JPH06249292A - 歯付ベルト - Google Patents

歯付ベルト

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Publication number
JPH06249292A
JPH06249292A JP32032493A JP32032493A JPH06249292A JP H06249292 A JPH06249292 A JP H06249292A JP 32032493 A JP32032493 A JP 32032493A JP 32032493 A JP32032493 A JP 32032493A JP H06249292 A JPH06249292 A JP H06249292A
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JP
Japan
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tooth
toothed belt
elastic
belt
root
Prior art date
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Application number
JP32032493A
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English (en)
Inventor
Koji Kubo
孝治 久保
Reiji Sato
玲司 佐藤
Takeshi Oba
丈司 大場
Yoshihide Fukahori
美英 深堀
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 歯元部にかかる応力集中を低減し、ベルト
芯線の局部的折れ曲がりを防止することにより、高負荷
で、耐久性の高い歯付ベルトを得る。さらに、高負荷時
においても歯飛びのない歯付ベルトを得る。 【構成】 複数の歯付プーリーに巻き付けられ、該プー
リーの歯に噛み合う複数の弾性歯を有する歯付ベルトで
あって、背ゴム部12と、芯線14とを有し、該弾性歯
の歯たけが、巻き付けられるプーリーの溝の深さ以下で
あり、該弾性歯の歯元部断面20が略曲線であることを
特徴とする。好ましくは、前記弾性歯の歯元部断面20
の略曲線が、弾性歯1ピッチの断面の全周長をm0 、歯
元部20の直線部分の長さをm1 としたとき、m1 /m
0 が0.1以下である。さらに、前記弾性歯の歯たけを
0 、背ゴム部12の厚さをh2 としたとき、h2 /h
0 が0.5以下である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歯付ベルトに関し、詳
しくは、複数の歯付プーリーに巻き付けられ、該プーリ
ーの歯に噛み合って運動を伝達する、複数の弾性歯を有
する歯付ベルトにおいて、局部的な応力集中が少なく、
耐久性に優れた歯付ベルトに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的に使用されている歯付ベル
トは、台形状の弾性歯の高さが、プーリーの溝に等しい
か、小さいものであった。この様な歯付ベルトは、(1)
歯部に剪断変形を受けると歯元領域に応力集中が起こ
る、(2) 歯先とプーリーの噛み合う時、噛み合いが離れ
る時に、干渉を引き起こしやすい、(3) 噛み合い中にベ
ルトに接着された芯線に局部的な折れ曲がりが発生する
等の問題点があり、この結果、ベルト寿命が短く、伝動
しうる負荷も小さい範囲に限定されていた。
【0003】これらの問題点を解決するために、種々の
改良歯型を有する歯付ベルトが提案され、さらに、市販
品として実施されている。例えば、特公昭56−291
41号、同57−51589号公報には、弾性歯の高さ
をプーリーの溝の深さより大きくすることにより、噛み
合い時に歯先がプーリー溝の底部により圧縮され、この
圧縮効果により、弾性歯の底部に接着された芯線の局部
的変形(極大曲率)を減少させる歯付ベルトが記載され
ている。該歯付ベルトはプーリーに噛み合う際の芯線部
