JP3514382B2 - 液体磁気処理装置 - Google Patents
液体磁気処理装置Info
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- JP3514382B2 JP3514382B2 JP2000233859A JP2000233859A JP3514382B2 JP 3514382 B2 JP3514382 B2 JP 3514382B2 JP 2000233859 A JP2000233859 A JP 2000233859A JP 2000233859 A JP2000233859 A JP 2000233859A JP 3514382 B2 JP3514382 B2 JP 3514382B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水道管等の流体導
管に付設され、流体に含まれて管内を流れる不純物等を
磁気的に処理して性質の向上、例えば飲料用として味覚
の向上を図るようにした液体磁気処理装置に関する。
管に付設され、流体に含まれて管内を流れる不純物等を
磁気的に処理して性質の向上、例えば飲料用として味覚
の向上を図るようにした液体磁気処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】飲料水等の処理装置として、磁気的手段
を水道管等に付設して磁気力によって管内壁に付着する
固形物やスケール等の不純物を除去したり、又はその付
着を防止して味覚の向上を図るようにしたり、或いはガ
ソリン給油管に付設して磁気力により燃費の向上を図る
ようにした液体磁気処理装置が提案されている。例え
ば、米国特許第4605498号公報には、磁気的手段
によって水道管内にN極とS極との磁界を与え、これら
磁界の一方を中心軸上に集中させて管内を流れる水道水
等を磁気的に処理する装置及び方法が開示されている。
を水道管等に付設して磁気力によって管内壁に付着する
固形物やスケール等の不純物を除去したり、又はその付
着を防止して味覚の向上を図るようにしたり、或いはガ
ソリン給油管に付設して磁気力により燃費の向上を図る
ようにした液体磁気処理装置が提案されている。例え
ば、米国特許第4605498号公報には、磁気的手段
によって水道管内にN極とS極との磁界を与え、これら
磁界の一方を中心軸上に集中させて管内を流れる水道水
等を磁気的に処理する装置及び方法が開示されている。
【0003】液体磁気処理装置は、水道管に対して一対
のマグネットからなる複数組の磁気手段が、各組のマグ
ネットをそれぞれ同極同士が水道管の中心軸を挟んで対
向するようにして付設してなる。液体磁気処理装置は、
各磁気手段をこのようにして水道管に対して付設するこ
とで、この水道管或いは内部を流れる水道水に対して磁
気的エネルギーを有効に作用させる。
のマグネットからなる複数組の磁気手段が、各組のマグ
ネットをそれぞれ同極同士が水道管の中心軸を挟んで対
向するようにして付設してなる。液体磁気処理装置は、
各磁気手段をこのようにして水道管に対して付設するこ
とで、この水道管或いは内部を流れる水道水に対して磁
気的エネルギーを有効に作用させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した液
体磁気処理装置においては、外径を異にする水道管等に
付設する場合に、水道管の中心軸に対して磁気エネルギ
ーを集中させるように各マグネットが互いに正確に位置
決めされる必要がある。液体磁気処理装置は、複数個の
マグネットを備えることから、これらマグネットが異極
同士で吸着したり或いは同極同士で反発し合ったりす
る。したがって、液体磁気処理装置は、水道管に対して
付設する場合に、複数個のマグネットを正確に位置合わ
せして取り付けることが極めて困難であつた。
体磁気処理装置においては、外径を異にする水道管等に
付設する場合に、水道管の中心軸に対して磁気エネルギ
ーを集中させるように各マグネットが互いに正確に位置
決めされる必要がある。液体磁気処理装置は、複数個の
マグネットを備えることから、これらマグネットが異極
同士で吸着したり或いは同極同士で反発し合ったりす
る。したがって、液体磁気処理装置は、水道管に対して
付設する場合に、複数個のマグネットを正確に位置合わ
せして取り付けることが極めて困難であつた。
【0005】液体磁気処理装置は、このために予め水道
管の外径に対応したホルダ部材に対して複数個のマグネ
ットを組み付けて構成されており、ホルダ部材を水道管
の外周部に付設されていた。したがって、液体磁気処理
装置は、外径を異にする水道管等に対して互換性が無い
といった問題があった。
管の外径に対応したホルダ部材に対して複数個のマグネ
ットを組み付けて構成されており、ホルダ部材を水道管
の外周部に付設されていた。したがって、液体磁気処理
装置は、外径を異にする水道管等に対して互換性が無い
といった問題があった。
【0006】液体磁気処理装置としては、例えば複数個
のマグネットを表面側の磁極が同一となるように合成樹
脂シートからなるホルダ部材に封装して全体をバンド状
に構成したものが考慮される。かかる液体磁気処理装置
は、水道管等の外周部に巻き付けるようにして付設する
ことで、水道管等の外周部に各マグネットがその極性を
同一となって水道管或いは内部を流れる水道水に対して
磁気的エネルギーを有効に作用させる。かかる液体磁気
処理装置は、外径を異にする水道管等に対しても、ホル
ダ部材の長さを適宜調整することによって取り付けが可
能とされる。
のマグネットを表面側の磁極が同一となるように合成樹
脂シートからなるホルダ部材に封装して全体をバンド状
に構成したものが考慮される。かかる液体磁気処理装置
は、水道管等の外周部に巻き付けるようにして付設する
ことで、水道管等の外周部に各マグネットがその極性を
同一となって水道管或いは内部を流れる水道水に対して
磁気的エネルギーを有効に作用させる。かかる液体磁気
処理装置は、外径を異にする水道管等に対しても、ホル
ダ部材の長さを適宜調整することによって取り付けが可
能とされる。
【0007】しかしながら、かかる液体磁気処理装置
も、水道管等の回転方向に対して強固に取り付けること
が困難であり、緩みやすいといった問題がある。また、
液体磁気処理装置は、全体の長さの調節が可能であって
もホルダ部材に対して各マグネットの相対的な位置が固
定されているために、水道管等の外径に対応して長さ調
整を行った場合に各マグネットの位置がずれるといった
問題がある。液体磁気処理装置は、このために各マグネ
ットの磁気エネルギーが水道管等の中心軸に集中され
ず、効率が低下するといった問題が生じる。
も、水道管等の回転方向に対して強固に取り付けること
が困難であり、緩みやすいといった問題がある。また、
液体磁気処理装置は、全体の長さの調節が可能であって
もホルダ部材に対して各マグネットの相対的な位置が固
定されているために、水道管等の外径に対応して長さ調
整を行った場合に各マグネットの位置がずれるといった
問題がある。液体磁気処理装置は、このために各マグネ
ットの磁気エネルギーが水道管等の中心軸に集中され
ず、効率が低下するといった問題が生じる。
【0008】したがって、本発明は、外径を異にする流
体導管に対して互換性を有し、簡易な操作によって流体
導管に対して付設され、この状態で各マグネットが正確
に位置合わせされるようにした液体磁気処理装置を提供
することを目的としたものである。
体導管に対して互換性を有し、簡易な操作によって流体
導管に対して付設され、この状態で各マグネットが正確
に位置合わせされるようにした液体磁気処理装置を提供
することを目的としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する本発
明に係る液体磁気処理装置は、第1のホルダ部材と第2
のホルダ部材及びこれらホルダ部材に取り付けられる第
1のマグネット組立体乃至第4のマグネット組立体とか
ら構成される。第1のホルダ部材と第2のホルダ部材と
は、それぞれ展開状態においてほぼ全体矩形を呈し、中
央の連結領域部を介して第1のマグネット取付領域部と
第2のマグネット取付領域部とを一定の開き角度を付し
て幅方向に折曲形成するとともに、第1のマグネット取
付領域部の連結領域部と対向する側縁部に第1の結合部
を一体に形成しかつ第2のマグネット取付領域部の連結
領域部と対向する側縁部に第2の結合部を一体に形成し
てなる。第1のマグネット組立体乃至第4のマグネット
組立体は、表面側の極性を互いに同一となるようにして
