子楽器等を挙げることができる。
ース回路17が接続されている。MIDIインタフェー
ス回路17は、本電子楽器と外部装置との間のMIDI
データの受け渡しを制御するものである。外部装置とし
ては、例えばMIDIデータを処理するパーソナルコン
ピュータや他の電子楽器等を挙げることができる。
【0022】ROM11には、上述したように、CPU
10の制御プログラムが格納される他、CPU10が使
用する種々の固定データが記憶される。また、このRO
M11には、所定の音色の楽音を発生させるための音色
パラメータ、自動伴奏を行わせるための自動伴奏データ
等も記憶される。
10の制御プログラムが格納される他、CPU10が使
用する種々の固定データが記憶される。また、このRO
M11には、所定の音色の楽音を発生させるための音色
パラメータ、自動伴奏を行わせるための自動伴奏データ
等も記憶される。
【0023】音色パラメータは、音色及び音域に対応し
て複数種類が設けられており、各音色パラメータは、例
えば、波形アドレス、周波数データ、エンベロープデー
タ、フィルタ係数等で構成されている。自動伴奏データ
は、例えば発音又は消音を制御するデータや音色を制御
するデータ等から構成されるが、本発明とは直接関係し
ないので詳細な説明は省略する。
て複数種類が設けられており、各音色パラメータは、例
えば、波形アドレス、周波数データ、エンベロープデー
タ、フィルタ係数等で構成されている。自動伴奏データ
は、例えば発音又は消音を制御するデータや音色を制御
するデータ等から構成されるが、本発明とは直接関係し
ないので詳細な説明は省略する。
【0024】RAM12は、CPU10が処理に使用す
る種々のデータを一時的に記憶するものであり、当該電
子楽器を制御するための各種レジスタ、カウンタ、フラ
グ等が定義されている。
る種々のデータを一時的に記憶するものであり、当該電
子楽器を制御するための各種レジスタ、カウンタ、フラ
グ等が定義されている。
【0025】なお、上記音色パラメータや自動伴奏デー
タ等は、上記ROM11に代えて、このRAM12に記
憶するように構成しても良い。この場合、システムバス
30に例えばフロッピーディスク装置を接続すると共
に、フロッピーディスクに自動伴奏データや音色パラメ
ータを記憶せしめておき、例えば当該電子楽器の初期化
処理時にフロッピーディスク装置に装着されたフロッピ
ーディスクから自動伴奏データや音色パラメータをRA
M12にロードするように構成すれば良い。
タ等は、上記ROM11に代えて、このRAM12に記
憶するように構成しても良い。この場合、システムバス
30に例えばフロッピーディスク装置を接続すると共
に、フロッピーディスクに自動伴奏データや音色パラメ
ータを記憶せしめておき、例えば当該電子楽器の初期化
処理時にフロッピーディスク装置に装着されたフロッピ
ーディスクから自動伴奏データや音色パラメータをRA
M12にロードするように構成すれば良い。
【0026】操作パネル14には、詳細は図示しない
が、当該電子楽器を制御するための各種スイッチ類及び
各種表示器が設けられている。上記スイッチ類には、例
えば、音色選択スイッチ、リズム選択スイッチ、音量ス
イッチ、音響効果スイッチ、自動伴奏スイッチ等が含ま
れている。
が、当該電子楽器を制御するための各種スイッチ類及び
各種表示器が設けられている。上記スイッチ類には、例
えば、音色選択スイッチ、リズム選択スイッチ、音量ス
イッチ、音響効果スイッチ、自動伴奏スイッチ等が含ま
れている。
【0027】上記音色選択スイッチは本電子楽器で用意
されている複数音色の中から1つの音色を選択するため
に使用され、リズム選択スイッチは同様に複数リズムの
中から1つのリズムを選択するために使用され、音量ス
イッチは発音すべき楽音の音量を制御するため使用さ
れ、音響効果スイッチは音響効果の種類を指定するため
に使用され、自動伴奏スイッチは本電子楽器を自動伴奏
モードで動作させるために使用される。
されている複数音色の中から1つの音色を選択するため
に使用され、リズム選択スイッチは同様に複数リズムの
中から1つのリズムを選択するために使用され、音量ス
イッチは発音すべき楽音の音量を制御するため使用さ
れ、音響効果スイッチは音響効果の種類を指定するため
に使用され、自動伴奏スイッチは本電子楽器を自動伴奏
モードで動作させるために使用される。
【0028】操作パネル14に設けられた表示器は、上
記各スイッチの設定状態を示すLED表示器、電子楽器
の状態や各種メッセージを文字等で表示するLCD表示
器等で構成される。これら表示器に表示される内容はC
PU10から送られてくるデータに従う。この操作パネ
ル14は、パネルスキャン回路13に接続されている。
記各スイッチの設定状態を示すLED表示器、電子楽器
の状態や各種メッセージを文字等で表示するLCD表示
器等で構成される。これら表示器に表示される内容はC
PU10から送られてくるデータに従う。この操作パネ
ル14は、パネルスキャン回路13に接続されている。
【0029】パネルスキャン回路13は、操作パネル1
4とCPU10との間のデータ送受を制御するものであ
る。即ち、パネルスキャン回路13は操作パネル14に
対してスキャン信号を送出する。操作パネル14は、こ
のスキャン信号に応答してスイッチのオン/オフ状態を
示す信号をパネルスキャン回路13に返送する。パネル
スキャン回路13は、操作パネル14から受け取ったス
イッチのオン/オフ状態を示す信号をシステムバス30
を介してCPU10に送出する。
4とCPU10との間のデータ送受を制御するものであ
る。即ち、パネルスキャン回路13は操作パネル14に
対してスキャン信号を送出する。操作パネル14は、こ
のスキャン信号に応答してスイッチのオン/オフ状態を
示す信号をパネルスキャン回路13に返送する。パネル
スキャン回路13は、操作パネル14から受け取ったス
イッチのオン/オフ状態を示す信号をシステムバス30
を介してCPU10に送出する。
【0030】また、パネルスキャン回路13は、CPU
10からシステムバス30を介して送られてきた表示用
のデータを操作パネル14に送る。これにより、操作パ
ネル14に設けられたLED表示器の点灯又は消灯、及
びLCD表示器の表示内容の変更等が行われる。
10からシステムバス30を介して送られてきた表示用
のデータを操作パネル14に送る。これにより、操作パ
ネル14に設けられたLED表示器の点灯又は消灯、及
びLCD表示器の表示内容の変更等が行われる。
【0031】鍵盤装置16は、音高を指示するため又は
コードを指定するための複数の鍵を有して構成されてい
る。この鍵盤装置16としては、例えば2接点方式の鍵
盤装置が用いられる。
コードを指定するための複数の鍵を有して構成されてい
る。この鍵盤装置16としては、例えば2接点方式の鍵
盤装置が用いられる。
【0032】即ち、鍵盤装置16の各鍵は、押鍵又は離
鍵動作によってオン/オフする2個のキースイッチを有
し、それぞれ異なる押圧深さでオン/オフするようにな
っている。この実施例では、押鍵により先にオンにされ
るキースイッチを第1接点S1とし、後にオンにされる
キースイッチを第2接点S2としている。なお、離鍵時
は、第2接点S2が先にオフにされ、第1接点S1が後
にオフにされる。
鍵動作によってオン/オフする2個のキースイッチを有
し、それぞれ異なる押圧深さでオン/オフするようにな
