JPH06247476A - 液体調製用装置 - Google Patents

液体調製用装置

Info

Publication number
JPH06247476A
JPH06247476A JP6016805A JP1680594A JPH06247476A JP H06247476 A JPH06247476 A JP H06247476A JP 6016805 A JP6016805 A JP 6016805A JP 1680594 A JP1680594 A JP 1680594A JP H06247476 A JPH06247476 A JP H06247476A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
desiccant
liquid
solid
solids
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6016805A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2558434B2 (ja
Inventor
Herbert Buschek
ブッシェク ハーバート
Michael Kuehnl
キューンル ミハエル
Roland Ihrig
イーリッヒ ローラント
Klaus Dr Erler
エルラー クラウス
Maria Dr Cully
クーリー マリア
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Roche Diagnostics GmbH
Original Assignee
Boehringer Mannheim GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Boehringer Mannheim GmbH filed Critical Boehringer Mannheim GmbH
Publication of JPH06247476A publication Critical patent/JPH06247476A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2558434B2 publication Critical patent/JP2558434B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
    • B01L3/00Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
    • B01L3/50Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes
    • B01L3/508Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes rigid containers not provided for above
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
    • B01L3/00Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
    • B01L3/50Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes
    • B01L3/508Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes rigid containers not provided for above
    • B01L3/5082Test tubes per se
    • B01L3/50825Closing or opening means, corks, bungs

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Clinical Laboratory Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 水分に敏感な固体と液体とからの液体の調製
を正確かつ簡単に行なうことのできる装置を提供する。 【構成】 少なくとも1つの固体と少なくとも1つの液
体相とからの液体調製用装置であり、固体が収納されて
いる容器および容器と接続しているまたは接続していて
もよい乾燥チャンバーからなる装置である。乾燥チャン
バーは、水蒸気に対して透過性であるが、液体に対して
は不透過性である分離要素によって、容器内部と隔てら
れている。 【作用】 水分に敏感な固体でも乾燥状態で保存でき、
かつ1つのおよび同一の容器内で液体の調製を行なうこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固体を収納した保存容
器(storage vessel)および乾燥剤を収納した乾燥チャ
ンバー(drying chamber)からなる、少なくとも1つの
固体と少なくとも1つの液体相とから液体を調製するた
めの装置(system)に関する。
【0002】さらに本発明は、本発明の装置を用いた、
溶液、懸濁液または乳濁液の製造方法に関する。かかる
方法は、装置内に固体を保存する(storing )工程、固
体に液体相を加える工程および溶液、懸濁液または乳濁
液を製造するために混合する工程からなる。
【0003】好ましい適用においては、かかる装置は試
薬溶液を製造するのに役に立つ。
【0004】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】実験
室でしばしばおこる問題には、水分に敏感な(moisture
-sensitive)固体と液体とから溶液を調製するときの問
題がある。水蒸気が存在すると、多くの固体は分解する
ので、その安定性は制限される。かかる問題の発生はた
とえば乾燥粉末からの食品の製造などの日常的な例か
ら、化学の実験室での溶液の製造にわたり、臨床の分析
