JPH0624854Y2 - 歯牙着脱可能な歯科実習用マネキン - Google Patents
歯牙着脱可能な歯科実習用マネキンInfo
- Publication number
- JPH0624854Y2 JPH0624854Y2 JP1987151143U JP15114387U JPH0624854Y2 JP H0624854 Y2 JPH0624854 Y2 JP H0624854Y2 JP 1987151143 U JP1987151143 U JP 1987151143U JP 15114387 U JP15114387 U JP 15114387U JP H0624854 Y2 JPH0624854 Y2 JP H0624854Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jaw
- model
- articulator
- attached
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Instructional Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、歯牙の着脱が可能な歯科実習用マネキンに関
する。
する。
従来技術 顎模型を装着することが可能な顎関節機能を具えた咬合
器と、それを取りつけるための頭部模型からなるマネキ
ンが、歯科実習用に使用されるが、咬合器に装着した顎
模型は、実習の目的に応じて取り替える必要があり、そ
の着脱は不便なものであった。
器と、それを取りつけるための頭部模型からなるマネキ
ンが、歯科実習用に使用されるが、咬合器に装着した顎
模型は、実習の目的に応じて取り替える必要があり、そ
の着脱は不便なものであった。
考案の解決しようとする問題点 特に、このような頭部模型を使用して、治療実習を行う
場合、歯牙の着脱が必要となるが、顎模型を一々取り替
えて、実施することは非常に効率が悪く、改良が求めら
れていた。
場合、歯牙の着脱が必要となるが、顎模型を一々取り替
えて、実施することは非常に効率が悪く、改良が求めら
れていた。
そこで、本考案では、顎模型を咬合器に装着した状態
で、歯牙の着脱を実施できる歯科実習用マネキンを提供
することを目的とする。
で、歯牙の着脱を実施できる歯科実習用マネキンを提供
することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本考案では、顎模型を装着することが可能な顎関節機能
を具備した咬合器と、それを取りつける為の頭部模型か
らなる歯科実習用マネキンにおいて、咬合器の上顎及び
下顎ベースの歯列弓に相当する位置に切欠き部を設け、
かつ顎模型の骨部の裏面に歯列弓状の溝を形成し、この
溝から骨部を通して歯牙をネジによって着脱可能に形成
することによって、咬合器の上顎及び下顎ベースに顎模
型を装着した状態で、顎模型の歯牙を、上記切欠き部を
通して、顎模型の裏面からネジで着脱可能とした。
を具備した咬合器と、それを取りつける為の頭部模型か
らなる歯科実習用マネキンにおいて、咬合器の上顎及び
下顎ベースの歯列弓に相当する位置に切欠き部を設け、
かつ顎模型の骨部の裏面に歯列弓状の溝を形成し、この
溝から骨部を通して歯牙をネジによって着脱可能に形成
することによって、咬合器の上顎及び下顎ベースに顎模
型を装着した状態で、顎模型の歯牙を、上記切欠き部を
通して、顎模型の裏面からネジで着脱可能とした。
顎模型は、咬合器の上顎及び下顎ベースに上顎及び下顎
設置板を介して装着するように形成されてもよく、この
場合は、上記上顎及び下顎設置板にも歯列弓に相当する
位置に切欠き部が設けられ、上顎及び下顎ベースと上顎
及び下顎設置板の両者の切欠き部を通して顎模型裏面か
ら歯牙が着脱できるように形成する必要がある。
設置板を介して装着するように形成されてもよく、この
場合は、上記上顎及び下顎設置板にも歯列弓に相当する
位置に切欠き部が設けられ、上顎及び下顎ベースと上顎
及び下顎設置板の両者の切欠き部を通して顎模型裏面か
ら歯牙が着脱できるように形成する必要がある。
なお、咬合器の上顎ベースを、頭部模型のヘッドベース
に取りつけて使用する場合には、該ヘッドベースにも、
歯列弓に相当する位置に切欠き部を形成し、頭部ユニッ
トのヘッド部分を開けて、ヘッドベース、上顎ベース及
び上顎設置板の三者の切欠き部を通して顎模型裏面から
歯牙が着脱できるように形成するのがよい。
に取りつけて使用する場合には、該ヘッドベースにも、
歯列弓に相当する位置に切欠き部を形成し、頭部ユニッ
トのヘッド部分を開けて、ヘッドベース、上顎ベース及
び上顎設置板の三者の切欠き部を通して顎模型裏面から
歯牙が着脱できるように形成するのがよい。
実施例 次ぎに、本考案の一例を図面に従って説明する。
本考案の製品は、第1図の如く、顎関節機能を具備した
咬合器(1A)と、それを取りつけるための頭部模型(1B)で
構成された歯科実習用マネキンであって、咬合器(1A)の
上顎及び下顎ベース(2)(3)に顎模型(5)(6)が装着される
ものであるが、咬合器(1A)の上顎及び下顎ベース(2)(3)
