JPH0624795U - 磁気式水処理器 - Google Patents

磁気式水処理器

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JPH0624795U
JPH0624795U JP7245292U JP7245292U JPH0624795U JP H0624795 U JPH0624795 U JP H0624795U JP 7245292 U JP7245292 U JP 7245292U JP 7245292 U JP7245292 U JP 7245292U JP H0624795 U JPH0624795 U JP H0624795U
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JP
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magnetic
water treatment
treatment device
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flat steel
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JP7245292U
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Inventor
賢二 津田
Original Assignee
賢二 津田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気式水処理器の本体と磁気回路を別個に構
成し、磁気回路を構成する部材を本体の中に収設するこ
とで耐久性を改善すると共に低価格化、軽量化を計る。 【構成】 一組の平鋼板に各々のN極とS極が相対する
ように永久磁石を吸着し、本体を配管の外径に応じた半
円形の凹型切欠き部を設けた側板を有し蝶番を設けて開
閉自在な一組のステンレス、プラスチック等からなる外
装容器で構成し該平鋼板を各々に収設して磁気回路を構
成し、永久磁石に密接して一組の非磁性体から成る保護
板を各々の外装容器に収設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は地下水、水道水等の磁気式水処理器に係る。
【0002】
【従来技術】
永久磁石を用いた磁気式水処理器は、使用に際して特に電源を必要としないた め、1945年ベルギー人ヴェーマイレンが最初に特許(特効昭31−5341 )を取得して以来、簡便な水の改質装置として幾多の提案がみうけられ、また実 用に供されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
磁気式水処理器の基本的な原理であるところのMHD反応を喚起するには、水 流と磁力線が直交することが必須条件である。しかし鉄管では透磁率が大きいた めに磁力線の殆どが吸収されてしまい、十分なMHD反応を喚起することはでき ない。それ故磁気式水処理器の構造は磁気回路と水流を直接接触させるタイプ、 また非接触タイプではステンレス、プラスチック等の非磁性管体の外部に磁気回 路を設けたもの等が数多く提案されてきた。何れにせよ、これらの提案にみられ る構造は配管の途中に磁気式水処理器をフランジ、ユニオン等の着脱可能な継手 で接続するものであり、従って新規な配管設備工事はべつとして、既設の配管に 設置するには一時期水流を止め、配管を途中で切断したり交換する等の工事が必 要であった。一般産業界あるいは住宅などの水配管設備において、時代の推移と 共に様々な材料が使用されてきた。古くは主として鉛、鉄管が使用されていたが 、また以前として鉄管は主な配管材料ではあるけれども、昨今ではステンレス、 塩化ビニル管等が耐食性に優れていることから用途、目的に応じて採用され始め ている。これらステンレス、塩化ビニル管は非磁性体であり、従って管外に適切 な磁気回路を設置すれば、途中の配管を切断したり交換する等の工事をすること なく、十分なMHD反応を喚起することは可能である。本考案者による長期使用 試験の結果では、上水道や地下水の水質にもよるが、適切な磁気処理条件下にお いては磁気回路に捕捉される水中の鉄分はごく微量であり、従って圧力損失が増 大し流量が低下するケースはまれであることがわかってきた。従って定期点検を 目的とするフランジ、ユニオン等の着脱可能な継手の必要性は用途、目的、水質 等を参考にして判断されなければならない。このような継手を機器の標準仕様と することは、不必要に磁気式水処理器の価格を押し上げたものにする可能性もあ り、潜在的ユーザーに一層の割高感を与えるものである。また磁気式水処理器を 設置するに当たって、機器が大きくて設置する場所がない、機器の価格に加えて 配管工事費が必要となる、あるいは工事そのものが煩わしいといった事情がある 。これら機器が大きくて高価である、工事が必要といった事実が一般社会に広く 普及することを阻害しているといえよう。本考案者は先の実願平4−32322 において出願した磁気式水処理器の1実施態様において本考案と同じ主旨−非磁 性配管を挾みこんで取付ける−の提案をしているが、本考案は該提案の低価格化 、軽量化および耐久性の改善に係る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
以下詳述するように、本考案は磁気式水処理器の本体をプラスチック、ステン レス等で構成すると共に、磁気回路に使用する平鋼板の使用量を減らすことで前 記課題を解決するものである。即ち本体として高耐腐食性を有しているプラスチ ック、ステンレス等からなる外装容器を構成したので機器の表面光沢の持続性が 長く、この外装容器の中に磁気回路を構成する永久磁石が吸着した平鋼板を収設 したので防錆のために保護メッキ、塗装等をする必要がなくなり、また平鋼板の 使用量は永久磁石を吸着させるための必要最小限で済む等の利点がある。
【0005】
【実施例】
図1は本考案に係る磁気式水処理器の斜視図を示しており、配管の外径に応じ た半円形の凹形切欠き部を設けた側板(8)を両端に有する外装容器(6)と (7)は蝶番(9)を設けて開閉自在であり、ボルト(10)は外装容器(6) と(7)に収設した図示してない平鋼板(1)と(2)を固定するものである。 外装容器(6)と(7)はステンレス板の曲げ加工、角パイプの分割やチャンネ ルを使用することにより製造出来、またその断面は円、楕円、多角形等の任意の 形状を採用することができる。外装容器(6)と(7)の各々の両端にはステン レス製の側板(8)が溶接、研磨加工して設けてあり、配管の外径に応じた半円 形の凹形切欠き部は外装容器(6)と(7)が磁気吸引力で閉じた時、磁力線と 相手配管が直交するように配管を挾み込んで支持するためである。側板(8)を 有する外装容器(6)または(7)の製造は絞りプレス加工、精密鋳造等の方法 によって一体成型することも出来、材質はSUS304、316等が耐腐食性、 機械的強度の点から好適である。小口径用の磁気式水処理器の場合には収設する 平鋼板や永久磁石の重量も小さく軽くなることから、塩化ビニール、ポリエチレ ン、ポリカーボネイト、ナイロン等のプラスチック材料を用いて側板(7)を設 けた外装容器(5)または(6)を溶接による組立、金型による一体成型等の方 法で製造することも出来る。蝶番(9)、ボルト(10)は耐久性、機械的強度 の点からステンレス製が好適である。 図2は図1図示磁気式水処理器の横断面図であり、平鋼板(1)と(2)に各々 のN極とS極が相対するように永久磁石(3)と(4)が吸着してあり、蝶番 (9)を設けて開閉自在な外装容器(6)と(7)に配管の外径に応じた間隔を 設けて平鋼板(1)と(2)を収設して磁気回路(5)が構成してある。永久磁 石(3)と(4)の表面に密接して外装容器(6)と(7)に収設した保護板 (11)と(12)はステンレス、プラスチック等の非磁性体からなり、平鋼板 (1)または(2)を腐食環境から保護するためであり、その断面の一部は配管 の外径に合わせた形状にすることもできる。なお保護板(11)と(12)を収 設する際に永久磁石(3)と(4)の移動防止のため、その表面に接着剤、粘着 テープ等を設けておけば好適である。平鋼板(1)と(2)に扱着させる永久磁 石(3)と(4)の数は使用目的、設置場所の大きさ等により様々で、一対で十 分な場合もあり、また二対以上を要求される場合もある。寸法上の制約から複数 の永久磁石を近接して吸着する時は同極同志を並べ、磁力線の向きを同方向に揃 えた方が好適である。永久磁石の材質としてフェライト系や希土類系磁石が使用 出来るが、特に小型、軽量、高磁束密度等を要求される場合には希土類系磁石が 好適である。 図3は他の実施例に係る磁気式水処理器の側面図で、外装容器(6)と(7)を 半円形とし、留め金具(13)を設けて構成したものである。本考案に係る磁気 式水処理器は着脱が自在であるため設置場所によっては盗難に合う虞があり、そ の対策として留め金具(13)に鍵を掛けて盗難防止をすることが出来る。また 磁気回路(5)の磁気吸引力が弱い時には磁気式水処理器が配管から脱落しやす く、その対策としても留め金具(13)は有効である。図示留め金具(13)の 構造は1例であり、本考案の主旨にそった様々なタイプの留め金具、鍵を兼ねた 留め金具等を使用することが出来る。
【0006】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案に係る磁気式水処理器は磁気回路をステンレス、 プラスチック等からなる外装容器と保護板の中に収設したので耐久性に優れ、ま た平鋼板は保護メッキ、塗装等をする必要もなく、さらにその使用量も必要最小 限で済むことから、低価格化、軽量化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁気式水処理器の斜視図である。
【図2】磁気式水処理器の横断面図である。
【図3】他の実施例に係る磁気式水処理器の側面図であ
る。
【符号の説明】
1:平鋼板 2:平鋼板 3:永久磁石 4:永久磁石 5:磁気回路 6:外装容器 7:外装容器 8:側板 9:蝶番 10:ボルト 11:保護板 12:保護板 13:留め金具

