JPH06249389A - 管路補修方法およびその実施に使用する管路補修具 - Google Patents

管路補修方法およびその実施に使用する管路補修具

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JPH06249389A
JPH06249389A JP5035841A JP3584193A JPH06249389A JP H06249389 A JPH06249389 A JP H06249389A JP 5035841 A JP5035841 A JP 5035841A JP 3584193 A JP3584193 A JP 3584193A JP H06249389 A JPH06249389 A JP H06249389A
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榮 佐野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 屈曲した管路における破損、および管ずれ等
を確実に補修し得る管路補修方法およびその実施に使用
する管路補修具を実現する。 【構成】 チューブ41を偏平に押し潰し、長手方向に
沿って折り畳むことにより小断面積とし、折り畳まれた
チューブ41に、繊維シートに硬化性樹脂が含浸された
補修材70を巻き付け、粘着テープによって仮止めす
る。このような状態で、管路30内を移動させて、管ず
れした部分内に位置させる。そして、チューブ41を膨
張させて、拡径した補修材70の外周面を接続部の内周
面に圧接して補修する。続いて、硬化性樹脂を硬化させ
る。その後に、チューブ41が収縮されて、管路30か
ら取り出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、土中に埋設された管路
の破損部を管路内から補修する管路補修方法およびその
実施に使用する管路補修具に関する。
【0002】
【従来の技術】地中に埋設された本管、あるいは本管と
集水桝とを連結する取付管路のような管路では、管路の
破損によって漏水等が発生するおそれがある。特に、比
較的小径の取付管路では、曲管の使用によって屈曲され
た状態で本管に取り付けられているために、管自体の破
損のみならず、図9に示すように、相互に接続された接
続管81同士が芯ずれ(位置ずれ)するおそれもある。
【0003】このような管路の損傷を修復するために、
熱可塑性樹脂を有するスリーブ状の補修材を使用する補
修方法が開発されている。この補修方法では、弾性を有
する膨張可能な円筒状のスリーブの外周面に補修材を嵌
合させた状態で、該スリーブを管路内に挿入し、所定の
損傷位置にまで案内した後に、スリーブを拡径して、補
修材を管路における破損箇所に密着させる。そして、補
修材における熱硬化性樹脂を硬化させることにより、ス
リーブ状の補修材が管路における損傷部分に接着あるい
は粘着されて、その破損箇所が修復される。
【0004】このような管路の補修方法では、柔軟性を
有する弾性スリーブを管路内の所定の損傷位置にまで案
内することは容易ではない。このために、例えば、特開
昭58−17278号公報には、弾性スリーブを挿入ヘ
ッドに連結して、管路の損傷位置にまで案内する方法が
開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような方法では、
曲管が使用されて屈曲状態になっている取付管路等に対
しては、弾性スリーブに取り付けられる挿入ヘッドが通
過することができず、弾性スリーブを管路の損傷位置へ
と案内することができなくなるおそれがある。また、相
互に接続された接続管81同士の芯ずれが発生している場
合にも、各接続管81の端面同士が重なって形成される
開口部が、各接続管81の端面開口部における全面積よ
りも小さくなるために、その部分を挿入ヘッドが通過す
ることができないおそれがある。更には、断面が陥没し
た形状の管路内を通過できないおそれもある。
【0006】特開平2−275194号公報には、管路
内に切削機を導入して、芯ずれしている管路部分を該切
削機によって補修する方法が開示されている。しかし、
この方法では、高価な切削機を使用しなければならず、
しかも、切削機による補修時間も非常に長いという欠点
がある。また、管路が屈曲している場合には、切削機が
管路内を通過することができないおそれもある。
【0007】本発明は上記従来の問題を解決するもので
あり、その目的は、屈曲した管路の破損、芯ずれおよび
陥没による不具合等を確実に補修できる管路補修方法お
よびその実施に使用される管路補修具を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の管路補修方法
は、隣接する管路間の位置ずれ或は断面に変形を生じて
いる管路等を補修する管路補修方法であって、収縮状態
から外径が補修対象の管路の内径と略等しくなるまで膨
