JPH06250057A - 光ファイバテープ心線に印字する印字方法 - Google Patents

光ファイバテープ心線に印字する印字方法

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JPH06250057A
JPH06250057A JP5054674A JP5467493A JPH06250057A JP H06250057 A JPH06250057 A JP H06250057A JP 5054674 A JP5054674 A JP 5054674A JP 5467493 A JP5467493 A JP 5467493A JP H06250057 A JPH06250057 A JP H06250057A
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optical fibers
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林 和 永 小
Katsuyoshi Ishida
田 克 義 石
Shinji Araki
木 真 治 荒
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、光ファイバテープ心線をアルコール
等できれいに拭いても、該心線に印字された識別記号等
の印字が薄くなり、或は掠れることによって読み取りに
くくなることが防止できる印字法を提供するものであ
る。 【構成】多数の光ファイバ素線fを被覆樹脂で被覆して
テープ化する前に多数の光ファイバ素線fを整列コロ3
によって密に揃え、揃えられた多数の光ファイバ素線f
の表面に直接印字し、その後テープ化ダイス1を通して
テープ化する、光ファイバテープ心線に印字する印字方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバテープ心線に
識別記号を印字するための印字方法に関するもので、印
字が薄くなり、あるいは掠れることによって読み取りに
くくなることを完全に防止できるものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光ファイバテープ心線の表面に、
例えば3番ユニットの2番テープを意味する「3−2」
等の識別記号をインクジェット等の印字方法によって印
字することが行われている。これらのテープ心線表面へ
の印字は、多数の心線を並列に並べ、これを紫外線硬化
性樹脂(UV樹脂)等の樹脂で被覆してテープ化し、そ
の直後の工程で被覆の表面に印字する方法によって行わ
れている。他方、通信ケーブルがジェリーコンパウンド
充填型の構造のものである場合、光ファイバを分岐して
接続するときには、ケーブルのチューブから引き出した
テープ心線に付着しているジェリーコンパウンドをアル
コール等できれいに拭き取らなければならない。ところ
が上記印字に用いられるインクは溶剤に顔料を溶かした
ものであるために、テープ心線の表面に付着したジェリ
ーを拭き取るときに印字が一緒に拭き取られてしまい、
印字された識別記号を識別することが困難になることが
多々あり、このために接続作業の能率を低下させ、ある
いは接続ミスを生じることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ジェリーコンパウンド
を拭き取る時にテープ心線表面に印字された識別記号が
一緒に拭き取られることを防止することを目的とし、そ
のために特別な印字インクを用いることなく印字記号を
明瞭に印字することができると共に、印字された識別記
号をテープ化のための被覆樹脂によって保護できるよう
に、その印字方法を工夫することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のために講
じた手段は、多数の光ファイバ素線を被覆樹脂で被覆し
てテープ化する前に多数の光ファイバ素線を整列コロに
よって密に揃え、揃えられた多数の光ファイバ素線の表
面に直接印字し、その直後テープ化ダイスを通してテー
プ化したことである。
【0005】
【作 用】多数の光ファイバ素線が整列コロによって
互いに密に整列した状態で同一平面に備えられたあと、
その表面に従来のインク、従来の印字装置を用いて直接
印字がなされる。その直後に光ファイバ素線はテープ化
ダイスを通過して、従来と同様にUV樹脂等によって被
覆されてテープ化され、この被覆樹脂によって光ファイ
バ素線の表面に印字された識別記号が被覆されて保護さ
れる。テープ化のための被覆樹脂は極めて薄いために、
この被覆を通して光ファイバ素線の表面に印字された識
別記号が透けて見える。被覆樹脂によって被覆されてい
るので、テープ心線の表面に付着したジェリー状コンパ