組み付けられたマグネットを有する。
明に係る液体磁気処理装置は、第1のホルダ部材と第2
のホルダ部材及びこれらホルダ部材に取り付けられる第
1のマグネット組立体乃至第4のマグネット組立体とか
ら構成される。第1のホルダ部材と第2のホルダ部材と
は、それぞれ展開状態においてほぼ全体矩形を呈し、中
央の連結領域部を介して第1のマグネット取付領域部と
第2のマグネット取付領域部とを一定の開き角度を付し
て幅方向に折曲形成するとともに、第1のマグネット取
付領域部の連結領域部と対向する側縁部に第1の結合部
を一体に形成しかつ第2のマグネット取付領域部の連結
領域部と対向する側縁部に第2の結合部を一体に形成し
てなる。第1のマグネット組立体乃至第4のマグネット
組立体は、表面側の極性を互いに同一となるようにして
組み付けられたマグネットを有する。
【0010】以上のように構成された本発明に係る液体
磁気処理装置によれば、第1のホルダ部材と第2のホル
ダ部材とが、流体導管を挟み込むようにして組み合わせ
た状態で相対する第1の結合部間及び第2の結合部間を
結合することによって、第1のマグネット取付領域部と
第2のマグネット取付領域部にそれぞれ取り付けられた
第1のマグネット組立体乃至第4のマグネット組立体の
各マグネットが流体導管の外周部に円周方向に対して等
間隔で配置されるようになる。したがって、液体磁気処
理装置は、各マグネットの磁気力が流体導管及びその内
部を流れる流体に対して有効に作用され、管内壁に付着
した固形物やスケール等の不純物を除去し或いはその付
着を防止する。
磁気処理装置によれば、第1のホルダ部材と第2のホル
ダ部材とが、流体導管を挟み込むようにして組み合わせ
た状態で相対する第1の結合部間及び第2の結合部間を
結合することによって、第1のマグネット取付領域部と
第2のマグネット取付領域部にそれぞれ取り付けられた
第1のマグネット組立体乃至第4のマグネット組立体の
各マグネットが流体導管の外周部に円周方向に対して等
間隔で配置されるようになる。したがって、液体磁気処
理装置は、各マグネットの磁気力が流体導管及びその内
部を流れる流体に対して有効に作用され、管内壁に付着
した固形物やスケール等の不純物を除去し或いはその付
着を防止する。
【0011】また、液体磁気処理装置は、第1のホルダ
部材と第2のホルダ部材の相対するそれぞれの第1の結
合部と第2の結合部とに、流体導管の外径に対応して、
結合位置を調整自在とする結合位置調整構造が一体に形
成されてなる。さらに、液体磁気処理装置は、第1のホ
ルダ部材と第2のホルダ部材とが外径を異にする流体導
管に対応して結合位置を調整される際に、各マグネット
取付領域部に対してマグネット組立体の取付位置を調整
する取付位置調整構造が形成されてなる。
部材と第2のホルダ部材の相対するそれぞれの第1の結
合部と第2の結合部とに、流体導管の外径に対応して、
結合位置を調整自在とする結合位置調整構造が一体に形
成されてなる。さらに、液体磁気処理装置は、第1のホ
ルダ部材と第2のホルダ部材とが外径を異にする流体導
管に対応して結合位置を調整される際に、各マグネット
取付領域部に対してマグネット組立体の取付位置を調整
する取付位置調整構造が形成されてなる。
【0012】以上のように構成された本発明に係る液体
磁気処理装置によれば、第1のホルダ部材と第2のホル
ダ部材とが第1の結合部と第2の結合部との結合位置が
調整されることにより、外径を異にする流体導管に対し
て互換性を有して使用することが可能となる。また、液
体磁気処理装置によれば、第1のホルダ部材と第2のホ
ルダ部材との結合位置の調整とともに各マグネット組立
体の取付位置の調整が調整されることにより、各マグネ
ットが相互に位置決めされてその磁気力を流体導管及び
その内部を流れる流体に対して有効に作用するようにな
る。
磁気処理装置によれば、第1のホルダ部材と第2のホル
ダ部材とが第1の結合部と第2の結合部との結合位置が
調整されることにより、外径を異にする流体導管に対し
て互換性を有して使用することが可能となる。また、液
体磁気処理装置によれば、第1のホルダ部材と第2のホ
ルダ部材との結合位置の調整とともに各マグネット組立
体の取付位置の調整が調整されることにより、各マグネ
ットが相互に位置決めされてその磁気力を流体導管及び
その内部を流れる流体に対して有効に作用するようにな
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る好ましい実施
の形態について、図面を参照して詳細に説明する。実施
の形態として図面に示した液体磁気処理装置1は、水道
管2の外周部に付設されてこれに磁気エネルギーを作用
させることで、管内壁に付着する固形物やスケール等の
不純物を除去したり、その付着を防止して水道水の味覚
を向上させるようにする。液体磁気処理装置1は、詳細
を後述するように外径を異にする水道管2に対して互換
性を有して付設が可能とされる。
の形態について、図面を参照して詳細に説明する。実施
の形態として図面に示した液体磁気処理装置1は、水道
管2の外周部に付設されてこれに磁気エネルギーを作用
させることで、管内壁に付着する固形物やスケール等の
不純物を除去したり、その付着を防止して水道水の味覚
を向上させるようにする。液体磁気処理装置1は、詳細
を後述するように外径を異にする水道管2に対して互換
性を有して付設が可能とされる。
【0014】液体磁気処理装置1は、断面形状が略二等
辺台形を呈して形成された第1のホルダ部材3と第2の
ホルダ部材4と、第1のホルダ部材3に取り付けられた
第1のマグネット組立体5及び第2のマグネット組立体
6と、第2のホルダ部材4に取り付けられた第3のマグ
ネット組立体7及び第4のマグネット組立体8とから構
成されている。液体磁気処理装置1は、水道管2に対し
て第1のホルダ部材3と第2のホルダ部材4とがこれを
挟み込むようにして組み合わせた状態で一体的に結合さ
れ、この状態において第1のホルダ部材3側の第1のマ
グネット組立体5と第2のマグネット組立体6とが第2
のホルダ部材4側の第3のマグネット組立体7と第4の
マグネット組立体8とが水道管2を挟んでそれぞれ互い
に対向される。
辺台形を呈して形成された第1のホルダ部材3と第2の
ホルダ部材4と、第1のホルダ部材3に取り付けられた
第1のマグネット組立体5及び第2のマグネット組立体
6と、第2のホルダ部材4に取り付けられた第3のマグ
ネット組立体7及び第4のマグネット組立体8とから構
成されている。液体磁気処理装置1は、水道管2に対し
て第1のホルダ部材3と第2のホルダ部材4とがこれを
挟み込むようにして組み合わせた状態で一体的に結合さ
れ、この状態において第1のホルダ部材3側の第1のマ
グネット組立体5と第2のマグネット組立体6とが第2
のホルダ部材4側の第3のマグネット組立体7と第4の
マグネット組立体8とが水道管2を挟んでそれぞれ互い
に対向される。
【0015】第1のホルダ部材3は、展開状態において
全体矩形を呈する耐腐食特性、機械的特性を有する例え
ばステンレス材等によって形成され、図1及び図2に示
すように長さ方向の略中央部に連結領域部9が構成さ
れ、この連結領域部9の両側に第1のマグネット取付領
域部10と第2のマグネット取付領域部11とが形成さ
れてなる。第1のマグネット取付領域部10と第2のマ
グネット取付領域部11とは、互いに略等幅であり連結
領域部9の両側にそれぞれ略135°の開き角度を付さ
れて内方に折曲形成されてなる。したがって、第1のマ
グネット取付領域部10と第2のマグネット取付領域部
11とは、図4に示すように、互いに略90°の開き角
度を付されて連結領域部9に連設されてなる。
全体矩形を呈する耐腐食特性、機械的特性を有する例え
ばステンレス材等によって形成され、図1及び図2に示
すように長さ方向の略中央部に連結領域部9が構成さ
れ、この連結領域部9の両側に第1のマグネット取付領
域部10と第2のマグネット取付領域部11とが形成さ
れてなる。第1のマグネット取付領域部10と第2のマ
グネット取付領域部11とは、互いに略等幅であり連結
領域部9の両側にそれぞれ略135°の開き角度を付さ
れて内方に折曲形成されてなる。したがって、第1のマ
グネット取付領域部10と第2のマグネット取付領域部
11とは、図4に示すように、互いに略90°の開き角
度を付されて連結領域部9に連設されてなる。
【0016】第1のマグネット取付領域部10には、そ
の内面に詳細を後述する第1のマグネット組立体5を取
り付けるマグネット取付部が形成されている。マグネッ