っている。この実施例では、押鍵により先にオンにされ
るキースイッチを第1接点S1とし、後にオンにされる
キースイッチを第2接点S2としている。なお、離鍵時
は、第2接点S2が先にオフにされ、第1接点S1が後
にオフにされる。
【0033】この鍵盤装置16は、鍵盤スキャン回路1
5に接続され、第1接点S1及び第2接点S2のオン/
オフ状態を示すデータを鍵盤スキャン回路15に送出す
るようになっている。
5に接続され、第1接点S1及び第2接点S2のオン/
オフ状態を示すデータを鍵盤スキャン回路15に送出す
るようになっている。
【0034】鍵盤スキャン回路15は、鍵盤装置16と
CPU10との間のデータの送受を制御するものであ
る。具体的には、鍵盤スキャン回路15は、鍵盤装置1
6に対してスキャン信号を送出する。鍵盤装置16は、
このスキャン信号に応答して第1接点S1又は第2接点
S2のオン/オフ状態を示すデータを鍵盤スキャン回路
15に返送する。
CPU10との間のデータの送受を制御するものであ
る。具体的には、鍵盤スキャン回路15は、鍵盤装置1
6に対してスキャン信号を送出する。鍵盤装置16は、
このスキャン信号に応答して第1接点S1又は第2接点
S2のオン/オフ状態を示すデータを鍵盤スキャン回路
15に返送する。
【0035】鍵盤スキャン回路15は、鍵盤装置16か
ら受け取った第1接点S1又は第2接点S2のオン/オ
フ状態を示すデータをシステムバス30を介してCPU
10に送る。CPU10は、受け取った上記第1接点S
1又は第2接点S2のオン/オフ状態を示すデータをR
AM12に格納する。このRAM12に格納されたデー
タは、押鍵速度の検出やイベントの有無の判断等に使用
される。
ら受け取った第1接点S1又は第2接点S2のオン/オ
フ状態を示すデータをシステムバス30を介してCPU
10に送る。CPU10は、受け取った上記第1接点S
1又は第2接点S2のオン/オフ状態を示すデータをR
AM12に格納する。このRAM12に格納されたデー
タは、押鍵速度の検出やイベントの有無の判断等に使用
される。
【0036】楽音発生回路18は楽音信号発生手段に対
応するものであり、例えば複数のオシレータを備えて構
成される。この楽音発生回路18には、図示しない波形
メモリが接続されている。波形メモリは、例えばROM
で構成される。波形メモリには、例えば、パルスコード
変調(PCM)された楽音波形データが記憶されてい
る。この波形メモリに記憶される楽音波形データは、複
数種類の音色を実現するべく、各鍵域と各音色に対応し
た複数種類の楽音波形データで成る。
応するものであり、例えば複数のオシレータを備えて構
成される。この楽音発生回路18には、図示しない波形
メモリが接続されている。波形メモリは、例えばROM
で構成される。波形メモリには、例えば、パルスコード
変調(PCM)された楽音波形データが記憶されてい
る。この波形メモリに記憶される楽音波形データは、複
数種類の音色を実現するべく、各鍵域と各音色に対応し
た複数種類の楽音波形データで成る。
【0037】楽音発生回路18は、CPU10からの音
色パラメータと発音開始指令を受けて波形メモリに記憶
された楽音波形データを読み出し、これにエンベロープ
を付加してデジタル楽音信号を生成するものである。ま
た、CPU10からの発音終了指令を受けて波形メモリ
からの楽音波形データの読み出しを終了し、デジタル楽
音信号の生成を停止するものである。この楽音発生回路
18で生成されたデジタル楽音信号はD/A変換器19
に送られる。
色パラメータと発音開始指令を受けて波形メモリに記憶
された楽音波形データを読み出し、これにエンベロープ
を付加してデジタル楽音信号を生成するものである。ま
た、CPU10からの発音終了指令を受けて波形メモリ
からの楽音波形データの読み出しを終了し、デジタル楽
音信号の生成を停止するものである。この楽音発生回路
18で生成されたデジタル楽音信号はD/A変換器19
に送られる。
【0038】D/A変換器19は、入力されたデジタル
信号をアナログ信号に変換して出力する周知のものであ
る。このD/A変換器19によりアナログ信号に変換さ
れた楽音信号は、増幅器20に供給される。
信号をアナログ信号に変換して出力する周知のものであ
る。このD/A変換器19によりアナログ信号に変換さ
れた楽音信号は、増幅器20に供給される。
【0039】増幅器20は、入力されたアナログ楽音信
号を所定の増幅率で増幅して出力するものである。この
増幅器20で所定の増幅が行われたアナログ楽音信号
は、スピーカ21に供給される。
号を所定の増幅率で増幅して出力するものである。この
増幅器20で所定の増幅が行われたアナログ楽音信号
は、スピーカ21に供給される。
【0040】スピーカ21は、電気信号としてのアナロ
グ楽音信号を音響信号に変換する周知のものである。こ
のスピーカ21により、鍵盤装置16の鍵の押下に対応
した楽音が放音されることになる。
グ楽音信号を音響信号に変換する周知のものである。こ
のスピーカ21により、鍵盤装置16の鍵の押下に対応
した楽音が放音されることになる。
【0041】次に、上記の構成において、当該電子楽器
の動作につき、押鍵により発生されている楽音を鍵操作
によって変化させる場合の動作を中心に説明する。な
お、本実施例では、楽音の変化の一例として、ベロシテ
ィを変化させる場合を例にとる。
の動作につき、押鍵により発生されている楽音を鍵操作
によって変化させる場合の動作を中心に説明する。な
お、本実施例では、楽音の変化の一例として、ベロシテ
ィを変化させる場合を例にとる。
【0042】図2は、本電子楽器のメインルーチンを示
すフローチャートであり、電源の投入により起動され
る。即ち、電源が投入されると、先ず、初期化処理が行
われる(ステップS10)。
すフローチャートであり、電源の投入により起動され
る。即ち、電源が投入されると、先ず、初期化処理が行
われる(ステップS10)。
【0043】この初期化処理は、CPU10の内部状態
を初期状態に設定するとともに、RAM12に定義され
ているレジスタ、カウンタ或いはフラグ等に初期値を設
定する処理である。また、この初期化処理では、楽音発
生回路18に所定のデータを送り、電源投入時に不要な
音が発生されるのを防止する処理も行われる。
を初期状態に設定するとともに、RAM12に定義され
ているレジスタ、カウンタ或いはフラグ等に初期値を設
定する処理である。また、この初期化処理では、楽音発
生回路18に所定のデータを送り、電源投入時に不要な
音が発生されるのを防止する処理も行われる。
【0044】この初期化処理が終了すると、パネルスイ
ッチスキャン処理が行われる(ステップS11)。この
パネルスイッチスキャン処理では、先ず、イベントマッ
プ作成が行われる。即ち、パネルスキャン回路13で操
作パネル14をスキャンすることにより、各スイッチの
オン/オフ状態を示すパネルデータを各スイッチに対応
したビット列として取り込む。
ッチスキャン処理が行われる(ステップS11)。この
パネルスイッチスキャン処理では、先ず、イベントマッ
プ作成が行われる。即ち、パネルスキャン回路13で操
作パネル14をスキャンすることにより、各スイッチの
オン/オフ状態を示すパネルデータを各スイッチに対応
したビット列として取り込む。
【0045】次いで、前回読み込んだパネルデータ(既
にRAM12に記憶されている)と、今回読み込んだパ
ネルデータとを比較し、相違するビットが存在するか否