の滑らかな円弧形成を可能にし、このため、歯付ベルト
がプーリーに噛み合う際の芯線の局部的折れ曲がりが防
止され、ベルトの寿命を増加をさせるものである。さら
に、特公昭52−20629号、同57−1714号、
同56−37457号には、弾性歯を円弧状に形成する
ことにより、台形歯における如き歯元の応力集中及び歪
みを防止し、高負荷、低騒音、長寿命のベルトを得る技
術が記載されている。(さらに、実施例及び関連市販品
においては、弾性歯の高さが、噛み合わせられるプーリ
ーの溝より大きくなされており、前記先行技術と同様の
歯先が、プーリー溝の底部により圧縮される効果も有し
ている。)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記各技術は、それぞ
れ、台形歯の欠点を改良している。しかしながら、前者
においては、ベルト芯線における局部的な折れ曲がりの
一部は緩和されるものの、なお、強い折れ曲がりを残し
ているとともに、歯元部にかかる応力集中を効果的に防
止できず、後者は、弾性歯は円弧状であるが、歯元部は
従来のままであるため、ベルトが噛み合った状態での歯
元部の応力集中はある程度緩和されるもののその効果は
なお、不充分であり、いずれの弾性歯も、長時間の使用
によって、歯元部にクラックを生じ、ベルトの耐久性が
充分ではなかった。
【0005】本発明の目的は、歯付ベルトの弾性歯の形
状を改良することにより、歯元部にかかる応力集中及び
歪みを防止し、さらに、ベルト芯線の局部的折れ曲がり
を防止することにより、高負荷での使用が可能で、耐久
性が高く、低騒音の歯付ベルトを提供するものである。
本発明のさらなる目的は、前記耐久性が高く、低騒音の
歯付ベルトであって、かつ、高負荷時においても歯飛び
のない歯付ベルトを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本出願に係わる請求項1
記載の発明は、複数の歯付プーリーに巻き付けられ、該
プーリーの歯に噛み合う複数の弾性歯を有する歯付ベル
トにおいて、背ゴム部とを有し、該弾性歯の歯たけが、
巻き付けられるプーリーの溝の深さ以下であり、かつ、
該弾性歯の歯元部断面が略曲線であることを特徴とする
ものである。
【0007】本出願に係わる請求項2記載の発明は、請
求項1記載の歯付ベルトにおいて、前記弾性歯の歯元部
断面の曲線が、弾性歯1ピッチの断面の全周長をm0
歯元部の直線部分の長さをm1 としたとき、m1 /m0
が0.1以下であることを特徴とするものである。
【0008】本出願に係わる請求項3記載の発明は、請
求項1記載の歯付ベルトにおいて、前記弾性歯の歯たけ
をh0 、歯付ベルト背ゴム部の厚さをh2 としたとき、
2/h0 が0.5以下であることを特徴とするもので
ある。
【0009】
【作用】本発明の歯付ベルトは、背ゴム部、芯線上に弾
性体からなる歯部を有する弾性歯で構成されており、該
弾性歯の歯たけが、巻き付けられるプーリーの溝の深さ
以下であって、該弾性歯の歯元部断面が略曲線であり、
好ましくは、前記弾性歯の歯元部断面の曲線が、弾性歯
1ピッチの断面の全周長をm0 、歯元部の直線部分の長
さをm1 としたとき、m1 /m0 が0.1以下としたた
め、弾性歯の歯元部断面の曲線部のRが大きくなり、歯
元部にかかる応力集中を緩和することができ、プーリー
との噛み合わせ時においても、弾性歯の歯先部がプーリ
ー溝に押されて起こる歪みがなく、歯布と芯線の間に、
充分な厚みと長さを有する弾性体の層が入るため芯線に
局部的な応力がかからず、歯布と芯線の接着性も良好で
あるため、応力集中に起因するクラックの発生や芯線の
局部的折れ曲がりを防止でき、高負荷での使用が可能
で、耐久性の高い歯付ベルトを得ることができる。さら
に、前記構成とすると、歯付ベルト全体の曲げ剛性が高
くなり、高負荷時に歯飛びが起こりやすくなるため、背
ゴム部、弾性歯部が同一の剛性を有する素材で構成され
ている際には、前記弾性歯の歯たけをh0 、歯付ベルト
背ゴム部の厚さをh2 としたとき、h2 /h0 が0.5
以下とすることにより、歯付ベルト全体の剛性と歯部の
