JPH06250576A - 円筒部材 - Google Patents

円筒部材

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JPH06250576A
JPH06250576A JP6132193A JP6132193A JPH06250576A JP H06250576 A JPH06250576 A JP H06250576A JP 6132193 A JP6132193 A JP 6132193A JP 6132193 A JP6132193 A JP 6132193A JP H06250576 A JPH06250576 A JP H06250576A
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cut
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祐介 山田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、導通が良好で、円筒とギ
ア、フランジの端部係合部材との結合力が十分で、円筒
と端部係合部材との結合作業の生産性が高い円筒部材を
提供することにある。 【構成】 本発明は、円筒の少なくとも一端に端部係合
部材を有する円筒部材において、端部係合部材が体積抵
抗率1×102 Ω・cm以下である導電性プラスチック
で形成されており、かつ円筒端部が端部係合部材の円筒
端部への挿入部分の凹部内に切り曲げられて結合されて
いる円筒部材である。 【効果】 本発明は、導通が良好で、円筒とギア、フラ
ンジ等の端部係合部材との結合力が十分で、円筒と端部
係合部材との結合作業の生産性が高い円筒部材を可能に
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機、プリンタ、ファ
クシミリ等の事務機器に使用される円筒部材に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、円筒型電子写真感光体(以下単に
感光ドラムと称する)は、図9に示すように、表面に感
光導電性物質を塗布した円筒の両端に、前記、感光ドラ
ムを回転させるためのドラムギアおよびドラムフランジ
(以下、単にギア又はフランジと称する)などの端部係
合部材を接着剤により接着したり、あるいは外部的な圧
力によりドラムシリンダーに圧入したりして円筒に結合
させていた。
【0003】接着による方法としてはギア又はフランジ
の円筒への挿入部分に接着剤を適量塗布し、嵌合させた
後、接着剤が完全に硬化するまで温度、湿度の影響を受
けないような場所(環境)に保存し、完全硬化させてい
た。接着に使用される接着剤の種類としては瞬間接着剤
あるいは、接着プライマーと嫌気性接着剤等が主に用い
られており、その用途、目的、必要強度等により適宜使
い分けられている。
【0004】また、一般にギア又はフランジの端部に
は、ドラム表面に滞在した電荷を逃がすため銅などでで
きたアース板をドラムのフランジに熱カシメを行って固
定されている。
【0005】しかしながら、上記従来の感光ドラムで
は、下記に示す幾つかの欠点があった。 (1)高温高湿下の環境(例えば、温度:32.5℃、
相対湿度:85%)で接着を行い、同環境において完全
硬化させた場合、硬化の途中で空気中に含有する水分が
接着面に対して悪影響を及ぼすためトルク強度が低下す
る。 (2)接着剤の種類によっては接着剤が完全に硬化する
までに非常に長い硬化時間を必要とするものもありその
間の保管スペースを確保したり、また、保管環境の温度
や湿度を一定に保つための設備等が必要であり、コス
ト、管理、生産性の観点からも不具合な点が多かった。 (3)高い接着強度を得るために、ギアやフランジの材
質に制約があった。 (4)ギア又はフランジ端部に円筒内面と接触する電極
板を設けて装置本体との導通をとる場合、接着後に接着
剤が完全硬化するまでの間に接着剤がダレてきて前記、
電極板と円筒内面との接触部分に接着剤が流れ込み、導
通不良を起こすことがあり、更にアース板部品費、アー
ス板取付加工費がかかるため、コスト面でも不具合な点
があった。 (5)圧入による嵌合の場合には、ギア又はフランジと
円筒との結合力が不十分であった。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、端
部係合部材に設けられる電極板と円筒との間の導通不
良、円筒とギアおよびフランジ等の端部係合部材との不
十分な結合力、円筒に端部係合部材を結合する作業の低
い生産性という問題点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、円筒の少なく
とも一端に端部係合部材を有する円筒部材において、端
部係合部材が体積抵抗率1×102 Ω・cm以下である
導電性プラスチックで形成されており、かつ円筒端部が
端部係合部材の円筒端部への挿入部分の凹部内に切り曲
げられて結合されていることを特徴とする円筒部材であ
る。
【0008】本発明による円筒部材は、端部係合部材が
導電性プラスチックであるため、アース板を介す必要な
し、円筒内面から直接アースを取ることが可能である。
さらに本発明による円筒部材は、円筒と端部係合部材と
の間で強い結合力を有する。この強い結合力は円筒端部
を、円筒端部に挿入された端部係合部材の凹部内に切り
曲げることによってもたらされるものである。即ち、円
筒端部を端部係合部材の凹部内に曲げるだけでなく、切
り曲げることによって、切り曲げられた円筒端部が端部
係合部材の凹部に緊密に入り込むことができるからであ
る。円筒端部の切り曲げは、突き当て部材により容易に
行うことができる。
【0009】切り曲げられる円筒を端部の肉厚は、0.