張されるチューブを収縮状態で偏平に折り畳む工程と、
折り畳まれた該チューブの外側に拡径可能になった補修
材を巻き付ける工程と、該補修材が巻き付けられた該チ
ューブを補修対象の管路内に挿入し、該管路の補修箇所
に位置させる工程と、該チューブを膨張させて該補修材
を拡径し、該補修材の外周面を該管路の内周面に密着さ
せて補修する工程とを包含しており、そのことにより上
記目的が達成される。
【0009】また、本発明の管路補修具は、隣接する管
路間の位置ずれ或は断面に変形を生じている管路等を補
修するために補修対象の管路内に挿入される管路補修具
であって、補修時に補修対象の管路の内径と略等しい外
径にまで膨張され、その外側に巻き付けられた補修材を
拡径して該管路の内面に密着させるチューブを有してお
り、そのことにより上記目的が達成される。
【0010】
【作用】本発明の管路補修方法においては、チューブと
補修材を有する管路補修具が、収縮されたチューブを長
手方向に折り畳み、その外側に補修材を巻き付けた状態
で補修対象の管路内に挿入されるため、管路補修具の断
面積を非常に小さくできる。従って、屈曲した管路内を
確実に通過することができる。また、隣接する管路が芯
ずれしていても、その芯ずれした部分内に確実に挿入す
ることができる。
【0011】そして、チューブが補修箇所にまで案内さ
れると、チューブが膨張されて、芯ずれしていた接続管
が芯が合うように移動し、管路内周面とほぼ同様の外径
にまで拡径される。しかも、それ以上に拡径されること
がないので、接続管が膨張圧力で破壊されるむことがな
い。これにより、チューブに巻き付けられた補修材が拡
径されて管路の内周面に密着され、管路の損傷部分が補
修される。
【0012】
【実施例】以下に本発明の実施例について説明する。本
発明の管路補修方法は、例えば図1に示すように、桝1
0から本管20にかけて埋設された取付管路30の補修
に使用される。この取付管路30は、例えば桝10に連
結された直管31と、本管20から分岐した枝管21に
連結された曲管32と、さらに、これら直管31および
曲管32を連結する直管34と、によって構成されてい
る。この取付管路30は、曲管32と本管20から分岐
した枝管21とが、芯ずれした状態になっている。本発
明の管路補修方法は、この芯ずれした部分を、本発明の
管路補修具40を使用して補修する。
【0013】管路補修具40は、図2に示すように、膨
張および収縮可能な耐圧性のチューブ41を有してい
る。該チューブ41は、膨張した場合には、円筒状にな
るように前後両端面は閉塞されている。また、該チュー
ブ41の各端部は、膨張時には、端面側になるにつれて
順次縮径したテーパー状になる。該チューブ41の一方
の端面には、該チューブ41の内部に圧縮エアーを供給
するエアーホース50の端部が、ニップル51によって
接続されている。該エアーホース50の他方の端部は、
エアゲージ52およびエアバルブ53を介して、エアー
源54に接続されている。また、該エアーホース50が
接続されたチューブ41の端面には、ニップル62によ
って、緩衝部材としての高圧用ホース61の一方の端部
が接続されている。該高圧用ホースの他方の端部には、
押し込みロッド60の一方の端部が連結されている。該
押し込みロッド60は、取付管30の曲がりに沿って屈
曲し得る特殊鋼等によって形成されており、他方の端部
には、接続金具63によって他の押し込みロッド60の
端部に接続される。
【0014】チューブ41は、膨張されることにより、
取付管30の内径とほぼ同じ外径になるようにされてお
り、例えば、取付管路30の内径が150mmの場合には150
mmの外径になり、それ以上に拡がらないし、軸方向にも
伸びることがない。チューブ41の軸方向長さおよび各
端面の外径は適当に設定され、例えば、膨張時における
外径が150mmの場合には、その各端面の外径は90mm、長
さは820mmとされる。また、チューブ41は、膨張させ
る際に内部圧力が10kgf/cm2程度になっても破裂しない
強度を有している。
【0015】このような、チューブ41は、さらに、内
部の空気を除去して収縮させた際に偏平状態になり、し
かも、このような状態で長手方向に沿って幅方向に半分
に折り畳むことができる柔軟性を有している。そして、
このように折り畳まれた状態では、取付管路30内を、
その軸方向に折れ曲がることなく通過することができる
剛性を有している。
【0016】これらの性質を満足させるチューブ41の
材料としては、クロロスルホン化ポリエチレン(商品名
「ハイパロン」)、クロロプレン(商品名「ネオプレ
ン」)等のゴムシートをナイロン糸で補強したナイロン
ターポリンシートが好適である。
【0017】図3はナイロンターポリンシートの種類を
示している。この内、図3(a)は、1プライ数のナイ
ロンターポリンシートを示しており、1プライのナイロ
ン糸101をネオプレン100で被覆した、厚みが1.