用溶液にまでおよぶ。とくに後者のばあい、最終的な分
析用溶液が限られた安定性のみを有するのであれば、使
用前にすばやく固体と液体成分とから溶液を調製するこ
とが必要である。
【0005】一般的な問題は、水分に敏感な固体をあら
かじめ乾燥させ、水蒸気を通さないパッケージに包装す
ること、または水分に敏感な固体を乾燥し、かつ乾燥状
態を保持するために、吸湿性の物質とともに包装するこ
とによってしばしば解消される。溶液を調製するために
は、一定量の物質を秤量し、量を測った液体に溶解す
る。この方法では、固体を容器に定量的に移すこと、正
確に定められた量の溶媒を加えることおよび完全に溶解
させることが困難であるため、とりわけ分析用溶液には
不充分である。また、この方法は熟練者だけでなく精密
な実験器具をも必要とする。
【0006】いわゆるテストキットのばあい、使用者は
キットの製造者の説明にしたがって、分割された(port
ioned )、すなわち秤量ずみの固体に液体を加えて分析
用溶液を調製することによって液体の調製を行なう。撹
拌機またはミキサーを用いると使用者は固体を溶解する
作業を楽にすることができる。しかしながらこれらのば
あい、溶解させるためにはそれでも容器に固体を移すこ
とが必要である。したがって、一定濃度の溶液を調製す
るためには錠剤、粉末または顆粒の形状の一定量の固体
を容器に導入しなければならない。
【0007】既知の試薬貯蔵(stocking)装置(DE−
4039580)においては、試薬の入っているチャン
バーが混合用容器にねじで留められて(screwed )いる
とき、チャンバーを開けることによって試薬は専用の容
器(container )から混合用容器に移される。正確に決
められた濃度の溶液を調製するためには、試薬の入って
いたチャンバーを洗浄する必要がある。このことは実験
室の人員または精巧な洗浄器具を必要とする。
【0008】本発明の目的は、乾燥および乾燥状態を保
持するのに適した容器を提供することによって、水分に
敏感な固体と液体とからの液体の調製を簡単にすること
である。とくに基礎設備が乏しい状態でも、非熟練者に
よる分析用溶液の調製を容易にしようとするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は少なくとも1つ
の固体と少なくとも1つの液体相とから液体を調製する
ための装置であって、(i)少なくとも1つの固体を収
納し、少なくとも1つの該固体および少なくとも1つの
液体相を収容するのに充分な体積を有する容器、(ii)
乾燥剤を収納する乾燥剤チャンバー(desiccant chambe
r )、および(iii)乾燥剤チャンバーを閉じる、水蒸気
透過性の分離要素(separating element)が、乾燥剤が
水蒸気を容器の内容物といつでも交換することができ、
かつ容器の液体または固体の内容物が乾燥剤と直接接触
することが本質的に不可能であるように組み合わせられ
ていることを特徴とする液体調製用装置に関し、かかる
装置によって前記目的を達成することができる。また本
発明の装置においては濡れ(the wetting )に対する臨
界表面張力が70mN/m未満、好ましくは25〜65
mN/m、さらに好ましくは30〜40mN/mである
物質を分離要素として用いる。
【0010】したがってかかる目的は、つぎの要素:最
初は固体が入っており、かつ固体の溶解を行なう容器、
および前記容器と接続しており(connected )、乾燥剤
の入っている乾燥チャンバーを組みあわせることによっ
て達成される。
【0011】
【実施例】調製される溶液の固体は種々の形状で存在し
うる。これらには粉末、錠剤、顆粒、ペレットまたは凍
結乾燥によってえられる凍結乾燥物(lyophilisates )
が含まれる。
【0012】いくつかの物質の溶液はいくつかの成分か
らなる固体を用いて調製できる。しかしながら、これら
の成分が溶液中でまたは湿気の存在下で相互に配合禁忌
(incompatible)であるばあい、すなわち望ましくない
方法で相互に反応するばあいでも、乾燥状態では、かか
る物質を相互に反応させることなく共に保存することが
多くのばあいにおいて可能である。固体の保存安定性
は、容器内の湿度を低レベルに保持する乾燥チャンバー
によって高められる。容器内部と水蒸気を交換しうるチ
ャンバー内の乾燥剤の存在により、容器内の部分水蒸気
圧が減少する。調製方法に由来する残存水分量を有する
固体のばあい、固体を乾燥させるために、または残存水
分を除去するために、本発明の装置に固体を保存するこ
ともまた可能である。
【0013】液体相は純粋物質(たとえば蒸留水)から
なる液体でも数種の液体の混合物でもよい。また液体相
は、調製された液体の安定性を高め、その機能を保証す
るために、たとえば緩衝剤、安定剤または別の溶解した
物質を含有することもできる。
【0014】液体を調製するためには、液体相を容器内
の固体に加える。この操作は手動で、またはデバイスに
よって自動的に行なうことができる。広範な試薬濃度が
同じ分析結果をもたらすがゆえに、調製された液体の濃
度が正確である必要がないばあい、液体相の測定は、た
とえば容器壁面のしるし(mark)によって行なうことが
できる。たとえば、酵素は完全に分析物を変換するの
で、測定結果は試薬の広範囲にわたる酵素濃度に依存し
ない。逆に滴定分析に適した標準溶液を調製するために
は、体積または重量で決められた量の液体相を、決めら
れた量の固体に加えることが必要である。溶液は固体と
液体相とを手動でまたは機械的に混合することによって
調製される。多数の分析用溶液の調製を標準化すること
ができる。これらの具体例では液体相はすでにさらなる
成分、たとえば緩衝剤および補助剤を含有しているの
で、常に一つの同じ液体相を多くの異なる分析用溶液に
用いることができる。
【0015】本発明の装置の固体と液体相とからえられ
る液体は、溶液、懸濁液または乳濁液である。たとえば
酵素リパーゼの検出用乳濁液は、トリス(ヒドロキシメ
チル)アミノメタン(以下、トリスと略す)、デオキシ
コール酸ナトリウム、CaCl2 、トリオレイン、コリ