の歯列弓に相当する位置には第2図の如く切欠き部(4)
が設けられている。
咬合器(1A)と、それを取りつけるための頭部模型(1B)で
構成された歯科実習用マネキンであって、咬合器(1A)の
上顎及び下顎ベース(2)(3)に顎模型(5)(6)が装着される
ものであるが、咬合器(1A)の上顎及び下顎ベース(2)(3)
の歯列弓に相当する位置には第2図の如く切欠き部(4)
が設けられている。
更に、この咬合器(1A)に装着される顎模型(5)(6)は、甲
羅ケース(14)で骨部(8)を覆い、骨部(8)の上方に歯牙
(7)が取りつけられたものであり、歯牙(7)の周囲には歯
肉部(15)で覆われているが、該顎模型(5)(6)の裏面、即
ち骨部(8)の裏面には第3図の如く、歯列弓状に溝(13)
が形成されており、この溝(13)からネジ(11)で、歯牙
(7)が着脱可能に形成されている。
羅ケース(14)で骨部(8)を覆い、骨部(8)の上方に歯牙
(7)が取りつけられたものであり、歯牙(7)の周囲には歯
肉部(15)で覆われているが、該顎模型(5)(6)の裏面、即
ち骨部(8)の裏面には第3図の如く、歯列弓状に溝(13)
が形成されており、この溝(13)からネジ(11)で、歯牙
(7)が着脱可能に形成されている。
本実施例では、顎模型(5)(6)は、上顎及び下顎設置板
(9)(10)を介して上顎及び下顎ベース(2)(3)に顎模型(5)
(6)が装着されており、さらに、ヘッド(16)を開閉可能
に形成した頭部ユニット(2)のヘッドベース(12)に上顎
ベース(2)が装着されるが、上顎及び下顎設置板(9)(10)
及びヘッドベース(12)いずれにも、歯列弓に相当する位
置に切欠き部(4′)(4″)が設けられており、第4図の如
く、頭部模型(1B)に顎模型(5)(6)を装着したままで、切
欠き部(4)(4′)(4″)を通して、ネジ(11)で歯牙(7)の装
着が可能となっている。
(9)(10)を介して上顎及び下顎ベース(2)(3)に顎模型(5)
(6)が装着されており、さらに、ヘッド(16)を開閉可能
に形成した頭部ユニット(2)のヘッドベース(12)に上顎
ベース(2)が装着されるが、上顎及び下顎設置板(9)(10)
及びヘッドベース(12)いずれにも、歯列弓に相当する位
置に切欠き部(4′)(4″)が設けられており、第4図の如
く、頭部模型(1B)に顎模型(5)(6)を装着したままで、切
欠き部(4)(4′)(4″)を通して、ネジ(11)で歯牙(7)の装
着が可能となっている。
考案の効果 本考案では、頭部模型に顎模型を装着したした状態で、
歯牙の着脱が可能であるため、歯科治療実習が非常に効
率的に可能となる。
歯牙の着脱が可能であるため、歯科治療実習が非常に効
率的に可能となる。
第1図は本考案の製品の一例を示す斜視図、第2図は本
考案の一例における咬合器の上顎ベースの平面図、第3
図は本考案において使用する顎模型の斜視図(Aは表面
から見た状態を示し、Bは裏面から見た状態を示す)、
第4図は上顎設置板の斜視図、第5図は頭部模型のヘッ
ドを開いた状態を示す斜視図、第6図は本考案の製品の
要部断面図である。 (1A)……咬合器 (1B)……頭部模型 (2)(3)……顎ベース (4)(4′)(4″)……切欠き部 (5)(6)……顎模型 (7)……歯牙 (8)……骨部 (9)(10)……顎設置板 (11)……ネジ
考案の一例における咬合器の上顎ベースの平面図、第3
図は本考案において使用する顎模型の斜視図(Aは表面
から見た状態を示し、Bは裏面から見た状態を示す)、
第4図は上顎設置板の斜視図、第5図は頭部模型のヘッ
ドを開いた状態を示す斜視図、第6図は本考案の製品の
要部断面図である。 (1A)……咬合器 (1B)……頭部模型 (2)(3)……顎ベース (4)(4′)(4″)……切欠き部 (5)(6)……顎模型 (7)……歯牙 (8)……骨部 (9)(10)……顎設置板 (11)……ネジ
Claims (3)
- 【請求項1】顎模型(5)(6)装着用の顎ベース(2)(3)を上
下に備えた咬合器(1A)を頭部模型(1B)に装着してなるも
のであり、 顎模型(5)(6)が、骨部(8)に歯牙(7)を取り付け、歯牙
(7)の周囲を歯肉部(15)で覆ってなるものであり、上記
骨部(8)の裏面に歯列弓状の溝(13)が形成されており、
この溝(13)から上記骨部(8)を通して、上記歯牙(7)を、
ネジ(11)によって着脱可能であること、及び 上記咬合器(1A)の顎ベース(2)(3)に、上記歯列弓に相当
する切欠き部(4)が設けられていることを特徴とする、
咬合器(1A)に顎模型(5)(6)を装着した状態で、歯牙(7)
を、上記切欠き部(4)を通して、顎模型(5)(6)の裏面か
らネジ(11)で着脱可能である歯科実習用マネキン。 - 【請求項2】咬合器(1A)の上顎及び下顎ベース(2)(3)に
上顎及び下顎設置板(9)(10)を介して顎模型(5)(6)を装
着するように形成されており、上記上顎及び下顎設置板
(9)(10)にも歯列弓に相当する位置に切欠き部(4′)が設
けられている実用新案登録請求の範囲第1項記載の歯科