3〜1.5mm、特には0.5〜1.5mmが好適であ
る。また、円筒端部の切り曲げ部分の切られている長さ
は0.2mm以上、特には0.25mm以上が好適であ
る。
【0010】本発明による円筒部材は、感光ドラムをは
じめとする各像保持部材円筒と端部係合部材の強い結合
が求められる。プラテンローラー、搬送ローラー、定着
ローラー、印刷版ロールなど、駆動力を伝達される各種
ローラー部材としても有効である。
【0011】感光ドラムは所定の特性を得るためあるい
は適用される電子写真プロセスの種類に応じて種々の構
成をとるものである。電子写真感光体の代表的なものと
して円筒上に光導電層が形成されている感光ドラムおよ
び表面に保護層を備えた感光ドラムがあり広く用いられ
ている。円筒と光導電層から構成される感光ドラムは最
も一般的な電子写真プロセスによる、即ち帯電、画像露
光および現像、更に必要に応じた転写による画像形成に
用いられる。また保護層を備えた感光ドラムについてこ
の保護層は光導電層の保護、感光ドラムの機械的強度の
改善、暗減衰特性の改善、または、特定の電子写真プロ
セスに適用されるため、等の目的のために設けられるも
のである。
【0012】その他の像保持部材の代表的ないくつかは
次に説明される。(1)電子写真感光体の繰返し使用性
の改善の目的で電子写真感光体に形成された静電像を他
の像保持部材に転写して現像を行い、次いでトナー画像
は記録体に転写される。(2)また、電子写真感光体に
形成された静電像に対応させて他の像保持部材に静電像
を形成させる他の電子写真プロセスとして、多数の微細
な開口を有するスクリーン状の電子写真感光体に所定の
電子写真プロセスによって静電像を形成し、この静電像
を介して他の像保持部材にコロナ帯電処理を行なうこと
により、コロナのイオン流を変調させて静電像を他の像
保持部材に形成させて、これをトナー現像して記録体に
転写させて最終画像を形成するプロセスが挙げられる。
(3)また、他の電子写真プロセスによれば、電子写真
感光体もしくはその他の像保持部材に形成されたトナー
画像を直接記録体に転写しないでさらに他の像保持部材
に転写し、次いでこの像保持部材から記録体にトナー画
像を転写して定着する。このプロセスはカラー画像の形
成あるいは高速複写に特に有効である。記録体は通常、
紙、フィルムといった屈曲性に富んだものが多く、その
ために、三色画像を正確に位置合せをしながら記録体に
転写するよりも、変形を殆ど生ずることがないような材
料で形成できる像保持部材に三色画像を転写し、これを
一度に記録体に転写した方がより正確に位置合せされた
カラー画像が形成される。また、複写の高速化に対して
も、トナー画像が像保持部材を経て記録体に転写される
ことは有効である。(4)また、他のプロセスとして、
多針電極に電気信号を印加して像保持部材表面に、電気
信号に応じた静電像を形成し、これを現像して画像とす
ることができる。
【0013】(1)〜(4)のような静電像形成プロセ
スに用いられる像保持部材は光導電層を必要としない。
【0014】このように、静電像又はトナー画像が形成
される像保持部材としては表面層が保護層又は光導電層
である電子写真感光体をはじめとして、一般に表面層が
絶縁層である各種の部材が用いられる。
【0015】本発明による円筒部材の代表的な製造方法
は次の通りである。
【0016】鋼繊維や炭素繊維が充填された導電性プラ
スチックからなる端部係合部材を、アルミニウム、銅、
ステンレスなどから形成されている円筒の端部に挿入す
る。端部係合部材の挿入部には、端部係合部材の内部に
向って適当な形状(幅、高さ、深さなど)を持つ凹部が
設けられている。該凹部に対して嵌合している円筒端部
に先端が鋭角を成し該凹部とほぼ同じ幅を有する突き当
て部材を突き当てることにより、円筒端部をその位置か
ら一定の進入量をもって該凹部の内部に向かって進入さ