パーゼおよびNaN3 からなる固体に水を加えることに
よってえることができる。
【0016】本発明によれば、装置は容器および乾燥チ
ャンバーを有している。これらは液体が乾燥剤に入るの
を防ぐ分離層(separating layer)によって隔てられて
いる。かかる分離層は2つの矛盾する要件を満たす。こ
の分離層は水蒸気に対しては透過性であり、水分が容器
内部から気相を経由して乾燥チャンバーに移動するのを
可能にする一方で、他方では、凝相中の水に対してはバ
リヤー効果がある。製造方法にとっては、これによって
溶液の調製を前に水分に敏感な固体が保存されていたの
と同一の容器中で行なうことができるというような簡略
化がなされる。好ましい実施態様では、固体は装置の製
造中にすでに容器の中に分配されている(dispensed
)。このばあい、使用者は固体を容器に移す必要はな
い。そのうえ使用者が、水分に敏感なまたは吸湿性でさ
えある物質を秤量し、移さねばならないという問題も解
消される。製造者は、室内が乾燥した状態で、きわめて
正確な天秤を用いて装置を満たす(fill)ことができ
る。こうして、実験室のない使用者でも、水分に敏感な
固体から標準化された分析用溶液を調製することができ
る。
【0017】好ましい実施態様では、えられる溶液を収
容するのに充分大きい容器に固体が備えられており、き
わめて簡単で、安全かつ確実な操作が可能である。この
容器はふた(closure )、たとえば栓(stopper )また
はスクリューキャップを有しており、これに乾燥剤チャ
ンバーが、容器を閉じたときに収納されている乾燥剤が
容器の内部から水蒸気を吸収することができるような方
法で取り付けられている。この実施態様では、乾燥チャ
ンバーは乾燥させる、および/または固体の乾燥状態を
保つ役割をしており、液体調製時にはふたとして用いる
こともできる。
【0018】容器内に乾燥チャンバーを据えることも、
容器を閉じるために別の部品を用いることもできる。さ
らに、たとえばスクリューキャップまたはカバーによる
開封手段のない実施態様も可能である。これらの実施態
様では、固体および乾燥チャンバーを容器の製造中にあ
らかじめ容器に組み込めばよい。液体相は、使用者が液
体を用いる前に、たとえばカニューレを用いた注射によ
って容器内に分配することができる。
【0019】本発明の液体調製用装置は以下に説明する
ようにその種々の実施態様において、矛盾する要件を含
みうる問題に対して解決策(solutions )を提供するも
のである。
【0020】液体を収容するために構成された従来の容
器はまた、乾燥するための栓(drying stopper)を本発
明にしたがって用いることにより、水分に敏感な固体を
保存および再乾燥するために用いることもできる。容器
および乾燥剤栓(desiccantstopper )はこのように新
しい機能的ユニット(unit)となる。
【0021】本発明の液体調製用装置においては水分に
敏感な充填材(filling meterials)を、これを循環さ
せる目的で、完全に水蒸気気密性ではない容器(contai
ner)に分配することができる。
【0022】固体の充填材は分配されるさい、その製造
方法ゆえに、保存に望ましい水分含量よりも、より高い
流動的な(mobile)水分含量を有していてもよい。かか
る充填材は安定性に必要な最小残存水分含量にまで本発
明の装置を用いて再乾燥することができる。
【0023】分離要素は、液体に対する良好なバリヤー
効果とともに高い蒸気透過性(vapour permeability )
を合わせもっている。
【0024】本発明の装置を用いた液体の調製方法はつ
ぎの工程:(I)密閉容器に固体を保存する工程、(I
I)たとえばキャップをまわしてあける(unscrewing)
ことによって、装置を開ける工程、(III)すでに固体を
収納している容器を液体相で満たす工程、(IV)たとえ
ばキャップをまわしてしめる(screwing)ことによっ
て、装置を閉じる工程、および(V)液体相と固体とを
混合する工程で行なうことができる。
【0025】容器を液体相で満たす工程(III)は、手動
でまたは機械によって行なうことができる。好ましい具
体例の代表は自動化分析装置内の容器を自動的に満たす
ことである。容器は装置に付属のキャップで、または別
の(further )キャップで閉じることができる。本方法
におけるこの工程では、自動的な手順だけでなく手動的
な手順で行なうこともできる。
【0026】本発明の方法の特別な実施態様において、
混合中に液体が容器から漏れないばあい、容器を閉じる
工程を省略することができる。混合は、たとえば、撹拌
することによってまたは容器を適当に回転させることに
よって行なうことができる。液体に浸漬させたローター
による機械的な撹拌を除いて、撹拌技術ではとりわけ、
磁界によって動く、通常棒状の磁石を容器内に設ける、
いわゆるマグネチックスターラーが知られている。さら
に、たとえば、容器内の物質を容器の上側にある開口部
(opening )から漏らすことなく容器の内容物を混合す
る、細菌培養用振とう器(rockers for bacterial cult
ures)が知られている。混合工程が密閉容器中で行なわ
れるなら、前に述べた方法が利用できる。さらに、手動
混合では普通である、あらゆる位置に、容器が位置しう
るような方法を用いることが可能である。
【0027】混合工程(V)ののちえられる液体は容器
内にある。この液体は、たとえばカニューレを容器に貫
通させることによって、または容器内に備えられた別の
器具(device)によって採取する(withdraw)ことがで
きる。しかしながら液体は容器を開け、乾燥剤が入った
キャップを取り除いたのちに採取することが好ましい。
【0028】本発明の装置の利点は、固体の保存容器
が、固体と液体相とを混合するための容器として、およ
び液体相を加えたのち乾燥剤チャンバーを閉じたり取り
除いたりする必要なしにえられる液体を保存するための
容器としても、役に立つということである。
【0029】本発明の装置のさらなる利点は、乾燥剤を
収納したキャップを、固体の保蔵中はもちろん、えられ