0mmの構造になっている。
【0018】また、図3(b)はクロス織りした2層の
ナイロン糸103、103をハイパロン102で被覆し
た2プライ数の、厚みが1.6mmのナイロンターポリ
ンシートを示す。
【0019】また、図3(c)は図3(a)、(b)に
示す構造のナイロンターポリンシートを重ね合わせた3
プライ数のナイロンターポリンシートを示しており、内
側に1プライ品のナイロン糸104を、外側に2プライ
品のナイロン糸104、104を配した構造になってい
る。
【0020】このような構成の管路補修具40を使用す
る本発明の管路補修方法は、次のように実施される。ま
ず、チューブ41からエアホース50および押し込みロ
ッド60を取り外して、チューブ41内の空気が自由に
排出される状態とする。このような状態で、チューブ4
1をその全長にわたって偏平に押し潰し、その後に、図
4(a)に示すように、そのチューブ41を長手方向に
延びる中心線に沿って折り畳む。続いて、偏平に折り畳
まれたチューブ41の外周面にシート状の補修材70を
巻き付け、周方向の複数箇所に粘着テープ等を貼り付け
て仮止めする。これにより、断面積をきわめて小さくで
きる。なお、チューブ41の折り畳み方については、上
記の例に限られるものではなく、3つ折りやロール巻き
のように折り畳んでもよい。また、粘着テープはチュー
ブ41が膨張した場合の力によって容易に切断される。
【0021】補修材70は、図4(b)に示すように、
チューブ41が膨張した際に、チューブ41の外周面全
体を覆うスリーブ状の形状になり、取付管路30の内面
全周にわたって密着し得るようになっている。補修材7
0は、補強用の繊維シート71に硬化性樹脂72が含浸
されており、硬化性樹脂が含浸された繊維シート71の
両面に、フィルム73および74がそれぞれが貼付けら
れている。
【0022】繊維シート71としては、例えばガラスク
ロス、ガラスチョップドストランドマット、シートモー
ルディングパウダー製のシート、コンティニアスマット
等が用いられる。硬化性樹脂72は、不飽和イソ系ポリ
エステル樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂に低発熱
硬化材(例えば、日本油脂製の商品名「パーキュアーH
B」)を2〜3%の比率によって混合することにより常
温硬化型としたものが望ましい。外周側のフィルム73
は取付管路30の内周面に対して良好な密着性を有する
PVCフィルム等が好ましく、内周側のフィルム74は
硬化性樹脂72に対して離型性にすぐれたポリプロピレ
ン(PP)シート、ポリエチレン(PE)シート等が望
ましい。
【0023】補修材70は、折り畳まれたチューブ40
に巻き付けられて、各端部同士がオーバーラップされて
いる。
【0024】チューブ41に補修材70が巻き付けられ
ると、そのチューブ41にエアホース50および押し込
みロッド60が接続されて、補修材70が巻き付けられ
たチューブ41を桝10から取付管路30内へと押し込
む。そして、押し込みロッド60を、順次、継ぎ足しな
がら、最終的に取付管路30の補修が必要な部分である
部分までチューブ41が押し込まれる。チューブ41
は、取付管路30内を順次通過する際にも折れ曲がら
ず、しかも、取付管路30の曲管部に沿って撓むことが
できるために、該取付管路30内を円滑に移動する。取
付管路30における補修が必要な部分は、該取付管路4
0内を移動される管内撮影用テレビカメラによって事前
に概略位置が特定されて、その距離が測定される。管ず
れ(芯ずれ)が生じた部分は、図5(a)に示すよう
に、有効開口面積が小さくなっているが、小さく折り畳
んだチューブ41は、この管ずれ部分の内部にも、確実
に挿入される。
【0025】チューブ41における長手方向の中央部が