かを調べる。そして、相違するビットが存在する場合
に、スイッチのイベントがあった旨を認識し、そのスイ
ッチに対応するビットをオンにしたイベントマップを作
成する。
にRAM12に記憶されている)と、今回読み込んだパ
ネルデータとを比較し、相違するビットが存在するか否
かを調べる。そして、相違するビットが存在する場合
に、スイッチのイベントがあった旨を認識し、そのスイ
ッチに対応するビットをオンにしたイベントマップを作
成する。
【0046】次いで、上記のようにして作成されたイベ
ントマップをビット毎に順次調べていき、オンになって
いるビットが発見されると、そのビットに対応するスイ
ッチの処理が行われる。即ち、音色選択スイッチ、リズ
ム選択スイッチ、音量スイッチ、音響効果スイッチ、自
動伴奏スイッチ等の各イベントに対する処理が行われる
ことになるが、これらの各処理は本発明の要旨とは直接
関係しないので詳細な説明は省略する。
ントマップをビット毎に順次調べていき、オンになって
いるビットが発見されると、そのビットに対応するスイ
ッチの処理が行われる。即ち、音色選択スイッチ、リズ
ム選択スイッチ、音量スイッチ、音響効果スイッチ、自
動伴奏スイッチ等の各イベントに対する処理が行われる
ことになるが、これらの各処理は本発明の要旨とは直接
関係しないので詳細な説明は省略する。
【0047】次いで、パネル表示処理が行われる(ステ
ップS12)。このパネル表示処理では、上記パネルス
イッチスキャン処理において、イベントがあった旨が検
出されたスイッチに対応するLED表示器の点灯又は消
灯、或いは上述したLCD表示器の表示内容の変更等が
行われる。
ップS12)。このパネル表示処理では、上記パネルス
イッチスキャン処理において、イベントがあった旨が検
出されたスイッチに対応するLED表示器の点灯又は消
灯、或いは上述したLCD表示器の表示内容の変更等が
行われる。
【0048】次いで、鍵盤スキャン処理が行われる(ス
テップS13)。この鍵盤スキャン処理の詳細は、図3
及び図4のフローチャートに示されている。この鍵盤ス
キャン処理の詳細については後述する。
テップS13)。この鍵盤スキャン処理の詳細は、図3
及び図4のフローチャートに示されている。この鍵盤ス
キャン処理の詳細については後述する。
【0049】鍵盤スキャン処理が終了すると、次いで、
MIDI処理が行われる(ステップS14)。このMI
DI処理では、MIDIインタフェース回路17を介し
て外部装置との間でMIDIデータを送受する処理等が
行われる。
MIDI処理が行われる(ステップS14)。このMI
DI処理では、MIDIインタフェース回路17を介し
て外部装置との間でMIDIデータを送受する処理等が
行われる。
【0050】これにより、外部装置としての例えば他の
電子楽器からMIDIデータを受信して本電子楽器の音
源(楽音発生回路18、D/A変換器19、増幅器20
及びスピーカ21等)を用いて楽音を発生させることが
可能となっている。また、本電子楽器の鍵盤装置16を
操作することにより生成されたMIDIデータを外部装
置としての他の電子楽器に送出し、他の電子楽器の音源
を用いて発音を行わせることもできる。
電子楽器からMIDIデータを受信して本電子楽器の音
源(楽音発生回路18、D/A変換器19、増幅器20
及びスピーカ21等)を用いて楽音を発生させることが
可能となっている。また、本電子楽器の鍵盤装置16を
操作することにより生成されたMIDIデータを外部装
置としての他の電子楽器に送出し、他の電子楽器の音源
を用いて発音を行わせることもできる。
【0051】次いで、その他の処理が行われる(ステッ
プS15)。この「その他の処理」では、例えば、シー
ケンサ処理、自動伴奏処理等が行われる。シーケンサ処
理は、図示しないシーケンサに記憶された楽音データを
読み出して発音させ、又は本電子楽器の鍵盤装置16を
操作することにより生成された楽音データをシーケンサ
に送出して記憶させる処理である。また、自動伴奏処理
は、例えばROM11に記憶された自動伴奏データに基
づいて自動伴奏音を発生させる処理である。
プS15)。この「その他の処理」では、例えば、シー
ケンサ処理、自動伴奏処理等が行われる。シーケンサ処
理は、図示しないシーケンサに記憶された楽音データを
読み出して発音させ、又は本電子楽器の鍵盤装置16を
操作することにより生成された楽音データをシーケンサ
に送出して記憶させる処理である。また、自動伴奏処理
は、例えばROM11に記憶された自動伴奏データに基
づいて自動伴奏音を発生させる処理である。
【0052】この「その他の処理」が終了すると、ステ
ップS11に戻って上述した処理を繰り返す。このよう
に、メインルーチンのステップS11〜S15の繰り返
し実行の過程で、パネル操作又は鍵盤操作に応じたイベ
ントが発生すると、そのイベントに対応する処理を行う
ことにより本電子楽器の各種機能が実現される。
ップS11に戻って上述した処理を繰り返す。このよう
に、メインルーチンのステップS11〜S15の繰り返
し実行の過程で、パネル操作又は鍵盤操作に応じたイベ
ントが発生すると、そのイベントに対応する処理を行う
ことにより本電子楽器の各種機能が実現される。
【0053】次に、上記鍵盤スキャン処理の詳細につ
き、図3及び図4のフローチャート及び図6の説明図を
参照しながら詳細に説明する。
き、図3及び図4のフローチャート及び図6の説明図を
参照しながら詳細に説明する。
【0054】鍵盤スキャン処理では、先ず、鍵盤イベン
トがあったか否かが調べられる(ステップS20)。こ
の鍵盤イベントの有無の判断は次のようにして行われ
る。即ち、先ず、鍵盤スキャン回路15で鍵盤装置16
をスキャンすることにより、例えば図6(B)に示すよ
うな現在の各鍵の第1接点S1及び第2接点のオン/オ
フ状態を示すデータを取り込む。このデータは新鍵盤デ
ータとしてRAM12の所定領域に格納される。
トがあったか否かが調べられる(ステップS20)。こ
の鍵盤イベントの有無の判断は次のようにして行われ
る。即ち、先ず、鍵盤スキャン回路15で鍵盤装置16
をスキャンすることにより、例えば図6(B)に示すよ
うな現在の各鍵の第1接点S1及び第2接点のオン/オ
フ状態を示すデータを取り込む。このデータは新鍵盤デ
ータとしてRAM12の所定領域に格納される。
【0055】図6(B)は、キーナンバ「3」、「6
0」及び「62」の各鍵は第1接点S1のみがオンにさ
れ、キーナンバ「4」及び「63」の各鍵は第1接点S
1及び第2接点S2が共にオンにされ、その他の鍵は第
1接点S1及び第2接点S2が共にオフにされている状
態を示している。
0」及び「62」の各鍵は第1接点S1のみがオンにさ
れ、キーナンバ「4」及び「63」の各鍵は第1接点S
1及び第2接点S2が共にオンにされ、その他の鍵は第
1接点S1及び第2接点S2が共にオフにされている状
態を示している。
【0056】次いで、この新鍵盤データと、例えば図6
(A)に示すような前回読み込んだ各鍵の第1接点S1
及び第2接点のオン/オフ状態を示すデータ(旧鍵盤デ
ータとしてRAM12の所定領域に既に記憶されてい
る)とを比較する。
(A)に示すような前回読み込んだ各鍵の第1接点S1
及び第2接点のオン/オフ状態を示すデータ(旧鍵盤デ
ータとしてRAM12の所定領域に既に記憶されてい
る)とを比較する。
【0057】図6(A)は、キーナンバ「3」、「6
