JPH06248973A - 燃料タンクの内圧センサ取付構造 - Google Patents

燃料タンクの内圧センサ取付構造

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JPH06248973A
JPH06248973A JP5037857A JP3785793A JPH06248973A JP H06248973 A JPH06248973 A JP H06248973A JP 5037857 A JP5037857 A JP 5037857A JP 3785793 A JP3785793 A JP 3785793A JP H06248973 A JPH06248973 A JP H06248973A
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internal pressure
pressure sensor
fuel tank
fuel
sensor mounting
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Hideo Watanabe
秀夫 渡辺
Yasunobu Endo
泰信 遠藤
Toru Wakao
徹 若生
Takeshi Suzuki
武 鈴木
Makoto Kobayashi
誠 小林
Kenichi Sawada
健一 澤田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内圧センサ取付構造のコンパクト化を図る。 【構成】 フューエルメータユニットを燃料タンクに取
付けるための取付プレート21に、内圧センサ取付座4
1を設け、この内圧センサ取付座41に燃料タンクの内
圧を計測する内圧センサ40を取付け、取付プレート2
1の下方に遮蔽板50を取付ける。 【効果】 遮蔽板の作用により内圧センサ40に燃料が
掛かる恐れがなく、内圧センサの精度が良好に保てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は燃料タンクに内圧センサ
を取付ける技術の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば特開平4−153553号の蒸発
燃料処理装置において、燃料タンク内で発生した燃料蒸
気の状態や蒸発燃料処理装置の異常を検出するために、
燃料タンクの内圧を計測する内圧センサを付設する必要
がある。同号の第2図では内圧センサに相当する圧力セ
ンサ30はベーパ通路28の途中の設けられている。ま
た、従来から広く採用されている内圧センサの取付構造
を図5で説明する。
【0003】図5は従来の内圧センサ取付状態図であ
り、燃料タンク101の上部にパイプ102を立て、こ
のパイプ102に結合ホース103の下端を差込み、こ
の結合ホース103の上端に内圧センサ104を取付け
てなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5の構造の場合、立
ち上がり寸法が大きくなるため、結合ホース103や内
圧センサ104を納めるスペースを確保する必要があ
り、そのために内圧センサ104のレイアウトは制限さ
れる。また、結合ホース103をフレキシブルホースと
した場合は、内圧センサ104を車体側にサポートしな
ければなるず、取付構造が複雑になる。さらに、結合ホ
ース103等部品点数が多い。そこで本発明の目的は内
圧センサ取付構造のコンパクト化を図ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本発明は、燃料タンク内の燃料の量を計測するフューエ
ルメータユニットを燃料タンクに取付けるための取付プ
レートに、内圧センサ取付座を設け、この内圧センサ取
付座に燃料タンクの内圧を計測する内圧センサを取付
け、取付プレートの下面に内圧センサのセンシング部に
燃料が掛かることを防ぐ遮蔽板を取付ける。
【0006】上記内圧センサを、Oリング等のシール材
を介して内圧センサ取付座に水蜜に取付けるとよい。
【0007】
【作用】燃料タンクに取付プレートを取付ける。取付プ
レートに取付けられているフューエルメータユニットで
燃料タンクの燃料の量を計測する。取付プレートに取付
けられた内圧センサで燃料タンクの内圧を計測する。そ
して、遮蔽板で内圧センサのセンシング部に燃料が掛か
ることを防ぐ。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を添付図面に基づいて以下に
説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る燃料タンクの配置図であり、車体1
の後部に燃料タンク2が配置され、燃料は燃料ポンプユ
ニット4、燃料供給パイプ5、フィルタ6、燃料噴射器
7を介してエンジン8の燃焼室に供給される。9は燃料
戻しパイプ、10は燃料蒸気パイプである。
【0009】燃料タンク2への給油はフィラキャップ1
2を開け、そこに給油ガン等を差込むことで実施され
る。燃料タンク2の上部には前記燃料ポンプユニット4
の他に、フューエルメータユニット20が取付けられて
いる。上記燃料ポンプユニット4およびフューエルメー
タユニット20は、例えば後部下部室外に配置されてお
り、リヤシートバック後部のメンテナンスリッド13,
14を開けることで、燃料タンク2を取り外すこと無く
燃料ポンプユニット4およびフューエルメータユニット
20の脱着及び点検が可能な構造となっている。
【0010】図2は本発明に係るフューエルメータユニ
ットで切断した燃料タンクの断面図であり、中空構造の
燃料タンク2の上部にフューエルメータユニット20が
取付けられ、その上方にメンテナンスリッド14が配置
されていることを示す。フューエルメータユニット20
は燃料タンク2内部の燃料のレベルを図るためのフロー
ト式レベル計23と、燃料タンク2の内部の圧力を計測
する内圧センサ40(図3参照)とを含むものであり、
以下にその構成を詳しく説明する。
【0011】図3は本発明に係るフューエルメータユニ
ットの分解斜図であり、フューエルメータユニット20
は、円板状の取付プレート21に上記フロート式レベル
計23と内圧センサ40とが取付けられたもので、う
ち、フロート式レベル計23はレベル計用カプラ24
と、ステー25と、フロート用の第1アーム26と、フ
ロート用の第2アーム28と、フロート29と、第1ア
ーム26から延設された第3アーム30およびローラ3
1とからなる。ローラ31は図2に示すとおり、燃料タ
ンク2の底に当接して第1アーム26の位置を規定す
る。フロート29は第1アーム26の下端を揺動中心と
して上下に揺動し、燃料のレベルに対応した信号をカプ
ラ24を経由して制御系へ送る。
【0012】また、内圧センサ40は図3に示す取付プ