せることにより円筒端部が該凹部形状に沿った状態で曲
げと剪断がほぼ同時に行なわれ、切り曲げられた円筒端
部の剪断面が該凹部形状に緊密な密着した状態で嵌合
し、更に切り曲げられた円筒端部の内面が該凹部の側面
に緊密に密着した状態で結合される。
【0017】以下、円筒部材として感光ドラムの場合を
図面により説明する。図1は、本発明による感光ドラム
の断面図である。同図においては1は感光ドラムの端部
に結合され、感光ドラムを支持、回転させるためのギア
又はフランジ、2はギア又はフランジの円筒との嵌合部
に設けた凹部、3はアルミニウム合金から形成された円
筒であり、その表面に感光物質を塗布した光導電層5を
有し、前記ギア又はフランジ1とある一定のはめあい公
差で嵌合している。6はドラムを支持している支持ピン
で、ギア又はフランジ1の内面で嵌合しており、内面で
接触、摺動する。7はカートリッジ本体の側板である。
図2は円筒端部を切り曲げる工程の断面図および図3は
その平面図である。4はギア又はフランジ1と感光ドラ
ム3を嵌合させた後、感光ドラム3の円筒端部をギア又
はフランジ1に設けた凹部2に向かって進入、接触し、
曲げと剪断を行なうための突き当て部材である。
【0018】ギア又はフランジ1と円筒3とをギア又は
フランジ1の嵌合部外径に沿って嵌合させる。この時、
ギア又はフランジ1と円筒3のはめあいは両者の間にガ
タの生じることなく且つ、円筒3外径に対して変形の無
いはめあいが好ましい。より具体的にはギア又はフラン
ジ1と円筒3とのクリアランスが0〜10μmの場合が
良い。次にギア又はフランジ1と円筒3を嵌合させた
後、円筒3の外周部から、その先端が鋭角をもったツメ
形状の突き当て部材4が図2にしめすようにギア又はフ
ランジ1の円周方向に4箇所から円筒3の外周面に接触
する。この時、突き当て部材4の高さの位置が円筒3の
端面の位置と同じ高さであり、且つ、円筒3内部に嵌合
しているギア又はフランジ1の嵌合部分に設けた凹部2
の幅と前記突き当て部材4の先端部の幅とが同等の幅を
持ち、更にその位置関係にズレの無い状態で突き当て部
材4が直線移動し、円筒3外周部に接触する。そしてこ
の接触点からある一定の進入量をもって突き当て部材4
がギア又はフランジ1内部に向かって進入すると、円筒
3の端部から突き当て部材4の表面形状に沿って折れ曲
がり、更に進入が進むとやがて、ギア又はフランジ1の
嵌合部に設けた凹部2の幅に沿ったドラムシリンダー3
端部が剪断され、部分的に切れ曲がった円筒端部は凹部
2形状に緊密に密着した状態で固定され、ギア又はフラ
ンジ1とドラムシリンダー3が結合される。
【0019】この時により好ましくは突き当て部材4を
進入させることにより、円筒3の端部が完全に剪断さ
れ、その剪断面が凹部2の形状に緊密に密着した状態で
あるということである。このような状態であることによ
り部分的に曲げ切れた端部の剪断面がギア又はフランジ
1の嵌合部に設けた凹部2に密着して結合されているた
め、感光ドラムの回転方向及び軸方向に対してガタ、緩
み等が生じることなく、一層高い結合力を保持すること
が可能となる。更に、図4に示すごとく、この時のギア
又はフランジ1に設けた凹部2の位置は2箇所、3箇
所、4箇所、8箇所等と多部にわたっても良い。
【0020】また、突き当て部材4により切り曲げが行
なわれる円筒3端部は実質的には円筒表面が露出されて
おり、その円筒表面に塗布される感光物質のコート層端
面と円筒の端面との距離が1.0mm以上、好ましくは
5.0mm以上であることが望ましい。
【0021】図5は円筒端部を切り曲げる工程における
寸法関係の説明図である。図5に示すaは突き当て部材
4が円筒3の外周面に接触した位置からドラムシリンダ
ー3内部に向かって進入させた進入量であり、この進入
量aを調節することによりギア又はフランジ1と円筒3
の結合力を制御することが可能である。bは円筒3の肉
