JPH06248966A - ターボコンパウンドエンジン - Google Patents

ターボコンパウンドエンジン

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Publication number
JPH06248966A
JPH06248966A JP5058082A JP5808293A JPH06248966A JP H06248966 A JPH06248966 A JP H06248966A JP 5058082 A JP5058082 A JP 5058082A JP 5808293 A JP5808293 A JP 5808293A JP H06248966 A JPH06248966 A JP H06248966A
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JP
Japan
Prior art keywords
engine
turbine
speed
transmission
turbocharger
Prior art date
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Pending
Application number
JP5058082A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsunori Hirai
克典 平井
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Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
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Publication of JPH06248966A publication Critical patent/JPH06248966A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Supercharger (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、高負荷時にはターボチャージャの
発電・電動機を発電運転して排気ガス圧力を低減し、エ
ネルギーを回収して膨張比を低減し、タービン効率を最
大効率領域で作動するターボコンパウンドエンジンを提
供する。 【構成】 本発明は、発電・電動機8を備えたターボチ
ャージャ1とパワータービン7を断熱エンジン10に設
ける。パワータービン7は変速機20を介在してクラン
ク軸12に軸力を与えるように構成されている。高負荷
運転ではターボチャージャ1の発電・電動機8を発電機
運転して排気ガス圧力を低減し、変速機20は高速では
増速側歯車列11にシフトし、中速では減速側歯車列9
にシフトし、タービン効率点のマッチングを広範囲で行
えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エンジンの排気エネ
ルギーによって駆動される発電・電動機を備えたターボ
チャージャとパワータービンとを有するターボコンパウ
ンドエンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ターボチャージャとパワーター
ビンとを持つターボコンパウンドエンジンは、排気系に
発電・電動機を持つターボチャージャとパワータービン
を設け、エンジン駆動で発生する排気ガスエネルギーを
ターボチャージャとパワータービンで回収し、ターボチ
ャージャでコンプレッサを駆動したり、パワータービン
でクランク軸に駆動力として与えたり、或いは発電・電
動機を発電機運転して電気エネルギーとして回収するも
のである。
【0003】即ち、従来のターボコンパウンドエンジン
は、図6に示すように、エンジン40から排気通路45
を通じて排気される排気ガスが持つ排気ガスエネルギー
で駆動されるタービン42、該タービン42にシャフト
44を通じて連結されているコンプレッサ43及びシャ
フト44上に配置した発電・電動機48を備えたターボ
チャージャ41、並びに該ターボチャージャ41のター
ビン42の出口側排気通路49に連結したパワータービ
ン50を有するものである。コンプレッサ43は吸気通
路46を通じてエンジン40に吸気を送り込む機能を果
たす。パワータービン50のタービン51は、タービン