ト取付部は、第1のマグネット取付領域部10の幅方向
に対向離間して形成された第1の嵌合溝12及び取付孔
13とからなる。第1の嵌合溝12は、第1のマグネッ
ト取付領域部10の一方側縁に沿った矩形の長溝からな
る。取付孔13は、図2に示すように第1のマグネット
取付領域部10の他方側縁に沿って半円形の3個の取付
孔13a〜13cが並びこれらを外側部位において長溝
によって連結してなる。
の内面に詳細を後述する第1のマグネット組立体5を取
り付けるマグネット取付部が形成されている。マグネッ
ト取付部は、第1のマグネット取付領域部10の幅方向
に対向離間して形成された第1の嵌合溝12及び取付孔
13とからなる。第1の嵌合溝12は、第1のマグネッ
ト取付領域部10の一方側縁に沿った矩形の長溝からな
る。取付孔13は、図2に示すように第1のマグネット
取付領域部10の他方側縁に沿って半円形の3個の取付
孔13a〜13cが並びこれらを外側部位において長溝
によって連結してなる。
【0017】第1のマグネット取付領域部10には、連
結領域部9と対向する側縁部に沿って外側に折曲されて
第1の結合部14が一体に形成されている。第1の結合
部14は、連結領域部9と平行となるように第1のマグ
ネット取付領域部10に対して略135°の開き角度を
付されて外側に折曲形成されてなる。第1の結合部14
には、幅方向に離間して一対の結合凸部15a、15b
が突設されている。各結合凸部15には、図2に示すよ
うに第1のマグネット取付領域部10の嵌合溝12側の
側縁に開口し、この側縁と直交する方向に長孔とされた
結合孔16a、16bがそれぞれ形成されている。
結領域部9と対向する側縁部に沿って外側に折曲されて
第1の結合部14が一体に形成されている。第1の結合
部14は、連結領域部9と平行となるように第1のマグ
ネット取付領域部10に対して略135°の開き角度を
付されて外側に折曲形成されてなる。第1の結合部14
には、幅方向に離間して一対の結合凸部15a、15b
が突設されている。各結合凸部15には、図2に示すよ
うに第1のマグネット取付領域部10の嵌合溝12側の
側縁に開口し、この側縁と直交する方向に長孔とされた
結合孔16a、16bがそれぞれ形成されている。
【0018】第2のマグネット取付領域部11には、そ
の内面に詳細を後述する第2のマグネット組立体6を取
り付けるマグネット取付部が形成されている。マグネッ
ト取付部は、上述した第1のマグネット取付領域部10
のマグネット取付部と同様の構成を備えることから詳細
な説明を省略するが、第2のマグネット取付領域部11
の幅方向に対向離間して形成された第2の嵌合溝17及
び取付孔18とからなる。第2の嵌合溝17も、第2の
マグネット取付領域部11の一方側縁に沿った矩形の長
溝からなる。取付孔18も、半円形の3個の取付孔(1
8a、18b、18cいずれも図示せず)が片側部位に
おいて溝によって連結されてなる。
の内面に詳細を後述する第2のマグネット組立体6を取
り付けるマグネット取付部が形成されている。マグネッ
ト取付部は、上述した第1のマグネット取付領域部10
のマグネット取付部と同様の構成を備えることから詳細
な説明を省略するが、第2のマグネット取付領域部11
の幅方向に対向離間して形成された第2の嵌合溝17及
び取付孔18とからなる。第2の嵌合溝17も、第2の
マグネット取付領域部11の一方側縁に沿った矩形の長
溝からなる。取付孔18も、半円形の3個の取付孔(1
8a、18b、18cいずれも図示せず)が片側部位に
おいて溝によって連結されてなる。
【0019】第2のマグネット取付領域部11には、連
結領域部9と対向する側縁部に沿って外側に折曲されて
第2の結合部19が一体に形成されている。第2の結合
部19は、連結領域部9及び第1の結合部14と直交す
るように第2のマグネット取付領域部11に対して略1
35°の開き角度を付されて内側に折曲形成されてな
る。第2の結合部19には、幅方向に離間して一対の係
合凸部20a、20bが突設されている。各係合凸部2
0には、図2に示すように第2のマグネット取付領域部
11の嵌合溝17側の側縁に開口し、この側縁と直交す
る3個の係合溝21a〜21c、21d〜21fがそれ
ぞれ形成されている。
結領域部9と対向する側縁部に沿って外側に折曲されて
第2の結合部19が一体に形成されている。第2の結合
部19は、連結領域部9及び第1の結合部14と直交す
るように第2のマグネット取付領域部11に対して略1
35°の開き角度を付されて内側に折曲形成されてな
る。第2の結合部19には、幅方向に離間して一対の係
合凸部20a、20bが突設されている。各係合凸部2
0には、図2に示すように第2のマグネット取付領域部
11の嵌合溝17側の側縁に開口し、この側縁と直交す
る3個の係合溝21a〜21c、21d〜21fがそれ
ぞれ形成されている。
【0020】第2のホルダ部材4も、展開状態において
全体矩形を呈する耐腐食特性、機械的特性を有する例え
ばステンレス材等によって、基本的な構成を第1のホル
ダ部材3と同等に形成されてなる。第2のホルダ部材4
は、図1及び図2に示すように長さ方向の略中央部に連
結領域部22が構成され、この連結領域部22の両側に
第1のマグネット取付領域部23と第2のマグネット取
付領域部24とが形成されてなる。第2のホルダ部材4
は、これら各部が第1のホルダ部材3の各部とほぼ同等
とされて構成されている。
全体矩形を呈する耐腐食特性、機械的特性を有する例え
ばステンレス材等によって、基本的な構成を第1のホル
ダ部材3と同等に形成されてなる。第2のホルダ部材4
は、図1及び図2に示すように長さ方向の略中央部に連
結領域部22が構成され、この連結領域部22の両側に
第1のマグネット取付領域部23と第2のマグネット取
付領域部24とが形成されてなる。第2のホルダ部材4
は、これら各部が第1のホルダ部材3の各部とほぼ同等
とされて構成されている。
【0021】すなわち、第1のマグネット取付領域部2
3と第2のマグネット取付領域部24とは、互いに略等
幅であり連結領域部22の両側にそれぞれ略135°の
開き角度を付されて内方に折曲形成されてなる。したが
って、第1のマグネット取付領域部23と第2のマグネ
ット取付領域部24とは、互いに略90°の開き角度を
付されて連結領域部22に連設されてなる。
3と第2のマグネット取付領域部24とは、互いに略等
幅であり連結領域部22の両側にそれぞれ略135°の
開き角度を付されて内方に折曲形成されてなる。したが
って、第1のマグネット取付領域部23と第2のマグネ
ット取付領域部24とは、互いに略90°の開き角度を
付されて連結領域部22に連設されてなる。
【0022】第1のマグネット取付領域部23には、そ
の内面に詳細を後述する第4のマグネット組立体8を取
り付けるマグネット取付部が形成されている。マグネッ
ト取付部は、上述した第1のホルダ部材3のマグネット
取付部と同等に構成されることから詳細を省略するが第
1のマグネット取付領域部23の幅方向に対向離間して
形成された第1の嵌合溝25及び取付孔26とからな
る。嵌合溝25と取付孔26とは、第1のホルダ部材3
の嵌合溝12と取付孔13とに対して左右逆に配置され
て第1のマグネット取付領域部23にそれぞれ形成され
ている。なお、取付孔26も、図示しないが3個の半円
形取付孔26a、26b、26cが片側部位において長
溝によって連結されてなる。
の内面に詳細を後述する第4のマグネット組立体8を取
り付けるマグネット取付部が形成されている。マグネッ
ト取付部は、上述した第1のホルダ部材3のマグネット
取付部と同等に構成されることから詳細を省略するが第
1のマグネット取付領域部23の幅方向に対向離間して
形成された第1の嵌合溝25及び取付孔26とからな
る。嵌合溝25と取付孔26とは、第1のホルダ部材3
の嵌合溝12と取付孔13とに対して左右逆に配置され
て第1のマグネット取付領域部23にそれぞれ形成され
ている。なお、取付孔26も、図示しないが3個の半円
形取付孔26a、26b、26cが片側部位において長
溝によって連結されてなる。
【0023】第1のマグネット取付領域部23には、連
結領域部22と対向する側縁部に沿って外側に折曲され
て第1の結合部27が一体に形成されている。第1の結
合部27は、第1のホルダ部材3の第1の結合部14と
ほぼ同等に形成されてなる。すなわち、第1の結合部2
7は、連結領域部22と平行となるように第1のマグネ
ット取付領域部23に対して略135°の開き角度を付
されて外側に折曲形成されてなる。第1の結合部27に
は、幅方向に離間して一対の結合凸部28a、28bが