管ずれ部分内に位置されて、チューブ41の一方の半体
が本管20の枝管21内に位置されるとともに、他方の
端部が取付管路30の曲管32内に位置される。このよ
うな状態になると、チューブ41の押し込みが停止され
て、エアー源54からエアホース50を通して、例えば
7kgf/cm2程度の高圧エアーがチューブ41内に供給さ
れる。これにより、図4(b)に示すように、チューブ
41が円筒状になるまで膨張される。チューブ41の膨
張に伴って、補修性硬化材70が本管20における枝管
21内周面および取付管路30における曲管32内周面
に圧接されて、枝管21に対して管ずれした曲管32
が、同軸状態になるまで移動される。すなわち、補修が
行われる。
【0026】ここで、枝管21と曲管32の管ずれが容
易に解消されるのは、土中では、管ずれしている部分は
浸水や土砂の混入により周囲が空洞化しており、移動の
妨げとなる大きな抵抗力が発生しないことによる。
【0027】チューブ41は、取付管路30の内径とほ
ぼ同一の状態にまで膨張され、しかも、さらに高圧エア
ーが供給されても破壊されないために、チューブ41に
巻き付けられた補修材70は、チューブ41の膨張にと
もなって、スリーブ状に拡径し、同軸状態になった枝管
21の内周面および曲管32の内周面それぞれの全周に
わたって圧接された状態になる。このような状態になる
と、補修材70における常温硬化型の硬化性樹脂72が
硬化するまでの間、チューブ41は、膨張状態が保持さ
れる。
【0028】硬化性樹脂72が硬化すると、チューブ4
1内のエアーがエアーホース50を通して排出され、該
チューブ41は収縮する。これにより、チューブ41は
偏平な状態になり、このような状態で、取付管路30内
からチューブ41が引き抜かれる。このとき、補修材7
0は、枝管21内周面および曲管32内周面に圧接され
た状態で硬化しているために、それらの内周面に接着し
た状態が保持され、収縮したチューブ41のみが補修材
70から抜けて、取付管路30から取り除かれる。これ
により、図6および図5(b)に示すように、同軸状態
になった枝管21の内周面と曲管32の内周面とが、硬
化した補修材70によって連結された状態でライニング
される。
【0029】枝管21の内周面と曲管32内周面との間
にライニングされた補修材70は、枝管21および曲管
32が同軸状態になっているために、直管状態になり、
漏水、浸入水、および土砂流入を確実に防止することが
できる。さらに、その後に取付管路30を、内部に挿入
されるライニング管によって補修することも容易にな
る。補修材70における繊維シート71のプライ数を増
加すると、補修材70の強度が向上するために、硬化し
た補修材70は、繊維強化プラスチック管(FRP管)
として、管路の部分欠落部等の補修にも使用できる。
【0030】なお、本発明は、上述したように、本管2
0から分岐した枝管21のような直管と曲管32とが管
ずれしている場合の修復に限らず、例えば、図7に示す
ように、取付管路30における60゜曲管32aと30゜
曲管32bとが管ずれしている場合に、それらの修復に
も使用できる。また、本管20に取り付けられた取付管
路30における管ずれの修復に限らず、本管における管
ずれも修復することができる。
【0031】更には、図8に示すように、直管31と曲
管32とを接続する直管34に陥没134が発生し、こ
の部分の径寸法が小さくなっている場合の補修も可能で
ある。すなわち、チューブ41を膨張させることにより
陥没部の外径を元の寸法に修復できるからである。
【0032】
【発明の効果】本発明の管路補修方法は、このように、
小さく偏平状態に折り畳まれたチューブに補修材を巻き
付けて、管路内を挿通させるようになっているために、
屈曲した管路内を確実に通過することができるととも