る液体の保存中、好ましくは液体相と固体との混合中で
さえも、用いることができるということである。
【0030】以下に本発明を、図面によりさらに詳細に
説明する。
【0031】図1は本発明の乾燥剤を含有する乾燥剤チ
ャンバーの縦断面図である。
【0032】図2は容器(円状に並べてあるもの)およ
び乾燥剤チャンバー(中央にあるもの)の実施態様を示
す図である。
【0033】図3は本発明の装置を用いた液体の調製方
法における各工程を示す図である。
【0034】図4は固体を本発明の種々の装置に保存し
たときの固体の水分含量を示す図である。
【0035】乾燥剤チャンバーの好ましい実施態様は、
その構造の結果として、容器を閉じるのに適しているチ
ャンバーである。このような乾燥剤チャンバーは以下に
おいては乾燥剤栓(desiccant stopper )を意味する。
【0036】図1において乾燥剤栓1は壁2によって外
側と隔てられている(closed)。これは多数の材質、た
とえばプラスチック、金属およびボール紙で構成されて
いてもよい。しかし、いくつかの有益な性質をもってい
るという理由から、壁はプラスチックでできていること
が好ましい。適当な壁の厚さ、好ましくは0.5mmよ
り大きい厚さをもつプラスチックは、栓の中の乾燥剤を
周囲から隔て、これによって、湿気は周囲と乾燥剤との
あいだでわずかに交換されうるが、外部の水分によって
乾燥剤が実質的に消費されるのは避ける、という性質を
もっている。さらにプラスチックは乾燥剤4用の空間と
ねじ山3とを有する形状に容易に成形することができ
る。
【0037】乾燥剤4は栓の内部に備えられている。モ
レキュラーシーブ、シリカゲル、硫酸ナトリウム、硫酸
カリウムなどの適当な乾燥剤を選ぶときに専門文献から
既知の物質が利用できる。前記の使用に適している、ゼ
オライトタイプのモレキュラーシーブは「モレクラルシ
ープ タイプ 511(Molekularsieb Typ 511 )」の
名称で、グレース ゲーエムベーハー カンパニー(Gr
ace GmbH Company)から入手できる。用いる乾燥剤の量
およびその乾燥能力(drying capacity )は、要すれ
ば、流動的な固体中の水分があるばあいは吸収し、およ
び外側から透過してくる湿気を、溶液調製時まで吸収す
ることができるようなものでなければならない。他方で
乾燥剤の量は、えられる液体が調製装置に保存されると
き、乾燥剤が溶液から水を吸収することによって濃度が
著しく変化しないような少量であるべきである。乾燥剤
の量が数グラムの範囲で好ましく用いられ、液体の量が
デシリットルの範囲であるばあい、乾燥剤によって生じ
る誤差は、分析用溶液には許容範囲内である。多くのば
あい、液体は調製後すぐに分析装置内で用いられよう。
好ましい実施態様において、乾燥剤栓のない容器は、分
析装置内の、そのために設けられた位置に設置される。
このばあい液体は、その調製中に、乾燥剤栓と直接的ま
たは間接的に接触するだけである。このように溶液の乾
燥効果はきわめてわずかな程度だけ生じるだろう。乾燥
効果はすべてのばあいにおいて、固体と液体相とを混合
したのち、乾燥剤栓を乾燥剤を有しないキャップと取り
替えることによって防ぐことができる。
【0038】乾燥剤と容器内部とをたがいに隔てる分離
要素6は本発明の重要な一面を表わしている。分離要素
6の材質は、水蒸気に対しては透過性であるが、最終的
な試薬溶液に対しては完全なバリヤーであるような種類
の材質である。本発明においては、濡れに対する臨界表
面張力が70mN/m未満、好ましくは25〜65mN
/m、さらに好ましくは30〜40mN/mである物質
を分離要素として用いるのが好ましい。近年、これら両
方の性質を併わせもった特別なプラスチックが開発され
ている(たとえばEP−A−0500173)。しかし
ながら、たとえば含浸させた織布(impregnated fabric
s )およびボール紙など、ほかの物質を用いることもで
きる。本発明の好ましい実施態様では、液体が乾燥剤チ
ャンバー内に浸入することおよび乾燥剤に液体が浸透す
るのを防ぐ、表面張力を有するボール紙を用いる。適当
なボール紙は、たとえばGC1およびGC2の名称でブ
ッフマン ゲーエムベーハー カンパニー(Buchman Gm
bH Company)が、およびUD2の名称でラークマン ゲ
ーエムベーハー カンパニー(Laakmann GmbH Company
)が販売している。撥水性作用(water repellent act
ion)は主としてコーティング、顔料および合成結合剤
からなる、いわゆる被膜(coat)によって、確実とな
る。ボール紙の表面張力が70mN/m未満であるばあ
い、ボール紙はもはや水に濡れることがなく、基本的に
は水は透過することができない。しかしながら、水蒸気
に対してはなお透過性である。表面張力がより小さい液
体のばあい、液体が透過するのを防ぐためには表面張力
がより小さい分離要素も必要である。ボール紙の表面張
力は、市販のテストインク、たとえばアルコテック オ
ーベルフレッヘンテフニク ゲーエムベーハー カンパ
ニー(Arcotec Oberflaechentechnik GmbH Company)の
テストインクを用いて、簡単な方法で測定できる。
【0039】分離要素の配置はたとえば図1に示されて
いる。分離要素6は液体が容器内部から乾燥剤へと通過
するのを妨げるように中空のプラグ(plug)5に固定さ
れている。好ましい実施態様においてこのことは、分離
要素6が、容器内部に面する中空のプラグ5の開口部に
位置するということによってなされている。フランジン
グ(flanging)7は、中空のプラグに分離要素6を設け
るために用いられており、中空のプラグと機械的に直接
接続し、分離要素6のまわりをとりまいている。フラン
ジング7は、乾燥剤チャンバー4によって形成される空
間および分離要素6を、液体と隔てるものである。分離
要素が水と接触すると膨張し、すき間をうめるのでわず
かな漏れやすさがあったとしても密閉することができ
る。実施例1では、水性の液体試薬に対して直接接触さ