突設されている。
結領域部22と対向する側縁部に沿って外側に折曲され
て第1の結合部27が一体に形成されている。第1の結
合部27は、第1のホルダ部材3の第1の結合部14と
ほぼ同等に形成されてなる。すなわち、第1の結合部2
7は、連結領域部22と平行となるように第1のマグネ
ット取付領域部23に対して略135°の開き角度を付
されて外側に折曲形成されてなる。第1の結合部27に
は、幅方向に離間して一対の結合凸部28a、28bが
突設されている。
【0024】各結合凸部28は、後述するように第1の
ホルダ部材3と第2のホルダ部材4とが組み合わされた
状態において、第1のホルダ部材3側の結合凸部15と
対応位置する。各結合凸部28には、図2に示すように
第1のマグネット取付領域部23の嵌合溝26側の側縁
に開口し、この側縁と直交する方向に長孔とされた結合
孔29a、29bがそれぞれ形成されている。したがっ
て、各結合孔29は、側縁の開口が第1のホルダ部材3
側の結合孔16と逆向きになっており、第1のホルダ部
材3と第2のホルダ部材4とが組み合わされた状態にお
いて、共同して全体円形の結合孔を構成する。
ホルダ部材3と第2のホルダ部材4とが組み合わされた
状態において、第1のホルダ部材3側の結合凸部15と
対応位置する。各結合凸部28には、図2に示すように
第1のマグネット取付領域部23の嵌合溝26側の側縁
に開口し、この側縁と直交する方向に長孔とされた結合
孔29a、29bがそれぞれ形成されている。したがっ
て、各結合孔29は、側縁の開口が第1のホルダ部材3
側の結合孔16と逆向きになっており、第1のホルダ部
材3と第2のホルダ部材4とが組み合わされた状態にお
いて、共同して全体円形の結合孔を構成する。
【0025】第2のマグネット取付領域部24には、そ
の内面に詳細を後述する第3のマグネット組立体7を取
り付けるマグネット取付部が形成されている。マグネッ
ト取付部も、上述した各部材のマグネット取付部と同様
に構成されることからその詳細な説明を省略するが、第
1のマグネット取付領域部23側の取付孔25及び嵌合
溝26と同じ向きで幅方向に対向離間する嵌合溝30と
取付孔31とが形成されてなる。取付孔31も、図2に
示すように半円形の3個の取付孔31a、31b、31
cが片側部位において長溝によって連結されてなる。
の内面に詳細を後述する第3のマグネット組立体7を取
り付けるマグネット取付部が形成されている。マグネッ
ト取付部も、上述した各部材のマグネット取付部と同様
に構成されることからその詳細な説明を省略するが、第
1のマグネット取付領域部23側の取付孔25及び嵌合
溝26と同じ向きで幅方向に対向離間する嵌合溝30と
取付孔31とが形成されてなる。取付孔31も、図2に
示すように半円形の3個の取付孔31a、31b、31
cが片側部位において長溝によって連結されてなる。
【0026】第2のマグネット取付領域部24には、連
結領域部22と対向する側縁部に第2の結合部を構成す
る一対の係合凸片32a、32bが一体に突設されてい
る。各係合凸片32は、図2に示すように基端部を第2
のマグネット取付領域部24の側縁から突出され、自由
端部側が側縁と平行に折曲された略L字状を呈してい
る。各係合凸片32は、後述するように第1のホルダ部
材3と第2のホルダ部材4とを組み合わせる際に、第1
のホルダ部材3側の係合溝21のいずれかを選択してそ
の先端部位が嵌合される。
結領域部22と対向する側縁部に第2の結合部を構成す
る一対の係合凸片32a、32bが一体に突設されてい
る。各係合凸片32は、図2に示すように基端部を第2
のマグネット取付領域部24の側縁から突出され、自由
端部側が側縁と平行に折曲された略L字状を呈してい
る。各係合凸片32は、後述するように第1のホルダ部
材3と第2のホルダ部材4とを組み合わせる際に、第1
のホルダ部材3側の係合溝21のいずれかを選択してそ
の先端部位が嵌合される。
【0027】各係合凸片32には、スピードナット33
a、33bがそれぞれ装着される。各スピードナット3
3は、係合凸片32を挟み込むに足るようにして金属片
を折り曲げてなり、上下片に連通するようにして取付孔
34が形成されている。各スピードナット33は、係合
凸片32の一方側からはめ込まれることによって、その
取付孔34が取付孔29に連通されて第1のホルダ部材
3と第2のホルダ部材4とを結合する通しボルト35
a、35bの取付孔を構成する。
a、33bがそれぞれ装着される。各スピードナット3
3は、係合凸片32を挟み込むに足るようにして金属片
を折り曲げてなり、上下片に連通するようにして取付孔
34が形成されている。各スピードナット33は、係合
凸片32の一方側からはめ込まれることによって、その
取付孔34が取付孔29に連通されて第1のホルダ部材
3と第2のホルダ部材4とを結合する通しボルト35
a、35bの取付孔を構成する。
【0028】各スピードナット33は、取付孔34が長
孔からなる取付孔29の取付位置を規制するように係合
凸片32に対してそのはめ込み位置を調整される。各ス
ピードナット33は、これによって第1のホルダ部材3
側の取付孔16から挿通される通しボルト35の貫通位
置を規定し、この通しボルト35の挿入端にナット36
がネジ込まれるようにする。
孔からなる取付孔29の取付位置を規制するように係合
凸片32に対してそのはめ込み位置を調整される。各ス
ピードナット33は、これによって第1のホルダ部材3
側の取付孔16から挿通される通しボルト35の貫通位
置を規定し、この通しボルト35の挿入端にナット36
がネジ込まれるようにする。
【0029】以上のように構成された第1のホルダ部材
3と第2のホルダ部材4とは、互いにその懐側を向かい
合わせて相対する第1の結合部15、28及び第2の結
合部19、32とを結合することによって全体環状体を
構成し、図1に示すように水道管2の外周部に組み付け
られる。第1のホルダ部材3と第2のホルダ部材4と
は、第1のホルダ部材3側の係合凸部20に形成された
係合溝21に対してその側方から係合凸片32が差し込
まれて嵌合される。第1のホルダ部材3と第2のホルダ
部材4とは、これによって第2の結合部19、32間が
結合される。
3と第2のホルダ部材4とは、互いにその懐側を向かい
合わせて相対する第1の結合部15、28及び第2の結
合部19、32とを結合することによって全体環状体を
構成し、図1に示すように水道管2の外周部に組み付け
られる。第1のホルダ部材3と第2のホルダ部材4と
は、第1のホルダ部材3側の係合凸部20に形成された
係合溝21に対してその側方から係合凸片32が差し込
まれて嵌合される。第1のホルダ部材3と第2のホルダ
部材4とは、これによって第2の結合部19、32間が
結合される。
【0030】第1のホルダ部材3と第2のホルダ部材4
とは、第1の結合部15、28とが水道管2を挟んで互
いに対向位置するとともに、それぞれの取付孔16、2
9が対応位置する。第1のホルダ部材3と第2のホルダ
部材4とは、互いに対向する第1の結合部15、28の
取付孔16、29に対して、第1のホルダ部材3側から
通しボルト35がそれぞれ貫通される。通しボルト35
は、第1のホルダ部材3側の取付孔16からスピードナ
ット33の取付孔29を介して第2のホルダ部材4側の
取付孔29を貫通し、その端部にスピードナット33の
ナット36がネジ込まれる。第1のホルダ部材3と第2
のホルダ部材4とは、通しボルト35をネジ込むことに
より、第1の結合部15、28間が結合される。
とは、第1の結合部15、28とが水道管2を挟んで互
いに対向位置するとともに、それぞれの取付孔16、2
9が対応位置する。第1のホルダ部材3と第2のホルダ
部材4とは、互いに対向する第1の結合部15、28の
取付孔16、29に対して、第1のホルダ部材3側から
通しボルト35がそれぞれ貫通される。通しボルト35
は、第1のホルダ部材3側の取付孔16からスピードナ
ット33の取付孔29を介して第2のホルダ部材4側の
取付孔29を貫通し、その端部にスピードナット33の
ナット36がネジ込まれる。第1のホルダ部材3と第2
のホルダ部材4とは、通しボルト35をネジ込むことに
より、第1の結合部15、28間が結合される。
【0031】液体磁気処理装置1は、上述したように第
1のホルダ部材3と第2のホルダ部材4とがその一方側
を2本の通しボルト35によって結合することで一体化
されることで、水道管2に対して簡単な操作によって付
設されるようになる。また、液体磁気処理装置1は、後
述するように外径を異にする水道管2に対して、簡易な