厚寸法で、通常、複写機等に用いられる感光ドラムとし
てはアルミニウムを基体とした引き抜き管が一般的であ
る後述の実施例においては神戸製鋼(株)製(品名:H
63S、肉厚:0.7mm、素管外径:φ29.92m
m、素管内径:φ28.50mm、長さ:260.5m
m)のものを使用した。この肉厚bは厚ければ厚いほ
ど、結合トルク強度は大きくなるが、余り厚すぎた場合
は円筒3端部を突き当て部材4に切り曲げる際に非常に
大きな力を伴うためにその周辺部の寸法精度に影響を与
えるために、上記のような円筒寸法の場合には0.3〜
1.5mm以内が好ましい。より好ましくは0.6〜
1.0mmの範囲であることが望ましい。突き当て部材
4の先端角度eはその形状等により自由に設定できる
が、基本的には鋭角をなし、好ましくは10〜70°、
より好ましくは20〜40°の範囲が良い。尚、後述の
実施例においては平滑な面より構成されるツメ型形状の
突き当て部材とし、その先端角度が30°、幅が3mm
のものとした。
【0022】fは円筒3の剪断面が凹部2に対して切り
曲げられた時に切られる端部の長さであり、この切られ
る長さが大きい程、結合力が増す。この切られ長さfは
進入量aにより左右されるが、0.2mm以上、特には
0.4mm以上であることが好ましい。
【0023】図6はギア又はフランジの凹部の寸法関係
の説明図である。cはギア又はフランジ1に設けた凹部
2の幅寸法であり、dは前記凹部2の高さ寸法である。
これら凹部2の寸法に関してはドラムシリンダーの外
径、肉厚などにより適宜、任意の値に設定することが可
能であるが、上記のような円筒寸法の場合は幅寸法cは
1.0mm以上、高さ寸法dは0.5mm以上であるこ
とが望ましい。更に、この凹部2の形状はこのような角
穴形状に限らず、丸穴形状、円弧形状、三角穴形状等、
ギア又はフランジ1の形状や外径等によってその形状、
寸法を設定してもよく更にその形状、寸法に合わせて突
き当て部材4の先端部形状を自由に変化させてもよい。
【0024】また凹部に曲げ込まれる円筒端部の幅は、
凹部の幅×0.95〜1の値、特には凹部の幅と同じで
あることが好ましい。
【0025】図7に感光ドラムを用いた一般的な転写式
電子写真装置の概略構成を示した。
【0026】図において、101は像担持体としての感
光ドラムであり軸101aを中心に矢印方向に所定の周
速度で回転駆動される。感光ドラムはその回転過程で帯
電手段102によりその周面に正または負の所定電位の
均一帯電を受け、次いで露光部103にて不図示の像露
光手段により光像露光L(スリット露光・レーザービー
ム走査露光など)を受ける。これにより感光ドラム周面
に露光像に対応した静電潜像が順次形成されていく。
【0027】その静電潜像はついで現像手段104でト
ナー現像されそのトナー現像像が転写手段105により
不図示の給紙部から感光ドラム101と転写手段105
との間に感光ドラムの回転と同期取りされて給送された
転写材Pの面に順次転写されていく。
【0028】像転写を受けた転写材Pは感光ドラム面か
ら分離されて像定着手段108へ導入されて像定着を受
けて複写物(コピー)として機外へプリントアウトされ
る。
【0029】像転写後の感光ドラムの表面はクリーニン
グ手段106にて転写残りトナーの除去を受けて清浄面
化されて、さらに、前露出手段107により除電処理さ
れて繰り返して像形成に使用される。
【0030】感光ドラムの均一帯電手段102としては
コロナ帯電装置が一般に広く使用されている。また転写
装置105もコロナ転写手段が一般に広く使用されてい
る。電子写真装置として、上述の感光ドラムや現像手
段、クリーニング手段などの構成要素のうち、複数のも
のを装置ユニットとして一体に結合して構成し、このユ
ニットを装置本体に対して着脱自在に構成しても良い。
例えば、帯電手段、現像手段およびクリーニング手段の
少なくとも1つを感光体とともに一体に支持してユニッ