51に連結したシャフト53を通じてクランクシャフト
52に伝動連結されている。図示していないが、シャフ
ト53とクランクシャフト52との伝達系には、減速機
等が介在している。
【0004】また、上記ターボコンパウンドエンジンと
同様のエンジンとしては、例えば、特開昭63−100
225号公報に開示されたものがある。該公報に開示さ
れたターボコンパウンド機関は、内燃機関の排気管にタ
ーボ過給機とパワータービンを直列に接続し、パワータ
ービンの回転を機関のクランク軸へ伝達するとともに、
ターボ過給機とパワータービンとの接続管に設けたバイ
パス弁を機関の回転数と負荷に関連して制御する手段を
備えたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ターボコン
パウンドエンジンは、タービン効率(即ち、排気タービ
ンの理論断熱熱落差に対するタービン出力に相当する熱
落差の割合)の高い点で作動させ、排気ガスエネルギー
の回収効率を上げることが重要である。タービン効率に
ついては、図5に示すように、タービン効率が最大効率
即ち高効率となる領域は、タービン回転数TNと膨張比
ER(即ち、タービンの入口圧力を出口圧力で割った
値)とに関しては狭いものである。図5において、横軸
にタービン回転数TNをとり、縦軸に排気ガスの膨張比
ERをとると、例えば、タービン効率が75%以上とな
るのは、タービン回転数TNがTN1 〜TN2 の範囲内
であり、且つ膨張比ERがER1 〜ER2 の範囲内であ
る。言い換えれば、タービン効率は、タービン回転数と
流入排気ガスの圧力によって決定される。
【0006】しかしながら、従来の大型ターボコンパウ
ンドエンジンにおける歯車式のパワータービンは、ター
ビン効率が最大効率(高効率)となる領域即ち効率点で
の排気ガスエネルギー回収効果は良好であるが、効率点
の領域が狭いため、1点マッチングができるのみであっ
た。
【0007】そこで、この発明の目的は、上記の課題を
解決することであり、排気ガスエネルギーで駆動される
発電・電動機を備えたターボチャージャ及び該ターボチ
ャージャの後流に配置されたパワータービンを有するタ
ーボコンパウンドエンジン、特に、大型のターボコンパ
ウンドエンジンにおいて、市街地、住宅街等の走行時の
中速走行と高速道路等の走行時の高速走行との運転条件
にタービン最大効率点をマッチングさせるため、パワー
タービンを歯車式に構成して変速機を介してクランク軸
に連結し、高速では変速機を増速側にシフトし、中速で
は減速側にシフトすることに加えて、特に、ターボチャ
ージャに発電・電動機を設け、高負荷時には発電・電動
機を発電運転して高負荷時の排気ガスエネルギーを回収
し、パワータービンに流入する排気ガス圧力を低下さ
せ、排気ガスの膨張比を低減してタービンの最大効率点
にマッチングさせ、中速走行と高速走行との運転条件に
広範囲にタービン最大効率点にマッチングさせるターボ
コンパウンドエンジンを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、次のように構成されている。即ち、
この発明は、エンジンの排気ガスエネルギーで駆動され
る発電・電動機を備えたターボチャージャ、該ターボチ
ャージャの後流に設け且つ負荷が中負荷時に高効率にな
るように設定されているパワータービン、該パワーター
ビンをクランク軸に連結する伝動系に介在した変速機、
エンジン回転数と負荷を検出する各センサー、及び該各
センサーの検出信号に応答して、高負荷時に前記発電・
電動機を発電運転させて膨張比を低減すると共に前記変
速機をシフトする制御を行うコントローラを有すること
を特徴とするターボコンパウンドエンジンに関する。
【0009】また、このターボコンパウンドエンジンに
おいて、前記コントローラはエンジン回転数が高速であ
ることに応答して前記変速機を増速側にシフトし、中速
であることに応答して前記変速機を減速側にシフトする
制御を行うものである。
【0010】
【作用】この発明によるターボコンパウンドエンジン
は、上記のように構成されており、次のように作用す
る。即ち、このターボコンパウンドエンジンは、発電・
電動機を備えたターボチャージャ、負荷が中負荷時に高
効率になるように設定されているパワータービン及び該
パワータービンとクランクシャフトとの間の伝動系に設
けた変速機を有するので、高負荷時には前記ターボチャ
ージャの前記発電・電動機を発電運転し、排気ガスエネ
