JPH06247785A - 発酵乾燥装置 - Google Patents
発酵乾燥装置Info
- Publication number
- JPH06247785A JPH06247785A JP5057698A JP5769893A JPH06247785A JP H06247785 A JPH06247785 A JP H06247785A JP 5057698 A JP5057698 A JP 5057698A JP 5769893 A JP5769893 A JP 5769893A JP H06247785 A JPH06247785 A JP H06247785A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fermentation
- drying
- tank
- fermenter
- opening
- Prior art date
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- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/20—Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses
Landscapes
- Fertilizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は、刈草やゴミ等を円滑に発酵乾
燥処理することにある。 【構成】発酵槽12を上段に配置し、乾燥槽22を下段
に配し、発酵槽12において発酵処理した処理物を開口
部12Bのシャッター12Cを開いて乾燥槽22に落下
せしめるが、該開口部12Bの周縁に堰12Dを設け
て、該堰12Dによって該処理物の一部を受止して発酵
槽12に残存させ、次回の発酵工程の種とする。
燥処理することにある。 【構成】発酵槽12を上段に配置し、乾燥槽22を下段
に配し、発酵槽12において発酵処理した処理物を開口
部12Bのシャッター12Cを開いて乾燥槽22に落下
せしめるが、該開口部12Bの周縁に堰12Dを設け
て、該堰12Dによって該処理物の一部を受止して発酵
槽12に残存させ、次回の発酵工程の種とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば刈草、ゴミ等を発
酵処理して肥料にする発酵乾燥装置に関するものであ
る。
酵処理して肥料にする発酵乾燥装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、図4に示すように発酵槽(2) と、
該発酵槽(2) 内に取付けられている攪拌翼(3) と、該攪
拌翼(3) を回転させるモーター(4) と、該発酵槽(2) の
外周に固着される面状発熱体(5) と、該発酵槽(2) に連
絡しブロワ(6) の介在する排気経路(7) と、該発酵槽
(2) に連絡しバルブ(8) を付した空気取入れ口(9) とか
らなり、該発酵槽(2) には原料投入口(2A,2A) と、処理
物取出口(2B,2B) とを設けた発酵装置(1) が提供されて
いる。
該発酵槽(2) 内に取付けられている攪拌翼(3) と、該攪
拌翼(3) を回転させるモーター(4) と、該発酵槽(2) の
外周に固着される面状発熱体(5) と、該発酵槽(2) に連
絡しブロワ(6) の介在する排気経路(7) と、該発酵槽
(2) に連絡しバルブ(8) を付した空気取入れ口(9) とか
らなり、該発酵槽(2) には原料投入口(2A,2A) と、処理
物取出口(2B,2B) とを設けた発酵装置(1) が提供されて
いる。
【0003】上記発酵装置(1) にあっては、投入口(2A,
2A) から発酵槽(2) 内に刈草、ゴミ等の原料Mを投入
し、更に発酵菌を添加して40〜60℃で加熱しつゝ低
速攪拌し、上記原料を好気的に発酵させて肥料とする。
上記発酵過程が終了したら該発酵槽(2) 内に空気取入れ
口(9) から熱風を吹込んで80℃程度に昇温して肥料の乾
燥を行なっている。
2A) から発酵槽(2) 内に刈草、ゴミ等の原料Mを投入
し、更に発酵菌を添加して40〜60℃で加熱しつゝ低
速攪拌し、上記原料を好気的に発酵させて肥料とする。
上記発酵過程が終了したら該発酵槽(2) 内に空気取入れ
口(9) から熱風を吹込んで80℃程度に昇温して肥料の乾
燥を行なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の発酵装置
(1) にあっては、発酵槽(2) 内で発酵と乾燥の二つの工
程が行なわれるが、上記二つの工程は攪拌条件および加
熱条件が異なるために両方の工程に適するような構造、
材質を選択することが困難であった。
(1) にあっては、発酵槽(2) 内で発酵と乾燥の二つの工
程が行なわれるが、上記二つの工程は攪拌条件および加
熱条件が異なるために両方の工程に適するような構造、
材質を選択することが困難であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、加熱手段(15)と攪拌手段
(13)とを備えた発酵槽(12)を上段に配置し、更に加熱手
段(25)と攪拌手段(23)とを備えた乾燥槽(22)を下段に配
置し、該発酵槽(12)と該乾燥槽(22)とをシャッター(12
C) 付の開口部(12B) によって連絡し、該開口部(12B)