トを形成し、装置本体に着脱自在の単一ユニットとし、
装置本体のレールなどの案内手段を用いて着脱自在の構
成にしても良い。このとき、上記の装置ユニットのほう
に帯電手段および/または現像手段を伴って構成しても
良い。
【0031】また、光像露光Lは、電子写真装置を複写
機やプリンタとして使用する場合には、原稿からの反射
光や透過光、あるいは、原稿を読取り信号化し、この信
号によりレーザービームの走査、LEDアレイの駆動、
または液晶シャッターアレイ駆動などにより行われる。
【0032】また、ファクシミリのプリンタとして使用
する場合には、光像露光Lは受信データをプリントする
ための露光になる。図8はこの場合の1例をブロック図
で示したものである。
【0033】コントローラ111は画像読取部110と
プリンタ119を制御する。コントローラ111の全体
はCPU117により制御されている。画像読取部から
の読取データは、送信回路113を通して相手局に送信
される。相手局から受けたデータは受信回路112を通
してプリンタ119に送られる。画像メモリには所定の
画像データが記憶される。プリンタコントローラ118
はプリンタ119を制御している。114は電話であ
る。
【0034】回線115から受信された画像(回線を介
して接続されたリモート端末からの画像情報)は、受信
回路112で復調された後、CPU117は画像情報の
復号処理を行い順次画像メモリ116に格納される。そ
して、少なくとも1ページの画像がメモリ116に格納
されると、そのページの画像記録を行なう。CPU11
7は、メモリ116より1ページの画像情報を読み出し
プリンタコントローラ118に複合化された1ページの
画像情報を送出する。プリンタコントローラ118は、
CPU117からの1ページの画像情報を受け取るとそ
のページの画像情報記録を行うべく、プリンタ119を
制御する。
【0035】尚、CPU117は、プリンタ119によ
る記録中に、次のページの受信を行なっている。
【0036】以上の様に、画像の受信と記録が行なわれ
る。
【0037】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。
【0038】(実施例1)神戸製鋼(株)製アルミニウ
ム引き抜き円筒(品名:H63S、嵌合部内径:φ2
8.50mm、肉厚:0.7mm、長さ:260.5m
m)からなるアルミニウム円筒上にカゼインのアンモニ
ア水溶液(カゼイン11.2g、28%アンモニア水1
g、水222ml)を浸漬コーティング法で塗工し、乾
燥して塗工量1.0g/m2 の下引層を形成した。
【0039】次に、アルミニウムクロライドフタロシア
ニン1重量部、ブチラール樹脂(商品名:エスレックB
M−2:積水化学(株)製)1重量部とイソプロピルア
ルコール30重量部をボールミル分散機で4時間分散し
た。この分散液を先に形成した下引層の上に浸漬コーテ
ィング法で塗工し、乾燥して電荷発生層を形成した。こ
の時の膜厚は0.3μmであった。
【0040】次に、1重量部のヒドラゾン化合物、ポリ
スルフォン樹脂(商品名:P1700:ユニオンカーバ
イト社製)1重量部とモノクロルベンゼン6重量部を混
合し、撹拌機で撹拌溶解した。この液を電荷発生層の上
に浸漬コーティング法で塗工し、乾燥して電荷輸送層を
形成した。この時の膜厚は12μmであった。
【0041】このようにして作製した感光体ドラムと導
電性ポリアセタール樹脂(商品名:「ジュラコンCE−
20」ポリプラスチック(株)製コポリマー)を射出成
形により作製したドラムギア(感光部外径:φ28.4
9mm、成形条件はノズル温度:200℃、シリンダー
温度:先端部180℃、中間部170℃、後部160
℃、射出圧力:800kg/cm2 、金型温度:キャビ
60℃、コア60℃)を嵌合し、前記、ギア又はフラン
ジの嵌合部に角穴形状の凹部(幅:3mm、高さ:1.