1」及び「63」の各鍵は第1接点S1のみがオンにさ
れ、キーナンバ「4」及び「62」の各鍵は第1接点S
1及び第2接点S2が共にオンにされ、その他の鍵は第
1接点S1及び第2接点S2が共にオフにされている状
態を示している。
1」及び「63」の各鍵は第1接点S1のみがオンにさ
れ、キーナンバ「4」及び「62」の各鍵は第1接点S
1及び第2接点S2が共にオンにされ、その他の鍵は第
1接点S1及び第2接点S2が共にオフにされている状
態を示している。
【0058】上記新鍵盤データと旧鍵盤データとの比較
により相違するビットが存在することが判断された場合
は、相違するビット位置をオンにしたイベントマップを
作成する。イベントマップの作成は、具体的には、上記
新鍵盤データと旧鍵盤データとの排他的論理和をとるこ
とにより行われる。このようにして作成されたイベント
マップの一例を図6(C)に示す。
により相違するビットが存在することが判断された場合
は、相違するビット位置をオンにしたイベントマップを
作成する。イベントマップの作成は、具体的には、上記
新鍵盤データと旧鍵盤データとの排他的論理和をとるこ
とにより行われる。このようにして作成されたイベント
マップの一例を図6(C)に示す。
【0059】図6(C)は、キーナンバ「60」及び
「61」の各第1接点S1、キーナンバ「62」及び
「63」の各第2接点S2にイベントがあったことを示
している。上記鍵盤イベントの有無の判断、即ち、第1
接点S1及び第2接点S2のイベントの有無の判断は、
このイベントマップを参照することにより行われる。
「61」の各第1接点S1、キーナンバ「62」及び
「63」の各第2接点S2にイベントがあったことを示
している。上記鍵盤イベントの有無の判断、即ち、第1
接点S1及び第2接点S2のイベントの有無の判断は、
このイベントマップを参照することにより行われる。
【0060】上記新鍵盤データ、旧鍵盤データ及びイベ
ントマップの状態により、各鍵の作動状態を説明すると
以下のようになる。 キーナンバ「60」の鍵は、押鍵が開始されて押鍵途
中に移行したことを示している。この場合、第1接点S
1のオンイベントがあった旨が認識されることになる。 キーナンバ「63」の鍵は、押鍵途中から押鍵完了に
移行したことを示している。この場合、第2接点S2の
オンイベントがあった旨が認識されることになる。 キーナンバ「62」の鍵は、離鍵が開始されて離鍵途
中に移行したことを示している。この場合、第2接点S
2のオフイベントがあった旨が認識されることになる。 キーナンバ「61」の鍵は、離鍵又は押鍵の途中から
離鍵完了に移行したことを示している。この場合、第1
接点S1のオフイベントがあった旨が認識されることに
なる。 キーナンバ「3」の鍵は、押鍵又は離鍵の途中で第1
接点S1のみがオンにされた状態を継続していることを
示している。この場合、イベントの発生は認識されな
い。 キーナンバ「4」の鍵は、押鍵された状態が継続して
いることを示している。この場合、イベントの発生は認
識されない。 その他の鍵は、離鍵された状態が継続していることを
示している。この場合、イベントの発生は認識されな
い。
ントマップの状態により、各鍵の作動状態を説明すると
以下のようになる。 キーナンバ「60」の鍵は、押鍵が開始されて押鍵途
中に移行したことを示している。この場合、第1接点S
1のオンイベントがあった旨が認識されることになる。 キーナンバ「63」の鍵は、押鍵途中から押鍵完了に
移行したことを示している。この場合、第2接点S2の
オンイベントがあった旨が認識されることになる。 キーナンバ「62」の鍵は、離鍵が開始されて離鍵途
中に移行したことを示している。この場合、第2接点S
2のオフイベントがあった旨が認識されることになる。 キーナンバ「61」の鍵は、離鍵又は押鍵の途中から
離鍵完了に移行したことを示している。この場合、第1
接点S1のオフイベントがあった旨が認識されることに
なる。 キーナンバ「3」の鍵は、押鍵又は離鍵の途中で第1
接点S1のみがオンにされた状態を継続していることを
示している。この場合、イベントの発生は認識されな
い。 キーナンバ「4」の鍵は、押鍵された状態が継続して
いることを示している。この場合、イベントの発生は認
識されない。 その他の鍵は、離鍵された状態が継続していることを
示している。この場合、イベントの発生は認識されな
い。
【0061】上記のようにして作成されたイベントマッ
プを参照することによりイベントがあったことが判断さ
れると、次いで、第1接点S1のオンイベントであるか
否かが調べられる(ステップS21)。これは、第1接
点S1に対応するイベントマップの「1」がセットされ
ているビットに対応する新鍵盤データのビットに「1」
がセットされているものがあるか否かを調べることによ
り行われる。
プを参照することによりイベントがあったことが判断さ
れると、次いで、第1接点S1のオンイベントであるか
否かが調べられる(ステップS21)。これは、第1接
点S1に対応するイベントマップの「1」がセットされ
ているビットに対応する新鍵盤データのビットに「1」
がセットされているものがあるか否かを調べることによ
り行われる。
【0062】そして、第1接点S1のオンイベントであ
ることが判断されると、ベロシティ検出開始処理が行わ
れる(ステップS22)。図6に示した例では、キーナ
ンバ「60」の鍵に第1接点S1のオンイベントがあっ
たことが判断されるので、その鍵に対するベロシティ検
出開始処理が行われる。
ることが判断されると、ベロシティ検出開始処理が行わ
れる(ステップS22)。図6に示した例では、キーナ
ンバ「60」の鍵に第1接点S1のオンイベントがあっ
たことが判断されるので、その鍵に対するベロシティ検
出開始処理が行われる。
【0063】ベロシティ検出開始処理は、RAM12に
各鍵毎に設けられたタイマカウンタのうち該当するタイ
マカウンタをクリアすると共に、CPU10に内臓され
るタイマからの割り込みに同期して、タイマカウンタの
カウントアップを開始せしめる処理である。具体的に
は、RAM12に各鍵毎に設けられたタイマフラグTI
MEのうち該当するタイマフラグTIMEを「1」にセ
ットする処理が行われる。タイマ割込処理の詳細につい
ては後述する。
各鍵毎に設けられたタイマカウンタのうち該当するタイ
マカウンタをクリアすると共に、CPU10に内臓され
るタイマからの割り込みに同期して、タイマカウンタの
カウントアップを開始せしめる処理である。具体的に
は、RAM12に各鍵毎に設けられたタイマフラグTI
MEのうち該当するタイマフラグTIMEを「1」にセ
ットする処理が行われる。タイマ割込処理の詳細につい
ては後述する。
【0064】上記ステップS21で第1接点S1のオン
イベントがないことが判断された場合は、このベロシテ
ィ検出開始処理はスキップされる。
イベントがないことが判断された場合は、このベロシテ
ィ検出開始処理はスキップされる。
【0065】次いで、鍵盤イベントは第2接点S2のオ
ンイベントであるか否かが調べられる(ステップS2
3)。これは、第2接点S2に対応するイベントマップ
の「1」がセットされているビットに対応する新鍵盤デ
ータのビットに「1」がセットされているものが有るか
否かを調べることにより行われる。図6に示した例で
は、キーナンバ「63」に第2接点S2のオンイベント
があったことを示しているので、この場合、ステップS
