JP2003001262A - 磁気活水用磁石取付具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】従来、磁力を利用して水道水等を活性化し、水
アカ（スケール）の付着を防止したり、藻の発生等を防
止していた。しかしながら、装置が極めて高価であり、
気軽に装備することが困難であった。本案は、安価な市
販の永久磁石を利用し、水道管等に正確、かつ、簡単に
装着できるように改善することによって、上記の問題を
解決することを目的とする。 【構成】留環、オス・メスの面ファスナーを取付けた固
定用のベルトと、磁極を確認するための小型磁石及びＳ
極表示板等を取付けた磁石ホルダー等から構成される磁
気活水用磁石取付具。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この考案は、磁石の磁力で水道水
等を活水化させるために、強力な永久磁石を水道管等に
取付ける磁気活水用磁石取付具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来は、磁気活水装置そのものはあった
が、水道水等を磁気で活水化するための永久磁石を正
確、かつ、簡便に取付る装具はなかった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来の方法では、次の
ような欠点があった。 （１）磁気活水装置は極めて高価であるため、所要の箇
所に気軽に取付けるのが困難であった。また、磁石の取
付け方向が適正でなく、活水作用の効果が低いものがあ
った。 （２）市販の永久磁石は極性が分かりにくく、磁石の正
確な取付けが困難であった。 （３）磁石の取付けを誤ると、スケール結晶を更に硬化
させる等の逆効果を生じた。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本案は、水道管等の外周
の長さに合わせた固定ベルトに、活水用の永久磁石を取
付ける際に、極性の誤りを防止するための確認用の小型
磁石を取付けた磁石ホルダーを設けることにより、前記
問題点を解決するものである。

【０００５】

【作用】（１）磁石ホルダーに取付ける磁気活水用の永
久磁石は小型磁石に吸引するように極性を確認して取付
けるので正確な取付けが可能となる。 （２）水道管等に取付ける場合、Ｎ極どうしの反発力が
正じるが磁石ホルダーに収納し、かつ、小型磁石と吸引
しているので磁石ホルダーから外れることがない。

【０００６】

【実施例】以下、本案の実施例について説明する。 （１）升型又は丸形の容器１の底に磁力の微弱な小型磁
石２をＳ極を底側にして取付け、容器１の底外表面にＳ
極表示板３を取付けるとともに容器の底又は両端にベル
ト通穴４を設けて成る磁石ホルダー５。 （２）水道管０等の外側を覆う耐水性の固定ベルト６の
端に留環７を設け、もう一方の端の表面に面ファスナー
８（オス）及び面ファスナー９（メス）を取付け、固定
ベルト６を磁石ホルダー５のベルト通穴４にとおし、磁
石ホルダー５に磁気活水用の永久磁石１０を吸着収納す
る。 以上の留環、面ファスナーを設けた固定ベルトと容器に
小型磁石、Ｓ極表示板等を設けて成る磁石ホルダー等か
ら構成される磁気活水用磁石取付具。

【０００７】本案は、以上のような構造で、これを使用
するときは、本、磁気活水用磁石取付具の磁石ホルダー
に市販の強力な永久磁石の磁極Ｎを活性化しようとする
水道管等に向けて格納（小型磁石のＮ極に永久磁石のＳ
極を吸着）した後、本取付具を水道管等の径に合わせて
複数個を連結して取付けて使用する。

【発明の効果】（１）永久磁石の磁極Ｎを正確に水道管
等に向けて取付けることが可能である。 （２）本取付具は磁石ホルダーが固定ベルト上で移動で
きるので、水道管等の直径に合わせて等間隔で複数個連
接して使用が可能である。 （３）取付け時、磁極相互が反発し合うが、速やかに取
付けることが可能である。 （４）本取付具自体が極めて安価、かつ、永久磁石自体
も強力なものが安価で市販されており、水活性化システ
ム全体が簡便に、かつ、安価に実施できる。 以上のように、簡単な構造で安価、かつ、誰でも簡単に
取り付けられる磁気活水用磁石取付具であり、本取付具
は、当該分野に大きく貢献するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本取付具の斜視図

【図２】 実施例の断面図

【図３】 磁石ホルダーの断面図

【符号の説明】

０ 水道管 ４ ベルト通穴 ８ 面ファ
スナー（オス） １ 容器 ５ 磁石ホルダー ９ 面ファ
スナー（メス） ２ 小型磁石 ６ 固定ベルト １０ 永久
磁石 ３ Ｓ極表示板 ７ 留環

─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成１４年２月１８日（２００２．２．１
８）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】特許請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【特許請求の範囲】

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】（１）升型又は丸形の容器の底に磁力の微
   弱な小型磁石をＳ極を底側にして取付け、容器の底外表
   面にＳ極表示板を取付けるとともに容器の底又は両端に
   ベルト通穴を設けて成る磁石ホルダー。 （２）水道管等の外側を覆う耐水性の固定ベルトの端に
   留環を設け、もう一方の端の表面に面ファスナー（オ
   ス）及び面ファスナー（メス）を取付ける。 （３）固定ベルトを磁石ホルダーのベルト通穴にとお
   す。 以上の端に留環、面ファスナーを設けた固定ベルトと容
   器に小型磁石、Ｓ極表示板等を設けて成る磁石ホルダー
   等から構成される磁気活水用磁石取付具。
2. 【請求項２】家庭の水道管に使用するために、永久磁石
   を装着した状態で水道管に取付けた場合、磁石ホルダー
   が水道管を挟んで一対を成すような長さの固定ベルトに
   磁石ホルダーを２個取付けて成る請求項１に記載の磁気
   活水用磁石取付具。