5mm、深さ:3mm)をギア又はフランジ1の中心か
ら直角方向に4箇所設け、前記、凹部2に対し先端部の
幅3mm、角度30度、材質SKD30、よりなる突き
当て部材4を進入量2.5mmで突き当て、円筒3端部
を凹部2の形状に沿った状態で曲げ、剪断を行ない、ギ
ア又はフランジ1とドラムシリンダー3を結合させた感
光ドラムを作製した。この時の剪断部における円筒端部
の切られた長さは1.4mmであった。また、この時の
ドラムシリンダー3と、ギア又はフランジ1との間で体
積抵抗率1×101 Ω・cmであった。
【0042】このようにして得られた感光ドラムをキヤ
ノン製レーザービームプリンタ(商品名:LBP−S
X)のプロセスカートリッジに装着し、このプロセスカ
ートリッジを高温高湿層(具体的には温度32.5℃、
相対湿度85%)に48時間放置した後、同環境におい
て前記プロセスカートリッジをレーザービームプリンタ
本体に設置し、間欠による10000枚の画像出しを行
なった。画像出しの結果、画像上も、アース不良等によ
る白スジ、白ヌケといった画像欠陥も無く、非常に良好
な画像が得られた。
【0043】更に、その後、プロセスカートリッジから
感光ドラムを取り外し、ギア又はフランジと円筒との結
合部に耐久によるガタ、緩み、外れ等の影響がないかど
うか確認したところ、耐久後のギア又はフランジの結合
部にガタ、緩み、外れ等の影響を一切見られなかった。
また、耐久後の感光ドラムを固定し、市販のトルクゲー
ジにて破壊トルクを測定したところ160kg−cmで
破壊した。
【0044】(実施例2)実施例1においてドラムギア
の材質を導電性PPE樹脂(商品名:「エミクリヤ E
C−3340」東芝ケミカル(株)製)にした以外は実
施例1と同条件で感光ドラムを作製し、同様な評価を行
なった結果、実施例1と同様な結果が得られ、そのとき
のシリンダーとドラムギアとの体積抵抗率は1.5×1
1 Ω・cmであった。また、この時の破壊トルクは1
58kg−cmであった。
【0045】(実施例3)実施例1において、ドラムギ
アの材質を導電性ナイロン樹脂(商品名:「MC501
CD」日本ポリペンコ(株)製)にした以外は実施例1
と同条件で感光ドラムを作製し、同様な評価を行った結
果、実施例1と同様な結果が得られ、そのときのシリン
ダーとドラムギアとの電気抵抗値は2×101 Ω・cm
であった。またこの時の破壊トルクは152kg−cm
であった。
【0046】(比較例1)実施例1において、ドラムギ
アの材質をポリカーボネート樹脂(商品名:「ユーピロ
ン LS−2030」三菱瓦斯化学(株)製)にして、
実施例1と同様に、ドラムギアを作製した。このドラム
ギアを瞬間接着剤(商品名「アロンアルファ・432F
TW」東亜合成化学工業(株)、接着剤量0.08g)
により、ドラムシリンダー嵌合部に接着し、温度32.
