JPH06249590A - 熱交換器用フィンの製造方法 - Google Patents
熱交換器用フィンの製造方法Info
- Publication number
- JPH06249590A JPH06249590A JP5035012A JP3501293A JPH06249590A JP H06249590 A JPH06249590 A JP H06249590A JP 5035012 A JP5035012 A JP 5035012A JP 3501293 A JP3501293 A JP 3501293A JP H06249590 A JPH06249590 A JP H06249590A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- collar
- heat exchanger
- hole
- fin
- diameter
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- Pending
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- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、熱交換器用フィンにおいて、揮発
油を使用しても、カラー部が契れることなく容易に所定
の高さのカラーを成形できる製造方法を提供する。 【構成】 本発明は、金属性プレート11に数工程でバ
ーリング加工を行い、突出片21を形成し、形成するカ
ラー付き透孔の孔径の1/4〜1/7の小穴31を設け
ている。このため、次にアイアニング加工を行う際に、
透孔の周縁の延展される距離が長くとれるため、揮発油
を使用しても容易に所定の高さのカラー41を成形でき
る熱交換器用フィンの製造方法。
油を使用しても、カラー部が契れることなく容易に所定
の高さのカラーを成形できる製造方法を提供する。 【構成】 本発明は、金属性プレート11に数工程でバ
ーリング加工を行い、突出片21を形成し、形成するカ
ラー付き透孔の孔径の1/4〜1/7の小穴31を設け
ている。このため、次にアイアニング加工を行う際に、
透孔の周縁の延展される距離が長くとれるため、揮発油
を使用しても容易に所定の高さのカラー41を成形でき
る熱交換器用フィンの製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空調用熱交換器等に用
いられる熱交換器用フィンの製造方法に関するものであ
る。
いられる熱交換器用フィンの製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】熱交換器用のフィンは、アルミニウム薄
板等の金属製プレートに複数の所定の高さのカラー付き
透孔で構成されている。
板等の金属製プレートに複数の所定の高さのカラー付き
透孔で構成されている。
【0003】以下、図面を参照して従来例(特公昭49
−103808号公報)の一例について説明する。
−103808号公報)の一例について説明する。
【0004】図5は従来の熱交換器用フィンの製造工程
を示す図である。図に示すように、金属製プレート1に
数工程でバーリング加工を行い、突出片2を成形し、次
に突出片2によって周縁が囲まれている小穴3を形成
し、次いで突出片2をしごきながら延展し、所定の高さ
のカラー4とするアイアニング加工を行う。
を示す図である。図に示すように、金属製プレート1に
数工程でバーリング加工を行い、突出片2を成形し、次
に突出片2によって周縁が囲まれている小穴3を形成
し、次いで突出片2をしごきながら延展し、所定の高さ
のカラー4とするアイアニング加工を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、揮発性油を使
用してアイアニング加工すると、不揮発性油を使用した
時と比べて、しごきによって金属製プレートを延展でき
る割合を示すしごき率が低下するため、カラーの高さも
低下し所定のカラー高さが確保できないことになる。
用してアイアニング加工すると、不揮発性油を使用した
時と比べて、しごきによって金属製プレートを延展でき
る割合を示すしごき率が低下するため、カラーの高さも
低下し所定のカラー高さが確保できないことになる。
【0006】また、所定のカラー高さを出そうとする
と、延展の限界を越えカラー部が契れるという課題も有
していた。
と、延展の限界を越えカラー部が契れるという課題も有
していた。
【0007】本発明は上記課題に鑑み、揮発性油を使用
してアイアニング加工を行っても所定の高さのカラー付
き透孔が容易に得られる熱交換器用フィンの製造方法を
提供するものである。
してアイアニング加工を行っても所定の高さのカラー付
き透孔が容易に得られる熱交換器用フィンの製造方法を
提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明の熱交換器用フィンの製造方法は、金属製プ
レートに穿設される、形成するカラー付き透孔の孔径の
1/4〜1/7の小穴を設け突出片を形成した後、突出