高さのバランスがとれ、歯飛びを防止することができ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明を更に詳しく説明する。
【0011】図1は、本発明の歯付ベルトの拡大断面図
である。太い一点鎖線で区切られた部分が、1ピッチの
弾性歯10である。弾性歯10は、背ゴム部12、芯線
14、歯末部16、歯元部20及び該弾性歯10の表面
を被覆する歯布18により構成されている。以下、歯付
ベルトの断面について述べる。歯末部16は、詳細に
は、変曲点Cから歯先Dを経て変曲点Eにいたる部分を
指し、その形状は、台形でも、円弧状であってもよい。
歯元部20は、詳細には、AからBを経て変曲点Cにい
たる部分及び変曲点EからFを経てA1 にいたる部分を
指し、いずれも歯底部の直線部分をほとんど有さない略
曲線である。歯元部20の歯底で芯線14に密着する歯
布18の表面を通る直線をランドライン22と称する。
弾性歯10の高さ、すなわち、ランドライン22から歯
先D間の距離(歯たけ)をh0 とすると、歯たけh
0 は、歯付ベルトが巻き付けられるプーリー溝の深さ以
下であることが必要である。歯元部(断面)20の略曲
線とは、AからCにいたる部分及びEからA1 にいたる
部分のほとんどが曲線状であればよく、歯底直線部AB
及びFA1 の長さは短いほど好ましく、好ましくは歯元
部20の断面においては、歯底A及びA1 の点において
のみ、芯線14と接していることが好ましい。また、弾
性歯10の付け根に当たる歯元曲線部BC部及びEF部
における曲線部のRは大きいことが好ましい。
【0012】略曲線については、例えば、弾性歯10の
1ピッチの歯の断面に於ける全周長、すなわち、曲線
A、B、C、D、E、F、A1 にいたる長さをm0 、歯
元部20における歯底直線部AB及びFA1 の長さの和
をm1 とした場合、m1 /m0が0.1以下であること
が好ましく、0.05以下であることがより好ましく、
更に0すなわち直線部分を有さず、歯元部がすべて曲線
であることが好ましい。m1 /m0 が0.1を越える
と、その結果歯元部の曲率のRが小さくならざるをえ
ず、歯元部の応力集中が大きくなり、好ましくない。
【0013】図2は、図1の歯付ベルトにおける歯元部
の拡大断面図である。ここで、曲率Rが大きいとは、歯
元部20の歯底点A1 を通りランドライン22に垂直な
線と、変曲点Eを通りランドライン22に平行な線との
交点をQとし、変曲点Eを通りランドライン22に垂直
な線とランドライン22との交点をPとすると、四辺形
PEQA1 の面積に対する三角形PEFの面積の比
〈R〉が、0.15以上であることをいい、好ましくは
0.17以上であり、更に好ましくは0.20以上であ
る。
【0014】図3は、本発明の歯付ベルトが巻き付けら
れるプーリーの概略断面図である。プーリーは、変曲点
Mをもち、2つの変曲点M1 、M2 間をプーリーの歯溝
26といい、変曲点M2 、M3 間を歯末28と称する。
プーリーの歯末28の先端で、歯付ベルトの歯底と接す
るプーリー歯の先端部分をプーリーの歯先29と称す
る。プーリー溝の深さは、歯先29と歯溝26の最深部
である歯底30との回転軸からの距離の差h3 である。
すなわち、歯付ベルトの歯たけh0 は、プーリーの歯先
29と歯底30間の距離h3 以下であることが必要であ
る。
【0015】本発明の歯付ベルトは断面形状として更
に、つぎのような特徴を持っていることが好ましい。す
なわち、1ピッチの弾性歯は、2以上、より好ましくは
3以上の異なった半径を持つ円弧の滑らかな繋ぎ合わせ
で構成される。
【0016】歯たけ(ランドライン22と歯先Dまでの
距離)をh0 、ランドライン22と変曲点C間の距離h
1 としたとき、h1 /h0 は、0.2以上、0.5以下
であることが好ましく、0.25以上0.5以下がより
好ましく、更に、0.28以上0.4以下が好ましい。
【0017】図4は、本発明の歯付ベルトの断面図に補
助線を記載したものである。本発明の歯付ベルトにおい
ては、また、変曲点Eで引かれた接線と芯線14の中心
線であるピッチライン24に垂直な線とのなす角度をθ