24に進むことになる。
ンイベントであるか否かが調べられる(ステップS2
3)。これは、第2接点S2に対応するイベントマップ
の「1」がセットされているビットに対応する新鍵盤デ
ータのビットに「1」がセットされているものが有るか
否かを調べることにより行われる。図6に示した例で
は、キーナンバ「63」に第2接点S2のオンイベント
があったことを示しているので、この場合、ステップS
24に進むことになる。
【0066】上記ステップS23で鍵盤イベントが第2
接点S2のオンイベントであることが判断されると、次
いで、その鍵が現在発音中であるか否かが調べられる
(ステップS24)。これは、発音中マップを調べるこ
とにより行われる。
接点S2のオンイベントであることが判断されると、次
いで、その鍵が現在発音中であるか否かが調べられる
(ステップS24)。これは、発音中マップを調べるこ
とにより行われる。
【0067】ここで発音中マップとは、鍵盤装置16の
全鍵に対応して当該鍵が現在発音中であるか否かを記憶
するものであり、例えば図6(D)に示すような形式
で、RAM12に設けられるものである。図6(D)に
示した例では、キーナンバ「4」及び「62」が発音中
であることを示している。この発音中マップは、後述す
る発音処理及び消音処理で更新される。
全鍵に対応して当該鍵が現在発音中であるか否かを記憶
するものであり、例えば図6(D)に示すような形式
で、RAM12に設けられるものである。図6(D)に
示した例では、キーナンバ「4」及び「62」が発音中
であることを示している。この発音中マップは、後述す
る発音処理及び消音処理で更新される。
【0068】上記ステップS24で、発音中でないこと
が判断されると、ベロシティ検出終了処理が行われる
(ステップS25)。図6に示した例では、第2接点S
2のオンイベントがあったキーナンバ「63」の鍵は発
音中でないことを示しているので、ステップS25に進
んでベロシティ検出終了処理が行われることになる。
が判断されると、ベロシティ検出終了処理が行われる
(ステップS25)。図6に示した例では、第2接点S
2のオンイベントがあったキーナンバ「63」の鍵は発
音中でないことを示しているので、ステップS25に進
んでベロシティ検出終了処理が行われることになる。
【0069】ベロシティ検出終了処理は、第2接点S2
のオンイベントがあった鍵に対応するタイマカウンタの
カウントアップを停止せしめる処理である。具体的に
は、その鍵に対応するタイマフラグTIMEを「0」に
クリアする処理が行われる。そして、その時点でタイマ
カウンタにセットされている計数値が押鍵の速さ(強
さ)を示すベロシティ値として用いられることになる。
のオンイベントがあった鍵に対応するタイマカウンタの
カウントアップを停止せしめる処理である。具体的に
は、その鍵に対応するタイマフラグTIMEを「0」に
クリアする処理が行われる。そして、その時点でタイマ
カウンタにセットされている計数値が押鍵の速さ(強
さ)を示すベロシティ値として用いられることになる。
【0070】次いで、発音処理が行われる(ステップS
26)。この発音処理は、その時点で指定されている音
色や押鍵された鍵のキーナンバに応じてROM11から
音色パラメータ(波形アドレス、周波数データ、エンベ
ロープデータ、フィルタ係数等)を読み出し、これを楽
音発生回路18に送って楽音信号を生成せしめる処理で
ある。図6に示した例では、キーナンバ「63」に対す
る発音処理が行われることになる。
26)。この発音処理は、その時点で指定されている音
色や押鍵された鍵のキーナンバに応じてROM11から
音色パラメータ(波形アドレス、周波数データ、エンベ
ロープデータ、フィルタ係数等)を読み出し、これを楽
音発生回路18に送って楽音信号を生成せしめる処理で
ある。図6に示した例では、キーナンバ「63」に対す
る発音処理が行われることになる。
【0071】この際、上記ステップS25で得られたベ
ロシティ値に応じて上記音色パラメータ中のエンベロー
プデータが変更されて楽音発生回路18に送られる。こ
れにより、上述したように、D/A変換器19、増幅器
20及びスピーカ21を介して、打鍵強度に応じて強弱
が制御された楽音が放音されることになる。
ロシティ値に応じて上記音色パラメータ中のエンベロー
プデータが変更されて楽音発生回路18に送られる。こ
れにより、上述したように、D/A変換器19、増幅器
20及びスピーカ21を介して、打鍵強度に応じて強弱
が制御された楽音が放音されることになる。
【0072】また、この発音処理において、発音中マッ
プが更新される。即ち、第2接点S2のオンイベントが
あった鍵に対応する発音中マップのビットが「1」にセ
ットされる。図6に示した例では、同図(D)に示した
発音中マップのキーナンバ「63」に対応するビットが
「1」にセットされることになる。
プが更新される。即ち、第2接点S2のオンイベントが
あった鍵に対応する発音中マップのビットが「1」にセ
ットされる。図6に示した例では、同図(D)に示した
発音中マップのキーナンバ「63」に対応するビットが
「1」にセットされることになる。
【0073】一方、上記ステップS24で発音中である
ことが判断されると、ベロシティ変更処理が行われる
(ステップS27)。発音中であるにも拘らず第2接点
S2のオンイベントがあったことが認識されたというこ
とは、押鍵により発音が行われ、その後、第2接点S2
がオフにされた後に再度第2接点S2がオンにされたこ
とを意味する。従って、この場合は、本発明の特徴であ
るアフタータッチと同様の処理(この実施例ではベロシ
ティ変更処理)が行われることになる。
ことが判断されると、ベロシティ変更処理が行われる
(ステップS27)。発音中であるにも拘らず第2接点
S2のオンイベントがあったことが認識されたというこ
とは、押鍵により発音が行われ、その後、第2接点S2
がオフにされた後に再度第2接点S2がオンにされたこ
とを意味する。従って、この場合は、本発明の特徴であ
るアフタータッチと同様の処理(この実施例ではベロシ
ティ変更処理)が行われることになる。
【0074】図6には例示されていないが、もしキーナ
ンバ「63」の鍵が発音中(発音中マップの該当ビット
が「1」にセットされている)であれば、ベロシティ変
更処理が行われることになる。
ンバ「63」の鍵が発音中(発音中マップの該当ビット
が「1」にセットされている)であれば、ベロシティ変
更処理が行われることになる。
【0075】ベロシティ変更処理は、楽音発生回路18
に新しいエンベロープデータを送出することにより、楽
音発生回路18で現在生成されている楽音信号のエンベ
ロープを変更し、発音中の楽音の音量を変更せしめる処
理である。
に新しいエンベロープデータを送出することにより、楽
音発生回路18で現在生成されている楽音信号のエンベ
ロープを変更し、発音中の楽音の音量を変更せしめる処
理である。
【0076】発音処理(ステップS26)又はベロシテ
ィ変更処理(ステップS27)が終了し、又は上記ステ
ップS23で第2接点S2のオンイベントがなかったこ
とが判断されると、次いで、第2接点S2のオフイベン
トであるか否かが調べられる(ステップS28)。これ
は、第2接点S2に対応するイベントマップの「1」が
セットされているビットに対応する新鍵盤データのビッ
トに「0」がセットされているものが有るか否かを調べ
ることにより行われる。