片にアイアニング(しごき)加工を行うものである。
めに本発明の熱交換器用フィンの製造方法は、金属製プ
レートに穿設される、形成するカラー付き透孔の孔径の
1/4〜1/7の小穴を設け突出片を形成した後、突出
片にアイアニング(しごき)加工を行うものである。
【0009】また、金属製プレートに穿設される、形成
するカラー付き透孔の孔径より小さい径に内接し中心よ
り放射状に切り欠けを設け突出片を形成した後、突出片
にアイアニング(しごき)加工を行うものである。
するカラー付き透孔の孔径より小さい径に内接し中心よ
り放射状に切り欠けを設け突出片を形成した後、突出片
にアイアニング(しごき)加工を行うものである。
【0010】
【作用】本発明は上記した構造により、第一の発明で
は、アイアニング加工を行う透孔の周縁の延展される距
離が長くとれるため、揮発油を使用しても容易に所定の
高さのカラーを成形できる事になる。
は、アイアニング加工を行う透孔の周縁の延展される距
離が長くとれるため、揮発油を使用しても容易に所定の
高さのカラーを成形できる事になる。
【0011】また、第二の発明では、アイアニング加工
を行う透孔の周縁の延展時、周縁方向の引張力が切り欠
けのため分断され、しごき方向の延展が促進され揮発油
を使用しても、カラー部が契れることなく容易に所定の
高さのカラーを成形できる製造方法を提供することがで
きる。
を行う透孔の周縁の延展時、周縁方向の引張力が切り欠
けのため分断され、しごき方向の延展が促進され揮発油
を使用しても、カラー部が契れることなく容易に所定の
高さのカラーを成形できる製造方法を提供することがで
きる。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照しな
がら説明する。
がら説明する。
【0013】図1は本発明の第1の実施例を示す要部断
面図で、図2はその平面図、図3はカラー部断面図であ
り、金属性プレート11に数工程でバーリング加工を行
い、突出片21を形成し、形成するカラー付き透孔の孔
径の1/4〜1/7の小穴31を設けている。
面図で、図2はその平面図、図3はカラー部断面図であ
り、金属性プレート11に数工程でバーリング加工を行
い、突出片21を形成し、形成するカラー付き透孔の孔
径の1/4〜1/7の小穴31を設けている。
【0014】このため、次にアイアニング加工を行う際
に、透孔の周縁の延展される距離が長くとれるため、揮
発油を使用しても図3に示すよう容易に所定の高さのカ
ラー41を成形できる事になる。
に、透孔の周縁の延展される距離が長くとれるため、揮
発油を使用しても図3に示すよう容易に所定の高さのカ
ラー41を成形できる事になる。
【0015】図4は本発明の第2の実施例を示す要部断
面図で、図5はその平面図、図6はカラー部断面図であ
り、金属性プレート11に数工程でバーリング加工を行
い、突出片21を形成し、形成するカラー付き透孔の孔
径より小さい径に内接し中心より放射状に切り欠け51
を設けている。
面図で、図5はその平面図、図6はカラー部断面図であ
り、金属性プレート11に数工程でバーリング加工を行
い、突出片21を形成し、形成するカラー付き透孔の孔
径より小さい径に内接し中心より放射状に切り欠け51
を設けている。
【0016】このため、次にアイアニング加工を行う際
に、透孔の周縁の延展時、周縁方向の引張力が切り欠け
のため分断され、しごき方向の延展が促進され揮発油を
使用しても、図6に示すように、カラー部が契れること
なく容易に所定の高さのカラー41を成形できる事にな
る。
に、透孔の周縁の延展時、周縁方向の引張力が切り欠け
のため分断され、しごき方向の延展が促進され揮発油を
使用しても、図6に示すように、カラー部が契れること
なく容易に所定の高さのカラー41を成形できる事にな
る。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明は、金属製プレート
に穿設される、形成するカラー付き透孔の孔径の1/4
〜1/7の小穴を設け突出片を形成した後、突出片にア
イアニング(しごき)加工をすることで、透孔の周縁の
延展される距離が長くとれるため、揮発油を使用しても
容易に所定の高さのカラーを成形できる熱交換器用フィ
ンの製造方法を提供することができる。
に穿設される、形成するカラー付き透孔の孔径の1/4
〜1/7の小穴を設け突出片を形成した後、突出片にア
イアニング(しごき)加工をすることで、透孔の周縁の
延展される距離が長くとれるため、揮発油を使用しても
容易に所定の高さのカラーを成形できる熱交換器用フィ
ンの製造方法を提供することができる。
【0018】又、金属製プレートに穿設される、形成す
るカラー付き透孔の孔径より小さい径に内接し中心より
放射状に切り欠けを設け、突出片を形成した後、突出片
にアイアニング(しごき)加工をすることで、透孔の周
縁の延展時、周縁方向の引張力が切り欠けのため分断さ
れ、しごき方向の延展が促進され揮発油を使用しても、
カラー部が契れることなく容易に所定の高さのカラー4
1を成形できる熱交換器用フィンの製造方法を提供する