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平鋼板(1)と(2)に各々のN極とS
    極が相対するように永久磁石(3)と永久磁石(4)を
    吸着し、配管の口径に応じた半円形の凹形切欠き部を設
    けた側板(8)を両端に有し蝶番(9)を設けて開閉自
    在な外装容器(6)と(7)の各々に平鋼板(1)と
    (2)を配管の口径に応じた間隔を設けて収設して磁気
    回路(5)を構成し、永久磁石(3)と(4)の表面に
    密接して非磁性体から成る保護板(11)と(12)を
    外装容器(6)と(7)に収設して構成したことを特徴
    とする磁気式水処理器。
  2. 【請求項2】 2以上の複数対からなる永久磁石(3)
    と(4)を平鋼板(1)と(2)に吸着したことを特徴
    とする請求項1の磁気式水処理器。
  3. 【請求項3】 外装容器(6)と(7)に留め金具(1
    3)を設けたことを特徴とする請求項1の磁気式水処理
    器。
JP7245292U 1992-09-05 1992-09-05 磁気式水処理器 Pending JPH0624795U (ja)

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JP7245292U JPH0624795U (ja) 1992-09-05 1992-09-05 磁気式水処理器

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JPH0624795U true JPH0624795U (ja) 1994-04-05

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ID=13489709

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JP (1) JPH0624795U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004106244A1 (ja) * 2003-05-30 2004-12-09 Toyobo Engineering Co., Ltd. 磁気処理装置
KR100831873B1 (ko) * 2007-01-10 2008-05-22 김현용 동물질병면역 강화 자화수기

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WO2004106244A1 (ja) * 2003-05-30 2004-12-09 Toyobo Engineering Co., Ltd. 磁気処理装置
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