せて用いたボール紙の分離効果を示している。
【0040】図2では、本発明の乾燥剤栓を有する容器
を環状に並べて示し、その中央に2つの乾燥剤栓を示し
ている。図2中の符号、40、41、42、43、4
4、45、46、47および48はそれぞれ、容量が
7、15、20、22、30、50、70、110およ
び300mlである容器を示し、49および50は乾燥
剤のための容量がそれぞれ2mlおよび4mlである乾
燥剤栓を示している。容器の形状だけでなく、壁の厚さ
も広い範囲内で変えることができる。容器の材質は水に
対して不透過性でなければならないが、水蒸気に対して
は部分的に透過性であってもよい。たとえば液体を保存
するためのボトルを製造するのに用いられるようなプラ
スチックが容器に適している。たとえば、ポリエチレン
などがあげられる。しかしながら、壁の厚さは、機械的
安定性および水蒸気透過性の理由で、0.5mmより大
きいことが好ましい。容器の製造法、たとえば射出成形
または射出ブロー成形は、適当な壁の厚さが確保できる
ならば、いかなる制限も受けない。
【0041】図3は固体と液体とからの液体の調製方法
を示している。(a)では、乾燥剤栓で閉じられた容器
内に固体が位置している。容器を開けた(乾燥剤栓を取
った)のち、(b)では、固体に液体を加えることが示
されている。前記キャップまたは新しいキャップで容器
を閉じたのち、(c)のように振とうして固体と液体相
とを混合する。
【0042】実施例1 固体試薬を水で溶解することによる液体試薬の調製 ボール紙の形態の分離要素のバリヤー効果および化学物
質に対する乾燥チャンバーの不活性さ(inertness )。
【0043】液体試薬の調製 ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NADH)と
反応させることによってアスパルテートアミノトランス
フェラーゼ(GOT)およびアラニンアミノトランスフ
ェラーゼ(GPT)を臨床化学的に測定するための、固
定の反応混合物からの液体調製用装置について試験を行
なった。
【0044】出来合いの(ready-to-use)試薬を調製す
るために、容器に水を満たして固体を部分的に溶解し、
乾燥剤入りスクリューキャップをしめて振とうしたの
ち、最終的に、あらかじめ計算した(precalculated )
量の水に溶解した。このときGOT測定用に作られた試
薬溶液はつぎのような組成であった。
【0045】 トリス 27.8 mmol/l トリス・塩酸 58.4 mmol/l L−アスパラギン酸塩 254 mmol/l α−ケトグルタル酸塩 12.7 mmol/l NADH 0.19mmol/l 2−クロロアセトアミド 10.7 mmol/l MDH 1200 U/l LDH 4390 U/l ポリビニルピロリドン 約0.1重量% GPT測定用の試薬溶液はつぎのような組成であった。
【0046】 トリス 15.9 mmol/l トリス・塩酸 89.6 mmol/l L−アラニン 530 mmol/l α−ケトグルタル酸塩 15.9 mmol/l NADH 0.19mmol/l 2−クロロアセトアミド 10.7 mmol/l LDH 8900 U/l ポリビニルピロリドン 約0.1重量% バリヤー効果の試験 通常の使用におけるストレス(stress)をはるかに越え
て、容器を上下を逆さにして24時間保存した。
【0047】つぎに液体に対するバリヤー効果を調べる
ため、スクリューキャップを開き、乾燥剤を点検するた
めにボール紙の分離要素(ラークマン ゲーエムベーハ
ーカンパニーのボール紙UD2)をはずした。すべての
ばあいにおいて、乾燥剤はまだ乾燥していた。すなわ
ち、バリヤー効果はすべてのばあいにおいて存在してい
た。
【0048】乾燥剤チャンバーの化学的な不活性さの試
験 化学的な機能は、つぎの2つの試験基準を用いて評価し
た。
【0049】(1)基準値を100%として、対照サン
プル中のある決められた量のGOTまたはGPTの回収
率(W[%])を測定することにより、分離要素のコン
トロール機能について調べた。
【0050】(2)活性物質の含量(NADH含量)を
340nmにおける吸光度によって測光的に測定した。
【0051】(1)においてはつぎの一連の反応がおこ
る。
【0052】
【数1】
【0053】
【数2】
【0054】(II)のばあい、反応IIは測光的に検出す
るためのいわゆる指示薬反応(indicator reaction)で
ある。
【0055】実験結果を表1に示す。
【0056】
【表1】
【0057】測定値は、試薬の機能および活性物質の含
量が乾燥剤栓の存在によって、極度のストレス下でさ
え、ほとんど影響をうけていないということを示してい
る。試薬が乾燥剤と反応するようなばあい、GOTまた
はGPTの回収率は減少する。それゆえ100%に近い
回収率の値は、本発明の装置を試薬溶液の保存に用いる
ことができるということを示している。
【0058】実施例2 保存中の乾燥状態の維持 いずれのばあいにおいても、GOTおよびGPTの臨床
化学的測定用の2バッチの固体試薬混合物について調べ
た。
【0059】GPT測定用の液体試薬を調製するのに用
いられる固体は、100gの顆粒につぎのようなものを
含有していた。
【0060】 トリス 2.72g トリス・塩酸 20.06g L−アラニン 67.07g α−ケトグルタル酸塩 5.09g NADH 1.34g 2−クロロアセトアミド 1.42g LDH 約0.34g ポリビニルピロリドン 約1.93g この混合物5.7gを、壁の厚さが約1mmであるポリ
エチレン製の装置内に保存した。この装置にはモレキュ
ラーシーブの形態の乾燥剤(D)(タイプ511,グレ
ース ゲーエムベーハー カンパニー社製)1.4gを
用いた。
【0061】GOT測定用の同様の混合物には顆粒10
0gあたりつぎのものを含有していた。
【0062】 トリス 5.31g トリス・塩酸 14.48g L−アスパラギン酸ナトリウム塩 70.31g α−ケトグルタル酸塩 4.51g NADH 1.48g 2−クロロアセトアミド 1.57g MDH 約0.22g LDH 約0.19g ポリビニルピロリドン 約1.97g この実験においてはこの混合物7.0gを、乾燥剤とし