としたときに、θの大きさが、5°以上30°以下であ
ることが好ましく、5°以上25°以下であることがよ
り好ましく、さらに8°以上23°以下であることが好
ましい。また、変曲点Eで引かれた接線に対し垂直をな
し、変曲点Eを通る直線GEHを引いた場合、E点を通
って歯末部16の1部又は全部を構成する曲線及び、E
点を通って歯元部20の1部又は全部を構成する曲線
は、垂線GE及び垂線EH上の任意の点(L1 、L2
を中心とする円弧の一部で成り立っている。その際、歯
末部16側に関して歯先Dからピッチライン24に下し
た垂線、ピッチライン24及び変曲点Cからピッチライ
ン24に下した垂線の各々と垂線GEの交点をI、J及
びKとし、かつ垂線GE上にある円弧の中心をL1 とす
る時、円弧の半径L 1 Eの長さは、IEの長さ以上であ
ることが必要であり、好ましくは、JEの長さ以上、さ
らに好ましくはKEの長さ以上である。
【0018】さらに、歯元部の急激なおれ曲がりを防止
するためには、歯末部16の高さh 0 と歯幅の比を最適
にすることが好ましい。そこで、図4において弾性歯1
0の変曲点C、Eを端とする歯元部20と歯底を構成す
る直線部との交点をB、Fとした場合、BとFとの距離
0 が歯幅の目安となる。本発明においては、歯末部1
6の高さh0 と歯幅w0 の比、h0 /w0 は、0.35
以上0.75以下であることが好ましく、0.35以上
0.70以下であることがより好ましく、更に、0.3
8以上0.60以下であることが好ましい。
【0019】本発明の歯形状を有する歯付ベルトは、前
記構成としたので、プーリーとの噛み合い中にベルト内
に発生する局部応力が大幅に低減されたものであり、高
負荷、耐久性に優れた歯付ベルトが得られる。
【0020】さらに、本発明は、上記効果に加え、高負
荷時に歯飛びを起こさない高負荷用歯付ベルトを得る目
的を有する。歯付ベルトの歯飛びは、負荷が高くなるほ
ど、また、ベルト全体の曲げ剛性が高くなるほど起こり
やすいことが知られている。本発明の歯付ベルトは歯元
部(断面)20が略曲線であるため、芯線14上にある
弾性体部分が厚くなり、ベルト全体の曲げ剛性が高くな
る傾向にある。そこで、ベルト全体の曲げ剛性を低下さ
せるため、背ゴム部12の厚さを低く調整する必要があ
る。ここで、背ゴム部12と、歯元部16が同じ弾性体
素材で構成されていた場合、背ゴム部12の厚さをh2
とした時、背ゴム部12の厚さh2 は、歯末部16の高
さh0 に対して、h2 /h0 は0.5以下であることが
必要であり、好ましくは0.45以下であり、0.40
以下がより好ましく、更に、0.37以下であることが
好ましい。両者を構成する素材の剛性が異なる場合は、
例えば、背ゴム部12の素材の剛性が、歯末部16の素
材の剛性より低い場合は、背ゴム部12の厚さh2 は前
記式より厚くする必要があり、逆に、剛性が高い場合
は、前記制限より薄くする必要があることは言うまでも
ない。
【0021】歯付ベルトにおいて歯飛びが起こりにくい
ということは、歯飛びトルクが大きいことを表し、すな
わち、本発明の歯付ベルトは、動力伝達能力が高いとい
うことを示すものである。
【0022】図5は、本発明の別の歯付ベルトの拡大断
面図である。本実施例においては、歯元部断面20は、
全て曲線で構成されている。
【0023】つぎに、本発明の歯付ベルトに適用される
材料について説明する。歯布材料の素材としては、ナイ
ロン繊維、ポリエステル繊維、ポリビニルアルコール系
合成繊維、ビスコース人造絹糸、芳香族ポリアミド繊
維、綿等のフィラメント糸、スパン糸、もしくは、これ
らの素材の繊維を2種以上混紡又は混撚した混紡糸、混
撚糸を組織糸として使用し、例えば、平織、綾織、繻子
織等の織布として構成された帆布が好適に用いられる。
また、ウーリー加工した捲縮ナイロン糸を緯糸とし、非
伸縮性糸を経糸として構成した帆布も用いることができ
る。
【0024】弾性歯、背ゴム部の素材としては、ゴム材
料、熱可塑性エラストマー、熱硬化性エラストマー等が
挙げられる。
【0025】ゴム材料としては、水素添加ニトリルゴム
(H−NBR)、クロロプレンゴム(CR)、クロルス
