JPH06248671A - 給水用配管の漏水検査装置 - Google Patents

給水用配管の漏水検査装置

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JPH06248671A
JPH06248671A JP6327693A JP6327693A JPH06248671A JP H06248671 A JPH06248671 A JP H06248671A JP 6327693 A JP6327693 A JP 6327693A JP 6327693 A JP6327693 A JP 6327693A JP H06248671 A JPH06248671 A JP H06248671A
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JP
Japan
Prior art keywords
water
hose
water supply
supply pipe
supply piping
Prior art date
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Pending
Application number
JP6327693A
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English (en)
Inventor
Teruo Tanahashi
輝夫 棚橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Publication date
Application filed by Fujita Corp filed Critical Fujita Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建築物の内外装の施工前に給湯用配管の漏水
を確実に検出することができる漏水検査装置を提供す
る。 【構成】 水タンク11内に貯留された検査用の水を電
気ヒータ13で加熱して温水Wとし、この温水Wを手動
ポンプ15のハンドル1501の操作により所定の水圧
にした状態で、保温ホース17を介して不図示の給水用
配管に供給する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物の竣工前に給湯
用配管等の漏水の有無を検査する際に使用される漏水検
査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】給水設備を備える建築物には、例えば銅
等の素材による給水用配管が複数接続して配設される。
ところで、給水用配管同士の接続が十分でなかったり、
建築物の内外装工事の際に打ち込まれる釘等で給水用配
管に傷が付いたりすると、それらの部分で漏水が生じる
場合がある。このため、その種の建築物を建てる際に
は、竣工の前に、給水用配管の接続部に生じた隙間や亀
裂により給水用配管中で漏水が生じていないかどうかの
検査が行われる。
【0003】この検査は通常、給水用配管の配設が終わ
った時点で、所定圧の常温水(例えば15°〜18°の
水道水)を給水用配管に流し、給水用配管に水圧を加え
た状態で漏水の有無を確認することで行われる。或は、
建築物の内外装工事が済み給湯器が設置された時点で、
給湯器からの温水を給水用配管に流し、温水により給水
用配管が熱膨張した状態で漏水が生じないかどうかを検
査して行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、常温水
を用いた従来の漏水検査は、常温時には塞がっており熱
膨張時に初めて隙間や亀裂となる接続不良や傷が給水用
配管中にある場合、それらの箇所からの漏水を引き起こ
させることができないため、十分な漏水検査を行うこと
ができない。また、温水を用いた従来の漏水検査は、給
湯器の設置後にしか行えなかったため、この検査で給水
用配管中の漏水が発見された場合には、漏水箇所の特定
やその漏水箇所の修復を行うために、施工が終わった建
築物の内外装を外さなければならず、対応に時間と費用
を要する。
【0005】本発明は前記事情に鑑みてなされたもので
あり、建築物の内外装の施工前に給湯用配管の漏水を確
実に検出することができる漏水検査装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、建築物内に配設される給水用配管の接続箇
所や亀裂箇所等における漏水の有無を検査する装置であ
って、水タンクと、前記水タンクを前記給水用配管に接
続するホースと、前記水タンクに貯留された水を加熱す
る加熱手段と、前記加熱手段で加熱された前記水タンク
内の水を前記ホースに供給するポンプ手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0007】また、本発明は、前記ポンプ手段は手動ポ
ンプで構成され、前記ホースには、該ホース内の水圧を
計測するゲージが介設されているものとした。さらに、
本発明は、前記加熱手段は電気ヒータで構成されている
ものとした。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の一実施例による給水用配管の漏水
検査装置を示す説明図である。図1において全体符号1
で示す本実施例の漏水検査装置は、施工中の建築物に給
湯器等と共に配設される不図示の給水用配管の漏水を、
建築物の竣工前に検査する際に用いられるもので、水タ
ンク11、電気ヒータ13、手動ポンプ15、保温ホー
ス17、及び水圧ゲージ19を備えている。
【0009】水タンク11は、前記不図示の給水用配管
に供給する検査用の水を貯留するもので、その上部11
01には注水口1103が設けられている。電気ヒータ
13は、水タンク11に貯留された水を加熱するもの
で、水タンク11内の底部に敷設されたヒータパネル1
301とこれに接続された電源コード1303とを備え
ている。尚、本実施例では、水タンク11に貯留された
水が電気ヒータ13のヒータパネル1301によって加
熱されると、不図示の給湯器が前記不図示の給水用配管