ィ変更処理(ステップS27)が終了し、又は上記ステ
ップS23で第2接点S2のオンイベントがなかったこ
とが判断されると、次いで、第2接点S2のオフイベン
トであるか否かが調べられる(ステップS28)。これ
は、第2接点S2に対応するイベントマップの「1」が
セットされているビットに対応する新鍵盤データのビッ
トに「0」がセットされているものが有るか否かを調べ
ることにより行われる。
【0077】上記ステップS28で第2接点S2のオフ
イベントであることが判断されるとベロシティ変更処理
が行われる(ステップS29)。図6に示す例では、キ
ーナンバ「62」の鍵で第2接点S2のオフイベントが
あったことが判断される。
イベントであることが判断されるとベロシティ変更処理
が行われる(ステップS29)。図6に示す例では、キ
ーナンバ「62」の鍵で第2接点S2のオフイベントが
あったことが判断される。
【0078】ここで行うベロシティ変更処理は、上記ス
テップS27でベロシティを変更した場合に、変更され
たベロシティを元に戻す処理である。例えば、上記イベ
ント27でベロシティを大きくしたらこのステップS2
9で小さくし、逆に上記イベント27でベロシティを小
さくしたらこのステップS29で大きくする等の処理を
行う。
テップS27でベロシティを変更した場合に、変更され
たベロシティを元に戻す処理である。例えば、上記イベ
ント27でベロシティを大きくしたらこのステップS2
9で小さくし、逆に上記イベント27でベロシティを小
さくしたらこのステップS29で大きくする等の処理を
行う。
【0079】なお、このベロシティ変更処理では、上記
ステップS27でベロシティが変更されなかった場合、
つまり通常の押鍵及び離鍵を行った場合は何等の処理も
行われない。これは、ステップS27で所定のフラグを
セットしておき、このステップS29におけるベロシテ
ィ変更処理時に、上記所定のフラグを参照してベロシテ
ィを元に戻すか否かを決定することにより実現される。
ステップS27でベロシティが変更されなかった場合、
つまり通常の押鍵及び離鍵を行った場合は何等の処理も
行われない。これは、ステップS27で所定のフラグを
セットしておき、このステップS29におけるベロシテ
ィ変更処理時に、上記所定のフラグを参照してベロシテ
ィを元に戻すか否かを決定することにより実現される。
【0080】このベロシティ変更処理(ステップS2
9)又は上記ステップS28で第2接点S2のオフイベ
ントがなかったことが判断されると、次いで、第1接点
S1のオフイベントであるか否かが調べられる(ステッ
プS30)。これは、第1接点S1に対応するイベント
マップの「1」がセットされているビットに対応する新
鍵盤データのビットに「0」がセットされているものが
有るか否かを調べることにより行われる。
9)又は上記ステップS28で第2接点S2のオフイベ
ントがなかったことが判断されると、次いで、第1接点
S1のオフイベントであるか否かが調べられる(ステッ
プS30)。これは、第1接点S1に対応するイベント
マップの「1」がセットされているビットに対応する新
鍵盤データのビットに「0」がセットされているものが
有るか否かを調べることにより行われる。
【0081】そして、第1接点S1のオフイベントであ
ることが判断されると、次いで、第1接点S1のオフイ
ベントがあった鍵が現在発音中であるか否かが調べられ
る(ステップS31)。これは、上述した発音中マップ
を調べることにより行われる。図6に示した例では、キ
ーナンバ「61」に第1接点S1のオフイベントがあっ
たことが判断されるので、その鍵が発音中であるか否か
が調べられることになる。
ることが判断されると、次いで、第1接点S1のオフイ
ベントがあった鍵が現在発音中であるか否かが調べられ
る(ステップS31)。これは、上述した発音中マップ
を調べることにより行われる。図6に示した例では、キ
ーナンバ「61」に第1接点S1のオフイベントがあっ
たことが判断されるので、その鍵が発音中であるか否か
が調べられることになる。
【0082】ここで発音中でないことが判断されると、
ベロシティ検出停止処理が行われる(ステップS3
3)。発音中でないにも拘らず第1接点S1のオフイベ
ントがあったことが認識されたということは、押鍵によ
り第1接点S1がオンにされたが、その後、第2接点S
2がオンにされることなく第1接点S1がオフにされた
ことを意味する。かかる状態は、演奏者が誤って鍵に軽
く触れてしまったような場合に発生する。
ベロシティ検出停止処理が行われる(ステップS3
3)。発音中でないにも拘らず第1接点S1のオフイベ
ントがあったことが認識されたということは、押鍵によ
り第1接点S1がオンにされたが、その後、第2接点S
2がオンにされることなく第1接点S1がオフにされた
ことを意味する。かかる状態は、演奏者が誤って鍵に軽
く触れてしまったような場合に発生する。
【0083】従って、この場合は、先に第1接点S1の
オンイベントによりベロシティ検出開始処理が行われて
タイマカウンタのカウントアップが開始されたが、発音
を行わないのでベロシティ値は不要である。従って、R
AM12に設けられたタイマカウンタによるカウントア
ップを停止せしめることによりベロシティ検出処理を停
止せしめる。図6に示した例では、キーナンバ「61」
は発音中でないことが判断されるので、ベロシティ検出
停止処理が行われることになる。
オンイベントによりベロシティ検出開始処理が行われて
タイマカウンタのカウントアップが開始されたが、発音
を行わないのでベロシティ値は不要である。従って、R
AM12に設けられたタイマカウンタによるカウントア
ップを停止せしめることによりベロシティ検出処理を停
止せしめる。図6に示した例では、キーナンバ「61」
は発音中でないことが判断されるので、ベロシティ検出
停止処理が行われることになる。
【0084】ベロシティ検出停止処理は、具体的には、
RAM12に設けられたタイマフラグTIMEを「0」
にクリアする処理である。そして、その時点でタイマカ
ウンタにセットされている計数値は使用されない。
RAM12に設けられたタイマフラグTIMEを「0」
にクリアする処理である。そして、その時点でタイマカ
ウンタにセットされている計数値は使用されない。
【0085】上記ステップS31で発音中であることが
判断されると、消音処理が行われる(ステップS3
2)。この消音処理は、リリースのエンベロープデータ
を楽音発生回路18に送って、生成中の楽音信号を短時
間で消滅させる処理である。
判断されると、消音処理が行われる(ステップS3
2)。この消音処理は、リリースのエンベロープデータ
を楽音発生回路18に送って、生成中の楽音信号を短時
間で消滅させる処理である。
【0086】この消音処理において、発音中マップが更
新される。即ち、第1接点S1のオフイベントがあった
鍵に対応する発音中マップのビットが「0」にクリアさ
れる。図6には例示されていないが、もしキーナンバ
「61」の鍵が発音中(発音中マップの該当ビットが
「1」にセットされている)であれば、このケースに該
当する。
新される。即ち、第1接点S1のオフイベントがあった
鍵に対応する発音中マップのビットが「0」にクリアさ
れる。図6には例示されていないが、もしキーナンバ
「61」の鍵が発音中(発音中マップの該当ビットが
「1」にセットされている)であれば、このケースに該
当する。
【0087】消音処理(ステップS32)又はベロシテ