ルフォン化ポリエチレン(CSM)、アクリルゴム(A
CM、ANM)、天然ゴム(NR)、イソプレンゴム
(IR)、ブタジエンゴム(BR)、1,2−ポリブタ
ジエン(1,2−BR)、スチレン−ブタジエンゴム
(SBR)、ニトリルゴム(NBR)、ブチルゴム(I
IR)、ハロゲン化ブチルゴム(X−IIR)、エチレ
ンプロピレンゴム(EPM、EPDM)、塩素化ポリエ
チレン(CM)、エピクロルヒドリンゴム(CO、EC
O)、シリコーンゴム(Q)、フッ素ゴム(FKM)、
ウレタンゴム(U)、多硫化ゴム(T)、エチレン・ア
クリルゴム、フォスファゼンゴム、エチレン−酢酸ビニ
ル−アクリル酸エステルゴム、ポリノルボーネンゴム等
が挙げられ、これらは、単独で用いても、複数ブレンド
して用いてもよい。
【0026】また、これらのゴム材料は、必要に応じ
て、加硫剤、加硫促進剤、老化防止剤等のゴム材料に用
いられる一般的な配合剤を含有していてもよい。これら
のゴム材料に配合することのできる充填剤、軟化剤、可
塑剤、粘着付与剤、オイル、オリゴマー、滑剤としては
次のようなものが挙げられる。
【0027】(1)充填剤:クレー、珪藻土、カーボン
ブラック、シリカ、タルク、硫酸バリウム、炭酸カルシ
ウム、炭酸マグネシウム、金属酸化物、マイカ、グラフ
ァイト、水酸化アルミニウム等の鱗片状無機充填剤、各
種の金属粉、木片、ガラス粉、セラミック粉、粒状ない
し粉末状ポリマー等の粒状ないし粉体状固体充填剤、そ
の他各種の天然又は人工の単繊維、長繊維(例えば、ワ
ラ、毛、ガラスファイバー、金属ファイバー、その他各
種のポリマーファイバー等)等のゴム用あるいは樹脂用
充填剤。
【0028】充填剤の配合割合は、一般的には、例え
ば、ゴム100重量部に対して30〜200重量部であ
る。配合割合が200重量部を超えると、通常の混練方
法では混合できない。
【0029】(2)軟化剤:アロマチック系、ナフテン
系、パラフィン系等の各種ゴム用あるいは樹脂用軟化
剤。
【0030】軟化剤の配合割合は、一般的には、例え
ば、ゴム100重量部に対して150重量部以下であ
る。配合割合が150重量部を超えると、通常の混練方
法では混合できない。
【0031】(3)可塑剤:フタル酸エステル、フタル
酸混基エステル、脂肪族二塩基酸エステル、グリコール
エステル、脂肪酸エステル、リン酸エステル、ステアリ
ン酸エステル等の各種エステル系可塑剤、エポキシ系可
塑剤、その他プラスチック用可塑剤又はフタレート系、
アジペート系、セバケート系、フォスフェート系、ポリ
エーテル系、ポリエステル系等のNBR用可塑剤。
【0032】可塑剤の配合割合は、一般的には、例え
ば、ゴム100重量部に対して150重量部以下であ
る。配合割合が150重量部を超えると、通常の混練方
法では混合できない。
【0033】(4)粘着付与剤:クマロン樹脂、クマロ
ン−インデン樹脂、フェノール樹脂、テルペン樹脂、石
油系炭化水素、ロジン誘導体等の各種粘着付与剤(タッ
キファイヤー)。
【0034】粘着付与剤の配合割合は、一般的には、例
えば、ゴム100重量部に対して50重量部以下であ
る。配合割合が50重量部を超えると、粘着性が著しく
向上し、加工性の点で好ましくない。
【0035】(5)オリゴマー:クラウンエーテル、含
フッ素オリゴマー、ポリブテン、キシレン樹脂、塩化ゴ
ム、ポリエチレンワックス、石油樹脂、ロジンエステル
ゴム、ポリアルキレングリコールジアクリレート、液状
ゴム(ポリブタジエン、スチレン−ブタジエンゴム、ブ
タジエン−アクリロニトリルゴム、ポリクロロプレン
等)、シリコーン系オリゴマー、ポリ−α−オレフィン
等の各種オリゴマー。
【0036】オリゴマーの配合割合は、一般的には、例
えば、ゴム100重量部に対して100重量部以下であ
る。配合割合が100重量部を超えると、通常の混練方
法では混合できない。
【0037】(6)滑剤:パラフィン、ワックス等の炭
化水素系滑剤、高級脂肪酸、オキシ脂肪酸等の脂肪酸系
滑剤、脂肪酸アミド、アルキレンビス脂肪酸アミド等の
脂肪酸アミド系滑剤、脂肪酸低級アルコールエステル、
脂肪酸ポリグリコールエステル等のエステル系滑剤、脂
肪アルコール、多価アルコール、ポリグリコール、ポリ