周縁には上段の発酵槽(12)内の内容物Fの堰(12D) を形
成した発酵乾燥装置(11)を提供するものである。
を解決するための手段として、加熱手段(15)と攪拌手段
(13)とを備えた発酵槽(12)を上段に配置し、更に加熱手
段(25)と攪拌手段(23)とを備えた乾燥槽(22)を下段に配
置し、該発酵槽(12)と該乾燥槽(22)とをシャッター(12
C) 付の開口部(12B) によって連絡し、該開口部(12B)
周縁には上段の発酵槽(12)内の内容物Fの堰(12D) を形
成した発酵乾燥装置(11)を提供するものである。
【0006】
【作用】発酵槽(12)内に投入された原料Mは通常発酵菌
を添加されて加熱手段(15)によって低温加熱され、攪拌
手段(13)によって低速攪拌され発酵処理される。上記発
酵工程終了後は開口部(12B) のシャッター(12C) を開い
て処理物Fを乾燥槽(22)内に落下せしめる。この際該処
理物Fは開口部(12B) の周縁の堰(12D)によって一部乾
燥槽(22)への落下が阻止され、発酵槽(12)内に残存し、
次回の発酵工程の種となる。乾燥槽(22)内において、処
理物Fは加熱手段(25)によって高温加熱して攪拌手段(2
3)によって高速攪拌され乾燥される。
を添加されて加熱手段(15)によって低温加熱され、攪拌
手段(13)によって低速攪拌され発酵処理される。上記発
酵工程終了後は開口部(12B) のシャッター(12C) を開い
て処理物Fを乾燥槽(22)内に落下せしめる。この際該処
理物Fは開口部(12B) の周縁の堰(12D)によって一部乾
燥槽(22)への落下が阻止され、発酵槽(12)内に残存し、
次回の発酵工程の種となる。乾燥槽(22)内において、処
理物Fは加熱手段(25)によって高温加熱して攪拌手段(2
3)によって高速攪拌され乾燥される。
【0007】
【実施例】本発明を図1〜図3に示す一実施例によって
説明すれば、発酵乾燥装置(11)において、(12)は上段に
配置される発酵槽であり、(22)は下段に配置される乾燥
槽であり、該発酵槽(12)においては上部には蓋付の原料
投入口(12A,12A) が設けられ、底部にはシャッター(12
C) を付した開口部(12B) が設けられており、該開口部
(12B) の周縁には堰(12D) が設けられている。該発酵槽
(12)内には二連の攪拌翼(13)が横方向に取付けられ、該
攪拌翼(13)は低速モーター(14)によって回転せしめられ
る。更に該発酵槽(12)の外周には面状発熱体(15)と断熱
材(16)が取付けられている。(17)は該発酵槽(12)に連絡
する排気経路であって、ブロワ(18)が介在しており(19)
は空気取入れ口であり、バルブ(20)が介在している。
説明すれば、発酵乾燥装置(11)において、(12)は上段に
配置される発酵槽であり、(22)は下段に配置される乾燥
槽であり、該発酵槽(12)においては上部には蓋付の原料
投入口(12A,12A) が設けられ、底部にはシャッター(12
C) を付した開口部(12B) が設けられており、該開口部
(12B) の周縁には堰(12D) が設けられている。該発酵槽
(12)内には二連の攪拌翼(13)が横方向に取付けられ、該
攪拌翼(13)は低速モーター(14)によって回転せしめられ
る。更に該発酵槽(12)の外周には面状発熱体(15)と断熱
材(16)が取付けられている。(17)は該発酵槽(12)に連絡
する排気経路であって、ブロワ(18)が介在しており(19)
は空気取入れ口であり、バルブ(20)が介在している。
【0008】該乾燥槽(22)内には四連の攪拌翼(23)が横
方向に取付けられ、該攪拌翼(23)は高速モーター(24)に
よって回転せしめられる。更に該乾燥槽(22)には空気取
入れ口(25)が連絡し、該空気取入れ口(25)にはバルブ(2
6)が介在する。そして乾燥槽(22)の底部には蓋付の処理
物取出口(22A,22A) が設けられている。
方向に取付けられ、該攪拌翼(23)は高速モーター(24)に
よって回転せしめられる。更に該乾燥槽(22)には空気取
入れ口(25)が連絡し、該空気取入れ口(25)にはバルブ(2
6)が介在する。そして乾燥槽(22)の底部には蓋付の処理
物取出口(22A,22A) が設けられている。
【0009】上記構成において、原料投入口(12A,12A)
の蓋を開いて刈草、ゴミ等の原料Mを発酵槽(12)内に投
入し、更に発酵菌を添加し、投入口(12A,12A) の蓋を閉
じて加熱低速攪拌を行ない、上記原料Mを発酵させる。
加熱温度は通常40〜60℃程度とする。上記発酵工程
においてブロワ(18)により発酵槽(12)内のガスを吸引
し、そして適宜バルブ(20)を調節して風量を絞り空気取
入れ口(19)より空気を発酵槽(12)へ補給する。
の蓋を開いて刈草、ゴミ等の原料Mを発酵槽(12)内に投
入し、更に発酵菌を添加し、投入口(12A,12A) の蓋を閉
じて加熱低速攪拌を行ない、上記原料Mを発酵させる。
加熱温度は通常40〜60℃程度とする。上記発酵工程
においてブロワ(18)により発酵槽(12)内のガスを吸引
し、そして適宜バルブ(20)を調節して風量を絞り空気取
入れ口(19)より空気を発酵槽(12)へ補給する。
【0010】このようにして原料Mを発酵槽(12)内で通
常略24時間処理して水分含有量約40重量%の肥料F
を製造し、その後図3点線に示すように発酵槽(12)のシ