実習用マネキン。 - 【請求項3】上記頭部模型(1B)の底部にヘッドベース(1
2)が開閉可能な状態で取り付けられており、このヘッド
ベース(12)に上記咬合器(1A)の上顎ベース(2)が取り付
けられているものであり、上記ヘッドベース(12)にも、
上記歯列弓に相当する切欠き部(4″)が設けられている
ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項又は第
2項記載の歯科実習用マネキン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987151143U JPH0624854Y2 (ja) | 1987-10-01 | 1987-10-01 | 歯牙着脱可能な歯科実習用マネキン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987151143U JPH0624854Y2 (ja) | 1987-10-01 | 1987-10-01 | 歯牙着脱可能な歯科実習用マネキン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6455965U JPS6455965U (ja) | 1989-04-06 |
JPH0624854Y2 true JPH0624854Y2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=31424925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987151143U Expired - Lifetime JPH0624854Y2 (ja) | 1987-10-01 | 1987-10-01 | 歯牙着脱可能な歯科実習用マネキン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0624854Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012068348A3 (en) * | 2010-11-19 | 2012-08-30 | Wrengineering, Inc. | Dental manikin |
KR101478719B1 (ko) * | 2014-01-03 | 2015-01-05 | 한국식품연구원 | 치아 형태를 갖는 식품 물성 분석용 프로브 장치 |
WO2015102210A1 (ko) * | 2014-01-03 | 2015-07-09 | 한국식품연구원 | 치아 형태를 갖는 식품 물성 분석용 프로브 장치 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3835597B2 (ja) * | 2001-09-21 | 2006-10-18 | 株式会社モリタ製作所 | 歯科咬合器、これを用いた歯科頭部模型、歯科実習台 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5619102Y2 (ja) * | 1979-02-14 | 1981-05-07 |
-
1987
- 1987-10-01 JP JP1987151143U patent/JPH0624854Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012068348A3 (en) * | 2010-11-19 | 2012-08-30 | Wrengineering, Inc. | Dental manikin |
KR101478719B1 (ko) * | 2014-01-03 | 2015-01-05 | 한국식품연구원 | 치아 형태를 갖는 식품 물성 분석용 프로브 장치 |
WO2015102210A1 (ko) * | 2014-01-03 | 2015-07-09 | 한국식품연구원 | 치아 형태를 갖는 식품 물성 분석용 프로브 장치 |
US10126281B2 (en) | 2014-01-03 | 2018-11-13 | Korea Food Research Institute | Probe device for analyzing physical properties of food, having teeth form |
US10551365B2 (en) | 2014-01-03 | 2020-02-04 | Korea Food Research Institute | Probe device for analyzing physical properties of food, having teeth form |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6455965U (ja) | 1989-04-06 |
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