操作によって付設される。
1のホルダ部材3と第2のホルダ部材4とがその一方側
を2本の通しボルト35によって結合することで一体化
されることで、水道管2に対して簡単な操作によって付
設されるようになる。また、液体磁気処理装置1は、後
述するように外径を異にする水道管2に対して、簡易な
操作によって付設される。
【0032】液体磁気処理装置1においては、上述した
ように第1のホルダ部材3と第2のホルダ部材4とを水
道管2を挟んで一体的に組み付けることにより、第1の
マグネット組立体5乃至第4のマグネット組立体8が水
道管2の外周部において互いに90°の間隔を以って配
置される。各マグネット組立体5〜8は、それぞれ同一
に構成されることから図3に示した第1のマグネット組
立体5によって代表して説明する。マグネット組立体5
は、一対のマグネット37、38と、マグネットケース
39と、防水キャップ40と、磁性プレート41及び取
付ブラケット部材42等の部材によって構成される。
ように第1のホルダ部材3と第2のホルダ部材4とを水
道管2を挟んで一体的に組み付けることにより、第1の
マグネット組立体5乃至第4のマグネット組立体8が水
道管2の外周部において互いに90°の間隔を以って配
置される。各マグネット組立体5〜8は、それぞれ同一
に構成されることから図3に示した第1のマグネット組
立体5によって代表して説明する。マグネット組立体5
は、一対のマグネット37、38と、マグネットケース
39と、防水キャップ40と、磁性プレート41及び取
付ブラケット部材42等の部材によって構成される。
【0033】マグネット37、38は、それぞれネオジ
ム、フェライト等の磁気体を素材として、マグネット取
付領域部10の幅よりも小さい長さを有する矩形ブロッ
ク状を呈して形成されてなる。マグネット37、38
は、図3に示すように互いにN極とS極とが対向するよ
うにして重ね合わされることによってその磁気力により
一体化される。
ム、フェライト等の磁気体を素材として、マグネット取
付領域部10の幅よりも小さい長さを有する矩形ブロッ
ク状を呈して形成されてなる。マグネット37、38
は、図3に示すように互いにN極とS極とが対向するよ
うにして重ね合わされることによってその磁気力により
一体化される。
【0034】マグネットケース39は、耐熱性を有する
エラストマー、ネオプレンゴム或いはシリコンゴム等の
弾性材を素材として、上面を開放して内部にマグネット
収納空間部39aを構成した全体箱状を呈して成形され
てなる。マグネットケース39には、その両側面の上部
に係止フランジ部39bがそれぞれ一体に突設されてい
る。マグネットケース39には、マグネット収納空間部
39aに重ね合わせたマグネット37、38が押し込ま
れ、その外周部を内周壁により弾持することによって脱
落を防止した状態で収納する。マグネットケース39
は、その開放された底面から下側のマグネット37のN
極面を外方に臨ませる。
エラストマー、ネオプレンゴム或いはシリコンゴム等の
弾性材を素材として、上面を開放して内部にマグネット
収納空間部39aを構成した全体箱状を呈して成形され
てなる。マグネットケース39には、その両側面の上部
に係止フランジ部39bがそれぞれ一体に突設されてい
る。マグネットケース39には、マグネット収納空間部
39aに重ね合わせたマグネット37、38が押し込ま
れ、その外周部を内周壁により弾持することによって脱
落を防止した状態で収納する。マグネットケース39
は、その開放された底面から下側のマグネット37のN
極面を外方に臨ませる。
【0035】マグネットケース39には、マグネット3
7、38を収納したマグネット収納空間部39aに磁性
プレート41がはめ込まれた後に、開放された上面に防
水キャップ40がはめ込まれることによってマグネット
収納空間部39aが閉塞される。防水キャップ40は、
接着材によってマグネットケース39に固定される。マ
グネット組立体5は、マグネット収納空間部39a内に
収納したマグネット37、38をマグネットケース39
と防水キャップ40とによって液密状態で外装されるこ
とにより、清浄な状態に保持するとともに誤って落下さ
れたりした場合においてもマグネット37、38の破損
が防止されている。
7、38を収納したマグネット収納空間部39aに磁性
プレート41がはめ込まれた後に、開放された上面に防
水キャップ40がはめ込まれることによってマグネット
収納空間部39aが閉塞される。防水キャップ40は、
接着材によってマグネットケース39に固定される。マ
グネット組立体5は、マグネット収納空間部39a内に
収納したマグネット37、38をマグネットケース39
と防水キャップ40とによって液密状態で外装されるこ
とにより、清浄な状態に保持するとともに誤って落下さ
れたりした場合においてもマグネット37、38の破損
が防止されている。
【0036】取付ブラケット部材42は、耐腐食特性、
機械的特性を有する例えばステンレス材等によって、矩
形の主面部42aと、この主面部42aの両端にそれぞ
れL字状に立ち上がり形成された嵌合凸部42b及び取
付凸部42cとからなる略チャンネル状を呈し手形成さ
れている。取付ブラケット部材42には、主面部42a
にマグネットケース39を取り付ける取付開口42dが
形成されている。取付開口42dは、その開口寸法をマ
グネットケース39の外形寸法とほぼ等しくした矩形開
口からなり、組み合わされたマグネットケース39の係
止フランジ部39bをその開口縁によって係止する。
機械的特性を有する例えばステンレス材等によって、矩
形の主面部42aと、この主面部42aの両端にそれぞ
れL字状に立ち上がり形成された嵌合凸部42b及び取
付凸部42cとからなる略チャンネル状を呈し手形成さ
れている。取付ブラケット部材42には、主面部42a
にマグネットケース39を取り付ける取付開口42dが
形成されている。取付開口42dは、その開口寸法をマ
グネットケース39の外形寸法とほぼ等しくした矩形開
口からなり、組み合わされたマグネットケース39の係
止フランジ部39bをその開口縁によって係止する。
【0037】取付ブラケット部材42は、取付凸部42
cの高さが係止フランジ部39bの高さとほぼ等しく形
成されてなる。嵌合凸部42bは、その幅がマグネット
取付領域部10に形成した嵌合溝12の長さよりも小さ
く、この嵌合溝12に嵌合された状態において溝の長さ
方向に対して移動自在とされる。取付凸部42cは、マ
グネット取付領域部10に当てがわれる。したがって、
取付凸部42cは、嵌合凸部42bに対してマグネット
取付領域部10の厚み分、その高さが小さく形成されて
いる。取付凸部42cには、取付ネジ孔42eが形成さ
れている。
cの高さが係止フランジ部39bの高さとほぼ等しく形
成されてなる。嵌合凸部42bは、その幅がマグネット
取付領域部10に形成した嵌合溝12の長さよりも小さ
く、この嵌合溝12に嵌合された状態において溝の長さ
方向に対して移動自在とされる。取付凸部42cは、マ
グネット取付領域部10に当てがわれる。したがって、
取付凸部42cは、嵌合凸部42bに対してマグネット
取付領域部10の厚み分、その高さが小さく形成されて
いる。取付凸部42cには、取付ネジ孔42eが形成さ
れている。
【0038】以上のように構成された取付ブラケット部
材42には、取付開口42dに差し込まれたマグネット
ケース39が、その係止フランジ部39bを係止される
ことで組み合わされてマグネット組立体5を構成する。
マグネット組立体5は、取付ブラケット部材42の嵌合
凸部42bがマグネット取付領域部10の嵌合溝12に
差し込んでその水平部位を上面側に貫通させる。マグネ
ット組立体5は、この状態で取付凸部42cがマグネッ
ト取付領域部10の内面に当てがわれ、取付ネジ孔42
eが取付孔13に対応位置する。
材42には、取付開口42dに差し込まれたマグネット
ケース39が、その係止フランジ部39bを係止される
ことで組み合わされてマグネット組立体5を構成する。
マグネット組立体5は、取付ブラケット部材42の嵌合
凸部42bがマグネット取付領域部10の嵌合溝12に
差し込んでその水平部位を上面側に貫通させる。マグネ
ット組立体5は、この状態で取付凸部42cがマグネッ
ト取付領域部10の内面に当てがわれ、取付ネジ孔42
eが取付孔13に対応位置する。
【0039】マグネット組立体5は、取付孔13から挿
入した取付ネジ43が取付ネジ孔42eにネジ込まれる
ことによって、マグネット取付領域部10の内面に固定
される。マグネット組立体5は、このように1個の取付