ャッター(12C) を下方に両開きして開口部(12B) から該
肥料Fを乾燥槽(22)内へ落とす。この際図2に示すよう
に該発酵槽(12)内の肥料Fは開口部(12B) の周縁の堰(1
2D) によって一部乾燥槽(22)への落下が阻止され、発酵
槽(12)内に残存するから、該残存肥料Fを次回の発酵槽
(12)での発酵工程の種として使用出来る。乾燥槽(22)に
おける乾燥工程ではバルブ(26)を開いて空気取入れ口(2
5)から熱風を吹込んで通常70〜80℃程度に加熱し、
同時に急速攪拌を行なう。乾燥工程は通常3〜5時間程
度とする。
常略24時間処理して水分含有量約40重量%の肥料F
を製造し、その後図3点線に示すように発酵槽(12)のシ
ャッター(12C) を下方に両開きして開口部(12B) から該
肥料Fを乾燥槽(22)内へ落とす。この際図2に示すよう
に該発酵槽(12)内の肥料Fは開口部(12B) の周縁の堰(1
2D) によって一部乾燥槽(22)への落下が阻止され、発酵
槽(12)内に残存するから、該残存肥料Fを次回の発酵槽
(12)での発酵工程の種として使用出来る。乾燥槽(22)に
おける乾燥工程ではバルブ(26)を開いて空気取入れ口(2
5)から熱風を吹込んで通常70〜80℃程度に加熱し、
同時に急速攪拌を行なう。乾燥工程は通常3〜5時間程
度とする。
【0011】このようにして原料Mを発酵乾燥させるこ
とによって肥料Fを製造し、得られた肥料Fは処理物取
出口(22A,22A) から取出す。なお上記乾燥工程と同時に
発酵槽(12)において発酵工程を行ない、乾燥工程の熱を
発酵工程に利用することも出来る。
とによって肥料Fを製造し、得られた肥料Fは処理物取
出口(22A,22A) から取出す。なお上記乾燥工程と同時に
発酵槽(12)において発酵工程を行ない、乾燥工程の熱を
発酵工程に利用することも出来る。
【0012】
【発明の効果】したがって、本発明では発酵処理と乾燥
処理とを極めて円滑に行なうことが出来る。
処理とを極めて円滑に行なうことが出来る。
図1〜図3は本考案の一実施例を示すものである。
【図1】発酵工程の説明図
【図2】乾燥工程の説明図
【図3】発酵工程の説明斜視図
【図4】従来例の説明図
【符号の説明】 11 発酵乾燥装置 12 発酵槽 12B 開口部 12C シャッター 12D 堰 13 攪拌翼(攪拌手段) 15 面状発熱体(加熱手段) 22 乾燥槽 23 攪拌翼(攪拌手段) 25 空気取入れ口(加熱手段)
Claims (1)
- 【請求項1】加熱手段と攪拌手段とを備えた発酵槽を上
段に配置し、更に加熱手段と攪拌手段とを備えた乾燥槽
を下段に配置し、該発酵槽と該乾燥槽とをシャッター付
の開口部によって連絡し、該開口部周縁には上段の発酵
槽内の内容物の堰を形成したことを特徴とする発酵乾燥
装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5057698A JPH06247785A (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 発酵乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5057698A JPH06247785A (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 発酵乾燥装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06247785A true JPH06247785A (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=13063162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5057698A Pending JPH06247785A (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 発酵乾燥装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06247785A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02229587A (ja) * | 1989-03-01 | 1990-09-12 | Miike Tekkosho:Kk | 有機性廃棄物の醗酵化装置 |
JPH0489379A (ja) * | 1990-07-30 | 1992-03-23 | Chubu Doramukan Kogyo Kk | 有機物の発酵処理装置 |
-
1993
- 1993-02-22 JP JP5057698A patent/JPH06247785A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02229587A (ja) * | 1989-03-01 | 1990-09-12 | Miike Tekkosho:Kk | 有機性廃棄物の醗酵化装置 |
JPH0489379A (ja) * | 1990-07-30 | 1992-03-23 | Chubu Doramukan Kogyo Kk | 有機物の発酵処理装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980630 |