ィ検出停止処理(ステップS33)が終了し、又は上記
ステップS30で第1接点S1のオフイベントがなかっ
たことが判断されると、この鍵盤スキャン処理ルーチン
からリターンし、メインルーチンに戻る。
ィ検出停止処理(ステップS33)が終了し、又は上記
ステップS30で第1接点S1のオフイベントがなかっ
たことが判断されると、この鍵盤スキャン処理ルーチン
からリターンし、メインルーチンに戻る。
【0088】次に、タイマ割込処理ルーチンについて、
図5に示したフローチャートを参照しながら説明する。
なお、図では説明を簡単にするために1つの鍵に対する
処理のみを示しているが、実際は鍵盤装置16の全ての
鍵に対して同じ処理が行われる。
図5に示したフローチャートを参照しながら説明する。
なお、図では説明を簡単にするために1つの鍵に対する
処理のみを示しているが、実際は鍵盤装置16の全ての
鍵に対して同じ処理が行われる。
【0089】このタイマ割込処理ルーチンは、CPU1
0に内臓されるタイマからの信号がアクティブにされる
ことにより起動されるものであり、上述した各処理とは
独立に動作する。
0に内臓されるタイマからの信号がアクティブにされる
ことにより起動されるものであり、上述した各処理とは
独立に動作する。
【0090】このタイマ割込処理では、先ず、タイマフ
ラグTIMEが「1」であるか否かが調べられる(ステ
ップS40)。このタイマフラグTIMEは、上述した
ように、鍵盤スキャン処理ルーチンのベロシティ検出開
始処理(ステップS22)で「1」にセットされ、ベロ
シティ検出終了処理(ステップS25)で「0」にクリ
アされる。換言すれば、第1接点S1がオンになってか
ら第2接点S2がオンになるまでの間「1」にセットさ
れるものである。
ラグTIMEが「1」であるか否かが調べられる(ステ
ップS40)。このタイマフラグTIMEは、上述した
ように、鍵盤スキャン処理ルーチンのベロシティ検出開
始処理(ステップS22)で「1」にセットされ、ベロ
シティ検出終了処理(ステップS25)で「0」にクリ
アされる。換言すれば、第1接点S1がオンになってか
ら第2接点S2がオンになるまでの間「1」にセットさ
れるものである。
【0091】上記ステップS40で、タイマフラグTI
MEが「1」でないことが判断されると何等の処理をも
行わずにこのタイマ割込処理ルーチンからリターンす
る。即ち、タイマフラグTIMEが「0」である場合
は、タイマカウンタのインクリメントは行われない。
MEが「1」でないことが判断されると何等の処理をも
行わずにこのタイマ割込処理ルーチンからリターンす
る。即ち、タイマフラグTIMEが「0」である場合
は、タイマカウンタのインクリメントは行われない。
【0092】一方、上記ステップS40で、タイマフラ
グTIMEが「1」であることが判断されると、タイマ
カウンタがインクリメントされ(ステップS41)、そ
の後このタイマ割込処理ルーチンからリターンする。こ
れにより、タイマフラグTIMEが「1」にセットされ
てからの経過時間が、このタイマカウンタに累算される
ことになる。
グTIMEが「1」であることが判断されると、タイマ
カウンタがインクリメントされ(ステップS41)、そ
の後このタイマ割込処理ルーチンからリターンする。こ
れにより、タイマフラグTIMEが「1」にセットされ
てからの経過時間が、このタイマカウンタに累算される
ことになる。
【0093】なお、ベロシティの検出は、CPU10に
内蔵されるタイマの割り込みを用いてタイマ割込処理で
行うように構成したが、一定周期でカウントアップする
カウンタを設け、ベロシティ検出開始処理でこのカウン
タによる計数を開始させ、ベロシティ検出停止処理で計
数を停止させてその時点の計数値をベロシティ値として
用いるように構成しても良い。この場合も、上記タイマ
割込処理による場合と同様の効果を奏する。
内蔵されるタイマの割り込みを用いてタイマ割込処理で
行うように構成したが、一定周期でカウントアップする
カウンタを設け、ベロシティ検出開始処理でこのカウン
タによる計数を開始させ、ベロシティ検出停止処理で計
数を停止させてその時点の計数値をベロシティ値として
用いるように構成しても良い。この場合も、上記タイマ
割込処理による場合と同様の効果を奏する。
【0094】また、以上説明した第1接点S1、第2接
点S2のスキャンや、これら第1接点S1、第2接点S
2のスキャン結果に基づくベロシティの検出は、例えば
専用のLSI等で構成されるハードウエア回路で行うよ
うに構成しても良い。この場合、上記ハードウエア回路
から供給される第1接点S1、第2接点S2のイベント
の有無と種類を示す情報、及びベロシティ情報を参照し
て図3及び図4に示した各処理が行われる。
点S2のスキャンや、これら第1接点S1、第2接点S
2のスキャン結果に基づくベロシティの検出は、例えば
専用のLSI等で構成されるハードウエア回路で行うよ
うに構成しても良い。この場合、上記ハードウエア回路
から供給される第1接点S1、第2接点S2のイベント
の有無と種類を示す情報、及びベロシティ情報を参照し
て図3及び図4に示した各処理が行われる。
【0095】以上説明したように、この実施例によれ
ば、鍵盤装置16の所定の鍵が押鍵されることにより、
第1接点に引き続き第2接点がオンにされたことを検出
して楽音信号の生成を開始するが、この楽音信号の生成
中に上記所定の鍵の第2接点がオフにされ、その後第1
接点がオフにされることなく再度第2接点がオンにされ
たことを検出した場合に、その時点で生成中の楽音信号
のベロシティを変更し、その後第2接点S2がオフにさ
れることによりベロシティを元に戻すようにしている。
ば、鍵盤装置16の所定の鍵が押鍵されることにより、
第1接点に引き続き第2接点がオンにされたことを検出
して楽音信号の生成を開始するが、この楽音信号の生成
中に上記所定の鍵の第2接点がオフにされ、その後第1
接点がオフにされることなく再度第2接点がオンにされ
たことを検出した場合に、その時点で生成中の楽音信号
のベロシティを変更し、その後第2接点S2がオフにさ
れることによりベロシティを元に戻すようにしている。
【0096】これにより、アフタータッチ検出装置を有
しない鍵盤装置であっても、押鍵により所定の楽音が発
生された後の鍵操作に応じて、所定の音楽効果を発揮さ
せることができる。例えば、押鍵後に当該鍵の押圧が若
干弱められて第2接点がオフにされ、その後再度の押圧
により第2接点がオンにされたことを検出した場合に、
ベロシティ値を大きな値に変更すれば、キープレッシャ
ー的効果を発揮させることができる。また、ベロシティ
値を小さな値に変更すれば、フォルテピアノ的効果を発
揮させることができる。
しない鍵盤装置であっても、押鍵により所定の楽音が発
生された後の鍵操作に応じて、所定の音楽効果を発揮さ
せることができる。例えば、押鍵後に当該鍵の押圧が若
干弱められて第2接点がオフにされ、その後再度の押圧
により第2接点がオンにされたことを検出した場合に、
ベロシティ値を大きな値に変更すれば、キープレッシャ
ー的効果を発揮させることができる。また、ベロシティ
値を小さな値に変更すれば、フォルテピアノ的効果を発
揮させることができる。
【0097】なお、上記実施例では、押鍵による発音中
に第2接点がオフにされ、その後再度の第2接点がオン
にされたことを検出した場合に、ベロシティ値を変更す
るように構成したが、ピッチを変更するように構成して