5℃、相対湿度85%の環境に48時間放置して、瞬間
接着剤を完全硬化させた。得られた感光ドラムを実施例
1と同様の方法で評価を行なった結果、アース不良によ
る白スジ、白抜けが、画像上に発生し、更に、耐久枚数
約500枚程度で、ギアがはずれた。この時のドラムシ
リンダーとドラムギアとの電気抵抗値は1×1016Ω・
cmであった。また、この時の接着破壊部を観察したと
ころ、ドラムギアと接着剤の界面で破壊が起こる、界面
破壊であった。
【0047】上記、実施例及び比較例の結果をまとめて
表1に示す。
【0048】
【表1】
【0049】
【発明の効果】以上、説明したように本発明による円筒
部材は次のような効果を有する。 (1)円筒の少なくとも一端に、端部係合部材を有する
円筒部材において、端部係合部材の材質が、導電性プラ
スチックであり、その体積抵抗率が1×102 Ω・cm
以下であり、前記端部係合部材の円筒との嵌合部分に凹
部を有し、該凹部に対して、円筒端部が緊密に密着した
状態で切り曲げられて結合されていることにより、各環
境下(特に低温低湿、または高温高湿)においてもその
外的影響を受けることなく、常に安定した結合力を保持
することが可能で且つ、従来の接着、および圧入による
方法と同等若しくはそれ以上のトルク強度が得られる。
更に、接着剤を使用しないため、フランジ材質を導電性
とすることで、ドラムシリンダーから、直接アースを取
ることが可能となり、従来、使用していたアース板が不
要となる。そのため、アース板部品コスト、アース板取
付加工コスト等が削減され、大幅なコストダウンが可能
である。 (2)円筒外周部より、突き当て部材を進入させるとい
う非常に簡単な方法で、端部係合部材と円筒を結合させ
ることが可能なため、従来の接着方法のように完全硬化
時間を必要とせず、瞬時にして結合させることができる
ので、生産性、コスト面、において有利である。 (3)接着剤を使用しないので、その性質管理や接着後
の乾燥工程、保管スペース等が必要とせず、管理面、経
済性、などの点で優れている。 (4)端部係合部材の材質により結合トルク強度が左右
されないので、その材質を目的、用途によって自由に選
択することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による感光ドラムの断面図である。
【図2】切り曲げる工程の円筒端部の断面図である。
【図3】切り曲げる工程の円筒端部の平面図である。
【図4】A〜Dは、それぞれ本発明による感光ドラムに
係合される端部係合部材の断面図である。
【図5】円筒端部を切り曲げる工程における寸法関係の
説明図である。
【図6】ギア又はフランジの凹部の寸法関係の説明図で
ある。
【図7】本発明による感光ドラムを用いた一般的な転写
式電子写真装置の概略構成図である。
【図8】本発明による感光ドラムを用いた電子写真装置
をプリンターとして使用したファクシミリのブロック図
である。
【図9】従来の接着によるドラムギアを結合させた場合
の感光ドラムの断面図である。
【符号の説明】
1 ドラムギア又はドラムフランジ 2 ドラムギア又はドラムフランジに設けた凹部 3 円筒 4 突き当て部材 5 感光層 6 角穴ポンチ 7 カートリッジ本体の側板 8 アース板 9 接着層 A アース板の接点 a 進入量 b 円筒肉厚 c 凹部の幅 d 凹部の高さ e 突き当て部材先端角度 f 剪断部における円筒の切られた長さ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒の少なくとも一端に端部係合部材を
    有する円筒部材において、端部係合部材が体積抵抗率1
    ×102 Ω・cm以下である導電性プラスチックで形成
    されており、かつ円筒端部が端部係合部材の円筒端部へ
    の挿入部分の凹部内に切り曲げられて結合されているこ
    とを特徴とする円筒部材。
  2. 【請求項2】 前記円筒端部の切り曲げ部分が肉厚0.