ネジ43によってホルダ部材3のマグネット取付領域部
10に取り付けられることで簡易な組立が行われる。
入した取付ネジ43が取付ネジ孔42eにネジ込まれる
ことによって、マグネット取付領域部10の内面に固定
される。マグネット組立体5は、このように1個の取付
ネジ43によってホルダ部材3のマグネット取付領域部
10に取り付けられることで簡易な組立が行われる。
【0040】マグネット組立体5は、後述するように外
径を異にする水道管1に対して液体磁気処理装置1を付
設する際に第1のホルダ部材3と第2のホルダ部材4と
がその結合位置を調整されることで、他のマグネット組
立体との相対的な位置が変化する。換言すれば、液体磁
気処理装置1には、各ホルダ部材に対する各マグネット
組立体とに取付位置を調整する取付位置調整構造が備え
られる。
径を異にする水道管1に対して液体磁気処理装置1を付
設する際に第1のホルダ部材3と第2のホルダ部材4と
がその結合位置を調整されることで、他のマグネット組
立体との相対的な位置が変化する。換言すれば、液体磁
気処理装置1には、各ホルダ部材に対する各マグネット
組立体とに取付位置を調整する取付位置調整構造が備え
られる。
【0041】マグネット組立体5は、液体磁気処理装置
1が大径の水道管1に付設される場合には、取付ブラケ
ット部材42がマグネット取付領域部10に対して結合
部14側に移動されて取付ネジ孔42eを外側の取付孔
13aに対応位置させて取付ネジ43により固定され
る。マグネット組立体5は、液体磁気処理装置1が小径
の水道管1に付設される場合には、取付ブラケット部材
42がマグネット取付領域部10に対して連結領域部9
側に移動されて取付ネジ孔42eを外側の取付孔13c
に対応位置させて取付ネジ43により固定される。
1が大径の水道管1に付設される場合には、取付ブラケ
ット部材42がマグネット取付領域部10に対して結合
部14側に移動されて取付ネジ孔42eを外側の取付孔
13aに対応位置させて取付ネジ43により固定され
る。マグネット組立体5は、液体磁気処理装置1が小径
の水道管1に付設される場合には、取付ブラケット部材
42がマグネット取付領域部10に対して連結領域部9
側に移動されて取付ネジ孔42eを外側の取付孔13c
に対応位置させて取付ネジ43により固定される。
【0042】以上のように構成された各部材を備える液
体磁気処理装置1は、水道管2を挟んで、第1のホルダ
部材3と第2のホルダ部材4とが互いに向き合わされて
付設される。第1のホルダ部材3には、第1のマグネッ
ト取付領域部10の内面に第1のマグネット組立体5が
取り付けられるとともに第2のマグネット取付領域部1
1に第2のマグネット組立体6が取り付けられている。
第2のホルダ部材4には、第1のマグネット取付領域部
23の内面に第3のマグネット組立体7が取り付けられ
るとともに第2のマグネット取付領域部24に第4のマ
グネット組立体8が取り付けられている。
体磁気処理装置1は、水道管2を挟んで、第1のホルダ
部材3と第2のホルダ部材4とが互いに向き合わされて
付設される。第1のホルダ部材3には、第1のマグネッ
ト取付領域部10の内面に第1のマグネット組立体5が
取り付けられるとともに第2のマグネット取付領域部1
1に第2のマグネット組立体6が取り付けられている。
第2のホルダ部材4には、第1のマグネット取付領域部
23の内面に第3のマグネット組立体7が取り付けられ
るとともに第2のマグネット取付領域部24に第4のマ
グネット組立体8が取り付けられている。
【0043】液体磁気処理装置1は、第1のホルダ部材
3側に形成した第2の結合部19の係合溝21に対して
第2のホルダ部材4側に形成された第2の結合部32の
係合凸片32が係合される。液体磁気処理装置1は、第
1のホルダ部材3側に形成した第1の結合部14と第2
のホルダ部材4側に形成された第1の結合部27とがそ
れぞれの取付孔16、29を連通した状態で重ね合わさ
れる。液体磁気処理装置1は、第1のホルダ部材3側か
らその取付孔16に挿通された通しボルト35が、第2
のホルダ部材4側の取付孔29に装着したスピードナッ
ト33のナット36にネジ込まれことによって、図4に
示すように第1のホルダ部材3と第2のホルダ部材4と
が水道管2の外周部に付設される。
3側に形成した第2の結合部19の係合溝21に対して
第2のホルダ部材4側に形成された第2の結合部32の
係合凸片32が係合される。液体磁気処理装置1は、第
1のホルダ部材3側に形成した第1の結合部14と第2
のホルダ部材4側に形成された第1の結合部27とがそ
れぞれの取付孔16、29を連通した状態で重ね合わさ
れる。液体磁気処理装置1は、第1のホルダ部材3側か
らその取付孔16に挿通された通しボルト35が、第2
のホルダ部材4側の取付孔29に装着したスピードナッ
ト33のナット36にネジ込まれことによって、図4に
示すように第1のホルダ部材3と第2のホルダ部材4と
が水道管2の外周部に付設される。
【0044】液体磁気処理装置1は、水道管2を挟んで
第1のホルダ部材3と第2のホルダ部材4とが互いに対
向位置するとともに、これら第1のホルダ部材3と第2
のホルダ部材4に対してその第1のマグネット取付領域
部10、23と第2のマグネット取付領域部11、24
とが一定の開き角度を付されて形成されている。液体磁
気処理装置1は、かかる第1のホルダ部材3と第2のホ
ルダ部材4との構成によって、各マグネット取付領域部
に取り付けられた第1のマグネット組立体5乃至第4の
マグネット組立体8が図4に示すように水道管2の外周
部に配置される。
第1のホルダ部材3と第2のホルダ部材4とが互いに対
向位置するとともに、これら第1のホルダ部材3と第2
のホルダ部材4に対してその第1のマグネット取付領域
部10、23と第2のマグネット取付領域部11、24
とが一定の開き角度を付されて形成されている。液体磁
気処理装置1は、かかる第1のホルダ部材3と第2のホ
ルダ部材4との構成によって、各マグネット取付領域部
に取り付けられた第1のマグネット組立体5乃至第4の
マグネット組立体8が図4に示すように水道管2の外周
部に配置される。
【0045】液体磁気処理装置1は、第1のホルダ部材
3と第2のホルダ部材4とが水道管2を挟んで結合され
ることにより、同図に示すように第1のマグネット組立
体5乃至第4のマグネット組立体8がそれぞれのマグネ
ットケース39の底面を水道管2の外周部に突き当てら
れる。したがって、液体磁気処理装置1においては、各
マグネット組立体5〜8のマグネット37、38の磁界
が水道管2の中心軸上に集中されて、管内を流れる水道
水に対して磁気的エネルギーを有効に作用させて管内壁
に付着した固形物やスケール等の不純物を除去し或いは
その付着を防止する。
3と第2のホルダ部材4とが水道管2を挟んで結合され
ることにより、同図に示すように第1のマグネット組立
体5乃至第4のマグネット組立体8がそれぞれのマグネ
ットケース39の底面を水道管2の外周部に突き当てら
れる。したがって、液体磁気処理装置1においては、各
マグネット組立体5〜8のマグネット37、38の磁界
が水道管2の中心軸上に集中されて、管内を流れる水道
水に対して磁気的エネルギーを有効に作用させて管内壁
に付着した固形物やスケール等の不純物を除去し或いは
その付着を防止する。
【0046】液体磁気処理装置1は、小径の水道管2に
対して付設される場合には、図4(A)に示すように第
1のホルダ部材3と第2のホルダ部材4とが全体的にす
ぼめられた状態で結合される。すなわち、第1のホルダ
部材3と第2のホルダ部材4とは、第2のホルダ部材4
側の係合凸片32が第1のホルダ部材3側の第2の結合
部19に形成された基端側の第1の係合溝21に相対係
合される。第1のホルダ部材3と第2のホルダ部材4と
は、相対する第1の結合部14、27の対向間隔も小さ
くなり、第2のホルダ部材4側の結合凸部28に対して
スピードナット33が基端側に寄せられて取り付けられ
る。したがって、第1のホルダ部材3と第2のホルダ部
材4とは、長孔として形成された取付孔16、29の基
端側に通しボルト35が挿通されて第1の結合部14、
27が結合される。
対して付設される場合には、図4(A)に示すように第
1のホルダ部材3と第2のホルダ部材4とが全体的にす
ぼめられた状態で結合される。すなわち、第1のホルダ
部材3と第2のホルダ部材4とは、第2のホルダ部材4
側の係合凸片32が第1のホルダ部材3側の第2の結合
部19に形成された基端側の第1の係合溝21に相対係
合される。第1のホルダ部材3と第2のホルダ部材4と