ルギーを電気エネルギーとして回収し、それによって、
前記パワータービンに流入する排気ガス圧力を低下させ
て前記パワータービンに流入する排気ガスの膨張比を低
減し、タービン最大効率点へマッチングさせる制御を行
うと共に、高速時には、前記変速機を増速側へシフト
し、中速時には、前記変速機を減速側へシフトして前記
パワータービンのタービン高効率領域を保持することが
できるように制御する。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明によるター
ボコンパウンドエンジンの一実施例を説明する。図1は
この発明によるターボコンパウンドエンジンの一実施例
を示す概略図、図2は図1のターボコンパウンドエンジ
ンの作動系を示す説明図、及び図3はエンジン回転数と
エンジン負荷に関してのパワータービンの効率点を示す
説明図である。
【0012】図示するように、このターボコンパウンド
エンジンは、排気ガスエネルギーによって駆動されるタ
ーボチャージャ1及びパワータービン7を備えている断
熱エンジン10に適用しているものである。この断熱エ
ンジン10は、図示していないが、燃焼室を断熱構造に
構成しており、例えば、シリンダブロック、該シリンダ
ブロックに固定したシリンダヘッド、シリンダブロック
に構成したシリンダ、該シリンダ内を往復運動する断熱
構造のピストン、及び該ピストンの往復運動を回転運動
に変換するコンロッドとクランク軸を有している。シリ
ンダヘッドには、一例として、吸排気ポートが形成さ
れ、吸排気ポートには吸排気バルブが配置されている。
シリンダヘッドに形成した排気ポートは、マニホルドガ
スケットを介在して排気マニホルドに連結されている。
排気マニホルドの出口は、排気通路5に連通している。
排気通路5は、ターボチャージャ1のタービン2の入口
側通路に連通しており、該入口側通路はタービン2のタ
ービンスクロールに連結されている。また、ターボチャ
ージャ1のタービン2の出口側排気通路9Eにはパワー
タービン7のタービン18のタービンスクロールが連結
されている。
【0013】このターボコンパウンドシステムにおける
ターボチャージャ1は、断熱エンジン10からの排気ガ
スで駆動されるタービン2、該タービン2に取り付けた
シャフト4に取り付けたコンプレッサ3、及びシャフト
4上に配置した発電・電動機8を有している。コンプレ
ッサ3の出口側通路は、断熱エンジン10に吸入空気を
供給する吸気通路6に接続している。また、発電・電動
機8は、発電機又は電動機として作動されるものであ
り、発電・電動機8を発電機として作動する場合には、
断熱エンジン10から排気される排気ガスエネルギーを
回収する場合であり、発電・電動機8で発生した電力
は、駆動軸等へ駆動力として消費し、場合によっては、
バッテリー、コンデンサ等の蓄電装置に蓄電されるか、
補機等で消費されるものである。
【0014】また、ターボコンパウンドシステムにおけ
るパワータービン7は、ターボチャージャ1のタービン
2から排気される排気ガスがタービン18に送り込ま
れ、該タービン18を排気ガスエネルギーで駆動するこ
とによってシャフト19が回転し、次いで、シャフト1
9から変速機20を通じてクランク軸12に伝達され、
排気ガスエネルギーをクランク軸12の軸力として回収
するものである。変速機20は、増速側即ち高速側歯車
列11と減速側即ち低速側歯車列9を有している。変速
機20の終歯車13は回収用歯車14と噛合し、回収用
歯車14はクランク軸12に取り付けられている。即
ち、パワータービン7は、クランク軸12に対して変速
機20によって中速と高速の2条件に対応している。
【0015】即ち、断熱エンジン10が駆動されること
によって、ターボチャージャ1の発電・電動機8で発電
された直流電力は、インバータによって直流電力を交流
電力に変換して駆動モータ或いは補機で消費されたり、
蓄電装置に蓄電されたりするが、断熱エンジン10の作
動状態即ち運転条件、例えば、エンジン回転数、負荷状
態によって排気ガスエネルギーが大幅に相違し、パワー
タービン7のタービン効率は変動する。そこで、このタ
ーボコンパウンドエンジンでは、パワータービン7をク
ランク軸12に対して中速と高速の2条件に対応させ、
パワータービン7の効率点の設定を1/2負荷時に最大
効率となるように設定する(図3参照)。この場合に、
このターボコンパウンドエンジンでは、エンジン負荷が
増加すると、同一のエンジン回転数、言い換えれば、タ
