JPH0624847Y2 - トナ−回収装置 - Google Patents

トナ−回収装置

Info

Publication number
JPH0624847Y2
JPH0624847Y2 JP11646287U JP11646287U JPH0624847Y2 JP H0624847 Y2 JPH0624847 Y2 JP H0624847Y2 JP 11646287 U JP11646287 U JP 11646287U JP 11646287 U JP11646287 U JP 11646287U JP H0624847 Y2 JPH0624847 Y2 JP H0624847Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
container
sheet member
longitudinal direction
down cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP11646287U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6423061U (ja
Inventor
敏明 楠田
Original Assignee
三田工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三田工業株式会社 filed Critical 三田工業株式会社
Priority to JP11646287U priority Critical patent/JPH0624847Y2/ja
Publication of JPS6423061U publication Critical patent/JPS6423061U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0624847Y2 publication Critical patent/JPH0624847Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In Electrography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、静電写真複写機やファクシミリ等の画像形成
装置の作像部に装備されるトナーの回収装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
上記のトナー回収装置として、クリーニング装置のトナ
ー流下筒に対してトナー回収容器を当該容器の長手方向
に往復移動自在に設けて、該トナー回収容器に対するト
ナーの流下位置を変更させるようにし、もって、回収ト
ナーを山積みの状態で回収容器の一箇所に溜めさせない
ように分散させて、前記トナー回収容器の容積当たりの
トナー回収量を多くするようにしたものがある。
かかるトナー回収装置において、前記トナー回収容器の
往復移動量を大きくするほど、回収トナーの分散性を高
くでき、あるいは、該トナー回収容器を衝撃的に往復移
動させるように構成することでも回収トナーの分散性を
高くでき、トナーの回収面で好都合である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、前記トナー回収容器のまわりには、作像部やそ
の他の構成部品が輻輳配備されていて、該トナー回収容
器の往復移動量に制約を受けることから、トナー回収容
器を余り大きく移動させることができず、あるいは、ト
ナー回収容器を衝撃的に往復移動させると、その衝撃が
作像部に及ぶことで露光ずれや転写ずれ等の発生に繋が
ることから、現実には前記トナー回収容器を緩速で往復
移動させている。
而して、前記トナー回収容器の往復移動量を大きくとれ
ず、且つ、当該トナー回収容器を緩速で移動させなけれ
ばならないことから、該トナー回収容器を往復移動させ
る構成を備えながらも、実際には容積当たりのトナー回
収量をさほど多くすることができていない状況にあっ
た。
本考案は、上記の実情に鑑みて案出されたものであっ
て、前記トナー回収容器を小範囲にわたって緩速で往復
移動させながらも、当該トナー回収容器の容積当たりの
トナー回収量を多く成し得た技術を提供せんものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本考案は、クリーニング装
置のトナー流下筒に対してトナー回収容器を相対的に容
器長手方向に往復移動自在に設けて成るトナー回収装置
において、前記相対移動方向に長く且つ前記トナー流下
筒またはこれに連設の部材との当接によって容器の巾方
向に撓み変形する可撓性のシート部材を、前記トナー回
収容器の内部に設けた点に特徴がある。
〔作用〕
上記の特徴構成によれば、前記トナー流下筒とトナー回
収容器とが相対移動するに伴って、前記シート部材に対
するトナー流下筒または連設部材の当接位置が変化し、
而して、シート部材の容器巾方向への撓み変形部分が容
器長手方向に変化するに伴って、恰も和船の櫓を漕ぐか
の如くに当該シート部材の長手方向両側が容器巾方向に
煽られるように撓み、この結果、該シート部材の長手方
向両側付近に回収されたトナーが容器の長手方向に押し
遣られることになる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、第
2図は所謂シェルタイプの静電写真複写機全体の概略を
示し、原稿載置台1と原稿押え2とを備えた複写機ケー
ス3を上下に二分して、下部ケース3Bに対し上部ケース
3Aを横軸4まわりで開閉自在に構成すると共に、この上
部ケース3Aに光学系移動式の露光装置5と感光体6とを
設け、かつ、前記感光体6のまわりに帯電装置7と現像
装置8及びクリーニング装置9を配設してある。
一方、前記感光体6とクリーニング装置9とに対応させ
て前記下部ケース3Bに、転写装置10と分離装置11及びト
ナー回収装置Aを配設すると共に、更に当該下部ケース
3Bに、給紙カセット13からの複写紙を前記転写装置10に
給紙する給紙搬送装置14と、転写・分離後の複写紙を定
着装置15から排紙トレイ16に排紙する排紙搬送装置17を
配置してある。尚、前記給紙搬送装置14の上部側の搬送
構成部品は上部ケース3A側に取り付けられている。
前記トナー回収装置Aは、前記クリーニング装置9に連
設されたトナー流下筒18に対してトナー回収容器19を、
当該容器19の長手方向(給紙方向)Pに往復移動自在に
設けて成る。
詳しくは、第1図に示すように、前記容器長手方向Pに
沿うガイドレール20を前記下部ケース3Bに設けると共
に、前記トナー回収容器19に対する受け部材21を前記ガ
イドレール20に沿わせて往復移動自在に配設し、そし
て、前記受け部材21に被動部材22を立ち上げ連設すると
共に、当該被動部材22に被動操作用開口23を形成し、か
つ、駆動ギヤGに連設の偏心ピン24を前記被動操作用開