は、相対する第1の結合部14、27の対向間隔も小さ
くなり、第2のホルダ部材4側の結合凸部28に対して
スピードナット33が基端側に寄せられて取り付けられ
る。したがって、第1のホルダ部材3と第2のホルダ部
材4とは、長孔として形成された取付孔16、29の基
端側に通しボルト35が挿通されて第1の結合部14、
27が結合される。
【0047】液体磁気処理装置1は、小径の水道管2に
対して付設される場合に、上述した第1のホルダ部材3
と第2のホルダ部材4との結合位置の調整とともに、こ
れらに対する第1のマグネット組立体5乃至第4のマグ
ネット組立体8の取付位置の調整が行われる。第1のマ
グネット組立体5乃至第4のマグネット組立体8は、取
付ブラケット部材42が各マグネット取付領域部10、
11、23、24に対してそれぞれ連結領域部9、22
側に寄せられて取り付けられる。各取付ブラケット部材
42は、それぞれの取付孔42cが、各マグネット取付
領域部10、11、23、24に形成した取付孔13、
18、26、31の内側に位置する取付孔13c、18
c、26c、31cに対応位置されて、取付ネジ43に
よって固定される。したがって、第1のマグネット組立
体5乃至第4のマグネット組立体8は、小径の水道管2
に対応して相互の間隔が狭められるようになる。
対して付設される場合に、上述した第1のホルダ部材3
と第2のホルダ部材4との結合位置の調整とともに、こ
れらに対する第1のマグネット組立体5乃至第4のマグ
ネット組立体8の取付位置の調整が行われる。第1のマ
グネット組立体5乃至第4のマグネット組立体8は、取
付ブラケット部材42が各マグネット取付領域部10、
11、23、24に対してそれぞれ連結領域部9、22
側に寄せられて取り付けられる。各取付ブラケット部材
42は、それぞれの取付孔42cが、各マグネット取付
領域部10、11、23、24に形成した取付孔13、
18、26、31の内側に位置する取付孔13c、18
c、26c、31cに対応位置されて、取付ネジ43に
よって固定される。したがって、第1のマグネット組立
体5乃至第4のマグネット組立体8は、小径の水道管2
に対応して相互の間隔が狭められるようになる。
【0048】液体磁気処理装置1は、大径の水道管2に
対して付設される場合には、図4(B)に示すように第
1のマグネット組立体5乃至第4のマグネット組立体8
が第1のホルダ部材3と第2のホルダ部材4に対してそ
れぞれ結合部側に寄せられて取り付けられる。取付ブラ
ケット部材42は、その取付孔42cが各マグネット取
付領域部10、11、23、24に形成した取付孔1
3、18、26、31の外側に位置する取付孔13a、
18a、26a、31aに対応位置されて、取付ネジ4
3によって固定される。したがって、第1のマグネット
組立体5乃至第4のマグネット組立体8は、大径の水道
管2に対応して相互の間隔が拡げられるようになる。
対して付設される場合には、図4(B)に示すように第
1のマグネット組立体5乃至第4のマグネット組立体8
が第1のホルダ部材3と第2のホルダ部材4に対してそ
れぞれ結合部側に寄せられて取り付けられる。取付ブラ
ケット部材42は、その取付孔42cが各マグネット取
付領域部10、11、23、24に形成した取付孔1
3、18、26、31の外側に位置する取付孔13a、
18a、26a、31aに対応位置されて、取付ネジ4
3によって固定される。したがって、第1のマグネット
組立体5乃至第4のマグネット組立体8は、大径の水道
管2に対応して相互の間隔が拡げられるようになる。
【0049】上述した実施の形態においては、液体磁気
処理装置1が水道管1の外周部に付設されて管内壁に付
着する固形物やスケール等の不純物を除去したりその付
着を防止して水道水の味覚を向上させるようにしたが、
液体磁気処理装置1がかかる適用例に限定されるもので
はないことは勿論である。液体磁気処理装置1は、各種
の流体導管に付設されてその内部を流れる流体の浄化等
の作用を奏する。なお、本発明に係る液体磁気処理装置
は、水道管への取り付けに限るものでないことは勿論で
ある。
処理装置1が水道管1の外周部に付設されて管内壁に付
着する固形物やスケール等の不純物を除去したりその付
着を防止して水道水の味覚を向上させるようにしたが、
液体磁気処理装置1がかかる適用例に限定されるもので
はないことは勿論である。液体磁気処理装置1は、各種
の流体導管に付設されてその内部を流れる流体の浄化等
の作用を奏する。なお、本発明に係る液体磁気処理装置
は、水道管への取り付けに限るものでないことは勿論で
ある。
【0050】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る液体磁気処理装置によれば、第1のホルダ部材と第2
のホルダ部材とに取り付けられた第1のマグネット組立
体乃至第4のマグネット組立体の各マグネットが流体導
管の外周部に円周方向に対して等間隔で配置されること
から、これらマグネットの磁気力が流体導管及びその内
部を流れる流体に対して有効に作用され、管内壁に付着
した固形物やスケール等の不純物を除去し或いはその付
着を防止する。また、液体磁気処理装置によれば、第1
のホルダ部材と第2のホルダ部材とが結合位置調整構造
を介して簡易な操作によって外径を異にする流体導管に
対応して互いに結合されることから互換性の向上が図ら
れるようになる。さらに、液体磁気処理装置によれば、
第1のホルダ部材と第2のホルダ部材とを結合位置を調
整した場合において各マグネット組立体が各マグネット
取付領域部に対してその取付位置を簡易な操作によって
調整されることから、各マグネットの相互の位置決めが
確実に行われてそれらの磁気力を流体導管及びその内部
を流れる流体に対して有効に作用させることが可能とな
る。
る液体磁気処理装置によれば、第1のホルダ部材と第2
のホルダ部材とに取り付けられた第1のマグネット組立
体乃至第4のマグネット組立体の各マグネットが流体導
管の外周部に円周方向に対して等間隔で配置されること
から、これらマグネットの磁気力が流体導管及びその内
部を流れる流体に対して有効に作用され、管内壁に付着
した固形物やスケール等の不純物を除去し或いはその付
着を防止する。また、液体磁気処理装置によれば、第1
のホルダ部材と第2のホルダ部材とが結合位置調整構造
を介して簡易な操作によって外径を異にする流体導管に
対応して互いに結合されることから互換性の向上が図ら
れるようになる。さらに、液体磁気処理装置によれば、
第1のホルダ部材と第2のホルダ部材とを結合位置を調
整した場合において各マグネット組立体が各マグネット
取付領域部に対してその取付位置を簡易な操作によって
調整されることから、各マグネットの相互の位置決めが
確実に行われてそれらの磁気力を流体導管及びその内部
を流れる流体に対して有効に作用させることが可能とな
る。
【図1】本発明の実施の形態として示す液体磁気処理装
置を水道管に付設した状態の斜視図である。
置を水道管に付設した状態の斜視図である。
【図2】同液体磁気処理装置の分解斜視図である。
【図3】同液体磁気処理装置に備えられるマグネット組
立体の分解斜視図である。
立体の分解斜視図である。
【図4】同液体磁気処理装置を水道管に付設した状態の
側面図であり、同図(A)は小径水道管に付設した場
合、同図(B)は大径水道管に装着した場合を示す。
側面図であり、同図(A)は小径水道管に付設した場
合、同図(B)は大径水道管に装着した場合を示す。
1 液体磁気処理装置
2 水道管
3 第1のホルダ部材
4 第2のホルダ部材
5 第1のマグネット組立体
6 第2のマグネット組立体
7 第3のマグネット組立体
8 第4のマグネット組立体
9 連結領域部
10 第1のマグネット取付領域部
11 第2のマグネット取付領域部
12 嵌合溝
13 取付孔
14 第1の結合部
15 結合凸部
16 結合孔
17 嵌合溝
18 取付孔
19 第2の結合部
20 係合凸部
21 係合溝
22 連結領域部
23 第1のマグネット取付領域部
24 第2のマグネット取付領域部
25 嵌合溝
26 取付孔
27 第1の結合部
28 結合凸部
29 結合孔
30 嵌合溝
31 取付孔
32 係合凸片
34 取付孔
35 通しボルト36 ナット
37 マグネット
38 マグネット
39 マグネットケース40 防水キャップ 41 磁性プレート
42 取付ブラケット部材
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 植村 實敏
埼玉県川口市赤井1丁目1番1号
(56)参考文献 特開 平10−28972(JP,A)