もよい。この場合、音色パラメータ中の周波数データを
変更して楽音発生回路18に送出することになる。これ
により、ディレイビブラート効果やベンダー的効果を発
揮させることができる。
に第2接点がオフにされ、その後再度の第2接点がオン
にされたことを検出した場合に、ベロシティ値を変更す
るように構成したが、ピッチを変更するように構成して
もよい。この場合、音色パラメータ中の周波数データを
変更して楽音発生回路18に送出することになる。これ
により、ディレイビブラート効果やベンダー的効果を発
揮させることができる。
【0098】また、押鍵による発音中に第2接点がオフ
にされ、その後再度の第2接点がオンにされたことを検
出した場合に、フィルタ係数を変更するように構成して
もよい。この場合、音色パラメータ中のフィルタ係数を
変更して楽音発生回路18に送出することになる。これ
により、例えばカットオフ周波数、発生される倍音の数
やレベル等を制御することができ、所望の音色に変化さ
せることができる。
にされ、その後再度の第2接点がオンにされたことを検
出した場合に、フィルタ係数を変更するように構成して
もよい。この場合、音色パラメータ中のフィルタ係数を
変更して楽音発生回路18に送出することになる。これ
により、例えばカットオフ周波数、発生される倍音の数
やレベル等を制御することができ、所望の音色に変化さ
せることができる。
【0099】また、上記ベロシティ、ピッチ又はフィル
タ係数等の変更の有無及び程度を音色や音域毎に予め定
めておき、発音する音色や音域に応じて、ベロシティや
ピッチの変更の有無及び程度を制御するように構成して
も良い。また、上記ベロシティやピッチの変更の有無及
び程度は、操作パネルに設けられたスイッチ等によって
指示できるように構成しても良い。
タ係数等の変更の有無及び程度を音色や音域毎に予め定
めておき、発音する音色や音域に応じて、ベロシティや
ピッチの変更の有無及び程度を制御するように構成して
も良い。また、上記ベロシティやピッチの変更の有無及
び程度は、操作パネルに設けられたスイッチ等によって
指示できるように構成しても良い。
【0100】更に、上記実施例では、押鍵による発音中
に第2接点がオフにされ、その後再度の第2接点がオン
にされたことを検出した場合に、その時点で発生されて
いる楽音信号に変更を加えるように構成したが、発音中
に行われた第2接点のオン又はオフの回数を計数し、計
数値に応じて楽音信号に施す変更の程度を制御するよう
に構成することもできる。かかる構成によれば、鍵操作
に応じて例えばビブラートの深さが徐々に深くなるよう
な楽音を発生させることもできる。
に第2接点がオフにされ、その後再度の第2接点がオン
にされたことを検出した場合に、その時点で発生されて
いる楽音信号に変更を加えるように構成したが、発音中
に行われた第2接点のオン又はオフの回数を計数し、計
数値に応じて楽音信号に施す変更の程度を制御するよう
に構成することもできる。かかる構成によれば、鍵操作
に応じて例えばビブラートの深さが徐々に深くなるよう
な楽音を発生させることもできる。
【0101】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
アフタータッチ検出装置を持たない鍵盤装置であって
も、押鍵後の鍵操作によってアフタータッチ検出装置を
有する鍵盤装置と同様の音楽効果を発揮することのでき
る電子楽器を提供できる。
アフタータッチ検出装置を持たない鍵盤装置であって
も、押鍵後の鍵操作によってアフタータッチ検出装置を
有する鍵盤装置と同様の音楽効果を発揮することのでき
る電子楽器を提供できる。
【図1】本発明の電子楽器の実施例の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】本発明の実施例の動作を示すフローチャート
(メインルーチン)である。
(メインルーチン)である。
【図3】本発明の実施例の動作を示すフローチャート
(鍵盤スキャン処理ルーチン)である。
(鍵盤スキャン処理ルーチン)である。
【図4】本発明の実施例の動作を示すフローチャート
(鍵盤スキャン処理ルーチン)である。
(鍵盤スキャン処理ルーチン)である。
【図5】本発明の実施例の動作を示すフローチャート
(タイマ割込処理ルーチン)である。
(タイマ割込処理ルーチン)である。
【図6】本発明の実施例の動作を説明するための説明図
である。
である。
10 CPU 11 ROM 12 RAM 13 パネルスキャン回路 14 操作パネル 15 鍵盤スキャン回路 16 鍵盤装置 17 MIDIインタフェース回路 18 楽音発生回路 19 D/A変換器 20 増幅器 21 スピーカ 30 システムバス
Claims (1)
- 【請求項1】 所定の押圧深さでオン又はオフになる第
1接点と該所定の押圧深さより深い押圧深さでオン又は
オフになる第2接点とを各鍵毎に備えた鍵盤装置と、 該鍵盤装置の各鍵の第1接点又は第2接点がオン又はオ
フにされたことを検出する接点検出手段と、 該接点検出手段で所定の鍵の第1接点に引き続き第2接
点がオンにされたことが検出された場合に該所定の鍵に
対応した楽音情報を生成し、第2接点に引き続き第1接
点がオフにされたことが検出された場合に該所定の鍵に
対応した楽音情報の生成を停止する楽音情報生成手段
と、 該楽音情報生成手段で生成された楽音情報に基づき楽音
信号を生成する楽音信号生成手段と、 該楽音信号生成手段で前記所定の鍵に対応した楽音信号
を生成中に前記所定の鍵の第2の接点のみがオフにされ
た状態に移行された後に、該第2接点がオン又はオフに
されたことが前記接点検出手段で検出された場合に、前
記楽音信号生成手段で生成中の楽音信号に所定の加工を
施す処理手段、 とを具備したことを特徴とする電子楽器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5059363A JPH06250653A (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 電子楽器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5059363A JPH06250653A (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 電子楽器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06250653A true JPH06250653A (ja) | 1994-09-09 |
Family
ID=13111119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5059363A Withdrawn JPH06250653A (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 電子楽器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06250653A (ja) |
-
1993
- 1993-02-25 JP JP5059363A patent/JPH06250653A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000509 |