グリセロール等のアルコール系滑剤、金属石鹸、混合系
滑剤等の各種滑剤。
【0038】滑剤の配合割合は、一般的には、例えば、
ゴム100重量部に対して50重量部以下である。配合
割合が50重量部を超えると、通常の混練方法では混合
できない。
【0039】熱可塑性エラストマーとしては、スチレン
系エラストマー、塩化ビニル系エラストマー、オレフィ
ン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ポリ
アミド系エラストマー、熱可塑性ポリウレタンエラスト
マー等が挙げられる。
【0040】熱硬化性エラストマーとしては、熱硬化性
ポリウレタンエラストマーが挙げられ、歯付ベルトに使
用される液状ポリウレタンエラストマー、すなわち、注
形型ポリウレタンエラストマーには、ワンショット法ポ
リウレタンエラストマーとプレポリマー法ポリウレタン
エラストマーがあり、このうちプレポリマー法ポリウレ
タンエラストマーがその優れた物性のため、広く使用さ
れている。プレポリマー法ポリウレタンエラストマー
は、真空成形法、遠心成形法等により成形することがで
きる。プレポリマー法ポリウレタンエラストマーの具体
例としては、ポリエステルポリオール又はポリエーテル
ポリオールとジイソシアネート末端(−NCO)のプレ
ポリマーをジアミン化合物又はポリオール(多価アルコ
ール)化合物の1つ又は複数の硬化剤によって、鎖延
長、架橋させることにより硬化させる熱硬化性ウレタン
エラストマー等が挙げられる。また、必要に応じて、熱
硬化性ウレタンエラストマーに、クレー、珪藻土、カー
ボンブラック、シリカ、タルク、硫酸バリウム、炭酸カ
ルシウム、炭酸マグネシウム、金属酸化物、マイカ、グ
ラファイト、水酸化アルミニウム等の鱗片状無機充填
剤、各種の金属粉、木片、ガラス粉、セラミック粉、粒
状ないし粉末状ポリマー等の粒状ないし粉体状固体充填
剤、その他各種の天然又は人工の単繊維、長繊維(例え
ば、ワラ、毛、ガラスファイバー、金属ファイバー、そ
の他各種のポリマーファイバー等)等のゴム用あるいは
樹脂用充填剤を分散させて用いても良い。
【0041】芯線材料としては、ガラス繊維、炭素繊
維、芳香族ポリアミド繊維、芳香族ポリエステル繊維、
スチールワイヤー等の如き低伸度高強力の抗張体ロープ
が好適に使用される。
【0042】(実験例1)図6は台形の弾性歯を有する
従来の歯付ベルトのプーリーとの噛み合わせ状態を示す
概略図である。特公昭56−29141号、同57−5
1589号公報には、該台形の弾性歯は、歯部に接する
芯線、背ゴム部は弦状態をなし、歯元部は円弧状態とな
るため、歯元部における芯線に局部的折れ曲がりが生じ
る問題点が記載されている。
【0043】図7(A)は弾性歯の高さをプーリー溝よ
り高くなした従来の歯付ベルトの拡大断面図である。
(B)は、プーリーとの噛み合わせ状態を表す概略図で
ある。特公昭56−29141号、同57−51589
号公報には、該歯付ベルトは、前記台形歯に比較して芯
線、背ゴム部は、円弧状をなし、局部的な折れ曲がり
は、見られないと記載されている。(図7(B)参
照。)図8は弾性歯の先端を円弧状になした従来の歯付
ベルトの拡大断面図である。特公昭52−20629
号、同57−1714号、同56−37457号には、
該円弧状歯を有する歯付ベルトは前記台形歯に比較して
芯線、背ゴム部は、円弧状をなし、局部的な折れ曲がり
は、見られないと記載されている。
【0044】図9は、歯付ベルトをプーリーに巻き付け
た状態を表す概略図である。ここで、従来品である図
6、図7、図8にしめされた歯付ベルトをそれぞれプー
リーに巻付け、写真撮影して、画像処理を行い、ベルト
歯の各部分の芯線の曲率を測定した。この結果、いずれ
のベルトにおいても、歯元部及び、歯元部に近い歯元部
において曲率が極大となることが見出された。すなわ
ち、歯たけh0 をプーリー溝深さh3 よりも高くなし
て、歯先Dをプーリー歯溝30により加圧することは、
必ずしも歯付ベルトの滑らかな巻付けや応力集中には必
要でなく、弾性歯10の歯たけh0 と歯幅w0 との最適
比と歯元部の形状が重要であることが明らかである。