特開 平11−19650(JP,A)
登録実用新案3056635(JP,U)
米国特許4367143(US,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
C02F 1/48
Claims (3)
- 【請求項1】 展開状態においてほぼ全体矩形を呈し、
中央の連結領域部を介して第1のマグネット取付領域部
と第2のマグネット取付領域部とを一定の開き角度を付
して幅方向に対して折曲形成するとともに、前記第1の
マグネット取付領域部の前記連結領域部と対向する側縁
部に第1の結合部を一体に形成しかつ前記第2のマグネ
ット取付領域部の前記連結領域部と対向する側縁部に第
2の結合部を一体に形成してなる第1のホルダ部材及び
第2のホルダ部材と、前記第1のホルダ部材と第2のホ
ルダ部材の各マグネット取付領域部に形成した取付部に
それぞれ取り付けられ、表面側の極性を互いに同一とな
るようにして組み付けられたマグネットを有する第1の
マグネット組立体乃至第4のマグネット組立体とから構
成され、前記第1のホルダ部材と第2のホルダ部材と
を、流体導管を挟み込むようにして組み合わせた状態で
相対する前記第1の結合部間及び第2の結合部間を結合
することにより、前記第1のマグネット取付領域部と第
2のマグネット取付領域部にそれぞれ取り付けられた前
記第1のマグネット組立体乃至第4のマグネット組立体
の各マグネットが前記流体導管の外周部に円周方向に対
して等間隔で配置される液体磁気処理装置において、前
記第1のホルダ部材には、前記第1のマグネット取付領
域部から外側に折曲されたフランジ部とこのフランジ部
に形成されて取付ネジが挿通される取付孔とから構成さ
れた前記第1の結合部と、前記第2のマグネット取付領
域部から前記第1の結合部のフランジ部と直交する方向
に突設されたフランジ部とこのフランジ部の側縁に沿っ
て形成された複数の係合溝からなる前記第2の結合部と
が形成され、前記第2のホルダ部材には、前記第1のマ
グネット取付領域部から外側に折曲され前記第1のホル
ダ部材の第1の結合部と対向するフランジ部とこのフラ
ンジ部に形成されて前記第1のホルダ部材のフランジ部
に形成された取付孔と連通されて前記取付ネジが挿通さ
れる取付孔が形成された前記第1の結合部と、前記第2
のマグネット取付領域部から突設され前記第1のホルダ
部材の前記第1の結合部のフランジ部と直交する方向に
突設され第2の結合部の係合溝と相対係合される係合凸
片からなる前記第2の結合部とが形成され、流体導管を
挟み込むようにして組み合わされる前記第1のホルダ部
材と第2のホルダ部材とが、前記流体導管の外径に対応
して、前記第2のホルダ部材側の係合凸片を前記第1の
ホルダ部材側の係合溝を選択して合されることにより相
対する第2の結合部間が結合されるとともに、互いに連
通する取付孔に挿通された取付ネジにより相対する第1
の結合部間が結合されることを特徴とする液体磁気処理
装置。 - 【請求項2】 前記マグネット組立体は、矩形状のマグ
ネットと、このマグネットを収納する箱状の弾性ケース
体と、この弾性ケース体のマグネット収納空間部を密封
する蓋体と、全体略コ字状を呈するとともに一方の立上
り片に係合フランジ片が折曲形成されるとともに他方の
立上り片に取付孔を有する取付フランジ片がそれぞれ一
体に形成され前記弾性ケース体を保持するブラケット部
材とから構成され、前記係合フランジ片が前記第1のホ
ルダ部材と第2のホルダ部材の前記各マグネット取付領
域部に形成された係合溝に相対係合されるとともに、前
記取付フランジ片が前記各マグネット取付領域部に当て
がわれるとともに前記取付孔が前記係合溝に対して前記
流体導管の中心軸と平行な方向に離間して形成された取
付孔と連通されて取付ネジが挿通されることにより、前
記各マグネット取付領域部にそれぞれ取り付けられるこ
とを特徴とする請求項1に記載の液体磁気処理装置。 - 【請求項3】 前記各マグネット取付領域部に形成され
て前記マグネット組立体の取付部を構成する前記係合溝
と取付孔とは、前記係合溝がその長さを前記係合フラン
ジ片の長さよりも大きく形成されるとともに、前記取付
孔が長孔に形成され、前記各マグネット取付領域部に対
して前記マグネット組立体の取付位置を調整自在とする
ことを特徴とする請求項2に記載の液体磁気処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000233859A JP3514382B2 (ja) | 2000-08-02 | 2000-08-02 | 液体磁気処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000233859A JP3514382B2 (ja) | 2000-08-02 | 2000-08-02 | 液体磁気処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002045863A JP2002045863A (ja) | 2002-02-12 |
JP3514382B2 true JP3514382B2 (ja) | 2004-03-31 |
Family
ID=18726321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000233859A Expired - Fee Related JP3514382B2 (ja) | 2000-08-02 | 2000-08-02 | 液体磁気処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3514382B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20200083965A (ko) * | 2020-07-01 | 2020-07-09 | 주식회사 한진보일러 | 수관 관통형 자화수기 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4551655B2 (ja) * | 2003-12-15 | 2010-09-29 | 克巳 小松 | 磁化水器 |
KR102484719B1 (ko) * | 2019-12-18 | 2023-01-09 | 주식회사 바이오마그네텍 | 자활수 생성을 위한 마그넷 클램프 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4367143A (en) | 1981-06-03 | 1983-01-04 | Aqua Magnetics, Inc. | Apparatus for magnetically treating liquid flowing through a pipe and clamping means therefor |
JP3056635U (ja) | 1998-08-10 | 1999-02-26 | 株式会社ウエルネス | 磁気活水器 |
-
2000
- 2000-08-02 JP JP2000233859A patent/JP3514382B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4367143A (en) | 1981-06-03 | 1983-01-04 | Aqua Magnetics, Inc. | Apparatus for magnetically treating liquid flowing through a pipe and clamping means therefor |
JP3056635U (ja) | 1998-08-10 | 1999-02-26 | 株式会社ウエルネス | 磁気活水器 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20200083965A (ko) * | 2020-07-01 | 2020-07-09 | 주식회사 한진보일러 | 수관 관통형 자화수기 |
KR102226829B1 (ko) * | 2020-07-01 | 2021-03-11 | 주식회사 한진보일러 | 수관 관통형 자화수기 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002045863A (ja) | 2002-02-12 |
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