て前記のモレキュラーシーブ1.4gを用いて保存し
た。
【0063】機能に対する装置の能力(ability )を測
定するために、乾燥剤入りスクリューキャップを有する
装置を、乾燥剤入りスクリューキャップのないその他は
同等の性質の容器とそれぞれのばあいにおいて比較し
た。
【0064】試験基準は (1)充填材の水の含有量(カール−フィッシャー(Ka
rl-Fischer)法で測定した) (2)活性物質(NADH)の含有量(340nmにお
ける吸光度によって測光的に測定した) とした。
【0065】結果を表2に示す。
【0066】
【表2】
【0067】さらにGOTの例では、安定性に対して臨
界的な(critical)流動的な水分だけが選択的に除去さ
れ、安定性に対して臨界的ではない、結晶水である非流
動的な部分は、影響を受けずに残っている。
【0068】実施例3 製造方法(process )由来の水分を含有する顆粒の再乾
燥 最初の水分含有量が0.59重量%(カール−フィッシ
ャー法で測定)である顆粒5.7gを、液体調製用装置
に入れ(dispensed )、付属の乾燥剤入りスクリューキ
ャップでこの装置を閉じた。この顆粒の組成は実施例2
に記載のGPT測定用混合物と同じであった。ラークマ
ン カンパニー社製のボール紙デュプレックス(Duple
x)1 UD2を分離要素として用いた。乾燥剤として
は、1.4gのモレキュラーシーブを用いた。
【0069】装置は再乾燥の段階(phase )のあいだ室
温に保ち、水分含有量をカール−フィッシャー法で定期
的に測定した。
【0070】図4は装置の水分含有量f(重量%)と、
保存時間t(日)との関係を示している。
【0071】容器の大きさの種々の組み合わせがグラフ
中に示されているが、それぞれの記号の意味するものは
つぎのとおりである。
【0072】 □:容器の容量 22ml、乾燥剤2ml ◇:容器の容量 50ml、乾燥剤2ml △:容器の容量110ml、乾燥剤2ml ×:容器の容量110ml、乾燥剤4ml 1日後、顆粒はすべてのボトルにおいて、水分含有量が
0.2重量%未満にまで、再乾燥されていた。
【0073】
【発明の効果】本発明の装置を用いれば、溶液、懸濁液
または乳濁液などの液体を製造する際に、固体の入って
いる容器と混合用の容器とが同一であるため、定められ
た量の固体をすべて溶解させることができ、目的とする
濃度の液体が確実にえられる。乾燥剤チャンバーによ
り、用いる固体が水分に敏感な固体であっても乾燥状態
が維持され、保存安定性が高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の乾燥剤を含有する乾燥剤チャンバーの
縦断面図である。
【図2】容器(円状に並べてあるもの)および乾燥剤チ
ャンバー(中央にあるもの)の実施態様を示す図であ
る。
【図3】本発明の装置を用いた液体の調製方法における
各工程を示す図である。
【図4】固体を本発明の種々の装置に保存したときの固
体の水分含量を示す図である。
【符号の説明】
1 乾燥剤栓 2 乾燥剤栓の壁 3 乾燥剤栓のねじ山 4 乾燥剤チャンバー 5 乾燥剤栓の中空のプラグ 6 分離要素 7 フランジング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハーバート ブッシェク ドイツ連邦共和国、デー−82362 バイル ハイム、ヘルンフェルトストラーセ 9ア ー (72)発明者 ミハエル キューンル ドイツ連邦共和国、デー−81241 ミュン ヘン、カール−フロマトニーク−ストラー セ 2 (72)発明者 ローラント イーリッヒ ドイツ連邦共和国、デー−68623 ラムペ ルトハイム、イム ドルンハーク 10 (72)発明者 クラウス エルラー ドイツ連邦共和国、デー−82362 バイル ハイム、ドロッセルベーク 10 (72)発明者 マリア クーリー ドイツ連邦共和国、デー−82152 クライ リング、ハビッヒトベーク 8

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの固体と少なくとも1つ
    の液体相とから液体を調製するための装置であって、
    (i)少なくとも1つの固体を収納し、少なくとも1つ
    の該固体および少なくとも1つの液体相を収容するのに
    充分な体積を有する容器、(ii)乾燥剤を収納する乾燥
    剤チャンバー、および(iii)乾燥剤チャンバーを閉じ
    る、水蒸気透過性の分離要素が、乾燥剤が水蒸気を容器
    の内容物といつでも交換することができ、かつ容器の液
    体または固体の内容物が乾燥剤と直接接触することが本
    質的に不可能であるように組み合わせられていることを
    特徴とする液体調製用装置。
  2. 【請求項2】 濡れに対する臨界表面張力が70mN/
    m未満、好ましくは25〜65mN/m、さらに好まし
    くは30〜40mN/mである物質を分離要素として用
    いる請求項1記載の装置。
JP6016805A 1993-02-13 1994-02-10 液体調製用装置 Expired - Lifetime JP2558434B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4304450A DE4304450A1 (de) 1993-02-13 1993-02-13 System zur Zubereitung von Flüssigkeiten
DE4304450.6 1993-02-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06247476A true JPH06247476A (ja) 1994-09-06
JP2558434B2 JP2558434B2 (ja) 1996-11-27

Family

ID=6480442