レート21に設けられた内圧センサ取付座41にビス4
2,42で固定される。内圧センサ40は例えば箱状の
ケーシング40aの内部に図示せぬダイヤフラムを張
り、ケーシング40aの底にセンシング部40bを突起
し、このセンシング部40bに導圧孔40c(図4参
照)を開け、ケーシング40aの上部に大気圧チューブ
43を取付け、ケーシング40aの横から信号線を内圧
センサ用カプラ44を介して取出してなり、下からの燃
料タンク内圧と上からの大気圧との差をダイヤフラムの
機械的移動で計測し、電気信号に変換してカプラ44を
介して制御系へ送る。
【0013】上記大気圧チューブ43の他端は、トラン
クルームまたは室内まで導かれている。大気圧チューブ
43に、水やゴミが入ることを防止するためである。ま
た、室内まで導いた場合には、室内が空気調和機でほぼ
一定の温度に保たれているので内圧センサ40の精度向
上が図れる。
【0014】図3において燃料タンク2の上部開口2a
を囲むように取付けられたリングプレート46のスタッ
ドボルト47…に取付プレート21のボルト穴21a…
を挿通し、パッキン48(図2参照)を介してナット4
9…で締めることで、燃料タンク2への取付プレート2
1の取付けは完了する。
【0015】図4は本発明に係る内圧センサの遮蔽板を
示す図であり、取付プレート21の下面に、適当に折り
曲げ形成した遮蔽板50を取付け、下から内圧センサ4
0のセンシング部40bを直接臨めないようにしてい
る。センシング部40bの導圧孔40cに燃料が侵入す
ると正しい圧力が測れなくなるが、遮蔽板50は下方の
燃料がセンシング部40bに掛ることを防止し、内圧セ
ンサ40の精度を良好に保つ。また、図示するとおり内
圧センサ40のセンシング部40bは、Oリング等のシ
ール材52を介して、内圧センサ取付座41に水蜜に取
付けられている。ここで水蜜とは水漏テストで水の漏れ
が無い程度に密封されている状態を意味する。
【0016】以上の構成からなる内圧センサ取付座を備
えた取付プレートの作用を次に述べる。図3に示すとお
り、取付プレート21にレベル計23および内圧センサ
40を取付け、この取付プレート21を燃料タンク2の
上部の開口2aに取付け、カプラ24,44を結合すれ
ばよい。このように1個の取付プレート21に燃料レベ
ル計23と内圧センサ40とを取付け可能にしたことを
特徴とし、その結果、従来の内圧センサのための結合ホ
ースやブラケットを省略できる。さらに、既存の取付プ
レートと同形の取付プレート21に内圧センサ取付座4
1を付設するだけでよいので、燃料タンク2に特別のパ
イプ(図5のパイプ102に相当)を設ける必要が無
い。
【0017】なお、本発明は燃料タンク2の上部に、燃
料満杯時にも空気層が確保されていることに着目して、
この部分に圧力センサ40を取付けたことを特徴とする
が、、図4の遮蔽板50を設ければ車の急旋回、急発
進、急停止に際しても圧力センシング部に燃料が掛るこ
とを防止できる。
【0018】
【発明の効果】以上に述べた通り本発明は、1個の取付
プレートに燃料レベル計と内圧センサとを取付け可能に
したことを特徴とし、その結果、従来の内圧センサのた
めの結合ホースやブラケットを省略でき、さらに、既存
の取付プレートに圧力センサ取付座を付設するだけでよ
いので、燃料タンクに特別のパイプを設ける必要が無い
ので、内圧センサの取付に伴う部品数の増加を防止で
き、かつ取付スペースを小さくすることができるととも
に、本発明は取付プレートの下面に遮蔽板を設けたの
で、車の急旋回、急発進、急停止に際しても圧力センシ
ング部に燃料が掛ることを防止でき、内圧センサの信頼
性を維持することができる。
【0019】内圧センサをシール材を介して燃料タンク
側の内圧センサ取付座に取付ければ脱着が容易で、気密
性が良好に保持できれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る燃料タンクの配置図
【図2】本発明に係るフューエルメータユニットで切断
した燃料タンクの断面図
【図3】本発明に係るフューエルメータユニットの分解
斜図
【図4】本発明に係る内圧センサの遮蔽板を示す図
【図5】従来の内圧センサ取付状態図
【符号の説明】
1…車体、2…燃料タンク、20…フューエルメータユ
ニット、21…取付プレート、23…フロート式レベル
計、29…フロート、40…内圧センサ、41…内圧セ
ンサ取付座、43…大気圧チューブ、50…遮蔽板、5
2…シール材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 武 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 小林 誠 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 澤田 健一 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンク内の燃料の量を計測するフュ
    ーエルメータユニットを燃料タンクに取付けるための取
    付プレートに、内圧センサ取付座を設け、この内圧セン
    サ取付座に燃料タンクの内圧を計測する内圧センサを取
    付け、前記取付プレートの下面に、内圧センサのセンシ
    ング部に燃料が掛かることを防ぐ遮蔽板を取付けたこと
    を特徴とする燃料タンクの内圧センサ取付構造。
  2. 【請求項2】 前記内圧センサはOリング等のシール材
    を介して内圧センサ取付座に水蜜に取付けられているこ
    とを特徴とする請求項1記載の燃料タンクの内圧センサ
    取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7191505B2 (en) 2003-03-13 2007-03-20 Electrovac Ag Sealed sensor housing and method of making
JP2014181591A (ja) * 2013-03-18 2014-09-29 Mitsubishi Motors Corp 部材取付構造
WO2018191240A1 (en) * 2017-04-10 2018-10-18 Eaton Corporation Vapor pressure sensor assembly

Cited By (4)

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US10850608B2 (en) 2017-04-10 2020-12-01 Eaton Intelligent Power Limited Vapor pressure sensor assembly

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