ービン回転数TNであっても、タービンの膨張比ERが
大きくなり、効率点を外れてしまう現象が発生する(図
5参照)。
【0016】そこで、この発明によるターボコンパウン
ドエンジンでは、エンジン作動に応じてパワータービン
7の最大効率点を外れる現象に対応するため、エンジン
負荷Lを検出する負荷センサー16及びエンジン回転数
Nを検出する回転センサー17を設け、エンジン作動状
態をコントローラ15に入力し、コントローラ15の指
令でターボチャージャ1の発電・電動機8の作動と変速
機20のシフトとをコントロールするように構成されて
いる。エンジン作動状態に対するパワータービン7の効
率点は、図3に示すようになっている。図3は横軸にエ
ンジン回転数Nをとり、縦軸にエンジン負荷Lをとって
いる。即ち、このターボコンパウンドエンジンにおい
て、タービン最大効率点は、市街地等の走行で中速中負
荷の時は符号NM M で示す領域であり、市街地等の走
行で中速高負荷の時は符号NM Hで示す領域であり、
また、高速道路等の走行で高速中負荷の時は符号NH
M で示す領域であり、高速道路等の走行で高速高負荷の
時は符号NH H で示す領域である。
【0017】具体的には、断熱エンジン10が高負荷に
なった場合、即ち、図3に示す符号NM H 及びNH
H の領域では、ターボチャージャ1の発電・電動機8を
発電運転して排気ガスエネルギーを回収し、パワーター
ビン7のタービン18に流入する排気ガス流量即ち排気
ガス圧力を低減し、また、符号NM M 及びNM H
領域では、変速機20を中速即ち減速側歯車列9へシフ
トし、符号NH M 及びNH H の領域では、変速機2
0を高速即ち増速側歯車列11へシフトする。即ち、パ
ワータービン7のタービン効率を75%の最大効率点に
維持するため、コントローラ15によって、ターボチャ
ージャ1の発電・電動機8の作動・非作動を制御した
り、また、変速機20を中速又は高速側へシフトする制
御をして、タービン回転数TNをTN1 〜TN2 の範囲
で且つ膨張比ERをER1 〜ER2の範囲になるように
コントロールする。
【0018】このターボコンパウンドエンジンは、上記
のように構成されており、次のように作動される。この
ターボコンパウンドエンジンの作動の一実施例を図4を
参照して説明する。図4はこのターボコンパウンドエン
ジンの作動の一実施例を説明するための処理フロー図で
ある。このターボコンパウンドエンジンにおいて、断熱
エンジン10が駆動されると、コントローラ15には回
転センサー17によって検出されたエンジン回転数Nが
入力され(ステップ21)、負荷センサー16によって
検出されたエンジン負荷Lが入力される(ステップ2
2)。コントローラ15は、エンジン回転数Nが中速N
M であるか、又は高速NH であるかを判断する(ステッ
プ23)。更に、エンジン回転数Nが中速NM である場
合に、エンジン負荷Lが中負荷LM であるか、又は高負
荷LH であるかを判断する(ステップ24)。エンジン
回転数Nが中速NM で且つエンジン負荷Lが高負荷LH
である場合には、排気ガス圧力を低減するため、ターボ
チャージャ(TCG)1の発電・電動機8を発電機運転
すると共に、断熱エンジン10の回転数に合わせて効率
点を維持できるように変速機20を減速側歯車列9にシ
フトする(ステップ25)。また、エンジン回転数Nが
中速NM で且つエンジン負荷Lが中負荷LM である場合
には、排気ガス圧力を低減する必要がないので、発電・
電動機8の発電機運転はせずに、断熱エンジン10の回
転数に合わせて効率点を維持できるように変速機20を
減速側歯車列9にシフトする(ステップ26)。
【0019】また、ステップ23において、エンジン回
転数Nが高速NH である場合に、エンジン負荷Lが中負
荷LM であるか、又は高負荷LH であるかを判断する
(ステップ27)。エンジン回転数Nが高速NH で且つ
エンジン負荷Lが高負荷LH である場合には、排気ガス
圧力を低減するため、ターボチャージャ(TCG)1の
発電・電動機8を発電機運転すると共に、断熱エンジン
10の回転数に合わせて効率点を維持できるように変速
機20を増速側歯車列11にシフトする(ステップ2
8)。また、エンジン回転数Nが高速NH で且つエンジ
ン負荷Lが中負荷LM である場合には、排気ガス圧力を
低減する必要がないので、発電・電動機8の発電運転は
せずに、断熱エンジン10の回転数に合わせて最大効率
点を維持できるように変速機20を増速側歯車列11に