口23に係合させ、もって前記駆動ギヤGの1回転運動に
伴って、移動端において一時停止させる状態で、前記受
け部材21上のトナー回収容器19を前記トナー流下筒18に
対して容器長手方向Pに1往復移動させるようにして、
前記トナー流下筒18から流下されるトナーを容器長手方
向Pに分散させるように構成してある。
尚、前記トナー流下筒18は、クリーニングケース25に連
設のトナー排出筒26に連通連設されていて、そのトナー
流下口部aには開閉蓋体27が枢着されている。そして、
前記上部ケース3Aならびに図外の前カバーを閉じた状態
において、前記前カバーに連設の操作部材28に相対的に
当接し且つ前記蓋体27を開放させる被操作部材29が前記
蓋体27に連設されていて、前記前カバーあるいは上部ケ
ース3Aの開放に連動して前記トナー流下口部aが閉じら
れるように構成されている。
上記構成のトナー回収装置Aにおいて、前記トナー回収
容器19の往復移動に伴って当該容器内に回収されたトナ
ーを容器長手方向両側に押し遣る可撓性のシート部材30
を前記トナー回収容器19に備えさせてある。
上記可撓性のシート部材30は、例えばポリアセタール等
の合成樹脂製のものであって、第3図及び第4図にも示
すように、前記トナー回収容器19の往復移動方向(つま
り容器19の長手方向P)に長い船形状の下部撓み部分30
aと、該下部撓み部分30aの上部に連設の上部撓み部分
30bとから成り、かつ、前記上部撓み部分30bの上方部
分を折曲して取り付け部bを形成してある。
一方、前記トナー回収容器19を透明あるいは半透明の合
成樹脂製として、それの口部近傍にケース内方への凹部
(第1図参照)c,cを設けると共に、トナーの満杯検
出センサーSの例えば発光器dと受光器eを前記凹部
c,cに位置させてあって、この凹部c,c延いては上
記発光器dと受光器eを前記シート部材30で覆い隠すよ
うに、当該シート部材30の取り付け部bを接着や両面テ
ープ等の手段で前記トナー回収容器19の口部内面に接合
してある。
そして、前記上部ケース3Aが閉じられて該トナー流下筒
22が前記トナー回収容器23の口部に入り込んだ所定のト
ナー回収状態において、前記シート部材30が前記トナー
流下筒18によって下向きに押え込まれるように、該シー
ト部材30の取り付け姿勢を設定してあって、前記トナー
流下筒18のシート部材30に対する押え込みの当接によっ
て、当該シート部材30が局部的に容器巾方向Qに撓ませ
られるように構成してある。
尚、前記トナー流下筒18とセンサーSとの間にシート部
材30を位置させてあるので、上記トナー流下筒18から流
下するトナーが直接的に前記凹部c,cの内面に付着す
ることを防止でき、而して上記凹部内面にトナーが付着
すると、これをトナー満杯の状態であると誤検知する虞
れが大であるが、上記の構成をとることでトナー満杯の
検出精度が高くなる利点がある。
而して、第5図(A),(B),(C)に示すように、前記トナー
回収容器19の往復移動に伴って、相対的に前記トナー流
下筒18がシート部材30の長手方向両側に位置変更するた
びに、当該シート部材30の長手方向両側部分が容器19の
巾方向Qに撓み変形する。即ち、恰も和船の櫓を漕ぐか
の如くに当該シート部材30の長手方向両側が容器巾方向
Qに煽られるように撓み、これによってシート部材30の
長手方向両側付近に回収されたトナーが容器19の長手方
向Pに押し遣られることになり、前記トナー回収容器19
の容積当たりのトナー回収量を実質的に増大させること
ができる。
尚、実施例では、前記トナー流下筒18をシート部材30に
当接させているが、前記トナー流下筒18の口部近傍に例
えばU字状の部材を連設して、当該部材をシート部材30
に当接させることでシート部材30を撓ませるように構成
するも良い。
また、前記トナー回収容器19を固定的に配置すると共
に、該トナー回収容器19に対してトナー流下筒18を容器
長手方向Pに揺動させるタイプのトナー回収装置Aを実
施対象にすることが可能であり、更に、ファクシミリや
プリンターなどを本考案の実施対象にすることができ
る。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、トナー回収容器とトナー
流下筒との相対移動の運動を有効に利用して、該相対移
動運動によって撓み変形されるシート部材をトナー回収
容器の内部に付加した点に特徴を有し、而して、上記の
相対移動によって当該シート部材が容器巾方向に撓み、
該シート部材の両側付近に回収されたトナーが容器の長
手方向に押し遣られることで、前記トナー回収容器とト
ナー流下筒とを単純に相対移動させる場合に比べて、前
記トナー回収容器の容積当たりのトナー回収量を増量で
きるようになり、特に、上記相対移動の速度が緩速で且
つ移動量が小範囲に制約を受け易い画像形成装置にとっ
て好適なトナー回収装置を提供できるに至ったのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はトナー回収装置の分解斜視図、第2図は画像形
成装置の一例の静電写真複写機全体の側面図、第3図は
トナー回収装置の縦断面図、第4図はトナー回収装置の
部分平面図である。そして第5図(A),(B),(C)は、はシ
ート部材の撓み状態を示す作用説明図である。 9……クリーニング装置、18……トナー流下筒、19……
トナー回収容器、30……シート部材、P……容器長手方
向、Q……容器巾方向。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】クリーニング装置のトナー流下筒に対して
    トナー回収容器を相対的に容器長手方向に往復移動自在
    に設けて成るトナー回収装置において、前記相対移動方
    向に長く且つ前記トナー流下筒またはこれに連設の部材
    との当接によって容器の巾方向に撓み変形する可撓性の
    シート部材を、前記トナー回収容器の内部に設けてある
    ことを特徴とするトナー回収装置。
JP11646287U 1987-07-29 1987-07-29 トナ−回収装置 Expired - Lifetime JPH0624847Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11646287U JPH0624847Y2 (ja) 1987-07-29 1987-07-29 トナ−回収装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11646287U JPH0624847Y2 (ja) 1987-07-29 1987-07-29 トナ−回収装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6423061U JPS6423061U (ja) 1989-02-07
JPH0624847Y2 true JPH0624847Y2 (ja) 1994-06-29