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6016805A Expired - Lifetime JP2558434B2 (ja) 1993-02-13 1994-02-10 液体調製用装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6274304B1 (ja)
EP (1) EP0611596B1 (ja)
JP (1) JP2558434B2 (ja)
AT (1) ATE161755T1 (ja)
CA (1) CA2115379C (ja)
DE (2) DE4304450A1 (ja)
ES (1) ES2113563T3 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE29513987U1 (de) * 1995-08-18 1995-10-26 Friedrich Sanner GmbH & Co KG Spritzgußwerk, 64625 Bensheim Behälter-Verschluß mit Trockenstoffkammer
WO1997029846A1 (en) * 1996-02-13 1997-08-21 Aalto Scientific, Ltd. Pipetting devices preloaded with standardized control sample materials
DE19850934C2 (de) * 1998-11-05 2001-07-12 Lange Gmbh Dr Bruno Verschlußelement zum Verschließen, Aufbewahren und Einbringen von Reagenzien und/oder Hilfsstoffen in einen Reaktionsbehälter
AU2008269201B2 (en) 2007-06-21 2011-08-18 Gen-Probe Incorporated Instrument and receptacles for use in performing processes
DE102007051968A1 (de) * 2007-10-31 2009-05-07 Fischerwerke Gmbh & Co. Kg Mehrkomponenten-Kartusche
US9103749B2 (en) * 2012-10-11 2015-08-11 Fast Forward Forensics, LLC Biological sample collection apparatus
CN105682474A (zh) * 2013-09-02 2016-06-15 Jp专利公司 吸氧组合物和易因氧发生腐败的物品的保存
WO2017210218A1 (en) * 2016-05-31 2017-12-07 Siscapa Assay Technologies, Inc. Device and methods for sample collection

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5713755A (en) * 1980-06-30 1982-01-23 Fujitsu Ltd Manufacture of semiconductor memory device
JPS5888364A (ja) * 1981-11-09 1983-05-26 エフ・ホフマン・ラ・ロシユ・ウント・コンパニ−・アクチエンゲゼルシヤフト モルフイナン誘導体

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1655248A (en) * 1924-08-16 1928-01-03 Panay Horizontal Show Jar Comp Moisture-regulating device
US2317882A (en) * 1940-05-31 1943-04-27 Charles F Boesel Absorbent closure cap for receptacles containing dry medicinal materials and the like
US2446361A (en) * 1945-07-09 1948-08-03 Herbert B Clibbon Moisture vapor indicator for packaged goods
US2487620A (en) * 1946-03-08 1949-11-08 Waller Fred Desiccator
US2548168A (en) * 1949-01-04 1951-04-10 Luce Mfg Company Food receptacle with desiccant
US2676078A (en) * 1950-07-21 1954-04-20 James Howard Young Canister
US3732627A (en) * 1970-11-23 1973-05-15 R Wertheim Removal of a liquid phase from a material
US3990872A (en) * 1974-11-06 1976-11-09 Multiform Desiccant Products, Inc. Adsorbent package
FR2341852A1 (fr) * 1976-02-19 1977-09-16 Sages Nouveau tube d'emballage
US4119407A (en) * 1976-03-08 1978-10-10 Bio-Dynamics, Inc. Cuvette with reagent release means
US4350508A (en) * 1981-12-21 1982-09-21 Santoro Dario S Desiccant cap
US4545492A (en) * 1982-09-30 1985-10-08 Firestone Raymond A Device for maintaining dry conditions in vessels