ウンドをアルコール等で拭き取ってもこれによって光フ
ァイバ素線の表面に印字された識別記号が消し去られる
ことはない。
【0006】
【実 施 例】次いで、図面を参照しつつ実施例を説明
する。この発明を実施する装置は、従来のテープ化ダイ
ス1の直前に従来の印字インジェクタ2が配置され、さ
らにその直前に整列コロ3が配置されている。多数の光
ファイバ素線fが整列コロ3によって図2に示すとおり
に同一平面に密に揃えられる。光ファイバ素線fの線径
は極めて細いものであるから、揃えられたその一群の表
面は平滑な表面である。この表面に印字インジェクタ2
によって識別記号が印字される。この印字の直後に密に
揃えられた一群の光ファイバ素線がテープ化ダイス1を
通過して被覆され、さらに紫外線照射装置4を通過して
テープ心線Tが完成される。整列コロ3は、前後および
上下にずらして配置した二つの溝付きコロ10、11に
よって構成されたものである。溝付きコロ10、11は
同一水平面に上下から接する状態で配置されており、揃
える光ファイバ素線の数と等しい数の断面半円の環状溝
gを有している。この溝付きコロ10、11は光ファイ
バ素線の数が12本(同素線の線径dが250μm)を
揃えるためのもので、耐摩耗性の高い4フッ化エチレン
樹脂(いわゆるテフロン)製で、その直径Dは20mm
である。溝付きコロ10、11の環状溝gの幅Bは25
0μm、深さHは125μmである。上記の溝付きコロ
の環状溝gの内面の曲率中心は外周面上にあり、互いに
隣接する環状溝gは当該外周面上で互いに接している。
この構造の溝付きコロを用いることによって光ファイバ
素線を互いに擦り合わせないで可及的に密に整列させる
ことができる。
【0007】
【効 果】前記の本発明の課題を解決した発明は未だ
公知ではない。したがって、本発明の課題は新規であ
り、この新規な課題を解決して上記従来技術の問題を解
消したことが本発明の特有の顕著な効果である。すなわ
ち、テープ心線をアルコールで拭いても、これによって
テープ心線に印字した識別記号が消されることがなく、
したがって、識別記号の不明瞭、ないしは識別不能の状
態が起ることに伴う作業ミスの問題、あるいは作業の能
率低下の問題を解消することができるものである。さら
に、別途の発明として、被覆樹脂の表面に印字した直後
に印字部に樹脂を吹き付ける等の手段により印字部を樹
脂被膜でコーティングするという方法によっても上記課
題を解決することができる。しかし、この方法によると
きはコーティング樹脂被膜の塗布装置と塗布した樹脂を
迅速に硬化させる硬化装置を印字装置の直後に配置する
ことが必要であるので、装置全体のコストを著しく押し
上げることになる。これに対して本発明は従来の装置に
極めて安価な整列コロを付加するにすぎないので、殆ど
装置のコストアップにはならない。このことは、装置全
体のコスト低減の面から極めて有利な効果である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】溝付きコロの一部拡大図である。
【符号の説明】
1・・・テープ化ダイス 2・・・印字インクジェット 3・・・整列コロ 4・・・紫外線照射装置 11、12・・・溝付きコロ f・・・光ファイバ素線 T・・・テープ心線 g・・・環状溝 B・・・環状溝の幅 H・・・環状溝の深さ d・・・線径

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の光ファイバ素線を被覆樹脂で被覆し
    てテープ化する前に多数の光ファイバ素線を整列コロに
    よって密に揃え、揃えられた多数の光ファイバ素線の表
    面に直接印字し、その後テープ化ダイスを通してテープ
    化する、光ファイバテープ心線に印字する印字方法。
  2. 【請求項2】テープ化装置の前に印字装置を配置し、さ
    らにその前に溝付きコロによる整列コロを配置した、光
    ファイバテープ心線に印字する印字装置。
JP05467493A 1993-02-22 1993-02-22 光ファイバテープ心線に印字する印字方法及び装置 Expired - Lifetime JP3281667B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6333071B1 (en) * 1998-12-25 2001-12-25 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Method and apparatus for producing optical fiber ribbons
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