に、芯ずれした接続管同士の有効開口面積が小さくなっ
た接続部内および陥没により断面が縮径した部分にも確
実に位置決めすることが可能になる。従って、管路の破
損や接続管同士の管ずれ等の種々の不具合を容易、かつ
確実に修復することができる。
【0033】また、本発明の管路補修具は、収縮時には
断面積が非常に小さくなるために、本発明の管路補修方
法に好適に使用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の管路の補修方法の実施状態の一例を示
す断面図。
【図2】その方法に使用される本発明の管路補修具の一
例を示す一部破断側面図。
【図3】複数種類のナイロンターポリンシートの構造を
示す図面。
【図4】(a)は、収縮状態における管路補修具の断面
図、(b)は膨張時における管路補修具の断面図。
【図5】(a)は補修前の管ずれ状態の管路を示す断面
図、(b)は補修後の管路を示す断面図。
【図6】補修後の管路修復部分を示す断面図。
【図7】本発明の管路補修方法の他の実施例を示す断面
図。
【図8】本発明の管路補修方法の更に他の実施例を示す
断面図。
【図9】管ずれした接続管を示す断面図。
【符号の説明】
10 桝 20 本管 30 取付管路 40 管路補修具 41 チューブ 50 エアホース 60 押し込みロッド 70 補修材 71 繊維シート 72 硬化性樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000127259 株式会社イセキ開発工機 東京都渋谷区代々木4丁目31番6号 (71)出願人 592012650 足立建設工業株式会社 東京都豊島区西巣鴨2丁目34番16号 (71)出願人 000002174 積水化学工業株式会社 大阪府大阪市北区西天満2丁目4番4号 (72)発明者 宍戸 俊一 東京都調布市飛田給2−30−12 (72)発明者 石黒 泰丸 千葉県千葉市花見川区こてはし台1−22− 15 (72)発明者 山城 浜夫 埼玉県狭山市大字笹井213−10 狭山グリ ーンハイツ5棟402 (72)発明者 佐野 榮 東京都豊島区巣鴨5−34−27 (72)発明者 眞田 和彦 東京都江東区東砂6−14−3−402号 (72)発明者 北橋 直機 滋賀県草津市上笠2丁目32−10 (72)発明者 秋元 栄器 埼玉県入間市牛沢町7−7 (72)発明者 会田 好雄 埼玉県大宮市東大宮4−71−8 (72)発明者 島田 純夫 東京都国分寺市日吉町1−12−4

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接する管路間の位置ずれ或は断面に変
    形を生じている管路等を補修する管路補修方法であっ
    て、 収縮状態から外径が補修対象の管路の内径と略等しくな
    るまで膨張されるチューブを収縮状態で偏平に折り畳む
    工程と、 折り畳まれた該チューブの外側に拡径可能になった補修
    材を巻き付ける工程と、 該補修材が巻き付けられた該チューブを補修対象の管路
    内に挿入し、該管路の補修箇所に位置させる工程と、 該チューブを膨張させて該補修材を拡径し、該補修材の
    外周面を該管路の内周面に密着させて補修する工程とを
    包含する管路補修方法。
  2. 【請求項2】 隣接する管路間の位置ずれ或は断面に変
    形を生じている管路等を補修するために補修対象の管路
    内に挿入される管路補修具であって、 補修時に補修対象の管路の内径と略等しい外径にまで膨
    張され、その外側に巻き付けられた補修材を拡径して該
    管路の内面に密着させるチューブを有する管路補修具。
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