US5128104A (en) * 1987-04-27 1992-07-07 Murphy Harold R Cuvette for automated testing machine
DE3715938A1 (de) * 1987-05-13 1988-11-24 Boehringer Mannheim Gmbh Behaelter fuer teststreifen
DE4039580A1 (de) * 1990-12-12 1992-06-17 Boehringer Mannheim Gmbh Reagenzbevorratungssystem und mehrfunktionsbehaelter fuer trockene reagenzkomponenten und anderes schuettgut

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5713755A (en) * 1980-06-30 1982-01-23 Fujitsu Ltd Manufacture of semiconductor memory device
JPS5888364A (ja) * 1981-11-09 1983-05-26 エフ・ホフマン・ラ・ロシユ・ウント・コンパニ−・アクチエンゲゼルシヤフト モルフイナン誘導体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2558434B2 (ja) 1996-11-27
ATE161755T1 (de) 1998-01-15
CA2115379A1 (en) 1994-08-14
ES2113563T3 (es) 1998-05-01
EP0611596B1 (de) 1998-01-07
US6274304B1 (en) 2001-08-14
EP0611596A1 (de) 1994-08-24
DE4304450A1 (de) 1994-08-18
DE59404909D1 (de) 1998-02-12
CA2115379C (en) 2000-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Spiess et al. Critical evaluation of methods to determine moisture sorption isotherms
CA1129323A (en) Diagnostic agent for the detection of components in liquids
US3721528A (en) Method and apparatus for measuring the amount of a component in a biological fluid
US6037178A (en) Method for quality control of an analyzing system
JP2558434B2 (ja) 液体調製用装置
US4783172A (en) Respirometer
US20200200653A1 (en) Method and system for preparing a solution
US3493467A (en) Reversible biochemical reaction employing a trapping agent
CA2389211C (en) Material stability test kit
US7390673B2 (en) Method and device for identifying volatile substances in solution
US4308029A (en) Method and capillary tube for treating blood sample
CN113846142A (zh) 一种强碱性生化试剂、制备方法及用途
Mitchell Jr Methods for the determination of water in polymers
US8632732B2 (en) Device and method for measuring the water activity of foods
RU2359267C2 (ru) Способ калибровки детекторов газоанализатора и устройство для его осуществления
FI88310C (fi) Foerfarande och medel foer bestaemning av urea
CN111879768B (zh) 一种多功能分段显色的酸碱梯度快速检测瓶及其应用
CA1116987A (en) Process and apparatus for measuring the concentration of gaseous oxygen, carbon monoxide and carbon dioxide in gaseous or liquid samples, in particular in breath and blood samples
US3293147A (en) Measuring the presence of enzyme reactions
CN206691700U (zh) 一种多功能检测试剂盒
RU3644U1 (ru) Образец микроколичества вещества для градуировки аналитических приборов и контроля точности проведения анализов лабораториями
AU2005202638A1 (en) Material stability test kit
CN115561389A (zh) 一种白砂糖全水的检测方法
FI98864C (fi) Menetelmä ja testiväline asetonin määrittämiseksi
Zeman Determination of carbonates in detergents by gas chromatography