に供給する温水と略々同じ温度である80°前後の温水
Wとされる。
【0010】手動ポンプ15は、水タンク11内で加熱
された温水Wを汲み上げるもので、水タンク11の上部
1101に配設されており、汲み上げ動作用のハンドル
1501を備えている。保温ホース17は保温性を有し
ており、その一端1701は手動ポンプ15に接続さ
れ、他端1703には、前記不図示の給水用配管への接
続用金具1705が取着されている。水圧ゲージ19は
保温ホース17の中途に介設されており、保温ホース1
7内の水圧を表示する水圧メータ1901を備えてい
る。
【0011】このように構成された本実施例の漏水検査
装置1で検査を行う場合には、保温ホース17の他端1
703に取着された接続用金具1705を前記不図示の
給水用配管に接続し、手動ポンプ15のハンドル150
1を図1中上下方向に揺動させて、電気ヒータ13で加
熱された水タンク11内の温水Wを汲み上げる。する
と、汲み上げられた温水Wが保温ホース17を介して前
記不図示の給水用配管に供給される。
【0012】このとき、手動ポンプ15のハンドル15
01を操作する検査者(図示せず)は、水圧ゲージ19
のメータ1901の表示を見て保温ホース17内を流れ
る温水Wの水圧を確認し、前記不図示の給水用配管内で
の温水Wの水圧が、前記不図示の給湯器から供給される
温水の水圧と略々等しくなるように、手動ポンプ15の
ハンドル1501の操作量を適宜調整しながら、保温ホ
ース17内を流れる温水Wの水圧を調整する。
【0013】そして、前記不図示の建築物内における蛇
口設置箇所等の、不図示の給水用配管の末端箇所から出
水される前記温水Wの水圧と前記水圧ゲージ19のメー
タ1901に表示される保温ホース17内の温水Wの水
圧とを比較し、或は、手動ポンプ15のハンドル150
1を操作する不図示の検査者以外の他の検査者が、不図
示の給水用配管に沿ってその配設箇所を巡回すること
で、給水配管中の漏水の有無を検査する。
【0014】このように、本実施例の漏水検査装置1で
は、水タンク11内に貯留された検査用の水を電気ヒー
タ13で加熱して温水Wとし、この温水Wを手動ポンプ
15のハンドル1501の操作により所定の水圧にした
状態で不図示の給水用配管に供給することができるの
で、給湯器が給水用配管に接続される前の時点、即ち、
建築物の内外装を施工する前の時点で、給水用配管を熱
膨張させた状態での漏水の有無を検査することができ
る。
【0015】従って、検査の結果漏水が発見された場合
に、施工が終わった建築物の内外装を外す等といった、
時間と費用のかかる面倒な作業を行うことなく、漏水箇
所の特定やその漏水箇所の修復を行うことができる。
【0016】尚、水タンク11から不図示の給水用配管
に温水を供給するホースとしては、特に保温性のないホ
ースを用いることもできるが、本実施例のように保温ホ
ース17を用いれば、水タンク11から不図示の給水用
配管までの距離が長い場合等、給水用配管に供給される
前に温水Wが冷めてしまうのを防止する上で有利であ
る。また、保温ホース17の径は特に限定されないが、
水圧ゲージ19のメータ1901の表示を見て保温ホー
ス17内の水圧を確認しながら、手動ポンプ15のハン
ドル1501の操作量を調整する関係上、保温ホース1
7内の水圧と不図示の給水用配管内の水圧とが一致する
ように、保温ホース17の径を不図示の給水用配管の径
と一致させることが望ましい。
【0017】さらに、本実施例で用いた手動ポンプ15
の代わりに、あらかじめ設定した水圧で水タンク11内
の温水Wを保温ホース17を介して不図示の給水用配管
に供給する電動ポンプを用いてもよく、その場合には、
水圧ゲージ19を省略してもよい。そして、本発明にお
ける給水用配管とは、常温水を流す水道用配管や給湯設
備における給湯用配管等を全て含むことは言うまでもな
い。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、建
築物内に配設される給水用配管の接続箇所や亀裂箇所等
における漏水の有無を検査する装置であって、水タンク
と、前記水タンクを前記給水用配管に接続するホース
と、前記水タンクに貯留された水を加熱する加熱手段
と、前記加熱手段で加熱された前記水タンク内の水を前
記ホースに供給するポンプ手段とを備える構成としたの
で、建築物の内外装の施工前に給水用配管の漏水を確実
に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による給水用配管の漏水検査
装置を示す説明図である。
【符号の説明】
1 漏水検査装置 11 水タンク 13 電気ヒータ 15 手動ポンプ 17 保温ホース 19 水圧ゲージ W 温水

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物内に配設される給水用配管の接続
    箇所や亀裂箇所等における漏水の有無を検査する装置で
    あって、 水タンクと、 前記水タンクを前記給水用配管に接続するホースと、 前記水タンクに貯留された水を加熱する加熱手段と、 前記加熱手段で加熱された前記水タンク内の水を前記ホ
    ースに供給するポンプ手段と、 を備えることを特徴とする給水用配管の漏水検査装置。
  2. 【請求項2】 前記ポンプ手段は手動ポンプで構成さ
    れ、前記ホースには、該ホース内の水圧を計測するゲー
    ジが介設されている請求項1記載の給水用配管の漏水検
    査装置。
  3. 【請求項3】 前記加熱手段は電気ヒータで構成されて
    いる請求項1又は2記載の給水用配管の漏水検査装置。
JP6327693A 1993-02-26 1993-02-26 給水用配管の漏水検査装置 Pending JPH06248671A (ja)

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JP6327693A JPH06248671A (ja) 1993-02-26 1993-02-26 給水用配管の漏水検査装置

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