    3〜1.5mmのアルミニウム管である請求項1記載の
    円筒部材。
  3. 【請求項3】 前記円筒端部の切り曲げ部分の切られて
    いる長さが0.2mm以上である請求項1記載の円筒部
    材。
  4. 【請求項4】 前記円筒端部の切り曲げ部分の切られて
    いる長さが0.4mm以上である請求項1記載の円筒部
    材。
  5. 【請求項5】 表面に像保持層を有する円筒の少なくと
    も一端に端部係合部材を有する像保持部材において、円
    筒端部が端部係合部材の円筒端部への挿入部分の凹部内
    に切り曲げられて結合されていることを特徴とする像保
    持部材。
  6. 【請求項6】 像保持層が光導電層である請求項5記載
    の像保持部材。
  7. 【請求項7】 像保持層が絶縁層である請求項5記載の
    像保持部材。
  8. 【請求項8】 前記円筒端部の切り曲げ部分が肉厚0.
    3〜1.5mmのアルミニウム管で切られている長さが
    0.2mm以上である請求項6記載および7記載の像保
    持部材。
  9. 【請求項9】 前記端部係合部材の凹部の幅と切り曲げ
    られる円筒端部の幅が同じである請求項6および7記載
    の像保持部材。
  10. 【請求項10】 前記円筒端部の切り曲げされる部分に
    は像保持層が形成されていない請求項6および7記載の
    像保持部材。
  11. 【請求項11】 帯電手段、現像手段およびクリーニン
    グ手段の少なくとも1つを電子写真感光体とともに一体
    に支持してユニットを形成し、装置本体に着脱自在の単
    一ユニットとした装置ユニットにおいて、電子写真感光
    体が、光導電層を表面に有する円筒の少なくとも一端に
    端部係合部材を有し、円筒端部が端部係合部材の円筒端
    部への挿入部分の凹部内に切り曲げられて結合されてい
    る構成を有することを特徴とする装置ユニット。
  12. 【請求項12】 前記円筒端部の切り曲げ部分が肉厚
    0.3〜1.5mmのアルミニウム管で切られている長
    さが0.2mm以上である請求項11記載の装置ユニッ
    ト。
  13. 【請求項13】 光導電層を表面に有する円筒の少なく
    とも一端に端部係合部材を有し、円筒端部が端部係合部
    材の円筒端部への挿入部分の凹部内に切り曲げられて結
    合されている電子写真感光体、潜像形成手段、形成した
    潜像を現像する手段および現像した像を転写材に転写す
    る手段を有することを特徴とする電子写真装置。
  14. 【請求項14】 前記円筒端部の切り曲げ部分が肉厚
    0.3〜1.5mmのアルミニウム管で切られている長
    さが0.2mm以上である請求項13記載の電子写真感
    光体。
  15. 【請求項15】 光導電層を表面に有する円筒の少なく
    とも一端に端部係合部材を有し、円筒端部が端部係合部
    材の円筒端部への挿入部分の凹部内に切り曲げられて結
    合されている電子写真感光体、潜像形成手段、形成した
    潜像を現像する手段および現像した像を転写材に転写す
    る手段を有する電子写真装置並びにリモート端末からの
    画像情報を受信する受信手段を有することを特徴とする
    ファクシミリ。
  16. 【請求項16】 前記円筒端部の切り曲げ部分が肉厚
    0.3〜1.5mmのアルミニウム管で切られている長
    さが0.2mm以上である請求項15記載のファクシミ
    リ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004190709A (ja) * 2002-12-09 2004-07-08 Ito Denki Kk ローラ装置、並びに、ローラ装置の製造方法
US7369806B2 (en) 2004-07-29 2008-05-06 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Engagement method and system for an image forming apparatus
JP2014032323A (ja) * 2012-08-03 2014-02-20 Shin Etsu Polymer Co Ltd 加圧ローラ、定着装置及び画像形成装置
JP2014186222A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Kyocera Document Solutions Inc 定着装置及び画像形成装置

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