シフトする(ステップ29)。このターボコンパウンド
エンジンでは、コントローラ15による上記のような制
御を行うことによって、効率点にマッチングさせること
ができ、タービン効率を向上させることができる。
【0020】
【発明の効果】この発明によるターボコンパウンドエン
ジンは、上記のように構成されており、次のような効果
を有する。即ち、このターボコンパウンドエンジンは、
発電・電動機を備えたターボチャージャ、負荷が中負荷
時に高効率になるように設定されているパワータービン
及び該パワータービンとクランク軸との間の伝動系に設
けた変速機を有するので、高負荷時には前記ターボチャ
ージャの前記発電・電動機を発電運転し、前記パワータ
ービンに流入する排気ガス圧力を低下させ、最適の膨張
比を制御して最大効率点を維持し、また、高速時には変
速機を増速側へシフトし、中速時には変速機を減速側へ
シフトし、断熱エンジンとの回転数を適合させると共
に、最適にエンジン回転数に維持することができ、それ
によって、パワータービンの高効率領域を保持すること
ができ、しかも、排気ガスエネルギーを前記ターボチャ
ージャと前記パワータービンとで効率的に回収すること
ができ、大型ターボコンパウンドエンジンを全作動領域
で高効率に作動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるターボコンパウンドエンジンの
一実施例の外観を示す概略図である。
【図2】図1のこのターボコンパウンドエンジンの作動
系の一実施例を示す説明図である。
【図3】エンジン回転数とエンジン負荷に関してのパワ
ータービンの効率点を示す説明図である。
【図4】このターボコンパウンドエンジンの作動の一実
施例を説明するための処理フロー図である。
【図5】タービン回転数と膨張比に関してのタービン効
率を示すマップ図である。
【図6】従来の断熱エンジンの一例を説明する説明図で
ある。
【符号の説明】
1 ターボチャージャ 2,18 タービン 5,9E 排気通路 7 パワータービン 8 発電・電動機 9 減速側歯車列 10 断熱エンジン 11 増速側歯車列 12 クランク軸 15 コントローラ 16 負荷センサー 17 回転センサー 20 変速機

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの排気ガスエネルギーで駆動さ
    れる発電・電動機を備えたターボチャージャ、該ターボ
    チャージャの後流に設け且つ負荷が中負荷時に高効率に
    なるように設定されているパワータービン、該パワータ
    ービンをクランク軸に連結する伝動系に介在した変速
    機、エンジン回転数と負荷を検出する各センサー、及び
    該各センサーの検出信号に応答して、高負荷時に前記発
    電・電動機を発電運転させて膨張比を低減すると共に前
    記変速機をシフトする制御を行うコントローラを有する
    ことを特徴とするターボコンパウンドエンジン。
  2. 【請求項2】 前記コントローラはエンジン回転数が高
    速であることに応答して前記変速機を増速側にシフト
    し、中速であることに応答して前記変速機を減速側にシ
    フトする制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の
    ターボコンパウンドエンジン。
JP5058082A 1993-02-24 1993-02-24 ターボコンパウンドエンジン Pending JPH06248966A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5058082A JPH06248966A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 ターボコンパウンドエンジン

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008138685A (ja) * 1997-09-25 2008-06-19 Denso Corp 電動圧縮機の取付構造
DE102011107436A1 (de) * 2011-07-07 2013-01-10 Voith Patent Gmbh Antriebsstrang, insbesondere Fahrzeugantriebsstrang

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