ことができる。
るカラー付き透孔の孔径より小さい径に内接し中心より
放射状に切り欠けを設け、突出片を形成した後、突出片
にアイアニング(しごき)加工をすることで、透孔の周
縁の延展時、周縁方向の引張力が切り欠けのため分断さ
れ、しごき方向の延展が促進され揮発油を使用しても、
カラー部が契れることなく容易に所定の高さのカラー4
1を成形できる熱交換器用フィンの製造方法を提供する
ことができる。
【図1】本発明の第1の実施例における熱交換器用フィ
ンの要部断面図
ンの要部断面図
【図2】本発明の第1の実施例における熱交換器用フィ
ンの要部平面図
ンの要部平面図
【図3】本発明の第1の実施例における熱交換器用フィ
ンのカラー部断面図
ンのカラー部断面図
【図4】本発明の第2の実施例における熱交換器用フィ
ンの要部断面図
ンの要部断面図
【図5】本発明の第2の実施例における熱交換器用フィ
ンの要部平面図
ンの要部平面図
【図6】本発明の第2の実施例における熱交換器用フィ
ンのカラー部断面図
ンのカラー部断面図
【図7】熱交換器用フィンの製造工程を示す図
11 金属性プレート 21 突出片 31 小穴 41 カラー 51 放射状の切り欠け
Claims (2)
- 【請求項1】 金属製プレートに穿設される、形成する
カラー付き透孔の孔径の1/4〜1/7の小穴を設け突
出片を形成した後、突出片にアイアニング(しごき)加
工をすることを特徴とする熱交換器用フィンの製造方
法。 - 【請求項2】 金属製プレートに穿設される、形成する
カラー付き透孔の孔径より小さい径に内接し中心より放
射状に切り欠けを設け突出片を形成した後、突出片にア
イアニング(しごき)加工をすることを特徴とする熱交
換器用フィンの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5035012A JPH06249590A (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | 熱交換器用フィンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5035012A JPH06249590A (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | 熱交換器用フィンの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06249590A true JPH06249590A (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=12430169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5035012A Pending JPH06249590A (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | 熱交換器用フィンの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06249590A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017100189A (ja) * | 2016-12-20 | 2017-06-08 | 日新製鋼株式会社 | 成形材製造方法に用いる表面処理金属板 |
PH12018501835A1 (en) * | 2013-12-17 | 2019-02-11 | Nisshin Steel Co Ltd | Method for manufacturing molded material, and surface-treated metal plate used therein |
-
1993
- 1993-02-24 JP JP5035012A patent/JPH06249590A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
PH12018501835A1 (en) * | 2013-12-17 | 2019-02-11 | Nisshin Steel Co Ltd | Method for manufacturing molded material, and surface-treated metal plate used therein |
US10799931B2 (en) | 2013-12-17 | 2020-10-13 | Nippon Steel Nisshin Co., Ltd. | Formed material manufacturing method and surface treated metal plate used in same |
JP2017100189A (ja) * | 2016-12-20 | 2017-06-08 | 日新製鋼株式会社 | 成形材製造方法に用いる表面処理金属板 |
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