JPH0624987U

JPH0624987U - ボールペン軸表示筒

Info

Publication number: JPH0624987U
Application number: JP7277792U
Authority: JP
Inventors: 和男林
Original assignee: 和男林
Priority date: 1992-09-07
Filing date: 1992-09-07
Publication date: 1994-04-05

Abstract

(57)【要約】【目的】ボールペン軸内に氏名等を表示することによ
り、そのボールペンの所持者を判別することができるよ
うにする。【構成】ボールペン軸内に所持者の氏名等を記載した
表示筒を内蔵させたボールペン軸表示筒を提供する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、ボールペン軸内に氏名や識別を施した紙片を内蔵させたボールペン軸表示筒に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、ボールペンには所持者の記名をするところが全く無い。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは、次のような欠点があった。複数の人が机を並べて筆記をしているときなど、どちらが誰のボールペンか見分けがつかなくて誠に不便を感ずることがあった。本考案は、この欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

ボールペン軸（１）のキャップ（２）を外し表示筒（３）を内蔵する。本考案は、以上のような構成よりなるボールペン軸表示筒である。

【０００５】

【作用】

表示筒（３）の表面に所持者の氏名を記入して、ボールペン（１）の軸内にこれを内蔵させたものである。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案の実施例について説明する。先ず、表示筒（３）に所持者の氏名やマーク、その他色別や図柄を施して、ボールペン（１）のキャップ（２）を外し、ボールペン軸内にこれを内蔵させてキャップ（２）で密封させる。（７）は軸芯を示す。表示筒（３）は円筒に限らず、三角や四角等の多角形にしたり、短冊（図２の４，５，６参照）等にして内蔵させることもできる。又、図３の断面図に示す如く、ボールペン（１）の断面は六角形等の多面体を形成させるため、頂角付近は凸レンズ効果（Ａ）を現わし棒状の凸レンズを構成する。従って、表示筒（３）の文字や記号を拡大させて見せることができる。本案は以上のような構成である。

【０００７】

【考案の効果】

従って、ボールペン軸内には所持者の名前や色別、マーク等がいつも表示されているから机上に置いたり、長時間不在しても自分のボールペンはすぐ判別する事ができる。又、表示筒（３）には個人名に限らず、会社や銀行名のマークその他宣伝文句等を表示すれば、広告として尚一層の宣伝効果をあげることができる。更に、これ等はボールペン軸内に装着されているので、外部からの損傷を全く受けることがないからいつまでも美しく保存できる。又、前述したようにボールペン（１）の軸の一部を凸レンズに形成して表示筒（３）の文字や記号が拡大されるから、更に大きく見やすくなり、識別効果は抜群となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一部断面斜視図である。

【図２】本考案表示筒（３）の他の実施例を示す斜視図
である。

【図３】本考案ボールペン（１）の断面図である。

【符号の説明】１・・・ボールペン２・・・キャップ３・・・表示筒４・・・表示筒５・・・表示筒６・・・短冊片７・・・軸芯Ａ・・・凸レンズ効果

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】ボールペン（１）軸内に表示筒（３）を
内蔵させたボールペン軸表示筒。