【0045】さらに、図5に示された本発明品の歯付ベ
ルトを本発明品1とし、図8に示された従来品の歯付ベ
ルトを比較品1として、本発明品1及び比較品1につい
て、大変形有限要素法(FEM解析法)〔関、深堀ら、
ラバー ケミストリー アンド テクノロジー(Rub. C
hem. Tech.)第60巻、856頁、1987年刊行〕に
よる応力解析を行った。
【0046】図10は、応力解析における弾性歯とプー
リーの噛み合いの状態を示す解析図である。
【0047】図11は、図10における各噛み合い状態
における本発明品1の歯先部、歯元部の3つの部分にか
かる最大主応力の変化を表すグラフである。
【0048】すなわち、歯元N1 、歯先D、歯元N2
3つの部分における本発明品1にかかる最大主応力が、
図10における噛み合い(a)〜(e)間にどう変化し
たかを示している。本グラフにおいては、最大主応力が
負の値をとるときは、0として表示している。
【0049】図12は、図10における各噛み合い状態
における比較品1の歯元N1 、歯先D、歯元N2 にかか
る最大主応力の変化を表すグラフである。最大主応力が
負の値をとるときは、0として表示している。
【0050】図13(A)は、図10において噛み合い
(c)における本発明品1の最大主応力を示す解析図で
ある。(B)は、(A)において〇印を付した歯元N1
部の部分拡大解析図である。歯元N1 部には、応力集中
が見られない。
【0051】図14(A)は、図10において噛み合い
(d)における比較品1の最大主応力を示す解析図であ
る。(B)は、(A)において〇印を付した歯元N1
の部分拡大解析図である。歯元N1 部には、応力集中が
見られ、最大主応力の極大値を示している。
【0052】これらの結果によれば、歯元部にかかる最
大主応力の極大値は、本発明品1においては2.4Kg
f/cm2 、比較品1においては5.0Kgf/cm2
であった。
【0053】この結果、本発明品の歯付ベルトでは、応
力集中が従来品に比較して著しく改良されていることが
明らかとなった。
【0054】(実験例2)前記歯飛び特性について詳し
く述べる。例えば、同一の歯幅を有し、動力伝達能力
(歯飛びトルク)の異なる2種類のベルトで比較する。
(1) 同一の軸間張力でベルトをセットした場合、歯飛び
トルクが大きい方が、大きい動力伝達能力を有する。す
なわち、動力伝達能力の大きいベルトを用いて動力伝達
能力の小さいベルトと同じ動力伝達能力を出す場合に
は、歯幅を小さくすることが可能となり、本歯付ベルト
を自動車の動力伝達のために用いる場合、省スペースが
可能となり好ましい。
【0055】(2) 同じ動力伝達能力を持つように、軸間
張力を変えて歯付ベルトをセットした場合、大きい歯飛
びトルクを有するベルトは、軸間張力を小さくすること
ができ、このため、ベルト芯線にかかる負荷、ベルト歯
元部での圧縮応力等が小さくなり、ベルトの耐久寿命が
大きくなる。このような歯付ベルトを自動車の動力伝達
のために用いる場合、クランクシャフトとカムシャフト
間に働く力が小さくなり、エンジン本体にかかる負担を
小さくすることができるため好ましい。
【0056】ここで、前記実験例1における本発明品
1、比較品1及び、図7にしめされた従来の歯付ベルト
を比較品2として、22歯のプーリー2つに取り付け、
500RPMの回転数で、歯飛びトルク及び軸間張力を
測定した結果を図15に示す。
【0057】図15は、本発明品及び比較品の歯付ベル
トの歯飛びトルク及び軸間張力の関係を示すグラフであ
る。図15に明らかな如く、本発明の歯付ベルトは、何
れの軸間張力においても、高い歯飛びトルクを有し、動
力伝達能力に優れていた。
【0058】(実験例3)前記本発明品1及び比較品2
の形状の歯付ベルトを下記表1に示す同一の配合素材を
用いて、同一の製造プロセスを採用して作製し、各歯付
ベルトによる騒音の測定を行った。
【0059】
【表1】
【0060】図16は、騒音の測定方法を示す概略構成
図である。無響室に駆動モーターと吸収モーター(負荷
発生用モーター)を設置し、騒音計を最も騒音レベルの
高い従動プーリー前面に設置し、駆動プーリーの回転数