Family

ID=31359017

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11646287U Expired - Lifetime JPH0624847Y2 (ja) 1987-07-29 1987-07-29 トナ−回収装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0624847Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4980756B2 (ja) * 2007-03-15 2012-07-18 株式会社リコー 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6423061U (ja) 1989-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7461578B2 (en) Perforator for imaging apparatus, and paper handler provided therewith
US5255061A (en) Image forming apparatus with a first and second lid
JPS6122649B2 (ja)
US4870449A (en) Cleaning apparatus with magnetic toner mover
JPH0721688B2 (ja) トナー回収装置
JPH0624847Y2 (ja) トナ−回収装置
US4751552A (en) Image forming apparatus
US4905984A (en) Set transport
US4832330A (en) Copy finishing apparatus
EP0507528B1 (en) Process cartridge and image forming system with it
EP0122992B1 (en) Sheet collecting apparatus
GB2126997A (en) Producing registered sets of copy sheets
JPH05201557A (ja) 給紙装置
US4884798A (en) Copy turn around mechanism for reproduction machine
JP2544028Y2 (ja) 電子写真装置
JP2003046722A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP3314605B2 (ja) 画像読取装置
JP3653473B2 (ja) 画像形成装置
JPH063403Y2 (ja) 画像形成装置
US6053496A (en) Folding cover with living hinge
JPH0464568A (ja) 記録装置の排紙装置
US6079706A (en) Passive lead-in for paper stack into stapler
GB2126998A (en) Changing direction of a jet of sheets
JP2002311772A (ja) 廃トナー回収装置及び該回収装置を有する画像形成装置
JPH05232845A (ja) 現像剤のリサイクル装置