と騒音レベルを測定した。結果を図17に示す。
【0061】図17は、本発明品1及び比較品2の歯付
ベルトのプーリー回転数と騒音レベルの関係を示すグラ
フである。図17に明らかな如く、本発明の歯付ベルト
は、同一の素材で構成されているにも係わらず、従来品
である比較品2の歯付ベルトに比べて、いずれの回転数
においても10dB以上の騒音の低減化が達成できた。
【0062】
【発明の効果】本発明の歯付ベルトは、前記構成とした
ため、歯元部にかかる応力集中及び歪みを低減し、さら
に、ベルト芯線の局部的折れ曲がりを防止することによ
り、高負荷で、耐久性の高い優れた性能を示し、さらに
騒音の低減化も達成できた。本発明の請求項3記載の発
明においては、さらに、前記高負荷で、耐久性が高く、
低騒音の歯付ベルトであって、かつ、高張力時において
も歯飛びの少ない優れた性能を示した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の歯付ベルトの拡大断面図である。
【図2】図1の歯付ベルトにおける歯元部の拡大断面図
である。
【図3】本発明の歯付ベルトが巻き付けられるプーリー
の概略断面図である。
【図4】図1の拡大断面図に補助線を付した断面図であ
る。
【図5】本発明の別の態様を表す拡大断面図である。
【図6】台形の弾性歯を有する従来の歯付ベルトのプー
リーとの噛み合わせ状態を示す概略図である。
【図7】(A)は弾性歯の高さをプーリー溝より高くな
した従来の歯付ベルトの拡大断面図である。(B)は、
プーリーとの噛み合わせ状態を表す概略図である。
【図8】弾性歯の先端を円弧状になした従来の歯付ベル
トの拡大断面図である。
【図9】歯付ベルトをプーリーに巻き付けた状態を表す
概略図である。
【図10】応力解析における弾性歯とプーリーの噛み合
い状態を示す解析図である。
【図11】図10における各噛み合い状態における本発
明品1の歯元N1 、歯先D、歯元N2 の3つの部分にか
かる最大主応力の変化を表すグラフである。
【図12】図10における各噛み合い状態における比較
品1の歯元N1 、歯先D、歯元N 2 にかかる最大主応力
の変化を表すグラフである。
【図13】(A)は、図10において噛み合い(c)に
おける本発明品1の最大主応力を示す解析図である。
(B)は、(A)において〇印を付した歯元N1 部の部
分拡大解析図である。
【図14】(A)は、図10において噛み合い(d)に
おける比較品1の最大主応力を示す解析図である。
(B)は、(A)において〇印を付した歯元N1 部の部
分拡大解析図である。
【図15】本発明品及び比較品の歯付ベルトの歯飛びト
ルク及び軸間張力の関係を示すグラフである。
【図16】騒音の測定方法を示す概略構成図である。
【図17】本発明品1及び比較品2の歯付ベルトのプー
リー回転数と騒音レベルの関係を示すグラフである。
【符号の説明】
10 弾性歯 12 背ゴム部 14 芯線 16 歯末部 18 歯布 20 歯元部 22 ランドライン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の歯付プーリーに巻き付けられ、該
    プーリーの歯に噛み合う複数の弾性歯を有する歯付ベル
    トであって、 背ゴム部と、芯線とを有し、 該弾性歯の歯高が、巻き付けられるプーリーの溝の深さ
    以下であり、 該弾性歯の歯元部断面が略曲線であることを特徴とする
    歯付ベルト。
  2. 【請求項2】 前記弾性歯の歯元部断面の略曲線が、弾
    性歯1ピッチの断面の全周長をm0 、歯元部の直線部分
    の長さをm1 としたとき、m1 /m0 が0.1以下であ
    る請求項1記載の歯付ベルト。
  3. 【請求項3】 前記弾性歯の歯たけをh0 、歯付ベルト
    背ゴム部の厚さをh 2 としたとき、h2 /h0 が0.5
    以下である請求項1記載の歯付ベルト。
JP32032493A 1992-12-29 1993-12-20 歯付ベルト Pending JPH06249292A (ja)

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